ダイクロイックミラー(ビームスプリッター)
ダイクロイックミラーとは、入射光の波長に応じて、反射/透過で分離する光学素子のことです。異なる波長(色)のレーザ光の結合や分岐にお使いいただけます。分離波長の長波長側を透過、短波長側を反射するロングパスダイクロイックミラー、逆に短波長側を透過するショートパスダイクロイックミラーをご用意しています。また、透過、反射帯域が3つ以上あるマルチバンドダイクロイックミラーは、多光子顕微鏡、蛍光顕微鏡にご利用いただけます。
YbレーザやNd:YAGレーザなどの超短パルスレーザから出力される基本波と第2高調波を分離する用途に対しては、低GDDを特長としたダイクロイックミラー、いわゆるハーモニックビームセパレータ(ハーモニックビームスプリッタ)をご用意しています。