ARコーティング付きシングルモードパッチケーブル


  • One AR-Coated Connector for Fiber-to-Free Space Applications
  • One Uncoated Connector for Fiber-to-Fiber Connections
  • AR Coating Improves System Transmission and Reduces Back Reflections
  • FC/PC and FC/APC Connectors Available

Coated End Labeled with
Part Number and AR Coating
Range for Easy Identification

P4-305AR-2

AR-Coated FC/APC Connector

Related Items


Please Wait
Item #
Prefix
AR-Coated
Connector
Uncoated
Connector
P1FC/PCFC/PC
P5FC/PCFC/APC
P4FC/APCFC/PC
P3FC/APCFC/APC

特長

  • ファイバ‐自由空間接続用にARコーティング付きのFC/PCまたはFC/APCコネクタ
  • 当社のファイバーコリメーターパッケージFiberPortと共にお使いいただく際にフレネル損失を最小化できます。
  • ARコーティングが反射減衰量を改善
  • 片側はファイバ-ファイバ接続用にARコーティング無しのFC/PCまたはFC/APCコネクタ

当社では、片側にARコーティングを施したFC/PCまたはFC/APCコネクタ、反対側にARコーティング無しのFC/PCまたはFC/APCコネクタが付いたパッチケーブルをご提供しています。ARコーティングは、ファイバから自由空間光を出射、あるいはファイバに自由空間光を入射するときに反射を低減する設計です。コーティング付きのコネクタの反射率は、設定されたARコーティング対応範囲の波長において平均で<1%、<0.75 %、または<0.5 %を実現します(選択したケーブルによって異なります。詳しくは下表内の「AR Coating Reflectivity」グラフをクリックしてください)。これらのケーブルは、ケブラ繊維で強化されたØ3 mm補強チューブを使用しています。下でご紹介しているパッチケーブルの各製品は、最良の結果が得られる波長範囲毎にグループ分けされています。その波長範囲は、ファイバ素線の動作波長範囲とARコーティングの波長範囲の重複領域となっています。

ファイバ‐自由空間結合
当社のファイバーコリメータFiberPortコリメータ/カプラを使用する場合などのファイバ-自由空間結合においては、ファイバ-ファイバ結合と比べて反射減衰量(光がファイバ端部のガラスと空気の界面で光源に向けて戻ることによって生じる光の損失)の数値は悪くなります。コネクタ面のARコーティングによってFC/PCコネクタの反射減衰量の改善は約8~10 dBとなり、FC/APCコネクタの反射減衰量の改善は約2~5 dBとなります。当社で実施した試験の結果によると、コーティング無しのコネクタが付いたケーブルの典型的な反射減衰量が約15 dB(3.16 %)であるのに対し、ARコーティング付きのコネクタでは反射減衰量が改善されて約24 dB(0.40 %)となっています。コネクタがARコーティング付きの時、自由空間光がファイバに入射する際の性能が向上します。詳しくは「実験データ」タブをご参照ください。

注: なお、ARコーティングされた側は、自由空間光用途(例えばコリメート)向けに設計されており、コネクタの相互接続に使用して端面が接触すると損傷しますのでご注意ください。また、ARコーティング付きのコネクタ同士を接触接続すると、コーティング無しのコネクタを2つご使用いただくよりも後方反射が増大し、さらに大きな伝送損失の原因となる場合があります。

ARコーティングされたコネクタ端面にダメージを与えずにクリーニングする方法はいくつかありますが、良いのは、圧縮空気を端面にやさしく噴きかける方法です。他には、コネクタクリーニング用脱脂綿やファイバーコネクタークリーナFCC-7020をイソプロパノールやメタノールと共に使用して拭き取る方法もあります。ARコーティングを傷つける可能性があるため、乾いたワイパで拭き取るのは避けてください。

Custom Patch Cables

カスタム仕様のコーティング付きのパッチケーブルもご提供可能です。詳細につきましては当社までお問い合わせください。お客様のご要望に適した標準品のパッチケーブルが見つからない場合は、カスタム仕様のコネクタ付きパッチケーブルもご用意しております。

Return Loss Measurement Step 1
図1:入射光の出力の測定
Return Loss Measurement Step 2
図2:反射光の出力の測定

ファイバ-自由空間結合時の反射減衰量の比較実験データ

ファイバ-自由空間ならびに自由空間-ファイバ結合時には通常、屈折率の不連続によって、ガラスと空気の境界でフレネル反射が起こります。このような反射を反射減衰量、すなわちファイバから出射されずに光源に反射する信号と定義します。標準の、コーティング無しのファイバでは、反射率(または反射減衰量)は、垂直入射角を想定した場合、以下の式によって算出できます。

Fresnel Reflections Equation

R は反射率、n0 は空気の屈折率(約1)、そして ns は石英コアの屈折率(約1.5)です。コーティング無しのファイバの典型的な反射率は約4%となります。ARコーティング付きのケーブルは、ファイバ端に誘電体反射防止コーティングを施しているので、後方反射を減少させ、透過率を増加させることができます。

実験セットアップ
光が、ファイバから自由空間出力する際の反射減衰量をARコーティング付き、ならびにコーティング無しの標準的な偏波保持パッチケーブルを用いて評価しました。まず図1の通り、光源を分岐比が50:50の2x2SMカプラに接続し、カプラの反対端にパワーメータとターミネータを接続しました。この時、パワーメータに出力される光パワーを測定します。次に、コーティング無しのコネクタ付きパッチケーブルをカプラにつなぎます。図2の通り、パワーメータを光源側の何も接続されていなかった部分に移動し、反射光のパワーを測定します。これらのデータとカプラの挿入損失量を考慮し、反射減衰量をdBの単位で算出します。

Optical Return Loss

RL はdB表記の反射減衰量、Pi は図1で測定した入射光の出力、Pr は図2で測定した反射光の出力、そして ILc は、カプラの挿入損失量です。反射減衰量は以下の式を用いて%(反射率)でも算出できます。

Return Loss Equation in Percent

実験結果
ARコーティング付き、ならびにコーティング無しのパッチケーブルを同じ方法で実験した結果、下の表の数値が得られました。ARコーティング付きのパッチケーブルを使用することにより、反射減衰量が改善されるのは明らかです。

Fiber-to-Free Space Return Loss Test Data
Coated Cable
Item #
Coated
Return Loss
Coated Reflectivity
(RL in %)
Uncoated Cable
Item #
Uncoated
Return Loss
Uncoated Reflectivity
(RL in %)
P1-305AR-222.4 dB0.57%P1-305A-FC-215.6 dB2.7542%
P5-305AR-224.5 dB0.23%P5-305A-PCAPC-115.3 dB2.95%
P4-305AR-237.4 dB0.018%P5-305A-PCAPC-134.6 dB0.034%
P3-305AR-243 dB0.005%P3-305A-FC-138.2 dB0.015%
P1-405AR-224.3 dB0.3715%P1-405B-FC-215.01 dB3.155%
P5-405AR-228.1 dB0.154%P5-405B-PCAPC-117.2 dB1.905%
P4-405AR-233.9 dB0.040%P5-405B-PCAPC-126.2 dB0.2398%
P3-405AR-246.8 dB0.002%P3-405B-FC-238.6 dB0.013%
P1-460AR-225.3 dB0.295%P1-460B-FC-216.4 dB2.2908%
P5-460AR-227.6 dB0.173%P5-460B-PCAPC-118.2 dB1.5135%
P4-460AR-233.5 dB0.044%P5-460B-PCAPC-128.6 dB0.1380%
P3-460AR-247.3 dB0.001%P3-460B-FC-238.2 dB0.015%
P1-630AR-224.1 dB0.3890%P1-630A-FC-215.3 dB2.9512%
P5-630AR-224.2 dB0.3802%P5-630A-PCAPC-215.6 dB2.7542%
P4-630AR-243.75 dB0.0042%P4-630A-PCAPC-239.9 dB0.0102%
P3-630AR-261.0 dB0.0001%P3-630A-FC-257.0 dB0.0002%
P1-780AR-222.0 dB0.6310%P1-780A-FC-215.6 dB2.7542%
P5-780AR-230.0 dB0.1000%P5-780A-PCAPC-217.0 dB1.9953%
P4-780AR-247.35 dB0.0018%P5-780A-PCAPC-245.7 dB0.0027%
P3-780AR-256.5 dB0.0002%P3-780A-FC-250.0 dB0.0010%
P1-980AR-227.1 dB0.1950%P1-980A-FC-219.3 dB1.1749%
P5-980AR-227.0 dB0.1995%P5-980A-PCAPC-220.5 dB0.8913%
P4-980AR-251.5 dB0.0007%P5-980A-PCAPC-248.0 dB0.0016%
P3-980AR-257.5 dB0.0002%P3-980A-FC-250.6 dB0.0009%
P1-SMF28EAR-223.6 dB0.4365%P1-SMF28E-FC-214.6 dB3.4674%
P5-SMF28EAR-227.9 dB0.1622%P5-SMF28E-FC-217.3 dB1.8621%
P4-SMF28EAR-239.7 dB0.0107%P5-SMF28E-FC-239.1 dB0.0123%
P3-SMF28EAR-259.5 dB0.0001%P3-SMF28E-FC-258.0 dB0.0002%

レーザによる石英ファイバの損傷

このチュートリアルではコネクタ無し(素線)ファイバ、コネクタ付きファイバ、およびレーザ光源に接続するその他のファイバ部品に関連する損傷メカニズムを詳しく説明しています。そのメカニズムには、空気/ガラス界面(自由空間結合時、またはコネクタ使用時)ならびにファイバ内における損傷が含まれます。ファイバ素線、パッチケーブル、または溶融型カプラなどのファイバ部品の場合、損傷につながる複数の可能性(例:コネクタ、ファイバ端面、機器そのもの)があります。ファイバが対処できる最大パワーは、常にそれらの損傷メカニズムの中の最小の限界値以下に制限されます。

損傷閾値はスケーリング則や一般的なルールを用いて推定することはできますが、ファイバの損傷閾値の絶対値は利用方法やユーザ定義に大きく依存します。このガイドは、損傷リスクを最小に抑える安全なパワーレベルを推定するためにご利用いただくことができます。適切な準備と取扱い方法に関するガイドラインにすべて従えば、ファイバ部品は規定された最大パワーレベルで使うことができます。最大パワーの値が規定されていない場合は、部品を安全に使用するために下表の「実用的な安全レベル」の範囲に留めてご使用ください。 パワー処理能力を低下させ、ファイバ部品に損傷を与える可能性がある要因は、ファイバ結合時のミスアライメント、ファイバ端面の汚れ、あるいはファイバそのものの欠陥などですが、これらに限られるわけではありません。特定の用途におけるファイバのパワー処理能力に関するお問い合わせは当社までご連絡ください。

Power Handling Limitations Imposed by Optical Fiber
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損傷のないファイバ端
Power Handling Limitations Imposed by Optical Fiber
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損傷のあるファイバ端

空気/ガラス界面における損傷

空気/ガラス界面ではいくつかの損傷メカニズムが存在する可能性があります。自由空間結合の時、またはコネクタで2本のファイバを結合した時、光はこの界面に入射します。高強度の光は端面を損傷し、ファイバのパワー処理能力の低下や恒久的な損傷につながる場合があります。コネクタ付きのファイバで、コネクタがエポキシ接着剤でファイバに固定されている場合、高強度の光によって発生した熱により接着剤が焼けて、ファイバ端面に残留物が残る可能性があります。

Estimated Optical Power Densities on Air / Glass Interfacea
TypeTheoretical Damage ThresholdbPractical Safe Levelc
CW
(Average Power)
~1 MW/cm2~250 kW/cm2
10 ns Pulsed
(Peak Power)
~5 GW/cm2~1 GW/cm2
  • すべての値はコネクタ無し(素線)の石英ファイバに対する仕様で、クリーンな状態のファイバ端面への自由空間結合に適用されます。
  • 損傷リスク無しでファイバ端面に入射できる最大パワー密度の推定値です。これはシステムに大きく依存するため、ハイパワーで使用する前に光学系内のファイバ部品の性能ならびに信頼性の確認をお客様ご自身で実施していただく必要があります。
  • ほとんどの使用状態でファイバを損傷することなく端面に入射できる安全なパワー密度の推定値です。

ファイバ素線端面での損傷メカニズム

ファイバ端面での損傷メカニズムはバルクの光学素子の場合と同様なモデル化ができ、UV溶融石英(UVFS)基板の標準的な損傷閾値を石英ファイバに当てはめることができます。しかしバルクの光学素子とは異なり、光ファイバの空気/ガラス界面においてこの問題に関係する表面積やビーム径は非常に小さく、特にシングルモードファイバの場合はそれが顕著です。 パワー密度が与えられたとき、ファイバに入射するパワーは、小さいビーム径に対しては小さくする必要があります。

右の表では光パワー密度に対する2つの閾値が記載されています。理論的な損傷閾値と「実用的な安全レベル」です。一般に、理論的損傷閾値は、ファイバ端面の状態も結合状態も非常に良いという条件で、損傷のリスク無しにファイバの端面に入射できる最大パワー密度の推定値を表しています。「実用的な安全レベル」のパワー密度は、ファイバ損傷のリスクが極めて小さくなる値を示しています。ファイバまたはファイバ部品をこの実用的な安全レベルを超えて使用することは可能ですが、その時は取扱い上の注意事項を適切に守り、使用前にローパワーで性能をテストする必要があります。

シングルモードの実効面積の計算
シングルモードファイバの実効面積は、モードフィールド径(MFD)、すなわちファイバ内の光が伝搬する部分の断面積によって定義されます。この面積にはファイバのコアとクラッドの一部が含まれます。シングルモードファイバとの結合効率を良くするためには、入射ビーム径をファイバのモードフィールド径に合致させなければなりません。

例として、シングルモードファイバSM400を400 nmで使用した時のモードフィールド径(MFD)は約Ø3 µmで、SMF-28 Ultraを1550 nmで使用したときのモードフィールド径(MFD)はØ10.5 µmです。これらのファイバの実効面積は下記の通り計算します。

SM400 Fiber: Area = Pi x (MFD/2)2 = Pi x (1.5 µm)2 = 7.07 µm= 7.07 x 10-8 cm2

 SMF-28 Ultra Fiber: Area = Pi x (MFD/2)2 = Pi x (5.25 µm)2 = 86.6 µm= 8.66 x 10-7 cm2

ファイバ端面が対応できるパワーを推定するには、パワー密度に実効面積を乗じます。なおこの計算は均一な強度プロファイルを想定しています。しかしほとんどのレーザービームでは、シングルモード内でガウス分布を示すため、ビームの端よりも中央のパワー密度が高くなります。よって、これらの計算は損傷閾値または実用的安全レベルに対応するパワーとは若干異なることを考慮する必要があります。連続光源を想定して上記のパワー密度の推定値を使用すると、それぞれのパワーは下記のように求められます。

SM400 Fiber: 7.07 x 10-8 cm2 x 1 MW/cm2 = 7.1 x 10-8 MW = 71 mW (理論的損傷閾値)
     7.07 x 10-8 cm2 x 250 kW/cm2 = 1.8 x 10-5 kW = 18 mW (実用的な安全レベル)

SMF-28 Ultra Fiber: 8.66 x 10-7 cm2 x 1 MW/cm2 = 8.7 x 10-7 MW = 870 mW (理論的損傷閾値)
           8.66 x 10-7 cm2 x 250 kW/cm2 = 2.1 x 10-4 kW = 210 mW (実用的な安全レベル)

マルチモードの実効面積
マルチモードファイバの実効面積は、そのコア径によって定義されますが、一般にシングルモードファイバのMFDよりもはるかに大きくなります。当社では最適な結合を得るためにコア径のおよそ70~80%にビームを集光することをお勧めしています。マルチモードファイバでは実効面積が大きくなるほどファイバ端面でのパワー密度は下がるので、より大きな光パワー(通常キロワットオーダ)を入射しても損傷は生じません。

フェルール・コネクタ付きファイバに関する損傷メカニズム

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コネクタ付きシングルモード石英ファイバに入力可能なパワー処理限界値(概算)を示したグラフ。各線はそれぞれの損傷メカニズムに応じたパワーレベルの推定値を示しています。 入力可能な最大パワーは、損傷メカニズムごとに制限されるパワーのうちの一番小さな値(実線で表示)によって制限されます。

コネクタ付きファイバのパワー処理能力に関しては、ほかにも考慮すべき点があります。ファイバは通常、エポキシ接着剤でセラミック製またはスチール製のフェルールに取り付けられています。光がコネクタを通してファイバに結合されると、コアに入射せずにファイバを伝搬する光は散乱されてファイバの外層からフェルール内へ、さらにフェルール内でファイバを保持する接着剤へと伝搬します。光の強度が大きいとエポキシ接着剤が焼け、それが蒸発して残留物がコネクタ端面に付着します。これによりファイバ端面に局所的に光を吸収する部分ができ、それに伴って結合効率が減少して散乱が増加するため、さらなる損傷の原因となります。

エポキシ接着剤に関連する損傷は、いくつかの理由により波長に依存します。一般に、光の散乱は長波長よりも短波長で大きくなります。短波長用のMFDの小さなシングルモードファイバへの結合時には、ミスアライメントに伴ってより多くの散乱光が発生する可能性があります。

エポキシ樹脂が焼損するリスクを最小に抑えるために、ファイバ端面付近のファイバとフェルール間にエポキシ接着剤の無いエアギャップを有するファイバーコネクタを構築することができます。当社の高出力用マルチモードファイバーパッチケーブルでは、このような設計のコネクタを使用しております。

複数の損傷メカニズムがあるときのパワー処理限界値を求める方法

ファイバーケーブルまたはファイバ部品において複数の損傷要因がある場合(例:ファイバーパッチケーブル)、入力可能なパワーの最大値は必ずファイバ部品構成要素ごとの損傷閾値の中の一番小さな値により決まります。この値が一般的にはパッチケーブルの端面に入射可能な最大のパワーを表します(出力パワーではありません)。 

右のグラフは、シングルモードパッチケーブルにおけるファイバ端面での損傷とコネクタでの損傷に伴うパワー処理限界の推定値を例示しています。 ある波長におけるコネクタ付きファイバの総合的なパワー処理限界値は、その波長に対する2つの制限値の小さい方の値(実線)によって制限されます。488 nm付近で使用しているシングルモードファイバは主にファイバ端面の損傷(青い実線)によって制限されますが、1550 nmで使用しているファイバはコネクタの損傷(赤い実線)によって制限されます。

マルチモードファイバの実効面積はコア径で定義され、シングルモードファイバの実効面積より大きくなります。その結果、ファイバ端面のパワー密度が小さくなり、大きな光パワー(通常キロワットオーダ)を入射してもファイバに損傷は生じません(グラフには表示されていません)。しかし、フェルール・コネクタの損傷による限界値は変わらないため、マルチモードファイバが処理できる最大パワーはフェルールとコネクタによって制限されることになります。

上記の値は、取り扱いやアライメントが適切で、それらによる損傷が生じない場合のパワーレベルです。また、ファイバはここに記載されているパワーレベルを超えて使用されることもあります。しかし、そのような使い方をする場合は一般に専門的な知識が必要で、まずローパワーでテストして損傷のリスクを最小限に抑える必要があります。その場合においても、ハイパワーで使用するファイバ部品は消耗品と捉えた方が良いでしょう。

ファイバ内の損傷閾値

空気/ガラス界面で発生する損傷に加え、ファイバのパワー処理能力はファイバ内で発生する損傷メカニズムによっても制限されます。この制限はファイバ自体が本質的に有するもので、すべてのファイバ部品に適用されます。ファイバ内の損傷は、曲げ損失による損傷とフォトダークニングによる損傷の2つに分類されます。

曲げ損失
ファイバが鋭く曲げられると、コア内を伝搬する光がコア/クラッド界面において反射する際に、その反射角が全反射臨界角よりも大きくなります。曲げ損失は、このように内部全反射ができなくなることにより生じる損失です。このような状況下では、光はファイバから局所的に漏れだします。漏れる光のパワー密度は一般に大きく、ファイバのコーティングや補強チューブが焼損する可能性があります。

特殊ファイバに分類されるダブルクラッドファイバは、コアに加えてファイバのクラッド(2層目)も導波路として機能するため、曲げ損失による損傷のリスクが抑えられます。クラッドと被覆の界面の臨界角をコアとクラッドの界面の臨界角より大きくすることで、コアから漏れた光はクラッド内に緩く閉じ込められます。その後、光はセンチメートルからメートルオーダーの距離に渡って漏れ出しますが、局所的ではないため損傷リスクは最小に留められます。当社ではメガワットレベルの大きなパワーにも対応するNA 0.22のダブルクラッドマルチモードファイバを製造、販売しております。

フォトダークニング
もう1つのファイバ内の損傷メカニズムとして、特にコアにゲルマニウムが添加されたファイバをUVや短波長の可視光で使用した時に起こるフォトダークニングまたはソラリゼーションがあります。これらの波長で使用されたファイバは時間の経過とともに減衰量が増加します。 フォトダークニングが発生するメカニズムはほとんど分かっていませんが、その現象を緩和するファイバはいくつか開発されています。例えば、水酸イオン(OH)が非常に低いファイバはフォトダークニングに耐性があることが分かっています。またフッ化物などのほかの添加物もフォトダークニングを低減させる効果があります。

しかし、上記の対応をとったとしても、UV光や短波長に使用したファイバはいずれフォトダークニングが生じます。よってこれらの波長で使用するファイバは消耗品としてお考えください。

光ファイバの準備ならびに取扱い方法

一般的なクリーニングならびに操作ガイドライン
この一般的なクリーニングならびに操作ガイドラインはすべてのファイバ製品向けにお勧めしております。さらに付属資料やマニュアルに記載された個々の製品に特化したガイドラインも遵守してください。損傷閾値の計算は、すべてのクリーニングおよび取扱い手順に適切に従ったときにのみ適用することができます。

  1. (コネクタ付き、またはファイバ素線に関わらず)ファイバを設置または組み込む前に、すべての光源はOFFにしてください。これにより、損傷の可能性のあるコネクタまたはファイバの脆弱な部分に集光されたビームが入射しないようにすることができます。

  2. ファイバやコネクタ端面の品質がファイバのパワー処理能力に直結します。ファイバを光学系に接続する前に必ずファイバ端を点検してください。端面はきれいで、入射光の散乱を招く汚れや汚染物質があってはなりません。ファイバ素線は使用前にクリーブし、クリーブの状態が良好であることを確認するためにファイバ端面の点検をしてください。

  3. ファイバを光学系に融着接続する場合、ハイパワーで使用する前にまずローパワーで融着接続の状態が良いことを確認してください。融着接続の品質が良くないと接続面での散乱が増え、ファイバ損傷の原因となる場合があります。

  4. システムのアライメントや光結合の最適化などの作業はローパワーで行ってください。これによりファイバの(コア以外の)他の部分の露光が最小に抑えられます。ハイパワーのビームがクラッド、被覆またはコネクタに集光された場合、散乱光による損傷が発生する可能性があります。

ハイパワーでファイバを使用するための要点
光ファイバやファイバ部品は一般には安全なパワー限界値内で使用する必要がありますが、アライメントや端面のクリーニングがとても良い理想的な条件下では、ファイバ部品のパワー限界値を上げることができる場合があります。入力または出力パワーを増加させる前に、システム内のファイバ部品の性能と安定性を確認し、またすべての安全ならびに操作に関する指示に従わなければなりません。下記はファイバ内またはファイバ部品内の光パワーをの増大させること加を検討していするときに役立つご提案です。

  1. ファイバースプライサを使用してファイバ部品をシステムに融着接続すると、空気/ファイバ界面での損傷の可能性を最小化できます。品質の高い融着接続が実現されるよう、すべて適切なガイドラインに則って実施する必要があります。融着接続の状態が悪いと、散乱や融着接続面での局所的な加熱などが発生し、ファイバを損傷する可能性があります。

  2. ファイバまたはファイバ部品の接続後、ローパワーでシステムのテストやアライメントを実施してください。システムパワーを必要な出力パワーまで徐々に上昇させ、その間、定期的にすべての部品が適切にアライメントされ、結合効率が入力パワーによって変動していないことを確認します。

  3. ファイバを鋭く曲げると曲げ損失が発生し、ファイバのストレスを受けた部分から光が漏れる可能性があります。ハイパワーで使用している時は、大量の光が小さな局所領域(歪みのある領域)から流出すると局所的に加熱され、ファイバが損傷する可能性があります。使用中はファイバの曲げが生じないよう配慮し、曲げ損失を最小限に抑えてください。

  4. また、用途に適したファイバを選ぶことも損傷防止に役立ちます。例えば、ラージモードエリアファイバは、標準的なシングルモードファイバをハイパワー光用として用いる場合の良い代替品となります。優れたビーム品質を有しながらMFDも大きいため、空気/ファイバ界面でのパワー密度は小さくなります。

  5. ステップインデックスシングルモード石英ファイバは、一般にUV光やピークパワーの大きなパルス光には使用しませんが、これはその用途に伴う空間パワー密度が大きいためです。

Insights:光ファイバ

こちらのページでは下記について説明しています。

  • NAはファイバの受光角を表す指標となり得るか?
  • MFDがシングルモードファイバにおいて重要な結合パラメータである理由とは?
  • NAによりシングルモードファイバからのビーム広がり角がわかるか?

このほかにも実験・実習や機器に関するヒントをまとめて掲載しています。こちらからご覧ください。

 

NAはファイバの受光角を表す指標となり得るか?

Diagram of multimode fiber showing incident angles and refracted and TIR rays
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図1:入射角が≤θmaxの光線は、マルチモードファイバのコア内に閉じ込められます。これらの光線がコアとクラッドの界面で全反射するからです。

Diagram showing the derivation of the relationship between NA and maximum acceptance angle for a multimode fiber
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図2:コアとクラッドの境界での光の作用は、コアとクラッドの屈折率に依存し、端面に入射された光がコア内に結合するかを決定します。NAは幾何学的計算と、図の上にある2つの式を用いて求められます。

開口数(NA) は、ほとんどのマルチモードファイバにおいて図1のように最大の受光角を表します。この関係性はシングルモードファイバにおいては適用することができません。

開口数(NA)と受光角
入射光の光線モデルで、開口数と最大受光角(θmax )の関係性を表します。最大受光角は、軸外の光源からの光を集光できるファイバの能力を示します。図1の上にある計算式は、異なる光源からの光線がファイバのコアに結合できるかを判断するために使用できます。

入射角が≤θmax  aの光線は、ファイバのコアとクラッド間の境界において全内部反射(TIR)します。これらの光線はファイバ内を伝搬していくので、コア内に閉じ込められたままとなります。

入射角がθmax  よりも大きい光線については、コアとクラッド間の境界で屈折し、部分的に透過するので、結果的に減衰していきます。

関係性は幾何学によって定義されます
NA、θmax 、コアとクラッドの屈折率ncore nclad の関係性は、図2で表すことができます。この図では、コアとクラッド間の境界で全反射が生じる最も極端な条件を示しています。

図2の上にある計算式は、スネルの法則によるもので、境界の両側における光線の挙動を示します。なお、式の簡易化でsin(90°) = 1が使用されています。θmax の値を制限するのはコアとクラッドの屈折率だけです。

入射角とファイバのモード
入射角が≤θmax のとき、入射光はマルチモードファイバの導波モードのどれか1つに結合されます。一般的に言えば、入射角が小さければ小さいほど、励起されるファイバのモード次数も小さくなります。次数が小さいモードは、強度をコアの中心近くに集中させます。次数が最も小さいモードは、端面に垂直に入射された光によって励起されます。

シングルモードファイバではご利用いただけません
シングルモードファイバの場合、図2のような光線モデルは使用できず、計算した開口数(受光角)は、最大の入射角度に等しくはなく、またファイバの集光能力を表すものではありません。

シングルモードファイバの導波モードは1つ、次数が最も小さいモードで、入射角が0°の光によって励起されます。しかし、NAを計算すると、その値は0ではありません。光線モデルでは、シングルモードファイバから放射、または結合された光線の広がり角を正確に予測することもできません。ビームの広がりは回折効果によって起こりますが、光線モデルにおいては考慮されていません。しかし、波動光学モデルによれば説明可能です。ガウシアンビームの伝搬モデルを使用すれば高確度でビームの広がり角を求めることができます。

最終更新日:2020年1月20日

 

 

MFDがシングルモードファイバにおいて重要な結合パラメータである理由とは?

MFD of a single mode optical fiber
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図3:最大の結合効率でシングルモードファイバに結合するためには、光が軸上のガウシアンビームで、ウェスト位置がファイバの端面にあり、ウェスト径がMFDと等しくなる必要があります。ファイバの出射光もこれらの特性によりガウス分布に近い形状となります。シングルモードファイバにおいて、開口数(NA)の使用した光線モデルは、結合状態を決定するには不適切です。ここでは半径( ρ )におけるモード強度(I )プロファイルが示されています。

光はシングルモードファイバを伝搬していくと、そのビーム断面の強度分布はガウス分布に似た形状となります。モードフィールド径(MFD)はこの強度プロファイルの幅を表します。入射ビームがこの強度プロファイルに合致すればするほど、より効率よく多くの光がファイバに結合します。入射されるガウシアンビームのビームウェストがMFDと等しいと、とりわけ高い結合効率が得られます。

ガウシアンビームの伝搬モデルにおいてMFDをビームウェストにすることで、確度の高い入射ビームパラメータと出射ビームの広がり角を得ることができます。

結合条件の決定
光ファイバの利点は、ファイバの導波モードによって伝播される光が放射線状には広がらず、最小限の減衰で伝搬していくことです。光をファイバの導波モードに結合するには、入射ビームと導波モードの特性を一致させる必要があります。導波モードに結合しない光はファイバの外に放射されます。光がファイバから漏れ出したと言えるのです。

シングルモードファイバの導波モードは1つであり、波動光学解析によってモードをベッセル関数で表すことができます。ガウス関数とベッセル関数の振幅プロファイルは、非常によく似ており(Kowalevicz氏。下記参考文献参照)、代わりにガウス関数を使用すると正確な結果をもたらしながら、ファイバのモードのモデリングが簡易化されるので便利です。

プロファイルは、径方向距離()プロファイルは、径方向距離( ρ )のガウス関数にほぼ一致します。MFDは、ファイバ長に沿って一定で、e-2とピーク強度の積に等しい強度の幅です。モードフィールド径(MFD)内は、ビームパワーの約86%が含まれます。

次数が最も小さい横モードだけが放射されるレーザ出力光はガウシアンビームとなるため、このレーザ光はシングルモードファイバに良い結合効率で結合できます。

シングルモードファイバへの光の結合
シングルモードファイバのコアに効率よく光を結合するには、入射するガウシアンビームのウェストをファイバの端面に合せてください。ビームウェストの強度プロファイルは、モードの断面の強度の特性と重複し、合致しなければなりません。入射ビームに必要なパラメータは、ガウシアンビームの伝搬モデルとファイバのMFDから求めることができます。

結合効率が小さくなるのは、ビームウェスト径とMFDが一致しない、端面のモーダルスポットによりビームの断面のプロファイルが歪んだり、中心がずれている、光がファイバの軸に沿って誘導されていない場合に起こります。

参考文献
Kowalevicz A and Bucholtz F, "Beam Divergence from an SMF-28 Optical Fiber (NRL/MR/5650--06-8996)." Naval Research Laboratory, 2006.

最終更新日:2020年2月28日

 

 

NAによりシングルモードファイバからのビーム広がり角がわかるか?

開口数(NA)を使用してシングルモードファイバから出射される、あるいはシングルモードファイバに結合する光円錐を概算する場合、大きな誤差が生じる場合があります。広がり角はガウシアンビーム伝搬モデルを使用した方がより良い概算値が得られます。このモデルにより、広がり角を算出し、用途に適したビームスポットサイズを得ることができます。

シングルモードファイバにおけるモードフィールド径(MFD)内は、ビームパワーの約86%が含まれるため、MFDによりスポットサイズを決めることは、シングルモードファイバから光をコリメートしたり、光を集光する際の適切な定義であるとされています。一次近似でファーフィールドで測定されたとき、

,

(1)

は、広がり角または受光角(θSM )(単位:ラジアン)です。これは1/2ビーム角で、波長()に依存し、ビームのウェスト径はファイバのMFDに等しく設定されています(Kowalevicz氏。下記の参考文献をご参照ください)。

Rayleigh Range:
Beam Radius at Distance z:
 

図4:青い線は、シングルモードファイバからの出射光の広がり角(θSM )をNAを用いて計算した結果を示しています。赤い線は、ガウシアンビーム伝搬モデルを使用して計算されており、これにより、ビームスポット径の大きな誤差を回避することができます。

こちらのグラフではSM980-5.8-125からのビームをモデル化しています。NAは0.13、MFDは6.4 µmの値を使用しています。動作波長は980 nm、レイリー範囲は32.8 µmでした。

ガウシアンビームによるアプローチ
シングルモードファイバの端面から出射される光は円錐状に広がりますが、この光はファイバ軸から様々な角度で出力する複数の光線と同様の振る舞いにはなりません。

この光はガウシアンビームに似ており、モデル化ができます。放射光がガウシアンビームと同様に伝搬するのは、光の導波モードがガウス分布に近似しているからです。

ガウシアンビームの広がり角は、光線として作用する光を想定して計算された広がり角度とは実質的に異なります。光線モデルを使用した場合、広がり角は sin-1(NA)となります。しかし、NAと広がり角の関係性は高次マルチモードファイバのみ有効です。

図4では、NAを使用して広がり角を計算すると大きな違いが生じる可能性を示しています。 ガウシアンビームでは、広がり角はビームパワーの86%を含む領域とされており、この領域の境界円における強度は、ピーク強度の1/e2となっています。

図4の右の式は、シングルモードファイバ端面から出射されるビームの広がり角を正確にモデル化するガウシアンビームの式です。計算に使用するファイバのMFD、NAならびに動作波長を含む値はグラフ下に記載されています。ビーム発散角は、 1/e2半径によって定義されたビームサイズの変化により算出されています。ビームサイズは、z < zRの距離においては非線形で、ファーフィールド(z >> zR)においてはほぼ線形に変化します。

グラフに記載されている角度は各曲線の傾斜から計算されました。式(1)で求めたファーフィールドの概算が使用された場合、広がり角は0.098ラジアン(5.61°)です。

参考文献
Kowalevicz A and Bucholtz F, "Beam Divergence from an SMF-28 Optical Fiber (NRL/MR/5650--06-8996)." Naval Research Laboratory, 2006.

最終更新日:2020年2月28日
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Posted Comments:
user  (posted 2023-11-15 19:00:54.91)
Can you please provide the raw data for the typical AR reflection values vs wavelength of the Px-SMF28EAR-2 coords? Thank you!
jpolaris  (posted 2023-11-30 01:20:14.0)
Thank you for contacting Thorlabs. Requests for additional data and specifications and can be made by contacting our technical support team that is local to your region. Our various contacts can be found here: https://www.thorlabs.com/supportcontact.cfm. I have reached out to you directly regarding your request for the raw reflectance data for our Px-SMF28EAR-2 patch cables.
s.marschall  (posted 2018-12-03 12:09:27.493)
Are the overall specifications of the patch cable the same as those of the SM-fiber patch cables without coating? Specifically, are the losses when mating the uncoated FC/APC connector to another fiber the same as when using a P3-780A-FC-2?
YLohia  (posted 2018-12-03 09:30:05.0)
Hello, thank you for contacting Thorlabs. The AR coating is designed for minimum reflection for an air-glass interface. If you mate fibers together, the interface is glass-glass, so technically there is no index change and an AR coating is not needed. The AR-coated end should not be mated to a fiber-coupled light source or to another cable via a mating sleeve. Doing so will physically damage the AR coating. FC connectors are in contact with one another when mated and the spring action in the connector keeps the fibers from crushing each other. SMA connectors, however, do not have spring action, so the mating sleeves are designed to always impose some kind of air gap between the fibers. In this case, using AR fibers would be okay.
uqmalmei  (posted 2018-01-08 17:15:44.397)
Would be possible to buy fibres with both ends AR-coated? Cheers, Marcelo.
nbayconich  (posted 2018-02-20 05:18:02.0)
Thank you for contacting Thorlabs. We can provide both ends AR coated. I'll reach out to you directly with more information our custom capabilities.
tmayer  (posted 2015-05-21 09:41:40.857)
Is it possible to get this fiber with a length of 4 or 5 meters?
besembeson  (posted 2015-08-19 08:53:13.0)
Response from Bweh at Thorlabs USA: Yes this is possible. We will followup with you for a quotation.
ilovecrazydog  (posted 2013-09-27 10:01:31.977)
I am concerned about damage threshold of AR coated patch cables, especially in UV to visible range. Do you have any reference value?
tcohen  (posted 2013-10-03 16:19:00.0)
Response from Tim at Thorlabs: The damage of these patch cables should still be limited by the power handling of the fiber itself. 10mW/um^2 would be an approximate threshold for these fibers and so depending on your core size, power handling will vary. As with all damage threshold considerations, avoiding defect precursors such as contamination/scratches is important to achieve this number. With fiber, it is also beneficial to improve your coupling efficiency before raising the power.
user  (posted 2013-05-15 18:03:30.143)
Thorlabs, Would it not make more sense to have the AR end flat polished instead of PC? This is, for me at least, only for fiber to freespace, so the curvature at the AR end only adds spherical aberation to my beam, and contributes nothing of value. Flat polish would be more useful.
tcohen  (posted 2013-05-23 13:38:00.0)
Response from Tim at Thorlabs: Thank you for your feedback. Currently, we use the same FC/PC connectors as our standard patch cables. These are pre-radiused which ensures that when two connectors are mated, the fiber cores are touching, minimizing insertion loss. These cables with pre-radiused FC/PC connectors have been tested to improve RL. We will also look into whether these cables, where the end face is not going to be mated, would be beneficial to have a flat polish. Thank you for sharing your suggestion.
mbakker  (posted 2013-05-08 08:59:21.277)
Would it be possible to have AR at both ends of the fiber as well? Why is this not a standard option?
jlow  (posted 2013-05-08 09:27:00.0)
Response from Jeremy at Thorlabs: The AR coated patch cables are typically used in applications where one end is in physical contact with another fiber. Having an AR coating on that surface would degrade the performance because the AR coating is optimized for fiber/air interface. We can have both ends AR coated for you if needed. We will get in contact with you directly to discuss further about this.
bdada  (posted 2011-10-25 23:37:00.0)
Response from Buki at Thorlabs: Thank you for using our Web Feedback tool. We do not currently offer reflective coatings on our fiber. We will contact you to discuss your application and see how we can be of further assistance.
jikim  (posted 2011-10-22 15:39:50.0)
Could you offer a fiber with 50 % reflection coating instead of AR coating? If you could, I would like to ask you a quotation for a 1 m long fiber patch cable with SMF-28e+, FC/PC (R = 50 %) to FC/APC (no coating) for 1550 nm.
bdada  (posted 2011-09-20 12:57:00.0)
Response from Buki at Thorlabs: Thank you for your feedback. We will act on your suggestion immediately and will provide this service soon. We will contact you with more information shortly.
georg.simmerle  (posted 2011-09-20 13:58:25.0)
Would it be possible to get the AR coating service for SM fibers (SM450 to SM980) as well? Thank you. Georg
user  (posted 2010-08-23 15:36:57.0)
A reply from Jens at Thorlabs: yes, this can be done. We will contact you with price and lead time information.
Adam  (posted 2010-04-16 13:20:01.0)
A response from Adam at THorlabs to carlsonrt: We can offer the fiber you are looking for. I would like to contact you directly to get more information about your application and the exact requirements for this patch cable.
carlsonrt  (posted 2010-04-16 11:19:35.0)
I would like a quote for price and delivery on fiber patchcord of this type, but made with 1550 PMF instead of SMF28 fiber: Qty 2-5 Length: 1 meter 1550-PM fiber One end: FC/PC with 1550 ARC Other end: FC/APC uncoated Thank you
Tyler  (posted 2008-06-26 16:55:25.0)
A response from Tyler at Thorlabs to lance: The operating temperature range of the P1-SMF28-FC-1-15 is -60°C to 85°C. The return loss is wavelength dependent. The reflectivity plot specifies the reflectivity at 1550 nm as 0.22%, which corresponds to a return loss of 26.6dB at 1550nm assuming a fiber to air interface. Since the reflectivity plot is typical, there could be some variation from fiber to fiber. Finally, maximum laser power at 1550nm is not a specification that I can provide. Silica has a damage threshold somewhere around 1MW/cm², which means if the MFD of the fiber is ~10µm it would take less than 1W to damage the fiber.
lance  (posted 2008-06-10 13:52:06.0)
What is the operating temperature range? What is the return loss at 1550 nm? What is the maximum laser power at 1550 nm?
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シングルモードパッチケーブル、ARコーティング付き:320~430 nm

Item #AR-Coated ConnectorUncoated ConnectorAR CoatingAR Coating ReflectivityJacket
P1-305AR-2FC/PC (30126C3)aFC/PC (30126C3)Ravg < 1% for 300 - 510 nmGraphØ3 mm Yellow PVC
Furcation Tubing
P5-305AR-2FC/PC (30126C3)aFC/APC (30126A3)
P4-305AR-2FC/APC (30126A3)FC/PC (30126C3)
P3-305AR-2FC/APC (30126A3)FC/APC (30126A3)
Fiber
Type
Bare Fiber
Wavelength Range
Cutoff
Wavelength
MFDbCladding
Diameter
Coating
Diameter
Max AttenuationcNALength
SM300320 - 430 nm≤310 nm2.0 - 2.4 µm @ 350 nm125 ± 1.0 µm245 ± 15 µm≤70 dB/km @ 350 nm0.12 - 0.142 m
  • このパッチケーブルに使用しているコネクタには、30126C3に付属している黄色のブーツの代わりに黒色のブーツが付属しています。
  • モードフィールド径は、NAおよびカットオフ波長の典型値を使用して動作波長で計算された公称値です。
  • 最大損失はファイバ素線での仕様です。
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
P1-305AR-2 Support Documentation
P1-305AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/PC to Uncoated FC/PC, 320 - 430 nm, 2 m
¥29,317
7-10 Days
P5-305AR-2 Support Documentation
P5-305AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/PC to Uncoated FC/APC, 320 - 430 nm, 2 m
¥30,414
7-10 Days
P4-305AR-2 Support Documentation
P4-305AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/APC to Uncoated FC/PC, 320 - 430 nm, 2 m
¥32,247
7-10 Days
P3-305AR-2 Support Documentation
P3-305AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/APC to Uncoated FC/APC, 320 - 430 nm, 2 m
¥32,247
7-10 Days
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シングルモードパッチケーブル、ARコーティング付き:405~532 nm

Item #AR-Coated ConnectorUncoated ConnectorAR CoatingAR Coating ReflectivityJacket
P1-405AR-2FC/PC (30126C3)aFC/PC (30126C3)Ravg < 0.75% for 400 - 700 nmGraphØ3 mm Yellow PVC
Furcation Tubing
P5-405AR-2FC/PC (30126C3)aFC/APC (30126A3)
P4-405AR-2FC/APC (30126A3)FC/PC (30126C3)
P3-405AR-2FC/APC (30126A3)FC/APC (30126A3)
Fiber
Type
Bare Fiber
Wavelength Range
Cutoff
Wavelength
MFDbCladding
Diameter
Coating
Diameter
Max AttenuationcNALength
SM400405 - 532 nm305 - 400  nm2.5 - 3.4 µm @ 480 nm125 ± 1.0 µm245 ± 15 µm≤50 dB/km @ 430 nm
≤30 dB/km @ 532 nm
0.12 - 0.142 m
  • このパッチケーブルに使用しているコネクタには、30126C3に付属している黄色のブーツの代わりに黒色のブーツが付属しています。
  • モードフィールド径は、NAおよびカットオフ波長の典型値を使用して動作波長で計算された公称値です。
  • 最大損失はファイバ素線での仕様です。
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
P1-405AR-2 Support Documentation
P1-405AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/PC to Uncoated FC/PC, 405 - 532 nm, 2 m
¥28,032
7-10 Days
P5-405AR-2 Support Documentation
P5-405AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/PC to Uncoated FC/APC, 405 - 532 nm, 2 m
¥29,865
7-10 Days
P4-405AR-2 Support Documentation
P4-405AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/APC to Uncoated FC/PC, 405 - 532 nm, 2 m
¥31,879
7-10 Days
P3-405AR-2 Support Documentation
P3-405AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/APC to Uncoated FC/APC, 405 - 532 nm 2 m
¥31,879
7-10 Days
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シングルモードパッチケーブル、ARコーティング付き:488~633 nm

Item #AR-Coated ConnectorUncoated ConnectorAR CoatingAR Coating ReflectivityJacket
P1-460AR-2FC/PC (30126C3)aFC/PC (30126C3)Ravg < 0.75% for 400 - 700 nmGraphØ3 mm Yellow PVC
Furcation Tubing
P5-460AR-2FC/PC (30126C3)aFC/APC (30126A3)
P4-460AR-2FC/APC (30126A3)FC/PC (30126C3)
P3-460AR-2FC/APC (30126A3)FC/APC (30126A3)
Fiber
Type
Bare Fiber
Wavelength Rangeb
Cutoff
Wavelength
MFDcCladding
Diameter
Coating
Diameter
Max Attenuationd,eNALength
SM450488 - 633 nm350 - 470 nm2.8 - 4.1 µm @ 488 nm125 ± 1.0 µm245 ± 15 µm≤50 dB/km @ 488 nm0.10 - 0.142 m
  • このパッチケーブルに使用しているコネクタには、30126C3に付属している黄色のブーツの代わりに黒色のブーツが付属しています。
  • この波長範囲はカットオフ波長~ベンドエッジ波長のスペクトル域で、ファイバがTEM00モードで低損失に伝播する領域を示しています。このファイバでは、ベンドエッジ波長は通常、カットオフ波長よりも200 nm長い波長になります。
  • モードフィールド径は、NAおよびカットオフ波長の典型値を使用して動作波長で計算された公称値です。
  • 最大損失はファイバ素線での仕様です。
  • 損失値は最短波長での値(最悪値)です。
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
P1-460AR-2 Support Documentation
P1-460AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/PC to Uncoated FC/PC, 488 - 633 nm, 2 m
¥27,484
7-10 Days
P5-460AR-2 Support Documentation
P5-460AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/PC to Uncoated FC/APC, 488 - 633 nm, 2 m
¥28,582
7-10 Days
P4-460AR-2 Support Documentation
P4-460AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/APC to Uncoated FC/PC, 488 - 633 nm, 2 m
¥31,329
7-10 Days
P3-460AR-2 Support Documentation
P3-460AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/APC to Uncoated FC/APC, 488 - 633 nm, 2 m
¥31,329
Today
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シングルモードパッチケーブル、ARコーティング付き:633~780 nm

Item #AR-Coated ConnectorUncoated ConnectorAR CoatingAR Coating ReflectivityJacket
P1-630AR-2FC/PC (30126C3)aFC/PC (30126C3)Ravg < 0.5% for 500 - 800 nmGraphØ3 mm Yellow PVC
Furcation Tubing
P5-630AR-2FC/PC (30126C3)aFC/APC (30126A3)
P4-630AR-2FC/APC (30126A3)FC/PC (30126C3)
P3-630AR-2FC/APC (30126A3)FC/APC (30126A3)
Fiber
Type
Bare Fiber
Wavelength Rangeb
Cutoff
Wavelength
MFDcCladding
Diameter
Coating
Diameter
Max
Attenuationd
NALength
SM600633 - 780 nm500 - 600 nm3.6 - 5.3 µm @ 633 nm125 ± 1.0 µm245 ± 15 µm≤15 dB/km0.10 - 0.142 m
  • このパッチケーブルに使用しているコネクタには、30126C3に付属している黄色のブーツの代わりに黒色のブーツが付属しています。
  • この波長範囲はカットオフ波長~ベンドエッジ波長のスペクトル域で、ファイバがTEM00モードで低損失に伝播する領域を示しています。このファイバでは、ベンドエッジ波長は通常、カットオフ波長よりも200 nm長い波長になります。
  • モードフィールド径は、NAおよびカットオフ波長の典型値を使用して動作波長で計算された公称値です。
  • 最大損失はファイバ素線での仕様です。
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
P1-630AR-2 Support Documentation
P1-630AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/PC to Uncoated FC/PC, 633 - 780 nm, 2 m
¥25,651
Today
P5-630AR-2 Support Documentation
P5-630AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/PC to Uncoated FC/APC, 633 - 780 nm, 2 m
¥27,484
Today
P4-630AR-2 Support Documentation
P4-630AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/APC to Uncoated FC/PC, 633 - 780 nm, 2 m
¥28,947
7-10 Days
P3-630AR-2 Support Documentation
P3-630AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/APC to Uncoated FC/APC, 633 - 780 nm, 2 m
¥30,963
Today
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シングルモードパッチケーブル、ARコーティング付き:780~970 nm

Item #AR-Coated ConnectorUncoated ConnectorAR CoatingAR Coating ReflectivityJacket
P1-780AR-2FC/PC (30126C3)aFC/PC (30126C3)Ravg < 0.5% for 650 - 1050 nmGraphØ3 mm Yellow PVC
Furcation Tubing
P5-780AR-2FC/PC (30126C3)aFC/APC (30126A3)
P4-780AR-2FC/APC (30126A3)FC/PC (30126C3)
P3-780AR-2FC/APC (30126A3)FC/APC (30126A3)
Fiber
Type
Bare Fiber
Wavelength Range
Cutoff
Wavelength
MFDbCladding
Diameter
Coating
Diameter
Max
Attenuationc
NALength
780HP780 - 970 nm730 ± 30 nm5.0 ± 0.5 µm @ 850 nm125 ± 1 µm245 ± 15 µm< 3.5 dB/km @ 850 nm0.132 m
  • このパッチケーブルに使用しているコネクタには、30126C3に付属している黄色のブーツの代わりに黒色のブーツが付属しています。
  • モードフィールド径は、NAおよびカットオフ波長の典型値を使用して動作波長で計算された公称値です。
  • 最大損失はファイバ素線での仕様です。
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
P1-780AR-2 Support Documentation
P1-780AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/PC to Uncoated FC/PC, 780 - 970 nm, 2 m
¥29,497
7-10 Days
P5-780AR-2 Support Documentation
P5-780AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/PC to Uncoated FC/APC, 780 - 970 nm, 2 m
¥31,515
7-10 Days
P4-780AR-2 Support Documentation
P4-780AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/APC to Uncoated FC/PC, 780 - 970 nm, 2 m
¥30,963
Today
P3-780AR-2 Support Documentation
P3-780AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/APC to Uncoated FC/APC, 780 - 970 nm, 2 m
¥32,796
Today
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シングルモードパッチケーブル、ARコーティング付き:980~1250 nm

Item #AR-Coated ConnectorUncoated ConnectorAR CoatingAR Coating ReflectivityJacket
P1-980AR-2FC/PC (30126C3)aFC/PC (30126C3)Ravg < 0.5% for 850 - 1250 nmGraphØ3 mm Yellow PVC
Furcation Tubing
P5-980AR-2FC/PC (30126C3)aFC/APC (30126A3)
P4-980AR-2FC/APC (30126A3)FC/PC (30126C3)
P3-980AR-2FC/APC (30126A3)FC/APC (30126A3)
Fiber
Type
Bare Fiber
Wavelength Range
Cutoff
Wavelength
MFDbCladding
Diameter
Coating
Diameter
Max
Attenuationc,d
NALength
SM980-5.8-125980 - 1550 nm870 - 970 nm5.3 - 6.4 µm @ 980 nm125 ± 1.0 µm245 ± 15 µm≤2.0 dB/km0.13 - 0.152 m
  • このパッチケーブルに使用しているコネクタには、30126C3に付属している黄色のブーツの代わりに黒色のブーツが付属しています。
  • モードフィールド径は、NAおよびカットオフ波長の典型値を使用して動作波長で計算された公称値です。
  • 最大損失はファイバ素線での仕様です。
  • 損失値は最短波長での値(最悪値)です。
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
P1-980AR-2 Support Documentation
P1-980AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/PC to Uncoated FC/PC, 980 - 1250 nm, 2 m
¥25,285
7-10 Days
P5-980AR-2 Support Documentation
P5-980AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/PC to Uncoated FC/APC, 980 - 1250 nm, 2 m
¥24,652
7-10 Days
P4-980AR-2 Support Documentation
P4-980AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/APC to Uncoated FC/PC, 980 - 1250 nm, 2 m
¥28,032
Today
P3-980AR-2 Support Documentation
P3-980AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/APC to Uncoated FC/APC, 980 - 1250 nm, 2 m
¥29,865
Today
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シングルモードパッチケーブル、ARコーティング付き:1260~1620 nm

Item #AR-Coated ConnectorUncoated ConnectorAR CoatingAR Coating ReflectivityJacket
P1-SMF28EAR-2FC/PC (30126C3)aFC/PC (30126C3)Ravg < 0.5% for 1050 - 1620 nmGraphØ3 mm Yellow PVC
Furcation Tubing
P5-SMF28EAR-2FC/PC (30126C3)aFC/APC (30126A3)
P4-SMF28EAR-2FC/APC (30126A3)FC/PC (30126C3)
P3-SMF28EAR-2FC/APC (30126A3)FC/APC (30126A3)
Fiber
Type
Bare Fiber
Wavelength Range
Cutoff
Wavelength
MFDbCladding
Diameter
Coating
Diameter
Max
Attenuationc
NALength
SMF-28 Ultra1260 - 1625 nm< 1260 nm9.2 ± 0.4 µm @ 1310 nm
10.4 ± 0.5 µm @ 1550 nm
125 ± 0.7 µm242 ± 5 µm≤0.32 dB/km @ 1310 nm
≤0.18 dB/km @ 1550 nm
0.142 m
  • このパッチケーブルに使用しているコネクタには、30126C3に付属している黄色のブーツの代わりに黒色のブーツが付属しています。
  • モードフィールド径は、NAおよびカットオフ波長の典型値を使用して動作波長で計算された公称値です。
  • 最大損失はファイバ素線での仕様です。
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
P1-SMF28EAR-2 Support Documentation
P1-SMF28EAR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/PC to Uncoated FC/PC, 1260 - 1620 nm, 2 m
¥22,537
Today
P5-SMF28EAR-2 Support Documentation
P5-SMF28EAR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/PC to Uncoated FC/APC, 1260 - 1620 nm, 2 m
¥22,153
Today
P4-SMF28EAR-2 Support Documentation
P4-SMF28EAR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/APC to Uncoated FC/PC, 1260 - 1620 nm, 2 m
¥27,115
Today
P3-SMF28EAR-2 Support Documentation
P3-SMF28EAR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/APC to Uncoated FC/APC, 1260 - 1620 nm, 2 m
¥28,947
Today
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シングルモードパッチケーブル、ARコーティング付き:1700~2100 nm

Item #AR-Coated ConnectorUncoated ConnectorAR CoatingAR Coating ReflectivityJacket
P1-2000AR-2FC/PC (30126C3)aFC/PC (30126C3)Ravg < 0.5% for 1700 - 2100 nmGraphØ3 mm Yellow PVC
Furcation Tubing
P5-2000AR-2FC/PC (30126C3)aFC/APC (30126A3)
P4-2000AR-2FC/APC (30126A3)FC/PC (30126C3)
P3-2000AR-2FC/APC (30126A3)FC/APC (30126A3)
Fiber
Type
Bare Fiber
Wavelength Range
Cutoff
Wavelength
MFDcCladding
Diameter
Coating
Diameter
Typical AttenuationbNALength
SM20001700 - 2300 nm1750 ± 50 nm13 ± 1 µm @ 1996 nm125 ± 1 µm245 ± 10 µm20 dB/km (0.02 dB/m) @ 1.9 µm
250 dB/km (0.25 dB/m) @ 2.3 µm
0.12 ± 0.012 m
  • このパッチケーブルに使用しているコネクタには、30126C3に付属している黄色のブーツの代わりに黒色のブーツが付属しています。
  • 損失はファイバ素線での仕様値です。
  • モードフィールド径は、NAおよびカットオフ波長の典型値を使用して動作波長で計算された公称値です。
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
P1-2000AR-2 Support Documentation
P1-2000AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/PC to Uncoated FC/PC, 1700 - 2100 nm, 2 m
¥29,865
7-10 Days
P5-2000AR-2 Support Documentation
P5-2000AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/PC to Uncoated FC/APC, 1700 - 2100 nm, 2 m
¥29,865
7-10 Days
P4-2000AR-2 Support Documentation
P4-2000AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/APC to Uncoated FC/PC, 1700 - 2100 nm, 2 m
¥33,713
7-10 Days
P3-2000AR-2 Support Documentation
P3-2000AR-2SM Patch Cable, AR-Coated FC/APC to Uncoated FC/APC, 1700 - 2100 nm, 2 m
¥33,713
7-10 Days