Nikon製Eclipse Ti顕微鏡用アダプター

- Adapters for Epi-Illumination, Lamphouse, Camera, Trinocular, Eyepiece, and Condenser Ports, as well as Nosepieces
- Modify Nikon Eclipse Ti Microscopes Using Thorlabs' Optomechanical Components
SM2A18
Epi-Illumination Module
Bayonet Mount Adapter
SM1A44
Camera Port
Adapter
SM2N2
Eyepiece Adapter
SM2N3
Lamphouse Port
Adapter
LCPN1
Condenser Port Adapter
Scientific Camera Mounted to Nikon Microscope Using SM1A44 Camera Port Adapter, SM1 Lens Tube, and 30 mm Cage System Components

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特長
- 当社のケージシステムやレンズチューブなどのコンストラクションシステムをNikon製Eclipse Ti顕微鏡に取り付け可能なアダプタ
- SM1レンズチューブ、SM30レンズチューブ、SM2レンズチューブ、そして30 mmならびに60 mmケージシステムに対応
- カスタム仕様のアダプタ(ほかの顕微鏡用も含む)については、当社までお問い合わせください。
図内の各ポート(グレー部分)をクリックすると対応するアダプタをご覧いただけます。
Figure 1.1 Nikon Eclipse Ti-U顕微鏡
照明用アダプタ(Epi Illumination Module(Port on Right Side)、Epi Illumination Port、Lamphouse Port:右図)
当社では、Nikon製Eclipse Ti顕微鏡の落射照明路をSMネジ付きモジュールやケージシステムで変更する際のアダプタを2種類ご用意しております。オス型のNikon製バヨネットマウント付きのアダプタは、LED光源ほかのコリメート光源を落射照明モジュールのポートに取り付けます。アダプタSM1A30ならびにSM2N1は落射照明モジュールを取り外した落射照明用ポートに取り付けます。
アダプタSM2N3は、コリメート光源をEclipse Ti顕微鏡のランプハウスポートに取り付けます。
カメラポート用アダプタ(Camera Port)
アダプタSM144は、SM1ネジ、SM2ネジ、または30 mmケージシステム対応の部品をNikon製Eclipse Ti顕微鏡のカメラポートに取り付け可能にするためにご用意しました。こちらのアダプタは、お客様が構築したアセンブリを光路に加える際や、当社のCMOSカメラを使用する際に便利です。
レボルバ用アダプタ(Nosepiece(Adapter in Underside of Turret))
SM1アダプタSM1A53を使用すると、当社のSM1ネジ付き部品をNikon製Eclipse Ti-U、Ti-S、Ti-Eの各顕微鏡に付属するレボルバ(または対物レンズホルダ、ターレット)TI-ND6-E、TI-ND6、TI-N6に取り付けることができます。
三眼鏡筒ポート用アダプタ
アダプタLCPN2、LCPN4、WFA4111またはSM2A59を用いると、カスタム仕様のワイドフィールド観察用や画像取得用のセットアップを三眼鏡筒用ポートに接続することができます。アダプタLCPN3を用いると、D5Yアリ溝の付いたOlympus製三眼鏡筒を三眼鏡筒用ポートに接続することができます。D5Yアリ溝の詳細は「顕微鏡のアリ溝」タブをご覧ください。
接眼レンズ用アダプタ(Eyepiece Port)
アダプタSM2N2を用いると、Nikon顕微鏡の三眼鏡筒用接眼レンズのレンズ素子を交換することができ、カスタム仕様の画像取得用または観察用のセットアップを顕微鏡に取り付けられます。
コンデンサ用アダプタ(Condenser Port)
アダプタLCPN1およびLCPN5はNikon製Eclipse Ti顕微鏡のコンデンサーホルダに取り付けることにより、カスタム仕様の照明調整モジュールを取付け可能となります。
注: 当社では、こちらのページに記載している以外の顕微鏡との互換性は保証しておりませんのでご注意ください。
Adapters for Industry Standard Microscopes |
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Cerna DIY Series |
Leica DMI |
Nikon Eclipse Ti (Inverted) |
Nikon Eclipse Ti2 (Inverted) |
Upright Nikon Eclipse |
Olympus BX and IX |
Zeiss Axioskop and Examiner |
Table 76C Thorlabs Dovetail Referencea | |||
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Type | Shape | Outer Dimension | Angle |
95 mm | Linear | 95 mm | 45° |
D1N | Circular | Ø2.018" | 60° |
D2Nb | Circular | Ø1.50" | 90° |
D2NBb | Circular | Ø1.50" | 90° |
D3N | Circular | Ø45 mm | 70° |
D5N | Circular | Ø1.58" | 90° |
D6N | Circular | Ø1.90" | 90° |
D7N | Circular | Ø2.05" | 90° |
D8N | Circular | Ø40 mm | 90° |
D9N | Circular | Ø50 mm | 90° |
D10N | Circular | Ø52 mm | 90° |
D1T | Circular | Ø1.50" | 60° |
D3T | Circular | Ø1.65" | 90° |
D4T | Circular | Ø1.20" | 90° |
D1Y | Circular | Ø107 mm | 60° |
D2Y | Circular | Ø2.32" | 50° |
D3Y | Circular | Ø1.75" | 90° |
D4Y | Circular | Ø56 mm | 60° |
D5Y | Circular | Ø46 mm | 60° |
D6Y | Circular | Ø41.9 mm | 45° |
D1Z | Circular | Ø54 mm | 60° |
D2Z | Circular | Ø57 mm | 60° |
D3Z | Circular | Ø54 mm | 45° |
顕微鏡のアリ溝(ダブテール)とは
顕微鏡のアリ溝(ダブテール)は、顕微鏡コンポーネントの結合や、光学ポートのアライメントに使用されます。結合するには、コンポーネントのアリ溝をもう一方のアリ溝に差し込み、メス型アリ溝のロック用止めネジを1つ以上締め付けます。アリ溝には、直線形状と円形状の2種類があります。直線形状のアリ溝は、取り付ける部品を固定する前にスライドさせることが可能です。不要な自由度を制限しながら柔軟に位置決めができます。円形状のアリ溝は、異なるコンポーネントの光学ポートの位置を合わせ、光軸確保に必要なお客様の作業を最小化します。
当社では、自社の部品や他社の部品と、アリ溝を用いて結合できるコンポーネントを多く製造しています。対応するアリ溝を簡単に確認いただけるように、当社の部品に付いているアリ溝の種類に呼称(Dxxなど)を付けさせていただいています。この呼称は当社独自のもので、他の顕微鏡メーカに共通する呼称ではありませんのでご注意ください。当社のアリ溝の種類一覧と、その主な寸法は右表をご参照ください。
当社のCerna®顕微鏡では、対応するコンポーネントのみが結合できるよう、顕微鏡のそれぞれの部分で異なる種類のアリ溝が使用されています。例えば落射照明モジュール WFA2002のアリ溝はD1Nオス型で、顕微鏡ボディの落射照明用アームのD1Nメス型アリ溝と結合します。XY顕微鏡ステージCSS2001のアリ溝はD1Yメス型で、取付けアームCSA1051 のD1Yオス型アリ溝と結合します。
それぞれのコンポーネントのアリ溝の種類については下記の赤いアイコン()をクリックし、図をご覧ください。メス型アリ溝付きのアダプタの図では、ロック用止めネジに必要な六角レンチのサイズも記載されています。なお、機械的に結合しても必ずしも光学的に適合しているとは限りません。光学的適合性については当社のウェブサイトでご確認ください。
ご自身でアリ溝を機械加工したい場合には、 Table 76Cにある各アリ溝の外径や角度(Figure 76Dと76Eで定義)をご参照ください。ただし、アリ溝の高さはご自身でお決めください。また、円形状のアリ溝では、内径および内孔径もご自身でお決めいただく必要があります。これらの値は同じ種類のアリ溝でも異なります。互いに適合するように設計された部品を使用すれば、確実に結合させることができます。
摩耗を低減し、かつ接続を容易にするために、多くのアリ溝では面取りや、窪み(リセス)などの機械加工が施されています。Figure 76Dと76Eはそのいくつかの例です。

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Figure 76D 円形状のオス型アリ溝の加工方法の2例です。

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Figure 76E 円形状のメス型アリ溝の加工方法の2例です。
Posted Comments: | |
Aliaksandra Rakovich
 (posted 2021-04-15 07:56:08.59) The Condensor port adaptor for the Nikon Eclipse Ti microscopes (LCPN1) does not fit the Ti2 models. Are there any plans to release a new version for the Ti2 models? YLohia
 (posted 2021-04-22 10:10:56.0) Hello, thank you for your feedback. While we don't have any immediate plans of releasing such an adaptor, we do plan on offering such an item in the future. mcg6
 (posted 2017-11-13 20:08:20.1) Is the SM1A30 compatible with Nikon's new Ti2 inverted microscope? Same question also for the other adapters offered for the Nikon Eclipse Ti series. If not compatible, when you expect to release adapters for the Ti2? nbayconich
 (posted 2018-01-05 02:33:42.0) Thank you for contacting Thorlabs. The SM1A30 should be compatible with all of the Nikon eclipse Ti series microscopes. If this adapter does not fit properly we can accept a return. I will contact you directly with more information. tsaishun.lin
 (posted 2016-11-04 17:08:01.457) We have a Nikon Eclipse Ti-U Microscope. We want to mount a LED on the lamphouse port. So We bought SM2A18 and LED4A5 to replace the lamphouse port, which originally mounted with a D-LH/LC halogen lamp. However, we found that the adapters are not suitable because the port is not a bayonet mount. Is there any other adapter suitable for us to mount LED (M590L3-C5) on the port? wskopalik
 (posted 2016-11-07 07:44:03.0) This is a response from Wolfgang at Thorlabs. Thank you very much for your inquiry.
It is possible that the lamphouse port on your microscope has a design which is incompatible to these adapters.
I will contact you directly to discuss this issue in detail and to see if we can offer you a special adapter for your microscope. craig.brideau
 (posted 2015-09-03 13:07:33.037) I have a lamp design constructed using 60mm cage parts I want to attach to a Nikon Ti Frame. The SM1 hole on the SM1A30 port adapter plate is too small though. Could I get an SM2A30, which removes the 30mm cage spaced holes and upsizes the SM1 hole to SM2, while retaining the 60mm spaced threaded holes for the 60mm cage? |


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Figure G1.2 落射照明モジュールに取り付けたアダプタLED4A5
こちらのアダプタを用いると、当社のSolis® LEDなどの照明用コリメート光源を、Nikon製Eclipse Ti顕微鏡、またはNikon製Eclipse正立顕微鏡の落射照明モジュールに取り付けることができます。各アダプタとも、オス型のNikon製バヨネットマウントを使用してモジュールのポートに接続します。対応するSMネジならびにケージシステムの規格についてはTable G1.1をご覧ください。
注: 当社では、こちらのページに記載している以外の顕微鏡との互換性は保証しておりませんのでご注意ください。


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Figure G2.1 落射照明用ポートに直接取り付けたアダプタSM2N1
こちらのアダプタは、落射照明モジュールを取り外したNikon製Eclipse TiまたはTi2顕微鏡の落射照明ポートに、当社のコンポーネントをベースにして構築したカスタム仕様のシステムを接続できるように設計されています。誘導放出抑制(STED)、確率的光学再構築顕微鏡法(STORM)、光活性化局在性顕微鏡法(PALM)といった超解像光学顕微鏡技術をはじめ、ラマン分光法、光ピンセット、蛍光イメージングなど、さまざまな用途でご利用いただけます。
SM1A30は、Ø25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)レンズチューブ用にSM1内ネジと、30 mmおよび60 mm間隔の#4-40タップ穴が付いています。SM2N1にはØ50 mm~Ø50.8 mm(Ø2インチ)レンズチューブ用SM2内ネジと、60 mm間隔の#4-40タップ穴が付いています。この#4-40タップ穴によって、ケージロッドを30 mmおよび60 mmケージシステムに接続することができます。
アダプタの107 mm×56 mm内にある4つの貫通穴から落射照明ポートに取り付けます。固定には4 mmボール(六角)ドライバもしくは六角レンチで締め付け可能なM5 x 0.8キャップスクリュ4個(付属します)を使用します。また、各アダプタには、不使用時にポートを保護するためのSM1ネジ付きカバー(型番SM1CP2)またはSM2ネジ付きカバー(型番SM2CP2)が付属します。
注: 当社では、こちらのページに記載している以外の顕微鏡との互換性は保証しておりませんのでご注意ください。

Item # | SM2N3 |
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Dovetail | Female D6Na |
SM Threading | Internal SM2 (2.035"-40) |
Microscope Compatibility | Upright Nikon Eclipse and Nikon Eclipse Ti and Ti2 Lamphouse Ports |
アダプタSM2N3は、アダプタSM2T2を取り付けたSolis® LEDのような照明用コリメート光源を、Nikon製Eclipse TiまたはTi2顕微鏡、あるいはNikon製Eclipse正立顕微鏡に取り付けて、透過照明用として使用できるように設計されています。 このアダプタはD6Nメス型アリ溝を介して顕微鏡のランプハウスポートに取り付けられます。その際、アリ溝は付属の止めネジ(セットスクリュ)で固定します(2 mm六角レンチ使用)。詳細については「顕微鏡のアリ溝」タブをご覧ください。
このアダプタには、Ø50 mm~Ø50.8 mm(Ø2インチ)レンズチューブに対応するSM2内ネジが付いています。また、光学素子をアダプタ内側の縁に固定するための固定リングSM2RRが1個付属しています。
注: 当社では、こちらのページに記載している以外の顕微鏡との互換性は保証しておりませんのでご注意ください。


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Figure G4.1 アダプタSM1A44、SM1レンズチューブ、ならびに30 mmケージシステム部品を使用してNikon製顕微鏡に取り付けたサイエンティフィックカメラ
SM1A44は、当社部品によるカスタム仕様光学系やディテクタをNikon製Eclipse Ti顕微鏡のカメラポートに接続するためのアダプタです。アダプタはオス型D7Nアリ溝によりしっかりとポートに取り付けられます。
SM1A44には、Ø25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)レンズチューブに対応するSM1内ネジと、Ø50 mm~Ø50.8 mm(Ø2インチ)レンズチューブ用のSM2外ネジ、そしてケージシステム用ロッドを取り付けるための30 mm間隔の#4-40タップ穴が付いています。 当社のCマウント内ネジ付きCMOSサイエンティフィックカメラは、別売りのSM1ネジとCマウントネジの変換アダプタ(型番SM1A39)を用いて、SM1ネジに取付けることができます。Nikon製Eclipse Ti顕微鏡とカメラポート用アダプタをご使用時、同焦点を得るためにはネジ深さが50.8 mmのØ25.4 mm(Ø1インチ)レンズチューブ(型番SM1L20)の使用をお勧めします。 取付けにSM2ネジをご使用の際は、ネジ深さが50.8 mmのØ50.8 mm(Ø2インチ)レンズチューブ(型番SM2L20)とSM2内ネジ&SM1外ネジ付きアダプタ(型番SM1A2)、そしてSM1内ネジ&Cマウント外ネジ付きアダプタ(型番SM1A9)が必要になります。 ご使用にならないときにポートにかぶせるSM1ネジ付きダストカバー(型番SM1CP2)も付属します。
注: 当社では、こちらのページに記載している以外の顕微鏡との互換性は保証しておりませんのでご注意ください。

Item # | SM1A53 |
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Photo (Click to Enlarge) | ![]() |
Microscope Connection | Counterbore for M3 Screw (4 Places) |
SM Threading | Internal SM1 (1.035"-40) |
Microscope Compatibility | Nikon Eclipse Ti Nosepiece |

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Figure G5.2 アダプタSM1A53を使用して顕微鏡対物レンズにファイバからの光を送出

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Figure G5.1 Nikon製レボルバTI-N6に装着したアダプタSM1A53
SM1ネジ付きアダプタSM1A53により、SM1外ネジ付き部品をNikon製のレボルバTI-ND6-E、TI-ND6またはTI-N6に取り付けできます。レボルバ(対物ホルダまたはターレットと呼ばれることもあります)は、通常、Nikon製Eclipse Ti-UおよびTi-S顕微鏡、ならびにTi-E顕微鏡の一部に付属しています。 アダプタにはSM1ネジ付き内孔と、レボルバのM3ネジ穴に対応する4個のザグリ穴があります。 このアダプタを使用することで、当社のオプトメカニクスシステムで構築された照明モジュールなどに、Nikon製レボルバを直接取り付けできます。
レボルバの入力ポート部分にはアダプタSM1A53用の小さな四角いくぼみがあり、4個のM3ネジはこのアダプタに付属しています。 SM1A53を取付ける際は、まずM3ネジをレボルバのタップ穴から外してワッシャを取り外します。ネジを外すとレボルバは2つの部品に分かれますので、部品を押さえながらネジを取リ外してください。 アダプタをくぼみの中に設置し、ザグリ穴とタップ穴の位置を合わせてください。そしてSM1A53のザグリ穴を通してM3ネジを再度締めてください。
注: 当社では、こちらのページに記載している以外の顕微鏡との互換性は保証しておりませんのでご注意ください。


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Figure G6.2 アダプタLCPN3のD5Yアリ溝

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Figure G6.1 三眼鏡筒ポートに取り付けられたアダプタLCPN2
当社の三眼鏡筒ポート用アダプタを、Nikon製Eclipse正立顕微鏡、Nikon製EclipseTiまたはTi2顕微鏡、あるいはCerna顕微鏡の三眼鏡筒ポートに取り付けると、カスタム仕様のワイドフィールド観察用セットアップ(型番LCPN2、LCPN4、WFA4111、SM2A59を使用した場合)やOlympus製三眼鏡筒(型番LCPN3を使用した場合)を接続することができます。各アダプタはD1Nオス型アリ溝を用いて顕微鏡の三眼鏡筒ポートに取り付けます。アダプタを取り付けるには、まず顕微鏡の三眼鏡筒を取り外す必要があります(Figure G6.1参照)。
アダプタ LCPN2とLCPN3にはØ30 mmレンズチューブに対応するSM30内ネジが付いており、またアダプタ内に光学素子を固定するための固定リングSM30RRが2個付属しています。 4つの貫通穴の各側面にはそれぞれ2本の固定用止めネジ(2 mm六角レンチで固定)が付いており、それらを用いて60 mmケージシステム用のØ6 mmケージロッドを取り付けることができます。アダプタLCPN2は、カスタム仕様のワイドフィールド観察用セットアップの取付け用に設計されています。アリ溝の反対面には#4-40タップ穴が30 mm間隔で配置されており、30 mmケージシステムが取り付けられます。アダプタLCPN3にはD5Yメス型アリ溝が付いており、それを用いてD5Yオス型アリ溝の付いたOlympus製三眼鏡筒をNikon製Eclipse顕微鏡に取り付けることができます。
アダプタLCPN4もカスタム仕様のワイドフィールド観察用セットアップの取付け用に設計されています。これにはSM2内ネジが付いているため、SM2レンズチューブを取り付けられます。また光学素子の固定用に固定リングSM2RRが1個付属しています。 各アダプタには4つの貫通穴があり、その各側面にはそれぞれ2本の固定用止めネジ(2 mm六角レンチで固定)が付いています。それらを用いて60 mmケージシステム用のØ6 mmケージロッドを取り付けることができます。
アダプタWFA4111およびSM2A59は、カスタム仕様のワイドフィールド観察用セットアップの取付け用に設計されています。 WFA4111にはM38 x 0.5内ネジが付いており、固定リングSM38RRを用いてアダプタ内に光学素子を固定できます。この内ネジには当社のチューブレンズTTL200およびITL200を直接取り付けることができ、アダプタ上部のSM2外ネジにはSM2レンズチューブを取り付けることができます。SM2A59にはSM2内ネジが付いており、当社のワイドフィールド観察および撮像用の無限遠補正チューブレンズを直接取り付けられます。また、このSM2内ネジは、カスタム仕様の画像検出モジュールを構築するために、SM2レンズチューブシステムと接続するのにも使用できます。
アリ溝の名称や型番は当社独自の称呼です。詳細は「顕微鏡のアリ溝」タブをご覧ください。
注: 当社では、こちらのページに明記されていない業界標準の顕微鏡との適合性は保証しておりませんのでご注意ください。


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Figure G7.1 アダプタSM2N2を2個取り付けた三眼鏡筒の接眼レンズ
接眼レンズポートアダプタSM2N2を使用すると、カスタム仕様の光検出システムを、Nikon製Eclipse正立顕微鏡、Nikon製Eclipse TiまたはTi2顕微鏡、あるいはCerna顕微鏡の三眼鏡筒接眼レンズポートに取り付けることができます。 こちらのアダプタは、接眼レンズのレンズ部分と交換して使用します(Figure G7.1参照)。また、5個のアライメント用スロットにより接眼レンズ内で固定され、回転しません。ドロップイン式のため、三眼鏡筒に設置する際は、取り付けた光学系が40 gの接眼レンズアダプタとの重量バランスを失わないようにご注意ください。
こちらのアダプタにはØ25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)レンズチューブに対応するSM1内ネジが付いており、アダプタ内に光学素子を固定するための固定リングSM1RRが2個付属しています。また、Ø50 mm~Ø50.8 mm(Ø2インチ)レンズチューブに対応するSM2外ネジも付いています。前面には製品型番が刻印され、30 mmケージシステムに対応する#4-40タップ穴があります。
注: 当社では、こちらのページに記載している以外の顕微鏡との互換性は保証しておりませんのでご注意ください。


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Figure G8.1 コンデンサーホルダに取付けられたLCPN1
D3Nオス型アリ溝の付いた当社のコンデンサーポート用アダプタを使用すると、カスタム構成のコンデンサを、Nikon製Eclipse正立顕微鏡、Nikon製Eclipse TiまたはTi2顕微鏡、あるいはCerna顕微鏡のコンデンサーホルダに取り付けることができます。詳細は「顕微鏡のアリ溝」タブをご覧ください。
アダプタLCPN1にはØ30 mmレンズチューブに対応するSM30内ネジが付いており、アダプタ内に光学素子を固定するための固定リングSM30RRが2個付属しています。アダプタLCPN5にはSM2レンズチューブに対応するSM2ネジが付いており、固定リングSM2RRも1個付属しています。 どちらのアダプタにも4つの貫通穴があり、それらの各側面にはそれぞれ2本の固定用止めネジ(2 mm六角レンチで固定)が付いています。それらの貫通穴にØ6 mmケージロッドを取り付ければ、60 mmケージシステムに接続できます。また、アダプタLCPN1には、アリ溝の反対側の面に#4-40タップ穴が30 mm間隔で配置されており、それらを用いて30 mmケージシステムを取り付けることもできます。
注:当社では、こちらのページに明記されていない業界標準の顕微鏡との適合性は、保証しておりませんのでご注意ください。