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DIY Cerna®システム用落射照明モジュール![]()
WFA2001 Single-Cube Epi-Illuminator Module OPX2400 Breadboard Top with Two-Position Slider CSE2100 Epi-Illuminator Module with Removable Filter Turret Application Idea Cerna® Microscope with CSE2000W Extra Removable Filter Turret MDFM-MF2 Filter Cube for Single-Cube Epi-Illuminator Modules Related Items ![]() Please Wait ![]() Click to Enlarge これらの部品でモジュール性の高い自作の顕微鏡が構築可能です。 ![]() Click to Enlarge 落射照明モジュールの代わり、もしくは補完するものとして当社のブレッドボードトップがご使用いただけます。 ![]() Click to Enlarge このアリ溝により落射照明モジュールは顕微鏡の光路にアライメントされます。 ![]() Click to Enlarge 顕微鏡ボディの落射照明用アームにはボディから196.5 mmの位置にD1Nメス型アリ溝が付いています。 ![]() Share Your Work With Us!当社では、Carnaコンポーネントで自作の顕微鏡を構築されたお客様からのお写真のご提供をお待ちしています。さまざまな構築例を教えていただくことで、今後の製品の開発や改良の参考とさせていただきたいと考えています。 特長
当社ではDIY Cernaシステム内で落射照明用光学系を構築するための、落射照明モジュールならびにアクセサリをご用意しております。これらの光学部品は対物レンズを通る光を適切にガイドし、視野全体を照射する強い照明光を生成します。 こちらの光路設定済みの落射照明は、試料面において視野全体を均等に照射するように入射光を調整します。WFA2001は、当社のマウント付きLED、顕微鏡用高出力LED照明Solis®などの照明用光源にすぐに接続できる状態で出荷されます。CSE2100およびCSE2200は Ø25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)レンズチューブ、Ø50 mm~Ø50.8 mm(Ø2インチ)レンズチューブ、30 mmおよび60 mmケージシステムと結合したコリメート光源に対応しています。また、DIY落射照明モジュール、ブレッドボードトップ、2位置スライダ付きブレッドボードトップを使用して照明セットアップを自作することも可能です。詳細は下のセレクションガイドをご参照ください。 当社ではWFA2001とWFA2002の落射照明モジュール用に顕微鏡フィルターキューブを幅広くご用意しています。また、CSE2000、CSE2100、CSE2200の落射照明モジュールにはフィルターターレットCSE2000Wが付属しています。こちらは、フィルターキューブを別途必要とせず、最高6つのフィルターセットを直接取り付けることができます。 フィルターキューブおよびフィルターターレットにはØ25 mmの励起用ならびに吸収用フィルタや、25 mm x 36 mmのダイクロイックミラーを取り付けることができ、これによりすべての主要なメーカのフィルタに対応可能です。当社では落射照明を用いた白色光イメージング用の25 mm x 36 mmプレート型ビームスプリッタや、25 mm x 36 mm保護膜付き銀コーティングミラーも製造しております。 セレクションガイド
![]() Click to Enlarge 落射照明モジュールWFA2001(光路設置済み) WFA2001には視野絞り、開口絞り、そして視野に渡り均一な照明を生成する光学素子が含まれます。蛍光フィルターセット、ビームスプリッタ(直交する偏光子付き)、ミラーまたは偏光バンドパスフィルタを保持するフィルターキューブ用のスロットが1つ付いています。非コリメート照明光源に合わせた設計です。 ![]() Click for Details 落射照明モジュールCSE2100およびCSE2200 (光路設置済み) こちらのモジュールには、視野絞りと視野に渡り均一な照明を生成する光学素子のほかに、追加光路用のサイドポートが付いています。主光路はコリメート照明光源用、副光路はモジュール本体から一定の距離で集光される光源用に設計されています(上の拡大図内のD1参照)。モジュール底部と対物レンズの後方焦点面の間の作動距離(拡大図内のD2参照)はCSE2100では50 mm、CSE2200では150 mmです。CSE2100ならびにCSE2000には、取り外し可能なフィルターターレットが付いており、最大で6個の蛍光フィルターセット、ビームスプリッタ(直交する偏光子付き)、ミラーまたは偏光バンドパスフィルタを取付け可能です。 WFA2001とは異なり、CSE2100およびCSE2000で使用しているレンズは現在当社では販売しておりません。
Cerna®顕微鏡は、落射蛍光、明視野照明、微分干渉法(DIC)、Dodtコントラスト法などの複数のイメージング手法をサポートしています。これらの照明法にはそれぞれ異なるアクセサリが必要となりますが、それぞれが下に示すような利点を顕微鏡ユーザにもたらします。 ![]() Click to Enlarge 複数の蛍光色素で標識されたマウスの腎臓の落射蛍光イメージ 落射蛍光 DIY Cernaシステムを用いた落射蛍光の測定向けには、ワイドフィールド観察および落射照明モジュール用のアクセサリや、一般的な蛍光体用の蛍光フィルターセットを取り揃えております。
![]() Click for Details タマネギの有糸分裂の明視野イメージ 明視野照明
![]() Click to Enlarge キンポウゲの根のDICイメージング DICイメージ
![]() Click to Enlarge マウスの網膜のDodtコントラストイメージ Dodtコントラスト Dodt勾配照明は特殊な形の1/4円環を使用して生成し、視野全域に渡って試料の厚みの変化を測定します。Dodtコントラストは明視野照明に比べて試料の解像度が高く、DICに比べてより厚みのある試料の観察に有利です。当社では、任意の勾配を発生させることができる組み立て済み、アライメント済みのDodtコントラスト用照明モジュールをご用意しております。このモジュールの駆動には照明光源とコンデンサが必要です。
![]() Click to Enlarge つぼみのレーザ走査イメージ レーザ走査 レーザ走査の手法(例:多光子顕微鏡や共焦点顕微鏡法)では、レーザービームの高いコヒーレンスにより、軸分解能を大幅に向上させています。共焦点顕微鏡法では、軸分解能を下げる原因となる焦点外の光を(落射蛍光と同様に)ピンホールにより除去しており、多光子顕微鏡では、発生の可能性が低い2光子または3光子吸収を蛍光色素の励起に応用することで、効果的にオプティカルセクショニング(光断面像)を作り上げています。 詳細については「レーザ走査型顕微鏡のチュートリアル」でもご覧いただけます。
顕微鏡のアリ溝アリ溝は、顕微鏡コンポーネントの結合や、光学ポートのアライメント用に使用されています。結合するには、コンポーネントのアリ溝をもう一方のアリ溝に差し込み、メス型アリ溝のロック用止めネジを1つ以上締め付けます。アリ溝には、直線形状と円形状の2種類があります。直線形状のアリ溝は、取り付ける部品を固定する前にスライドさせることが可能です。不要な自由度を制限しながら柔軟に位置決めができます。円形状のアリ溝は、異なるコンポーネントの光学ポートの位置を合わせ、光軸確保に必要なお客様の作業を最小化します。 当社では、自社の部品や他社の部品と、アリ溝を用いて結合できるコンポーネントを多く製造しています。対応するアリ溝を簡単に確認いただけるように、当社の部品に付いているアリ溝の種類に呼称(Dxxなど)を付けさせていただいています。この呼称は当社独自のもので、他の顕微鏡メーカに共通する呼称ではありませんのご注意ください。当社のアリ溝の種類一覧と、その主な寸法は右表をご参照ください。 当社のCerna® 顕微鏡では、対応するコンポーネントのみが結合できるよう、顕微鏡のそれぞれの部分で異なる種類のアリ溝が使用されています。例えば落射照明モジュール WFA2002 のアリ溝はD1Nオス型で、顕微鏡ボディの落射照明用アームのD1Nメス型アリ溝と結合します。XY顕微鏡ステージCSS2001のアリ溝はD1Yメス型で、取付けアームCSA1051のD1Yオス型アリ溝と結合します。 それぞれのコンポーネントのアリ溝の種類については下記の赤いアイコン( ご自身でアリ溝を機械加工したい場合には、右表にある各アリ溝の外径や角度(下の図で定義)をご参照ください。ただし、アリ溝の高さはご自身でお決めください。また、円形状のアリ溝では、内径および内孔径もご自身でお決めいただく必要があります。これらの値は同じ種類のアリ溝でも異なります。互いに適合するように設計された部品を使用すれば、確実に結合させることができます。 摩耗を低減し、かつ接続を容易にするために、多くのアリ溝では面取りや、窪み(リセス)などの機械加工が施されています。下の図はそのいくつかの例です。 ![]() Click to Enlarge 円形状のオス型アリ溝の加工方法の2例です。 ![]() Click to Enlarge 円形状のメス型アリ溝の加工方法の2例です。 カスタム顕微鏡Cerna®コンポーネントの標準インターフェイスCernaコンポーネントのアリ溝、光学部品用ネジ、ケージシステム用インターフェイスをご紹介しています。下表の項目にある標準的なインターフェイスを持たないDIY Cernaコンポーネントについては、表に掲載されていません。なお、機械的に結合しても必ずしも光学的に適合しているとは限りません。光学的適合性については当社のウェブサイトでご確認ください。
Cerna®顕微鏡の構築Cerna顕微鏡プラットフォームの広い作業スペースとアリ溝式システムは、顕微鏡部品の接続や位置決めを容易に行うことができます。この柔軟性により光路設定済み顕微鏡はシンプルで安定したセットアップを実現しており、またその後のアップグレードや変更も簡単に行えます。下の動画では光路設定済み製品の概要とDIY Cerna顕微鏡の組立方法を例示しています。 光路設定済み顕微鏡キットの設計と組み立てCerna®顕微鏡キット4の紹介 こちらのCerna顕微鏡構成には落射照明モジュールと透過照明モジュールが含まれます。すべての光路設定済みCerna顕微鏡キットでは個々の部品の取り外しや交換が可能なため、フルカスタマイズが可能です。 顕微鏡キット4の組立方法 円形のアリ溝D1NやD2Nにより、試料観察や落射照明用の部品を光路に沿ってアライメントすることができます。顕微鏡ボディの95 mmの直線状のアリ溝は、対物レンズやコンデンサのマウント、 透過照明モジュールなどの固定に使用します。このアリ溝構造により、各部品はそれぞれ固定する前に垂直レールに沿ってスライドさせることができます。 DIY顕微鏡システムの組立方法DIY顕微鏡システムの紹介 こちらのDIY顕微鏡ではブレッドボードトップCSA3000(/M)、アリ溝付きアダプタCSA2001、固定アームCSA1001およびCSA1002のほか、顕微鏡ボディ用アタッチメントおよび拡張部品を使用しています。これらの部品は当社のレンズチューブならびにケージシステムとのインターフェイスにより、顕微鏡に独立した2つの透過照明モジュールを取り付けたり、自作の落射照明光路やカスタム仕様の試料観察用光路を取り付けたりすることができます。 DIY顕微鏡システムの組立方法 当社のシンプルなオプトメカニクスインターフェイスにより、独自のイメージング用にカスタム仕様のDIY顕微鏡を素早く組み立てたり、さらにそれを構成し直したりすることができます。 このCerna®マインドマップはDIY Cernaコンポーネントおよび関連アクセサリを包括したビジュアルツールです。当社Webサイトでご提供する情報の補足資料として作成いたしました。A3用紙1枚で印刷できるようレイアウトしてあります。 こちらまたは下記のイメージをクリックすると、印刷用PDFがダウンロードできます。こちらのページに掲載されている製品は、マインドマップのStep2、4、5にございます。
顕微鏡の各部品をクリックするとそれぞれの機能がご覧いただけます。顕微鏡の原理ここではCerna®顕微鏡の一般的な機能について説明しています。右にある顕微鏡の図の各部品をクリックいただくか、下記のリンクをクリックいただくとCerna顕微鏡を組み上げて試料を可視化する方法についてご覧いただけます。
用語アーム:部品を顕微鏡の光路に合わせて保持 バヨネットマウント:内ネジのL字型スロットとそれに嵌合する外ネジのタブを用いた機械的なマウント方式 ベローズ(蛇腹):アコーディオン状のゴム製側面を持つチューブ。顕微鏡ボディと対物レンズとの間の光路を遮光しながら伸縮させることが可能です。 ブレッドボード:光学系の自作用に、タップ穴が等間隔に配列された平坦なボード アリ溝式:多数の顕微鏡部品に採用されている機械的な取付け方式。直線形状のアリ溝は、取り付ける部品を固定する前に一定の方向に沿って柔軟に位置決めができます。これに対し、円型アリ溝は部品を1箇所に固定します。詳細については「顕微鏡のアリ溝」タブまたはこちらをご覧ください。 落射照明:観察装置と同じ向きから試料を照らす照明。落射蛍光、反射型および共焦点顕微鏡は、落射照明で使用するイメージング手法の例です。 フィルターキューブ:フィルタやその他の光学素子を正確な位置で保持する顕微鏡用のキューブ。例えば、フィルターキューブは蛍光顕微鏡法および反射型顕微鏡法に不可欠です。 ケーラー照明:様々な光学素子を使用して試料面の視野内をデフォーカスしたり視野内における光の強度を平坦にしたりする手法。この手法にはコンデンサおよび光コリメータが必要です。 対物レンズ用ホルダ(レボルバ):顕微鏡の対物レンズを光路上に固定する際に使用するアーム 光路:光が顕微鏡を透過する際にとる経路 レール高:顕微鏡ボディのサポートレールの高さ 懐深さ(作業空間の奥行き):光軸から顕微鏡ボディのサポートレールまでの間の距離。懐深さのサイズは、作業高さとともに、顕微鏡を使用する際の作業空間の大きさを決定します 透過照明:観察装置に対して反対側の面から試料を照らす照明。明視野、微分干渉法(DIC)、Dodt勾配コントラスト、および暗視野顕微鏡法は、透過照明を利用したイメージング手法の例です。 作業高さ:顕微鏡ボディのサポートレール高にベース高を加えた高さ。作業高さのサイズは、懐深さとともに、顕微鏡を使用する際の作業空間の大きさを決定します。
![]() Cerna顕微鏡のボディ ![]() Click to Enlarge 顕微鏡ボディの詳細 顕微鏡ボディ顕微鏡ボディはあらゆるCerna顕微鏡の土台となります。 サポートレールに使用している95 mmレールは、厳しい角度公差が得られるよう加工されているため、光路のアライメントや光学テーブルへの垂直な設置が確実に行えます。サポートレールの高さは350~600 mmから選択できますが、この高さによって実験用・顕微鏡用部品を使用できる縦方向の空間の大きさが決まります。 光路からサポートレールまでの懐深さは196.5 mmあるため、広い実験用スペースが得られます。顕微鏡ボディに部品を取り付ける際はサポートレール上の直線的なアリ溝を使用しますが、部品によっては落射照明アーム上の円型アリ溝が使われます。 詳細については、「顕微鏡のアリ溝」タブまたはこちらをご覧ください。
![]() Cerna顕微鏡には、上から(黄色)または下から(オレンジ)照射するタイプの照明が使用可能です。どちらのタイプにも照明光源(緑)が付いています。 照明Cerna顕微鏡では、試料を上から(落射照明、右図で黄色に色付けされた部品参照)または下から(透過照明、オレンジ色に色付けされた部品参照)の2方向から照射することができます。 落射照明は、観察装置と同じ側から試料を照らす照明です。したがって、照明光源(緑色に色付けされた部品参照)からの光と試料面からの光は部分的に光路を共有します。これは蛍光、共焦点および反射型顕微鏡に使用されます。落射照明モジュールは光を光路に沿って導き調節します。円型のD1Nアリ溝を使用して顕微鏡ボディの落射照明アームに取り付けます(詳細については「顕微鏡のアリ溝」タブまたはこちらをご覧ください)。複数の落射照明モジュールや、カスタマイズ用のタップ穴が等間隔で配列されたブレッドボードトップを取り付けることができます。 透過照明:観察装置に対して反対側の面から試料を照らす照明です。明視野、微分干渉法(DIC)、Dodt勾配コントラスト、斜光および暗視野顕微鏡法などのイメージング手法に使用されます。 透過照明モジュールは光を調節し(一部のモデル)、光路に沿って光を導きます。直線的なアリ溝を使用して顕微鏡ボディのサポートレールに取り付けます(詳細については「顕微鏡のアリ溝」タブまたはこちらをご覧ください)。イメージング手法によっては、ビーム特性を変更するために追加の光学素子が必要となりますが、このような光学素子は、レンズチューブやケージシステムを使用して光路に簡単に組み込むことができます。また、当社では、入射したコリメート光から最適なケーラー照明を生むために使用するコンデンサもご用意しています。コンデンサは取付けアームに装着し、サポートレールから一定の距離の光路上に固定します。このアームは、コンデンサを試料と透過照明モジュールにアライメントするための焦準モジュールに取り付けます。
![]() 試料面からの光は対物レンズ(右図で青色に色付けされた部品)によって集められ、三眼鏡筒または光学ポート(ピンク色に色付けされた部品)を使用して観察されます。 試料の観察/記録照明ができたら、顕微鏡を使用して試料を観察します。顕微鏡には試料面に光を集光し(右図で青色に色付けされた部品参照)、生成した画像を可視化する(ピンク色に色付けされた部品参照)機能が必要です。 顕微鏡の対物レンズは、光を集め、試料面からの光を拡大してイメージングを行います。Cerna顕微鏡の対物レンズは対物レンズ用レボルバ(ホルダ)にネジ止めされ、顕微鏡ボディのサポートレールから一定の距離の光路上に固定します。対物レンズ用レボルバ(ホルダ)は電動焦準モジュールに固定し、対物レンズの焦点を合わせたり、試料を取り扱う際に対物レンズの位置をずらしたりすることができます。対物レンズとの間を遮光できるように、顕微鏡にはベローズが付いています(図には記載なし)。 試料観察およびデータ取得用に様々なモジュールをご用意しています。三眼鏡筒には視点が3箇所あり、カメラを使用した場合と同様に試料を直接観察できます。ダブルカメラポートが2つの観察チャンネル内で光路を変更または分岐します。カメラチューブの選択により像の倍率を低く、もしくは高くさせることができます。データ取得用に、当社ではカメラおよび光電子増倍管チューブ(PMT)をご用意しています。PMTは共焦点顕微鏡の蛍光信号を検出する際に必要です。ブレッドボードトップを使えばカスタム設計の撮像セットアップを構築できます。モジュールは円型アリ溝を使用して顕微鏡ボディに取り付けます(詳細については「顕微鏡のアリ溝」タブまたはこちらをご覧ください)。
![]() 右図の高剛性スタンド(紫色)はご提供可能な試料取付けオプションの1例です。 試料/実験機器の取付け様々な試料や機器の取付けオプションによって、顕微鏡システムの広い作業スペースを有効利用することができます。大きな試料および補助装置は取付けプラットフォームを使用して設置することができます。このプラットフォームは顕微鏡ボディの辺縁に置くことができ、タップ穴が等間隔で配列されたブレッドボードに対応しています。小さな試料は高剛性スタンド(右図の紫色に色付けされた部品)に取り付けることができます。高剛性スタンドには多様な試料調製法やデータ取得手法に対応したホルダが付属しており、たとえばスライドやウェルプレート、ペトリ皿などに対応できます。一般的な試料マウント方法の場合は、手動XYステージを使用して試料スライドを顕微鏡ボディに直接取り付けることもできます。高剛性スタンドは電動ステージ(別売り)を用いて駆動できます。また可動型取付けプラットフォームには電動または手動移動用の機構が内蔵されています。顕微鏡で複数の実験を同時に行いたい場合は、高剛性スタンドを取付けプラットフォームの上部に取り付けて、複数の装置を個別にかつ同期させて動作させることができます。 ![]() 単一キューブの落射照明モジュールにフィルターセットと フィルターキューブを取り付ける方法 ![]() Click for Details WFA2001の光学図面(詳細は「光学図面」のタブをご覧ください。)
落射照明モジュールは、Cernaシステムの落射照明路内に1個のフィルターキューブを保持します。上部にはD1Nメス型アリ溝、底部にはD1Nオス型アリ溝が付いていてCerna顕微鏡ボディの落射照明用アームのほか、同じ落射照明モジュールを積み重ねて取り付けできます。アリ溝についての詳細は「顕微鏡のアリ溝」タブをご覧ください。 落射照明モジュールWFA2001の入射ポートはSM1内ネジ付きです。このポート用に2つのアダプタが付属しています。1つはコアØ3 mm液体ライトガイドに対応するアダプタ、もう1つはマウント付きLEDなど出力部がSM1内ネジ付きの非コリメート光源に対応するアダプタSM1T10です。コアØ3 mm液体ライトガイド用アダプタAD5LLGは別売りでご用意しております。このモジュールは110 mmの作動距離(モジュール底部から対物レンズの後焦点面)で均一な照明が得られるように最適化されています(右の光学図面参照)。 モジュールに設置済みの光路には350~700 nm用ARコーティング付きのコリメート素子、そしてØ0.8 mm~Ø12.0 mmに調整可能な視野絞りと開口絞り(型番SM1D12D)が含まれます 対して落射蛍光モジュールWFA2002は、WFA2001のような光路は予め構築されていません。下の写真のように光路が構築される前のモジュールの背面にはSM1内ネジと30 mmケージシステム対応のケージロッド用タップ穴が4つ付いています。これにより当社が豊富に取り揃えているSM1ならびに30 mmケージシステム部品を使用してカスタム仕様の落射照明路を構築することができます。 モジュールには上の動画でご覧いただけるようにフィルターキューブMDFM-MF2(別売り、下記参照)を固定する磁石付きカバーが付いています。交換を素早く実施するためにフィルターキューブに予め取り付けておく予備のカバーもWFA2001Cとして販売しております。 なお、こちらの落射照明装置にはDICアナライザWFA3110を取り付けるスロットが付いていないため、カスタム仕様の取り付けが必要です。DICアナライザは下記の落射照明モジュールCSE2100ならびにCSE2000には直接取り付けが可能です。 ![]() Click to Enlarge 落射照明モジュールWFA2001は、視野絞りや開口絞りなど光路がすでに設置済みで、マウント付きLED、SM1ネジ付きの非コリメート光源や、Ø3 mm液体ライトガイドを組み込み可能です。 ![]() ターレット位置センサ用ソフトウェアVersion 4.0 (2019年10月) ソフトウェアパッケージにはグラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)、ドライバ、SDK、サポート文書のインストールファイルが含まれます。ソフトウェアはWindows®7(64ビット)に対応しています。 ![]() Click to Enlarge 落射照明モジュールCSE2000には60 mmケージシステム取付け用#4-40タップ穴が付いています。
こちらの落射照明モジュールは、DIY顕微鏡システムの落射照明光路内に回転式で取外し可能なターレットを保持する設計です。落射照明モジュールにはそれぞれターレットが1個付属します。このターレットは別途追加でもお買い求めいただけます(型番CSE2000W)。ターレットには、フィルターキューブを使用することなく、蛍光フィルターセット、ビームスプリッタ、ミラー、偏光バンドパスフィルタを直接取り付けることができます。すべてのモデルで、付属のソフトウェアを使用してPC上でターレットの位置をモニタすることができます(PCは付属しておりません)。右上のSoftwareボタンからGUIインストールファイルをダウンロードいただけます。また、つまみで開閉可能なシャッタが、励起フィルタに向かう光路を遮断します。 落射照明モジュールCSE2000、CSE2100、CSE2200には、上記のWFA2001やWFA2002とは異なり、DICアナライザWFA3110を直接取り付けるスロットが付いています。 顕微鏡への取付け 光路設置済み落射照明モジュール 落射照明モジュールCSE2100およびCSE2200は、365~700 nmで均一な照明設計のARコーティング付き光学素子と視野絞りにより落射照明光源用の光路がすでに設置されており、すぐにお使いいただけます。高出力LEDSolis®などのコリメート照明光源は、モジュール後部のD3Tメス型アリ溝を使用して取付け可能です(アダプタSM2A56ならびにLLGコリメート用アダプタは下記をご参照ください)。または、その部品を取り外すと現れる#4-40タップ穴を利用し、60 mmケージシステムで取り付けることも可能です。 ビームスプリッタまたはダイクロイックミラー(30 mm x 42 mm、厚さ2.0 ± 0.1 mm)をモジュールに挿入することで追加の光路も設置可能です。対応するダイクロイックミラーやビームスプリッタについては当社までお問い合わせください。このサイドポートにはSM1内ネジと30 mmケージシステム用#4-40タップ穴が付いています。 DIY落射照明モジュール ![]() Click for Details CSE2100およびCSE2200の光学図面 ![]() Click to Enlarge CSE2100およびCSE2200では、光路が設置済みのため、光源を後部のD3Tアリ溝から取り付けるか、アリ溝付きの部品を取り外し、60 mmケージシステム用の#4-40タップ穴を利用して取り付けることができます。D3Tアリ溝はアダプタSM2A56を使用してSM2ネジに変換することができます。
![]() ![]() Click for Details カスタム仕様の落射照明ならびにワイドフィールド観察用装置取り付けに使用されているCSA3000(/M) ![]() Click for Details カスタム仕様の落射照明ならびにワイドフィールド観察用装置取り付けに使用されているCSA3010(/M)
![]() Click to Enlarge ブレッドボード底部にはD1Nオス型アリ溝 こちらの黒アルマイト加工アルミニウム製ブレッドボードは、Cerna正立顕微鏡の上にカスタム設計のワイドフィールド観察用装置や落射照明路を構築する際にご使用いただけます。ブレッドボードのD1Nオス型アリ溝の中心にはØ38.1 mm(Ø1.5インチ)の穴が貫通しています。アリ溝によりブレッドボードを直接顕微鏡ボディの落射蛍光照明アームに取り付けることが可能です。またアリ溝を使用して落射照明モジュールの上にブレッドボードを重ねることもできます。アリ溝について詳細は「顕微鏡のアリ溝」タブをご覧ください。 ブレッドボードのサイズは2種類ご用意しております。大きいサイズ(型番CSA3000/M)は作業面は大きくなりますが、落射照明用アームの幅からはみ出るため、マイクロマニピュレータ使用時の対物レンズ周りのアプローチ角度を制限する場合があります。小さいサイズ(型番CSA3010/M)はアプローチ角度を制限することはありません。またØ38.1 mm(Ø1.5インチ)の貫通穴の周りに30 mmケージシステムならびに 60 mmケージシステムロッド接続用のタップ穴が8つあります。 ブレッドボードを落射照明用アームの上に直接取り付けた場合、4つのM4ザグリ穴を使用しネジ止めすれば取り付けがさらに安定します。 ![]() ![]() Click to Enlarge ここでは当社の60 mmケージシステムを使用して白色照明路をOPX2400(/M)に接続し、また落射照明モジュールWFA2002を介してGFP蛍光路をOPX2400(/M)の上に取り付けています。
![]() Click to Enlarge 対物レンズ直上にスライダを置いた場合 ![]() Click to Enlarge 対物レンズ直上の光路からスライダを外した場合 スライダの筐体の蓋は、4つのキャップスクリュを3 mmのボール(六角)ドライバで取り外すことにより開けられます。スライダとスライダの筐体にはSM2内ネジが付いています。2本のステンレススチール製のレールと戻り止め機構により、スライダ位置の再現性を向上させています。 2ポジションスライダ付きブレッドボードトップOPX2400/Mにより、Cerna顕微鏡ボディの落射照明アームに手動の光学スライダ機能を付加できます。ダイクロイックミラー、ビームスプリッタ、ミラーなどをスライダに取り付けることにより、ワイドフィールド観察、落射照明、レーザ走査などの光路の結合や切り替えができます。 光学素子用スライダの開口はØ41.9 mmで、板バネを使用して長方形の光学素子(最小34.9 mm x 51.9 mm x 2.8 mm、最大35.0 mm x 52.0 mm x 3.2 mm)を保持します。この大きな開口と光学素子のサイズにより、上記の走査レンズの全開口を利用することができます。SM2内ネジは動かない筐体の背面に面しているため、チューブレンズをダイクロイックミラーから一定の距離をおいて取り付けることが可能です。筐体の背面にもSM2内ネジが付いており、また60 mmケージシステムに対応する間隔で#4-40タップ穴も4つ付いています。 また、自作の光路をサポートできるよう、68個のM6 x 1.0タップ穴が2倍の穴密度で配列されたブレッドボードが組み合わされています。さらにブレッドボードの側面には18個のM6 x 1.0タップ穴が配列されています。ビームの高さはブレッドボードの上面から50.0 mmです。当社では、このビームの高さを有する多くの30 mmおよび60 mmケージプレートと中心を一致させることができるØ12 mm台座付きポストをご提供しています。これらは大型もしくは重量のあるセットアップを構造的に支えることができます(こちらをクリックすると写真をご覧いただけます)。 当社では750 nmショートパスダイクロイックミラー(型番DMSP750B)や保護膜付き銀ミラー(型番PFR14-P02)を標準品としてご用意しております。異なるカットオフ波長のビームスプリッタやダイクロイックミラーをお求めの場合には、当社までご連絡ください。光学素子の取り付け後は、2 mmボールドライバを使用してスライダのあおり調整(ピッチ&ヨー)用アジャスタを微調整することが可能です。スライダの位置は、付属の固定ネジを3/32インチボールドライバで締め付けることにより固定できます。右上の写真では、固定ネジは前方位置に取り付けられています。 Cernaを用いてレーザ走査システムを構築する際、チューブレンズはスライダ部のSM2内ネジに取り付けることをお勧めします。そうすることで、対物レンズやノンデスキャンディテクタなどを取り付ける筐体先端部までの懐深さ最大にできます。 ![]() キューブMDFM-MF2へのフィルタの取付方法
こちらのOEMフィルターキューブはOlympus製です。 フィルターキューブは励起フィルタ(Ø25 mm、厚さ5 mmまで)、吸収フィルタ(Ø25 mm、厚さ3.5 mmまで)、そしてダイクロイックミラー(最大25.2 mm x 36.0 mm x 1.1 mm)で構成される蛍光フィルターセットを保持します。 右の動画の通り、光学素子の取り付け、アライメント、交換が簡単に行えます。 光学素子の取り付け、取り外しにはフィルターキューブ本体をプラスドライバで分解します。 組立方法の詳細については、下表内のマニュアルをご参照ください。 当社ではOlympusならびにNikon製顕微鏡の製品に取り付け可能な顕微鏡用フィルターキューブもご用意しております。
対応する他のキューブ製品、取り付け方法、フィルタの選択肢等については当社までお問い合わせください。 ![]() ![]() Click for Details ダイクロイックフィルタもしくはミラー取付け用に上部プレートを取り外した状態 ![]() Click to Enlarge フィルタ用ターレットCSE2000W(上部プレート付き)
ターレットCSE2000Wは、フィルターセットを簡単に設置することができる製品です。フィルターキューブは必要なく、最大6つのフィルターセット、つまり6枚の励起フィルタ(Ø25.4 mm、厚さ<5.1 mm)、6枚の吸収フィルタ(Ø25.4 mm、厚さ<5.1 mm)、および6枚の長方形光学素子(25 mm x 36 mm、厚さ1 ± 0.1 mm)を取付け可能です。吸収フィルタは不要な後方反射を低減するために5°の角度で取り付けられます。ターレット内に複数のフィルターキューブを取り付ける、もしくは構成内に複数のターレットを取り付けることにより、蛍光フィルターセット、反射光イメージング用ビームスプリッタ(直交する偏光子付き)ならびにミラー間の切り替えが簡単です。落射照明モジュールCSE2000、CSE2100、CSE2200(上記参照)と使用する際は、付属のソフトウェアを使用してターレットの位置をPC上で遠隔モニタすることが可能です。 円形の開口部は、Ø25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子を簡単に取付け可能なSM1内ネジが付いています。各ターレットには円形フィルタを固定する固定リングSM1RRが12個付属します。長方形光学素子を取り付ける場合は、3つのM3ネジを緩めてターレットの上部プレートを外し、光学素子固定用の板バネも取り外してください。ターレットには、フィルターセット設置場所の両サイドに使いやすい握り穴が付いており、設置後に光学素子を手で触れる心配がないようになっています。落射照明モジュールに取り付け後は、刻み目付きのホイールを回すだけで光路のフィルターセットを簡単に切り替えることができます。 ![]() ![]() Click to Enlarge コリメート用アダプタLLG3A6およびLLG5A6の断面図 当社の落射照明モジュールCSE2100、CSE2200に対応できるよう、Ø3 mmまたはØ5 mmの液体ライトガイド(LLG)の先端に取り付けるコリメート用アダプタをご用意しています。入力光を均一にコリメートするために、アクロマティック複レンズと両凸レンズをペアにして用いています。詳細についは表をご参照ください。液体ライトガイドはコリメータの裏側にネジで固定します。各アダプタはオス型D3Tアリ溝式アダプタを使用します。 すべてのアダプタは、対応する落射照明モジュールと組み合わせて使用したときに、液体ライトガイドの出射光の像面が対物レンズの後方開口部にくるよう校正されています。各アダプタは、ネジアダプタ上のローレット付きリング(Knurled Ring)を用いて微調整することで、お手持ちの顕微鏡の照明の最適化、あるいは像面の再調整が可能です(右の図をご覧ください)。
![]() こちらのアダプタによって、当社のSolis® LEDなどのコリメート照明をCerna顕微鏡の落射照明モジュールに取り付けることができます。落射照明モジュールCSE2100用にはアダプタSM2A56をご用意しています。アダプタのネジや取付け可能なケージシステムについては下表をご参照ください。 ![]() ![]() Click for Details ここでは、アリ溝式アダプタCSA1003を使用して60 mmケージシステムを落射照明モジュールWFA2002の底部に接続しています。 ![]() Click to Enlarge ここではアダプタWFA4111を使用してSM2レンズチューブを落射照明モジュールの上に取り付けています。
こちらのアリ溝式アダプタはCerna顕微鏡ボディの落射照明モジュールに使用されているD1Nのアリ溝をSM30レンズチューブ、SM2レンズチューブや30 mmまたは60 mmケージシステムに取り付けます。 また当社ではD1Nオス型アリ溝付きのOlympus製三眼鏡筒がDIY Cernaシステムに取り付けられる三眼鏡筒用ポートアダプタLCPN3をご用意しております。使用例やアダプタの特性については下の写真や表をご覧ください。 アリ溝の型番は当社独自の称呼です。詳細については「顕微鏡のアリ溝」タブをご覧ください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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