ランジュバン型振動子、超音波溶着用

PKT40B
15 kHz, 500 W,
Ø60 mm x 163 mm
PKT40A
20 kHz, 700 W,
Ø50 mm x 117 mm
- Designed to Produce Ultrasonic Vibrations for Thermoplastic Welding
- Hard PZT Material Chips Bolted Together in Metal Housing
- Resonant Frequencies of 15 kHz or 20 kHz
Application Idea
Ultrasonic Welding Stack Comprised of PKT40A Langevin Transducer (Left),
Connector (Center), and Sonotrode/Horn (Right)

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アイコン等について | |
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特長
- 金属製筐体内にピエゾチップが組み込まれた、超音波溶着用のランジュバン型振動子(ランジュバントランスデューサ)
- 共振振動を発生させるピエゾチップs
- 駆動電圧範囲:0~5 kV
- 共振ピエゾチップもございます(下記にて別売り)。
当社では、リングチップ型ピエゾ素子が内蔵された超音波溶着用のランジュバン型振動子(ランジュバントランスデューサ)をご用意しています。ランジュバン型振動子PKT40AにはチップPA40ND5が4枚組み込まれており、共振周波数(動作周波数)は20 kHz、瞬時パワーは700 Wです。ランジュバン型振動子PKT40BにはチップPA40TMが4枚組みこまれており、共振周波数(動作周波数)は15 kHz、瞬時パワーは500 Wです。
これらのランジュバン型振動子内の硬質PZTは、駆動電圧として最大5 kVまで許容しますが、3 kVを超えると大気中アーク放電が発生する場合があります。電圧が3 kVを超える場合には、シリコンオイルを塗布するなどの予防策を講じる必要があります。詳細な仕様については下表内の青いアイコンをご覧ください。クランプされたチップまたは振動子を駆動するときは、電圧範囲0〜5 kVの正弦波で駆動することをお勧めします。下表内の青いアイコンをクリックするとインピーダンスおよび位相角のグラフをご覧いただくことができますが、そこにデバイスの共振周波数まわりでの位相角の急峻なスロープを見ることができます。この位相角の急峻なスロープは、動作中に温度変化によってシフトするかもしれない共振周波数をトラッキングするのに利用することができます。
この超音波振動子(超音波トランスデューサ)では、2つの金属製筐体の間に4枚のリングチップが積み重ねられてボルトで固定されています。各チップには銅箔の電極が付いています。振動子の正極はピエゾチップだけに接続されていますが、負極は金属製筐体にも接続されています。金属製筐体はドライバの負極に接続するか、または接地してください。詳細については「取扱い」タブをご参照ください。上端のアセンブリボルトは既定のトルクで締められ、ネジはロックされています。緩めたり取り外したりはしないでください。超音波振動子PKT40AおよびPKT40Bは、それぞれ底部にあるM16 x 2.0タップ穴またはM20 x 1.5タップ穴を用いて取り付けることができます。
ランジュバン型振動子(ランジュバントランスデューサ)の取扱い
電気的特性について
金属製の筐体に接続されている電極は接地し、もう一方の電極には正のバイアス電圧を印加してください。絶対最大電圧は5 kVです。5 kVを超えるとデバイスの寿命が短くなるうえに、故障する場合があります。また、逆バイアスを印加した場合も、デバイスが故障する恐れがあります。デバイスを3 kV以上で駆動すると、大気中アーク放電が発生する場合があります。電圧が3 kVを超える場合には、シリコンオイルを塗布するなどの予防策を講じる必要があります。
ワイヤを銅箔の電極にはんだ付けするときは、はんだごての温度は370 °C以下に設定し、1か所につき2秒以上は加熱しないようにしてください。また、電極の中心部にはんだ付けしてください。
感電および放電についての注意
駆動中、ピエゾ素子および電極には高い電圧が印加されます。けが防止および短絡防止のため、手または電気伝導性のあるものでは触れないようにしてください。
使用後のピエゾアクチュエータには電荷が蓄積しています。正極と負極を直接接続すると、火花が発生したり、故障したりする場合があります。両極の間に抵抗(>1 kΩ)を挿入して放電させることをお勧めします。
振動子へのデバイスの取付け
負荷は金属製筐体の底部にあるタップ穴にのみ取り付けてください。振動子の金属製筐体は保持またはクランプが可能です。
注:共振周波数で駆動するときには、振動子には高電圧が印加され、熱と高周波の力が発生します。放電、振動、熱などによりけがをするリスクを避けるため、デバイスには触れないでください。長時間使用する場合は、ピエゾチップと金属部品を高速のエアフローで冷却することをお勧めします。
保管について
- 100 °C以上になる場所には保管しないでください。
- 湿度の高い場所には保管しないでください。相対湿度(RH)は40%未満にしてください。
- デバイスを有機溶剤に浸さないでください。
- 可燃性のガスまたは液体の近くでデバイスを使用しないでください。
Posted Comments: | |
Jonathan Tinker
 (posted 2021-07-22 09:25:39.287) Just as an FYI, I ordered a pair of the PKT4A transducers and the mounting holes in the bottom were not M16 as described. They ended up being M18x2.00, which is a much harder bolt size to source. It would be beneficial to update the part description to reflect that so future customers won't have the difficulty I did. YLohia
 (posted 2021-07-26 02:00:05.0) Thank you for your feedback! We are currently revising the mounting hole description. Please accept our apologies for any inconvenience caused, and thank you for pointing this out. |