脳定位固定プローブ用インプラントガイド


  • Improves Adhesion and Stability of Stereotaxically Implanted Devices
  • Versions Compatible with Ø1.0 mm GRIN Lenses, Ø1.25 mm Cannulae, or Ø2.5 mm Cannulae
  • Lightweight Surgical Titanium Construction

OGF

Ø2.5 mm Cannula Implant Guide

OGL

Ø1.25 mm Cannula Implant Guide

Application Idea

An OGF implant guide is used with an XCF cannula holder to hold a CFM22L05 cannula ferrule.

IGL1

Ø1.0 mm GRIN Lens Implant Guide

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Figure 1.2 すべてのインプラントガイドは、少なくとも1つのウィープホールが付いています。この写真ではインプラントガイドOGFの2つのウィープホールをご覧いただけます。

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Figure 1.1 こちらのOGFのように、すべてのインプラントガイドには粗面化された円形の溝があります。
Selection Guide
GRIN Lenses
Fiber Optic Cannulae
Implant Guides for Stereotaxic Probes
Cannula Holders and Adapters

特長

インプラントガイドは、当社のØ1.0 mm GRINレンズや様々なファイバーカニューラを埋め込む際にガイドとなり、安定性が得られるように設計されています。各インプラントガイドの底面は円形の溝が付いた粗面になっているため、歯科用セメントで接着される面積が広がり、試料への接着性が向上します( Figure 1.1参照)。軽量の外科用チタン製(≤0.11 g)であるため、使用前に消毒が可能です。インプラントガイドは単品または5個入りでご用意しています。

GRINレンズやファイバーカニューラの埋め込みにおいて最良の結果を得るために、カニューラホルダおよび脳定位固定装置に、これらのインプラントガイドを組み合わせてご使用ください。レンズやカニューラをインプラントガイドに取り付けるには、まずそれらをインプラントガイドの貫通穴に挿入し、長さや使用用途に応じて軸方向の位置を決めます。各インプラントガイドには、レンズまたはカニューラを少量のセメントまたは接着剤で固定するために、Ø0.8 mmのウィープホールが1つ(型番IGL1)または2つ(型番OGL、OGF)付いています。最後にインプラントガイドを適切なカニューラホルダに取り付けます。


Posted Comments:
Fabio Mammano  (posted 2024-03-01 17:00:34.893)
Can you please provide clear instruction on how OGL should be attached to a mouse skull using dental cement? Images of the preparation would be helpful.
cdolbashian  (posted 2024-03-15 01:57:22.0)
Thank you for reaching out to us with this inquiry Fabio. We unfortunately do not have an guide for this type of application. I have contacted you directly to inquire on further details, and perhaps find an alternate resource for you.
dlindenbach  (posted 2017-02-27 14:08:22.35)
The OGL and OGF cannula implant guides could be quite useful for me but they are fairly prohibitively expensive. I make my own fiber optic cannula using thorlabs materials because I can make a good cannula for 5 dollars instead of buying one for 60+ dollars. I need a good means of securing ceramic ferrules to the head, but I really can't be spending 15 dollars per ferrule on the implant. If you had a more affordable option, I would be all over it. Or if you have suggestions for making my own that would be very useful. For example, with metal guides, I can soulder a bit of thin wire to the cannula to make it "grip" the dental cement better. Thanks!
tfrisch  (posted 2017-03-29 04:37:26.0)
Hello, thank you for your interest in Thorlabs' products. I will reach out to you directly to discuss your application.

オプトジェネティクスセレクションガイド

当社では、多岐にわたるオプトジェネティクス部品をご用意しております。以下では、標準的な構成における製品の互換性について説明しています。こちらのガイドに記載されていないオプトジェネティクス用カスタム製品などについては、当社までお問い合わせください。

 

単領域刺激

1つの光源を1つの埋め込み用カニューラに使用する場合

試料へin vivoの光刺激を行う最もシンプルな方法は、1つのLED光源に1本のファイバを接続する方法です。1つのLEDドライバで単一波長のLED光源を制御し、パッチケーブルによるファイバ接続を通じて光源からの光を生体組織に埋め込み済みのカニューラから出力します。このセットアップを製作するために必要なパッチケーブルとカニューラについては、下の図および対応表をご参照ください。適切なLEDとドライバをお選びいただくには、下記または製品ページをご覧ください。

各部品をクリックすると詳細がご覧いただけます。

LED DriverLED DriverFiber-Coupled LEDFiber-Coupled LEDSMA to Ferrule Patch Cable with Optional Rotary JointSMA to Ferrule Patch Cable with Optional Rotary JointADAF2 InterconnectADAF2 InterconnectFiber Optic CannulaFiber Optic Cannula



 

両側同時刺激

試料内の複数の場所に正確かつ同時に光を導く機能は、多様なオプトジェネティクス実験に求められています。例えば、同時刺激の技術は一般に空間的に離れた2つの領域にあるニューロンに要求された行動を引き起こさせるために使用されます。ニューロンの同時阻害や同時刺激を含むより複雑な実験では、2つの異なる単一波長の光を近接した場所に照射することで複数のカニューラを挿入する必要がなくなり、試料に与えるストレスを減らすことができます。

両側刺激は実験内容に応じてそれぞれ異なる構成で行われます。以下では当社のオプトジェネティクス製品を使用した種々の構成例をご覧いただけます。


オプション1:ロータリージョイントスプリッタを用いて、1つの光源を2つの埋め込み用カニューラに使用する場合

当社の1x2 ロータリージョイントスプリッタRJ2はオプトジェネティクス用に設計されており、1つの入力光を2つの出力光に均等に分岐します。ロータリージョイントのインターフェース部分は、接続されたパッチケーブルが自由に回転できる構造になっているため、被験動物の動きによるファイバ損傷のリスクが低減します。このセットアップを構築するために必要なケーブルとカニューラについては、下の図および対応表をご参照ください。LEDとドライバについての詳細は、下記または 製品ページをご参照ください。

LED DriverFiber-Coupled LEDHybrid Patch Cable1x2 Rotary Joint SplitterOG Patch CableOG Patch CableADAF2 InterconnectADAF2 InterconnectFiber Optic CannulaFiber Optic CannulaFiber Optic Cannula

オプション2:1つまたは2つの光源を2つの埋め込み用カニューラに使用する場合

試料を2つの出力で刺激する実験(2つのカニューラの埋め込み)には、2種類の方法があります。1つの光源を2つのカニューラに接続して光を同時制御する場合、2分岐ファイバーバンドルを用いてLEDからの光をそれぞれのカニューラに分岐させることができます。デュアル波長による光刺激(2種類の波長をそれぞれのカニューラから出力)を行う場合、またはカニューラ間の分岐比を制御したい場合は、マルチモードカプラを用いて1つまたは2つのLED光源をカニューラに接続します。1つのケーブル端しか使用しなかった場合、未使用のカプラのケーブル端にライトトラップを取り付けることができます。このセットアップを構築するために必要なケーブルとカニューラについては、下の図および対応表をご参照ください。 LEDとドライバについての詳細は、下記または製品ページをご参照ください。

各部品をクリックすると詳細がご覧いただけます。

LED DriverLED DriverFiber-Coupled LEDFiber-Coupled LEDPatch CabletextY-CableMating SleeveMating SleeveMating SleeveMating SleeveFiber Optic CannulaFiber Optic CannulaFiber Optic CannulaFiber Optic Cannula

LED Driver2nd LED DriverLED Driver textFiber-Coupled LED2nd Fiber-Coupled LEDFiber-Coupled LED textMultimode CouplerMultimode Coupler TextADAF2 InterconnectADAF2 Interconnect TextADAF2 InterconnectADAF2 Interconnect TextFiber Optic CannulaFiber Optic CannulaFiber Optic CannulaFiber Optic Cannula


オプション3: 1つの光源を7つの埋め込み用カニューラに使用する場合

1つの光源を7つのカニューラに接続して光を同時制御したい場合は、7分岐ファイバーバンドルを用いることでLEDからの光をそれぞれのカニューラに分岐することができます。このセットアップを構築するために必要なケーブルとカニューラについては、下の図および対応表をご参照ください。LEDとドライバについての詳細は、下記または製品ページをご参照ください。

各部品をクリックすると詳細がご覧いただけます。

 LED Driver

 

2つの光源を1つの埋め込み用デュアルコアカニューラに使用する場合

試料を両側から同時に刺激する用途では、2つのカニューラを近接(約1 mm)して設置する必要があります。当社では、このような特殊な用途に適したデュアルコアパッチケーブルならびにカニューラをご用意しております。各コアは別々の光源によって駆動するため、試料の同じ領域内の神経細胞を同時に刺激、抑制することができます。このセットアップを製作するために必要なケーブルとカニューラについては、下の図および対応表をご参照ください。LEDとドライバについての詳細は、下記または製品ページをご参照ください。

LED Driver2nd LED DriverLED Driver TextFiber-Coupled LED2nd Fiber-Coupled LEDFiber-Coupled LEDsDual-Core Patch CableDual-Core Patch CableADAF2 InterconnectADAF2 InterconnectFiber Optic CannulaFiber Optic Cannula

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Part Selection Table (Click Links for Item Description Popup)
Common Fiber Properties
Core Diameter200 µm
Wavelength Range400 - 2200 nm
NA0.39
Fiber TypeFT200EMT
Ferrule StyleaFC (Ø2.5 mm)
Dual-Core Patch CableFC/PC InputBFY32FL1
SMA905 InputBFY32SL1
Compatible Mating Sleeve/InterconnectADAF1
ADAF2
ADAF4-5
Dual-Core Fiber Optic CannulaecStainless SteelCFM32L10
CFM32L20
  • FCタイプはØ2.5 mmフェルール付きです。
  • デュアル光源を1つの埋め込み用カニューラに使用する用途に適したパッチケーブルは、緑で色づけされています。お手持ちの光源と入力部が同じパッチケーブルをお選びください。
  • ご使用可能なカニューラはオレンジで色づけされています。同じ欄にあるカニューラは交換可能です。

 

LED Item #WavelengthaTypical OpsinOutput PowerbColor
M405F3c405 nmmmilCFP, hcriGFP3.7 mWUV
M430F1430 nmChR27.5 mWViolet
M455F3455 nmChIEF, bPAC24.5 mWRoyal Blue
M470F4470 nmChR2, ChR2-SFO20 mWBlue
M490F4490 nmRh-CT, ChR2 (E123A)2.8 mWBlue
M505F3505 nmChRGR, Opto-α1AR, Opto-β2AR11.7 mWCyan
M530F3530 nmC1V1, VChR19.6 mWGreen
M565F3565 nmArch, VChR1-SFO13.5 mWLime
M595F2595 nmChR2-SFO, eNpHR3.011.5 mWAmber
M625F2625 nmReChR17.5 mWRed
  • スペクトルと生データについてはリンクをクリックしてください。
  • コアØ400 µm、NA0.39のマルチモードファイバで測定した出力パワー(典型値)。
  • UV光は直接見ないようにしてください。目の損傷を防止するため、ご使用の際はUV光用保護メガネを必ずご着用ください。また、肌や体の一部がUV光に晒されないようにご注意ください。

照明

ファイバ出力型LEDとドライバ

当社のファイバ出力型LEDは、オプトジェネティクス用途にも適しています。幅広い波長のラインナップと機構部のオプトジェネティクスパッチケーブルへの簡便な接続が特長の製品となっております。当社のファイバ出力型LEDは、280 nm~1050 nmの公称波長範囲でご用意しています。右の表では、オプトジェネティクスの用途によく使用される波長のLEDを記載しています。下のリンクをクリックすると対応するLEDドライバがご覧いただけます。

インプラントガイド、GRINレンズ用


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Figure G1.2  インプラントガイドIGL1と、GRINレンズG1P11およびカニューラホルダXCF (いずれも付属していません)

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Figure G1.1  GRINレンズG1P11(付属していません)を取り付けたインプラントガイドIGL1の断面図
  • Ø1 mm GRINレンズの取付けが可能
  • Ø3.8 mmの取付け面、歯科用セメントのためのリング状溝付き
  • GRINレンズを接着剤で固定するためのウィープホール1個

こちらのインプラントガイドは、Ø1 mm GRINレンズ を埋め込むときのガイドとなり、作業の安定性を高めます。各インプラントガイドの底面には円形の溝が付いており、それによって歯科用セメントで接着される面積が広がり、試料への接着性が向上します。軽量の外科用チタン製(0.06 g)で、使用前に消毒が可能です。インプラントガイドは単品または5個入りでご用意しています。

GRINレンズを最良の状態に埋め込むためには、カニューラホルダおよび脳定位固定装置に、このインプラントガイドIGL1を組み合わせてご使用ください。GRINレンズをインプラントガイドに取り付けるには、まずレンズをインプラントガイドの貫通穴に挿入し、長さや用途に応じて軸方向の位置を決めます (Figure G1.1参照)。 次に、Ø0.8 mmのウィープホールを使用して少量のセメントまたは接着剤を注入し、レンズを固定します。最後にインプラントガイドをカニューラホルダXCF (Ø2.5 mmフェルール)に固定します。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
IGL1 Support Documentation
IGL1NEW!Customer Inspired! インプラントガイド、Ø1 mm GRINレンズ用
¥4,218
7-10 Days
IGL1-P5 Support Documentation
IGL1-P5NEW!Customer Inspired! インプラントガイド、Ø1 mm GRINレンズ用、5個入り
¥17,928
7-10 Days

インプラントガイド、カニューラ用


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Figure G2.2  インプラントガイドOGFと、ファイバーカニューラCFM22L05およびカニューラホルダXCF (いずれも付属していません

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Figure G2.1  カニューラCFML22L05 (付属していません)を取り付けたインプラントガイドOGLの断面図
  • 長さ5 mm以上のØ1.25 mmまたはØ2.5 mm光ファイバーカニューラに対応
  • 取付け面には歯科用セメントのためのリング状溝付き
    • Ø3.8 mm (型番OGL)
    • Ø5.1 mm (型番OGF)
  • カニューラを固定するための接着剤用ウィープホール

こちらのカニューラ用インプラントガイドは、光ファイバーカニューラを埋め込むときのガイドとなり、作業の安定性を高めます。各インプラントガイドの底面は円形の溝が付いた粗面になっているため、歯科用セメントで接着される面積が広がり、試料への接着性が向上します。インプラントガイドの長さ1.6 mmの突起は、埋め込み時にガイドを安定させるうえで有用です。軽量の外科用チタン製(≤0.11 g)で、使用前に消毒が可能です。カニューラガイドは単品または5個入りでご用意しています。

カニューラを最良な状態に埋め込むためには、カニューラホルダおよび脳定位固定装置に、これらのインプラントガイドを組み合わせてご使用ください。カニューラをインプラントガイドに取り付ける際は、まずインプラントガイドのレセプタクルにカニューラを挿入します (Figure G2.1参照)。次に、2つのØ0.8 mmのウィープホールを使用して少量のセメントまたは接着剤を注入し、カニューラを固定します。最後に、フェルールの取り付けられたインプラントガイドを、適切なサイズのカニューラホルダに取り付けます。OGLはカニューラホルダ XCL(Ø1.25 mmフェルール)に、 OGFはカニューラホルダ XCF(Ø2.5 mmフェルール)にそれぞれ取り付けられます。

インプラントガイドOGLおよびOGFは、それぞれ当社の標準的なØ1.25 mmおよびØ2.5 mmカニューラ(セラミック製およびステンレス製)に対応しています。組立てると、突き出ているファイバの有効長は1 mm(OGL)または2 mm(OGF)短くなります。そのため、これらのインプラントガイドは長さ2 mmのカニューラにはご使用いただけません。また、デュアルコアカニューラの場合はファイバ間に距離があるため、これらのインプラントガイドはご使用いただけません。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
OGL Support Documentation
OGLインプラントガイド、Ø1.25 mmカニューラ用
¥4,105
7-10 Days
OGL-5 Support Documentation
OGL-5インプラントガイド、Ø1.25 mmカニューラ用、5個入り
¥17,444
Today
OGF Support Documentation
OGFインプラントガイド、Ø2.5 mmカニューラ用
¥4,105
7-10 Days
OGF-5 Support Documentation
OGF-5インプラントガイド、Ø2.5 mmカニューラ用、5個入り
¥17,444
Today