ガラスセル、テクスチャー反射防止フラットウィンドウ付き


  • 20 mm Long Empty Glass Cells with Ø1/2" Textured Windows or 50 mm Long Empty Glass Cells with Ø1" Textured Windows
  • Antireflective UV Fused Silica or Infrasil®* Textured Windows
  • Custom Solutions Available

GC20T1

Ø1/2" UVFS Textured Window
20 mm Cell Length

GC50T2

Ø1" Infrasil®* Textured Window
50 mm Cell Length

Textured antireflective windows minimize glare for enhanced clarity. The zoomed-in view shows an SEM image of a nanostructured UVFS window surface.

*Infrasil® is a registered trademark of Heraeus Quarzglas.

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Inside Thorlabs:科学実験用ガラスセルのブロー成形
Textured Glass Cell
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テクスチャーウィンドウでセルを封止し、グレアを抑制
Specifications
Item #GC20T1GC20T2GC50T1GC50T2
Cell Lengtha20.0 ± 3.0 mm50.0 ± 3.0 mm
Path Lengthb18.0 ± 3.0 mm48.0 ± 3.0 mm
Cell Outer Diameter12.7 ± 0.2 mm25.0 ± 0.2 mm
Cell Clear Aperture> Ø8.0 mm> Ø20.0 mm
Textured Window Wavelength Range400 - 1100 nm1000 - 1700 nm400 - 1100 nm1000 - 1700 nm
Pressure< 10-7 Torr to 5 psi at 25 °C
Fill Tube Length90.0 mm
Fill Tube Outer Diameter6.4 mm (0.25")
Fill Tube Inner Diameter4.0 mm (0.16")
Window Angle0° ± 1.0°
Window Item #W40510T1WGN051T2W41010T1WGN101T2
Window Flatnessλ
Window MaterialUV Fused SilicacInfrasil® 302UV Fused SilicacInfrasil® 302
Cell SubstrateFused Silica
ReflectancedRavg < 0.25% Over Wavelength Range
Reflectance Data
(Click for Plot)d

Raw Data

Raw Data

Raw Data

Raw Data
TransmissioneTabs ≥ 98% Over Wavelength Range
Transmission Data
(Click for Plot)e

Raw Data

Raw Data

Raw Data

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Diagram (Click to View)
  • ウィンドウを含むセル中心部の長さ
  • ウィンドウを含まないセル中心部の長さ
  • リンクをクリックすると基板の仕様をご覧いただけます。
  • 1面あたり
  • 1枚のウィンドウの透過率

特長

  • 分光用のテクスチャー反射防止ウィンドウ付きガラスセル
    • セルの長さ20 mm、Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ウィンドウ付き
    • セルの長さ50 mm、Ø25.4 mm(Ø1インチ)ウィンドウ付き
  • 2種類のテクスチャーウィンドウをご用意
    • UV溶融石英(UVFS)、400~1100 nm
    • Infrasil、1000~1700 nm
  • 溶融石英基板
  • 6.4 mmの充填用チューブが1本
  • カスタム仕様の設計や製造も承ります(当社までお問い合わせください)
  • 当社の様々なガラスセル用ヒータに対応(下記の「取付けおよびヒータについて」のセクション参照)

当社のテクスチャー広帯域反射防止フラットウィンドウは、UV溶融石英(UVFS)製では400~1100 nmの波長範囲で、Infrasil®†製では1000~1700 nmの波長範囲で、それぞれ98%以上の高い透過率を有します(透過率のグラフは右下の表でご覧いただけます)。構造化されたウィンドウ表面の反射率は、規定の波長範囲で1面あたり0.25%未満になり、グレアが低減されています(反射率のグラフは右下の表でご覧いただけます)。ガラスセルの両端はしっかりとハーメチックシールされているため、汚染されやすい試料も保護し、時間が経過しても信頼性の高い性能を保持できます。当社では、様々な分光用途にご利用いただけるセルを多数ご用意しております(下のSelection Guideの表参照)。

これらのセルは欠けたり割れたりしにくい丈夫な材料である溶融石英製です。このページに掲載されているすべてのガラスセルは10-7 Torr以下の真空圧力を保持でき、また5 psi(~34kPa)までの圧力にも耐えられます。製造後のセルは、まず超音波洗浄を行い、さらにメタノールで洗浄しています。その後、セルを真空システムに接続して真空リーク試験を行っています。セル出荷時のパッケージは真空封止されていませんので、真空システム内にセットする前に、前述と同様のクリーニングを行うことをお勧めします。

充填チューブが1本付いていますが、これは試料ガスの充填後に封止して計測に用いる場合に便利です。充填チューブの外径は6.4 mmで、当社のKFフランジ付きアダプタのKF16C025KF25C025などのフレアレス管継手に対応しています。詳細は「真空封止」タブをご覧ください。右上の動画でご覧いただけるように、セルの長さや直径、充填チューブの構成などについて、ご要望によりカスタム仕様のガラスセルを製造することも可能です。詳細は当社までお問い合わせください。

これらのセルは、一般に吸収分光法で使用されます。吸収分光法の概要は「用途」タブをご覧ください。当社ではガス吸収分光法用として、小型マルチパスセルヘリオット型マルチパスセルもご用意しています。

取付けおよびヒータのオプション
こちらのガラスセルは当社の標準のV字型キネマティックV字型Ø38 mm(Ø1.5インチ)ポスト用V字型の各クランプマウントに取付け可能です。セルの外径がマウントに対応することをご確認ください。ポスト取付け用バンドクランプVBC2/Mを使用すると、Ø25.4 mm(Ø1インチ)ガラスセルを傷つけることなく取り付けられます。

ホイル型抵抗ヒータHT10KおよびTLK-Hには、ガラスセルに巻き付けるための粘着剤が裏面についています。Ø25.4 mm(Ø1インチ)ウィンドウ付きセルは、ガラスセル用ヒータGCH25-75に取付け可能です。しかし、取り付ける際は付属のØ6 mmケージロッドを、4本とも長さ50.8 mmのケージロッドER2に交換する必要があります。当社ではØ25.4 mm(Ø1インチ)ウィンドウ付きセル用のキャップヒータGCH25Rもご用意しております。このキャップヒータはセル端部に直接取り付けられます。

取扱い上の注意およびクリーニング
当社のテクスチャーウィンドウは、水分、指紋、エアロゾルのほか、ほんの少しの研磨性の材料に接触しただけで汚染されたり損傷したりする場合があります。ウィンドウには直接触れないようご注意ください。 取り扱う際は構造面に指の油分がつかないよう、ラテックス製手袋などを着用する必要があります。

表面に汚れが付いた場合、下記のようなクリーニングをしてください。

  • クリーンエアまたは窒素で埃を吹き飛ばす。
  • イソプロピルアルコールなどの溶剤で汚れを洗い流し、クリーンエアまたは窒素を吹きかけて乾燥させる。
  • 塩基性溶液(水酸化アンモニウムと過酸化水素の混合液)、もしくは酸性溶液(塩化水素と過酸化水素の混合液)に浸し、クリーンエアまたは窒素を吹きかけて乾燥させる。

一般的なクリーニング方法は、さらに汚染することになるため避けてください。

†Infrasilは、Heraeus Quarzglas社の登録商標です。

吸収分光法

ガラスセル内の参照用物質は、それぞれを特徴づける固有の吸収スペクトルを有します。下図に示す線形吸収法による測定によって、参照用セル内の物質を特定することができます。対象とする波長域を波長可変レーザで走査し、フォトディテクタで光の吸収を検出すると、セル内の気体の特徴を示す一連のピークを記録することができます。

Reference Cell Setup
KF25CAdapterISO
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KF25フランジ-フレアレス管継手用アダプタの
分解図

KFフランジを用いた真空封止の方法

当社のガラスセルへのガスの流出入は、KF16フランジKF25フランジの付いたコンポーネント、および関連するアクセサリと組みあわせて使用することで、制御することができます。Ø6.35 mmの充填用チューブが1本付いているガラスセルは、フランジ-フレアレス管継手用アダプタKF16C025またはKF25C025に挿入できます。

以下では、ガラスセルをKF16またはKF25フランジの付いた真空システムに取り付ける方法をご紹介します。

  1. ガラスセルの充填用チューブの径に対応したKF16またはKF25フランジ-フレアレス管継手用アダプタを選びます。
  2. 洗浄された点検済みのセンタリングOリングKF16CR-FまたはKF25CR-Fに真空用グリースを塗布し、ベースのポストまたはパイプの上に置きます。
  3. センタリングOリングの上にフランジ-フレアレス管継手用アダプタを置き、ウィングナットクランプKF16WNCまたはKF25WNCで固定します。
  4. フランジ-フレアレス管継手用アダプタのローレット加工された固定ノブを緩め、ノブ、Oリング、およびシールリングを外して結合面を点検します。また付属のOリングに真空用グリースを塗布します。こうすることで、ガラスセルの充填用チューブがシステムに挿入されたときに、真空封止が可能になります。
  5. ガラスセルの充填用チューブの開口端を、まずローレット加工された固定用ノブの上側(Thorlabsの刻印側)から挿入し、次にシールリング(Oリング用のザグリがアダプタ本体方向に向くように)、およびフランジ-フレアレス管継手用アダプタのOリング(この順番で)に挿入します。
  6. 続いてフランジアダプタ本体に挿入し、Oリング、シールリング、固定ノブをアダプタ本体まで移動させます。最後に、固定ノブを手で締め付けます。

組立てられた状態のフランジ-フレアレス管継手用アダプタに、ガラス管を直接挿入することはお勧めしません。ガラス管の鋭端部でOリングを傷つけ、真空封止ができない場合があります。


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ガラスセル、テクスチャーウィンドウ付き、充填チューブ1本

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
GC20T1 Support Documentation
GC20T1ガラスセル、Ø12.7 mm UV溶融石英(UVFS)テクスチャーウィンドウ、長さ20.0 mm、充填チューブ1本、400~1100 nm
¥84,392
7-10 Days
GC20T2 Support Documentation
GC20T2ガラスセル、Ø12.7 mm Infrasil®テクスチャーウィンドウ、長さ20.0 mm、充填チューブ1本、1000~1700 nm
¥55,759
7-10 Days
GC50T1 Support Documentation
GC50T1ガラスセル、Ø25.4 mm UV溶融石英(UVFS)ウィンドウ、長さ50.0 mm、充填チューブ1本、400~1100 nm
¥135,493
7-10 Days
GC50T2 Support Documentation
GC50T2ガラスセル、Ø25.4 mm Infrasil®テクスチャーウィンドウ、長さ50.0 mm、充填チューブ1本、1000~1700 nm
¥70,692
7-10 Days