ツリウム添加ファイバーレーザー
- Single Mode, Thulium-Doped, CW Fiber Lasers
- Fiber-Bragg-Grating-Stabilized ≤0.2 nm RMS Linewidth
- Stock Wavelengths at 1900 nm, 1950 nm, and 2000 nm
- Custom Wavelengths Available from 1800 nm to 2050 nm
LFL1950
≥25 mW Fiber Laser,
1950 nm Emission Wavelength
Custom Fiber Lasers with Emission Wavelengths from 1800 nm to 2050 nm Available
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Single Channel Benchtop Laser Sources Selection Guide | |||||
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Spectrum | Wavelength | TEC | Laser Type | Cavity Type | Output Fiber Type |
Visible | 405 - 675 nm | No | Semiconductor | Fabry Perot | SM, MM, or PM |
405 - 685 nm | Yes | Semiconductor | Fabry Perot | SM | |
NIR | 785 - 1550 nm | No | Semiconductor | Fabry Perot | SM or PM |
705 - 2000 nm | Yes | Semiconductor | Fabry Perot | SM | |
1310 - 1550 nm | Yes | Semiconductor | DFB | SM | |
1900 - 2000 nm | N/A | Fiber Laser | Fabry Perot | SM | |
MIR | 2.7 µm | N/A | Fiber Laser | Fabry Perot | SM |
Other Fiber-Coupled Laser Sources |
Key Specificationsa | |||
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Item # | LFL1900 | LFL1950 | LFL2000 |
Emission Wavelength | 1900 ± 2 nm | 1950 ± 2 nm | 2000 ± 2 nm |
Output Power at Maximum Drive Currentb | ≥30 mW | ≥25 mW | ≥18 mW |
RMS Linewidth | 200 pm (Max) | ||
Drive Current | 450 mA (Max) | ||
Polarization | Random | ||
Power Stability (Ambient Temperature ±2 °C) | <±2% over 24 Hours (After 15 min Warm-Up) | ||
Relative Intensity Noise (RMS, 10 Hz - 1 MHz)c | < 0.5% | ||
Output Fiber Type | SM2000 | ||
Output Fiber Mode Field Diameter | 13 ± 1 µm @ 1996 nm | ||
Output Fiber NA | 0.11 | ||
Output Fiber Connector | 2.0 mm Narrow Key FC/APC |
特長
- ツリウム発光帯内のCWレーザ
- 標準品は1900 nm、1950 nm、2000 nmの発振波長でご用意
- カスタム仕様として波長範囲1800~2050 nmのレーザにも対応可能
- ファイバーブラッググレーティング(FBG)により安定化され、RMS線幅≤0.2 nm
- 調整可能な出力パワー
- パネルインターフェイスまたはリモートUSBコマンドにより直観的に操作できるターンキーオペレーション
- シングルモードファイバ出力
- FC/APCバルクヘッド
ツリウム添加(Tm)ファイバーレーザはベンチトップ型のファブリペローレーザ光源です。2 µm帯のシングルモードファイバで出力し、試験や計測用としてシンプルな操作でお使い頂けます。このレーザは、利得媒質としてのツリウム添加(Tm)ファイバと、レーザ波長を選択するための2つのファイバーブラッググレーティング(FBG)から構成されています。ファブリペロー型半導体レーザと比べて、ファイバーブラッググレーティング(FBG)をベースにしたファブリペロー型ファイバーレーザでは狭帯域のFBGリフレクタを用いており、また縦モード間隔も狭くなっています(典型的には、半導体レーザの100 GHz以上に対して200 MHz以下)。これによりスペクトルが短期的にも長期的にも安定し、RMSスペクトル幅は大幅に狭くなります(半導体レーザの数nmに対して0.2 nm以下)。これらの特長により、Tm添加ファイバーレーザは、スペクトル安定性あるいは狭いスペクトル幅が必要とされる用途に適しています。
標準品は1900 nm、1950 nm、2000 nmの3種類の波長でご用意しております。Tm添加ファイバは、1800~2050 nmの範囲の他の発振波長にも対応可能です。発振波長が異なるカスタム仕様のファイバーレーザをご希望の場合は、当社までお問い合わせください。下のグラフは、カスタム仕様の発振波長を有するサンプルの典型的な出力パワーを示しています。
レーザ光は、2.0 mmナローキーFC/APCコネクタに対応するファイバーコネクターバルクヘッドを介して出力されます。出力部に内蔵されたアイソレータにより、レーザ共振器への後方反射による影響は最小限に抑えられています。最良の結果を得るには、ファイバSM2000を用いたファイバーパッチケーブル(型番例 P3-2000-FC-2a)を使用して、レーザ光源の出力を他のファイバ結合デバイスや自由空間用光学素子に接続してください。
LCD画面にはファイバーレーザのパラメータが表示されます。ファイバーレーザの出力は励起レーザの駆動電流で調整できます。各レーザには励起電流vs.出力パワーの試験データを添付しています。USB接続により、コマンドラインインターフェイスでレーザ光源の制御が可能です。Windowsのドライバについては「ソフトウェア」のタブをご覧ください。各レーザ光源にはユニバーサル電源が内蔵されています。
安全性を高めるために背面パネルにはインターロックが付いており、出力できようにするにはこれを短絡する必要があります。この機能を利用すれば、実験室のドアの開閉によるインターロックをかけ、安全でない場合にはファイバーレーザを停止することも可能です。電源スイッチは、事故や不必要な使用を防止するためにキーロックシステムになっています。ユニットを作動させるにはEnableボタンを押します。このとき、緑色のLEDインジケータにより動作状態を容易に判断することができます。ファイバーレーザが動作するまで3秒の遅れがあり、その間はLEDが点滅して警告をします。
a. こちらの旧製品の販売は終了しております。代替品としてケーブルP3-1950-FC-2がご使用いただけますが、このケーブルに使用されているファイバSM1950とレーザに使用されているファイバSM2000のMFDが合致しないため、ファイバーレーザ接続時に20%の損失が予測されますのでご留意ください。
ファイバーレーザのカスタマイズ
当社では、0.2 nm以下のRMS線幅を有するファイバーレーザを、カスタム仕様として発振波長1800 nm~2050 nmの範囲でご提供することが可能です。ツリウム添加ファイバには、波長の選択ができるようファイバーブラッググレーティング(FBG)を使用しています。詳細は当社までお問い合わせください。
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こちらの例では、ダブルFBGを用いたツリウム添加ファイバーレーザから出力された狭線幅のスペクトルを示しています。詳細については「グラフ」のタブをご参照ください。
Item # | LFL1900 | LFL1950 | LFL2000 |
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Optical | |||
Emission Wavelength | 1900 ± 2 nm | 1950 ± 2 nm | 2000 ± 2 nm |
Output Power at Maximum Drive Currenta | ≥30 mW | ≥25 mW | ≥18 mW |
RMS Linewidth | 200 pm (Max) | ||
Drive Current | 450 mA (Max) | ||
Polarization | Random | ||
Power Stability (Ambient Temperature ±2 °C) | <±2% Over 24 Hours (After 15 min Warm Up) | ||
Relative Intensity Noise (RMS, 10 Hz - 1 MHz)a | <0.5% | ||
Output Fiber Type | SM2000 | ||
Output Fiber Mode Field Diameter | 13 ± 1 µm @ 1996 nm | ||
Output Fiber NA | 0.11 | ||
Output Fiber Connector | 2.0 mm Narrow Key FC/APC | ||
Electrical | |||
AC Input | 100 - 240 VAC, 50 - 60 Hz | ||
Input Power | 20 VA (Max) | ||
Fuse Ratings | 500 mA | ||
Fuse Type | IEC60127-2/III (250 VA, Slow Blow Type "T") | ||
Fuse Size | 5 mm x 20 mm | ||
Physical | |||
Dimensions (W x H x D) | 5.77" x 3.07" x 12.17" (146.5 mm x 77.9 mm x 309.1 mm) | ||
Weight | 1.96 kg (4.32 lbs) 4.13 kg (9.1 lbs) Shipping Weight | ||
Operating Temperature | 15 to 35 °C | ||
Storage Temperature | 0 to 50 °C | ||
Connections and Controls | |||
Interface Control | Optical Encoder with Pushbutton | ||
Enable Select | Keypad Switch Enable with LED Indicator | ||
Power On | Key Switch | ||
Display | LCD, 16 x 2, Alphanumeric Characters | ||
Input Power Connection | IEC Connector | ||
Interlock | 2.5 mm Mono Phono Jack | ||
Communications | |||
Communications Port | USB 2.0 Compatible | ||
COM Connection | USB Type B Connector | ||
Required Cable | 2 m USB Type A to Type B Cable (Replacement Item # USB-A-79) |
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生データはこちらからダウンロードいただけます。
このレーザースペクトルは0.05 nmの分解能で測定しています。マルチ縦モードは、100 MHz以上で分離されているレーザの線幅内に存在しています。各レーザ光源のスペクトル測定値は、製品に付属する個別のデータシートに記載されています。
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生データはこちらからダウンロードいただけます。
こちらのL-I曲線は励起電流による光出力の変動例を示しています。励起電流は各光源の前面パネルにあるノブで調整が可能です。L-I曲線は各レーザに付属する個別のデータシートにも記載されています。
リモートインターロック入力端子
2.5 mmモノラルジャック
レーザの「ON」を有効にするためには、端子間を付属のプラグまたは外部スイッチのようなデバイスで短絡する必要があります。
USB
USB Type B
PC接続用
Posted Comments: | |
Deepak Korhalkar
 (posted 2019-07-13 07:33:45.3) Can you offer a Tm laser with 30 to 50 Watt Avg. / CW Power Output. Spectral Line width is not an issue. If yes, what would be the price range ( Qty. 1 initial )
Regards. YLohia
 (posted 2019-07-15 10:39:27.0) Hello, thank you for contacting Thorlabs. Custom item quotes can be requested by emailing techsupport@thorlabs.com. I have reached out to you directly to discuss your request. |