偏波保持(PM)パッチケーブル、FC/PC
- Polarization-Maintaining Fiber with FC/PC Connectors on Both Ends
- Available in Wavelength Ranges from 400 to 2200 nm
- Custom Connector and Length Options Available
P1-1310PM-FC-5
Connector Key Aligned to Slow Axis1310 nm PM Patch Cable, FC/PC, 5 m LongPlease Wait
PM Fiber Patch Cable Selection Guide |
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FC/PC to FC/PC |
FC/APC to FC/APC |
FC/PC to FC/APC Hybrid |
High-ER Cables FC/PC, FC/APC, and Hybrid |
AR-Coated FC/PC and Hybrid |
Dispersion-Compensating FC/APC |
HR-Coated FC/PC and FC/APC |
特長
- ナローキー(2 mm)はスロー軸と合致
- 反射減衰量:50 dB(典型値)、40 dB(最小値)
- セラミック製フェルール (UPC)
- Ø3 mmで保護チューブ付き
- カスタムパッチケーブルもご提供可能
このファイバーパッチケーブルの両端には、高品質のナローキーセラミック製FC/PCコネクタが付いています。ケーブルは高品質研磨が行われているので、反射減衰量は典型値で50 dBを実現しています。ケーブルは当社工場で製造されており、その消光比とファイバ-ファイバ接合部での挿入損失が確実に仕様値となるよう、1本1本が検査されています*。個々のパッチケーブルの測定値については当社までお問い合わせください。
各パッチケーブルには、コネクターフェルールを埃や他の危険から守る2個の保護キャップが付属しています。FC/PCコネクタ用の追加のプラスチック製キャップCAPFと金属製ネジ付きキャップCAPFMも別途販売しています。ファイバとコネクタを接続するアダプタもご用意しております。これらのアダプタを用いて接続すると、後方反射が抑制され、2つのファイバーコアが適切にアライメントされます。
*検査データシートのポート「A」は、白色のラベルが付いたパッチケーブル端を指しています。
Item # Prefix | P1-405BPM-FC | P1-488PM-FC | P1-630PM-FC | P1-780PM-FC | P1-980PM-FC |
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Alignment Wavelength | 405 nm | 488 nm | 630 nm | 780 nm | 980 nm |
Fiber Specs | |||||
Fiber Type | PM-S405-XP (PANDA) | PM460-HP (PANDA) | PM630-HP (PANDA) | PM780-HP (PANDA) | PM980-XP (PANDA) |
Operating Wavelength | 400 - 680 nm | 460 - 700 nm | 620 - 850 nm | 770 - 1100 nm | 970 - 1550 nm |
Mode Field Diametera | 3.3 ± 0.5 µm @ 405 nm | 3.3 ± 0.5 µm @ 515 nm | 4.5 ± 0.5 µm @ 630 nm | 5.3 ± 1.0 µm @ 850 nm | 6.6 ± 0.5 µm @ 980 nm |
Numerical Apertureb | 0.12 | 0.12 | 0.12 | 0.12 | 0.12 |
Patch Cable Specs | |||||
Insertion Lossc,d | 1.50 dB (Max) 1.20 dB (Typ.) | 1.50 dB (Max) 1.20 dB (Typ.) | 1.20 dB (Max) 1.00 dB (Typ.) | 1.00 dB (Max) 0.70 dB (Typ.) | 0.70 dB (Max) 0.50 dB (Typ.) |
Extinction Ratioc,d | 15 dB (Min) 17 dB (Typ.) | 18 dB (Min) 20 dB (Typ.) | 20 dB (Min) 22 dB (Typ.) | 20 dB (Min) 22 dB (Typ.) | 22 dB (Min) 24 dB (Typ.) |
Optical Return Lossc | 50 dB Typical | ||||
Connector Type | FC/PC | ||||
Key Width | 2.00 ± 0.02 mm (Narrow Key) | ||||
Slow Axis Alignment | Aligned to Connector Keye | ||||
Cable Length | 1.0 m for Item Numbers Ending in -1 2.0 m for Item Numbers Ending in -2 5.0 m for Item Numbers Ending in -5 10.0 m for Item Numbers Ending in -10 | ||||
Cable Length Tolerance | +0.075/-0 m | ||||
Jacket Type | Ø3 mm Blue PVC Furcation Tubing | ||||
Operating Temperature | 0 to 70 °C | ||||
Storage Temperature | -45 to 85 °C |
Item # Prefix | P1-1064PM-FC | P1-1310PM-FC | P1-1550PM-FC | P1-2000PM-FC |
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Alignment Wavelength | 1064 nm | 1310 nm | 1550 nm | 2000 nm |
Fiber Specs | ||||
Fiber Type | PM980-XP (PANDA) | PM1300-XP (PANDA) | PM1550-XP (PANDA) | PM2000 (PANDA) |
Operating Wavelength | 970 - 1550 nm | 1270 - 1625 nm | 1440 - 1625 nm | 1850 - 2200 nm |
Mode Field Diametera | 6.6 ± 0.5 μm @ 980 nm | 9.3 ± 0.5 µm @ 1300 nm | 10.1 ± 0.4 µm @ 1550 nm | 8.0 µm @ 1950 nm |
Numerical Apertureb | 0.12 | 0.12 | 0.125 | 0.20 |
Patch Cable Specs | ||||
Insertion Lossc,d | 0.70 dB (Max) 0.50 dB (Typ.) | 0.50 dB (Max) 0.30 dB (Typ.) | 0.50 dB (Max) 0.30 dB (Typ.) | 0.50 dB (Max) 0.30 dB (Typ.) |
Extinction Ratioc,d | 22 dB (Min) 24 dB (Typ.) | 23 dB (Min) 25 dB (Typ.) | 23 dB (Min) 25 dB (Typ.) | 23 dB (Min) 25 dB (Typ.) |
Optical Return Lossc | 50 dB Typical | |||
Connector Type | FC/PC | |||
Key Width | 2.00 mm ± 0.02 (Narrow Key) | |||
Slow Axis Alignment | Aligned to Connector Keye | |||
Cable Length | 1.0 m for Item Numbers Ending in -1 2.0 m for Item Numbers Ending in -2 5.0 m for Item Numbers Ending in -5 | |||
Cable Length Tolerance | +0.075/-0 m | |||
Jacket Type | Ø3 mm Blue PVC Furcation Tubing | |||
Operating Temperature | 0 to 70 °C | |||
Storage Temperature | -45 to 85 °C |
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ナローキー用アダプタとコネクタの接続
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ワイドキー用アダプタとコネクタの接続
FC/PCおよびFC/APCパッチケーブルのキーアライメント
FC/PCおよびFC/APCパッチケーブルには、接続部品のスロット部に接続できるアライメント用の2.0 mmのナローキーまたは2.2 mmのワイドキーが付いています。 これらのキーとスロットは接続したファイバーパッチケーブルのコアに正しくアライメントし、接続時の挿入損失を最小限に抑えるために重要です。
例えば、当社ではFC/PCならびにFC/APCパッチケーブル用のアダプタは、適切に使用されたとき接続損失が最小となるよう精密な仕様で設計・製造されています。パッチケーブルのアライメントキーがアダプタのナローキーまたはワイドキースロットに挿入されたとき、最適なアライメント状態となります。
ワイドキー用スロット付きアダプタ
2.2 mmのワイドキー用スロット付きアダプタは、ワイドキーコネクタとナローキーコネクタのどちらにも対応しています。ただし、ナローキーコネクタをワイドキー用スロットに使用すると、コネクタはアダプタ内で僅かに回転します(下の動画参照)。FC/PCコネクタ付きのパッチケーブルでは、この構成が可能ですが、FC/APCの用途において最適なアライメントを得るためにはナローキー用スロット付きアダプタのご使用をお勧めいたします。
ナローキー用スロット付きアダプタ
2.0 mmのナローキー用スロット付きアダプタは、角度付きナローキーFC/APCコネクタと接続した時に適切なアライメントができます(下の動画参照)。したがって、2.2 mmワイドキー付きのコネクタには対応していません。なお、当社の全てのFC/PCおよびFC/APCパッチケーブルはナローキーコネクタをご使用いただけます。
ナローキー用スロット付きアダプタに挿入されたナローキーコネクタは回転しません。したがって、ナローキー付きのFC/PCまたはFC/APCコネクタとのご使用が適しています。
ナローキーコネクタをワイドキー用スロット付きアダプタに挿入すると、隙間ができてコネクタが回転してしまいます。ナローキーFC/PCコネクタはお使いいただけますが、ナローキーFC/APCコネクタをお使いになると著しい結合損失につながります。
Quick Links |
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Damage at the Air / Glass Interface |
Intrinsic Damage Threshold |
Preparation and Handling of Optical Fibers |
レーザによる石英ファイバの損傷
このチュートリアルではコネクタ無し(素線)ファイバ、コネクタ付きファイバ、およびレーザ光源に接続するその他のファイバ部品に関連する損傷メカニズムを詳しく説明しています。そのメカニズムには、空気/ガラス界面(自由空間結合時、またはコネクタ使用時)ならびにファイバ内における損傷が含まれます。ファイバ素線、パッチケーブル、または溶融型カプラなどのファイバ部品の場合、損傷につながる複数の可能性(例:コネクタ、ファイバ端面、機器そのもの)があります。ファイバが対処できる最大パワーは、常にそれらの損傷メカニズムの中の最小の限界値以下に制限されます。
損傷閾値はスケーリング則や一般的なルールを用いて推定することはできますが、ファイバの損傷閾値の絶対値は利用方法やユーザ定義に大きく依存します。このガイドは、損傷リスクを最小に抑える安全なパワーレベルを推定するためにご利用いただくことができます。適切な準備と取扱い方法に関するガイドラインにすべて従えば、ファイバ部品は規定された最大パワーレベルで使うことができます。最大パワーの値が規定されていない場合は、部品を安全に使用するために下表の「実用的な安全レベル」の範囲に留めてご使用ください。 パワー処理能力を低下させ、ファイバ部品に損傷を与える可能性がある要因は、ファイバ結合時のミスアライメント、ファイバ端面の汚れ、あるいはファイバそのものの欠陥などですが、これらに限られるわけではありません。特定の用途におけるファイバのパワー処理能力に関するお問い合わせは当社までご連絡ください。
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損傷のないファイバ端
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損傷のあるファイバ端
空気/ガラス界面における損傷
空気/ガラス界面ではいくつかの損傷メカニズムが存在する可能性があります。自由空間結合の時、またはコネクタで2本のファイバを結合した時、光はこの界面に入射します。高強度の光は端面を損傷し、ファイバのパワー処理能力の低下や恒久的な損傷につながる場合があります。コネクタ付きのファイバで、コネクタがエポキシ接着剤でファイバに固定されている場合、高強度の光によって発生した熱により接着剤が焼けて、ファイバ端面に残留物が残る可能性があります。
Estimated Optical Power Densities on Air / Glass Interfacea | ||
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Type | Theoretical Damage Thresholdb | Practical Safe Levelc |
CW (Average Power) | ~1 MW/cm2 | ~250 kW/cm2 |
10 ns Pulsed (Peak Power) | ~5 GW/cm2 | ~1 GW/cm2 |
ファイバ素線端面での損傷メカニズム
ファイバ端面での損傷メカニズムはバルクの光学素子の場合と同様なモデル化ができ、UV溶融石英(UVFS)基板の標準的な損傷閾値を石英ファイバに当てはめることができます。しかしバルクの光学素子とは異なり、光ファイバの空気/ガラス界面においてこの問題に関係する表面積やビーム径は非常に小さく、特にシングルモードファイバの場合はそれが顕著です。 パワー密度が与えられたとき、ファイバに入射するパワーは、小さいビーム径に対しては小さくする必要があります。
右の表では光パワー密度に対する2つの閾値が記載されています。理論的な損傷閾値と「実用的な安全レベル」です。一般に、理論的損傷閾値は、ファイバ端面の状態も結合状態も非常に良いという条件で、損傷のリスク無しにファイバの端面に入射できる最大パワー密度の推定値を表しています。「実用的な安全レベル」のパワー密度は、ファイバ損傷のリスクが極めて小さくなる値を示しています。ファイバまたはファイバ部品をこの実用的な安全レベルを超えて使用することは可能ですが、その時は取扱い上の注意事項を適切に守り、使用前にローパワーで性能をテストする必要があります。
シングルモードの実効面積の計算
シングルモードファイバの実効面積は、モードフィールド径(MFD)、すなわちファイバ内の光が伝搬する部分の断面積によって定義されます。この面積にはファイバのコアとクラッドの一部が含まれます。シングルモードファイバとの結合効率を良くするためには、入射ビーム径をファイバのモードフィールド径に合致させなければなりません。
例として、シングルモードファイバSM400を400 nmで使用した時のモードフィールド径(MFD)は約Ø3 µmで、SMF-28 Ultraを1550 nmで使用したときのモードフィールド径(MFD)はØ10.5 µmです。これらのファイバの実効面積は下記の通り計算します。
SM400 Fiber: Area = Pi x (MFD/2)2 = Pi x (1.5 µm)2 = 7.07 µm2 = 7.07 x 10-8 cm2
SMF-28 Ultra Fiber: Area = Pi x (MFD/2)2 = Pi x (5.25 µm)2 = 86.6 µm2 = 8.66 x 10-7 cm2
ファイバ端面が対応できるパワーを推定するには、パワー密度に実効面積を乗じます。なおこの計算は均一な強度プロファイルを想定しています。しかしほとんどのレーザービームでは、シングルモード内でガウス分布を示すため、ビームの端よりも中央のパワー密度が高くなります。よって、これらの計算は損傷閾値または実用的安全レベルに対応するパワーとは若干異なることを考慮する必要があります。連続光源を想定して上記のパワー密度の推定値を使用すると、それぞれのパワーは下記のように求められます。
SM400 Fiber: 7.07 x 10-8 cm2 x 1 MW/cm2 = 7.1 x 10-8 MW = 71 mW (理論的損傷閾値)
7.07 x 10-8 cm2 x 250 kW/cm2 = 1.8 x 10-5 kW = 18 mW (実用的な安全レベル)
SMF-28 Ultra Fiber: 8.66 x 10-7 cm2 x 1 MW/cm2 = 8.7 x 10-7 MW = 870 mW (理論的損傷閾値)
8.66 x 10-7 cm2 x 250 kW/cm2 = 2.1 x 10-4 kW = 210 mW (実用的な安全レベル)
マルチモードの実効面積
マルチモードファイバの実効面積は、そのコア径によって定義されますが、一般にシングルモードファイバのMFDよりもはるかに大きくなります。当社では最適な結合を得るためにコア径のおよそ70~80%にビームを集光することをお勧めしています。マルチモードファイバでは実効面積が大きくなるほどファイバ端面でのパワー密度は下がるので、より大きな光パワー(通常キロワットオーダ)を入射しても損傷は生じません。
フェルール・コネクタ付きファイバに関する損傷メカニズム
コネクタ付きシングルモード石英ファイバに入力可能なパワー処理限界値(概算)を示したグラフ。各線はそれぞれの損傷メカニズムに応じたパワーレベルの推定値を示しています。 入力可能な最大パワーは、損傷メカニズムごとに制限されるパワーのうちの一番小さな値(実線で表示)によって制限されます。
コネクタ付きファイバのパワー処理能力に関しては、ほかにも考慮すべき点があります。ファイバは通常、エポキシ接着剤でセラミック製またはスチール製のフェルールに取り付けられています。光がコネクタを通してファイバに結合されると、コアに入射せずにファイバを伝搬する光は散乱されてファイバの外層からフェルール内へ、さらにフェルール内でファイバを保持する接着剤へと伝搬します。光の強度が大きいとエポキシ接着剤が焼け、それが蒸発して残留物がコネクタ端面に付着します。これによりファイバ端面に局所的に光を吸収する部分ができ、それに伴って結合効率が減少して散乱が増加するため、さらなる損傷の原因となります。
エポキシ接着剤に関連する損傷は、いくつかの理由により波長に依存します。一般に、光の散乱は長波長よりも短波長で大きくなります。短波長用のMFDの小さなシングルモードファイバへの結合時には、ミスアライメントに伴ってより多くの散乱光が発生する可能性があります。
エポキシ樹脂が焼損するリスクを最小に抑えるために、ファイバ端面付近のファイバとフェルール間にエポキシ接着剤の無いエアギャップを有するファイバーコネクタを構築することができます。当社の高出力用マルチモードファイバーパッチケーブルでは、このような設計のコネクタを使用しております。
複数の損傷メカニズムがあるときのパワー処理限界値を求める方法
ファイバーケーブルまたはファイバ部品において複数の損傷要因がある場合(例:ファイバーパッチケーブル)、入力可能なパワーの最大値は必ずファイバ部品構成要素ごとの損傷閾値の中の一番小さな値により決まります。この値が一般的にはパッチケーブルの端面に入射可能な最大のパワーを表します(出力パワーではありません)。
右のグラフは、シングルモードパッチケーブルにおけるファイバ端面での損傷とコネクタでの損傷に伴うパワー処理限界の推定値を例示しています。 ある波長におけるコネクタ付きファイバの総合的なパワー処理限界値は、その波長に対する2つの制限値の小さい方の値(実線)によって制限されます。488 nm付近で使用しているシングルモードファイバは主にファイバ端面の損傷(青い実線)によって制限されますが、1550 nmで使用しているファイバはコネクタの損傷(赤い実線)によって制限されます。
マルチモードファイバの実効面積はコア径で定義され、シングルモードファイバの実効面積より大きくなります。その結果、ファイバ端面のパワー密度が小さくなり、大きな光パワー(通常キロワットオーダ)を入射してもファイバに損傷は生じません(グラフには表示されていません)。しかし、フェルール・コネクタの損傷による限界値は変わらないため、マルチモードファイバが処理できる最大パワーはフェルールとコネクタによって制限されることになります。
上記の値は、取り扱いやアライメントが適切で、それらによる損傷が生じない場合のパワーレベルです。また、ファイバはここに記載されているパワーレベルを超えて使用されることもあります。しかし、そのような使い方をする場合は一般に専門的な知識が必要で、まずローパワーでテストして損傷のリスクを最小限に抑える必要があります。その場合においても、ハイパワーで使用するファイバ部品は消耗品と捉えた方が良いでしょう。
ファイバ内の損傷閾値
空気/ガラス界面で発生する損傷に加え、ファイバのパワー処理能力はファイバ内で発生する損傷メカニズムによっても制限されます。この制限はファイバ自体が本質的に有するもので、すべてのファイバ部品に適用されます。ファイバ内の損傷は、曲げ損失による損傷とフォトダークニングによる損傷の2つに分類されます。
曲げ損失
ファイバが鋭く曲げられると、コア内を伝搬する光がコア/クラッド界面において反射する際に、その反射角が全反射臨界角よりも大きくなります。曲げ損失は、このように内部全反射ができなくなることにより生じる損失です。このような状況下では、光はファイバから局所的に漏れだします。漏れる光のパワー密度は一般に大きく、ファイバのコーティングや補強チューブが焼損する可能性があります。
特殊ファイバに分類されるダブルクラッドファイバは、コアに加えてファイバのクラッド(2層目)も導波路として機能するため、曲げ損失による損傷のリスクが抑えられます。クラッドと被覆の界面の臨界角をコアとクラッドの界面の臨界角より大きくすることで、コアから漏れた光はクラッド内に緩く閉じ込められます。その後、光はセンチメートルからメートルオーダーの距離に渡って漏れ出しますが、局所的ではないため損傷リスクは最小に留められます。当社ではメガワットレベルの大きなパワーにも対応するNA 0.22のダブルクラッドマルチモードファイバを製造、販売しております。
フォトダークニング
もう1つのファイバ内の損傷メカニズムとして、特にコアにゲルマニウムが添加されたファイバをUVや短波長の可視光で使用した時に起こるフォトダークニングまたはソラリゼーションがあります。これらの波長で使用されたファイバは時間の経過とともに減衰量が増加します。 フォトダークニングが発生するメカニズムはほとんど分かっていませんが、その現象を緩和するファイバはいくつか開発されています。例えば、水酸イオン(OH)が非常に低いファイバはフォトダークニングに耐性があることが分かっています。またフッ化物などのほかの添加物もフォトダークニングを低減させる効果があります。
しかし、上記の対応をとったとしても、UV光や短波長に使用したファイバはいずれフォトダークニングが生じます。よってこれらの波長で使用するファイバは消耗品としてお考えください。
光ファイバの準備ならびに取扱い方法
一般的なクリーニングならびに操作ガイドライン
この一般的なクリーニングならびに操作ガイドラインはすべてのファイバ製品向けにお勧めしております。さらに付属資料やマニュアルに記載された個々の製品に特化したガイドラインも遵守してください。損傷閾値の計算は、すべてのクリーニングおよび取扱い手順に適切に従ったときにのみ適用することができます。
(コネクタ付き、またはファイバ素線に関わらず)ファイバを設置または組み込む前に、すべての光源はOFFにしてください。これにより、損傷の可能性のあるコネクタまたはファイバの脆弱な部分に集光されたビームが入射しないようにすることができます。
ファイバやコネクタ端面の品質がファイバのパワー処理能力に直結します。ファイバを光学系に接続する前に必ずファイバ端を点検してください。端面はきれいで、入射光の散乱を招く汚れや汚染物質があってはなりません。ファイバ素線は使用前にクリーブし、クリーブの状態が良好であることを確認するためにファイバ端面の点検をしてください。
ファイバを光学系に融着接続する場合、ハイパワーで使用する前にまずローパワーで融着接続の状態が良いことを確認してください。融着接続の品質が良くないと接続面での散乱が増え、ファイバ損傷の原因となる場合があります。
システムのアライメントや光結合の最適化などの作業はローパワーで行ってください。これによりファイバの(コア以外の)他の部分の露光が最小に抑えられます。ハイパワーのビームがクラッド、被覆またはコネクタに集光された場合、散乱光による損傷が発生する可能性があります。
ハイパワーでファイバを使用するための要点
光ファイバやファイバ部品は一般には安全なパワー限界値内で使用する必要がありますが、アライメントや端面のクリーニングがとても良い理想的な条件下では、ファイバ部品のパワー限界値を上げることができる場合があります。入力または出力パワーを増加させる前に、システム内のファイバ部品の性能と安定性を確認し、またすべての安全ならびに操作に関する指示に従わなければなりません。下記はファイバ内またはファイバ部品内の光パワーをの増大させること加を検討していするときに役立つご提案です。
ファイバースプライサを使用してファイバ部品をシステムに融着接続すると、空気/ファイバ界面での損傷の可能性を最小化できます。品質の高い融着接続が実現されるよう、すべて適切なガイドラインに則って実施する必要があります。融着接続の状態が悪いと、散乱や融着接続面での局所的な加熱などが発生し、ファイバを損傷する可能性があります。
ファイバまたはファイバ部品の接続後、ローパワーでシステムのテストやアライメントを実施してください。システムパワーを必要な出力パワーまで徐々に上昇させ、その間、定期的にすべての部品が適切にアライメントされ、結合効率が入力パワーによって変動していないことを確認します。
ファイバを鋭く曲げると曲げ損失が発生し、ファイバのストレスを受けた部分から光が漏れる可能性があります。ハイパワーで使用している時は、大量の光が小さな局所領域(歪みのある領域)から流出すると局所的に加熱され、ファイバが損傷する可能性があります。使用中はファイバの曲げが生じないよう配慮し、曲げ損失を最小限に抑えてください。
また、用途に適したファイバを選ぶことも損傷防止に役立ちます。例えば、ラージモードエリアファイバは、標準的なシングルモードファイバをハイパワー光用として用いる場合の良い代替品となります。優れたビーム品質を有しながらMFDも大きいため、空気/ファイバ界面でのパワー密度は小さくなります。
ステップインデックスシングルモード石英ファイバは、一般にUV光やピークパワーの大きなパルス光には使用しませんが、これはその用途に伴う空間パワー密度が大きいためです。
Insights:偏光の識別ラベルについて
こちらのページでは下記について説明しています。
- 垂直成分と平行成分の識別に使用されるラベルについて
こちらから実験室での実習時のヒントや機器セットアップ時の注意点がご覧いただけます。
垂直成分と平行成分の識別に使用されるラベルについて
偏光が面に対して入射されるときには、よく垂直成分と平行成分で説明されます。これらの成分は互いに、そして光の伝搬方向に対して直交します(図1)。
垂直成分と平行成分に用いられるラベルや記号は、どちらがどちらだか分からなくなる場合があります。表では垂直成分と平行成分に使用されているラベルの一覧がご覧いただけます。
Labels | Notes | |
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Perpendicular | Parallel | |
s | p | Senkrecht (s) is 'perpendicular' in German. Parallel begins with 'p.' |
TE | TM | TE: Transverse electric field. |
⊥ | // | ⊥ and // are symbols for perpendicular and parallel, respectively. |
σ | π | The Greek letters corresponding to s and p are σ and π, respectively. |
Sagittal | Tangential | A sagittal plane is a longitudinal plane that divides a body. |
垂直ならびに平行方向は入射面を基準にして定義されています。図1の動画ではビームが表面から反射されている図で説明しています。入射面は、入射光と反射光の両方を含む面として定義されます。垂直方向は入射面に対して垂直、平行方向は入射面内に平行です。
垂直成分ならびに平行成分の電界は互いに直交する面で振動します。垂直成分の電界は入射面に対して垂直な面で、平行成分の電界は入射面内に平行な面で振動します。偏光は垂直成分と平行成分のベクトルの和です。
垂直入射光
垂直入射光の場合、入射面が定義できないため、このアプローチから光の垂直成分と平行成分を明確に定義することはできません。垂直入射光においてこれらを区別する必要性は限られています。なぜなら垂直入射光のすべての成分の反射率は同じだからです。
最終更新日:2020年3月5日
Posted Comments: | |
广 李
 (posted 2024-07-11 11:13:07.933) 你好 我想知道该款产品的热光系数和热膨胀系数 jdelia
 (posted 2024-07-19 02:41:03.0) Thank you for contacting Thorlabs. Your feedback translated is: "Hello, I would like to know the thermo-optical coefficient and thermal expansion coefficient of this product." We are reaching out to you directly to further discuss your application. Jose Mejia
 (posted 2024-02-05 13:49:25.737) Hi, we were considering to use one of the PM fibers to couple single photons from a SPDC process, where we have diagonally polarized photons. What would be the best way to couple these photons into the fiber? In what direction should we align the axis? Thank you! cdolbashian
 (posted 2024-02-16 04:19:24.0) Thank you for reaching out to us. We align our slow axis to the key of the fiber. For diagonally polarized photons, you would want to align them to either the fast or slow axis, not between. You can either align your key to the polarization of your SPDC, or simply use a combination of polarizer and half wave plate to rotate your polarization state. I have contacted you directly to discuss this. Ertuğrul İnciel
 (posted 2023-10-05 15:12:24.517) Hi, what is the best way to couple light into PM fiber. How can we make sure that polarization of light matches one of the axes. Should we use some polarization rotating optic for linearly polarized light before fiber. Thank you in advance, best regards. jdelia
 (posted 2023-10-13 08:23:52.0) For coupling into a single mode fiber optic, we suggest using a coupling optic with several degrees of kinematic control, such as one of our FiberPort Collimators / Couplers: https://www.thorlabs.com/newgrouppage9.cfm?objectgroup_id=2940. We have a calculator under the "Selection Guide" tab on that page to help determine the best FiberPort for a particular fiber. We have a written tutorial under the "Alignment Procedure" tab and some video tutorials on fiber alignment under our Video Insights: https://www.thorlabs.com/newgrouppage9.cfm?objectgroup_id=14062.I have also contacted you directly to discuss your application further. user
 (posted 2023-02-24 15:33:12.89) If the key in connector to the pm fiber is secured in one place aligned to the slow axis, how to input linear polarization at different angles into the fiber? jgreschler
 (posted 2023-02-24 11:18:10.0) Thank you for reaching out to Thorlabs. Polarization maintaining fibers will only effectively maintain linear polarization states aligned with the fast or slow axis of the fiber, they will not maintain any other linear state with angle between the two axes. I have reached out to you directly to discuss this application further. mo Zohrabi
 (posted 2022-05-10 10:58:26.28) Hi there,
I am research scientist at ECEE department at CU Boulder. We have performed an optical experiment on PM-980 fiber for temperature sensing and we are working on a simulation to compare it with our experimental results. I am wondering if you can share the dimensions of the stress rod/core and their refractive indices as well as the birefringence. I am happy to sign a NDA if necessary.
Best,
Mo jgreschler
 (posted 2022-05-10 12:01:51.0) Thank you for reaching out to Thorlabs. These data are available on request by emailing techsupport@thorlabs.com. I have reached out to you directly with information. Michael Sym
 (posted 2021-09-29 13:45:43.427) Hello, could you provide the NA of the fibers as the divergence at the 1/e^2 intensity? Also, the MFD is the measured nominal value? Could you please explain the procedure for specifying this property?
Thank you in advance. cdolbashian
 (posted 2021-10-05 05:00:42.0) Thank you for contacting us at Thorlabs. The divergence angle can be calculated for SM/PM fibers following this helpful article on our website: https://www.thorlabs.com/newgrouppage9.cfm?objectgroup_id=12211&tabname=Fiber%20Optics#SMFiberCoupling and see the article "Does NA provide a good estimate of beam divergence from a single mode fiber?"
The stated MFD is indeed the nominal value.
The procedure and instrumentation varies from vendor to vendor, but it involves the Petermann II far field measurement.
I hope this helps! Mika C
 (posted 2021-02-05 11:46:44.32) What is the core diameter of the PM98-XP fiber? I don't see this spec listed anywhere. YLohia
 (posted 2021-02-05 02:07:59.0) Hello Mika, the mode field diameter of this fiber is listed in the Specs tab as 6.6 ± 0.5 µm @ 980 nm. exr007
 (posted 2018-10-03 09:17:31.633) I am not too familiar with PM fibres, therefore I was hoping I could ask whether they are capable of maintaining circularly polarized light or just linearly polarized light?
Thanks YLohia
 (posted 2018-10-04 09:42:46.0) Hello, thank you for contacting Thorlabs. PM fibers are not capable of maintaining circularly polarized light. They are designed to only maintain a linear polarization state aligned to the slow axis of the fiber. katja.severin
 (posted 2017-08-25 08:21:32.357) I would like to know which core types (material) have the fibers P1-630PM-FC-2 and P1-1064PM-FC-2? Is it pure silica? nbayconich
 (posted 2017-08-28 05:50:59.0) Thank you for contacting Thorlabs. Both of these fibers have GeO2 doped SiO2 cores. eddie.ross
 (posted 2017-01-31 14:20:21.067) We are looking at using the fibers within a radiation environment, would you be able to comment at all on the radiation damage effects on the performance?
In addition, to aid our research, could you please specify the glass type used in the fibers?
Thanks pbui
 (posted 2017-01-31 09:39:19.0) Thank you for your inquiry. We do not have any information regarding how radiation affects our patch cables as it's not something we're able to test. The glass type used in our polarization maintaining fibers is silica. Depending on the fiber type, there may also be dopants such as fluorine or germanium. dubec
 (posted 2015-07-10 09:29:32.663) Hello, regarding the P1-405BPM-FC-2 fiber, I am not sure after I read your "damage threshold" instructions, what is the maximum power limit. From the graph I would say 50mW, because it is a terminated cable. If not terminated, the limit would be 11.3mW, right? The main question is as follows: if I use 100mW 405nm diode and I focus is to 10um diameter, will I damage the fiber end or not? Thank you! besembeson
 (posted 2015-09-23 10:22:50.0) Response from Bweh at Thorlabs USA: If not terminated, the limit will be 25mW. 10um diameter gives 78um^2 area which gives ~196mW using the practical safe value. But if you are coupling into the fiber, the mode field diameter is ~3.6um which leads to 10um^2 or a safe power limit of 25mW. jmflores
 (posted 2013-07-02 11:17:39.477) Hi. I bought nine months ago (by October) a polarization maintaining patch cable (P1-405PM-FC-2). According with on-line datasheet, the operating wavelength is 400-680nm but in the test datasheet coming with the fiber said 400-500 nm, why this difference? Which problems I will have if I pretend to use this fiber at 682nm? pbui
 (posted 2013-07-03 15:55:00.0) Response from Phong at Thorlabs: Thank you for your feedback. The operating wavelength in your data sheet was listed in error. We have corrected this mistake. The Fiber's Operating Wavelength is indeed 400-680 nm. Please also note that the P1-405PM-FC-2 was aligned and tested at 405 nm, which is now also indicated on the data sheet. tcohen
 (posted 2012-03-09 19:51:00.0) Response from Tim at Thorlabs: Thank you for your feedback. The attenuation for these cables can be found by clicking on the fiber type located directly above the patch cables. By clicking on the "Documents" tab you can access the specification sheet, which has the attenuation in dB/km. rosalest
 (posted 2012-03-09 18:32:55.0) What is the maximum attenuation for these path cables in dB/km. Is it the same as for the regular single mode patch cables? sharrell
 (posted 2011-08-24 16:56:00.0) A Response from Sean at Thorlabs: Thank you for your feedback. I have added the nominal numerical aperture to all of our PM fiber patch cable pages. These values may be found by clicking on the Specs tab of each page. Complete fiber specifications may also be found by clicking on the fiber part number listed in the Specs table. user
 (posted 2011-08-24 10:57:00.0) What is the NA of these fibers? I plan to connect this to a fixed fiber collimation package (F280APC-A, NA = 0.15). To have higher than 50% coupling efficiency into that, I am expecting this PM fiber to have NA ~0.15 which is similar to the non-PM SMF. kenlee
 (posted 2009-12-10 12:16:43.0) A response from Ken at Thorlabs:
3W is too much for these cables. The epoxy used to glue the connector will not withstand that and it will burn the fiber and connector. We usually recommend 300mW as the maximum power. user
 (posted 2009-12-10 08:13:51.0) Is it possible to use the P1-488PM-FC-5 with a 3 watts argon laser at 488nm (continues)? Or could there be issues with the power? Laurie
 (posted 2008-04-25 08:27:58.0) Response from Laurie at Thorlabs to j.d.ellis: Thorlabs does offer PM patch cables for 633 nm. Any of the following PM fibers, which all operate at that wavelength, can be ordered as patch cables: PM630-HP, HB600, or PM-S630-HP. We would just need to know what length, jacket, and connector you require. In addition, we offer 24-hour turnaround on stocked items. Please call our tech support staff for pricing and to specify your requirements (973-579-7227). j.d.ellis
 (posted 2008-04-25 03:34:47.0) Do you have any patch cables for PM fibers for 633nm wavelength? I find it ridiculous that you have the couplers for 633 but not the fiber... |
Item # | Alignment Wavelength | Fiber Type | Operating Wavelength | Cutoff Wavelength | Extinction Ratioa,b | Insertion Lossa,b | Mode Field Diameterc | Jacket | Length |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
P1-405BPM-FC-1 | 405 nm | PM-S405-XP (PANDA) | 400 - 680 nm | 380 ± 20 nm | 15 dB (Min) 17 dB (Typ.) | 1.50 dB (Max) 1.20 dB (Typ.) | 3.3 ± 0.5 µm @ 405 nm | Ø3 mm Blue PVC Furcation Tubing | 1 m |
P1-405BPM-FC-2 | 2 m | ||||||||
P1-405BPM-FC-5 | 5 m |
Item # | Alignment Wavelength | Fiber Type | Operating Wavelength | Cutoff Wavelength | Extinction Ratioa,b | Insertion Lossa,b | Mode Field Diameterc | Jacket | Length |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
P1-488PM-FC-1 | 488 nm | PM460-HP (PANDA) | 460 - 700 nm | 410 ± 40 nm | 18 dB (Min) 20 dB (Typ.) | 1.50 dB (Max) 1.20 dB (Typ.) | 3.3 ± 0.5 µm @ 515 nm | Ø3 mm Blue PVC Furcation Tubing | 1 m |
P1-488PM-FC-2 | 2 m | ||||||||
P1-488PM-FC-5 | 5 m |
Item # | Alignment Wavelength | Fiber Type | Operating Wavelength | Cutoff Wavelength | Extinction Ratioa,b | Insertion Lossa,b | Mode Field Diameterc | Jacket | Length |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
P1-630PM-FC-1 | 630 nm | PM630-HP (PANDA) | 620 - 850 nm | 570 ± 50 nm | 20 dB (Min) 22 dB (Typ.) | 1.20 dB (Max) 1.00 dB (Typ.) | 4.5 ± 0.5 µm @ 630 nm | Ø3 mm Blue PVC Furcation Tubing | 1 m |
P1-630PM-FC-2 | 2 m | ||||||||
P1-630PM-FC-5 | 5 m | ||||||||
P1-630PM-FC-10 | 10 m |
Item # | Alignment Wavelength | Fiber Type | Operating Wavelength | Cutoff Wavelength | Extinction Ratioa,b | Insertion Lossa,b | Mode Field Diameterc | Jacket | Length |
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P1-780PM-FC-1 | 780 nm | PM780-HP (PANDA) | 770 - 1100 nm | 710 ± 60 nm | 20 dB (Min) 22 dB (Typ.) | 1.00 dB (Max) 0.70 dB (Typ.) | 5.3 ± 1.0 µm @ 850 nm | Ø3 mm Blue PVC Furcation Tubing | 1 m |
P1-780PM-FC-2 | 2 m | ||||||||
P1-780PM-FC-5 | 5 m | ||||||||
P1-780PM-FC-10 | 10 m |
Item # | Alignment Wavelength | Fiber Type | Operating Wavelength | Cutoff Wavelength | Extinction Ratioa,b,c | Insertion Lossa,c | Mode Field Diameterd | Jacket | Length |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
P1-980PM-FC-2 | 980 nm | PM980-XP (PANDA) | 970 - 1550 nm | 920 ± 50 nm | 22 dB (Min) 24 dB (Typ.) | 0.70 dB (Max) 0.50 dB (Typ.) | 6.6 ± 0.5 µm @ 980 nm | Ø3 mm Blue PVC Furcation Tubing | 2 m |
P1-980PM-FC-5 | 5 m |
Item # | Alignment Wavelength | Fiber Type | Operating Wavelength | Cutoff Wavelength | Extinction Ratioa,b,c | Insertion Lossa,c | Mode Field Diameterd | Jacket | Length |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
P1-1064PM-FC-2 | 1064 nm | PM980-XP (PANDA) | 970 - 1550 nm | 920 ± 50 nm | 22 dB (Min) 24 dB (Typ.) | 0.70 dB (Max) 0.50 dB (Typ.) | 6.6 ± 0.5 µm @ 980 nm | Ø3 mm Blue PVC Furcation Tubing | 2 m |
P1-1064PM-FC-5 | 5 m |
Item # | Alignment Wavelength | Fiber Type | Operating Wavelength | Cutoff Wavelength | Extinction Ratioa,b,c | Insertion Lossa,c | Mode Field Diameterd | Jacket | Length |
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P1-1310PM-FC-2 | 1310 nm | PM1300-XP (PANDA) | 1270 - 1625 nm | 1210 ± 60 nm | 23 dB (Min) 25 dB (Typ.) | 0.50 dB (Max) 0.30 dB (Typ.) | 9.3 ± 0.5 µm @ 1300 nm | Ø3 mm Blue PVC Furcation Tubing | 2 m |
P1-1310PM-FC-5 | 5 m |
Item # | Alignment Wavelength | Fiber Type | Operating Wavelength | Cutoff Wavelength | Extinction Ratioa,b,c | Insertion Lossa,c | Mode Field Diameterd | Jacket | Length |
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P1-1550PM-FC-1 | 1550 nm | PM1550-XP (PANDA) | 1440 - 1625 nm | 1380 ± 60 nm | 23 dB (Min) 25 dB (Typ.) | 0.50 dB (Max) 0.30 dB (Typ.) | 10.1 ± 0.4 µm @ 1550 nm | Ø3 mm Blue PVC Furcation Tubing | 1 m |
P1-1550PM-FC-2 | 2 m | ||||||||
P1-1550PM-FC-5 | 5 m |
Item # | Alignment Wavelength | Fiber Type | Operating Wavelength | Cutoff Wavelength | Extinction Ratioa,b | Insertion Lossa,b | Mode Field Diameterc | Jacket | Length |
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P1-2000PM-FC-2 | 2000 nm | PM2000 (PANDA) | 1850 - 2200 nm | 1720 ± 80 nm | 23 dB (Min) 25 dB (Typ.) | 0.50 dB (Max) 0.30 dB (Typ.) | 8.0 µm @ 2200 nm | Ø3 mm Blue PVC Furcation Tubing | 2 m |