倒立顕微鏡Veneto®シリーズ


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こちらの顕微鏡は、ワイドフィールド、共焦点、多光子などのイメージング法の選択が可能なうえ、ピエゾ集光モジュールを内蔵し、さらにご自身で光路を構築するためのブレッドボードも組み込まれているため、様々なニーズに対応可能です。
倒立顕微鏡システムVeneto®シリーズ
当社のモジュール式倒立顕微鏡プラットフォームは、ワイドフィールド、共焦点および多光子でのイメージング用としてご使用いただけるターンキーシステムです。倒立顕微鏡は蛍光、in vivo、ex vivo、3D、高分解能、高速(ビデオレート)、生組織のイメージングなど、幅広い用途に対応する汎用性の高い強力な研究用ツールです。細胞生物学などのライフサイエンスの研究室では、正立顕微鏡システムで得られる複数のイメージングモダリティやアクセサリーポート、光路への容易なアクセス性といった重要な機能を有する倒立顕微鏡プラットフォームが必要とされており、このプラットフォームはそのようなニーズに対応して設計された製品です。
Venetoシリーズの倒立顕微鏡システムが一般的な倒立顕微鏡よりも優れている機能の概要については「製品ハイライト」タブを、サポートされているイメージング手法や日常的に使用する機能などの詳細については「特長」タブをご覧ください。こちらのプラットフォームはターンキーシステムとしてご提供していますが、DIYでカスタマイズできるように内部のオプトメカニクスや光学素子にもアクセスできるようになっています。 当社ではワイドフィールド、明視野、位相、Dodt、共焦点、多光子によるイメージングのための構成をご用意しております。詳細については「構成」タブをご覧ください。
オプション一覧
レーザ走査
- 高速イメージングの可能な8 kHzまたは12 kHzのレゾナント-ガルバノ-ガルバノ(US Patent 10,722,977)およびガルバノ-レゾナントスキャナ
- ユーザが指定する関心領域(ROI)および光刺激パターン用のガルバノ-ガルバノスキャナ
- 2光子および3光子イメージング用の広帯域走査光学系
信号検出
- 標準的なマルチアルカリPMTもしくは高感度GaAsP PMT
- 共焦点イメージングには集光角度13°の検出モジュール、PMT最大4つまで
- 多光子イメージングには集光角度13°のノンデスキャン検出モジュール、PMT2つ用
最大7つまでのカスタマイズ可能な光路
- レーザ走査やワイドフィールドイメージング用に3光路(最下層)
- 反射照明またはレーザ走査用に1光路(下から2層目)
- ノンデスキャン検出用に1光路(下から3層目、対物レンズの後ろ側)
- 透過照明用に1光路
- 三眼鏡筒用に1光路
Venetoイメージングシステムについてのご質問は、当社までお問合せください。
ページ上部の画像について:DAPI (405 nm)、Alexa 488 anti-S100B、Alexa 555 anti-NeurofilamentおよびAlexa 633 anti-GFAPでタグ付けされた野生型マウスの脳切片(300 μm x 300 μm)
画像ご提供:Lynne Holtzclaw, NIH/NICHD/MIC.
Veneto®シリーズの製品ハイライト
Venetoシリーズの倒立顕微鏡は、ワイドフィールド、共焦点、多光子などのイメージング手法をサポートするターンキーシステムです。ここではVenetoプラットフォームが一般的な倒立顕微鏡とは異なる重要な点について、その概要をご紹介します。右表の各項目をクリックしても、該当するセクションをご覧いただけます。
顕微鏡の各部をクリックすると詳細がご覧いただけます。
垂直統合型システム
- 当社の製造部品で構成
- サイエンティフィックカメラまたは検出デバイスを取付けるための複数のポート
- 蛍光等の検出を効率的に行うための底部ポート(整合する穴の開いたカスタム仕様の光学テーブルが必要です。詳細は当社までお問い合わせください。)
- 6ポジション電動ターレットにØ32 mmの励起フィルタおよび吸収フィルタを保持することで、集光角を広げて信号を増大
- 高速電動XYステージ、最大走査速度250 mm/s
- 光源
- 明視野用:マウント付きLED(相関色温度6500 K)
- ワイドフィールド用:マウント付きLED、Solis®LED、および・またはChrolis™ LED、あるいは業界標準の液体ライトガイド
- レーザ走査用:Tiberius® Ti:サファイアフェムト秒レーザまたは共焦点レーザ光源(詳細は「仕様」タブをご覧ください)
Venetoシリーズ顕微鏡は、実験に必要なコンポーネントがすべて組み込まれたシステムです。右の写真でご覧いただけるように、各コンポーネントはシームレスに機能するように作られています。詳細については顕微鏡の各部をクリックしてご覧ください。当社の倒立顕微鏡は設置面積が812.8 mm x 457.2 mmとコンパクトで、様々な光源に対応し、また電動の6ポジションフィルターターレットにはØ32 mm光学素子が取り付けられます。60 mmケージシステム取付け用の穴の付いたSM2ポートまたはSM30ポートから、いくつかの独立した光路に直接アクセスすることで、ご自身でカスタム仕様のイメージングモダリティを構築することが可能です。
統合型制御ユニットとソフトウェアThorImage®LS
付属のThorImageLSソフトウェアは複数のイメージング手法に対応しており、顕微鏡の構成を切り替えたときに、シームレスにモダリティの切り替えができます。電子制御ユニットにより、すべての電動コンポーネントをThorImageLSとハンドヘルドコントローラで操作できます。各コンポーネントが接続されるとソフトウェアはそのコンポーネントを認識します。また制御ユニットには、将来さらにモダリティを追加してアップグレードできるように、空のスロットが付いています。GUIにおける作業スペースはカスタマイズすることができ、実験に関連する設定のみを表示するように選択することができます。オープンソースのSDKを用いて、独自のデバイスプラグインをコーディングすることも可能です。詳細は「ThorImageLS」タブをご覧ください。

ガルバノ-レゾナントスキャナを用いると、高速イメージングに適した高フレームレートが得られます。8 kHzスキャナでは分解能512 x 32で最大フレームレート400 fpsが得られます。12 kHzスキャナでは分解能512 x 32で最大フレームレート600 fpsが得られます。
高速スキャナ
- 高速イメージングに適した8 kHzまたは12 kHzのガルバノ-レゾナントスキャナ
- ユーザが指定する関心領域(ROI)および光刺激パターンの走査に適したガルバノ-ガルバノスキャナ
- 連続的なターゲット照射に適した8 kHzまたは12 kHzのレゾナント-ガルバノ-ガルバノスキャナ(US Patent 10,722,977)
Veneto倒立顕微鏡は、入射ビームの伝搬・調整およびその方向について事前に定めた、1つまたは2つの走査光路で構成することができます。当社ではガルバノ-レゾナントスキャナ、ガルバノ-ガルバノスキャナ、そしてレゾナント-ガルバノ-ガルバノスキャナをご用意しております。これらから選択することで、高フレームレート、高感度、さらには関心領域(ROI)へのターゲット照射など、各実験要件に合わせて走査系を最適化することができます。
高速イメージングに適したガルバノ-レゾナントスキャナ: 当社では8 kHzおよび12 kHzのガルバノ-レゾナントスキャナをご用意しております。8 kHzスキャナは視野全体を使用し、最大フレームレートは400 fpsです。一方、12 kHzスキャナの最大フレームレートは600 fpsです。
ユーザが指定する関心領域(ROI)の走査に適したガルバノ-ガルバノスキャナ: ガルバノ-ガルバノスキャナは、お客様が描いた形状(線、ポリライン、正方形、長方形)での走査のほか、光刺激のカスタムパターン(円、楕円、多角形、点)での走査もサポートします。信号の積分時間と画像の均一性を得るために、ピクセル滞留時間は一定に保たれています。
マルチモーダル走査に適したレゾナント-ガルバノ-ガルバノスキャナ: 当社では8 kHzおよび12 kHzのレゾナント-ガルバノ-ガルバノ(RGG)スキャナをご用意しております。当社のRGGスキャナの設計は特許取得済みです(US Patent 10,722,977)。こちらのスキャナでは、従来のガルバノ-レゾナントスキャナと連携するガルバノメータを新たに1つ追加することで、走査領域の移動を可能にしています。走査領域のエッジ部分と走査領域間のビームが通る光路では、不要な露光を防ぐためにポッケルスセルで光をマスキングします。 8 kHzスキャナは視野全体を使用し、最大フレームレートは400 fpsです。一方、12 kHzスキャナの最大フレームレートは600 fpsです。

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組み込まれた電動フォーカス調整機構により、下から3層目の光路全体(赤枠)が移動します。この光路には対物レンズターレットとノンデスキャンPMTが含まれます。
組込型電動フォーカス調整機構
- 顕微鏡のフレームに納まるように新しく設計された電動フォーカス調整機構
- Zスタック画像は、対物レンズ用レボルバを回して対物レンズを変えることで取得可能
- ステッピングモータで対物レンズの移動が可能:移動量15 mm、分解能50 nm
- オプションとして移動量100 µm、分解能50 nmのピエゾモータをご用意
- 付属のThorImageLSソフトウェアでフォーカス調整機構を制御
Venetoシリーズの顕微鏡プラットフォームには、絶対位置を検出するリニアエンコーダとコンパクトなステッピングモーターアクチュエータを備えた、新しい電動フォーカス調整機構が組込まれています。 このアクチュエータにより、15 mmの移動範囲全体にわたって非常に小さなステップサイズで滑らかに直線移動を行うことができ、50 nmの高い分解能と優れた柔軟性が得られます。このフォーカス調整機構は、対物レンズの後ろ側の光路全体(下から3層目、右の写真の赤枠)を動かします。従って、Zスタック画像は対物レンズ用レボルバを回して新しい対物レンズに切り替えるだけで取得することができます。この光路は垂直ステージに取り付けられています。ステージは剛性の高い全スチール製で、また高耐荷重のクロスローラーベアリングを用いているため、全移動範囲にわたり均一な性能が得られます。フォーカス調整機構は光路の後ろ側の顕微鏡フレームに組込まれており、ステージを動かして対物レンズターレットとノンデスキャンPMTを移動させます。
より精密に移動させるために、フォーカス調整機構には移動量100 µm、分解能50 nmのピエゾモータをオプションで付けることができます。このフォーカス調整機構を2つのアクチュエータで動かせるようにすると、ステッピングモータとピエゾを同時に使用して多数のZスタック画像を取得できます。フォーカス調整機構は付属のソフトウェアThorImageLSで制御することができます。
ライフサイエンス部門CTO Jeff Brookerによるプレゼンテーション抜粋(2021 Focus on Microscopy Meeting)
Veneto®の特長
倒立顕微鏡Venetoは、ワイドフィールド、共焦点、多光子などのイメージング手法をサポートするターンキーシステムです。このタブでは、それぞれのイメージング手法の詳細や、ビーム調整モジュール、付属のソフトウェア、および当社のサポート体制などについてがご覧いただけます。倒立顕微鏡Venetoに取付け可能な様々なモジュールについては右の動画でご紹介しています。
イメージング手法 | ||
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自社設計の走査光路 |
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スキャナの選択 | レゾナント- ガルバノ- ガルバノ |
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ガルバノ- レゾナント |
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ガルバノ- ガルバノ |
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共焦点イメージング |
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多光子イメージング |
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ワイドフィールド観察および撮像 |
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反射照明 | ||
透過照明イメージング |
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多光子イメージング用ビーム調整モジュール | ||
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高速光変調器 |
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ポッケルスセル |
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可変減衰器 |
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ビーム安定化装置 |
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操作性 | ||
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ソフトウェアパッケージ |
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トリガ信号の入出力 |
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当社のサポート体制 | ||
---|---|---|
すべて自社設計、自社製造 |
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当社技術者による組み立て・設置 |
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クイックサポート |
|
当社では、用途に応じて様々なご要望にお応えできるように、
お客様のニーズに合わせたご提案を心掛けています。
ご意見・ご要望、またご質問などございましたら当社までお気軽にご連絡ください。
構成例
Veneto®シリーズの倒立顕微鏡プラットフォームは、用途に特化した構成を実現できるように設計されています。現段階では共焦点顕微鏡と2光子顕微鏡の構成をご用意しており、下記で構成例がご覧いただけます。どちらの構成もワイドフィールド観察および撮像をサポートしています。「特長」の欄の下にある写真でご覧いただけるように、サイドカバーを外して複数の独立した光路にアクセスすることができます。独自のイメージングモダリティを組み込みたい場合は、60 mmケージシステム取付け用穴の付いたSM2ポートまたはSM30ポートを利用して、DIYでカスタマイズすることができます。
2光子 + ワイドフィールドの構成特長
![]() Click to Enlarge 2光子 + ワイドフィールドの構成(サイドカバーは取り外しています) | 共焦点 + ワイドフィールドの構成特長
![]() Click to Enlarge 共焦点 + ワイドフィールドの構成(サイドカバーは取り外しています) |
ThorImage®LSのソースコードは、Bergamo®、Cerna® 対応共焦点顕微鏡、Veneto®または共焦点顕微鏡をお持ちのお客様にご提供可能です。当社にメールにてご連絡ください。
ThorImage®LSソフトウェア
ThorImageLSは、当社の顕微鏡ならびに補助的な外付けハードウェアを制御するオープンソースの画像取得プログラムです。切片の多光子Zスタックからin vivoの同時光刺激やイメージングまで、ThorImageLSはそれぞれのニーズに合わせて組み込まれたモジュール式のワークスペースをご提供しております。そのワークフロー指向のインターフェイスは、単一画像、Zスタック、タイムシリーズ、そしてストリーミング画像の取得、可視化ならびに解析をサポートします。ThorImageLSのデータ取得ならびに解析の様子が右下の動画でご覧いただけます。
ThorImageLSは当社の顕微鏡をお買い求めいただくと付属しています。またオープンソースのため、ソフトウェア機能や性能の完全カスタマイズが可能です。ThorImageLSには当社のカスタマーサポートならびに定期的なソフトウェア更新サービスが付帯しており、常にイメージングの需要に合うよう心がけております。
詳細については製品紹介ページをご覧ください。
高機能ソフトウェア
- カスタマイズ可能な複数の表示欄を持つワークスペース
- ハードウェア入力とタイミング同期した画像取得
- ライブ画像の補正と関心領域の解析
- ガルバノ-ガルバノならびにガルバノ-レゾナント走査の領域・形状の個別設定
- タイリングによる高分解能広域イメージング
- 高速組織深部スキャンに適した1次、2次Z軸の個別制御
- スクリプトを使用した自動画像キャプチャ
- ImageJ Macrosに対応
- ワークステーション共有時にもマルチユーザの設定を保存
- 検出チャンネル毎に異なるカラー表示で簡単なビジュアル解析
実験でのシームレスな組み込み
- 空間変調モジュールを使用した同時多点光刺激とイメージング
- PFM450Eまたはサードパーティの対物レンズスキャナを使用した高速Zスタック取得
- 電気生理学のための信号制御
- Tiberius®レーザまたはCoherent社のChameleonレーザを使用した波長切り替え
- ポッケルスセルによる関心領域のマスキング
- 深度に応じたパワーランプ制御でダメージを最小に抑制、Signal to Noise 比を最大化
新機能: Version 4.0(クリックしてご覧ください。)
お持ちの顕微鏡に対応する最新のThorImageLSについては当社までお問い合わせください。ThorImageLS 4.0は、バージョン3. x 、2.xならびに1.xに新規機能を大幅に追加しており、旧モデルの顕微鏡に対応できない場合があります。当社では旧モデルをお持ちのお客様のために旧バージョンのソフトウェアのサポートを継続しております。旧バージョンの機能についてはこちらをご覧ください。
- Added Support for Windows® 10 OS
- Added Support for CS895MU and CS505MUMonochrome Cameras (Requires ThorCAM 3.2)
- Allows for Hot Pixel Correction
- Added Support for CSN210 Motorized Dual-Objective Nosepiece
- Allows for Improved Objective Setup and Control
- Added Support for Secondary Three Channel Controller
- Added Support for Second LED of the DC2200 LED Driver
- Added Support for New Version of Thorlabs' Tiberius® Femtosecond Ti:Sapphire Laser
(Up to 1060 nm) - Added Support for Second Channel for GGNI (Allows for Sequential Imaging with 2 Channels)
- Added Support for Controlling Up to 6 Digital Shutters (ThorShutterDig)
- Added Support for Resonant-Galvo-Galvo Scan-Head (Galvo-Resonant or Gavlo-Galvo Scan Modes Only)
- Added Support for Coherent® Discovery with AOM Support (Requires Coherent® Discovery GUI Version 1.8.3 and 3rd Party Virtual Serial Port Software)
- Renamed “Bleaching” to “Stimulation”
- Added Scale Bar in Image
- Added Help Menu Features
- Allows User to Check for Updates
- Allows User to View Log File for Trouble-Shooting
- Added Shortcuts to Hardware Settings and Application Settings in Hardware Connections Window and Edit Under Settings Menu
- Changed Capture Preview of Image to Show Averaged if Cumulative Mode is Used
- Added Control Digital Switches within Script
- Updated Digital Switch Configuration to be Saved in Experiment Settings and Viewable in Experiment Settings Browser
- Updated Extend Filing Numbering Index Out to 6 Digits
- Added Ability to Save Experiment Data in Multi-Page TIFF Format (OME TIFF)
- Added Rapid Image Update for Galvo-Galvo Scanner
- Updates Image Every 16 Scan Lines During Acquisition
- Added Galvo-Galvo External Trigger Sync (Minimum 1 MHz) (GGNI Not Supported)
- Added Improved Galvo-Galvo and Galvo-Resonant Triggering Times
- Added Ability to Read Resonant Frequency Probe
- Added Configurable Trigger Output (Signal Generator) Based on Time or Other Digital Events
- Added Auto Update for Histograms
- Added Dedicated Bleach Shutter Control for Galvo-Galvo and GGNI
- Added Stimulation Epoch Control
- Added Additional Stimulation Features (Pre Idle, Post Idle) and Control Lines (Active, Cycle Output, Epoch)
- Added SLM Multiple Epoch Control (Random Epoch)
- Added Ability to Invert Z Control’s Plus and Minus Buttons (Supports Both Primary and Secondary Z Controllers)
- Added Ability to Display X and Y Positions in Microns or Millimeters
- Added BCM-PA Slider Step Size
- Allows for Setting Slide Step Size When Using Slider Plus and Minus Buttons for Power Adjustment.
- Added Auto Saving of Changed Fine Alignment Values
- Added Ability to Save Image Location and Zoom Level When Switching Image Modalities
- Added ThorSync Changes
- Stack Panel Option
- Virtual Channel
ThorImage®LSの特長
Veneto® Microscope Specifications | ||
---|---|---|
Optical System | Infinity Corrected | |
Optical Field Number | 20 | |
Laser Scanning | Scan Path Wavelength Range | 450 - 1100 nm, 680 - 1300 nm, or 800 - 1800 nm |
Scan Paths | Resonant-Galvo-Galvo Scanner, Galvo-Resonant Scanners, or Galvo-Galvo Scanners; Single or Dual Scan Paths | |
8 kHz Resonant-Galvo-Galvo or Galvo-Resonant Scan Speed | 2 fps at 4096 x 4096 Pixels 30 fps at 512 x 512 Pixels 400 fps at 512 x 32 Pixels | |
12 kHz Resonant-Galvo-Galvo or Galvo-Resonant Scan Speed | 4.4 fps at 2048 x 2048 Pixels 45 fps at 512 x 512 Pixels 600 fps at 512 x 32 Pixels | |
Galvo-Galvo Scan Speed | 3 fps at 512 x 512 Pixels 48 fps at 512 x 32 Pixels 70 fps at 32 x 32 Pixels Pixel Dwell Time: 0.4 to 20 µs | |
Galvo-Galvo Scan Modes | Imaging: Line, Polyline, Square, or Rectangle Non-Imaging: Circle, Ellipse, Polygon, or Point | |
Field of View | 20 mm Diagonal Square (Max) at the Intermediate Image Plane [12 mm Diagonal Square (Max) for 12 kHz Scanner] | |
Scan Zoom | 1X to 16X (Continuously Variable) | |
Scan Resolution | Up to 2048 x 2048 Pixels (Bi-Directional) [Up to 1168 x 1168 Pixels for 12 kHz Scanners] Up to 4096 x 4096 Pixels (Unidirectional) [Up to 2336 x 2336 Pixels for 12 kHz Scanners] | |
Observation Tube | Trinoculars with 10X Eyepieces and Camera Port for 1X Camera Tube with External C-Mount Threads | |
Brightfield Light Source | Mounted LED (6500 K Correlated Color Temperature, 2350 mW Min. Output Power) | |
Widefield Light Source | Thorlabs' Mounted, Solis®, and Chrolis™ LEDs or Optional Port for Industry-Standard Liquid Light Guides | |
Laser Scanning Light Source | Tiberius® Ti:Sapphire Femtosecond Laser or Confocal Laser Source (See Tables Below) | |
Condenser | LWD 0.52 NA 3.5 mm Translation with Trans-Illumination Module | |
Motorized XY Scanning Stage | Travel Range | 110 mm x 75 mm (4.3" x 2.95") |
Velocity (Max) | 250 mm/s | |
Acceleration (Max) | 2000 mm/s2 | |
Horizontal Load Capacity (Max) | 1.0 kg (2.2 lb) | |
Objective Turret | Five Manual Positions with M25 x 0.75 Threads | |
Focusing Unit | 15 mm of Motorized Travel Focus and Optional Autofocus Stepper Motor: 15 mm Travel Range, 50 nm Resolution Piezo: 100 µm Travel Range, 50 nm Resolution | |
Filter Turret | Six Motorized Positions for Ø32 mm Excitation and Emission Filters | |
Control Units | Stage Joystick and Microscope Control Pad |
Tiberius® Laser Specifications | |
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Laser Specifications | |
Tuning Range | 720 - 1060 nm |
Pulse Width | 140 fs |
Average Power | > 1.0 W at 720 nm > 2.3 W at 800 nm > 1.4 W at 920 nm > 0.5 W at 1000 nm > 0.3 W at 1040 nm |
Noisea | < 0.15% (RMS) |
Repetition Rate | 77 MHz (Nominal) |
Beam Diameter (1/e2) | 1.5 mm (Nominal) |
M2 | < 1.2 at 800 nm |
Pointing Stability During Tuning | < 50 µrad per 100 nm |
Electrical Requirements | |
Input Voltage | 100 - 240 V |
Frequency | 50 - 60 Hz |
Power Consumption | 1.2 kW (Max) |
Environmental Requirements | |
Room Temperature | 17 - 25 °C |
Room Temperature Stability | < 3 °C Over 24 Hours |
Housing Dimensions | 29.38" x 7.48" x 11.32" (746.3 mm x 190.0 mm x 287.4 mm) |
Confocal Laser Source Options | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Laser Source Identification #a | # of Lasersb | Excitation Wavelengths | Included Emission Filters | ||||
UV | Blue | Green | Red | Emission Filters (Center Wavelength/Bandwidth) | Longpass Dichroic Cutoff Wavelength(s) | ||
SRQ7004K | 2 | - | 488 nm | 561 nm | - | 525 nm/45 nm and 600 nm/52 nm | 573 nm |
SRQ7005K | 3 | 405 nm | 488 nm | 561 nm | - | 440 nm/40 nm, 525 nm/45 nm, and 600 nm/52 nm | 495 nm and 573 nm |
SRQ7006K | 3 | - | 488 nm | 561 nm | 642 nm | 525 nm/45 nm, 600 nm/52 nm, and 607 nm/Longpass | 561 nm and 635 nm |
SRQ7007K | 4 | 405 nm | 488 nm | 561 nm | 642 nm | 440 nm/40 nm, 525 nm/45 nm, 600 nm/52 nm, and 647 nm/Longpass | 495 nm, 573 nm, and 647 nm |
当社では、用途ごとのさまざまなご要望にお応えできるように、
お客様のニーズに合わせたご提案を心掛けています。
ご意見・ご要望、またご質問などございましたら当社までお気軽にご連絡ください。

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デモルーム例(中国オフィス)
デモルーム・オンラインデモのご案内
ソーラボの技術者は、世界9カ所のオフィスをベースにしており、お客様の実験用途に適したイメージングシステムをお選びいただくためのお手伝いをいたします。生物学のあらゆる課題解決に向けて研究を行うお客様のために、ニーズに合致し、かつ使いやすく、高い信頼性と対応力のあるシステムを提供いたします。
当社では、実際に当社顕微鏡システムなどを無償でお試しいただけるデモルームをご用意しています。オンラインデモも承ります。 デモルームやオンラインデモのご予約、お問い合わせは当社までご連絡ください。
カスタマーサポート(海外)
(クリックすると詳細がご覧いただけます)
Newton, New Jersey, USA
Thorlabs Headquarters
43 Sparta Avenue
Newton, NJ 07860
Customer Support
- Phone: (973) 300-3000
- E-mail: techsupport@thorlabs.com
Ely, United Kingdom
Thorlabs Ltd.
1 Saint Thomas Place, Ely
Ely CB7 4EX
Customer Support
- Phone: +44 (0)1353-654440
- E-mail: techsupport.uk@thorlabs.com
Bergkirchen, Germany
Thorlabs GmbH
Münchner Weg 1
85232 Bergkirchen
Customer Support
- Phone: +49 (0) 8131-5956-0
- E-mail: europe@thorlabs.com
Maisons-Laffitte, France
Thorlabs SAS
109, rue des Cotes
Maisons-Laffitte 78600
Customer Support
- Phone: +33 (0)970 440 844
- E-mail: techsupport.fr@thorlabs.com
São Carlos, SP, Brazil
Thorlabs Vendas de Fotônicos Ltda.
Rua Rosalino Bellini, 175
Jardim Santa Paula
São Carlos, SP, 13564-050
Customer Support
- Phone: +55-16-3413 7062
- E-mail: brasil@thorlabs.com
デモルームのご案内
(クリックすると詳細がご覧いただけます)
日本 (東京都練馬区)
ソーラボジャパン株式会社
東京都練馬区北町3-6-3
お問い合わせ
- Tel: 03-6915-7701
- Email: techsupport.jp@thorlabs.com
デモルーム常設顕微鏡システム *ほかのデモをご希望の場合もご相談ください。
Sterling, Virginia, USA
Thorlabs Imaging Systems HQ
108 Powers Court
Sterling, VA 20166
Customer Support
- Phone: (703) 651-1700
- E-mail: ImagingTechSupport@thorlabs.com
Demo Rooms
- Bergamo® II Series Multiphoton Microscopes
- Veneto® Inverted Microscopes
- Four-Channel Cerna®-Based Confocal Microscopes
- Cerna Hyperspectral Imaging System
- Cerna Birefringence Imaging Microscopes
- Multiphoton Mesoscope
- OCT Systems: Telesto® and Ganymede™
Lübeck, Germany
Thorlabs GmbH
Maria-Goeppert-Straße 9
23562 Lübeck
Customer Support
- Phone: +49 (0) 8131-5956-40840
- Email: oct@thorlabs.com
Demo Rooms
- Ganymede™ Series SD-OCT Systems
- Telesto® Series SD-OCT Systems
- Telesto® Series PS-OCT Systems
- Atria® Series SS-OCT Systems
- Vega™ Series SS-OCT Systems
Shanghai, China
Thorlabs China
Room A101, No. 100, Lane 2891, South Qilianshan Road
Shanghai 200331
Customer Support
- Phone: +86 (0)21-60561122
- Email: techsupport-cn@thorlabs.com
Demo Rooms
- Bergamo® II Series Multiphoton Microscopes
- Cerna Birefringence Imaging Microscopes
- OCT Systems: Telesto® and Ganymede™
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