オプトジェネティクス用製品とカスタム仕様製品
- Custom Optogenetics Equipment
- Next-Day Availability
CFM12L10
CFMLC12L05
Fiber Optic
Implantable Cannula
M470F1
LED Light Source
FJPFF2
Rotary Joint Patch Cable
ADAF2
Quick-Release
Interconnect
XCF
Cannula Holder for Ø2.5 mm Ferrules
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当社のオプトジェネティクス用製品
- 当社のオプトジェネティクス製品は光遺伝学(オプトジェネティクス)の先導的研究を行っている研究室で広く使用されています。
- カスタム仕様のオプトジェネティクス製品もご提供可能
- 光ファイバーカニューラ、ファイバーパッチケーブル、光源を含むフルセットもご提供可能
- 標準品
- 光ファイバーカニューラ
- 脳定位固定装置用カニューラホルダとアダプターアーム
- カニューラ用インプラントガイド
- 光ファイバーパッチケーブル
- ロータリージョイント付きパッチケーブル
- 軽量パッチケーブル
- ロータリージョイント
- インターコネクタ、スリーブ
- 光ファイバーカプラ/スプリッタ、広帯域マルチモード光サーキュレータ(WMC)
- ロータリージョイントスプリッタ
- LEDおよびレーザ光源
- オプトジェネティクスキット
当社では、インプラント用光ファイバーカニューラ、光ファイバーパッチケーブルやロータリージョイント、LED光源やレーザ光源など、in vivoでの光刺激実験に必要なオプトジェネティクス製品をフルラインナップでご提供しています。また、ファイバ出力型光源やカスタム仕様のカニューラなど、カスタム仕様のオプトジェネティクス用パッケージを提供するための設備も整っています。オプトジェネティクス製品を選択する際には、お客様のご用途に合ったご提案も可能ですので、当社までお気軽にご相談ください。
オプトジェネティクスシステムの概略図
画像や名称をクリックすると各製品の詳細情報をご覧いただけます。オプトジェネティクス製品のラインナップ拡大などに関する情報は、当社までお問い合わせください。
光ファイバーカニューラ
- 小型インプラント用光ファイバーカニューラ
- Ø1.25 mmおよびØ2.5 mmのセラミック製およびステンレス製のフェルール
- Ø200 μm、Ø300 μm、Ø400 μmのマルチモード光ファイバ
- 精密クリーブまたはシザーカットのファイバ端
- カスタム仕様のカニューラもご提供可能(「カスタムカニューラ」タブ参照)
当社では、標準品とカスタム仕様の光ファイバーカニューラをご提供しており、それらは定位固定ガイダンスを用いて被験動物の頭蓋骨に外科的に埋め込むことができます。カスタムカニューラとしてはステンレス製またはセラミック製のフェルールをご用意しており、ファイバは様々な種類、長さ、終端処理方法からご選択いただけます。詳細については「カスタムカニューラ」タブをご覧ください。
Fiber Optic Cannula Selection Guide | |||||
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Ferrule Size | Single Core | Dual Core | Empty Ferrule | ||
Ø1.25 mm | Stainless Steel | Ceramic | Uncleaved Fiber End | - | Ceramic |
Ø2.5 mm | Stainless Steel | Ceramic | Stainless Steel |
2通りの使用方法
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カニューラホルダは、その端にある左回りの#8-32タップ穴を用いて、アダプターアームに直接取り付けられます。
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XC-CLAMPを用いると、カニューラホルダとアダプターアームXC7の間の大まかな高さ調整をすることも可能です。
脳定位固定装置用カニューラホルダとアダプターアーム
- カニューラホルダで埋め込み作業中のØ1.25 mmまたはØ2.5 mm光ファイバーカニューラを固定
- 他の方法よりも小さな力しか必要としないため、試料への負荷を低減
- Ø5 mmおよびØ7.9 mmのアダプターアームはほとんどの脳定位固定装置に対応
- アダプタークランプを用いてカニューラホルダの大まかな高さ調整が可能
- 消毒が容易なステンレススチール製
当社のカニューラホルダとアダプタは、脳定位固定装置を使用してファイバーカニューラを埋め込む際に、それをしっかり保持できるように設計されています。ステンレススチール製のため、消毒が簡単で再利用も可能です。カニューラホルダには使い易いチャックが付いており、これによりカニューラの埋め込みや取り外しの際の試料への負荷が低減されます。ほとんどの標準的な脳定位固定装置に対応するために、カニューラには#8-32ネジ穴が付いており、これに当社のØ5 mmおよびØ7.9 mmのアダプターアームを取り付けることができます。さらに、カニューラホルダとアダプターアームは下記のアダプタークランプと組み合わせて使用することができます。その場合には、2つの1/4"-20つまみネジを用いて、カニューラホルダとØ7.9 mmアダプターアーム間の高さを大まかに調整することができます。
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インプラントガイドの組立て
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余分な接着剤を出すためのウィープホール
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カニューラ用インプラントガイドOGFの取付け面
カニューラ用インプラントガイド
- 埋め込み時の接着性と安定性の向上
- 長さ5 mm以上のØ1.25 mmおよびØ2.5 mmの光ファイバーカニューラに対応
- Ø3.8 mm(OGL)またはØ5.1 mm(OGF)の取付け面の溝付きリングは歯科用セメントに対応
- 外科用の軽量チタン製(≤0.11 g)
- カニューラを固定するための接着剤用ウィープホール
- 脳定位固定装置用カニューラホルダに対応
これらのカニューラ用インプラントガイドは、埋め込み作業中の光ファイバーカニューラをガイドして安定させるように設計されています。各インプラントガイドの底面は円形の溝が付いた粗面になっているため(右図参照)、歯科用セメントで接着される表面積が広がり、試料との接着性が向上します。インプラントガイド上にある長さ1.6 mmの突起は、埋め込み作業中のガイドを安定に保持するのに有用です。外科用の軽量チタン(≤0.11 g)製であるため、使用前に消毒が可能です。
カニューラを最適な状態に埋め込むためには、カニューラホルダおよび脳定位固定装置に加えてOGLおよびOGFをご使用ください。カニューラをインプラントガイド内に取り付ける際は、まず、インプラントガイドのレセプタクルにカニューラを挿入します。次に、2つのØ0.8 mmのウィープホール(上の写真参照)を利用して少量のセメントまたはエポキシ接着剤をカニューラにつけます。最後に、カニューラのフェルールをカニューラホルダXCL(Ø1.25 mmフェルール用)またはXCF(Ø2.5 mmフェルール用)に取り付けます(上の写真参照)。
インプラントガイドOGLおよびOGFは、それぞれ当社の標準的なØ1.25 mmまたはØ2.5 mmカニューラ(セラミック製およびステンレス製)に対応します。組立てが済んだ時には、突き出ているファイバの有効長は1 mm(型番:OGL)または2 mm(型番:OGF)短くなります。そのため、これらのインプラントガイドは長さ2 mmのカニューラにはご使用いただけません。また、デュアルコアカニューラの場合はファイバ間に距離があるため、これらのインプラントガイドはご使用いただけません。
Optogenetics Patch Cables Selection Guide | ||||
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Ferrule Size | Single Core | Dual Core | ||
Ø1.25 mm | FC/PC | SMA | - | |
Ø2.5 mm | FC/PC | SMA | FC/PC and SMA |
光ファイバーパッチケーブル
- ロータリージョイントにより、被験動物の動きによるファイバの損傷を防止
- コア径Ø200 µmまたは Ø400 µmのファイバーパッチケーブルを使用
- Ø2.5 mmフェルールの付いたコア径Ø200 µmのパッチケーブルには、試料側にステンレス製チューブ付きの製品もご用意
- オプトジェネティクス実験においてカニューラと光源を1本のケーブルで接続可能
- 非常に滑らかな回転
- SM05ネジ付き筐体でしっかりと固定
当社のこの光ファイバーパッチケーブルはロータリージョイントによって接続されています。それによってケーブルが自由に回転するため、オプトジェネティクス実験においてファイバが損傷する可能性を低減できます。これは光源と埋め込まれた光ファイバーカニューラを接続する優れた方法であり、またこの製品は当社の全ての光源やオプトジェネティ クス製品と組み合わせて使用することができます。
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ロータリージョイントパッチケーブルRJPFF2
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ロータリージョイント
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Ø1.25 mmフェルール付きオプトジェネティクス用パッチケーブル
- オプトジェネティクスに適した多様な種類のマルチモードファイバーパッチケーブル
- ケーブルはØ1.25 mmおよびØ2.5 mmのフェルール付きカニューラに対応
- 被験動物の動きに対応できる軽量かつ柔軟なケーブル
当社のオプトジェネティクス用パッチケーブルは、光源とインプラント用光ファイバーカニューラの接続にご使用いただけます。組織の損傷を低減できる小径ファイバや、Ø1.25 mmカニューラ用の軽量ケーブルもご用意しています。
カスタム仕様のファイバーパッチケーブル
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カスタム仕様の7入力1出力のファンアウトケーブル
- 自社でファイバを製造しているため、多種類のカスタムケーブルをご提供可能
- カスタム仕様のオプトジェネティクス用ケーブルの例
- 複数の光源からの光を同一プローブに導入するための7入力1出力のファンアウトケーブル
- 被験動物の動きからファイバを保護するためのステンレス製チューブ付きケーブル
- カスタムケーブルが必要な場合は、左下のCustom Fiber Patch Cablesのボックスをクリックしてフォームを入力するか、当社までご連絡ください。
被験動物の動きからファイバを保護するためのステンレス製チューブ付きケーブルや、埋め込まれた1本のファイバに複数の光源からの光を入射するファンアウトケーブルなど、様々なカスタム仕様のケーブルをご提供できます。詳細は、左下Custom Fiber Patch Cablesのボックスをクリックしてご覧ください。
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ロータリージョイントRJ1にはコネクタが付いており、様々なFC/PCパッチケーブルを取り付けられます。
1x1ロータリージョイント、FC/PCマルチモードパッチケーブル用
- ロータリージョイントにより、被験動物の動きによるファイバの損傷を防止
- 波長範囲400~700 nmで一貫した性能を維持
- 回転時でも小さな透過率変動
- コア径≥Ø200 µm、NA 0.22~0.50のパッチケーブルを推奨
- ファイバ出力型マルチモードレーザまたはファイバ出力型LED用に設計され、試験済み
FC/PCマルチモードパッチケーブル用の1x1ロータリージョイントRJ1は、回転に伴う変動の少ない1入力1出力のロータリージョイントです。オプトジェネティクス用に設計されており、被験動物が動いてもパッチケーブルが回転接続部で自由に回転するため、ファイバの損傷や強度変動のリスクを低減できます。入力用および出力用のパッチケーブルとロータリージョイントはコネクタで接続するため、実験に適したコアサイズ、NA、被覆の種類などをお選びいただけます。また、ファイバが破損した場合、交換が簡単に行えます。最良の性能を得るには、コア径≥Ø200 µm、NA 0.22~0.50のマルチモードファイバのご使用をお勧めいたします。当社では、他のパッチケーブルや光源を用いてアライメントや最適化を行ったロータリージョイントを、カスタム品としてご提供することも可能です。詳しくは当社までお問い合わせください。
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スリーブADAL1はØ1.25 mmフェルールのカニューラとパッチケーブルの接続にお使いいただけます。
インターコネクタとスリーブ
- Ø1.25 mmまたはØ2.5 mmフェルール用セラミック製スリーブ(単品または5個入りでご用意)
- Ø1.25 mmまたはØ2.5 mmフェルール付きパッチケーブルをカニューラに結合する簡単脱着インターコネクタ
- ステンレススチール製およびセラミック(ジルコニア)製フェルールに対応
当社ではオプトジェネティクス用パッチケーブルの各製品と光ファイバーカニューラを接続するインターコネクタとスリーブをご用意しております。これらのフェルール接続用コンポーネントを用いると低損失での光結合を実現でき、またこれらはステンレススチール製とセラミック(ジルコニア)製のどちらのフェルールにも対応します。インターコネクタは埋め込み済みカニューラとの脱着が容易になるように設計されており、取り外すときの力はスリーブを使用した場合の20%未満で済みます。 一方、パッチケーブルとカニューラの接続部分が軽量(約0.18 g)で目立たないことが求められる場合には、スリーブが好まれます。
溶融型光ファイバーカプラ/スプリッタと、広帯域マルチモード光サーキュレータ/コンバイナ
当社のマルチモードファイバーカプラは、両側から同時に光刺激をするようなオプトジェネティクス実験に適しています。その場合は、1つの光源からの光を、検体に互いに近接して埋め込まれた2本の光ファイバに分割して照射します。標準品としては1x2および2x2カプラをご用意しております。当社のカプラの入射側にはSMA905またはFC/PCコネクタが付いており、ファイバ出力型のLEDやレーザ光源を取付けられます。出射側としては、光ファイバーカニューラに直接接続できるØ2.5 mmフェルールの付いた製品や、上述のロータリージョイントケーブルなどの他のパッチケーブルに接続できる標準的なSMA905やFC/PCコネクタの付いた製品をご用意しています。
当社では広帯域マルチモード光サーキュレータ(WMC)もご用意しております。これは波長の異なる光源からの光を合波して1つの出力にしますが、そのスループットは2x2カプラよりも大きくなります(右下の図をご覧ください)。光サーキュレータとしてご使用いただくと、光はPort 1からPort 2には高効率で伝搬し、Port 2とPort 3の間では双方向にマルチモードで伝搬します。SMA905またはFC/PCコネクタの付いた溶融型WMCをご用意していますので、ファイバ出力型のLED光源やレーザ光源をご使用いただけます。
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2x2マルチモードファイバーカプラ
複数のWMCを直列に接続し、複数の光源からの光をPort 1(青)に入射すると、それらを合波することができます。Port 2(白)への戻り光はPort 3(赤)から出射します。
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1x2ロータリージョイントRJ2の入射ポートと出射ポートを示しています。
ロータリージョイントスプリッタ
- ロータリージョイントにより、被験動物の動きによるファイバの損傷を防止
- 波長範囲:400~700 nm
- 入力光の強度を50:50に分岐
- 回転時でも小さな透過率変動
- コア径≥Ø200 µm、NA 0.22~0.50のパッチケーブルを推奨
- ファイバ出力型マルチモードレーザまたはファイバ出力型LED用に設計され、試験済み
当社の1x2 ロータリージョイントスプリッタRJ2は、オプトジェネティクスの用途向けに設計されており、1つの入力光を均等な2つの出力光に分岐します。ロータリージョイントの接続部では接続されたパッチケーブルが自由に回転できるため、被験動物の動きによるファイバの損傷リスクを低減します。ロータリージョイントには、当社のオプトジェネティクス用パッチケーブル、マルチモードおよびハイブリッドパッチケーブルなど、FC/PCコネクタの付いたパッチケーブルの接続が可能です。最良の性能を得るには、コア径≥Ø200 µm、NA 0.22~0.50のTECSクラッドファイバを用いたマルチモードパッチケーブルのご使用をお勧めいたします。当社では、ほかのパッチケーブルや光源を用いてアライメントと最適化を行い、カスタム仕様のロータリージョイントスプリッタとしてご提供することも可能です。詳しくは当社までお問い合わせください。
光源
当社ではin vivoでの刺激実験にご利用いただける様々なファイバ出力型光源をご用意しております。当社のファイバ出力型LEDは耐久性が高く、様々な波長から選択可能です。ファイバ出力型レーザ、ピグテール付き半導体レーザ、ベンチトップ型半導体レーザなどを用いると、カニューラ端から高出力光を得ることができます。また、マルチチャンネル光源や光源Chrolis™を用いると、コンパクトなユニットから様々な波長の光を得ることができます。
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マルチモードファイバ
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SMAコネクタ用部品
ケーブルおよびカニューラ組み立て用製品
- ファイバ素線、フェルール、チューブ、コネクタおよび工具類
- カスタムカニューラおよび光ファイバーパッチケーブルの組み立て
- 必要な工具が全て入ったコネクタ取付けキット
- コネクタ取付けマニュアルはダウンロード可能
当社では、光ファイバ、フェルール、コネクタ、チューブおよびコネクタ取付け工具等、カスタム仕様の光ファイバーカニューラやパッチケーブルを組立てるのに必要な部材を在庫しております。当社のコネクタ取付けマニュアルFN96A(無料でダウンロード可能)には、光ファイバへのコネクタの取付け方が解りやすく記載されております。
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コア径Ø400 µmファイバ、Ø2.5 mmフェルール、ロータリージョイント付きパッチケーブルなどを揃えたキット例
オプトジェネティクスキット、カスタマイズ可能
- ファイバ関連の完全セットアップ
- 用途に合わせてキット内容の変更(入れ替えと排除)が可能
- LED、パッチケーブル、カニューラ、アクセサリ
- フェルールの種類
- Ø1.25 mmフェルール(コア径Ø200 μmまたはØ400 μm)
- Ø2.5 mmフェルール(コア径Ø200 μmまたはØ400 μm)
- パッチケーブルの種類
- 標準の軽量パッチケーブル(1 m)
- ロータリージョイント付きパッチケーブル(3 m)
- 様々な長さのクリーブ済みカニューラ
- クリーブ処理されていないカニューラとクリーブ用器具が含まれたキットも有り
- 脳定位固定インプラント用のカニューラホルダ
- クリーニング用品
こちらは、オプトジェネティクス用の関連製品をすぐにお使いいただけるようにご用意したセット製品です。オプトジェネティクスキットは、オプトジェネティクスの実験を立ち上げて継続するのに必要不可欠な製品から構成されています。キットの内容はご用途に合わせて変更も可能です。各キットにはドライバ付きの470 nmファイバ出力型LED、軽量パッチケーブル、インターコネクタ、スリーブ、カニューラ、ファイバ用工具、クリーニング用品などが含まれています。当社では、Ø200 µmまたはØ400 µmのファイバ製品、およびØ1.25 mmまたはØ2.5 mmのフェルールを含むキットをご用意しています。
カスタムのご要望や、価格、納期などの詳細は当社 までお問い合わせください。
カスタムファイバーカニューラ
光ファイバーカニューラのカスタマイズは、下記にてご指定いただけます。お見積りをご希望の場合は、下記のフォームにて必要事項のご選択、ご記入をいただき、送信ください。
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Quick Links | |||
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Single-Site Stimulation | |||
One Light Source to One Cannula Implant | |||
Multilateral Stimulation | |||
One Light Source to Two Cannula Implants Using Rotary Joint Splitter | |||
One or Two Light Sources to Two Cannula Implants | |||
One Light Source to Seven Cannula Implants | |||
Two Light Sources into One Dual-Core Cannula Implant | |||
Illumination | |||
Fiber-Coupled LEDs and Drivers |
オプトジェネティクスセレクションガイド
当社では、多岐にわたるオプトジェネティクス部品をご用意しております。以下では、標準的な構成における製品の互換性について説明しています。こちらのガイドに記載されていないオプトジェネティクス用カスタム製品などについては、当社までお問い合わせください。
単領域刺激
1つの光源を1つの埋め込み用カニューラに使用する場合
試料へin vivoの光刺激を行う最もシンプルな方法は、1つのLED光源に1本のファイバを接続する方法です。1つのLEDドライバで単一波長のLED光源を制御し、パッチケーブルによるファイバ接続を通じて光源からの光を生体組織に埋め込み済みのカニューラから出力します。このセットアップを製作するために必要なパッチケーブルとカニューラについては、下の図および対応表をご参照ください。適切なLEDとドライバをお選びいただくには、下記または製品ページをご覧ください。
各部品をクリックすると詳細がご覧いただけます。
Ø1.25 mm (LC)フェルール用パッチケーブル、カニューラ、インターコネクタはこちらをクリックしてください。
Ø2.5 mm (FC)フェルール用パッチケーブル、カニューラ、インターコネクタはこちらをクリックしてください。
両側同時刺激
試料内の複数の場所に正確かつ同時に光を導く機能は、多様なオプトジェネティクス実験に求められています。例えば、同時刺激の技術は一般に空間的に離れた2つの領域にあるニューロンに要求された行動を引き起こさせるために使用されます。ニューロンの同時阻害や同時刺激を含むより複雑な実験では、2つの異なる単一波長の光を近接した場所に照射することで複数のカニューラを挿入する必要がなくなり、試料に与えるストレスを減らすことができます。
両側刺激は実験内容に応じてそれぞれ異なる構成で行われます。以下では当社のオプトジェネティクス製品を使用した種々の構成例をご覧いただけます。
オプション1:ロータリージョイントスプリッタを用いて、1つの光源を2つの埋め込み用カニューラに使用する場合
当社の1x2 ロータリージョイントスプリッタRJ2はオプトジェネティクス用に設計されており、1つの入力光を2つの出力光に均等に分岐します。ロータリージョイントのインターフェース部分は、接続されたパッチケーブルが自由に回転できる構造になっているため、被験動物の動きによるファイバ損傷のリスクが低減します。このセットアップを構築するために必要なケーブルとカニューラについては、下の図および対応表をご参照ください。LEDとドライバについての詳細は、下記または 製品ページをご参照ください。
ロータリージョイントスプリッタRJ2と組み合わせて使用するうえで推奨されるØ1.25 mm (LC)フェルール用部品についてはこちらをクリックしてください。
ロータリージョイントスプリッタRJ2と組み合わせて使用するうえで推奨されるØ2.5 mm (FC)フェルール用部品についてはこちらをクリックしてください。
オプション2:1つまたは2つの光源を2つの埋め込み用カニューラに使用する場合
試料を2つの出力で刺激する実験(2つのカニューラの埋め込み)には、2種類の方法があります。1つの光源を2つのカニューラに接続して光を同時制御する場合、2分岐ファイバーバンドルを用いてLEDからの光をそれぞれのカニューラに分岐させることができます。デュアル波長による光刺激(2種類の波長をそれぞれのカニューラから出力)を行う場合、またはカニューラ間の分岐比を制御したい場合は、マルチモードカプラを用いて1つまたは2つのLED光源をカニューラに接続します。1つのケーブル端しか使用しなかった場合、未使用のカプラのケーブル端にライトトラップを取り付けることができます。このセットアップを構築するために必要なケーブルとカニューラについては、下の図および対応表をご参照ください。 LEDとドライバについての詳細は、下記または製品ページをご参照ください。
各部品をクリックすると詳細がご覧いただけます。
オプション3: 1つの光源を7つの埋め込み用カニューラに使用する場合
1つの光源を7つのカニューラに接続して光を同時制御したい場合は、7分岐ファイバーバンドルを用いることでLEDからの光をそれぞれのカニューラに分岐することができます。このセットアップを構築するために必要なケーブルとカニューラについては、下の図および対応表をご参照ください。LEDとドライバについての詳細は、下記または製品ページをご参照ください。
各部品をクリックすると詳細がご覧いただけます。
2つの光源を1つの埋め込み用デュアルコアカニューラに使用する場合
試料を両側から同時に刺激する用途では、2つのカニューラを近接(約1 mm)して設置する必要があります。当社では、このような特殊な用途に適したデュアルコアパッチケーブルならびにカニューラをご用意しております。各コアは別々の光源によって駆動するため、試料の同じ領域内の神経細胞を同時に刺激、抑制することができます。このセットアップを製作するために必要なケーブルとカニューラについては、下の図および対応表をご参照ください。LEDとドライバについての詳細は、下記または製品ページをご参照ください。
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Part Selection Table (Click Links for Item Description Popup) | |||||||||
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Common Fiber Properties | |||||||||
Core Diameter | 200 µm | ||||||||
Wavelength Range | 400 - 2200 nm | ||||||||
NA | 0.39 | ||||||||
Fiber Type | FT200EMT | ||||||||
Ferrule Stylea | FC (Ø2.5 mm) | ||||||||
Dual-Core Patch Cable | FC/PC Input | BFY32FL1 | |||||||
SMA905 Input | BFY32SL1 | ||||||||
Compatible Mating Sleeve/Interconnect | ADAF1 ADAF2 ADAF4-5 | ||||||||
Dual-Core Fiber Optic Cannulaec | Stainless Steel | CFM32L10 CFM32L20 |
LED Item # | Wavelengtha | Typical Opsin | Output Powerb | Color |
---|---|---|---|---|
M385F1c | 385 nm | EBFP, moxBFP | 10.7 mW | UV |
M405F1c | 405 nm | mmilCFP, hcriGFP | 3.7 mW | UV |
M430F1 | 430 nm | ChR2 | 7.5 mW | Violet |
M455F3 | 455 nm | ChIEF, bPAC | 24.5 mW | Royal Blue |
M505F3 | 505 nm | ChRGR, Opto-α1AR, Opto-β2AR | 11.7 mW | Cyan |
M530F2 | 530 nm | C1V1, VChR1 | 9.6 mW | Green |
M565F3 | 565 nm | Arch, VChR1-SFO | 13.5 mW | Lime |
M595F2 | 595 nm | ChR2-SFO, eNpHR3.0 | 11.5 mW | Amber |
M625F2 | 625 nm | ReChR | 17.5 mW | Red |
照明
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M405F1
ファイバ出力型LEDとドライバ
当社のファイバ出力型LEDは、オプトジェネティクス用途にも適しています。幅広い波長のラインナップと機構部のオプトジェネティクスパッチケーブルへの簡便な接続が特長の製品となっております。当社のファイバ出力型LEDは、280 nm~1050 nmの公称波長範囲でご用意しています。右の表では、オプトジェネティクスの用途によく使用される波長のLEDを記載しています。下のリンクをクリックすると対応するLEDドライバがご覧いただけます。