ハンドヘルド型デジタルパワー&エネルギーメーターコンソール、マルチタッチ対応
- Projected Capacitive Touchscreen with Color Display
- Over 35 Compatible Optical Power and Energy Sensors
- Supports Spectral Calibration and Attenuation Correction
- Inputs for Temperature and Humidity Sensors
PM400
Touchscreen Power
and Energy Meter Console
The PM400 allows power or energy measurements and temperature data to be recorded, saved, and analyzed at a later time. The graphs can be zoomed and scrolled using multi-touch gestures.
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PM400 Power Meter Consolea | |
---|---|
Compatible Sensors | Photodiode Power, Thermal Power, Thermal Position & Power, and Pyroelectric Energyb |
Optical Power Rangec | 100 pW to 200 W |
Optical Energy Rangec | 3 µJ to 15 J |
Max Repetition Ratec | 3 kHz |
Available Sensor Wavelength Rangec | 185 nm - 25 μm |
Display Refresh Rate | 10 Hz (Numerical) 25 Hz (Analog Simulation) |
Bandwidthc | DC - 100 kHz |
Power Meter Selection Guide |
---|
Sensors |
Photodiode Power Sensors |
Thermal Power Sensors |
Thermal Position & Power Sensors |
Pyroelectric Energy Sensors |
Power Meter Consoles and Interfaces |
Digital Handheld Console |
Analog Handheld Console |
Touchscreen Handheld Console |
Dual-Channel Benchtop Console |
USB Interfaces with External Readout |
Complete Power Meters |
Power Meter Bundles |
Wireless Power Meters with Sensors |
Compact USB Power Meters |
Field Power Meters for Terminated Fibers |
特長
- コンパクトなデジタルパワーメータ用コンソール
- 連続光およびパルス光検出用
- 温度ならびに湿度センサ用入力端子
- お手持ちのスペクトル校正用ならびに減衰補正用ファイルの適用および保存が可能
- マルチタッチパネルディスプレイ
- リモート制御、データ転送、ならびに充電用のUSB 2.0接続
- 長寿命のリチウムポリマ電池を内蔵
- バッテリ動作は充電後最大10時間
- 温度プローブTSP-THに対応
- センサのアップグレードおよび再校正サービスをご提供
- PCソフトウェアOptical Power Monitorをご用意(詳細は「ソフトウェア 」タブをご参照ください)
パワー&エネルギーメーターコンソールPM400は、当社のパワーセンサやエネルギーセンサと組み合わせて使用できる設計となっており、レーザ光源などの単色光源、あるいは単色に近い光源のパワー測定、ならびにパルス光源のエネルギ測定に使用できます。投影型静電容量方式(PCAP)のタッチパネルにはマルチタッチ技術が採用されており、ハンドジェスチャでデータ表示のズームやスクロールが可能です。ユニット前面にある静電容量方式のタッチボタンを使用すると、光源の波長またはスペクトルの設定、お客様が設定した参照値からのパワーの変化を表示するデルタモードへの切り換え、ゼロ点補正、そしてデバイスのメインメニューに素早くアクセスできます。タッチパネルは感度が高く、ラテックス、ニトリル、あるいは綿製の手袋を着用していても操作可能です。画面はバックライト付きで最大輝度の1%まで暗くすることができます。
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PM400には対応する光センサや温度センサ用の様々な入力ポートと、カスタムアプリケーション用の14ピン補助入力ポートが付いています。
最もシンプルな動作モードでは、パワーとエネルギ測定値をアナログ針表示または数値表示でご覧いただけます。また、継続してデータを記録し、デバイスの内部メモリに保存することも可能です。グラフ表示では、マルチタッチによって可能になったズームやスクロール機能を使って結果の観察や分析をすることができ、また統計表示ではプログラミングを行って一連の測定結果を分析することができます。測定値の校正用に予めプログラミングされた光源の波長やスペクトルに加え、パワー測定における外部機器(フィルタやビームスプリッタなど)の影響を補正するために、それらの減衰量に関するデータ(最大12個まで)やデータファイルを入力し、保存することが可能です。測定データ、校正情報、そして減衰曲線はすべてユニット内蔵の4 GBフラッシュメモリに保存されます。内蔵メモリに保存されたファイルの修正やコピーは、ユニットとPCをUSB接続することで可能になります。
PM400はUV~中赤外域用に設計された35以上のフォトダイオードセンサ、積分球センサ、ファイバーセンサ、サーマルセンサ、焦電センサなどに対応します(下記参照)。「センサの選択」タブでは、各センサの動作波長、パワーやエネルギの測定範囲の比較がご覧いただけます。当社のCシリーズのセンサとコンソールPM400を組み合わせて使用している時は、ホットスワップが可能です。センサのコネクタ内部には、NISTトレーサブルな応答曲線、センサの種類、モデル番号などの情報が記録されており、PM400はそれらに基づいて校正されたパワーの測定を行います。それらの詳細はPM400のセンサ情報表示画面に表示可能です。またコンソールは、メス型DB9コネクタあるいは14ピン補助入力端子を使用して対応するサードパーティ製またはカスタム仕様のセンサを接続することができます(センサの適合性については「仕様」ならびに「ピン配列」タブをご参照ください)。
外部湿度センサや温湿度センサも14ピン補助入力端子に取り付け可能です(「ピン配列」タブをご覧ください)。入力端子には4つのプログラム可能なI/Oポートもあり、シャッタ、インターロックデバイス、レーザ用警告灯、一般的な研究機器などを制御するのに使用することできます。また、2.5 mmステレオ(3P)ジャックには、下の写真のようにサーミスタ温度プローブTSP-THが取り付け可能です。
3.5 mmモノオーディオ(2P)ジャックは0~2 Vのアナログ信号を出力しますが、これは測定値のフルスケールに対する比を表しています。このジャック用のBNCアダプタが付属しているので、出力をオシロスコープなどのデバイスで観察できます。
データはUSB接続のPCを使用し、Optical Power Monitorソフトウェアに記録することができます。こちらのソフトウェアは、同時に8台までのコンソールに対応可能です。このPC制御ソフトウェアについては「ソフトウェア」タブをご覧ください。
PM400は投影型静電容量方式(PCAP)のタッチパネルを使用しており、表面のガラスは一般的なタッチパネル用洗浄液で簡単に洗浄可能です。
当社の幅広いパワー&エネルギーメーターコンソールのラインナップについては「コンソールセレクション」のタブをご覧ください。
センサのアップグレードサービス
当社の現在のCシリーズセンサやパワーメーターコンソールは、旧型のパワーメーターコンソールやセンサーヘッドには対応していません。お客様所有の旧型のセンサを新しいパワーメーターコンソールと接続して使用される場合には、センサのアップグレードサービスの利用をお勧めします。注:アップグレードされたセンサは、旧型のパワーメーターコンソールには対応しなくなります。また新しいセンサで古いコンソール用に変換されたものは、PM400に対応しません。詳細は当社までお問い合わせください。
再校正サービス
当社のパワー&エネルギーセンサ、パワーメーターコンソールの再校正サービスをご提供しています。当社ではセンサとコンソールをペアで再校正することをお勧めしておりますが、単体でも承ります。再校正サービスについての詳細は、当社までご連絡ください。
Specifications | |
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Compatible Detectors | Thorlabs' C-Series Photodiode, Thermal Power, Thermal Position & Power, and Pyroelectric Sensors (Except Item # ES408C) Photodiodes up to 5 mA, Thermopiles up to 1 V, and Pyroelectric Detectors up to 100 V See Table Below for Additional Details |
Display | |
Type | 4.3" TFT, WQVGA, 400 x 272 Pixels, 16 Bit Color |
Viewing Area | 95 mm x 54 mm |
Update Rate (Max) | 10 Hz Numerical, 25 Hz Analog Simulation |
Format | Numerical, Bar Graph, Trend Graph, Statistics, and Simulated Analog Needle |
Backlight | LED, Adjustable |
Features | Projected Capacitive Touchscreen and Buttons, Support Stand, Rubberized Outside, 2 x M3 Threaded Inserts for Mounting on Back Side |
Analog Output | |
Connector | 3.5 mm Mono Audio (2P) Jack, Adapter to BNC Included |
Signal | Amplified Input Signal - Not Corrected |
Voltage Range | 0 to 2 V |
Accuracy | ±3% |
Bandwidth | Up to 100 kHz, Dependent on Sensor and Settings |
Auxiliary Input/Output | |
Connector | 2 x 7 Pins, 0.1" Socket, Top Side |
Function | 4 x GPIO 2 x 10 bit ADC for External Temperature, Relative Humidity Sensor +3.3 V, +/- 2.5 V (100 mA Max) |
Temperature Sensor Internal to C-Series Optical Sensora | |
Temperature Sensor Type | Thermistor |
Temperature Measurement Range | -10 °C to 80 °C |
External Temperature Sensor | |
Supported Temperature Sensor | Thermistor NTC 0.1 - 100 kΩ, B-Value 1000 - 9999 K |
Temperature Measurement Range | -10 °C to 80 °C (with TSP-TH) |
Connector | 2.5 mm Stereo Audio (3P) Jack |
Sound | |
Type | Internal Speaker |
Function | Laser Tuning Support, Console Function Support |
Memory | |
Type | NAND Flash |
Size | 4 GB |
Interfaces | |
Type | USB 2.0 |
Connector | Mini-B USB |
Power Management | |
Battery | LiPo 3.7 V 2600 mAh |
Charger | Built In; Charging Current: 0.5 / 1 A |
Power Connector | Mini USB |
General | |
Operating Temperature Rangeb | 0 to 40 °C |
Storage Temperature Range | -40 to 70 °C |
Dimensions | 136 mm x 96 mm x 29 mm |
Weight | 0.35 kg |
Sensor Compatibility | |||
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Sensor Type | Photodiode Power Sensors | Thermal Power Sensors Thermal Position & Power Sensors | Pyroelectric Energy Sensorsa |
Input Type | Current | Voltage | Voltage |
Connector (on PM400) | Female DB9 | ||
Units | W, dBm, W/cm², A | W, dBm, W/cm², V | J, J/cm², W, W/cm², V |
Measurement Ranges | 6 Decades; 50 nA, 500 nA, 5 µA, 50 µA, 500 µA, 5 mA Ranges Selectable in W (Sensor Dependent) | 9 Ranges: 2, 4, 10, 20, 40, 100, 200, 400, 1000 mV Ranges Selectable in W (Sensor Dependent) | 4 Ranges: 200 mV, 2V, 20 V, 100 V Ranges Selectable in J (Sensor Dependent) |
Display Resolution | 1 pA / Responsivity Value (A/W) | 1 μV / Responsivity Value (V/W) | 100 μV / Responsivity Value (V/J) |
AD Converter | 16 bit | ||
Accuracy | ±0.2% Full Scale (5 μA - 5 mA) ±0.5% Full Scale (50 nA) | ±0.5% Full Scale (10 mV - 1 V) ±1% Full Scale (2 mV) | ±0.5% Full Scale |
Bandwidth | DC - 100 kHz, Dependent on Sensor and Settings | N/A | |
Trigger Threshold | N/A | N/A | 3% - 90% Full Scale |
Time Constant Correction Range | N/A | 1 s - 30 s | N/A |
Repetition Rate (Max) | N/A | N/A | 3 kHz |
Wavelength Correction | nm, A/W (Sensor Dependent) | nm, V/W (Sensor Dependent) | nm, V/J (Sensor Dependent) |
Beam Area Setting | Diameter 1/e² or Rectangular XY |
Video Insight(How-To動画):光パワーメータのパラメータ設定方法
正確な測定値を得るためは、パワーセンサに入射する光に応じてパワーメータを設定する必要があります。この動画では、パワーメータを設定する際の重要な3つのパラメータである、光の中心波長、測定しようとする光パワーの最大値、および周囲の光を検出することによるゼロオフセットの設定方法をご紹介しています。
そのほかにも実験室でお使いいただけるヒント、工夫や方法などの動画がこちらでご覧いただけます。また、ウェビナーでは、当社の様々な製品に関する理論や実用的な事柄などをご紹介しています。
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タッチパネル式パワーメータの前面パネル
タッチパネル式パワーメータの前面パネル
パワーメータPM400の前面パネルは、右の写真に示すように様々な要素で構成されています。投影型静電容量方式(PCAP)のタッチパネルとボタンには、綿、ラテックス、あるいはニトリル製手袋をはめていてもスムーズに操作できる感度と、標準的なタッチパネル洗浄溶液で洗浄が可能な耐性が備わっています。
- 静電容量方式タッチパネル:静電容量方式タッチパネルでは、指によるタップやスワイプでコンソールの機能を操作できます。主な機能には、パワーやエネルギーの測定値の数値表示、長期間測定の記録、校正波長や減衰量プリセット値の設定、温度モニタなどが含まれます。測定画面を切り替えるときは、パネルを指で左または右にスワイプするか、または画面右下のウィンドウアイコンをタップします。 測定のオプション設定に関する詳細は以下をご覧ください。
- Spectral Correction(スペクトル補正)ボタン:このボタンを押すと、最大12種類までの測定波長を素早く選択または保存できる画面が開きます。PM400は、この波長設定と当社のパワー&エネルギーセンサのコネクタに記録されている校正データを組み合わせて使用し、校正されたパワーやエネルギーの値を表示します。選択された波長はこのボタンの上に表示されます。
- Delta Mode(デルタモード):デルタモードでは、お客様が設定した値を基準にして、パワーやエネルギーを表示します。このボタンを押すと、その時点のパワーまたはエネルギーが基準値として保存され、それ以降は実際の測定値と保存された基準値の差が表示されます。デルタモードが作動している時は、このボタンの上に基準値が表示されます。
- Zeroing(ゼロ点補正):現在のパワーまたはエネルギーを、それ以降の測定におけるゼロ点として設定します。ゼロ点補正された時のパワーまたはエネルギーは、Zeroボタンの上に表示されます。
- Main Menu(メインメニュー):このボタンからメインメニューにアクセスできます。このメインメニューから、パワーの長期間測定のためのパラメータ設定、デバイスの設定、ファイルマネージャ、センサ情報、およびレーザ関連の計算機能(Laser Calculator)などのサブメニューにアクセスできます。詳細は以下をご覧ください。
その他の機能
PM400には、様々な測定モードや設定の選択ができるだけでなく、インターフェイスをカスタマイズする機能も備わっています。
- 言語設定:英語、フランス語、ドイツ語、中国語から選択できます。
- 表示の明るさおよびコントラストの設定:パワーメータのパネルはバックライト付きで、最大輝度の1%まで減光可能です。また、黒背景色に白文字か、白背景色に黒文字かの選択ができます。
- レーザのチューニング音:このパワーメータは、レーザのチューニング時にピークパワーを特定するのに便利な可聴音を鳴らします。コンソールが発するビープ音の周波数は、測定されたパワーが大きくなるほど高くなります。
- プログラム可能なI/Oポート:PM400にはプログラム可能なI/Oポートが4つ付いており、シャッタ、インターロック、レーザ用警告灯などの制御に利用できます。
タッチパネル式ディスプレイ
以下のスクリーンショットでは、タッチパネル式ディスプレイでアクセスできる測定値表示画面、測定に関する設定画面、各種機能画面、レーザ関連の計算機能画面などを示しています。
数値表示
Subpanel Display Options | |||
---|---|---|---|
Photodiode Power Sensors | Thermal Power Sensors | Thermal Position & Power Sensors | Pyroelectric Energy Sensors |
Current (IDET) | Voltage (VDET) | Voltage (VDET) | Voltage (VDET) |
Power (Φe) | Power (Φe) | Power (Φe) | Energy (WDET) |
Power in dBm (Φe) | Power in dBm (Φe) | Power in dBm (Φe) | N/A |
Max | Max | Max | Max |
Min | Min | Min | Min |
Ratio (Max/Min) | Ratio (Max/Min) | Ratio (Max/Min) | Ratio (Max/Min) |
Sensor Temperaturea | Sensor Temperaturea | Sensor Temperaturea | N/A |
Frequency | Frequency | Frequency | Frequency |
External NTC Temperature | External NTC Temperature | External NTC Temperature | External NTC Temperature |
Irradiance (Ee) | Irradiance (Ee) | Irradiance (Ee) | Fluence (He) |
N/A | N/A | XY Position | N/A |
数値表示画面ではパワーまたはエネルギーを下の棒グラフとともにデジタル表示します。棒グラフのオレンジ色と青色の三角形は測定中に検出された最大値と最小値を示しています。最小値と最大値をリセットするには前面パネルのリセットボタンを押してください。パワーまたはエネルギーの測定値の上にある6つの長方形のサブパネルには、表示させたいパラメータを設定できます。Subpanel Display Optionsの表では、ディテクタの種類によって表示可能な設定をご覧いただけます。
アナログ針表示
アナログ針を模擬して測定値を表示することができます。オレンジ色と青色のマークは測定されたパワーの最大値と最小値を示しており、目盛は10倍に拡大可能です。画面端のアイコンより、帯域幅の設定、画面下部に表示されるデジタル値の分解能の設定、単位の変更、表示の更新レートの設定、表示画面の変更ができます。
グラフ表示
グラフ表示では、光のパワーまたはエネルギーの経時的な変化をモニタできます。オプションとして、接続された温度センサの読み取り値を画面に追加して表示することができます(上のスクリーンショットの上側のグラフ)。画面端のアイコンより、測定の開始/停止、データのスクロールのほか、測定値の保存フォルダを開くこともできます。
統計表示
統計表示画面では連続測定を開始することができます。サンプルの取得レートおよび測定時間は、メインメニューのデータ取得設定(Capture Settings)画面で設定できます。ディスプレイ下部の枠には測定回数、測定開始からの経過時間、および測定間隔が表示されます。画面中央の枠には最小値、最大値、平均値、標準偏差など、蓄積された測定値の統計量が示されます。
スペクトル補正
前面パネルの「λ」を押すとこのモードの画面が表示されます。ここではスペクトル補正値を最大12個のエントリに保存でき、編集も可能です。最もシンプルな使い方は、これらのエントリにお客様が単一波長を入力し、当社センサのNISTトレーサブルな校正データとともに使用して、校正されたパワーの測定値を表示させることです。その他に、各エントリにおいて光源スペクトルの.csvファイルをアップロードして保存し、それをスペクトル補正のエントリとすることも可能です。スペクトル補正のエントリを選択すると、そのエントリ名はスペクトル補正ボタンの上に表示されます。
減衰補正
測定する信号を減衰させるために、セットアップ内にフィルタやビームスプリッタなどを置く必要がある場合があります。PM400の減衰補正機能を用いると、それらによる減衰を考慮に入れてパワーを表示することができます。減衰量は乗数(例:x2)、パーセンテージ、dB、またはOD(光学濃度)で指定できます。またフィルタの透過率曲線をアップロードして保存することもできます。最大12種類までの減衰量設定をプログラミングして保存できます。
メインメニュー
PM400のメインメニューからは、画面の輝度設定、パワー、エネルギー、温度測定に関するパラメータの設定、レーザのパルス特性に関する計算、単位変換(など、デバイスの各種機能にアクセスできます。
データ取得設定
こちらの画面ではデータ取得に係るパラメータの設定ができます。手動または自動でのデータ取得、露光時間、サンプル数、データ取得間隔などを設定できます。また温度記録のパラメータも設定できます。この画面では、すべての設定を選択すると必要なファイルサイズを推定して表示するため、デバイスメモリの空き容量が十分かどうかを確認できます。手動操作(測定を手動で開始/停止する)の場合は、出力されるファイルサイズの推定値はデータが収集されるたびに使用されるメモリの割合を示します。
センサの設定
こちらの画面ではセンサに依存する項目の表示や、波長、減衰量、モードなどの一般的な設定のほか、ビームパラメータの入力もできます。
温度センサの設定
PM400に外部温度センサを接続した場合、そのパラメータはこの画面で設定できます。
レーザに関する計算機能と単位変換
PM400には様々な計算機能が付いています。レーザに関する計算画面(Laser Calculator)では、入力された値を基にレーザービームのパラメータを計算できます。単位変換の画面(Unit Converter)では、WattsとdBmの変換や、波長、周波数、波数、光子エネルギーの間の変換ができます。
位置のトレース表示(サーマル位置センサのみ)
サーマル位置センサS440CまたはS442Cを使用した場合、コンソールPM400ではセンサ表面のØ1 mmまたはØ6 mmの円内におけるビーム位置の軌跡を表示することができます。このモードではビームの全パワーもモニタできます。
位置のグラフ表示(サーマル位置センサのみ)
サーマル位置センサS440CまたはS442Cを使用した場合、左のグラフ表示と同様に、このコンソールではビームのXおよびY座標の経時変化をグラフ表示することができます。このグラフと、ビームの全パワーの経時変化のグラフとを切り替えることができます。
PM400は当社のすべてのCシリーズセンサーヘッド(焦電エネルギーセンサES408Cを除く)のほか、一部のサードパーティ製やカスタム仕様のディテクタにも対応します。 主要な接続部は下の写真でご覧いただけます。またピン配列図はセンサの適合性を判断するうえでご参照ください。適合するセンサの仕様は「仕様」タブをご覧ください。
コンソールPM400の上面図
光学センサーヘッド入力部
Dサブメス型9ピン
Pin | Connection |
---|---|
1 | +5 V (100 mA Max Current from this Pin) |
2 | DO NOT USEa |
3 | AGND (Analog Ground): Photodiode Ground (Anode), Thermal and Pyroelectric Sensor Ground |
4 | Photodiode Cathode |
5 | Pyroelectric Sensor + |
6 | DGND (Digital Ground) |
7 | Present: Connect this Pin via a 1 kΩ to 10 kΩ Resistor to Pin 3 (AGND) to Enable a Custom Sensor |
8 | Thermal Sensor + |
9 | Not Connected |
補助コネクタ
14ピンデュアルインラインソケット、ピッチ2.54 mm
Pin | Connection |
---|---|
1 | Ground |
2 | +3.3 VDC, 0.1 A |
3 | Do Not Use (No Function) |
4 | ADC Current In (Humidity Sensor) |
5 | Temp / Humidity Detection Module |
6 | ADC Current In (Temperature Sensor) |
7 | GPIO 02 |
8 | GPIO 01 |
9 | GPIO 03 |
10 | GPIO 04 |
11 | Ground |
12 | + 2.5 VDC, 0.05 A |
13 | Ground |
14 | -2.5 VDC, 0.05 A |
Mini-B USB 2.0ポート
Mini-USBデバイスによるリモート制御と充電用
アナログ出力
0~2 V、
3.5 mmモノオーディオ(2P)ジャック
温度センサ入力
2.5 mm ステレオオーディオ(2P)ジャック
NTC用
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PM400は環境に優しい簡易パッケージで発送いたします。
付属品
- マルチタッチ対応パワーメーターコンソール
- アナログ出力用BNC-3.5 mmモノオーディオアダプタ
- USBケーブル、A-miniBタイプ
- 取扱説明書
- Certificate of Calibration(校正証明書)
対応するパワーメータ
- コンソール
- アナログパワー&エネルギーメーターコンソールPM100A
- デジタルパワー&エネルギーメーターコンソールPM100D
- 静電容量タッチパネル式パワー&エネルギーメーターコンソールPM400
- 2チャンネルベンチトップ型光パワー&エネルギーメーターコンソール(バージョン4.0以降)PM5020
- パワーメータ
- Bluetooth®方式ワイヤレスハンドヘルド型パワーメータPM160、PM160T、PM160T-HP
- 小型USBパワーメータPM16シリーズ
- 光ファイバパワーメータM60およびPM61(バージョン6.0以降)
- インターフェイス
- PM101シリーズパワーメーターインターフェイス、外部読み出しタイプ(バージョン2.0以降)
- PM102シリーズパワーメーターインターフェイス、外部読み出しタイプ(バージョン2.1以降)
- PM103シリーズパワーメーターインターフェイス、外部読み出しタイプ(バージョン3.0以降)
- USB接続デジタルパワー&エネルギーメーターPM100USB
Optical Power Monitor
このGUIソフトウェアOptical Power Monitorには、パワーの測定、最大8台までのパワーメータの読み取り、およびワイヤレスでのリモート操作といった機能があります。
特定のソフトウェア機能の詳細については、こちらこちらからダウンロードいただけるユーザーマニュアルをご覧ください。
旧世代のPower Meter Softwareについてはこちらのソフトウェアページをご覧ください。
PM101シリーズパワーメータはバージョン2.0以降のみに対応します。PM102シリーズパワーメータはバージョン2.1以降のみに対応します。PM103シリーズパワー&エネルギーメータはバージョン3.0以降のみに対応します。コンソールPM5020はバージョン4.0以降にのみ対応します。パワーメータ―シリーズPM60およびPM61はバージョン6.0以降のみに対応します。
タッチパネル型、ハンドヘルド型、およびUSB接続型光パワーメータ用のGUIソフトウェアOptical Power Monitor
特長
- 最大8台までのパワーメータを同時操作
- リアルタイムでの測定値の記録と解析
- 直感的なアナログ表示とグラフモード
- 設定可能な長時間のデータロギング機能
- サーマル位置&パワーセンサによる位置測定もサポート
- USBおよびBluetooth®接続に対応
Optical Power MonitorのGUIを用いると、USB、RS232またはBluetooth®ワイヤレスa接続により最大8台までのパワーメータのシームレスな制御が可能です。パワーメータ用の最新のソフトウェア、ファームウェア、ドライバ、およびユティリティはこちらからダウンロードできます。
このGUIパッケージには、多チャンネルのデータ測定と解析機能が組み込まれています。インターフェイスは使いやすさを考慮した設計になっています。表示色を最小限にし、輝度も低く抑えているため、レーザ用保護メガネを着用しながらの暗い実験室での使用に適しています。測定データはアナログ針、デジタル数値、線グラフ、あるいは棒グラフでリアルタイムに表示できます。連続したログデータや短時間での測定結果は、後でデータの閲覧や解析を行うために記録することできます。組み込まれている統計モードでは測定データの解析を行い、予め設定された測定周期で新しい測定値を反映させ、連続的に更新を行います。当社のサーマル位置&パワーセンサを用いたビーム位置測定にも対応します。
このソフトウェアパッケージOptical Power MonitorでGUIをインストールすると、すぐにタッチパネル型、ハンドヘルド型、またはUSB接続型のパワーメータの制御にご使用いただけます。対応するパワーメータのファームウェアの更新も可能です。当社のパワー&エネルギーメーターコンソールに使用できる、LabVIEW、Visual C++、Visual C#を用いたプログラム例やドライバが、ソフトウェアと一緒にインストールされます。詳細についてはマニュアルをご覧ください。
なお、このOptical Power Monitor Softwareは、Power Meter Utilities Softwareとは異なるドライバを使用しているのでご注意ください。当社では最新のドライバTLPM.dllのご使用をお勧めします。従来のPower Meter Softwareや以前のドライバPM100D.dllを使用したカスタムソフトウェアを使用したい方のために、2つのバージョンのドライバを簡単に切り替えられるプログラムPower Meter Driver Switcherが付属しています。
a. パワーメータPM160、PM160TおよびPM160T-HPにBluetooth®機能が付いています。
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パワー測定モード:最大8台までのパワーメータのセットアップと設定
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パワーチューニングモード:測定値のアナログ針表示とデジタル数値表示。上図ではデルタモードが有効になっており、測定時間中の変動幅を示しています。
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パワー統計モード:予め設定された測定時間における統計量を計算します。上では解析したデータを棒グラフで、計算結果を数値で表示しています。
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位置チューニングモード:こちらのチューニングモードはサーマル位置&パワーセンサでのビームアライメントにご使用いただけます。
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位置統計モード:統計モードではサーマル位置&パワーセンサの統計情報も表示します。
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データロギング:長時間測定と最大8台までのパワーメータの同時記録が可能です。データは後処理により.csv形式で保存されますが、測定結果はリアルタイムでグラフ表示されます。
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ワイヤレスパワーメータPM160とiPad mini(付属していません)。PM160はApple社のモバイルデバイスを使ってリモート操作が可能です。
こちらでは当社のパワーセンサおよびエネルギーセンサのラインナップをご紹介しています。対応するパワーメーターコンソールとインターフェイスについては右下の表をご覧ください。
下記のパワーセンサおよびエネルギーセンサのラインナップのほかに、当社ではフォトダイオードまたはサーマルセンサのどちらかを内蔵するオールインワン型のワイヤレス機能付きパワーメータや小型USBパワーメータ、およびコンソール、センサーヘッド、ポスト取付け用のアクセサリを含むパワーメーターキットもご用意しております。
当社では4種類のセンサをご用意しております:
- フォトダイオードセンサ: フォトダイオードセンサは感度が波長に依存するので、単色光源もしくは単色に近い光源のパワー測定用に設計されています。このセンサから出力される電流は、入射光パワーと波長によって決まります。この電流はトランスインピーダンスアンプにより、入力電流に比例した電圧を出力します。
- サーマルセンサ: サーモパイルセンサは、広い波長範囲で比較的平坦な応答特性を持つ材料から作られているので、LEDやSLDなどの広帯域光源のパワー測定に適しています。このセンサは、入射光パワーに比例した電圧を出力します。
- サーマル位置&パワーセンサ: これらのセンサでは4つのサーモパイルセンサが正方形の4象限に配置されています。ユニットは各象限からの出力電圧を比較してビームの位置を算出します。
- 焦電エネルギーセンサ: 焦電センサは焦電効果を通じて出力電圧を発生しパルス光源の測定に適しています(ディテクタの時定数によって繰返し周波数は制限されます)。このセンサは、入力パルスエネルギに比例したピーク電圧を出力します。
Console Compatibility | ||||||||
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Console Item # | PM100A | PM100D | PM400 | PM5020 | PM101 Series | PM102 Series | PM103 Series | PM100USB |
Photodiode Power | - | |||||||
Thermal Power | - | |||||||
Thermal Position | - | - | - | - | - | |||
Pyroelectric Energy | - | a | a | - | - | a |
パワー&エネルギーセンサのセレクションガイド
当社のパワー&エネルギーセンサの仕様を比較する際には、2種類の選択をします。下の表(展開できます)では、当社のセンサを種類別に分類して(フォトダイオード、サーマル、焦電)、主な仕様を記載しています。
またその下のセレクションガイドのグラフでは、当社のフォトダイオードならびにサーマルパワーセンサの全ラインナップを波長範囲(左)そしてパワー範囲(右)で比較できるようになっています。枠内には型番とセンサの仕様の範囲が記載されています。グラフにより、特定の波長範囲またはパワー範囲に適したセンサーヘッドが特定しやすくなっております。
Photodiode Power Sensors |
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Thermal Power Sensors |
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Thermal Position & Power Sensors |
---|
Pyroelectric Energy Sensors |
---|
センサのラインナップ
(波長範囲)
センサのラインナップ
(パワー範囲)
Posted Comments: | |
Tom Shahaf
 (posted 2024-09-15 22:41:28.29) hello, can you provide an example of a python code that use the device? jjadvani
 (posted 2024-09-16 04:05:35.0) Dear Tom, Thank you for your feedback. Please find example code for python on the following link. https://github.com/Thorlabs/Light_Analysis_Examples/tree/main/Python/Thorlabs%20PMxxx%20Power%20Meters , Additional python code are included in the installation package of OPM software (https://www.thorlabs.com/software_pages/ViewSoftwarePage.cfm?Code=OPM ). You can find those example after installing software on this folder C:\Program Files (x86)\IVI Foundation\VISA\WinNT\TLPMX\Examples\Python 李 李
 (posted 2024-09-11 22:14:40.793) 功率计表头PM400语言无法切换,只能使用英文,请协助解决 jjadvani
 (posted 2024-09-11 10:10:41.0) Dear Kangleek, Thank you for your feedback. Someone from local tech support team will contact you directly to troubleshoot your issue. Jideofor Odoeze
 (posted 2024-08-17 04:07:57.11) Just asking if I cannot use this for LIV curve. I mean I know the Is current sweep. Having the console log the data, I can always figure out the x-axis. Is this console fast enough to respond to a fast sweep? 100kHz is fast enough I think.
Summarily, I want to know if I can use this for LIV curve measurement. hkarpenko
 (posted 2024-08-19 11:23:24.0) Dear customer,
thank you very much for your feedback.
The bandwidth of the PM400 is limited to the USB bandwidth and CPU of your computer. You could achieve rates only up to 300Hz. The 100kHz full bandwidth can only be achieved when using the analog ouput of the console. In addition the bandwidth can even further decrease depending on the used sensor. I will contact you directly to find a solution with you. Boris Považay
 (posted 2023-07-04 12:08:27.337) Any plans to offer this device with an USB-C-connector (especially for charging - mini-USB is already extinct)?
Best regards hkarpenko
 (posted 2023-07-05 10:47:31.0) Dear Boris,
thank you very much for your feedback.
At the moment there is no plan for updating this device to USB-C, but we are logging your request and will definetly have this in mind for our next generation of power meters. But since we deliver this device with a mini-USB cable it should not be much of a problem of using the device. Ronald Sipkema
 (posted 2023-05-02 13:32:20.657) I regularly use an S440C sensor in combination with the PM400 for laser beam alignment. I have the sensor mounted on a custom freely rotating "quick release" mount so I can position it at different locations in the beam path. The center of the four quadrants does not perfectly match the center of this mount though: I can find the center of the four quadrants by looking at the circular path the beam position makes when rotating the mount. It would be really nice if it were possible to "zero" the position the PM400 returns (either by zeroing it to the current position or by manual entry of the X and Y offsets). With that option added this would really be an ideal beam alignment tool. wskopalik
 (posted 2023-05-03 02:50:10.0) Thank you very much for your feedback!
I will forward your suggestion to our engineering team so we can check if this feature can be added to the PM400 or to the GUI. user
 (posted 2022-09-14 10:22:26.863) I can find two VI folders (TLPM and TLPMX) in the LabVIEW folder after installing the software for the power meter. Can you tell me the difference of these VIs? GBoedecker
 (posted 2022-09-14 07:23:52.0) Thank you for your inquiry. TPLMX is the driver for the dual-channel power meter PM5020. For the other power meters, you can use TPLM. Y BoH
 (posted 2021-03-09 02:59:53.623) It is such a shame that Thorlabs releases a product with such low quality language support. The Chinese translation is just garbage(Even google translation does a much better job than that!). If you have a colleague knowing Chinese, switch your PM400 with firmware 1.2.8 to Chinese(in display menu), and loop through other menus and pages, your colleague will sure laugh out loud.
I am willing to fix this for Thorlabs if Thorlabs give me a new PM400 for free. tcampbell
 (posted 2021-03-10 08:26:27.0) Hello, and thank you for your honest feedback on our device's programming. We have begun working to improve the power meter console's Chinese translations. These improvements will be included in a firmware update in the near future. Michael L
 (posted 2021-01-25 08:27:35.173) Hi,
how long does the startup take? I bought the previous model and that took extremely long to start up, compared to the older B/W screen models. soswald
 (posted 2021-01-25 09:34:00.0) Dear Michael,
thank you for your feedback. The startup duration of the PM400 is typically a few seconds. zhaozhao mao
 (posted 2020-12-08 01:01:28.267) 需要功率计表头和探头,1250~1550nm,mW级 wskopalik
 (posted 2020-12-08 10:16:41.0) Thank you for your inquiry! We will contact you directly to provide further assistance. Juyoung Kim
 (posted 2020-04-21 21:28:05.647) Dear PM400 support team,
I would like to confirm with the team with one question: Can C(++) talk to PM400 and get the power meter output and the instrument clock at the same time? I am pretty sure about this feature, but could you point me relevant C(++) functions? If possible, could you send me any example code for this basic operation? I would appreciate it much. Thank you.
Best regards,
Juyoung wskopalik
 (posted 2020-04-22 11:49:39.0) This is a response from Wolfgang at Thorlabs. Thank you very much for your inquiry!
You would need to use two commands in this case. At first, you need to use one of the measurement commands, e.g. "TLPM_measPower" or "TLPM_measEnergy" depending on the sensor you use. After that, you can read the time by using "TLPM_getTime". This command is available on PM100D, PM200, and PM400 power meters and returns the time as it is set on the power meter. Alternatively, you can also read the time which is set on your computer by using a C/C++ library.
I will contact you directly to provide further assistance. Matt Dabrowski
 (posted 2020-03-04 16:55:00.953) I am using a PM400. Recently, I went to update the firmware, and I connected the PM400 to the computer. When I used the latest OPM software to update the firmware I always got the following warning: "user abort the download operation" but I haven't done anything. Hoping for your answer. Thanks. Regards, Matt Dabrowski dpossin
 (posted 2020-03-06 10:05:31.0) Dear Matt,
Thank you for your feedback. We are currently working on an firmware revision to eliminate this issue. We already contacted you regarding an solution. We will upload an firmware update on the website as soon as possible. user
 (posted 2018-05-24 12:34:50.27) On your old PM100 Powermeters the display backlight could be turned off. Can the display on the PM400 also be turned off, while continuing to capture data via LabView/USB? mvonsivers
 (posted 2018-06-07 03:56:07.0) This is a response from Moritz at Thorlabs. Thank you for your inquiry. The display cannot be completely turned off but the brightness can be dimmed to 1%. zahariev
 (posted 2018-03-23 09:42:41.347) The power meter do the great job.
However I have a comment. Even been specified in the shipping list, the idea to sell it without power adapter (charger) could cos some inconvenience. swick
 (posted 2018-04-16 04:40:04.0) This is a response from Sebastian at Thorlabs. Thank you for the feedback. We are glad to hear you are happy with our PM400.
The PM400 includes a USB cable which can be used to charge the device via USB ports. I understand that it would be helpful to have an USB charger included to the PM400. We will internally discuss your comment. arkke.eskola
 (posted 2016-10-27 13:14:48.693) Hi,
I am thinking to buy PM400. Important option for my application would be to control it using LabVIEW, in my case LabVIEW2015. Do you have LabVIEW2015 drivers for PM400?
Thanks,
Arkke Eskola wskopalik
 (posted 2016-10-28 03:59:43.0) This is a response from Wolfgang at Thorlabs. Thank you for your inquiry.
We provide LabView drivers as well as drivers for C/C++ and DotNet for the PM400. They are included in the installation package you can find here on the website.
I will contact you directly to provide further details. |
当社では、幅広いパワーメータ&エネルギーメータ用コンソールやパワーセンサ・エネルギーセンサを操作するためのインターフェイスを取り揃えています。 主な仕様は下記でご覧いただけるので、お客様の用途に適したモデルをお選びいただけます。 下記のほかに、センサ内蔵のワイヤレスパワーメータや小型USBパワーメータもご用意しております。
当社のパワーメータ等用のコンソールやインターフェイスは、Cシリーズのセンサとお使いいただく場合は接続したセンサの種類を自動的に認識し、電流値とそれに応じた電圧値を測定します。 Cシリーズのセンサは、コネクタ内に感度特性の校正データが保存されています。 コンソールは、入射波長に対応する感度の値を読み出し、パワーもしくはエネルギの測定値を計算します。
- フォトダイオードセンサは、入射光の光パワーと波長によって決まる電流を流します。 この電流は、トランスインピーダンスアンプに送られ、このアンプから入力電流に比例した電圧が出力されます。 フォトダイオードの感度は波長に依存するため、正確なパワーの測定値を得るためには、コンソールに正しい波長を入力する必要があります。 コンソールは、接続されたセンサから、入力された波長における感度を読み取り、測定した光電流から光パワーを計算します。
- サーマルセンサは、入射された光パワーに比例した電圧を送ります。 測定されたセンサの出力電圧とその感度特性に基づいて、コンソールは入射した光パワーを計算します。
- エネルギーセンサは焦電効果に基づいています。 したがって、エネルギーセンサは、パルスエネルギに比例したピーク電圧を送ります。 エネルギーセンサが認識されると、コンソールはピーク電圧ディテクタを活用し、センサの感度特性からパルスエネルギが計算されます。
コンソールやインターフェイスはセンサが出力する電流や電圧を表示する機能も備えています。 または、測定された電流や電圧をアナログ出力で得ることもできます。
コンソール
Item # | PM100A | PM100D | PM400 | PM5020 |
---|---|---|---|---|
(Click Photo to Enlarge) | ||||
Key Features | Analog Power Measurements | Digital Power and Energy Measurements | Digital Power and Energy Measurements, Touchscreen Control | Dual Channel |
Compatible Sensors | Photodiode and Thermal Power | Photodiode Power, Thermal Power, and Pyroelectric Energya | Photodiode Power, Thermal Power, Thermal Power and Position, and Pyroelectric Energya | Photodiode Power, Thermal Power, Thermal Power and Position, and Pyroelectric Energy |
Housing Dimensions (H x W x D) | 7.24" x 4.29" x 1.61" (184 mm x 109 mm x 41 mm) | 7.09" x 4.13" x 1.50" (180 mm x 105 mm x 38 mm) | 5.35" x 3.78" x 1.16" (136.0 mm x 96.0 mm x 29.5 mm) | 9.97" x 4.35" x 11.56" (253.2 mm x 110.6 mm x 293.6 mm) |
Channels | 1 | 2 | ||
External Temperature Sensor Input (Sensor not Included) | - | - | Readout and Record Temperature Over Time | Readout and Record Temperature Over Time |
External Humidity Sensor Input (Sensor not Included) | - | - | Readout and Record Humidity Over Time | Readout and Record Humidity Over Time |
Input/Output Ports | - | 4 GPIO, Programmable | 4 Configurable Digital I/O Channels | |
Shutter Control | - | - | - | Support for SH05R(/M) or SH1(/M) Optical Shutter with Interlock Input |
Fan Control | - | - | - | |
Source Spectral Correction | - | - | ||
Attenuation Correction | - | - | ||
External Trigger Input | - | - | - | |
Display | ||||
Type | Mechanical Needle and LCD Display with Digital Readout | 320 x 240 Pixel Backlit Graphical LCD Display | Protected Capacitive Touchscreen with Color Display | |
Dimensions | Digital: 1.9" x 0.5" (48.2 mm x 13.2 mm) Analog: 3.54" x 1.65" (90.0 mm x 42.0 mm) | 3.17" x 2.36" (81.4 mm x 61.0 mm) | 3.7" x 2.1" (95 mm x 54 mm) | 4.32" x 2.43" (109.7 mm x 61.6 mm) |
Refresh Rate | 20 Hz | 10 Hz (Numerical) 25 Hz (Analog Simulation) | 25 Hz | |
Measurement Viewsb | ||||
Numerical | ||||
Mechanical Analog Needle | - | - | - | |
Simulated Analog Needle | - | |||
Bar Graph | - | |||
Trend Graph | - | |||
Histogram | - | - | - | |
Statistics | ||||
Memory | ||||
Type | - | SD Card | NAND Flash | SD Card |
Size | - | 2 GB | 4 GB | 8 GB |
Power | ||||
Battery | LiPo 3.7 V 1300 mAh | LiPo 3.7 V 2600 mAh | - | |
External | 5 VDC via USB or Included AC Adapter | 5 VDC via USB | Line Voltage: 100 - 240 V |
Click to EnlargeフォトダイオードセンサS120C(下記参照)と温度センサTSP-THを接続したPM400
- コンパクトなパワーメータ用コンソール
- マルチタッチに対応した投影型静電容量方式(PCAP)タッチパネル
- 多くのパワー&エネルギーセンサ(下記参照)に対応
- サードパーティ製ならびにカスタム仕様センサ用入力端子付き
- 4 GB内部メモリ
- PC制御のためのUSB2.0インターフェイス
当社のパワーメーターコンソールPM400は下記の30以上のパワー&エネルギーセンサに対応します。これらのセンサを使用した場合、コンソールはセンサのコネクタに保存されているセンサの校正情報を自動的に検知して読み取り、このデータとユーザ設定の測定波長を組み合わせて校正済みのパワーまたはエネルギ測定値を表示します。コンソールは「仕様」タブにまとめられている取付要件を満たすサードパーティ製またはカスタム仕様のセンサにもご使用いただけます。
当社では、PM400の再校正サービスをご提供しています。また、再校正を必要とする対応センサをお持ちの場合、追加の費用無しでセンサの再校正にPM400の再校正を含めることが可能です。再校正サービスの詳細につきましては、当社までお問い合わせください。
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S120Cと簡単脱着式マウントCP44F
- 一般的な光パワー測定用
- センサのアライメントを容易にするビュワーターゲット付き
- センサ開口部:Ø9.5 mm
- センサ、保護キャップ、赤外域用ターゲットが付属
- ファイバーアダプタも別売りでご用意(下記参照)
- 詳細は、こちらをご参照ください。
この標準型フォトダイオードパワーセンサは、UVから近赤外までの低いパワーのコヒーレント光/インコヒーレント光の測定にご使用いただけます。NISTトレーサブル、校正済みで、アライメントが容易になるビュワーターゲットを搭載しており、電磁波干渉に対する遮蔽機能が強化され、過熱警報機能、Ø9.5 mmの大きな開口が特長です。30 mmケージシステム、Ø12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポスト、SM1レンズチューブに取付け可能で、自由空間やファイバ出力光源の測定にも適しています。
当社ではこれらのセンサに対して再校正サービスをご提供しております。再校正サービスの詳細は当社までお問い合わせください。
Item #a | S120VC | S120C | S121C | S122C |
---|---|---|---|---|
Sensor Image (Click the Image to Enlarge) | ||||
Aperture Size | Ø9.5 mm | |||
Wavelength Range | 200 - 1100 nm | 400 - 1100 nm | 400 - 1100 nm | 700 - 1800 nm |
Power Range | 50 nW - 50 mW | 500 nW - 500 mW | 50 nW - 40 mW | |
Detector Type | Si Photodiode (UV Extended) | Si Photodiode | Ge Photodiode | |
Linearity | ±0.5% | |||
Resolutionb | 1 nW | 10 nW | 2 nW | |
Measurement Uncertaintyc | ±3% (440 - 980 nm) ±5% (280 - 439 nm) ±7% (200 - 279 nm, 981 - 1100 nm) | ±3% (440 - 980 nm) ±5% (400 - 439 nm) ±7% (981 - 1100 nm) | ±5% | |
Responsivityd (Click for Plot) | Raw Data | Raw Data | Raw Data | Raw Data |
Coating/Diffuser | Reflective ND (OD1.5)e | Reflective ND (OD1)f | Reflective ND (OD2)g | Absorptive ND (Schott NG9) |
Head Temperature Measurement | NTC Thermistor 4.7 kΩ | |||
Housing Dimensions | Ø30.5 mm x 12.7 mm | |||
Cable Length | 1.5 m | |||
Post Mountinge,f,g | Universal 8-32 / M4 Tap, Post Not Included | |||
Aperture Thread | External SM1 (1.035"-40) | |||
Compatible Fiber Adapters | S120-FC2, S120-FC, S120-APC2, S120-APC, S120-SMA, S120-ST, S120-LC, and S120-SC (Not Included) | |||
Compatible Consoles | PM400, PM100D, PM100A, and PM5020 | |||
Compatible Interfaces | PM101, PM101A, PM101R, PM101U, PM103, PM103A, PM103E, PM103U, and PM100USB |
- 限られたスペースでの光パワー測定に
- 薄型設計:センサの厚さ5 mm
- センサ開口部:Ø9.5 mm
- スライド式のNDフィルタがセンサのパワーレンジを自動調整
- VIS/IRターゲットとSM1外ネジ付きアダプタSM1A29を別途ご用意(詳細はこちら)
- FiberBenchシステム用VIS/IRターゲット付きマウントFBSMも別途ご用意(詳細はこちら)
- 詳細はこちらをご参照ください。
こちらの薄型フォトダイオードパワーセンサは、限られたスペースにおいて光パワーが測定できるように設計されています。センサの厚さが僅か5 mmなので、近接配置した光学素子の間やケージシステムの中など、標準のパワーメータを設置することのできない場所でもご使用になれます。NISTトレーサブル、校正済みで、Ø9.5 mmの大きな開口も特長です。また、スライド式のNDフィルタが付いているため、コンパクトなデバイス1つで2つのパワー範囲を測定可能です。
S130シリーズのパワーセンサに、別売りのアダプタSM1A29を2つの止めネジ(セットスクリュ)で取り付けることにより、ファイバーアダプタ、遮光体、フィルタなど、SM1ネジ付き部品を取り付けることができます。マウントFBSMによりS130シリーズのパワーセンサがFiberBenchシステムに垂直方向に取り付けられるため、安定かつ最小の設置面積の取り付けとなります。
当社ではこれらのセンサに対して再校正サービスをご提供しております。詳細については当社までお問い合わせください
Item #a | S130VC | S130C | S132C | |
---|---|---|---|---|
Sensor Image (Click the Image to Enlarge) | ||||
Aperture Size | Ø9.5 mm | |||
Wavelength Range | 200 - 1100 nm | 400 - 1100 nm | 700 - 1800 nmb | |
Power Range (with Filter) | 500 pW - 0.5 mWc (Up to 50 mW)c | 500 pW - 5 mW (Up to 500 mW) | 5 nW - 5 mW (Up to 500 mW) | |
Detector Type | Si Photodiode (UV Extended) | Si Photodiode | Ge Photodiode | |
Linearity | ±0.5% | |||
Resolution | 100 pWd | 1 nWe | ||
Measurement Uncertaintyf | ±3% (440 - 980 nm) ±5% (280 - 439 nm) ±7% (200 - 279 nm, 981 - 1100 nm) | ±3% (440 - 980 nm) ±5% (400 - 439 nm) ±7% (981 - 1100 nm) | ±5% | |
Responsivityg (Click for Plot) | Raw Data | Raw Data | Raw Data | |
Coating/Diffuser | Reflective ND (OD1.5)c | Reflective ND (OD2)h | Absorptive ND (Schott NG9/KG3)b | |
Housing Dimensions | 150 mm x 19 mm x 10 mm; 5 mm Thickness on Sensor Side | |||
Cable Length | 1.5 m | |||
Post Mounting | 8-32 and M4 Taps | |||
Adapters (Not Included) | SM1A29: Add SM1 Thread and Viewing Target to Aperture Fiber Adapters Compatible with SM1A29 Adapter: S120-FC2, S120-FC, S120-APC2, S120-APC, S120-SMA, S120-ST, S120-SC, and S120-LC FBSM: Integrate Sensor into FiberBench Setups | |||
Compatible Consoles | PM400, PM100D, PM100USB, PM100A, and PM5020 | |||
Compatible Interfaces | PM101, PM101A, PM101R, PM101U, PM103, PM103A, PM103E, PM103U, and PM100USB |
Item #a | S116C | |
---|---|---|
Sensor Image (Click the Image to Enlarge) | ||
Aperture Size | Ø6 mm | |
Wavelength Range | 400 - 1100 nm | |
Power Range | 20 nW - 50 mW | |
Detector Type | Si Photodiode | |
Linearity | ±0.5% | |
Resolution | 1 nWb | |
Measurement Uncertaintyc | ±3% (451 - 1000 nm) ±5% (400 - 450 nm, 1001 - 1100 nm) | |
Responsivityd (Click for Plot) | Raw Data | |
Coating/Diffuser | Absorptive ND (NG9) | |
Housing Dimensions (L x W x T) | 70.0 mm x 11.0 mm x 8.9 mm; 10.0 mm Width and 4.5 mm Thickness on Sensor Side | |
Active Detector Area | 7 mm x 7 mm | |
Cable Length | 1.5 m | |
Mounting Threads | 2 Universal 8-32 / M4 Taps (One on the Back, One on the Bottom), Posts Not Included | |
Adapters (Not Included) | SM05A29: Add SM05 Thread to Aperture Fiber Adapters Compatible with SM05A29 Adapter: PM20-FC2, PM20-FC, PM20-APC2, PM20-APC, PM20-SMA, PM20-ST, PM20-SC, and PM20-LC | |
Compatible Consoles | PM400, PM100D, PM100A, and PM5020 | |
Compatible Interfaces | PM101, PM101A, PM101R, PM101U, PM103, PM103A, PM103E, PM103U, and PM100USB |
- 16 mmケージシステムなどの狭いスペースでの光パワー測定用
- 波長範囲:400~1100 nm
- 超薄型設計:センサ部の幅10.0 mm、厚さ4.5 mm
- シリコン(Si)フォトダイオード、センサ開口Ø6 mm
- 低パワーレーザ光のパワー測定用
- ポスト取付け用のM4タップ穴
- SM05外ネジ付きアダプタSM05A29は別売りでご用意(詳細はこちら)
- 詳細についてはこちらの製品紹介ページをご覧ください。
コンパクト薄型フォトダイオードパワーセンサS116Cは、スペースやアクセス性が制限された場面でも光パワーが測定できるように設計されています。厚さ4.5 mmのフォトダイオードセンサは、16 mmケージシステムのケージロッドの間(下の写真参照)や、スロット付きØ12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)レンズチューブ(型番SM05L20CおよびSM05L30C)の側面の穴から挿入することができます。このセンサの開口径はØ6 mmです。
パワーセンサS116Cに、別売りのアダプタSM1A29を2本の1.3 mm六角止めネジ(セットスクリュ)で取り付けると、ファイバーアダプタ、遮光体、フィルタなどのSM05ネジ付き部品を取り付けることができます。アダプタを取り付けたパワーセンサS116Cの写真が下でご覧いただけます。
各センサはNISTまたはPTBトレーサブル校正データとともに発送いたします。ここに含まれるデータは、校正対象センサのスペクトル範囲に対応する、認定された参照用ダイオードを利用して決定されています。当社では、フォトダイオードパワーセンサの再校正サービスをご提供しています。詳細は当社までお問い合わせください。
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センサ筐体の背面に刻印されたアライメント用ターゲットを利用してステージの位置を決めれば、センサを反転させたときにビームをセンサの中心に入射させることができます。写真のセンサはS170Cです。
- 顕微鏡の試料面での光パワー測定用に設計
- 大きな受光面18 mm x 18 mmのシリコンフォトダイオード
- センサ筐体の寸法:76.0 mm x 25.2 mm x 5.0 mm
- 高NAの対物レンズに適した光学設計
- コネクタに以下の情報を保存
- センサーデータ
- NISTまたはPTBにトレーサブルな校正データ
- M4タップ穴を用いてポストに取り付け可能
このシリコンフォトダイオードが取付けられた顕微鏡用スライド型パワーセンサーヘッドは、顕微鏡システム内の試料面における光パワーを測定するように設計されています。S170Cは波長範囲350 nm~1100 nmに感度があり、10 nW~150 mWの光パワーを測定できます。S171Cは波長範囲400 nm~1100 nmに感度があり、1 nW~15 mWの光パワーを測定できます。センサNS170Cは、中心波長780 nm~1300 nm、平均パワー0.5 mW~350 mWのフェムト秒レーザの相対ピークパワー測定用に設計されています。センサーヘッドの外形寸法76.0 mm x 25.2 mmは標準の顕微鏡用スライドと同じで、標準的な正立および倒立顕微鏡の多くにお使いいただけます。
センサS170CとS171Cに使用されているフォトダイオードの受光面の大きさは18 mm x 18 mmです。このフォトダイオードは密封された筐体に収納されており、その前面にはNDフィルタが付いています。NDフィルタの表面の周囲には段差があり、それにより20 mm x 20 mm大きさの窪みができています。このくぼみには標準的な顕微鏡用カバースリップを入れることができます。液浸材(水、グリセロール、油)は、NDフィルタの上のこのくぼみ内に直接滴下することができます。あるいは、クリーニングを容易にするために、最初にカバースリップを挿入することもできます。フォトダイオードとNDフィルタの間の隙間には屈折率マッチングジェルが充填されています。これは、高開口数(NA)の対物レンズを油浸または水浸で使用したときに、大きな測定誤差の原因となる内部反射を防止するためです。
センサNS170Cは2光子レーザのピークパワーの相対値を測定するように設計されており、2次の非線形結晶であるβ-BBOを用いて近赤外(NIR)の超短パルス入射光を可視(VIS)の第2高調波に変換して検出します。β-BBO結晶の下にあるショートパスフィルタで残留近赤外光が除去され、可視の第2高調波のみがフィルタを透過して大きな面積のシリコン(Si)フォトダイオードセンサに到達します。センサの光入射面には厚さ170 µmのカバーガラスが付いており、これでセンサ筐体を密閉しています。そのため、このセンサはドライ、水浸および油浸用の各対物レンズと組み合わせてご使用いただくことができます。カバーガラス上部からβ-BBO結晶までの作動距離は0.22 mmです。
センサ筐体の背面には、ビームのアライメントや集光の作業を補助するためにグリッドがレーザ刻印されています。標準的な顕微鏡では、このグリッドを用いてビームをアライメントした後、センサーヘッドを反転させて対物レンズに向ければ光パワーの測定を行うことができます。倒立顕微鏡の場合は、透過照明光をオンにしてディテクタ筐体のグリッドとビームを合わせれば、センサの中心が対物レンズの正面にきます。また、NDフィルタの拡散面を集光面として使用することもできます。
センサを損傷させないために、センサを光路上のビームが集光されない位置に配置することをお勧めします。ビームのスポットサイズにおいて、センサS170CおよびS171Cの場合は平均パワー密度の上限値を、NS170Cの場合はピークパワー密度の上限値を超えないことが重要です(下表参照)。
各センサにはNISTまたはPTBにトレーサブルな校正データが添付されます。それらのデータは、各センサの試験に使用されたフォトダイオードの校正証明書のデータと整合しています。センサ仕様とNISTまたはPTBにトレーサブルな校正データは、センサーコネクタ内の不揮発性メモリに保存されており、当社の最新のパワーメーターコンソールで読み出すことができます。センサNS170CのNISTまたはPTBの校正データは、何れもディテクタに可視光が入射する場合のデータであることにご注意ください。しかし、この可視光の強さは近赤外のフェムト秒パルスの照射条件に固有なものになります。精度と性能を維持するために定期的な再校正をお勧めします。校正頻度は用途にもよりますが、通常1年程度です。再校正についての詳細は当社までお問い合わせください。
当社では、サーマルセンサの付いた顕微鏡用スライド型センサーヘッドもご用意しています。詳細はこちらからご覧いただけます。
Item #a | S170C | S171C | NS170C |
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Sensor Image (Click Image to Enlarge) | |||
Dimensions | 76.0 mm x 25.2 mm x 5.0 mm (2.99" x 0.99" x 0.20") | Base: 76.0 mm x 25.2 mm x 5.0 mm (2.99" x 0.99" x 0.20") Overall: 76.0 mm x 30.0 mm x 11.0 mm (2.99" x 1.18" x 0.43") | |
Active Detector Area | 18 mm x 18 mm | ||
Input Aperture | 20 mm x 20 mm | Ø4.5 mm | |
Wavelength Range | 350 - 1100 nm | 400 - 1100 nm | Laser: 780 - 1300 nm SHG: 390 - 650 nm |
Optical Power Working Range | 10 nW - 150 mW | 1 nW - 15 mW | Laser: 0.5 - 350 mWb SHG: 10 nW - 5 mW |
Max Peak Power Densityc | - | - | 10 TW/cm2 |
Detector Type | Silicon Photodiode | Second-Order Nonlinear Crystal with Silicon Photodiode | |
Linearity | ±0.5% | ±0.5%d | |
Resolution | 1 nWe | 0.5 pWf | 1 nWd,e |
Measurement Uncertaintyg | ±3% (440 - 980 nm) ±5% (350 - 439 nm) ±7% (981 - 1100 nm) | ±3% (440 - 980 nm)h ±5% (400 - 439 nm)h ±7% (981 - 1100 nm)h | ±3% (440 - 650 nm)d ±5% (390 - 439 nm)d |
Responsivityi (Click for Plot) | Raw Data | Raw Data | Raw Data |
Neutral Density Filter | Reflective (OD 1.5) | Absorptive (OD 0.4) | N/A |
Cable Length | 1.5 m | ||
Mounting Thread | Universal 8-32 / M4 x 0.7 Tap, Post Not Included | ||
Compatible Consoles | PM400, PM100D, PM100A, and PM5020 | ||
Compatible Interfaces | PM101, PM101A, PM101R, PM101U, PM103, PM103A, PM103E, PM103U, and PM100USB |
Item #a | S175C |
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Sensor Image (Click Image to Enlarge) | |
Active Detector Area | 18 mm x 18 mm |
Wavelength Range | 0.3 - 10.6 µm |
Power Range | 100 µW - 2 W |
Detector Type | Thermal Surface Absorber (Thermopile) |
Linearity | ±0.5% |
Resolutionb | 10 µW |
Measurement Uncertaintyc | ±3% @ 1064 nm; ±5% @ 300 nm - 10.6 µm |
Response Time | 3 s (< 2 s from 0 to 90%) |
Housing Dimensions | 76 mm x 25.2 mm x 4.8 mm (2.99" x 0.99" x 0.19") |
Cable Length | 1.5 m |
Housing Features | Integrated Glass Cover Engraved Laser Target on Back |
Post Mounting | N/A |
Cage Mounting | N/A |
Aperture Thread | N/A |
Compatible Consoles | PM400, PM100D, PM100A, and PM5020 |
Compatible Interfaces | PM101, PM101A, PM101R, PM101U, PM102, PM102A, PM102U, and PM100USB |
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S175C(ガラスおよび吸収体)の典型的な吸収曲線 注: この曲線は典型値であり、実際の吸収スペクトルはユニットごとに異なります。
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S175Cの筐体の背面には、センサの仕様とビームをセンサの中央に入射させるためのターゲットが刻印されています。
- 波長範囲:300 nm~10.6 μm
- 100 µW~2 Wの光パワーを測定可能
- 顕微鏡の試料面で光パワーを計測できる設計
- 検出部18 mm x 18 mmのサーマルセンサ
- 標準的な顕微鏡スライドと同じ設置面積:76.0 mm x 25.2mm
- コネクタに以下の情報を保存
- センサーデータ
- NISTおよびPTBトレーサブルな校正データ
- 詳細はこちらをご覧ください。
顕微鏡用スライド型サーマルパワーセンサーヘッドS175Cを用いて、顕微鏡システム内の試料面における光パワーを測定できます。こちらのサーマルセンサは、100 µW~2 Wの光パワーで300 nm~10.6 µmの波長を検出できます。76.0 mm x 25.2 mmのセンサーヘッドは、標準の顕微鏡用スライドと同じ設置面積で、多くの標準的な正立および倒立顕微鏡にお使いいただけます。
18 mm x 18 mmの検出部は密封された筐体に収納されており、その上にはガラスカバーが付いています。液浸材(水、グリセロール、油)は、ガラスカバープレートの上につけてください。
右の写真のようにセンサ筐体の背面には、ビームのアライメントと集光を補助するためのターゲットがレーザ刻印されています。標準的な顕微鏡では、このターゲットを用いてビームをアライメントした後、センサーヘッドを反転させて対物レンズに向ければパワーの測定を行うことができます。倒立顕微鏡では、透過照明をオンにしてディテクタ筐体のターゲットとビームを合わせます。これにより、対物レンズの正面中央にセンサがきます。
センサの仕様とNISTおよびPTBトレーサブルな校正データは、センサーコネクタの非揮発性メモリに保存されており、当社の最新世代のパワーメータで読み出すことができます。精度と性能を維持するために年に1度の再校正をお勧めします。当社では、再校正サービスをご提供しております。詳細については当社までお問い合わせください。
仕様の詳細は「仕様」タブをご覧ください。当社では、低パワーで高分解能な測定が可能なフォトダイオードセンサ付き顕微鏡用スライドセンサーヘッドもご用意しております。詳しい製品説明はこちらからご覧いただけます。
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ファイバ素線用アダプタS140-BFA(別売り)を取り付けたS142C
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ファイバーアダプタS120-FC(付属)を取り付けたS142C
- ビーム形状や入射角の影響を受けない測定が可能
- 積分球方式により光損失を最小に抑えた拡散板として機能
- センサの入射開口径:Ø5 mm、Ø7 mm、Ø12 mmまたはØ22 mm
- 開口径≤Ø12 mmの積分球には取外し可能なファイバーアダプタS120-FC(FC/PCまたはFC/APCの取付けが可能)が付属
- 開口径≤Ø12 mmの積分球には、終端処理済みファイバ用およびファイバ素線用のアダプタ(下表参照)の取付けが可能
- 詳細はこちらの製品ページをご覧ください。
積分球フォトダイオードパワーセンサは、入射するビームの均一性、広がり角、形状、入射角などに依存せずにパワーを測定するのに適しており、ファイバ光源からの光や光軸から外れた自由空間光などのパワー測定用として優れています。電磁干渉を抑制するためにシールドが強化されており、またセンサの加熱による損傷や測定エラーを防止するために過熱警告センサが付いています。
当社の積分球は、可視~近赤外の波長域用に設計されています。350~2500 nm用のセンサーヘッドには、Zenith® PTFE製のØ25.4 mm(Ø1インチ)またはØ50.8 mm(Ø2インチ)の単一の球が使用されており、入射開口部周辺での反射光を最小限に抑えるために筐体は黒色になっています。波長範囲350~1100 nm用の光検出センサとしてはシリコン(Si)フォトダイオードを、波長範囲800~1700 nm、900~1650 nm、または1200~2500 nm用の光検出センサとしてはInGaAsフォトダイオードを使用しています。
2.9~5.5 µm用の積分球S180Cでは、金メッキされたØ20 mmの球を2つ接続して使用しています。1つめの球に入射ポートが付いており、MCT (HgCdTe)ディテクタ用のポートは2つ目の球に付いています。2つの球を用いる方式では、単一の球を用いる方式と比べると、ディテクタが入射光に直接晒されないように効果的に遮光できるだけでなく、内部の球の表面積を最小限に抑えることもできるため、検出器としての感度が向上します。この方式では、バッフルやその他の遮光機構を使用しなくても、フォトダイオードへの直接入射光を効果的に遮蔽できるため、入射角、広がり角、ビーム形状などによる測定への影響を低減できます。
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S142CLとS145CLでは、ディテクタに直接光が入射しないようにバッフルを用いて遮光しています。
開口径が Ø5 mm、Ø7 mmまたはØ12 mmの積分球には大きな受光面積の検出器が付いており、また付属のファイバーアダプタS120-FCを取り付けられるSM1外ネジ付きアダプタが付いています。これらのセンサの検出器の受光面積が大きいため、付属のファイバーアダプタS120-FCにはFC/PCまたはFC/APCコネクタ付きファイバを接続することができます。SM1外ネジ付きアダプタはサイズ1のスクリュードライバを使用して取り外せるため、コンポーネントをウィンドウの近くに設置することができます。
積分球S142CLとS145CLの入射開口径はØ22 mmと大きいですが、積分球内のバッフルでフォトダイオードに光が直接入射しないように遮光しています。大きな開口径とバッフルの組み合わせにより、LEDやVCSELのような面積と発散角の大きな光源からの光も測定可能です。ディテクタの入射面には、30 mmケージシステム部品を取り付けるための4つの#4-40ネジが付いています。また、ご要望により、センサーヘッドに第2あるいは第3のポートを付けることも可能です。詳細は当社までお問い合わせください。
各センサにはNISTまたはPTBにトレーサブルな校正データが付いています。それらのデータは、各センサの試験に使用されたフォトダイオードの校正証明書のデータと同じです。NISTまたはPTBにトレーサブルなデータはセンサーコネクタ内に保存されています。当社では、フォトダイオードパワーセンサの再校正サービスをご提供しています。詳細は当社までお問い合わせください。
Item #a | S140C | S142C | S142CL | S144C | S145C | S145CL | S146C | S148C | S180C | |
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Sensor Image (Click the Image to Enlarge) | ||||||||||
Aperture Size | Ø5 mm | Ø12 mm | Ø22 mm | Ø5 mm | Ø12 mm | Ø22 mm | Ø12 mm | Ø5 mm | Ø7 mm | |
Wavelength Range | 350 - 1100 nm | 400 - 1100 nm | 800 - 1700 nm | 900 - 1650 nm | 1200 - 2500 nm | 2.9 µm - 5.5 µm | ||||
Power Range | 1 µW - 500 mW | 1 µW - 5 W | 10 µW - 5 W | 1 µW - 500 mW | 1 µW - 3 W | 10 µW - 3 W | 10 µW - 20 W | 1 µW - 1 W | 1 µW - 3 W | |
Detector Type | Si Photodiode | Si Photodiode with Baffle | InGaAs Photodiode | InGaAs Photodiode with Baffle | InGaAs Photodiode | Extended InGaAs Photodiode | MCT (HgCdTe) Photodiode | |||
Linearity | ±0.5% | |||||||||
Resolutionb | 1 nW | 10 nW | 1 nW | 10 nW | 1 nW | 10 nW | ||||
Measurement Uncertaintyc,d | ±3% (440 - 980 nm) ±5% (350 - 439 nm) ±7% (981 - 1100 nm) | ±3% (440 - 980 nm) ±5% (400 - 439 nm) ±7% (981 - 1100 nm) | ±5% | |||||||
Responsivitye (Click for Plot) | Raw Data | Raw Data | Raw Data | Raw Data | Raw Data | Raw Data | Raw Data | Raw Data | Raw Data | |
Integrating Sphere Material (Size) | Zenith® PTFE (Ø1") | Zenith® PTFE (Ø2") | Zenith® PTFE (Ø1") | Zenith® PTFE (Ø2") | Zenith® PTFE (Ø1") | Gold Plating (Two Ø20 mm Spheres) | ||||
Head Temperature Measurement | NTC Thermistor 4.7 kΩ | |||||||||
Housing Dimensions | Ø45 mm x 30.5 mm | 70 mm x 74 mm x 70 mm | Ø45 mm x 30.5 mm | 70 mm x 74 mm x 70 mm | Ø45 mm x 30.5 mm | 59.0 mm x 50.0 mm x 28.5 | ||||
Active Detector Area | 3.6 mm x 3.6 mm | Ø2 mm | Ø3 mm | Ø1 mm | Ø1 mm | 1 mm x 1 mm | ||||
Cable Length | 1.5 m | |||||||||
Mounting Thread | Separate 8-32 and M4 Taps, Posts Not Included | Universal 8-32 / M4 Thread, Post Not Included | Separate 8-32 and M4 Taps, Posts Not Included | Universal 8-32 / M4 Thread, Post Not Included | Separate 8-32 and M4 Taps, Posts Not Included | Universal | ||||
Aperture Thread | Included Adapter with SM1 (1.035"-40) External Thread | None | Included Adapter with SM1 (1.035"-40) External Thread | None | Included Adapter with SM1 (1.035"-40) External Thread | |||||
Compatible Fiber Adapters | S120-FC (Included) S120-FC2, S120-APC2, S120-APC, S120-SMA, S120-ST, S120-SC, S120-LC, S120-25, and S140-BFA (Not Included) | None | S120-FC (Included) S120-FC2, S120-APC2, S120-APC, S120-SMA, S120-ST, S120-SC, S120-LC, S120-25, and S140-BFA (Not Included) | None | S120-FC (Included) S120-FC2, S120-APC2, S120-APC, S120-SMA, S120-ST, S120-SC, S120-LC, S120-25, and S140-BFA (Not Included) | |||||
Compatible Consoles | PM400, PM100D, PM100A, and PM5020 | |||||||||
Compatible Interfaces | PM101, PM101A, PM101R, PM101U, PM103, PM103A, PM103E, PM103U, and PM100USB |
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センサS150CとFCケーブルを付けたPM100D
- ファイバ接続による光パワー測定用
- 小型センサがコネクタ内部に収納
- 現場や研究室で使い易い設計
- ファイバーアダプタPM20-FCが付属
- センサS150CおよびS151CにはアダプタPM20-SMAも付属
- 対応するFC/APC、LC/PC、SC/PC、 ST®*ファイバーアダプタもご用意(下表参照)
- 詳細はこちらをご参照ください。
S15xCシリーズのファイバ用小型フォトダイオードパワーセンサは、様々なファイバ出力光源のパワー測定用に設計されています。小型のセンサがパワーメーターコネクタに収納されており、ファイバ入力でNISTトレーサブルなデータ測定を実現します。標準的なFCアダプタ(S150CおよびS151CではSMAアダプタも同様)を、簡単に他の標準的なファイバーアダプタと取り換えることもできます。
当社ではこれらのセンサに対して再校正サービスをご提供しております。詳細については当社までお問い合わせください。
*ST®はLucent Technologies社の登録商標です。
Item #a | S150C | S151C | S154C | S155C |
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Sensor Image (Click the Image to Enlarge) | ||||
Included Connectors | FCb & SMA | FCb | ||
Wavelength Range | 350 - 1100 nm | 400 - 1100 nm | 800 - 1700 nm | |
Power Range | 100 pW to 5 mW (-70 dBm to +7 dBm) | 1 nW to 20 mW (-60 dBm to +13 dBm) | 100 pW to 3 mW (-70 dBm to +5 dBm) | 1 nW to 20 mW (-60 dBm to +13 dBm) |
Detector Type | Si Photodiode | InGaAs Photodiode | ||
Linearity | ±0.5% | |||
Resolutionc | 10 pW (-80 dBm) | 100 pW (-70 dBm) | 10 pW (-80 dBm) | 100 pW (-70 dBm) |
Measurement Uncertaintyd | ±3% (440 - 980 nm) ±5% (350 - 439 nm) ±7% (981 - 1100 nm) | ±3% (440 - 980 nm) ±5% (400 - 439 nm) ±7% (981 - 1100 nm) | ±5% | |
Responsivityf (Click for Details) | Raw Data | Raw Data | Raw Data | Raw Data |
Coating/Diffuser | N/A | Absorptive ND (Schott NG3) | N/A | |
Head Temperature Measuremente | NTC Thermistor 3 kΩ | |||
Aperture Thread | External SM05 (0.535"-40) | |||
Fiber Adapters | Included: PM20-FC and PM20-SMA Optional: PM20-FC2, PM20-APC2, PM20-APC, PM20-ST, PM20-SC, and PM20-LC | Included: PM20-FC Optional: PM20-FC2, PM20-APC2, PM20-APC, PM20-SMA, PM20-ST, PM20-SC, and PM20-LC | ||
Compatible Consoles | PM400, PM100D, PM100A, and PM5020 | |||
Compatible Interfaces | PM101, PM101A, PM101R, PM101U, PM103, PM103A, PM103E, PM103U, and PM100USB |
Item #a | S401C | S405C |
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Sensor Image (Click the Image to Enlarge) | ||
Wavelength Range | 190 nm - 20 µm | 190 nm - 20 µm |
Optical Power Range | 10 µW - 1 W (3 Wb) | 100 µW - 5 W |
Input Aperture Size | Ø10 mm | Ø10 mm |
Active Detector Area | 10 mm x 10 mm | 10 mm x 10 mm |
Max Optical Power Density | 500 W/cm² (Avg.) | 1.5 kW/cm² (Avg.) |
Detector Type | Thermal Surface Absorber (Thermopile) with Background Compensation | Thermal Surface Absorber (Thermopile) |
Linearity | ±0.5% | ±0.5% |
Resolutionc | 1 µW | 5 µW |
Measurement Uncertaintyd | ±3% @ 1064 nm ±5% @ 190 nm - 10.6 µm | ±3% @ 1064 nm ±5% @ 250 nm - 17 µm |
Response Timee | 1.1 s | 1.1 s |
Cooling | Convection (Passive) | |
Housing Dimensions (Without Adapter) | (1.30" x 1.69" x 0.59") | 40.6 mm x 40.6 mm x 16.0 mm (1.60" x 1.60" x 0.63") |
Temperature Sensor (In Sensor Head) | NTC Thermistor | NTC Thermistor |
Cable Length | 1.5 m | |
Post Mounting | Universal 8-32 / M4 Taps (Post Not Included) | Universal 8-32 / M4 Taps (Post Not Included) |
30 mm Cage Mounting | - | Two 4-40 Tapped Holes & Two Ø6 mm Through Holes |
Aperture Threads | - | Internal SM05 |
Accessories | Externally SM1-Threaded Adapter Light Shield with Internal SM05 Threading | Externally SM1-Threaded Adapter |
Compatible Consoles | PM400, PM100D, PM100A, and PM5020 | |
Compatible Interfaces | PM101, PM101A, PM101R, PM101U, PM102, PM102A, PM102U, and PM100USB |
- 1 μWまたは5 μWの高分解能
- S401CとS405Cにはセンサーヘッドの温度をモニタするサーミスタ付き
- S401C: バックグラウンド補正により低ドリフトで測定
- S405C: 最大1.5 kW/cm²の平均パワー密度に対応
- 詳細は、こちらをご覧ください。
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付属の遮光体を取り付けたサーマルセンサS401C
当社では低パワーの光源を高分解能で測定するために設計された広帯域サーマルパワーセンサを3種類ご用意しております。いずれのサーマルセンサの広帯域コーティングも、下のグラフのように広い波長域において平坦なスペクトル応答特性を示します。
Ø10 mmの開口寸法により、スポットサイズの大きいレーザ光源のアライメントや測定が容易です。当社のレンズチューブシステムやSM1ネジ付きファイバーアダプタへの接続用に、各センサにはSM1外ネジが付いているか、あるいはSM1外ネジ付きアダプタが付属しています。
S401Cは、アクティブ型のサーマルバックグラウンド補正により低ドリフトで光パワー測定を行います。これは同様のセンサ回路を2つ使用することで実現しています。1つのセンサ回路はすべてのサーマルパワーセンサが使用するものと同じタイプで、光吸収体からヒートシンクへの熱流量を測定します。もう1つのセンサ回路は周囲温度をモニタします。2つのセンサ回路の測定値が差し引かれるので、レーザーパワー測定におけるサーマルドリフトの影響は最小限に抑えられます (外部からの熱的擾乱がどのようにサーマルパワーセンサの読取値に影響するかについての詳細は、製品ページの「動作」タブをご覧ください)。こちらのサーマルセンサに使用している広帯域コーティングは、0.19~20 µm(グラフ参照)の波長域で高い吸収を示します。そのため、中赤外域(MIR)の量子カスケードレーザ(QCL)のアライメントや測定にお使いいただけます。付属のSM05内ネジ付き遮光体は、上または下の写真でご覧いただけます。
S405CにはSM05内ネジがあり、SM05レンズチューブに直接取り付けられます。また、当社の30 mmケージシステムにも直接取り付けられます。
当社ではこれらのセンサに対して再校正サービスをご提供しております。詳細については当社までお問い合わせください。
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S415C、S425C、S245C-Lの吸収曲線はS405と同じです(すべて下記参照)。
Item #a | S415C | S425C |
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Sensor Image (Click Image to Enlarge) | ||
Wavelength Range | 190 nm - 20 µm | 190 nm - 20 µm |
Optical Power Range | 2 mW - 10 W (20 Wb) | 2 mW - 10 W (20 Wb) |
Input Aperture Size | Ø15 mm | Ø25.4 mm |
Active Detector Area | Ø15 mm | Ø27 mm |
Max Optical Power Density | 1.5 kW/cm² (Avg.) | 1.5 kW/cm² (Avg.) |
Detector Type | Thermal Surface Absorber (Thermopile) | |
Linearity | ±0.5% | ±0.5% |
Resolutionc | 100 µW | 100 µW |
Measurement Uncertaintyd | ±3% @ 1064 nm ±5% @ 250 nm - 17 µm | ±3% @ 1064 nm ±5% @ 250 nm - 17 µm |
Response Timee | 0.6 s | 0.6 s |
Cooling | Convection (Passive) | |
Housing Dimensions (Without Adapter) | (2.00" x 2.00" x 1.38") | (2.00" x 2.00" x 1.38") |
Temperature Sensor (In Sensor Head) | NTC Thermistor | |
Cable Length | 1.5 m | |
Post Mounting | Universal 8-32 / M4 Taps (Post Not Included) | Universal 8-32 / M4 Taps (Post Not Included) |
30 mm Cage Mounting | - | - |
Aperture Threads | Internal SM1 | Internal SM1 |
Removable Heatsink | Yes | Yes |
Accessories | Externally SM1-Threaded Adapter | Externally SM1-Threaded Adapter |
Compatible Consoles | PM400, PM100D, PM100A, and PM5020 | |
Compatible Interfaces | PM101, PM101A, PM101R, PM101U, PM102, PM102A, PM102U, and PM100USB |
- 光パワーの分解能は100 µW
- センサーヘッドの温度をモニタするサーミスタ付き
- 取外し可能なヒートシンク
- 詳細はこちらをご覧ください
こちらのサーマルパワーセンサは、低~中程度の広いパワー範囲の測定用に設計されています。全ての製品には入射開口部と同心のSM1外ネジ付きアダプタが付属します。このアダプタはØ25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)レンズチューブを取り付ける際に便利です(下記参照)。S415CおよびS425Cの開口にはSM1内ネジが付いています。
このセンサの応答時間は0.6秒以下です。ヒートシンクは取り外しが可能なため、カスタム仕様のセットアップに組み込んだり、ヒートシンクを取り外して水冷式やファン空冷式のものに取り換えるなどのご要望にも対応します。ヒートシンクを交換する場合には、交換後のヒートシンクが用途に適した放熱を行えるようにしてください。
当社ではこれらのセンサに対して再校正サービスをご提供しております。詳細については当社までお問い合わせください。
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低~中程度の広いパワー範囲に対応したサーマルパワーセンサの吸収曲線。
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低~中程度の広いパワー範囲に対応したサーマルパワーセンサの吸収曲線。
- センサーヘッドの温度をモニタするサーミスタ付き
- S322Cには当社の30 mmケージシステムに対応した#4-40タップ穴付き
- S350Cにはスポットサイズの大きなエキシマレーザなどに適したØ40 mmの開口付き
- S425C-Lには取外し可能なヒートシンク
- S322Cはファン空冷式で光パワーの測定範囲は最大200 W
- 詳細は、こちらをご参照ください。
こちらのサーマルパワーセンサは、低~中程度の広いパワー範囲の測定用に設計されています。 S350Cを除くすべての製品には、入射開口部と同心のSM1外ネジ付きアダプタが付属します。これによって、センサにはファイバーアダプタ(下記参照)が使用可能です。また、既存のØ25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)レンズチューブに組み込むこともできます。S425C-Lの開口にはSM1内ネジが付いています。
S425C-Lのセンサの応答時間は0.6秒以下です。ヒートシンクは取り外しが可能なため、カスタム仕様のセットアップに組み込んだり、ヒートシンクを取り外して水冷式やファン空冷式のものに取り換えるなどのご要望にも対応します。ヒートシンクを交換する場合には、交換後のヒートシンクが用途に適した放熱を行えるようにしてください。
当社ではこれらのセンサに対して再校正サービスをご提供しております。詳細については当社までお問い合わせください。
Item #a | S350C | S425C-L | S322C |
---|---|---|---|
Sensor Image (Click Image to Enlarge) | |||
Wavelength Range | 190 nm- 1.1 µm, 10.6 µm | 190 nm - 20 µm | 250 nm - 11 µm |
Optical Power Range | 10 mW - 40 W (60 Wb) | 2 mW - 50 W (75 Wb) | 100 mW - 200 W (250 Wb) |
Input Aperture Size | Ø40 mm | Ø25.4 mm | Ø25 mm |
Active Detector Area | Ø40 mm | Ø27 mm | Ø25 mm |
Max Optical Power Density | 2 kW/cm² (Avg.) | 1.5 kW/cm² (Avg.) | 4 kW/cm² (Avg., CO2) |
Detector Type | Thermal Surface Absorber (Thermopile) | ||
Linearity | ±1% | ±0.5% | ±1% |
Resolutionc | 1 mW | 100 µW | 5 mW |
Measurement Uncertaintyd | ±3% @ 1064 nm ±5% @ 190 nm - 1100 nm, 10.6 µm | ±3% @ 1064 nm ±5% @ 250 nm - 17 µm | ±3% @ 1064 nm ±5% @ 266 nm - 1064 nm |
Response Timee | 9 s (1 s from 0 to 90%) | 0.6 s | 5 s (1 s from 0 to 90%) |
Cooling | Convection (Passive) | Forced Air with Fanf | |
Housing Dimensions (Without Adapter, if Applicable) | 100 mm x 100 mm x 54.2 mm (3.94" x 3.94" x 2.13") | 100.0 mm x 100.0 mm x 58.0 mm (3.94" x 3.94" x 2.28") | 100 mm x 100 mm x 86.7 mm (3.94" x 3.94" x 3.41") |
Temperature Sensor (In Sensor Head) | NTC Thermistor | ||
Cable Length | 1.5 m | ||
Post Mounting | M6 Threaded Taps, Includes Ø1/2" Post, 75 mm Long | Universal 8-32 / M4 Taps (Post Not Included) | M6 Threaded Taps, Includes Ø1/2" Post, 75 mm Long |
30 mm Cage Mounting | - | - | Four 4-40 Tapped Holes |
Aperture Threads | - | Internal SM1 | - |
Removable Heatsink | - | Yes | - |
Accessories | - | Externally SM1-Threaded Adapter | Externally SM1-Threaded Adapter |
Compatible Consoles | PM400, PM100D, PM100A, and PM5020 | ||
Compatible Interfaces | PM101, PM101A, PM101R, PM101U, PM102, PM102A, PM102U, and PM100USB |
Item #a | S370C | S470C |
---|---|---|
Sensor Image (Click the Image to Enlarge) | ||
Wavelength Range | 400 nm - 5.2 µm | 250 nm - 10.6 µm |
Optical Power Range | 10 mW - 10 W (15 Wb) | 100 µW - 5 W (Pulsed and CW) |
Input Aperture Size | Ø25 mm | Ø15 mm |
Active Detector Area | Ø25 mm | Ø16 mm |
Max Optical Power Density | 35 W/cm² (Avg.); 100 GW/cm² (Peak) | |
Detector Type | Thermal Volume Absorber (Thermopile) | |
Linearity | ±1% | ±0.5% |
Resolutionc | 250 µW | 10 µW |
Measurement Uncertaintyd | ±3% @ 1064 nm ±5% @ 400 nm - 1064 nm | ±3% @ 1064 nm ±5% @ 250 nm - 10.6 µm |
Response Timee | 45 s (3 s from 0 to 90%) | 6.5 s (<2 s from 0 to 90%) |
Cooling | Convection (Passive) | |
Housing Dimensions (Without Adapter, if Applicable) | (2.95" x 2.95" x 2.02") | (1.77" x 1.77" x 0.71") |
Temperature Sensor (In Sensor Head) | N/A | N/A |
Cable Length | 1.5 m | |
Post Mounting | M6 Threaded Taps, Includes Ø1/2" Post, 75 mm Long | Universal 8-32 / M4 Tap (Post Not Included) |
30 mm Cage Mounting | Four 4-40 Tapped Holes | - |
Aperture Threads | - | External SM1 |
Accessories | - | |
Compatible Consoles | PM400, PM100D, PM100A, and PM5020 | |
Compatible Interfaces | PM101, PM101A, PM101R, PM101U, PM102, PM102A, PM102U, and PM100USB |
- Nd:YAGレーザの光パワー測定用
- ピークパワーの大きなパルスレーザに適した製品
- S370C: スポットサイズの大きなビームに対応したØ25 mmの開口
- S470C: 平均パワーが小さく、ピークパワーが大きなパルスレーザに対して高感度
- 詳細は、こちらをご参照ください。
サーマルセンサS370CならびにS470Cは、高エネルギーの短パルスレーザ用に設計されています。 すべてのユニットは自由空間光を測定するためにポストに取り付けることができ、またセンサのコネクタ部にはNISTトレーサブルなデータが保存されています。
これらのサーマルパワーセンサは体積吸収体を使用している点がユニークな特長です。他のサーマルパワーセンサでは表面吸収体が使用されています。体積吸収体はSchott社製ガラスフィルタでできています。入射パルスは吸収され、熱は体積全体に分散されます。このため、表面吸収体の吸収コーティングを損傷するようなパルスでも、体積吸収体ではより安全に測定することができます。
S370Cの開口部はØ25 mmと大きく、スポットサイズが大きいビームの測定に適しており、平均パワー10 mW~10 W(CW)に対応しています。
S370Cと比較してS470Cは応答が速くなっていますが、これはガラス吸収体の体積が小さく、またその他の設計パラメータも速度を上げるために最適化されているためです。その結果、光パワーの測定範囲も異なり、100 µWの低いパワーまで測定できます。S470Cの開口部はØ15 mmと小さく、また最大平均パワーも5 Wと小さくなっています。分解能は10 µWで、S370Cの250 µWと比較して優れています。
当社ではこれらのセンサに対して再校正サービスをご提供しております。詳細については当社までお問い合わせください。
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この吸収曲線はセンサの動作範囲よりも広い波長範囲を表示しています。各センサの動作波長範囲については表をご覧ください。
Item #a | S440C | S442C |
---|---|---|
Sensor Image (Click the Image to Enlarge) | ||
Wavelength Range | 190 nm - 20 µm | |
Optical Power Range | 0.5 mW - 5 W | 10 mW - 50 W |
Input Aperture Size | 17 mm x 17 mm | Ø17.5 mm |
Max Optical Power Density | 1.5 kW/cm2 | |
Detector Type | Four Thermopiles in Quadrant Configuration | |
Linearity | ±1% | |
Resolutionb | 50 µW | 1 mW |
Measurement Uncertaintyc | ±5% at 1064 nm; ±7% for 250 nm - 17 µm | |
Position Resolution | 5 µm | 10 µm |
Position Accuracyd | 50 µm (Ø1 mm Circle) 200 µm (Ø6 mm Circle) | 100 µm (Ø1 mm Circle) 300 µm (Ø6 mm Circle) |
Position Repeatabilityd | 15 µm (Ø1 mm Circle) 100 µm (Ø6 mm Circle) | 25 µm (Ø1 mm Circle) 150 µm (Ø6 mm Circle) |
Response Timee | < 1.1 s | < 0.6 s |
Cooling | Convection (Passive) | |
Housing Dimensions (Without Adapter) | 40.6 mm x 40.6 mm x 8.9 mm (1.60" x 1.60" x 0.35") | 100.0 m x 100.0 mm x 57.8 mm (3.94" x 3.94" x 2.28") |
Temperature Sensor (In Sensor Head) | NTC Thermistor | |
Cable Length | 1.5 m | |
Post Mounting | One 8-32 / M4 Universal Tap | Two 8-32 / M4 Universal Taps |
30 mm Cage Mounting | Four Ø6 mm Through Holes | - |
Aperture Threads | - | Internal SM1 (1.035"-40) |
Accessories | - | Externally SM1-Threaded Adapter |
Compatible Consoles | PM400 and PM5020 | |
Compatible Interfaces | PM102, PM102A, and PM102U |
- 4分割位置検出器
- S440C:高感度型、30 mmケージシステムに対応
- S442C:高パワー対応型、ヒートシンクが付属
- 詳細は、こちらをご参照ください。
位置&パワーセンサS440CおよびS442C は、サーモパイルセンサ素子を用いてビームの位置とパワーを高分解能で測定します。検出器の受光面は、四角形の4象限の各位置に配置された4つのサーモパイルセンサから構成されています。各象限のセンサは機械的に結合されていますが、電気的には絶縁されています。したがって、熱は検出部全体を自由に流れますが、各象限からの電気信号はその象限のサーモパイルだけからの応答を表しています。ビームの位置(X、Y)は、4つの各象限からの信号強度を比較することで決定されます。
ディテクタS440Cは、0.5 mW~5 Wのパワーを高感度に検出するように最適化されています。筐体には30 mmケージシステム取付け用のØ6 mm貫通穴が4つと、ポスト取付け用のM4/#8-32タップ穴(ミリ・インチ規格共用)が付いています。ディテクタS442Cは、10 mWから最大50 Wの高パワーに対応します。筐体には放熱性に優れたヒートシンクが付いており、また、ポスト取付け用のM4/#8-32タップ穴(ミリ・インチ規格共用)が2つ付いています。
どちらのディテクタにも、NIST/PTBトレーサブルの校正データが記録されているCシリーズコネクタが付いています。 これらのセンサはパワーメーターコンソールPM400、PM5020、またはPM102シリーズパワーメーターインターフェイスを使用して制御できます。システムのディスプレイは、位置の経時変化の視覚的なトレース、XおよびY位置の経時変化のグラフ、測定結果の統計値の表、入射パワーの数値などを表示するように構成することができます。詳細については製品ページやPM400マニュアルをご覧ください。
こちらの製品の再校正サービスにつきましては当社までお問い合わせください。
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生データはこちらからダウンロードできます。
このグラフに示すデータの波長範囲は、試験に使用したディテクタによって制限されています。サーマル位置検出器は、長波長側は20 µmまで動作可能です。
Item #a | ES111C | ES120C | ES145C |
---|---|---|---|
Sensor Image (Click the Image to Enlarge) | |||
Input Aperture Size | Ø11 mm | Ø20 mm | Ø45 mm |
Wavelength Range | 0.185 - 25 µm | ||
Energy Range | 10 µJ - 150 mJ | 100 µJ - 500 mJ | 500 µJ - 2 J |
Max Repetition Rateb | 40 Hz | 30 Hz | 30 Hz |
Max Power Density (Pulse Width) | 8 MW/cm2 (10 ns Pulse) | ||
Max Pulse Energy Density (Pulse Width) | 0.15 J/cm2 (1 µs Pulse) | ||
Coating (Click for Plot) | Black Broadband | ||
Resolution | 100 nJ | 1 µJ | 1 µJ |
Linearity | ±1% | ||
Measurement Uncertainty | ±5% @ 190 nm - 25 µm | ±5% @ 185 nm - 25 µm | ±5% @ 185 nm - 25 µm |
Housing Dimensions | Ø36 mm x 16 mm | Ø50 mm x 18 mm | Ø75 mm x 21 mm |
Active Detector Area | 95.0 mm2 | 314.2 mm2 | 1590.4 mm2 |
Cable Length | 1.5 m (60") | ||
Post Mounting | 8-32 Mounting Thread, 8-32 and M4 Insulating Adapters Included | ||
Cage Mounting | N/A | Four 4-40 Threaded Holes for 30 mm Cage Systems | N/A |
Compatible Consoles | PM400, PM100D, and PM5020 | ||
Compatible Interfaces | PM103, PM103A, PM103E, PM103U, and PM100USB |
- 一般的な光パルス測定用
- 広い波長範囲で平坦な波長応答性を実現する黒色の広帯域コーテイング
- 検出部:Ø11 mm、Ø20 mm、Ø45 mm
- オシロスコープ用のBNCコネクタ
- 各センサの付属品
- 当社のコンソールと使用可能なCシリーズのコネクターアダプタ(下表または「コンソールセレクション」タブ参照)
- 電気的に絶縁されたポスト用アダプタ(ミリ規格品とインチ規格品それぞれ1つずつ)
- 詳細についてはこちらの製品紹介ページをご覧ください。
標準焦電センサES1xxCは、コヒーレント光源およびインコヒーレント光源からのパルス測定用に設計されています。焦電センサは、光パルスのエネルギを電圧パルスに変換する測定原理であるため、CW光源の測定には適しません。黒色広帯域コーティングの平坦な吸収プロファイルにより(下表参照)、低パワーで波長に無依存なエネルギ測定に適します。検出部がØ11 mm、Ø20 mm、Ø45 mmと大きいため、アライメントが容易です。また、これらのセンサは、BNCコネクタを介して1 MΩ入力抵抗のオシロスコープに直接接続することができます。高い繰返しレートのパルスをオシロスコープで測定する場合、負荷抵抗を下げることで対応が可能です。各エネルギーセンサには、NISTおよびPTBにトレーサブルの校正データが付いたBNC-Cシリーズ変換アダプタも含まれます。
当社では、エネルギーセンサの再校正サービスをご提供しています。詳細については当社までお問い合わせください。
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30 mmケージシステムに取り付けたセンサES220C
- 最大15 Jまでの高エネルギ光パルスの測定が可能
- 高エネルギ密度レーザ(最大0.45 J/cm2)用に高い損傷閾値のセラミックコーティング
- 検出部: Ø20 mmまたはØ45 mm
- オシロスコープ用のBNCコネクタ
- 各センサの付属品
- 当社のコンソールと使用可能なCシリーズのコネクターアダプタ(下表または「コンソールセレクション」タブ参照)
- 電気的に絶縁されたポスト用アダプタ(ミリ規格品とインチ規格品それぞれ1つずつ)
- 詳細はこちらの製品紹介ページをご参照ください。
高エネルギ焦電センサES2xxCは、コヒーレント光源およびインコヒーレント光源からのパルス測定用に設計されています。焦電センサは、光パルスのエネルギを電圧パルスに変換する測定原理であるため、CW光源の測定には適しません。セラミックコーティングが使用されているため、センサES220Cでは3 Jまで、ES245Cでは15 Jまでの高エネルギ測定が可能です。検出部がØ20 mmまたはØ45 mmと大きいため、アライメントが容易です。また、これらのセンサは、BNCコネクタを介して1 MΩ入力抵抗のオシロスコープに直接接続することができます。高い繰返しレートのパルスをオシロスコープで測定する場合、負荷抵抗を下げることで対応が可能です。各エネルギーセンサには、NISTおよびPTBにトレーサブルの校正データが付いたBNC-Cシリーズ変換アダプタも含まれます。
当社では、エネルギーセンサの再校正サービスをご提供しています。詳細については当社までお問い合わせください。
Item #a | ES220C | ES245C |
---|---|---|
Sensor Image (Click the Image to Enlarge) | ||
Input Aperture Size | Ø20 mm | Ø45 mm |
Wavelength Range | 0.185 - 25 µm | |
Energy Range | 500 µJ - 3 J | 1 mJ - 15 J |
Max Repetition Rateb | 30 Hz | 30 Hz |
Max Power Density (Pulse Width) | 65 MW/cm2 (7 ns Pulse @ 355 nm) | |
Max Pulse Energy Density (Pulse Width) | 0.45 J/cm2 (7 ns Pulse @ 355 nm) | |
Coating (Click for Plot) | Ceramic | |
Resolution | 25 µJ | 50 µJ |
Linearity | ±1% | |
Measurement Uncertainty | ±5% @ 0.185 - 25 µm | |
Housing Dimensions | Ø50 mm x 18 mm | Ø75 mm x 21 mm |
Active Detector Area | 314.2 mm2 | 1590.4 mm2 |
Cable Length | 1.5 m (60") | |
Post Mounting | 8-32 Mounting Thread, 8-32 and M4 Insulating Adapters Included | |
Cage Mounting | Four 4-40 Threaded Holes for 30 mm Cage Systems | N/A |
Compatible Consoles | PM400, PM100D, and PM5020 | |
Compatible Interfaces | PM103, PM103A, PM103E, PM103U, and PM100USB |
Item #a | ES308C | ES312C | ES412C |
---|---|---|---|
Sensor Image (Click the Image to Enlarge) | |||
Input Aperture Size | Ø8 mm | Ø12 mm | Ø12 mm |
Wavelength Range | 0.185 - 25 µm | 0.185 - 25 µm | 0.185 - 2.5 µm |
Energy Range | 500 µJ - 1 J | 100 µJ - 1 J | 50 µJ - 500 mJ |
Max. Repetition Rateb | 1 kHz | 250 Hz | 2 kHz |
Max Power Density (Pulse Width) | 8 MW/cm2 (10 ns Pulse) | 5 MW/cm2 (10 ns Pulse) | |
Max Pulse Energy Density (Pulse Width) | 80 mJ/cm2 (10 ns Pulse) | 50 mJ/cm2 (10 ns Pulse) | |
Coating (Click for Plot) | Black Broadband | Metal | |
Resolution | 5 µJ | 1 µJ | 1 µJ |
Linearity | ±1% | ||
Measurement Uncertainty | ±5% @ 0.185 - 25 µm | ±5% @ 0.185 - 2.5 µm | |
Housing Dimensionsc | Ø38 mm x 15 mm | Ø38 mm x 15 mm | Ø38 mm x 15 mm |
Active Detector Area | 50.3 mm2 | 113.1 mm2 | 113.1 mm2 |
Cable Length | 1.5 m (60") | ||
Post Mounting | 8-32 and M4 Combi Mounting Thread | ||
Aperture Thread | External SM1 (1.035"-40) Thread Thread Depth: 3.0 mm (0.12") | ||
Compatible Consoles | PM400, PM100D, and PM5020 | ||
Compatible Interfaces | PM103, PM103A, PM103E, PM103U, and PM100USB |
- 最大10 kHzまでの繰返し周波数の測定が可能
- 2種類のコーティング:
- 平坦な応答性を有する黒色広帯域コーティング(185 nm~25 µm)
- 最大2 kHz*までの繰返し周波数を検出可能な金属コーティング(185 nm~2.5 µm)
- 検出部: Ø8 mmまたはØ12 mm
- オシロスコープ用のBNCコネクタ
- 当社のコンソールと使用可能なCシリーズのコネクターアダプタ(右の表または「コンソールセレクション」タブ参照)が付属
- 詳細はこちらの製品紹介ページをご参照ください。
高速焦電センサES3xxCおよびES412Cは、繰返し周波数がそれぞれ最大1 kHzおよび2 kHzまでのコヒーレント光源およびインコヒーレント光源からのパルス測定用に設計されています。焦電センサは、光パルスのエネルギを電圧パルスに変換する測定原理であるため、CW光源の測定には適しません。センサES3xxC は、黒色広帯域コーティングが施されており、185 nm~25 µmの平坦な応答性を有します。また、センサのサイズによりますが、最大1 kHzまでの繰返し周波数の測定が可能です。金属コーティング付きのセンサES412C は、185 nm~2.5 µmのより狭い波長範囲にわたり、最大2 kHzまでの繰返し周波数を検出できます。検出部はØ8 mmまたはØ12 mmで、各入射開口部には当社のSM1ネジ付きレンズチューブに対応するSM1外ネジが付いています。これらのエネルギーセンサにはBNCコネクタが付いており、入力負荷抵抗が1 MΩのオシロスコープに接続可能です。ただし、これ以外の負荷抵抗で使用すると速度が低下する可能性があります。各センサには、NISTおよびPTBにトレーサブルの校正データが付いたBNC-Cシリーズ変換アダプタも含まれます。
当社では、エネルギーセンサの再校正サービスをご提供しています。詳細については当社までお問い合わせください。
*最大10 kHzまでの繰返し周波数の検出用として、焦電センサES408Cもご用意しております。こちらはPM103シリーズのパワー&エネルギーメーターインターフェイスを使用して制御できます。なお、コンソールPM400およびPM100D、インターフェイスPM100USBは、最大3 kHzの繰返し周波数にのみ対応可能なため、センサES408Cを用いた高速測定にはお使いいただけません。
※パワーセンサ校正について - 当社のパワーセンサ校正は自動で行われており、測定と同時にセンサ内のメモリにある補正データを書き換えます(出力されるデータは校正前の感度と校正後の感度になります)。また、センサ面(NDフィルタ)が汚れ等で正常に感度測定ができないと判断された場合には、フィルタ交換(無償)してから校正される場合がございますので、ご了承ください。この場合は校正前の感度は測定できません。
Calibration Service Item # | Compatible Sensors |
---|---|
CAL-UVPD | S120VC |
CAL-PD | S116C, S120C, S121C, S170C, S171C, S140C, S142C, S142CL, S150C, S151C, PM16-120, PM16 |
CAL-UVPD2 | S130VC |
CAL-PD2 | S130C, PM16-130, PM160 |
CAL-NS | NS170C |
CAL-IRPD | S122C, S144C, S145C, S145CL, S146C, S154C, S155C, PM16-122, PM16-144 |
CAL-IRPD2 | S132C |
CAL-MIRPD | S148C, S180C |
Thorlabs offers recalibration services for our photodiode optical power sensors. To ensure accurate measurements, we recommend recalibrating the sensors annually. Recalibration of a single-channel power and/or energy meter console or interface is included with the recalibration of a sensor at no additional cost. If you wish to calibrate one or more sensors with a dual-channel console, each sensor and console calibration service will need to be purchased individually. For more details on these recalibration services, please click the Documents () icons below.
Refer to the table to the right for the appropriate calibration service Item # that corresponds to your power sensor.
Requesting a Calibration
Thorlabs provides two options for requesting a calibration:
- Complete the Returns Material Authorization (RMA) form. When completing the RMA form, please enter your name, contact information, the Part #, and the Serial # of each item being returned for calibration; in the Reason for Return field, select "I would like an item to be calibrated." All other fields are optional. Once the form has been submitted, a member of our RMA team will reach out to provide an RMA Number, return instructions, and to verify billing and payment information.
- Select the appropriate sensor calibration Item # below, enter the Part # and Serial # of the sensor that requires recalibration, and then Add to Cart. If you would like a console calibrated with your sensor, repeat this process for Item # CAL-PM1 or CAL-PM2 below, entering the console Item # and Serial #. A member of our RMA team will reach out to coordinate the return of the item(s) for calibration. Note that each console calibration Item # represents the cost of calibrating a console alone; if requesting a single-channel console calibration with a sensor calibration, the appropriate discount will be applied when your request is processed. Should you have other items in your cart, note that the calibration request will be split off from your order for RMA processing.
Please Note: To ensure your item being returned for calibration is routed appropriately once it arrives at our facility, please do not ship it prior to being provided an RMA Number and return instructions by a member of our team.
※パワーセンサ校正について - 当社のパワーセンサ校正は自動で行われており、測定と同時にセンサ内のメモリにある補正データを書き換えます(出力されるデータは校正前の感度と校正後の感度になります)。また、センサ面(NDフィルタ)が汚れ等で正常に感度測定ができないと判断された場合には、フィルタ交換(無償)してから校正される場合がございますので、ご了承ください。この場合は校正前の感度は測定できません。
Sensor Type | Sensor Item #s |
---|---|
Thermal Power | S175C, S302Ca, S305Ca, S310Ca, S314Ca,S322C, S350C, S370C, S401C, S405C, S415C, S425C, S425C-L, S470C, PM160T, PM160T-HP, PM16-401, PM16-405 |
Pyroelectric Energy | ES111C, ES120C, ES145C, ES220C, ES245C, ES308C, ES312C, ES408C, ES412C |
Thorlabs offers recalibration services for our Thermal Power and Pyroelectric Energy Sensors. To ensure accurate measurements, we recommend recalibrating the sensors annually. Recalibration of a single-channel power and/or energy meter console or interface is included with the recalibration of a sensor at no additional cost. If you wish to calibrate one or more sensors with a dual-channel console, each sensor and console calibration service will need to be purchased individually.
Please note that the CAL-THPY recalibration service cannot be used for our Thermal Position & Power Sensors; recalibration for these sensors can be requested by contacting Tech Support. The table to the upper right lists the sensors for which the CAL-THPY recalibration service is available.
Requesting a Calibration
Thorlabs provides two options for requesting a calibration:
- Complete the Returns Material Authorization (RMA) form. When completing the RMA form, please enter your name, contact information, the Part #s, and the Serial #s of all sensors or consoles being returned for calibration; in the Reason for Return field, select "I would like an item to be calibrated." All other fields are optional. Once the form has been submitted, a member of our RMA team will reach out to provide an RMA Number, return instructions, and to verify billing and payment information.
- Enter the Part # and Serial # of the item that requires recalibration below and then Add to Cart. If you would like a console calibrated with your sensor, repeat this process for Item # CAL-PM1 or CAL-PM2 below, entering the console Item # and Serial #. A member of our RMA team will reach out to coordinate the return of the item(s) for calibration. Note that each console calibration Item # represents the cost of calibrating a console alone; if requesting a single-channel console calibration with a sensor calibration, the appropriate discount will be applied when your request is processed. Should you have other items in your cart, note that the calibration request will be split off from your order for RMA processing.
Please Note: To ensure your item being returned for calibration is routed appropriately once it arrives at our facility, please do not ship it prior to being provided an RMA Number and return instructions by a member of our team. Pyroelectric energy sensors returned for recalibration or servicing must include the separate BNC to DB9 adapter, which contains the sensor EEPROM.
※パワーセンサ校正について - 当社のパワーセンサ校正は自動で行われており、測定と同時にセンサ内のメモリにある補正データを書き換えます(出力されるデータは校正前の感度と校正後の感度になります)。また、センサ面(NDフィルタ)が汚れ等で正常に感度測定ができないと判断された場合には、フィルタ交換(無償)してから校正される場合がございますので、ご了承ください。この場合は校正前の感度は測定できません。
Calibration Service Item # | Compatible Consoles & Interfaces |
---|---|
Single-Channel | |
CAL-PM1 | PM100D, PM100A, PM400, PM100USB, PM101 Series, PM102 Series, PM103 Series |
Dual-Channel | |
CAL-PM2 | PM5020, Previous-Generation PM320E |
These recalibration services are for the power and/or energy meter electronics of our consoles and interfaces. To ensure accurate measurements, we recommend recalibrating annually. Recalibration of a single-channel console or interface is included with these sensor recalibration services at no additional cost. If you wish to calibrate one or more sensors with a dual-channel console, each sensor and console calibration service will need to be purchased individually. For more details on these recalibration services, please click the Documents () icons below.
The table to the upper right lists the power and/or energy meter consoles and interfaces that can be calibrated using the CAL-PM1 and CAL-PM2 recalibration services.
Requesting a Calibration
Thorlabs provides two options for requesting a calibration:
- Complete the Returns Material Authorization (RMA) form. When completing the RMA form, please enter your name, contact information, the Part #, and the Serial # of each item being returned for calibration; in the Reason for Return field, select "I would like an item to be calibrated." All other fields are optional. Once the form has been submitted, a member of our RMA team will reach out to provide an RMA Number, return instructions, and to verify billing and payment information.
- Select the appropriate Item # below, enter the Part # and Serial # of the item that requires recalibration, and then Add to Cart. If you would like to calibrate one or more sensors with your console, repeat this process for the appropriate sensor recalibration service above, entering the console Item # and Serial #. A member of our RMA team will reach out to coordinate return of the item(s) for calibration. Note that each console calibration Item # represents the cost of calibrating a console alone; if requesting a single-channel console calibration with a sensor calibration, the appropriate discount will be applied when your request is processed. Should you have other items in your cart, note that the calibration request will be split off from your order for RMA processing.
Please Note: To ensure your item being returned for calibration is routed appropriately once it arrives at our facility, please do not ship it prior to being provided an RMA Number and return instructions by a member of our team.