超高速PDモジュール、ファイバー結合型、組み込み用パッケージ

10 GHz, 25 GHz, 38 GHz, 40 GHz, and 42 GHz Models
Integrated Photodiode and Amplifier
Single Mode and Multimode Versions Available
Compact, Hermetic Package

RX10AF

SM, 10 GHz, 1250 - 1650 nm,
Female 2.92 mm Connector

RX25BF

MM, 25 GHz, 750 - 1650 nm,
Differential GPPO^®* Connectors

RX42AF

SM, 42 GHz, 800 - 1650 nm,
Differential GPPO^®* Connectors

*GPPO is a registered trademark of Corning.

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概要
動作
カスタム製造
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RXシリーズモデルは仕様の波長範囲(上のグラフの塗りつぶし部分)用に設計されており、この範囲よりも短い波長(上のグラフの網掛け部分)の入力光にも応答しますが、性能は低くなります。

特注や量産、製品組み込み用途(OEM用途)

デモ機のお貸出しのご相談も承ります。

お気軽に当社までお問い合わせください。

特長

最大帯域幅42 GHzのファイバ入力型PDモジュール
FC/PCコネクタが標準です。FC/APCモデルについては当社までお問い合わせください。
AC結合RF出力
ハーメチックシール型GaAsまたはInGaAsディテクターモジュール
2種類のピグテールファイバをご用意
- マルチモード(MM)ファイバOM4(コア径Ø50 µm)
- シングルモード(SM)ファイバSMF-28
3.3 V電源用(付属していません)
超高速増幅フォトディテクタのパッケージ内にも内蔵
大量発注時の価格については当社までお問い合わせください。

当社のRXシリーズ高速PDモジュールは、フォトダイオードとトランスインピーダンスアンプを組み合わせ、ピグテールファイバ入力部付きのコンパクトな密閉パッケージに納められています。10 GHz、25 GHz、38 GHz、40 GHz、42 GHzの最大帯域幅でご用意しており、信頼性の高い広帯域幅の検出デバイスが必要なシステムの部品として設計されています。RX38およびRX42シリーズのモジュールは同じ増幅器を使用していますが、フォトダイオードは異なります。38 GHzのフォトディテクタは、他の製品よりも高い感度を有しますが、帯域幅は狭くなっています。これに対してRX42AFは、広い帯域幅を有しますが、感度は低くなっています。RX40AFは、RX38AFやRX42AFに比べて大きな出力振幅を示します。しかし、RX38AFとRX42AFは、周波数応答性のロールオフが滑らかで、低ノイズであり、利得の関数としての周波数応答の変化が少なくなっています。ファイバの種類、スペクトル応答、変換利得については下の仕様をご覧ください。

こちらの製品は、ノイズやスパイクノイズのない電力や制御信号を供給するPCB基板に取り付けることが理想です。ファイバーピグテールによりPCB基板の外から信号入力できます。こちらのPDモジュールの標準品はすべてFC/PCコネクタ付きですが、FC/APCコネクタもご提供可能です。当社までお問い合わせください。出力用同軸コネクタ(デバイスにより2.92 mm またはデュアルGPPO^®*)により、ケーブルをデバイスに接続し、その先のハードウェアにつなぐことができます。出力は50 Ω同軸ケーブル用に設計されており、電気の反射を防ぐために50 Ωの機器につなげる必要があります。これらの部品は静電気により容易に破壊されるため、適切な保管と取扱い手順を遵守してください(詳細は「取扱い」タブをご覧ください)。

RXシリーズ超高速PDモジュールの性能は工場で個別に検査し、その検査結果を添付しております。2020年1月16日以降にご購入いただいたPDモジュールの検査結果および補助的なデータは、製品型番横の赤いアイコン()をクリックし、「Download Serial Item Data」下の枠内にお手持ちのデバイスのシリアルナンバを入力するとご覧いただけます。これ以前にご購入いただいたデバイスのデータについては、当社までお問い合わせください。超高速PDモジュールRX25BFの検査結果のサンプルはこちらからご覧いただけます。

*GPPOはCorning社の登録商標です。

アイコン等について
	下記の青のInfoアイコンをクリックすると、各製品の詳細仕様と性能グラフがご覧いただけます。
	下記の赤のアイコンをクリックすると、各製品の補足資料をダウンロードすることができます。

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超高速PDモジュールRX25AFは、増幅フォトディテクタRXM25AFに内蔵されています。

静電気に敏感な部品について: PDモジュール内の部品は静電気に敏感です。電気的な接続を行う前に、必ず取扱者や機器に対して適切な放電防止対策を講じてください。静電気を蓄積する可能性のある同軸接続ケーブルは特に注意が必要です。

PDモジュールRX10シリーズの操作ガイド

コネクタとピン配列については左下の図をご覧ください。PDモジュールの内部構造については右下の図に示されています。ユニットは慎重に開封し、静電気放電(ESD)に対する予防策を講じてください。使用方法の詳細については、下記の赤いアイコン( Docs Icon )をクリックして各型番のSpec Sheetをご覧ください。

ユニットはØ2.1 mm取付け穴を用いて取り付けてください。　
適切なケーブルやアダプタを使用してユニット2.92 mm出力に測定機器を取り付けてください。ディテクタからの高速な信号を十分な分解能で観測するには、計測機器は50 Ωの入力インピーダンスと十分な帯域幅を有することが必要です。
電源ONとOFFは正しいシーケンスで行うことが大変重要です。
1. 電源ONシーケンス:フォトダイオード→増幅器の順番
2. 電源OFFシーケンス:増幅器→フォトダイオードの順番
フォトダイオードと増幅器にバイアス電圧をかけたあと、光入力信号源をFC/PCコネクタを介してPDモジュールに接続します。平均の入力光パワーが6 dBmを超えないようにしてください。
DC光電流をモニタするには、バイアスピンと電圧計に対して並列に抵抗を設置します。抵抗での電圧降下によってモジュールのバイアス電圧が動作電圧以下にならないようにしてください。

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フォトダイオード、増幅ステージ、RF出力端子を示したRX10シリーズの内部ブロック図

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RX10シリーズの概略図

RX25シリーズ、RX38AF、RX40AF、RX42AFの操作ガイド

コネクタとピン配列については左下の図をご覧ください。PDモジュールの内部構造については右下の図に示されています。ユニットは慎重に開封し、静電気放電(ESD)に対する予防策を講じてください。使用方法の詳細については、下記該当する赤いアイコン( Docs Icon )のSpec Sheetをご覧ください。ピン配列については、下の表内にある青いアイコン()をクリックして「Pin-Out Connections」タブをご覧ください。

ユニットはM2.5 x 0.45取付け穴を用いて取り付けてください。M2.5ネジ穴をスルーホールとして使用し、M2ネジを使用することも可能です。　
適切なケーブルまたはアダプタを使用して、ユニットのGPPO^®* RF出力に計測機器を取り付けてください。ディテクタからの高速な信号を十分な分解能で観測するには、計測機器は50Ωの入力インピーダンスと十分な帯域幅を有することが必要です。1つの出力しか使用しない場合は、もう一方の出力は高品質の50Ω抵抗器で終端させてください。
ピン配列とデバイスにバイアスをかける詳細な方法についてはデータシートをご覧ください。電源ONとOFFは正しいシーケンスで行うことが大変重要です。　
1. 電源ONシーケンス:フォトダイオード→アンプ→制御ピンの順番　
2. 電源OFFシーケンス:制御ピン→アンプ→フォトダイオードの順番
FC/PCコネクタを介して光入力信号をPDモジュールに入力します。平均の入力光パワーが10 dBm(25 GHz、40 GHzおよび42 GHzの製品)または7 dBm(38 GHzの製品)を超えないようにしてください。
DC光電流をモニタするには、バイアスピンと電圧計に対して並列に抵抗を設置します。抵抗での電圧降下によってモジュールのバイアス電圧が動作電圧以下にならないようにしてください。

*GPPOはCorning社の登録商標です。

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フォトダイオード、増幅ステージ、コントロールピン、差動RF出力端子を示したRX25AF、RX25BF、RX25DF、RX40AFの内部ブロック図

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RX25DF、RX25AF、RX40AFの概略図

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フォトダイオード、増幅ステージ、コントロールピン、差動RF出力端子を示した
RX38AF、RX42AFの内部ブロック図

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RX38AF、RX42AFの概略図

特注＆製品組み込み用途(OEM用途)について

ご用意している標準品や設定機能がご希望の用途に合致しない場合は、当社までご相談ください。特注品や製品組み込み用途(OEM用途)のご要望に対応いたします。

デモ機の貸出し

こちらの製品のデモ機をご希望の場合は、当社までご相談ください。現在国内にデモ機がない場合でも対応させていただきます。

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デジタルトランスミッタMX40B

設計、製造および試験

当社の超高速オプトエレクトロニクスのチームは、最大周波数応答110 GHzまでの様々なフォトニクス用途向けの高速コンポーネントおよび機器の設計、開発、製造を行っています。RF/マイクロ波の設計や光学素子、光ファイバ、オプトメカニクスの設計、混合信号を用いた電子機器などに関する専門知識を生かし、高速フォトニクスの分野において多岐にわたる実績を積んで参りました。20,000点以上の製品を手がける垂直統合型企業の1部門として、数多くの機器の販売およびサポートを行い、今後もさらに取扱い製品の幅を広げていく予定です。

当社の標準品および特注品のラインナップには光トランスミッタや変調器ドライバ、コントローラ、ディテクタ、光受信機、パルスレーザ、可変光減衰器、そして様々なアクセサリが含まれます。これ以外の特注品やOEM製品の設計、製造に関するご要望もお待ちしております。当社では主に以下の項目についてご対応可能です:

70 GHzまでのディテクタおよび光受信機の設計
110 GHzまでの光トランスミッタの設計
RF/マイクロ波の設計およびシミュレーション
光ファイバおよびフォトニクスサブアセンブリの設計
110 GHzまでの高速試験

マイクロアセンブリおよびワイヤーボンディング
マイクロ波モジュールのハーメティックシール
ファイバ融着接続
特注レーザ刻印
品質試験

特注品および標準品の概要

当社の標準品のラインナップには、光トランスミッタや変調器ドライバ、コントローラ、ディテクタ、パルスレーザ、ならびにアクセサリが含まれます。これ以外にも、受信機などの関連製品や標準品のカスタマイズも取り扱い可能です。以下のセクションでは、当社で対応可能な特注品および標準品(内蔵型から部品レベルまで)についての概要を記載しています。

光学装置

幅広いご要望に応えるため、当社では光学装置を部品レベルからご用意しています。トランスミッタには、波長可変レーザ、ドライバ増幅器およびバイアスコントローラ付き変調器、フル制御の光出力機能、直感的なタッチパネルが内蔵されています。波長可変レーザ、変調器ドライバ、変調器バイアスコントローラは個別にご購入いただけます。以下の機器にはフル遠隔制御機能が付いており、PCから送られるシリアルコマンドを用いて対応可能です。

110 GHzまでの光トランスミッタ
リニア(アナログ)およびデジタルトランスミッタ
110 GHzまでの電気-光(EO)変換機

変調器ドライバ
変調器用バイアスコントローラ
CおよびLバンド波長可変レーザ

内部レーザ光源、動作波長範囲、光ファイバのタイプ、増幅器のタイプなどのカスタマイズも承ります。

光コンポーネント

当社の特注品および標準品の光コンポーネント製品には、モジュール設計とハーメティックシール機能が採用されています。50 GHzまでの周波数応答を有するディテクタや、40 GHz以上で動作する光受信機の開発も行っています。また、関連する製品として、ご要望に応じてカスタマイズ可能な増幅モジュールや、可変光減衰器、マイクロ波ケーブル、ケーブル用アクセサリもご用意しています。

50 GHzまでのハーメティックシール付きディテクタ
40 GHzまでの光ファイバ用受信機
増幅モジュール

可変光減衰器
マイクロ波ケーブルおよびアクセサリ

シングルモードおよびマルチモードファイバ(該当品のみ)、時間または周波数領域での駆動用に最適化されたディテクタなどのカスタマイズも承ります。

自由空間用機器

当社の自由空間用機器には、周波数応答が1 GHz程度のディテクタやパルスレーザが含まれます。様々な幅のナノ秒パルスレーザを発生させるパルスレーザを、幅広い波長と出力パワーのモデルでご用意しております。ユーザ設定可能な繰返し周波数およびトリガ入出力信号が柔軟性を向上させ、電子ディレイライン製品によって実験中に複数のレーザを同期させることができます。当社の標準品のパルスレーザにゲインスイッチングデバイスを適用すると、100 ps領域までのパルスを発生させることもできます。

パルス幅10 ns(固定)のパルスレーザ
パルス幅および繰返し周波数を変更可能なパルスレーザ
NPLシリーズのパルスレーザを同期する電子遅延装置
増幅ディテクタ

発光波長、光出力パワー、サブナノ秒のパルス幅など、パルスレーザのカスタマイズも承ります。

Posted Comments:

Alvaro Rosa (posted 2022-05-09 09:27:37.86)

Hello, From the datasheet it is stated the maximum intput power for 5dBm in a CW. We would like to use the PD RX10AF to photodetect a signal which has 0dBm of CW, but 27dBm of peak power. Is that possible or the PD will be damaged due to the high optical peak power?? Thank you. Best, Álvaro

cdolbashian (posted 2022-06-06 10:40:15.0)

Thank you for reaching out to us Alvaro. This peak power you have described would certainly oversaturate, and potentially damage the detector. I have reached out to you directly to discuss your application directly.

Alvaro Rosa (posted 2022-02-22 05:45:29.24)

Which is the sensitivity (i.e. the minimum optical power required at the PD input) of the model RX10CF?

cdolbashian (posted 2022-04-13 11:09:10.0)

Thank you for reaching out to us Alvaro. The minimum power for these types of devices can be calculated by looking at the NEP spec of the device in our specs tab. Using the NEP, simply multiply your NEP value by Sqrt(measurement bandwidth). I have reached out to discuss this with you as your minimum detectable power will be determined by your experimental instrumentation.

増幅PDモジュール、10 GHz

ズーム

Item #	Bandwidth	Wavelength Range (Photodiode Material)	Conversion Gain	Fiber Pigtail	RF Connector	Package	Instrument Item #^a
RX10DF	40 kHz - 10 GHz	700 - 870 nm (GaAs)	210 V/W	OM4^b (MM)	Female 2.92 mm	3 Pin	RXM10DF
RX10CF		700 - 870 nm (GaAs)	230 V/W	SMF-28^c (SM)			RXM10CF
RX10BF		750 - 1650 nm (InGaAs)	430 V/W	OM4^b (MM)			RXM10BF
RX10AF		850 - 1650 nm (InGaAs)	450 V/W	SMF-28^c (SM)			RXM10AF

これらの組み込み用モジュールは、超高速増幅フォトディテクタのパッケージ内にも含まれています。
内蔵のOM4ファイバは当社のグレーデッドインデックスマルチモードファイバGIF50Eです。
SMF-28 Ultraファイバに対応

増幅PDモジュール、25 GHz

ズーム

Item #	Bandwidth	Wavelength Range (Photodiode Material)	Conversion Gain	Fiber Pigtail	RF Connectors	Package	Instrument Item #^a
RX25DF	500 kHz - 25 GHz	700 - 870 nm (GaAs)	60 - 5000 V/W	OM4^b (MM)	Differential, Dual GPPO^®*	16 Pin	RXM25DF
RX25BF		750 - 1650 nm (InGaAs)	80 - 8000 V/W	OM4^b (MM)			RXM25BF
RX25AF		1250 - 1650 nm (InGaAs)	80 - 8000 V/W	SMF-28^c (SM)			RXM25AF