連続回転ステージ

- Fine Pitch Worm Gear Provides 360° Continuous Rotation
- Compatible with Prism Mounting Hardware
- Vernier Scale Offers 5 arcmin Resolution
CR1
Continuous Rotation Stage
CR1A
General-Purpose Adapter Plate
PM3
PM4

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Specifications | ||
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Item # | CR1 | CR1/M |
Rotation Range | 360°, Continuous | |
Load Capacity | 25 lbs (11.3 kg) | |
Platform Size | Ø1.70" (Ø43.2 mm) | |
Platform Mounting Holes | 8-32 (4 Places) 6-32 (8 Places) 4-40 (4 Places) | M4 x 0.7 (12 Places) 4-40 (4 Places) |
Base Mounting Holes | Two 1.00" (25.4 mm) Radial Slots for 1/4"-20 (M6 x 1.0) Cap Screws | |
Overall Dimensions | 3.14" x 2.10" x 1.00" (79.7 mm x 53.4 mm x 25.4 mm) |
特長
- 精密なピッチのウォームギアによるバックラッシュの無い360°連続回転
- バーニヤ目盛による分解能:5 arcmin
- 24:1のギア比により、アジャスターノブ1回転毎に15°の回転
- 鉛直荷重11.3 kgまで試験済み
- MS1/MおよびT12シリーズの移動ステージを搭載できるように設計(アダプタープレートCR1A/Mが必要です)
回転ステージCR1/Mにはピッチの細かいウォームギアが用いられており、精密でバックラッシュの無い回転が得られます。ステージはユニットの側面についているステンレス製のアジャスターノブで操作します。アジャスターノブ1回転毎にステージは15°回転します。回転プラットフォームには、様々な取り付け要件に対応できるように、M4と#4-40の複数のタップ穴が付いています。底部には円弧状の2つのM6用スロットがあり、柔軟性の高い取り付けが可能です。スロットの間隔は光学テーブルやブレッドボードに取り付けられるように配置されています。
2°単位の目盛は読みやすく、また10°毎にラベルが表示されています。側面のバーニヤ目盛を用いると5 arcminの分解能が得られます。回転プラットフォーム上には当社の幾つかの移動ステージを重ねて取り付けることができます。また耐荷重は11.3 kgで、多くの実験用途で便利にご利用いただけます。

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CR1 Packaging
Item # | % Weight Reduction |
CO2-Equivalent Reductiona |
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CR1 | 40.48% | 9.07 kg |
CR1/M | 40.48% | 12.25 kg |
Smart Pack
- Reduce Weight of Packaging Materials
- Increase Usage of Recyclable Packing Materials
- Improve Packing Integrity
- Decrease Shipping Costs
Thorlabs' Smart Pack Initiative is aimed at waste minimization while still maintaining adequate protection for our products. By eliminating any unnecessary packaging, implementing packaging design changes, and utilizing eco-friendly packaging materials for our customers when possible, this initiative seeks to improve the environmental impact of our product packaging. Products listed above are now shipped in re-engineered packaging that minimizes the weight and the use of non-recyclable materials.b As we move through our product line, we will indicate re-engineered packages with our Smart Pack logo.
バーニヤ目盛の読み方:主目盛が直線状の場合
バーニヤ目盛は、均等に分割された標準的な目盛(当社の回転マウント、ゴニオステージ、移動マウントに付いている目盛など)に対して、精密さを向上させるために一般的に使用されている目盛です。バーニヤ目盛は多くの精密測定器に使用されていますが、中でも良く知られているのはノギスやマイクロメータです。バーニヤ目盛を使用するときは、主目盛とバーニヤ目盛の2つの目盛を並べて使用します。バーニヤ目盛は、主目盛のN - 1目盛に対してN目盛が対応するように刻まれているため、その間隔は主目盛よりも若干狭くなります。そのため、主目盛の刻線とバーニヤ目盛の刻線とは一致しません。バーニヤ目盛の刻線で主目盛の刻線と最も良く一致するのは通常1本だけですが、それがバーニヤ目盛を読む要所になります。
図1~3では、直線状のバーニヤ目盛の仕組みについて3つの例をあげて説明しています。これらの図では、左側が主目盛で右側の小さい目盛がバーニヤ目盛です。バーニヤ目盛を読むときは、まず主目盛で大まかな数値を読み取り、次にバーニヤ目盛で精密な数値を読み取ります。この仕組みで、標準的なルーラやマイクロメータが精密な測定器になります。
バーニヤ目盛の0は「ポインタ」(図1~5で赤い矢印で表示)で、主目盛での読取値を示します。図1では、ポインタは主目盛の75.6の刻線と一致しています。これ以外で主目盛の刻線と一致しているバーニヤ目盛の刻線は、10だけであることに注目してください。ポインタが主目盛の75.6と一致しているので、図1から読み取れる値は75.60になります(どのような単位での測定でも同じです)。
これがバーニヤ目盛の読み取り方の基本です。バーニヤ目盛を用いると、簡単に測定器の精度を向上させることができます。図2で更に詳しくご説明します。ここではポインタは主目盛の刻線とは一致せず、75.6よりわずかに上側ですが75.7よりも下側にあります。この場合の大まかな読取値は75.6になります。主目盛と最も良く一致するバーニヤ目盛は5で、青い矢印で示されています。バーニヤ目盛は精密に読み取れる最小桁を示し、図2では5が主目盛と一致しているので、精密な測定値は75.65になります。
バーニヤ目盛は主目盛よりも10%小さくなっているので、バーニヤ目盛を主目盛の1/10だけ動かすと、バーニヤ目盛の次の刻線が一致します。ここで、測定値が1/10の精度を与えてくれるバーニヤ目盛の間にきてしまった場合はどうするのか、という疑問が生じます。図3ではこれについて説明しています。上述の通り、ポインタの刻線は75.6と75.7の間にあるので、大まかな読取値は75.6になります。よく見ると、バーニヤ目盛の7(青い矢印で表示)が主目盛とほぼ一致しているので、精密な測定値としては75.67になります。しかし、バーニヤ目盛の7は主目盛よりもわずかに上にあり、8(7のすぐ上)は主目盛よりもわずかに下にあります。このことから、図3の目盛は75.673 ± 0.002と読み取れます。この想定器では、読取誤差を約0.002とするのは適切です。

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図1:バーニヤ目盛の読み取り方の例。赤い矢印はポインタと呼ばれています。バーニヤ目盛の10が主目盛の1本と一致しているので、このバーニヤ目盛は75.60と読み取れます(どのような単位での測定でも同じです)。

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図2:赤い矢印はポインタを示し、青い矢印は主目盛と一致するバーニヤ目盛の刻線を示しています。この目盛では75.65と読み取れます。

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図3:赤い矢印はポインタを示し、青い矢印は主目盛と一致するバーニヤ目盛の刻線を示しています。これは75.67と読み取れますが、より精密には75.673 ± 0.002と読むことができます。
バーニヤ目盛の読み方:主目盛が回転式の場合
バーニヤ目盛は、主目盛とバーニヤ目盛が単位を共有していない回転式の目盛でも使用できます。図4と図5では、主目盛には度(°)を単位とする刻線があり、バーニヤ目盛には5 arcmin(60 arcmin = 1°)毎の刻線がある場合について、2つの例をあげて説明しています。これらの図では、上が主目盛を表し、下の小さい目盛がバーニヤ目盛を表します。
図4では、ポインタは主目盛の341°の刻線と一致しています。これ以外に主目盛と一致しているバーニヤ目盛は±60 arcminだけであることに注目してください。バーニヤ目盛の0が主目盛の341°と一致しているので、図4から読み取れる値は341.00°になります。
バーニヤ目盛の0が主目盛の2本の刻線の間にある場合は、2通りの読み取り方ができます。1つ目の方法では、ポインタの左側で主目盛と一致しているバーニヤ目盛の刻線を読み取り、その値(単位はarcmin)をポインタのすぐ右側にある主目盛の値から引きます。例として、図5ではバーニヤ目盛のポインタは342°と343°の間にあります。バーニヤ目盛の左側の青い矢印を使用して読むと、343° - 15 arcmin = 342.75°になります。2つ目の方法は、バーニヤ目盛のポインタの右側にある青い矢印から読み取った値を、主目盛のポインタより左側の小さな値に加える方法です。図5の右側の青い矢印を使用して読むと、342° + 45 arcmin = 342.75°になります。
このように、バーニヤ目盛を用いると標準的なスケール測定の精密さを向上させることができます。慣れるまでに少々時間がかかりますが、練習すれば非常に簡単に目盛を読めるようになります。順バーニヤ、逆バーニヤ*にかかわらず、すべてのバーニヤ目盛は同様の方法で読み取ることができます。
*逆バーニヤ目盛は目盛の間隔が主目盛よりも若干広く、主目盛のN + 1目盛に対してN目盛が対応するように刻まれています。

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図4: 主目盛の単位(度)とバーニヤ目盛の単位(arcmin)が異なる例。赤い矢印はポインタを示しています。この目盛では341.00°と読み取れます。

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図5:赤い矢印はポインタを示し、青い矢印はバーニヤ目盛で読み取れる精密な数値を示します。 この目盛では342.75°と読み取れます。
Posted Comments: | |
Andrey Kuznetsov
 (posted 2024-05-06 17:29:28.183) I have multiple CR1 stages and they suffer from multiple problems. An optical post mounted on the stage wobbles pretty badly, there is also severe backlash, and the worm drive does not operate smoothly, it would get more difficult to turn within certain ranges. Grease has also leaked out of the stages. cdolbashian
 (posted 2024-05-10 04:26:04.0) Thank you for reaching out to us with this inquiry Andrey. I have contacted you directly to have you expound on these issues and share your experience with us. |
回転マウント&回転ステージのセレクションガイド
当社では手動式および電動式の回転マウントと回転ステージを豊富にご用意しております。回転マウントの内孔はØ12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)、Ø25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)、またはØ50 mm~Ø50.8 mm(Ø2インチ) の光学素子取付け用に設計されております*。また回転ステージには、様々な部品やシステムが取り付けられるようにタップ穴が配置されております。電動式は、DCサーボモータ、2相ステッピングモータ、あるいはElliptec™共振ピエゾモータにより駆動されます。いずれも360°の連続回転が可能です。
*下表のマウントは、Ø12.7 mm、Ø25.4 mm、Ø50.8 mmの光学素子に対して最適設計されています。Ø12.0 mm、Ø25.0 mm、Ø50.0 mmなどの少し小さい光学素子に対してもご使用いただけますが、光学素子の偏心が重要ではない用途でのご使用をお勧めします。
手動回転マウント
Rotation Mounts for Ø1/2" Optics | |||||||
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Item # | MRM05(/M) | RSP05(/M) | CRM05 | PRM05(/M)a | SRM05 | KS05RS | CT104 |
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Features | Mini Series | Standard | External SM1 (1.035"-40) Threads | Micrometer | 16 mm Cage-Compatible | ±4° Kinematic Tip/Tilt Adjustment Plus Rotation | Compatible with 30 mm Cage Translation Stages and 1/4" Translation Stagesb |
Additional Details |
Rotation Mounts for Ø1" Optics | ||||||||
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Item # | RSP1(/M) | LRM1 | RSP1D(/M) | DLM1(/M) | CLR1(/M) | RSP1X15(/M) | RSP1X225(/M) | PRM1(/M)a |
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Features | Standard | External SM1 (1.035"-40) Threads | Adjustable Zero | Two Independently Rotating Carriages | Rotates Optic Within Fixed Lens Tube System | Continuous 360° Rotation or 15° Increments | Continuous 360° Rotation or 22.5° Increments | Micrometer |
Additional Details |
Rotation Mounts for Ø1" Optics | ||||||
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Item # | LM1-A & LM1-B(/M) | CRM1T(/M) | CRM1LT(/M) | CRM1PT(/M) | KS1RS | K6XS |
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Features | Optic Carriage Rotates Within Mounting Ring | 30 mm Cage-Compatiblea | 30 mm Cage-Compatible for Thick Opticsa | 30 mm Cage-Compatible with Micrometera | ±4° Kinematic Tip/Tilt Adjustment Plus Rotation | Six-Axis Kinematic Mounta |
Additional Details |
Rotation Mounts for Ø2" Optics | |||||||
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Item # | RSP2(/M) | RSP2D(/M) | PRM2(/M) | LM2-A & LM2-B(/M) | LCRM2A(/M) | KS2RS | K6X2 |
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Features | Standard | Adjustable Zero | Micrometer | Optic Carriage Rotates Within Mounting Ring | 60 mm Cage-Compatible | ±4° Kinematic Tip/Tilt Adjustment Plus Rotation | Six-Axis Kinematic Mount |
Additional Details |
Rotation Drive Mechanism and Adjustment Range | Manual, 360° Continuous | Coarse: Manual, 360° Continuous; Fine: ±7° Micrometer | Manual, 360° Continuous | ||||
Optic Mounting | Internally SM2-Threaded Carriage | Internal SM2 Threads in LM2-A | Internally SM2-Threaded Carriage | ||||
Maximum Accepted Optic Thickness | 0.51" (13 mm) | 0.54" (13.7 mm) | 0.48" (12.2 mm) | 0.46" (11.7 mm) | 0.52" (13.2 mm) | 0.47" (12 mm) | 0.53" (13.4 mm) |
Post Mounting | 8-32 (M4) Tap | 8-32 (M4) Tap in LM2-B | 8-32 (M4) Tap | Four Counterbores for 8-32 (M4) Cap Screws | Six Counterbores for 8-32 (M4) Cap Screws | ||
Cage System Compatibility | N/A | Four 4-40 (M3) Taps on Rotation Dial with 60 mm Spacing | N/A | Four Bores for Ø6 mm Cage Rods with 60 mm Spacing | N/A | N/A |
手動回転ステージ
Manual Rotation Stages | ||||||
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Item # | RP005(/M) | PR005(/M) | MSRP01(/M) | RP01(/M) | RP03(/M) | QRP02(/M) |
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Features | Standard | Two Hard Stops | ||||
Additional Details |
Manual Rotation Stages | ||||||
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Item # | XRNR1(/M) | XRR1(/M) | PR01(/M) | CR1(/M) | XYR1(/M) | OCT-XYR1(/M) |
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Features | Fine Rotation Adjuster and 2" Wide Dovetail Quick Connect | Fine Rotation Adjuster and 3" Wide Dovetail Quick Connect | Fine Rotation Adjuster and SM1-Threaded Central Aperture | Fine Pitch Worm Gear | Rotation and 1/2" Linear XY Translation | |
Additional Details |
電動回転マウント&ステージ
Motorized Rotation Mounts and Stages with Central Clear Apertures | |||||
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Item # | DDR25(/M) | PDR1C(/M) | PDR1(/M) | PDR1V(/M) | PDXR1(/M) |
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Features | Compatible with SM05 Lens Tubes, 16 mm Cage System, & 30 mm Cage System | Compatible with 16 mm Cage System | Compatible with SM05 Lens Tubes & 30 mm Cage System | Vacuum-Compatible; Also Compatible with SM05 Lens Tubes & 30 mm Cage System | Compatible with SM05 Lens Tubes & 30 mm Cage System |
Additional Details |
Motorized Rotation Mounts and Stages with Central Clear Apertures | |||||
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Item # | K10CR1(/M) | PRM1Z8(/M)a | DDR100(/M) | ELL14 | HDR50(/M) |
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Features | Compatible with SM1 Lens Tubes & 30 mm Cage System | Compatible with SM1 Lens Tubes, 16 mm Cage System, 30 mm Cage System | Compatible with SM1 Lens Tubes, Open Frame Design for OEM Applications | Compatible with SM2 Lens Tubes | |
Additional Details |
Motorized Rotation Mounts and Stages with Tapped Platforms | ||
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Item # | PRMTZ8(/M)a | ELL18(/M)b |
Click Photo to Enlarge | ![]() | ![]() |
Features | Tapped Mounting Platform for Mounting Prisms or Other Optics | Tapped Mounting Platform, Open Frame Design for OEM Applications |
Additional Details |

- 精密なピッチのウォームギアによるバックラッシュの無い360°連続回転
- バーニヤ目盛による分解能:5 arcmin
- 24:1のギア比により、アジャスターノブ1回転毎に15°の回転
- 鉛直荷重11.3 kgまで試験済み
- MS1/MおよびT12シリーズの移動ステージを搭載できるように設計(アダプタープレートCR1A/Mが必要です)
回転ステージCR1/Mにはピッチの細かいウォームギアが用いられており、精密でバックラッシュの無い回転が得られます。 ステージの回転は、ユニット側面にある研磨されたステンレススチール製のアジャスターノブで操作します。2°単位の目盛は読みやすく、また10°毎にラベルが表示されています。側面のバーニヤ目盛を用いると5 arcminの分解能が得られます。
回転プラットフォームにはM4および#4-40タップ穴が配列されています。プラットフォームの中心から17.5 mmの位置に、8個のM4タップ穴があります。これらのタップ穴の1つにクランプアームPM3/Mを取り付けると、クランプアームのナイロンチップ付き止めネジをプラットフォームの中心の真上にセットすることができます。
CR1/Mのベース部分には円弧状のM6用スロットが2つあり、それらを用いて光学テーブルやブレッドボードに取り付けられます。
この回転ステージに搭載して操作可能な最大荷重は11.3 kgです。 また、アダプタープレートCR1A/Mを使用して、回転プラットフォーム上にMS1シリーズやT12シリーズの移動ステージを取り付けることができます。

アダプタCR1A/Mを使って、当社のマウントを回転ステージCR1/Mに取り付けることができます。アダプタには、M4タップ穴が4個、M6用タップ穴が1個、M3タップ穴が4個、#4-40タップ穴が2個、M2タップ穴が4個、#2-56タップ穴が4個、更にM4用貫通穴が4個付いています。下の表には、CR1/Mに取り付けることができるマウントが記載されています。
このCR1A/MはM4用の貫通穴と4個のM4キャップスクリュを使って回転ステージCR1/Mに取り付けることができます。右の写真は、移動ステージT12X(/M)を、ステージ底部にあるM2用貫通穴を使って、アダプタCR1A(/M)に取り付けています。
Mounts Compatible with CR1A(/M) Adapter | |
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Mount | Description |
PM3(/M), PM4(/M), and PM5(/M) | Clamping Arms |
PH Series | Post Holders |
T12 Series | 1/2" Mini Translators |
GN Seriesa | Small Platform Goniometers* |


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Figure 756A 外形図
- プラットフォームマウント用のクランプ
- ポストの上部にネジ穴、下部にネジ付きスタッド
- ミリ規格製品はM4 x 0.7ネジ
- 保持できる光学素子の最大高さ:24.6 mm~41.8 mm
- 保持できる光学素子の高さを高くするためのエクステンションポストもご用意
- PM3SP/M + PM3/M: 高さ56.1 mmまでの光学素子を保持
- PM4SP/M + PM4/M: 高さ91.7 mmまでの光学素子を保持

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Figure 756B クランプアーム用エクステンションポスト、ミリ規格は溝付き
クランプアームは、当社のキネマティックプラットフォームマウント、ステージ、およびV字型クランプに光学素子を固定するためのクランプです。PM3/Mは高さ24.6 mmまでの光学素子を保持します。ポストと光学素子固定用のナイロン製先端付き止めネジとの中心間距離は17.5 mmです。PM4/Mは高さ40.9 mmまでの光学素子を保持でき、ポストとナイロン製先端付き止めネジとの中心間距離は29.3 mmです。クランプアームPM3/MおよびPM4/Mで保持できる光学素子の高さは、それぞれに対応するエクステンションポストPM3SP/MおよびPM4SP/Mを接続することで、さらに高くすることが可能です。これらのエクステンションポストは、クランプアームのセットに含まれているポストと同じものです。すべてのクランプアームにはM4 x 0.7ネジが付属します。
クランプアームPM5/Mはすべて熱処理済みのステンレススチールから製造されているため、温度変動を伴う環境中でも安定しており、また真空にも対応しています。このクランプアームはM4 x 0.7タップ穴が1つ以上あるすべてのプラットフォームマウントやステージにお使いいただけますが、特にPOLARIS-K1M4/Mと組み合わせて使用されることをお勧めしています。PM5/Mが保持できる光学素子の高さは最大41.8 mmまでで、ポスト中心から光学素子を保持する接触点までの距離は22.8 mmです。
クランプアームはすべてフレクシャー機構でポストに取付けられますが、その固定には2 mmのボールドライバや六角レンチを使用します。クランプアーム上部の止めネジで光学素子を固定する際も、2 mmのボールドライバまたは六角レンチを使用します。ポストには、ポストを締め付けるときにトルクを加えるために使用する貫通穴も付いています。その他の情報はFigure 756Aをご覧ください。