位置調整機能付きポジショナークランプ、34 mm光学レールプラットフォーム用

特長

• ポジショナークランプXT34N：
  
  • M2.5 x 0.2アジャスタにより、レール軸に沿ってクランププラットフォームやレール用キャリッジを押して微動させます。
  • 1回転あたりの移動量：200 µm
  • 最大移動量：11.43 mm
  • アジャスタには1.5 mmボール(六角)ドライバが使用可能。
• リターンポジショナークランプXT34N1:
  • スプリングプランジャにより34 mmレールにクランプします。
  • クランプXT34Nと一緒に使用することで双方向の調整が可能。

ポジショナークランプXT34NおよびXT34N1は、34 mmレール用プラットフォームに取り付けた光学素子の微調整を補助する設計となっております。XT34NはレールクランプにM2.5 x 0.2アジャスタが内蔵されています。このアジャスタによって、手動による粗移動よりも細かくスムーズな位置決めが可能になります。ネジ1回転あたりの移動量は200 µmで、内蔵のM2.5 x 0.2アジャスタF2D5ES20は、クランプ前面から11.43 mm移動可能です。必要に応じてこれよりも長いアジャスタを取り付けることもできます。

リターンポジショナークランプXT34N1は、ポジショナークランプXT34Nと一緒に使用してパッシブ調整を行うことができます。プラットフォームをこの2つのポジショナークランプ間に設置した場合、ポジショナークランプXT34Nの調整ネジを後方に引っ張るとリターンポジショナークランプXT34N1のバネ式プランジャはキャリッジを最大4.95 mm押し戻します。このリターンポジショナークランプは調整時の安定性に優れています。この圧縮バネの張力は2.0 mm六角レンチで調整できます。

ご使用の際にはポジショナークランプをレール上に設置して、アジャスタのボール部分とプランジャの先端が位置決めするプラットフォームまたはレール用キャリッジに接触させます。なお、位置決めするプラットフォーム(キャリッジ)は、XT34Nから離れる方向に移動することになります。その後、ポジショナークランプを1.5 mmボールドライバを使って締め付けてください。2つのポジショナークランプを固定し、プラットフォームまたはキャリッジの位置をレールに固定しているクランプを緩めた後、1.5 mmボールドライバ(または六角ドライバ)でアジャスタを回転させ、プラットフォーム(キャリッジ)を希望の位置まで押してください。

このポジショナークランプを使用して両面アリ溝式クランプXT34C1またはXT34C2をレールに取り付けることはお勧めしておりません。アセンブリ内を移動するためにクランプを緩めると、同じクランプで固定されているオプトメカニクスも緩めてしまい、意図しないズレが発生する可能性があります。

当社では、クランプおよびアングルブラケット、ブレッドボード用取付プレート、レールキャリア、取付けプラットフォーム、レンズチューブ用アダプタ、レールジョイントなど、34 mmレール用アクセサリを幅広くご提供しています。サイズアダプタを用いると66 mmおよび95 mmのレールをXT34シリーズのセットアップに組み込むことができるため、事実上どのようなオプトメカニクスのセットアップにも対応できようになります。

XT34 34 mm Optical Rail Accessories
Rails	Rail Platform Positioners	Clamps and Angle Brackets	Breadboard Mounting	Size Adapters	Rail Joiners	Rail Carriers	Mounting Platforms	Lens Tube Adapter