マウント付きN-BK7両凸レンズ、コーティング無し
- Positive Focal Length for Use at Finite Conjugates
- Uncoated Wavelength Range: 350 - 2000 nm
- SM05-Threaded or SM1-Threaded Mounts
LB1869-ML
(Ø1")
LB1187-ML
(Ø1/2")
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N-BK7 Bi-Convex Spherical Singlets | |
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Lens Shape | Convex/Convex |
Material | N-BK7 (Grade A) |
Wavelength Rangea | 350 nm - 2.0 μm (Uncoated) |
Design Wavelength | 587.6 nm |
Index of Refraction | 1.517 (@ 587.6 nm) |
Surface Quality | 40-20 Scratch-Dig |
Surface Irregularityb | λ/4 |
Spherical Surface Powerb | 3λ/2 |
Abbe Number | Vd = 64.17 |
Centration | ≤3 arcmin |
Clear Aperture | Ø1/2" lenses: > Ø11.04 mm Ø1" lenses: > Ø22.86 mm |
Diameter Tolerance | +0.00 mm / -0.10 mm |
Focal Length Tolerance | ±1% |
Zemaxファイル |
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特長
- 材料: N-BK7
- 波長範囲: コーティング無し(350~2000 mm)
- サイズ:Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)&Ø25.4 mm(Ø1インチ)
- 焦点距離:15.0 mm~1.0 m
- 多くのイメージング用途に適用可能
- 可視域および近赤外域にわたり優れた透過率
- SMシリーズ対応レンズセルに取付け済み
当社のマウント付き、コーティング無しN-BK7両凸レンズは、多くのイメージング用途で一般的に使われています。 このタイプのレンズは、対象物と像がレンズの反対側にあり、像までの距離と対象物までの距離の比(共役比)が 0.2~5.0の場合に適しています。
N-BK7は、高品質の光学部品用にもっとも広く使われている光学ガラスで、 UV溶融石英の利点(UV領域での高い透過率や低い熱膨張率)が必要とされない用途では、一般的にN-BK7が選ばれています。 Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)レンズはSM05対応マウントに、Ø25.4 mm(Ø1インチ)レンズはSM1対応マウントに、それぞれ取り付けられています。
このページには、コーテイング無しのN-BK7両凸レンズが掲載されていますが、このレンズは、レンズの両面に4種類のAR(反射防止)コーテイング(-A、-AB、 -B、-C)を蒸着し、レンズ両面からの光反射を抑制する仕様でもご提供しています。 ARコーティング付きの製品は、右表のリンク先に掲載されて います。 コーティングの詳細については「グラフ 」タブ内をご参照ください。
レンズキットもご用意しています。 詳細はこちらのリンク先でご覧いただけます。
Bi-Convex Lens Selection Guide | |
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N-BK7 | |
Mounted N-BK7 | Uncoated -A (350 - 700 nm) |
UV Fused Silica | |
CaF2 | |
ZnSe | -E3 (7 - 12 µm) |
カスタムコーティングにもご対応いたします。 お見積りに関しては、
当社までお問い合わせください。
Quick Links to Other Spherical Singlets | ||||||
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Plano-Convex | Bi-Convex | Best Form | Plano-Concave | Bi-Concave | Positive Meniscus | Negative Meniscus |
下図はN-BK7ガラス(RoHS準拠BK7ガラス)の透過率曲線です。 全透過率は、厚さ10 mm、コーティング無しの試料で得られたもので、表面反射が含まれています。 N-BK7両凸レンズは、350~700 nm(-A)、400~1100 nm(-AB)、650~1050 nm(-B)、または1050~1700 nm(-C)のARコーティング付きタイプでもご用意しています。
これらの高性能多層ARコーティングは、平均反射率が仕様の波長域で0.5%未満(1面あたり)で、0°~30°(NA:0.5) の入射角用に設計されています。 大きな入射角でご使用する場合は、45°に最適化された特注コーティングをお勧めします。この特注コーティングは25°~52°の入射角に対して有効です。 下のグラフは、当シリーズ製品の標準的なコーティングの波長特性を示しています。 広帯域ARコーティングの典型的な吸収率は0.25%ですが、この反射率のグラフには反映されていません。
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生データはこちらからダウンロードいただけます。
厚い球面レンズの焦点距離は、下記の厚肉レンズの公式を使って計算できます。この式において、nlはレンズの屈折率、R1およびR2は、それぞれレンズ面1と2の曲率半径、dはレンズの中心厚さです。
両凸レンズでは、前面と背面の曲率半径の大きさが等しく、符号(+、-)が逆、つまりR1 = -R2 = Rとなります。これを代入すると以下のようになります。
上記の厚肉レンズの公式を使って計算されるレンズの焦点距離は、第2(後方)主面(H")と、両凸レンズの曲面に入射されたコリメート光の集光点までの距離です。点光源と第1(前方)主面(H')を用いても同様の計算が可能です。厚肉レンズの主面の位置は、次の方程式で計算することができます。
および
ここでも、同じ両凸レンズではR1 = -R2 = Rとなり、H'およびH'の値は以下の式で求めることができます。
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