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カスタム光ファイバーパッチケーブル![]() ![]() Please Wait ![]() Click to Enlarge 米国ニュージャージ州ニュートン工場におけるカスタム光ファイバーパッチケーブル製造現場(日本のお客様には日本国内で作製したカスタム光ファイバーパッチケーブルをお届けします) 当社ではシングルモードやマルチモードの豊富な種類の光ファイバを標準品としてご提供しています。標準品の光ファイバーケーブルではご希望の用途に合わない場合は、カスタム仕様で製作するサービスもご提供しています。光ファイバーパッチケーブルの特注は、下記のカスタムフォームをご利用のうえご依頼ください。下記でご希望の仕様が見つからない場合は、当社へ直接ご相談ください。当社ではお客様のニーズに合った光ファイバーケーブルを特別に設計することも可能です。 なお、特注品のためカスタムフォームに表示される価格や出荷予定日、型番などの情報は、ご参考情報となります。お見積りご依頼後、改めて正式なお見積り書を提出させていただきます。下記のStep 1~Step 5のご入力が終わりましたら、最後に表示される「Add to Cart」ボタンでカートに製品を追加し、ウェブの見積依頼機能にて、お見積もりをご依頼ください。 OEM用光ファイバーパッチケーブル 下記のカスタムフォームのStep 1へご入力いただくと、Step 2以降が表示されます。
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光ファイバーケーブルの構造ファイバに関する一般的な説明光ファイバーケーブルは、右図が示すように主に5つの部分で構成されます。 コアの材料はガラスまたはプラスチックで、光を伝搬する光路となります。 コア径が大きいほど、そのファイバが伝搬できる光の量は大きくなり、大きなビーム径の光がファイバに入射できます。 ファイバが受容できる光の入射角の範囲は、コアの開口数(NA)によって決まります。 クラッド層は、光をコアに封じ込め、ケーブルの他の部分に吸収されることを防止します。 コーティングまたはバッファは、コアやクラッドを保護して、強度を向上させます。 その外側にはケブラ繊維などでできた層があり、ケーブルを補強して応力による損傷を防ぎます。 さらに外側にはチューブがあります。 この1番外側にあるチューブは、ファイバを保護してさらに補強する役割を果たします。 このチューブは通常は色付きで、その色によってケーブル内の光ファイバの種類が分かるようになっています。 当社のケーブルのチューブ色は業界基準に準拠しています。 シングルモード(SM)ファイバは黄色、マルチモード(MM)ファイバはオレンジ色、そして偏波保持(PM)ファイバは青色です。 カスタムパッチケーブルについては、ご希望に合わせてチューブ色とファイバを組み合わせることができます。Ø900 µm被覆の装着可能長については以下の表をご参照ください。
![]() Click to Enlarge 米国ニュージャージ州ニュートン工場におけるカスタムパッチケーブルの検査部門(日本では、日本国内で製造したカスタムパッチケーブルをご提供しております) カスタム光ファイバーパッチケーブルの製作当社では数多くの種類の パッチケーブルを標準品としてご提供していますが、お探しのものが見つからない場合は、特注仕様のケーブルを製作するサービスもございます。 ファイバのご選択当社では大きく分類して4種類のファイバをご提供しております。シングルモード(SM)ファイバ、マルチモード(MM)ファイバ、偏波保持(PM)ファイバ、希土類添加ファイバをご用意しています。それぞれの種類についての説明は下記をご参照ください。ここではカスタム光ファイバーパッチケーブルとしてご提供できる全ての光ファイバをリストアップしており、用途に適した製品をお選びいただくための基本仕様を記載しています。 ここに記載したファイバは、他の様々な光ファイバと同様に単体での販売もしております。こちらをクリックしていただくと、当社が提供している全種類のファイバをご参照いただけます。 ファイバに関する詳細は当社までお問い合わせください。
シングルモードファイバ中の光の伝搬 シングルモード(SM)ファイバSMファイバは、コア径が小さく、1本のファイバを伝搬するモードは1つです。このモードによって、光がどのように空間を伝搬するかが決まります。 シングルモードでは、光はファイバ軸に沿って伝搬します(右図をご参照ください)。 SMファイバでは、光の波は同一モードとなりますが、周波数は異なります。このタイプのファイバは、入射パルスの波形が長距離にわたって維持される必要の ある用途に適します。SMファイバは広い帯域幅と低いモード分散が特長です。 感光性シングルモード(SM)ファイバ
* クラッド径: Ø80 µm
ステップインデックスマルチモードファイバ中の光の伝搬 グレーデッドインデックスマルチモードファイバ中の光の伝搬 マルチモード(MM)ファイバコア径が大きなマルチモード(MM)ファイバでは1つ以上のモードで光が伝搬します。 光はSMファイバのようにファイバ軸に沿って伝搬するだけではなく、軸から離れてクラッドに向けて伝搬する場合もあります(右の動画をご参照ください)。 コアとクラッドの境界面では全反射が起こるので、ファイバ軸に向けて光が反射します。 一般にMMファイバはSMファイバと比較して、高いNA値を有し、コア径が大きいので、大きな入射角度でより大きなビームを集めることができます。 またSMファイバよりも狭い帯域幅で、モード分散の影響を受けやすい特長があります。 モード分散は、モード間の伝搬速度の違いであり、入射 光パルスの歪みを引き起こします。 このファイバでは各モードがジグザグに進みますが、ジグザグの回数が多いモードは、直進に近い状態で伝搬するモードに比べて、ファイバの終端部にたどり着 くタイミングが遅くなります。 伝搬速度の異なるモードがファイバの終端部で重なる時、そのパルスは広がります。 MMファイバには主に2種 類あり、それはステップインデックス型とグレーデッドインデックス型です。 ステップインデックスファイバのコアの屈折率は全体に渡って一定です。 一方で、クラッドの屈折率はコアのそれよりも低く、コアとクラッドの層間では屈折率は急激に低くなります。 その結果、一部のモードは何度も反射を繰り返して進むことになります(右の動画をご参照ください)。 ステップインデックスファイバは、通常は他の材料をファイバに添加して製造されます。 グレーデッドインデックスファイバでは、コア中心から 遠くなるにつれて屈折率が徐々に小さくなります。 その結果、コアとクラッドの境界における屈折率の変化ははるかに緩やかになります。 変化が滑らかになることで、各モードはファイバ中を正弦波を描きながら進むことになります(右の動画をご参照ください)。 グレーデッドインデックスファイバのモード分散は、ステップインデックスファイバと比較して非常に小さくなります。 各モードが放物波形を描くことで、光は繰り返し集光されます。 中心部の屈折率が大きいため、ファイバ中心をまっすぐに進むモードは、大きな正弦波を描きながら進むモードと比べて非常に遅く伝搬します。 その結果、終端部で得られるパルスはあまり分散せず、入射パルスに極めて近いプロファイルを有することになります。 耐ソラリゼーションMMファイバ
偏波保持(PM)ファイバ偏波保持(PM)ファイバでは、入射光の一部の偏光状態が伝搬中も維持されます。 PMファイバには様々な種類がありますが、基本的には同じ原理です。クラッド内のロッドによって、コアに応力がかかる構造になっています。 この意図的な応力によってファイバ内の光の偏波が特定の状態で保持されます。 当社では2種類のPMファイバ、パンダ型とボウタイ型をご提供しております。 これらのファイバ型の名前は、ファイバ内のストレスロッドの形状によって名付けられています(右図をご参照ください)。 PMファイバは、光ファイバーセンサ、干渉分光法や量子暗号通信で使用されます。 また、レーザ光源と変調器を接続する通信用途でも一般的に使用されています。 PMファイバは、SMファイバやMMファイバと比較して挿入損失が高いファイバです。 特記すべきは、PMファイバが入射光を偏光するのでは なく、ストレスロッドを利用して入射光の偏波状態が維持される点です。 偏光消光比(PER)の数値に表されているような高品質の出力を維持するために、ファイバのキー方向は製造工程中にアライメントされています。 PER値が高いということは、ファイバへの入射光とファイバからの出射光の偏光状態がより一致している、ということを示しています。
希土類添加ファイバ
* 1530 nmの動作設計 エルビウム添加SMファイバ
イッテルビウム添加MMファイバ
パッシブダブルクラッドファイバ コネクタの選択コネクタにより光ファイバは終端処理され、接続部の脱着が迅速かつ簡単に行えるようになります。 コネクタは、ファイバのコアを機械的に結合して、遮るものの無い状態で光を一方のコアからもう一方のコアに伝搬させます。 当社では、パッチケーブルの終端処理として、コネクタ無しのフラットクリーブと6種類のナローキーコネクタがお選びいただけます。
フラットクリーブ(コネクタ無し)ファイバの終端処理でフラットなクリーブを形成するには、ファイバ軸に対してファイバの切断面が垂直かつフラットとなるように、加工条件を細かく管理して破断します。 この終端処理では、ファイバにはコネクタが付きません。 フラットなクリーブが形成されることで、ファイバ素線での接続が可能です。 フラットクリーブは、コネクタを利用しない機械的な接続や融着接続、または自由空間での用途に適しています。
ハサミによる切断ハサミによる切断は、迅速に行えますが、ファイバ端は平坦にはならず、そのままスプライスすることはできません。 この切断方法は、ファイバのクリーブに熟練したお客様や、お手持ちのコネクタを用いて終端処理を行うお客様に適しています。 ハサミで切断したファイバは使用前にクリーブおよびコネクタ付けする必要があります。
FC/PCコネクタネジ切り加工付きのFC/PCコネクタは、振動の多い環境で使用できる設計です。 コネクタ名称の「PC」は「physical contact(物理的接触)」の頭文字で、このコネクタでは接続部分でファイバが直接接触することを示します。 FC/PCの端部にあるフェルールはセラミックまたはステンレススチール製で、コネクタがポートにネジ締めされたときにファイバにかかる負荷をコントロールするためにバネが付いています。 当社のFC/PCコネクタでは後方反射が-40~-45 dBと小さく抑えられています。 シングルモードFC/PCコネクタ: ![]() ![]() このシングルモード(SM)FC/PCコネクタには、後方反射が最小に抑えられるように、球面加工(R20 mm)されたセラミック製フェルールが付いています。 SM FC/PCコネクタの穴寸法の公差は+1/-0 µmで、最大同心度は1 µmとなっています。 マルチモードFC/PCコネクタ: ![]() ![]() 当社のマルチモード(MM)FC/PCコネクタには、挿入されるファイバ径に合った精密内孔があり、最大同心度は3 µmとなっています。 偏波保持FC/PCコネクタ: ![]() ![]() 偏波保持(PM)ファイバ用に連続的に調整可能なキーが付いたFCコネクタがあり、コネクタの背面部分が回転可能で、ファイバのスロー軸またはファスト軸に合わせることができます。 コネクタをアライメントした後に接着剤を塗布することで、位置固定できます。 当社で工場出荷前にアライメントを実施したPMファイバのパッチケーブルをご希望の場合は、要求された仕様に合わせたコネクターキーでの製品提供も可能です。
FC/APCコネクタ![]() ![]() このコネクタの基本設計は、FC/PCコネクタと同様ですが、ファイバの端部が角度付きで研磨されているのが特長です。 このコネクタ名称のAPCは「Angled Physical Contact(角度付きの物理的接触)」の頭文字で、2本のファイバが接触する境界面で反射された光が元のファイバに戻ることを防ぎます。 FC/APCコネクタは相手がAPCコネクタでなければ適切に接続できません。 FC/APCコネクタを他の種類のコネクタと接続すると挿入損失が高くなります。 このコネクタは後方反射を軽減しますが、FC/PCの同等品と比べて挿入損失が高くなります。 当社のFC/APCコネクタは後方反射を大きく抑制する設計で、-65 dBを実現します。 当社では識別用にAPCコネクタのブーツが緑色になっています。
SMAコネクタ![]() ![]() このコネクタ名称のSMAは「subminiature version A(サブミニチュアバージョンA)」に由来しますが、このコネクタはラージコアのマルチモードファイバに使われています。 これらのコネクタも当社のFC/PCやFC/APCコネクタと同様にネジ切り加工付きです。 当社は、クラッド径が125~1580 µmのファイバでは、SMAコネクタを標準品としてご提供しています。
STコネクタこのコネクタ名称のSTは「Straight Tip(ストレートチップ)」に由来し、バヨネット型のマウントがついているので、脱着が簡単に行えますが、ファイバの固定度が他のコネクタに比べてやや劣ります。 ![]() ![]() このシングルモード(SM)STコネクタには、後方反射を最小に抑えるように球面加工(R20 mm)されたセラミック製フェルールが付いています。 ST®コネクタの最大同心度は1 µmです。 また当社ではマルチモード(MM)ファイバ用に設計されたSTコネクタもご提供しています。 当社の標準的なコネクタでは内孔寸法が140 µmとなっていますが、お客様のご要望にあった穴を加工したコネクタを製作することもできます。 これらのコネクタの最大同心度は1 µmです。
SCコネクタ![]() ![]() このコネクタの名称は「Subscriber Connector(サブスクライバーコネクタ)」に由来しますが、これらのコネクタはスナップイン式で素早くかつ簡単に脱着できます。 当社のSC型コネクタの内孔寸法はØ125 µmで、後方反射を最小に抑えるように球面加工(R20 mm)されたセラミック製フェルールが付いています。
LCコネクタ![]() ![]() LCコネクタは「Lucent Connector(ルーセントコネクタ)」とも呼ばれ、SCコネクタに類似していますが、フェルールはSCコネクタの半分のサイズです。 当社ではシングルモードファイバ用のLCコネクタを標準品としてご提供しています。 お客様のご要望に合わせて、クラッド径がØ127 µmまでのマルチモードファイバ用のLCコネクタもご提供可能です。 このコネクタは小型であるので、多数のコネクタを狭いスペースで使用する場合などに適します。
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