可動型取付けプラットフォーム
- Translating Breadboard with 1/4"-20 (M6) Mounting Taps
- 2" (50 mm) Manual or Motorized Travel in X and Y
- Translate Entire Workspace Around a Microscope's Optical Path
Application Idea
A Cerna® Microscope Configured for Epi-Fluorescence Imaging Equipped with a Motorized XY Platform
PMP1000
Manual Platform with
1/4"-20 Tapped Holes
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ミリ規格ブレッドボードのプラットフォーム図面
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インチ規格ブレッドボードのプラットフォーム図面
特長
- 600 mm x 450 mmの可動型ブレッドボード
- 200 mm x 250 mmの切り欠きにより、顕微鏡の光路周囲に光学部品等の設置が可能
- 352個のM6タップ穴により、構成部品の多いセットアップにも対応
- 手動式マイクロメータまたは電動式ステッピングモーターアクチュエータにより50 mmの移動が可能
- カスタム仕様のブレッドボードについては当社までお問い合わせください。
当社の手動式および電動式の可動型ブレッドボードを顕微鏡の光路周りに設置することで、サンプルホルダやマイクロマニピュレータなど、構成部品の多い実験セットアップを取り付けられるようになります。寸法600 mm x 450 mmの大型のブレッドボードには多数の部品の取り付けが可能で、取付け済み部品同士の相対位置を保持したまま同時に移動させることができます。この移動可能なベースプレートの片側には200 mm x 250 mmの切り欠き部分があり、顕微鏡ボディ用、コンデンサーホルダ、明視野照明モジュール、アタッチメントなど様々なモジュールを取り付けるのに十分なスペースを確保しています。
ブレッドボードは手動調整用のマイクロメータ、または電動調整用のステッピングモーターアクチュエータが付いた2つのXYステージアセンブリ上に取り付けられています。 手動式または電動式のステージアセンブリは、取り付けたブレッドボードをXY方向に最大で50 mm移動可能です。352個のM6 x 1.0タップ穴が中心間距離25 mmで配置されており、高剛性スタンドやその他の実験装置を固定できます。そのため、大きなセットアップで離れて設置された複数の部品を同時に移動させることができます。
当社ではブレッドボードをお客様の用途に合わせて設計することが可能です。600 mm x 450 mmまでの特注サイズや、切り欠き部分のカスタマイズ、スチールなどの材質についてのカスタマイズにも対応可能です。詳細については当社までお問い合わせください。
当社ではDIY Cerna® システムの顕微鏡ボディをXY方向に50.8 mm移動させる顕微鏡用移動マウントも製造しております。
Cerna®顕微鏡の構築
Cerna顕微鏡プラットフォームの広い作業スペースとアリ溝式システムは、顕微鏡部品の接続や位置決めを容易に行うことができます。この柔軟性により光路設定済み顕微鏡はシンプルで安定したセットアップを実現しており、またその後のアップグレードや変更も簡単に行えます。下の動画では光路設定済み製品の概要とDIY Cerna顕微鏡の組立方法を例示しています。
DIY顕微鏡システムの組立方法
DIY顕微鏡システムの紹介
こちらのDIY顕微鏡ではブレッドボードトップCSA3000(/M)、アリ溝付きアダプタCSA2001、固定アームCSA1001およびCSA1002のほか、顕微鏡ボディ用アタッチメントおよび拡張部品を使用しています。これらの部品は当社のレンズチューブならびにケージシステムとのインターフェイスにより、顕微鏡に独立した2つの透過照明モジュールを取り付けたり、自作の落射照明光路やカスタム仕様の試料観察用光路を取り付けたりすることができます。
当社のシンプルなオプトメカニクスインターフェイスにより、独自のイメージング用にカスタム仕様のDIY顕微鏡を素早く組み立てたり、さらにそれを構成し直したりすることができます。
Posted Comments: | |
Hui Zhang
 (posted 2023-03-24 23:55:54.887) could you please send me a quote?
This is the best manual one.
I have 30 years EP experience. ksosnowski
 (posted 2023-03-28 12:57:05.0) Thanks for reaching out to Thorlabs. For inquiries like this we recommend reaching out directly to techsupport@thorlabs.com. I have reached out directly to discuss this request further. jiaruili
 (posted 2016-11-22 17:21:51.82) We are looking for the translation stage for our cryostat (~35 pound) with sub micron accuracy. The Motorized Translating Breadboard looks good for us. So what is the height of the motorized stage? And can you make it's size smaller (~30*20cm)?
Thanks, tfrisch
 (posted 2016-11-30 09:35:58.0) Hello, thank you for contacting Thorlabs. I see that you are already in contact with Ben about our custom capabilities. The height of the motorized breadboard is 116.7mm. user
 (posted 2015-08-19 10:42:17.6) For the PLS stage, we would like to control with Labview. Is a driver included?
We really need one axis controller. besembeson
 (posted 2015-09-29 11:27:07.0) Response from Bweh at Thorlabs USA: We have a Labview SDK for the MCM3000. Please contact me at techsupport@thorlabs.com and I will provide this to you. |
顕微鏡の各部品をクリックするとそれぞれの機能がご覧いただけます。
顕微鏡の原理
ここではCerna®顕微鏡の一般的な機能について説明しています。右にある顕微鏡の図の各部品をクリックいただくか、下記のリンクをクリックいただくとCerna顕微鏡を組み上げて試料を可視化する方法についてご覧いただけます。
用語
アーム:部品を顕微鏡の光路に合わせて保持
バヨネットマウント:内ネジのL字型スロットとそれに嵌合する外ネジのタブを用いた機械的なマウント方式
ベローズ(蛇腹):アコーディオン状のゴム製側面を持つチューブ。顕微鏡ボディと対物レンズとの間の光路を遮光しながら伸縮させることが可能です。
ブレッドボード:光学系の自作用に、タップ穴が等間隔に配列された平坦なボード
アリ溝式:多数の顕微鏡部品に採用されている機械的な取付け方式。直線形状のアリ溝は、取り付ける部品を固定する前に一定の方向に沿って柔軟に位置決めができます。これに対し、円型アリ溝は部品を1箇所に固定します。詳細については「顕微鏡のアリ溝」タブまたはこちらをご覧ください。
落射照明:観察装置と同じ向きから試料を照らす照明。落射蛍光、反射型および共焦点顕微鏡は、落射照明で使用するイメージング手法の例です。
フィルターキューブ:フィルタやその他の光学素子を正確な位置で保持する顕微鏡用のキューブ。例えば、フィルターキューブは蛍光顕微鏡法および反射型顕微鏡法に不可欠です。
ケーラー照明:様々な光学素子を使用して試料面の視野内をデフォーカスしたり視野内における光の強度を平坦にしたりする手法。この手法にはコンデンサおよび光コリメータが必要です。
対物レンズ用ホルダ(レボルバ):顕微鏡の対物レンズを光路上に固定する際に使用するアーム
光路:光が顕微鏡を透過する際にとる経路
レール高:顕微鏡ボディのサポートレールの高さ
懐深さ(作業空間の奥行き):光軸から顕微鏡ボディのサポートレールまでの間の距離。懐深さのサイズは、作業高さとともに、顕微鏡を使用する際の作業空間の大きさを決定します
透過照明:観察装置に対して反対側の面から試料を照らす照明。明視野、微分干渉法(DIC)、Dodt勾配コントラスト、および暗視野顕微鏡法は、透過照明を利用したイメージング手法の例です。
作業高さ:顕微鏡ボディのサポートレール高にベース高を加えた高さ。作業高さのサイズは、懐深さとともに、顕微鏡を使用する際の作業空間の大きさを決定します。
Cerna顕微鏡のボディ
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顕微鏡ボディの詳細
顕微鏡ボディ
顕微鏡ボディはあらゆるCerna顕微鏡の土台となります。 サポートレールに使用している95 mmレールは、厳しい角度公差が得られるよう加工されているため、光路のアライメントや光学テーブルへの垂直な設置が確実に行えます。サポートレールの高さは350~600 mmから選択できますが、この高さによって実験用・顕微鏡用部品を使用できる縦方向の空間の大きさが決まります。 光路からサポートレールまでの懐深さは196.5 mmあるため、広い実験用スペースが得られます。顕微鏡ボディに部品を取り付ける際はサポートレール上の直線的なアリ溝を使用しますが、部品によっては落射照明アーム上の円型アリ溝が使われます。 詳細については、「顕微鏡のアリ溝」タブまたはこちらをご覧ください。
Cerna顕微鏡には、上から(黄色)または下から(オレンジ)照射するタイプの照明が使用可能です。どちらのタイプにも照明光源(緑)が付いています。
照明
Cerna顕微鏡では、試料を上から(落射照明、右図で黄色に色付けされた部品参照)または下から(透過照明、オレンジ色に色付けされた部品参照)の2方向から照射することができます。
落射照明は、観察装置と同じ側から試料を照らす照明です。したがって、照明光源(緑色に色付けされた部品参照)からの光と試料面からの光は部分的に光路を共有します。これは蛍光、共焦点および反射型顕微鏡に使用されます。落射照明モジュールは光を光路に沿って導き調節します。円型のD1Nアリ溝を使用して顕微鏡ボディの落射照明アームに取り付けます(詳細については「顕微鏡のアリ溝」タブまたはこちらをご覧ください)。複数の落射照明モジュールや、カスタマイズ用のタップ穴が等間隔で配列されたブレッドボードトップを取り付けることができます。
透過照明:観察装置に対して反対側の面から試料を照らす照明です。明視野、微分干渉法(DIC)、Dodt勾配コントラスト、斜光および暗視野顕微鏡法などのイメージング手法に使用されます。 透過照明モジュールは光を調節し(一部のモデル)、光路に沿って光を導きます。直線的なアリ溝を使用して顕微鏡ボディのサポートレールに取り付けます(詳細については「顕微鏡のアリ溝」タブまたはこちらをご覧ください)。イメージング手法によっては、ビーム特性を変更するために追加の光学素子が必要となりますが、このような光学素子は、レンズチューブやケージシステムを使用して光路に簡単に組み込むことができます。また、当社では、入射したコリメート光から最適なケーラー照明を生むために使用するコンデンサもご用意しています。コンデンサは取付けアームに装着し、サポートレールから一定の距離の光路上に固定します。このアームは、コンデンサを試料と透過照明モジュールにアライメントするための焦準モジュールに取り付けます。
Epi-Illumination Modules | Breadboards & Body Attachments | Brightfield | DIC | Dodt | Condensers | Condenser Mounting | Light Sources |
試料面からの光は対物レンズ(右図で青色に色付けされた部品)によって集められ、三眼鏡筒または光学ポート(ピンク色に色付けされた部品)を使用して観察されます。
試料の観察/記録
照明ができたら、顕微鏡を使用して試料を観察します。顕微鏡には試料面に光を集光し(右図で青色に色付けされた部品参照)、生成した画像を可視化する(ピンク色に色付けされた部品参照)機能が必要です。
顕微鏡の対物レンズは、光を集め、試料面からの光を拡大してイメージングを行います。Cerna顕微鏡の対物レンズは対物レンズ用レボルバ(ホルダ)にネジ止めされ、顕微鏡ボディのサポートレールから一定の距離の光路上に固定します。対物レンズ用レボルバ(ホルダ)は電動焦準モジュールに固定し、対物レンズの焦点を合わせたり、試料を取り扱う際に対物レンズの位置をずらしたりすることができます。対物レンズとの間を遮光できるように、顕微鏡にはベローズが付いています(図には記載なし)。
試料観察およびデータ取得用に様々なモジュールをご用意しています。三眼鏡筒には視点が3箇所あり、カメラを使用した場合と同様に試料を直接観察できます。ダブルカメラポートが2つの観察チャンネル内で光路を変更または分岐します。カメラチューブの選択により像の倍率を低く、もしくは高くさせることができます。データ取得用に、当社ではカメラおよび光電子増倍管チューブ(PMT)をご用意しています。PMTは共焦点顕微鏡の蛍光信号を検出する際に必要です。ブレッドボードトップを使えばカスタム設計の撮像セットアップを構築できます。モジュールは円型アリ溝を使用して顕微鏡ボディに取り付けます(詳細については「顕微鏡のアリ溝」タブまたはこちらをご覧ください)。
右図の高剛性スタンド(紫色)はご提供可能な試料取付けオプションの1例です。
試料/実験機器の取付け
様々な試料や機器の取付けオプションによって、顕微鏡システムの広い作業スペースを有効利用することができます。大きな試料および補助装置は取付けプラットフォームを使用して設置することができます。このプラットフォームは顕微鏡ボディの辺縁に置くことができ、タップ穴が等間隔で配列されたブレッドボードに対応しています。小さな試料は高剛性スタンド(右図の紫色に色付けされた部品)に取り付けることができます。高剛性スタンドには多様な試料調製法やデータ取得手法に対応したホルダが付属しており、たとえばスライドやウェルプレート、ペトリ皿などに対応できます。一般的な試料マウント方法の場合は、手動XYステージを使用して試料スライドを顕微鏡ボディに直接取り付けることもできます。高剛性スタンドは電動ステージ(別売り)を用いて駆動できます。また可動型取付けプラットフォームには電動または手動移動用の機構が内蔵されています。顕微鏡で複数の実験を同時に行いたい場合は、高剛性スタンドを取付けプラットフォームの上部に取り付けて、複数の装置を個別にかつ同期させて動作させることができます。
Specifications | |
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Micrometer Travel Range | 50 mm |
Micrometer Graduations | 10 µm per Division |
Travel per Revolution | 0.5 mm |
Runout Over Full Range | ±0.0004" (±10 µm) |
Maximum Load Capacity Mounted Horizontallya | 20.7 kg (45.71 lbs) |
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手動式XYステージアセンブリの拡大写真
- XY両方向に50 mmの手動移動が可能
- 600 mm x 450 mmのプラットフォーム
- 装置固定用に352個のM6 x 1.0タップ穴
- ブレッドボード面の高さ116.7 mm
- 正面および側面から光路にアクセスできるセットアップを構築可能
当社の手動式プラットフォームPMP1000/Mは、顕微鏡システムの垂直の光路の周囲に、構成部品の多い実験セットアップが配置できるように設計されています。 こちらのプラットフォームは2つのXYステージアセンブリ上に取り付けられており、手動式マイクロメータによる最大50 mmの移動が可能です。
このアルミニウム製のブレッドボードは352個のM6 x 1.0タップ穴が中心間距離25 mmで配置されており、高剛性スタンドやその他の実験装置を固定することができます。 そのため、大きなセットアップに離れて設置された複数の部品を同時に移動させることができます。
上図のように、このブレッドボードの表面積は600 mm x 450 mmです。 設置面積の大部分はこの寸法内に納まっていますが、アジャスタは前面および右側の端から若干突き出ています。 ワークステーションの上に設置すると、ブレッドボードの上面はワークステーション表面より116.4 mm上方に位置します。 このブレッドボードは底面にある2枚のベースプレートで支持されています。ベースプレートには一般的な1/4"-20およびM6 x 1.0のタップ穴パターンに対応する間隔でザグリ穴が配置されています。
当社ではブレッドボードをお客様の用途に合わせて設計することが可能です。 600 mm x 450 mmまでの特注サイズや、切り抜き部分のカスタマイズ、スチールなどの材質についてのカスタマイズにも対応可能です。 詳細については当社までお問い合わせください。 電動式プラットフォームは下記に掲載しておりますのでご参照ください(型番: PMP-2XY/M)。
Specifications | |
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Travel Range | 2" (50.8 mm) |
Velocity (Max) | 3.66 mm/s |
Encoder Resolution | 0.5 µm |
Steps per Revolution of Leadscrew | 200 |
Step Angle | 1.8° |
Manual Travel per Revolution of Leadscrewa | 1 mm/rev |
Maximum Load Capacity Mounted Horizontallyb | 34.0 kg (74.96 lbs) |
Cable Length | 500 mm (1.64 ft) |
Required Controller | MCM3002 |
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自作のDIY Cerna顕微鏡の周囲に設置した、何も取り付けていない状態の可動プラットフォーム
- XY両方向に50.8 mmの電動移動が可能
- 600 mm x 450 mmのプラットフォーム
- 装置固定用に352個のM6 x 1.0タップ穴
- ブレッドボード面の高さ116.7 mm
- 正面および側面から光路にアクセスできるセットアップを構築可能
- 当社の標準的な3軸コントローラ(型番 MCM3002、下記掲載)が必要
当社の電動式プラットフォームPMP-2XY/Mは、顕微鏡システムの垂直の光路の周囲に、構成部品の多い実験セットアップが配置できるように設計されています。電動式の設計により、上記の手動式モデルに比べてシステムの調整作業が少なくて済みます。駆動には下記掲載のコントローラMCM3002(別売り)が1つ必要です。
こちらのプラットフォームは2つのXYステージアセンブリ上に取り付けられており、ステッピングモーターアクチュエータは最大で50.8 mmの電動移動が可能です。電源OFF時には、後部にあるノブを用いてモータの手動調整が可能です。
このアルミニウム製のブレッドボードには352個のM6 x 1.0タップ穴が中心間距離25 mmで配置されており、高剛性スタンドやその他の実験装置を固定することができます。そのため、大きなセットアップに離れて設置された複数の部品を同時に移動させることができます。
上図のように、このブレッドボードの表面積は600 mm x 450 mmです。設置面積の大部分はこの寸法内に納まっていますが、アクチュエータは右端から若干突き出ています。ワークステーションの上に設置すると、ブレッドボードの上面はワークステーション表面より116.4 mm上方に位置します。このブレッドボードは底面にある2枚のベースプレートで支持されています。ベースプレートには一般的な1/4"-20およびM6 x 1.0のタップ穴パターンに対応する間隔でザグリ穴が配置されています。
当社ではブレッドボードをお客様の用途に合わせて設計することが可能です。600 mm x 450 mmまでの特注サイズや、切り欠き部分のカスタマイズ、スチールなどの材質についてのカスタマイズにも対応可能です。詳細については当社までお問い合わせください。
Compatible Stages |
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Microscope Body Translator |
Translating Platforms |
Controller Specifications |
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Compatible Motor Specifications |
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MCM3002を移動用ブレッドボードPMP-2XY(/M)の制御に使用
- 移動量50.8 mmの電動式Cernaコンポーネント用に設計
- ノブで最大3軸までの手動制御
- 各軸を個別に無効にし、予期しない動きの防止や位置保持が可能
- 上面のノブで移動速度を調整
- 独立したソフトウェアを用いてリモートでの移動制御が可能(64ビットWindows® 7または10の環境が必要)
3軸コントローラMCM3002にはコントローラとは別に手動制御ノブボックスが付いています。 ノブボックスの各面には回転式ノブと押しボタン式のスイッチが付いており、それぞれが1つの軸を制御します。 押しボタン式のスイッチは制御の有効・無効を切り替えます。有効時は緑色に点灯しています。 無効にすると各軸の位置を維持したり、予期しない動きを防止できます。 上面の小さなノブは、ノブ1回転ごとの移動量を調整します(詳細はController Specifications表をご覧ください)。
コントローラMCM3002には3つのチャンネルがあるため、駆動するモジュールの軸の数に応じて必要な台数をご購入ください。 例えば、移動プラットフォームPMP-2XY/M(2軸)を取り付けたCerna顕微鏡に必要なコントローラMCM3002は1台だけです。
MCM3002は顕微鏡ボディ用移動マウントMMP-2XY や電動式プラットフォームなど、移動量50.8 mmの電動式Cernaコンポーネントにご使用いただけます。その他の電動式の製品と組み合わせてご使用いただく際は、右のCompatible Motor Specificationsでモータ仕様の適合性をご確認ください。移動ステージや電動式焦準モジュールなどの移動量が25.4 mmのコンポーネントには、コントローラMCM301をご使用ください。複数のタイプのステージを駆動できるように構成されたコントローラをご希望の場合は、当社 でご連絡ください。
軸上の移動については、ソフトウェアを介してリモートで調整することも可能です。そのほか、これらのコントローラをカスタム仕様のイメージングソフトウェアに組み込めるように、LabVIEW™用のソフトウェア開発キット(SDK)とそのサポート文書もご用意しております。
MCM3002には、移動量50.8 mmの電動式Cernaコンポーネントに接続するためのアダプターケーブルが付属しています。