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DIY Cerna®顕微鏡ボディ用アタッチメント、拡張部品![]()
CSA3010 18.00" x 4.60" Breadboard Top CSA1001 Fixed Arm with SM1 and 30 mm Cage Compatibility WFA4111 SM2 to D1N Adapter OPX2400 Breadboard Top with Two-Position Slider Application Idea DIY Cerna System with 18.00" x 4.60" Breadboard Top and Fixed Arms CSA1003 60 mm Cage to D1N Adapter Related Items ![]() Please Wait ![]() Click to Enlarge こちらのDIY Cerna®システムではいくつかの顕微鏡ボディ用アタッチメントや拡張部品を使用して自作の試料観察や落射照明装置が作られています。 ![]() Click to Enlarge 当社のDIY Cerna落射照明用アーム付き顕微鏡ボディには幅95 mmのアリ溝が付いており、固定式または電動式アームが保持できます。また、D1Nメス型のアリ溝が筐体から196.5 mmの位置にあります。
特長
こちらのページの製品は当社のレンズチューブシステム、ケージシステムほかオプトメカニクス部品をCerna顕微鏡システムに組み込みます。 当社ではレンズチューブやケージシステムをCerna顕微鏡ボディから196.5 mmの位置にある光軸の中心に配置するアームをいくつかご用意しております。垂直なレールに直接取り付けてシステムの構造を支えるアームや、手動式もしくは電動式のモジュールに取り付けて光軸に沿って25.4 mm移動できるアームもございます。 さらにD1Nオス型アリ溝の中心に光学ポートがあるブレッドボードもご用意しています。これらのブレッドボード(M6 × 1.0タップ穴)は、Cerna顕微鏡ボディの落射照明用アームのD1Nメス型アリ溝に取り付けられるため、自作のオプトメカニクスのセットアップが構築可能です。光路の選択および結合が可能な、手動のデュアルポジションスライダが付いたタイプもご用意しています。 ![]() Share Your Work With Us!当社では、Carnaコンポーネントで自作の顕微鏡を構築されたお客様からのお写真のご提供をお待ちしています。さまざまな構築例を教えていただくことで、今後の製品の開発や改良の参考とさせていただきたいと考えています。 当社の95 mmレール付き取付けプラットフォームは、垂直方向のレールの任意の場所にカスタム設計のモジュールを取り付けられる設計です。SM1レンズチューブと30 mmケージシステムを蛍光フィルターキューブに取り付けられる落射照明モジュール、および、幅広い種類のDIY Cerna部品をレンズチューブやケージシステムに取り付けられる接眼レンズアダプタやアリ溝式アダプタも下記にご用意しております。 「顕微鏡のアリ溝」タブではCerna顕微鏡プラットフォームで使用されるアリ溝の詳細がご覧いただけます。また「ケージシステム概要」では当社のケージシステムの概要が記載されています。
顕微鏡のアリ溝アリ溝は、顕微鏡コンポーネントの結合や、光学ポートのアライメント用に使用されています。結合するには、コンポーネントのアリ溝をもう一方のアリ溝に差し込み、メス型アリ溝のロック用止めネジを1つ以上締め付けます。アリ溝には、直線形状と円形状の2種類があります。直線形状のアリ溝は、取り付ける部品を固定する前にスライドさせることが可能です。不要な自由度を制限しながら柔軟に位置決めができます。円形状のアリ溝は、異なるコンポーネントの光学ポートの位置を合わせ、光軸確保に必要なお客様の作業を最小化します。 当社では、自社の部品や他社の部品と、アリ溝を用いて結合できるコンポーネントを多く製造しています。対応するアリ溝を簡単に確認いただけるように、当社の部品に付いているアリ溝の種類に呼称(Dxxなど)を付けさせていただいています。この呼称は当社独自のもので、他の顕微鏡メーカに共通する呼称ではありませんのご注意ください。当社のアリ溝の種類一覧と、その主な寸法は右表をご参照ください。 当社のCerna® 顕微鏡では、対応するコンポーネントのみが結合できるよう、顕微鏡のそれぞれの部分で異なる種類のアリ溝が使用されています。例えば落射照明モジュール WFA2002 のアリ溝はD1Nオス型で、顕微鏡ボディの落射照明用アームのD1Nメス型アリ溝と結合します。XY顕微鏡ステージCSS2001のアリ溝はD1Yメス型で、取付けアームCSA1051のD1Yオス型アリ溝と結合します。 それぞれのコンポーネントのアリ溝の種類については下記の赤いアイコン( ご自身でアリ溝を機械加工したい場合には、右表にある各アリ溝の外径や角度(下の図で定義)をご参照ください。ただし、アリ溝の高さはご自身でお決めください。また、円形状のアリ溝では、内径および内孔径もご自身でお決めいただく必要があります。これらの値は同じ種類のアリ溝でも異なります。互いに適合するように設計された部品を使用すれば、確実に結合させることができます。 摩耗を低減し、かつ接続を容易にするために、多くのアリ溝では面取りや、窪み(リセス)などの機械加工が施されています。下の図はそのいくつかの例です。 ![]() Click to Enlarge 円形状のオス型アリ溝の加工方法の2例です。 ![]() Click to Enlarge 円形状のメス型アリ溝の加工方法の2例です。 カスタム顕微鏡Cerna®コンポーネントの標準インターフェイスCernaコンポーネントのアリ溝、光学部品用ネジ、ケージシステム用インターフェイスをご紹介しています。下表の項目にある標準的なインターフェイスを持たないDIY Cernaコンポーネントについては、表に掲載されていません。なお、機械的に結合しても必ずしも光学的に適合しているとは限りません。光学的適合性については当社のウェブサイトでご確認ください。
ケージシステムの概要当社のケージアセンブリシステムでは、自由で迅速な組み立てと正確なアライメントが可能で、大きなオプトメカニクスシステムを構築するのに便利です。 16 mm、30 mm、60 mmのケージシステム規格当社はケージシステム用ロッドを取り付けるネジ穴同士の中心間の距離に従って、3つの規格に分けています(下図参照)。 16 mmのケージシステム、30 mmのケージシステム、60 mmのケージシステムはそれぞれØ12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)、Ø25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)、Ø50 mm~Ø50.8 mm(Ø2インチ)の光学素子を納められる設計です。 小さなサイズの光学素子を大きなサイズのケージシステムに直接組み込むことのできる特殊設計のケージプレートもご提供しています。 標準ネジ規格ケージシステムは、しっかりと規定された取付け方法とネジ規格により、多くの種類の製品が直接取り付けられるよう、フレキシビリティを有したアセンブリシステムとなっています。 最も使用されている3つのネジ規格として、当社のSM05シリーズ、SM1シリーズ、SM2シリーズがあり、これら全てのネジ規格は、一般的な大きさの光学素子が収納できるように規定されています。 当社のレンズチューブのような構成要素部品は、これらの規格に対応する部品に直接取り付けられます。 ![]() ケージシステムの接続性を規定する標準のケージプレート寸法の1例
当社のネジ規格表当社のレンズチューブには標準規格外のネジを使用しております。下記は当社のレンズチューブやケージシステム部品に使用しているSMネジの規格表です。用途に適した結合部品の機械加工にご参照ください。当社ではCマウントやRMSネジ付きの製品もご用意しております。ネジ規格は下記をご覧ください。なお、他社製品は公差が下記ネジと異なる場合がありますのでご注意ください。こちらに掲載されていないネジの規格については当社までお問い合わせください。
Cerna®顕微鏡の構築Cerna顕微鏡プラットフォームの広い作業スペースとアリ溝式システムは、顕微鏡部品の接続や位置決めを容易に行うことができます。この柔軟性により光路設定済み顕微鏡はシンプルで安定したセットアップを実現しており、またその後のアップグレードや変更も簡単に行えます。下の動画では光路設定済み製品の概要とDIY Cerna顕微鏡の組立方法を例示しています。 光路設定済み顕微鏡キットの設計と組み立てCerna®顕微鏡キット4の紹介 こちらのCerna顕微鏡構成には落射照明モジュールと透過照明モジュールが含まれます。すべての光路設定済みCerna顕微鏡キットでは個々の部品の取り外しや交換が可能なため、フルカスタマイズが可能です。 顕微鏡キット4の組立方法 円形のアリ溝D1NやD2Nにより、試料観察や落射照明用の部品を光路に沿ってアライメントすることができます。顕微鏡ボディの95 mmの直線状のアリ溝は、対物レンズやコンデンサのマウント、 透過照明モジュールなどの固定に使用します。このアリ溝構造により、各部品はそれぞれ固定する前に垂直レールに沿ってスライドさせることができます。 DIY顕微鏡システムの組立方法DIY顕微鏡システムの組立方法 当社のシンプルなオプトメカニクスインターフェイスにより、独自のイメージング用にカスタム仕様のDIY顕微鏡を素早く組み立てたり、さらにそれを構成し直したりすることができます。 このCerna®マインドマップはDIY Cernaコンポーネントおよび関連アクセサリを包括したビジュアルツールです。当社Webサイトでご提供する情報の補足資料として作成いたしました。A3用紙1枚で印刷できるようレイアウトしてあります。 こちらまたは下記のイメージをクリックすると、印刷用PDFがダウンロードできます。こちらのページに掲載されている製品は、マインドマップのStep 2、4、5、8、9、12にございます。
顕微鏡の各部品をクリックするとそれぞれの機能がご覧いただけます。顕微鏡の原理ここではCerna®顕微鏡の一般的な機能について説明しています。右にある顕微鏡の図の各部品をクリックいただくか、下記のリンクをクリックいただくとCerna顕微鏡を組み上げて試料を可視化する方法についてご覧いただけます。
用語アーム:部品を顕微鏡の光路に合わせて保持 バヨネットマウント:内ネジのL字型スロットとそれに嵌合する外ネジのタブを用いた機械的なマウント方式 ベローズ(蛇腹):アコーディオン状のゴム製側面を持つチューブ。顕微鏡ボディと対物レンズとの間の光路を遮光しながら伸縮させることが可能です。 ブレッドボード:光学系の自作用に、タップ穴が等間隔に配列された平坦なボード アリ溝式:多数の顕微鏡部品に採用されている機械的な取付け方式。直線形状のアリ溝は、取り付ける部品を固定する前に一定の方向に沿って柔軟に位置決めができます。これに対し、円型アリ溝は部品を1箇所に固定します。詳細については「顕微鏡のアリ溝」タブまたはこちらをご覧ください。 落射照明:観察装置と同じ向きから試料を照らす照明。落射蛍光、反射型および共焦点顕微鏡は、落射照明で使用するイメージング手法の例です。 フィルターキューブ:フィルタやその他の光学素子を正確な位置で保持する顕微鏡用のキューブ。例えば、フィルターキューブは蛍光顕微鏡法および反射型顕微鏡法に不可欠です。 ケーラー照明:様々な光学素子を使用して試料面の視野内をデフォーカスしたり視野内における光の強度を平坦にしたりする手法。この手法にはコンデンサおよび光コリメータが必要です。 対物レンズ用ホルダ(レボルバ):顕微鏡の対物レンズを光路上に固定する際に使用するアーム 光路:光が顕微鏡を透過する際にとる経路 レール高:顕微鏡ボディのサポートレールの高さ 懐深さ(作業空間の奥行き):光軸から顕微鏡ボディのサポートレールまでの間の距離。懐深さのサイズは、作業高さとともに、顕微鏡を使用する際の作業空間の大きさを決定します 透過照明:観察装置に対して反対側の面から試料を照らす照明。明視野、微分干渉法(DIC)、Dodt勾配コントラスト、および暗視野顕微鏡法は、透過照明を利用したイメージング手法の例です。 作業高さ:顕微鏡ボディのサポートレール高にベース高を加えた高さ。作業高さのサイズは、懐深さとともに、顕微鏡を使用する際の作業空間の大きさを決定します。
![]() Cerna顕微鏡のボディ ![]() Click to Enlarge 顕微鏡ボディの詳細 顕微鏡ボディ顕微鏡ボディはあらゆるCerna顕微鏡の土台となります。 サポートレールに使用している95 mmレールは、厳しい角度公差が得られるよう加工されているため、光路のアライメントや光学テーブルへの垂直な設置が確実に行えます。サポートレールの高さは350~600 mmから選択できますが、この高さによって実験用・顕微鏡用部品を使用できる縦方向の空間の大きさが決まります。 光路からサポートレールまでの懐深さは196.5 mmあるため、広い実験用スペースが得られます。顕微鏡ボディに部品を取り付ける際はサポートレール上の直線的なアリ溝を使用しますが、部品によっては落射照明アーム上の円型アリ溝が使われます。 詳細については、「顕微鏡のアリ溝」タブまたはこちらをご覧ください。
![]() Cerna顕微鏡には、上から(黄色)または下から(オレンジ)照射するタイプの照明が使用可能です。どちらのタイプにも照明光源(緑)が付いています。 照明Cerna顕微鏡では、試料を上から(落射照明、右図で黄色に色付けされた部品参照)または下から(透過照明、オレンジ色に色付けされた部品参照)の2方向から照射することができます。 落射照明は、観察装置と同じ側から試料を照らす照明です。したがって、照明光源(緑色に色付けされた部品参照)からの光と試料面からの光は部分的に光路を共有します。これは蛍光、共焦点および反射型顕微鏡に使用されます。落射照明モジュールは光を光路に沿って導き調節します。円型のD1Nアリ溝を使用して顕微鏡ボディの落射照明アームに取り付けます(詳細については「顕微鏡のアリ溝」タブまたはこちらをご覧ください)。複数の落射照明モジュールや、カスタマイズ用のタップ穴が等間隔で配列されたブレッドボードトップを取り付けることができます。 透過照明:観察装置に対して反対側の面から試料を照らす照明です。明視野、微分干渉法(DIC)、Dodt勾配コントラスト、斜光および暗視野顕微鏡法などのイメージング手法に使用されます。 透過照明モジュールは光を調節し(一部のモデル)、光路に沿って光を導きます。直線的なアリ溝を使用して顕微鏡ボディのサポートレールに取り付けます(詳細については「顕微鏡のアリ溝」タブまたはこちらをご覧ください)。イメージング手法によっては、ビーム特性を変更するために追加の光学素子が必要となりますが、このような光学素子は、レンズチューブやケージシステムを使用して光路に簡単に組み込むことができます。また、当社では、入射したコリメート光から最適なケーラー照明を生むために使用するコンデンサもご用意しています。コンデンサは取付けアームに装着し、サポートレールから一定の距離の光路上に固定します。このアームは、コンデンサを試料と透過照明モジュールにアライメントするための集光モジュールに取り付けます。
![]() 試料面からの光は対物レンズ(右図で青色に色付けされた部品)によって集められ、三眼鏡筒または光学ポート(ピンク色に色付けされた部品)を使用して観察されます。 試料の観察/記録照明ができたら、顕微鏡を使用して試料を観察します。顕微鏡には試料面に光を集光し(右図で青色に色付けされた部品参照)、生成した画像を可視化する(ピンク色に色付けされた部品参照)機能が必要です。 顕微鏡の対物レンズは、光を集め、試料面からの光を拡大してイメージングを行います。Cerna顕微鏡の対物レンズは対物レンズ用レボルバ(ホルダ)にネジ止めされ、顕微鏡ボディのサポートレールから一定の距離の光路上に固定します。対物レンズ用レボルバ(ホルダ)は電動式集光モジュールに固定し、対物レンズの焦点を合わせたり、試料を取り扱う際に対物レンズの位置をずらしたりすることができます。対物レンズとの間を遮光できるように、顕微鏡にはベローズが付いています(図には記載なし)。 試料観察およびデータ取得用に様々なモジュールをご用意しています。三眼鏡筒には視点が3箇所あり、カメラを使用した場合と同様に試料を直接観察できます。ダブルカメラポートが2つの観察チャンネル内で光路を変更または分岐します。カメラチューブの選択により像の倍率を低く、もしくは高くさせることができます。データ取得用に、当社ではカメラおよび光電子増倍管チューブ(PMT)をご用意しています。PMTは共焦点顕微鏡の蛍光信号を検出する際に必要です。ブレッドボードトップを使えばカスタム設計の撮像セットアップを構築できます。モジュールは円型アリ溝を使用して顕微鏡ボディに取り付けます(詳細については「顕微鏡のアリ溝」タブまたはこちらをご覧ください)。
![]() 右図の高剛性スタンド(紫色)はご提供可能な試料取付けオプションの1例です。 試料/実験機器の取付け様々な試料や機器の取付けオプションによって、顕微鏡システムの広い作業スペースを有効利用することができます。大きな試料および補助装置は取付けプラットフォームを使用して設置することができます。このプラットフォームは顕微鏡ボディの辺縁に置くことができ、タップ穴が等間隔で配列されたブレッドボードに対応しています。小さな試料は高剛性スタンド(右図の紫色に色付けされた部品)に取り付けることができます。高剛性スタンドには多様な試料調製法やデータ取得手法に対応したホルダが付属しており、たとえばスライドやウェルプレート、ペトリ皿などに対応できます。一般的な試料マウント方法の場合は、手動XYステージを使用して試料スライドを顕微鏡ボディに直接取り付けることもできます。高剛性スタンドは電動ステージ(別売り)を用いて駆動できます。また可動型取付けプラットフォームには電動または手動移動用の機構が内蔵されています。顕微鏡で複数の実験を同時に行いたい場合は、高剛性スタンドを取付けプラットフォームの上部に取り付けて、複数の装置を個別にかつ同期させて動作させることができます。 ![]() ![]() Click to Enlarge 固定式アームで透過照明を付けた自作のCernaシステム
固定式アームは、Cerna顕微鏡ボディに取り付けると、レールの端から196.5 mmの位置に配置されるよう設計されています。自作の光路の構造のために設計されており、95 mmのアリ溝式クランプにより顕微鏡筐体のアリ溝式レール面に沿ってどこにでも固定可能です。位置固定には4 mmの六角止めネジ(セットスクリュ)2個を締め付けます。 こちらの固定式アームは2種類ご用意しております。CSA1001にはSM1内ネジと、30 mmケージシステムロッド用タップ穴が4つあります。CSA1002にはSM2内ネジと、60 mmケージシステムロッド用タップ穴が4つあります。右の写真では、自作の透過照明装置を構築するために両方の固定式アームを使用しています。 95 mmのアリ溝式クランプ裏の4つの3/32インチキャップスクリュを外すと、アリ溝クランプと光学ポートが付いているプレートを切り離すことが可能です。厚さ25.4 mmのクランプに厚さ12.7 mmのプレートを取り付けると、プレートの表面とクランプの上部または底部が同一の平面上になります。このような柔軟性あるアーム構造により、アリ溝式クランプを顕微鏡ボディ側に位置固定した状態で、限られたスペースで最も効率的な取り付けが可能となります。プレートとアリ溝が適切にアライメントするための位置決めピンが付属しています。 電動移動が適した用途についてはCSA2100(下記参照)をご検討ください。 ![]()
ZFM1030を使用した場合、アームの底面はモジュールの中央の位置になります。
当社の手動式移動モジュールとアームは、 Ø50 mm~Ø50.8 mm(Ø2インチ)レンズチューブ、60 mmケージシステム、そしてカスタム仕様のアセンブリをDIY Cernaシステム筐体から196.5 mmの位置に取り付け、光軸に沿って25.4 mm移動させることができます。 手動式移動モジュール 光軸に沿ってアームを高精密に移動させる必要がある場合は、下記の電動式モジュールのご使用をお勧めいたします。 アーム ![]()
当社の電動式モジュールとアームは、 Ø50 mm~Ø50.8 mm(Ø2インチ)レンズチューブ、60 mmケージシステム、そしてカスタム仕様のアセンブリをDIY Cernaシステム筐体から196.5 mmの位置に取り付け、光軸に沿って25.4 mm移動できます。 電動式モジュール ZFM2020とZFM2030は同じ電動式移動ステージを使用します。ステージの仕様は右表でご覧ください。どちらも3軸コントローラMCM3001(下記参照)をご使用いただけます。 アーム ![]() Click to Enlarge 電動式モジュールはM4キャップスクリュを6つ使用してアームに取り付けます。 ![]() Click to Enlarge 電動式モジュールではアームの光学ポートの位置が筐体から196.5 mmの位置になります。こちらは電動式モジュールZFM2020とアームCSA2100です。 ![]() Click for Details ZFM2020は2通りの方向で使用可能で、光路に沿ってオプトメカニクスのアセンブリが取り付けられるスペースを確保できます。 ZFM2020を使用した場合、アームの表面はモジュールの底部(または上部)と同一平面となります。 ZFM2030を使用した場合、アームの表面はモジュールの中央の位置になります。 ![]()
3軸コントローラMCM3001には、左の写真のとおりコントローラとは別に手動制御ノブボックスが付いています。ノブボックスの各面には回転式ノブと押しボタン式のスイッチが付いており、それぞれが1つの軸を制御します。押しボタン式のスイッチは制御の有効・無効を切り替えます。有効時は緑色に点灯しています。無効にすると各軸の位置を維持したり、予期しない動きを防止できます。上面の小さなノブは、ノブ1回転ごとの移動量を調整します(詳細はController Specifications表をご覧ください)。 MCM3001は電動式焦準モジュールや高剛性スタンド用移動ステージなど移動量25.4 mmの電動式Cernaコンポーネントに対応します。その他の電動式製品にご使用の場合にはCompatible Motor Specifications表をご覧ください。移動量が50.8 mmのコンポーネントには、コントローラMCM3002をご使用ください。1種類以上のステージが駆動可能なコントローラ構成をご希望の場合には当社までご連絡ください。 SDKならびにLabVIEWのサンプルもご用意しております。当社までご連絡ください。 ![]()
こちらの取付プラットフォームは、自作の顕微鏡モジュールをCerna顕微鏡ボディの95 mmアリ溝に取り付ける際にご使用いただけます。各プラットフォームには、当社の幅広いオプトメカニクスのラインナップが取り付け可能な取付穴が配列されています。 ドロップオン式レールキャリッジは、側面のM6固定ネジを締め付けることで95 mmレール側面に固定できます。固定ネジが緩められているとき、開放アシスト機構がヒンジで付いているクランプアームを外方向に押すため、95 mmレールのアリ溝に十分な隙間ができます。これにより、キャリッジは露出しているレール側面に沿ってどこからでも取り付け・取り外しができます。さらにキャリッジがレールにクランプされてときも、固定ネジをわずかに緩めるだけで、キャリッジをレールに沿ってスライドさせ、ほかの位置に配置することもできます。 対してレールプレートXT95P12/Mには、17個のM6ネジ穴と4個のM6ザグリ穴が密集して配列されています。レールプレートの位置固定には付属のM6キャップスクリュ4個を締め付けます。右端の写真のように、キャップスクリュは95 mmアリ溝のチャンネルに挿入されたTナットに取り付けられます。DIY Cerna顕微鏡ボディのチャンネルにはめるにはレール端から挿入し、取り外す必要があるため、筐体の上部にはプレート等が無い状態である必要があります。そのため、こちらのレールプレートは落射蛍光照明用アームが付いていない顕微鏡ボディにのみご使用をお勧めしています。落射蛍光照明用アームに光学系がセットアップされている場合、再度取り付け、アライメントすることは困難です。 レールキャリッジとレールプレートを同じセットアップ内で使用する場合、取り付け表面の高さ(レール上部からの距離)はこの写真のように同じではないのでご注意ください。 ドロップオン式レールキャリッジが、Cerna顕微鏡ボディの95 mmのアリ溝式レールに沿ってどこにでも取り付けが可能です。 レールプレーXT95P12/Mは、レールチャンネル内に挿入するため、顕微鏡ボディの上部プレートが取り外されている必要があります。そのため、落射蛍光照明用アームが付いていない顕微鏡ボディのみにお勧めします。 ![]() ![]() Click for Details カスタム仕様の落射照明ならびにワイドフィールド観察用装置取り付けに使用されているCSA3000(/M) ![]() Click for Details カスタム仕様の落射照明ならびにワイドフィールド観察用装置取り付けに使用されているCSA3010(/M)
![]() Click to Enlarge ブレッドボード底部にはD1Nオス型アリ溝 こちらの黒アルマイト加工アルミニウム製ブレッドボードは、Cerna正立顕微鏡の上にカスタム設計のワイドフィールド観察用装置や落射照明路を構築する際にご使用いただけます。ブレッドボードのD1Nオス型アリ溝の中心にはØ38.1 mm(Ø1.5インチ)の穴が貫通しています。アリ溝によりブレッドボードを直接顕微鏡ボディの落射蛍光照明アームに取り付けることが可能です。またアリ溝を使用して落射照明モジュールの上にブレッドボードを重ねることもできます。アリ溝について詳細は「顕微鏡のアリ溝」タブをご覧ください。 ブレッドボードのサイズは2種類ご用意しております。大きいサイズ(型番CSA3000/M)は作業面は大きくなりますが、落射照明用アームの幅からはみ出るため、マイクロマニピュレータ使用時の対物レンズ周りのアプローチ角度を制限する場合があります。小さいサイズ(型番CSA3010/M)はアプローチ角度を制限することはありません。またØ38.1 mm(Ø1.5インチ)の貫通穴の周りに30 mmケージシステムならびに 60 mmケージシステムロッド接続用のタップ穴が8つあります。 ブレッドボードを落射照明用アームの上に直接取り付けた場合、4つのM4ザグリ穴を使用しネジ止めすれば取り付けがさらに安定します。 ![]() ![]() Click to Enlarge ここでは当社の60 mmケージシステムを使用して白色照明路をOPX2400(/M)に接続し、また落射照明モジュールWFA2002を介してGFP蛍光路をOPX2400(/M)の上に取り付けています。
![]() Click to Enlarge 対物レンズ直上にスライダを置いた場合 ![]() Click to Enlarge 対物レンズ直上の光路からスライダを外した場合 スライダの筐体の蓋は、4つのキャップスクリュを3 mmのボール(六角)ドライバで取り外すことにより開けられます。スライダとスライダの筐体にはSM2内ネジが付いています。2本のステンレススチール製のレールと戻り止め機構により、スライダ位置の再現性を向上させています。 2ポジションスライダ付きブレッドボードトップOPX2400/Mにより、Cerna顕微鏡ボディの落射照明アームに手動の光学スライダ機能を付加できます。ダイクロイックミラー、ビームスプリッタ、ミラーなどをスライダに取り付けることにより、ワイドフィールド観察、落射照明、レーザ走査などの光路の結合や切り替えができます。 光学素子用スライダの開口はØ41.9 mmで、板バネを使用して長方形の光学素子(最小34.9 mm x 51.9 mm x 2.8 mm、最大35.0 mm x 52.0 mm x 3.2 mm)を保持します。この大きな開口と光学素子のサイズにより、上記の走査レンズの全開口を利用することができます。SM2内ネジは動かない筐体の背面に面しているため、チューブレンズをダイクロイックミラーから一定の距離をおいて取り付けることが可能です。筐体の背面にもSM2内ネジが付いており、また60 mmケージシステムに対応する間隔で#4-40タップ穴も4つ付いています。 また、自作の光路をサポートできるよう、68個のM6 x 1.0タップ穴が2倍の穴密度で配列されたブレッドボードが組み合わされています。さらにブレッドボードの側面には18個のM6 x 1.0タップ穴が配列されています。ビームの高さはブレッドボードの上面から50.0 mmです。当社では、このビームの高さを有する多くの30 mmおよび60 mmケージプレートと中心を一致させることができるØ12 mm台座付きポストをご提供しています。これらは大型もしくは重量のあるセットアップを構造的に支えることができます(こちらをクリックすると写真をご覧いただけます)。 当社では750 nmショートパスダイクロイックミラー(型番DMSP750B)や保護膜付き銀ミラー(型番PFR14-P02)を標準品としてご用意しております。異なるカットオフ波長のビームスプリッタやダイクロイックミラーをお求めの場合には、当社までご連絡ください。光学素子の取り付け後は、2 mmボールドライバを使用してスライダのあおり調整(ピッチ&ヨー)用アジャスタを微調整することが可能です。スライダの位置は、付属の固定ネジを3/32インチボールドライバで締め付けることにより固定できます。右上の写真では、固定ネジは前方位置に取り付けられています。 Cernaを用いてレーザ走査システムを構築する際、チューブレンズはスライダ部のSM2内ネジに取り付けることをお勧めします。そうすることで、対物レンズやノンデスキャンディテクタなどを取り付ける筐体先端部までの懐深さ最大にできます。 ![]() ![]() Click to Enlarge モジュールの前面は磁石付きのドアカバーとなっており、磁性でフィルターキューブを保持します。 ![]() Click to Enlarge 30 mmケージシステムで自作の落射照明路を取り付けたWFA2002。
動画ではフィルターキューブを落射照明モジュールWFA2002内に取り付ける方法をご紹介しています。 落射照明モジュールWFA2002では、DIY Cernaシステムの落射照明路内に1個のフィルターキューブを保持できます。上部にはD1Nメス型アリ溝、底部にはD1Nオス型アリ溝が付いていてCerna顕微鏡ボディの落射照明アームの他、落射照明モジュールに取り付けられるよう設計されています。アリ溝についての詳細は「顕微鏡のアリ溝」タブをご覧ください。 右の写真のように、入力ポートにはSM1内ネジと30 mmケージシステムに対応したケージロッド用ネジ穴が4つあります。これにより、当社が幅広くラインナップしているSM1ならびに30 mmケージシステム部品を使用して、カスタム仕様の落射照明路を構築することができます。 モジュールには磁石付きのカバーが付いており、Olympus製のフィルターキューブMDFM-MF2が取り付け可能です。左の動画では、フィルターキューブの取付け方法をご紹介しています。交換を素早く実施するためにフィルターキューブに予め取り付けておく予備のカバーWFA2001Cもご用意しております(別売り)。フィルターキューブは蛍光フィルターセット、と直交偏光軸の偏光子セット、ミラーの保持に使用可能です。 当社ではØ3 mm液体ライトガイドやSM1ネジ対応の出力ポートの、コリメートされていない光源に対応する落射照明モジュールWFA2001もご用意しております。 ![]() ![]() Click to Enlarge アダプタSM2N2を2個取り付けた三眼鏡筒
接眼レンズ用アダプタSM2N2を使用して、カスタム仕様の光検出システムをCerna顕微鏡の三眼鏡筒の接眼レンズに取り付けることができます。こちらのアダプタは、接眼レンズのレンズ部分と交換して使用します(右写真参照)。また、5個のアライメント用スロットにより接眼レンズ内で固定され、回転しません。ドロップイン式のため、三眼鏡筒に設置する際は、取り付けた光学系が40 gの接眼レンズアダプタとの重量バランスを失わないようにご注意ください。 こちらのアダプタにはØ25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)レンズチューブに対応するSM1内ネジが付いており、アダプタ内に光学素子を固定するための固定リングSM1RRが2個付属しています。また、Ø50 mm~Ø50.8 mm(Ø2インチ)レンズチューブに対応するSM2外ネジも付いています。前面には製品型番が刻印され、30 mmケージシステムに対応する#4-40タップ穴があります。 ![]()
こちらでご紹介しているのはCerna顕微鏡プラットフォームのアリ溝に対応したアダプタのラインナップです。Cernaプラットフォームに当社のSM1レンズチューブ、SM30レンズチューブ、SM2レンズチューブ、30 mmおよび60 mmケージシステムを組み込み、カスタム仕様のワイドフィールド観察や撮像、落射照明、透過照明、コンデンサ取付け部品の構築に適しています。また当社ではD1Nオス型アリ溝付きのOlympus製三眼鏡筒がDIY Cernaシステムに取り付けられる三眼鏡筒用ポートアダプタLCPN3をご用意しております。使用例やアダプタの特性については下の写真や表をご覧ください。 D1N、D2N、D2NBのアリ溝は主に当社のワイドフィールド観察や落射照明用アクセサリに使用されており、D3Nのアリ溝は正立顕微鏡用Nikon製コンデンサの多くで使用されています。D3Tのアリ溝は当社の落射照明モジュールCSE2100に対応しています。 使用例
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