Ø25 mmまたはØ1インチピラーポスト用マウント

- Mount Ø1" (Ø25 mm) Pillar Post Extensions
- Height and Rotational Adjustments
- Flexure Clamping Mechanisms Provide High Clamping Force
BA2F
Flexure Clamping Base
RB2
Adjustable Height Post Base
BA2F Clamping Base Mounting a Ø1" Post (Post Not Included)
RB2 Post Base Mounting a Ø1" Post (Post Not Included)
POLARIS-CA1 Clamping Arm Mounting a Polaris Ø1" Monolithic Optic Mount
(Mount and Mirror Not Included)
POLARIS-SCA1
Non-Bridging Clamping Arm
RBP1
Pin-Aligned, Clamping Post Base
RBP1 Post Base Mounting a Ø1" Post (Post Not Included)

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特長
- Ø25 mmまたはØ25.4 mm(Ø1インチ)ピラーポスト用マウント
- 高さ・回転は粗調整可能
- 光学テーブルにポストを直接取り付けるより、取付けの柔軟性が増します。
これらのポスト用マウントをお使いいただくと、Ø25 mmまたはØ25.4 mm(Ø1インチ)ピラーポストを様々な高さと回転角度で光学テーブルに固定することが可能になります。 安定的かつ確実に光学テーブルに取り付けられる上、取付けの柔軟性も広がります。 また、BA2F/Mには、Ø12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストホルダを取り付けることができます。POLARIS-SCA25/MおよびPOLARIS-CA25/Mも同様に、Ø12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストホルダ用のマウントとしてお使いいただけます。ただし、損傷を防ぐため、挿入したポストホルダに対してアームを締め付けすぎないよう、また取り外すときは十分に緩めるようにしてください。
当社では、この他にもクランプフォークを使ってピラーポストを光学テーブルに固定し、ポストの高さ調整範囲をさらに広げることができるØ25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)ポスト用ホルダもご用意しております。
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POLARIS-CA1/Mの保持トルクはこちらからご覧いただけます。*
Figure 484A ノンブリッジクランプフォークは広範囲な試験を実施することにより、高い性能が確認されています。詳細は製品紹介ページをご覧ください。
*M6 x 1.0および1/4"-20のクランプトルク値は、ポストとテーブルへのクランプ力が同じになるよう調整されています。また、#18-8ステンレススチール製ネジの推奨締め付けトルクは、M6 x 1.0ネジでは8.8 N-m、1/4"-20ネジでは75.2 in-lbsです。推奨トルク値を超えるとネジの破損につながる恐れがあります。

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Figure 484B アームのどちらのフラットな面もテーブル側に向けて取付けることができるため、コンパクトなセットアップも可能です。

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Figure 484C 側面のM6ネジがクランプ内孔を締め付け
- フレクシャークランプ機構による3点接触
- Polarisマウント用Ø25 mmポストおよびØ25.4 mm固定式Polarisマウントに対応(Table 484D参照)
- 深さ15.2 mmのクランプ部により6.4 mmまでの高さ調整が可能
- ポストは360°回転可能
- M6キャップスクリュに対応する長さ19.1 mmまたは33.0 mmのスロット
- 熱処理により応力除去されたステンレススチールによる高いクランプ力
- 両面使用可能な設計により、左右どちら向きでも使用可能(Figure 484C参照)
- 高安定なためキネマティックPolarisミラーマウント用に適した製品
- 適切なベークアウトにより、25 °Cで10-9 Torrまでの真空度に対応
- 表面の平面度: ±0.02 mm
ノンブリッジクランプアームは、当社のPolarisマウント用Ø25 mmポストまたはØ25.4 mm固定式Polarisマウントを安定に取り付けるのに適した製品です。すべてのクランプアームは熱処理によって応力の除去されたステンレススチールの棒材から加工されており、取付けネジに対する最小限の締め付けトルクで極めて高い保持力が得られます(Figure 484A参照)。
クランプアームの上面と底面はフラットでブリッジ(隙間)が無く、光学テーブルやその他の取付け面に対してどちら側の面を向けても使用可能です。そのためクランプを左右どちらの向きにも配置でき、また光学部品を互いに近接して配置して設置面積を最小限に抑えることもできます(Figure 484B参照)。アーム両面のスロット周りにあるリリーフカットにより、平面度±0.02 mmの表面がネジやワッシャによる損傷から保護され、より安定した取付けが可能です。
クランプアームのスロットの長さとしては19.1 mmと33.0 mmの2種類をご用意しており、厳しいレーザ共振器のセットアップ等の用途にも柔軟に対応できます。Table 484Dでご覧いただけるように、4製品はØ25.4 mmポスト用で、2製品はØ25 mmポスト用です。なお、Ø25.4 mmポスト用のアームはØ25 mmポストにはご使用いただけません。フレクシャークランプの内径が大きすぎてクランプしようとしてもポストと接触しません。
ノンブリッジ設計:業界標準のクランプフォークとノンブリッジクランプアームの比較
標準的なクランプフォークの設計では、台座付きポストやポストホルダを固定する際、Figure 484Eのようなブリッジ(隙間)ができます。この設計では、取り付けたときにブリッジ(隙間)の下のプラットフォームの一部分を上に引っ張り、その部分に多少のダメージを与えます。ノンブリッジクランプアームでは、Figure 484Fのように上部と底部をフラットにすることでこの問題を解決しています。

Figure 484E 標準のクランプフォークを台座付きポストに使用するとブリッジ(隙間)ができます。

Figure 484F ノンブリッジクランプアームを使用するとブリッジ(隙間)はできません。
Figure 484Cにあるフレクシャークランプは側面のM6 x 1.0キャップスクリュで操作しますが、ポストは中央で360°回転できます。フレクシャークランプと取付け用のスロットは別々のネジで固定されるため、クランプフォークの位置とポストの回転は独立に調整可能です。ポストを深さいっぱいに挿入することで最良の性能が得られますが、取付け穴の深さが15.2 mmあるため、ポストの高さは6.4 mmまで調整可能です。
ノンブリッジクランプアームは広範囲な試験を実施することにより、高い性能が確認されています(Figure 484Aグラフ参照)。最適な性能を得るため、クランプアームはフレクシャークランプネジを1.75~3 N•mのトルクで締め付けることをお勧めします。また、テーブルまたはプラットフォームに取付けるときには、4.75~7 N•mのトルクで締め付けることを推奨します。なお、M6 x 1.0ネジと1/4"-20ネジの効率には差があるため、ミリ規格とインチ規格のクランプに関するトルク値は単純に単位変換したものではありませんのでご注意ください。M6 x 1.0ネジの効率は1/4”-20ネジよりも約5%低くなります。これはネジの直径とピッチの違いによるものです。最良の結果を得るためには、最大推奨トルクで締め付けてください。トルク値は、トルクドライバを使用するとダイヤルで設定可能です。
Table 484D Specifications | ||||
---|---|---|---|---|
Item # | Compatible Post Size | Clamping Screw | Slot Length | Footprint |
POLARIS-SCA1 | Ø1" (25.4 mm) | 1/4"-20 (3/16" Hex) | 0.75" (19.1 mm) | 2.78" x 1.60" (70.5 mm x 40.6 mm) |
POLARIS-CA1 | 1.30" (33.0 mm) | 3.33" x 1.60" (84.5 mm x 40.6 mm) | ||
POLARIS-SCA1/M | M6 x 1.0 (5 mm Hex) | 0.75" (19.1 mm) | 2.78" x 1.60" (70.5 mm x 40.6 mm) | |
POLARIS-CA1/M | 1.30" (33.0 mm) | 3.33" x 1.60" (84.5 mm x 40.6 mm) | ||
POLARIS-SCA25/M | Ø25.0 mm (Ø0.98") | 0.75" (19.1 mm) | 2.78" x 1.60" (70.5 mm x 40.6 mm) | |
POLARIS-CA25/M | 1.30" (33.0 mm) | 3.33" x 1.60" (84.5 mm x 40.6 mm) |


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Figure 243A ベースは高さ調整が可能
- RB2/Mベースによってポスト用エクステンションを高さ可変のマウント構築に使用可能
- 中空構造によりポスト用エクステンションが貫通し、12.7 mmの高さ調整が可能
- 垂直にアクセスできる固定ネジ
ピラーポスト用ベースによって、Ø25 mm光学ポストの高さを調整することができます(Figure 243A参照)。中空構造のベースにより、ポストが貫通し、12.7 mmの高さ調整が可能です。上部にあるクランプネジで移動しないように固定することができます。


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Figure G3.2 #8-32(M4)タップ穴にはキャップスクリュまたは止めネジを取り付けることができます。ネジを付けた状態でポストカラーRM1B(/M)を取り付けると、ポストカラーは回転や高さ調整の際のストッパーとしてご使用いただけます。

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Figure G3.1 BA2F(/M)はØ1/2インチ(Ø12.7 mm)ポストホルダ(上参照)またはØ1インチ(Ø25 mm)ポストを取り付けられます。

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Figure G3.3 フレクシャ機構はスチール製インサートにより移動範囲が制限され、それにより損傷が防止されます。
- Ø25 mmの2重穴ならびにフレクシャークランプ機構付きマウント
- Ø25 mmポストならびにØ12 mm~Ø12.7 mmポストホルダ用
- 8.3 mmの高さ調整、360°の粗回転調整
- Ø25 mmポスト用カラー(C字型クランプ)RM1B/Mを用いた、回転ハードストップのためのM4タップ穴付き
ポストマウントBA2F/Mには、Ø25 mmの2重穴ならびにフレクシャークランプ機構が付いています。このクランプによってØ25 mm光学ポストやØ12 mm~Ø12.7 mmポストホルダの高さ調整ならびに回転調整が可能となります。クランプ機構は、M10 x 1.5クランプネジと5 mm六角レンチで動かします。フレクシャ機構先端にあるスチール製インサート*が過度の締付けによるクランプの損傷を防止します。
Ø25 mmポスト用カラーRM1A/MやRM1B/Mは、Ø25 mmポスト、ならびにØ12 mm~Ø12.7 mmポストホルダに取り付けることにより、高さ調整を繰り返す際のハードストップとして使用することができます。ベースには2重穴の近くにM4タップ穴がついています。この穴にキャップスクリュまたは止めネジ(セットスクリュ)を差し込めば、ポスト用カラーは回転ストップとしても機能します(Figure G3.2をご覧ください)。
ベースには長さ31.8 mmのザグリ溝があるので、M6キャップスクリュを使用して光学テーブルやブレッドボードに取り付けることができます。
*Ø12 mm~Ø12.7 mmポストホルダはØ25 mmポストに比べて若干小さいので、マウントに取付ける際にフレクシャ機構がこのスチール製インサートと接触します。これは正常であってベースを損傷するものではありません。


Click to EnlargeFigure 770B ルーラBHM6とポストベースRBP1(/M)およびRBP(/M)を使用して、ミラーマウントKCB1(/M)とケージキューブ付き偏光ビームスプリッターキューブCCM1-PBS251を用いて構築したマッハツェンダ干渉計のアライメントをしています。

Click to EnlargeFigure 770A ポストベースRBP1(/M)を使用して、レーザ光を光学テーブルのネジ穴に沿うようにアライメント
- レーザ光を光学テーブルのネジ穴に沿うようにアライメント
- ミリ規格の光学テーブルとØ25 mmピラーポストに対応
- アライメントピンと付属のネジにより、対応するマウントに取付けられた光学素子の反射面をテーブルのネジ穴の上に配置
- RBP/M: 光学素子の反射面をポスト中心に取付けたマウントに対応
- RBP1/M: KCB1シリーズマウント(KCB1P/Mを除く)に対応
- RBP2/M: KCB2シリーズマウントに対応
- 固定ネジを緩めるとポストは自由に回転可能
アライメントピン付きポストクランプベースを用いると、対応するマウントに取り付けられたミラーやその他の光学素子の反射面を、光学テーブルのネジ穴の上に配置することができます。そのため、レーザ光をテーブルのネジ穴に沿うようにアライメントする作業が容易になります(Figure 770A参照)。 ベースRBP/Mは、ポストセンタリングプレート付きキネマティックマウントや、取り付けた光学素子の反射面をポストの穴の上に設置するキューブマウント用に設計されています。ベースRBP1/MとRBP2/Mは、それぞれ直角キネマティックマウントKCB1シリーズ(KCB1P/Mを除く)と直角キネマティックマウントKCB2シリーズに対応します。各ポストベースに対応するマウントは、Table 770Cでご覧いただけます。
Table 770C RBPx(/M) Post Base Selection Guide | |
---|---|
Item # | Compatible Mounts |
RBP(/M) | KM05CP(/M), KM100CP(/M), and KM200CP(/M) Kinematic Mirror Mounts |
Kinematic Mirror Mounts with Centering Plates: KM05(/M) with KCP05(/M), KM100 with KCP1(/M), and KM200 with KCP2(/M) | |
16 mm Cage Cubes, 30 mm Cage Cubes, and 60 mm Cage Cubes with a Centered 8-32 (M4 x 0.7) or 1/4"-20 (M6 x 1.0) Mounting Hole | |
RBP1(/M) | KCB1(/M), KCB1C(/M), KCB1E(/M), and KCB1EC(/M) Right-Angle Kinematic Mirror Mounts |
RBP2(/M) | KCB2(/M), KCB2C(/M),and KCB2EC(/M) Right-Angle Kinematic Mirror Mounts |

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Figure 770D ポストベースRBP1(/M)の上面(左)と底面(右)
ポストベースにはØ25 mmピラーポストを取り付けられます(Figure 770B参照)。ただし、台座付きポストは取り付けられませんのでご注意ください。ポストベースの底部にあるアライメントピンが光学テーブルのネジ穴にフィットするため、マウントを正しい位置に設置できます。ポストベースはM6 x 1.0キャップスクリュとワッシャ(付属していません)でテーブルに固定します。ポストベースの本体はステンレススチール製で、本体に付いているアルマイト加工アルミニウム製の部品と固定ネジを用いてポストをクランプに固定します。
ピンでアライメントされたポストベースをテーブルに取付けた後は、ポストをベースに取り付け、所定の位置に回転させることができます。回転位置を決めた後は、5 mmの六角レンチまたはボールドライバで固定ネジを締め、ポストを所定の位置に固定します。ポストのクランプ機構には3点接触が採用されており、安定に取り付けことができます(Figure 770D参照)。ポストベースに調整ノブ付きのマウントを組み合わせて使用すると、ノブを使用してテーブルのネジ穴のライン上にレーザ光をより正確にアライメントできます。アライメントピン付きポストクランプベースを用いてレーザ光を光学テーブルのネジ穴のパターンにアライメントする際は、位置決めピンの付いた磁石付きビーム高測定用ルーラBHM6のご使用をお勧めします。このルーラを使用すると、光学テーブルの2つのネジ穴の上に配置された、高さの異なる一連のアライメント用の穴をご利用いただけます(Figure 770B参照)。