軸外放物面(OAP)ミラーと光軸/集光軸間の角度について


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軸外し角

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図2:こちらのOAPミラーの軸外し角は90°です。

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図1:放物面の幅は、軸に垂直な焦点を通る線に基づいて測定するのが一般的です。

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図4:放物面の幅を小さくすると軸外し角が大きくなります。図2と比較してみてください。

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図3:放物面の軸に近い部分を選択すると軸外し角は小さくなります。
OAPミラーの軸外し角( θ )は、ミラーの光軸と集光軸の間の角度です。この角度は、OAPミラーとして使用される親放物面(Parent Parabola)上のセグメントと、親放物面の幅(図1)に依存します。図2におけるOAPミラーの軸外し角は90°です。
放物面セグメントと焦点の近接について
焦点により近い放物面セグメントを選択すると、軸外し角は小さくなります。図3におけるミラーの軸外し角は図1のミラーに比べて小さいですが、この2つの図で唯一異なるのは図3でOAPミラー用に選択された親放物面上のセグメントが焦点により近いことです。
親放物面上のセグメントの位置によって焦点距離も変化します。焦点に近い放物面セグメントを選択すると、ミラー中心と焦点の間の距離が短くなります。
親放物面の幅
親放物面の幅を大きくすると軸外し角が小さくなります。その関係を図3と4で示しています。図3の放物面の幅は大きく、それに対してミラーの軸外し角は小さくなっています。
親放物面の幅は焦点距離にも影響します。放物面の幅が大きくなると、焦点距離は長くなります。
軸外し角について
OAPミラーの軸外し角は90°で設計されていることが多いですが、90°未満のOAPミラーも一般的です。
「Insights-ヒント集」は下記リンクからご覧いただけます。 | 最終更新日:2019年12月4日 |
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