Polaris®キネマティックミラーマウント、上部調整機構(アジャスタ)付き
- Designed for Long-Term Stability
- Patented Monolithic Flexure Arm Design for Minimal Optic Distortion
- Right- and Left-Handed Versions Available
POLARIS-K1VS2
2-Adjuster Mirror Mount
for Ø1" Optics
with Vertical Drive
POLARIS-K2VS2L
2-Adjuster Mirror Mount
for Ø2" Optics
with Vertical Drive
US Patents 10,101,559 & 11,320,621
POLARIS-K05VS2
2-Adjuster Mirror Mount
for Ø1/2" Optics
with Vertical Drive
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Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用マウントPOLARIS-K1VS2の調整方法
A:POLARIS-T2でロック用カラーPOLARIS-LNS1を調整
B:2.0 mm六角レンチを用いてアジャスタを調整
C:着脱式ノブPOLARIS-N5をアジャスタに取り付けて調整*
D:六角ノブHKTS-5/64をアジャスタに取り付けて調整
Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)用PolarisマウントPOLARIS-K05VS2のためのアクセサリは別途ご用意しております。
特長
- 熱膨張係数(CTE)の小さい熱処理済みステンレススチールより機械加工
- 高い耐久性と滑らかな動きを実現するために、硬化処理ステンレススチール製ボールとの接点にはサファイアシートを使用
- 整合されたアクチュエータと背面プレートにより安定性と滑らかなキネマティック調整を実現
- 12.5 °C幅の温度サイクル後の角度変化は2 μrad 未満を保証(詳細は「試験データ」タブ参照)
- 真空および高出力レーザ共振器での使用に適した、不動態化処理済みのステンレススチール製
- モノリシックフレクシャーアームによる光学素子保持方式(特許取得済みUS Patent 10,101,559)
- 上部アジャスタ方式(特許取得済みUS Patent 11,320,621)では、硬化処理および精密仕上げの施されたステンレススチール製部品を介して、極めて安定したキネマティック動作を実現
- カスタム仕様のマウントについては当社までお問い合わせください。
Polaris®低ドリフトミラーマウントは、アライメントの長期安定性が厳しく要求される用途に適しています。下記のマウントに組込まれた上部調整機構(アジャスタ)は、レーザ共振器内など、マウント背面に水平方向からアジャスタを調整できるスペースがないセットアップに適しています。
光学素子の保持
こちらのマウントの特長は、モノリシックフレクシャーアームを用いた光学素子の取付け機構(特許取得済み)です。この方式では光学歪みを最小限に抑えながら、高い保持力と安定したビームポインティングを実現できます。詳細は「試験データ」タブをご参照ください。
Polarisの光学素子取付け穴は、温度変化や移動時の衝撃・振動など、様々な環境変化に対して最良のビームポインティング安定性が得られるように精密加工されています。こちらの上部アジャスタ付きマウントは、Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)、Ø25.4 mm(Ø1インチ)、Ø38 mm(Ø1.5インチ)および Ø50.8 mm(Ø2インチ)光学素子用に特化して設計されています。Ø25 mmミラーやØ50 mmミラー用のマウント、低歪みミラーマウントあるいは接着固定型のミラーマウントなどで使用されているフェイスプレートを用いて、カスタマイズすることも可能です。詳細は当社までお問い合わせください。
設計
熱処理済みのステンレススチールから機械加工されたPolarisマウントには、ボール接触やサファイアシートを用いた、精密に整合されたアジャスタが使用されています。そのため、滑らかなキネマティック調整が可能です。「試験データ」タブでご覧いただけるように、これらのマウントは様々な試験により、その高い性能が実証されています。Polarisは、ビームに生じるミスアライメントの一般的な要因にすべて対応するように設計されています。詳しくは「設計の特長」タブをご覧ください。
ポストへの取り付け
Polaris上部アジャスタ付きミラーマウントには、ポストに取り付けるためのM4用ザグリ穴があります。取付け用ザグリ穴の周りにはØ2 mmの位置決めピン用の穴があるため、Polarisミラーマウント用ポストを使用するとより精密なアライメントが可能になります。
マウントの背面プレートの隣接する側面にある取付け穴や位置決めピン用の穴を使用して、アジャスタを水平方向に設置するようにカスタマイズすることも可能です。詳細は当社までお問い合わせください。
推奨する取付け方法等については「使用情報」タブをご覧ください。
クリーンルームおよび真空への対応について
下記の全てのPolarisマウント、脱着式ノブ、ロックカラーは、クリーンルームおよび真空での使用が可能です。詳細は「仕様」タブおよび「設計の特長」タブをご覧ください。
*脱着式ノブPOLARIS-N5は、アジャスターネジに直接ねじ込みます。下記の上部アジャスタ付きマウントに取り付けると、角度範囲が狭くなる場合があります。
Item # Suffixa | -K05VS2 | -K05VS2L | -K1VS2 | -K1VS2L | -K15VS2 | -K15VS2L | -K2VS2 | -K2VS2L |
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Optic Sizeb | Ø1/2" | Ø1" | Ø1.5" | Ø2" | ||||
Mount Configuration | Right-Handed | Left-Handed | Right-Handed | Left-Handed | Right-Handed | Left-Handed | Right-Handed | Left-Handed |
Optic Thickness (Min) | 0.08" (2 mm) | 0.14" (3.5 mm) | 0.24" (6.0 mm) | 0.14" (3.5 mm) | ||||
Number of Adjusters | Two | |||||||
Adjuster Drive | Vertical Drive, 5/64" (2.0 mm) Hex | |||||||
Adjuster Pitch | 130 TPI | 100 TPI | ||||||
Actuator Matching | Matched Actuator/Body Pairs | |||||||
Measured Point-to-Point Mechanical Resolution per Adjuster (Bidirectional Repeatability) | 5 µrad (Typical); 2 µrad (Achievable) | |||||||
Adjustment per Revolutionc | ~11 mrad/rev | ~7.7 mrad/rev | ~5.5 mrad/rev | ~5 mrad/rev | ||||
Mechanical Angular Range (Nominal) | +3°/-2.5° | ±4° | ±3° | ±3° | ||||
Front Plate Separation at Pivot Adjuster | 0.06" (1.5 mm) | 3.175 mm (0.125") | ||||||
Beam Deviationd After Thermal Cycling | < 2 µrad | < 1 μrad | ≤1 μrad | ≤2 μrad | ||||
Recommended Optic Mounting Torquee | 8 - 12 oz-in for 6 mm Thick UVFS Optics | 5 - 7 oz-in for 6 mm Thick UVFS Optics | 5 - 7 oz-in for 6 mm Thick UVFS Optics | 4 - 6 oz-in for 12 mm Thick UVFS Optics | ||||
Mounting | One #8 (M4) Counterbore | Three #8 (M4) Counterbores | ||||||
Alignment Pin Holes | Two on Either Side of Center Counterboref | |||||||
Vacuum Compatibilityg | 10-9 Torr at 25 °C with Proper Bake Out 10-5 Torr at 25 °C without Bake Out Grease Vapor Pressure: 10-13 Torr at 20 °C; 10-5 Torr at 200 °C Epoxy Meets Low Outgassing Standards NASA ASTM E595, Telcordia GR-1221 | |||||||
Operating Temperature Range | -30 to 200 °C |
Polarisミラーマウントの試験データ
当社では、すべてのPolaris低ドリフトキネマティックミラーマウントに対して、その高い性能を保証するために幅広い試験を実施しています。熱衝撃試験ではマウントの優れた安定性を確認し、一時的な温度による変化の後にマウントが確実に初期位置に戻ることを実証しています。干渉計を用いた波面歪みの試験では、Polarisマウントで光学素子を保持したときに、その表面を大きく歪ませることがないことを実証しています。
Polarisマウントの振動試験(この動画ではØ19 mm光学素子用Polarisマウントを使用)
振動試験
目的: :この試験は、Polarisミラーマウントが激しい物理的振動を受けた時に、どの程度確実に動作するかを判断するために実施しました。
手順: 同じ種類のミラーマウントのペアを、それぞれPolarisミラーマウント用Ø1インチポスト に取り付け、クランプアームPOLARIS-CA1を用いてステンレススチール製のブレッドボードに固定しました。レーザービームはミラーで反射し、同じブレッドボード上に配置した2つの位置センシングディテクタ(PSD)に入射しました。プラットフォーム全体を様々な周波数と振幅で加振し、ディテクタ上のビーム位置の変化を記録しました。2つの光路を直交させ、振動方向は一方のマウントのミラーに対して平行に、他方のマウントのミラーに対して垂直になるようにしました。右の動画でPolarisマウントの振動試験の様子をご覧いただけます(使用されているマウント:POLARIS-K19S4)。
結果: 最大周波数100 Hz、最大加速度6 Gまで加振しましたが、マウントは機械的な安定性を保持していました。マウントの角度位置は、平行および垂直の両方向の振動に対して約10 µrad以内で安定していました。
結論: 当社のPolarisミラーマウントは、過酷な使用条件下でも優れた性能を保持します。従って、振動ノイズが想定される環境において非常に高い安定性が求められるシステムにも、これらのマウントをご使用いただくことができます。上部調整機構付きPolarisマウントは、この試験で使用されたマウントと、関連する設計上の特徴をすべて共有しています。
熱衝撃後の位置再現性
目的: この試験は、熱衝撃を受けたマウントが、ヒステリシスなしでミラーをどの程度確実に初期位置に戻せるかを測定するものです。測定結果から、光学システムのアライメントが熱衝撃の影響を受けないことを示します。
手順: PolarisミラーマウントをØ1インチポストに取り付け、次に温度制御された環境下に置かれたステンレススチール製光学テーブルに固定しました。ミラーはフレクシャ機構を使用して固定しました。その他の取り付けの際の注意事項については「使用情報」タブをご参照ください。独立に温度制御されている半導体レーザからのビームをこのミラーで反射し、位置センシングディテクタ(PSD)に入射するようにセットしました。ミラーマウントの温度を37 °C以上まで上昇させ、マウント全体が一定温度になるまで、その温度を維持しました。その後、ミラーマウントの温度を試験開始時の温度に戻しました。試験結果は以下の通りです。
結果: 下のグラフに示すように、Polarisマウントが初期の温度に戻ると、マウントに取り付けられたミラーの角度(ピッチとヨー)は、初期位置に対してØ1/2およびØ1インチマウントでは1 μrad以内、Ø2インチマウントでは2 µrad以内に戻りました。この結果は、他社製のマウントの最も良い試験結果の数値と比較しても有意に優れていました。Polarisマウントのこの性能試験は、温度変化のサイクルをさらに繰り返して実施しました。各温度サイクル後、ミラーの位置は初期位置に対してØ1インチマウントPOLARIS-K1VS2(L)で1 μrad以内、Ø1/2インチマウントPOLARIS-K05VS2(L)およびØ2インチマウントPOLARIS-K2VS2(L)で2 µrad以内に確実に戻りました。
結論: Polarisミラーマウントは、温度を繰り返し変化させてもミラーを確実に初期位置に戻すことができる、高性能で高安定なマウントです。従って、Polarisマウントはアライメントの長期安定性を必要とする用途に適しています。
Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)用モノリシックフレクシャーアーム保持方式マウント、上部2アジャスタ付き |
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Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)光学素子用2アジャスタ付きPolarisミラーマウントPOLARIS-K05VS2の熱衝撃後の角度位置再現性。 POLARIS-K05VS2Lでも同様の結果が得られます。 |
上のグラフは、独立した2つのPOLARIS-K05VS2に対して連続して35回行った熱衝撃試験における、各試験後の最終的な角度位置を示しています。Mount #1のビームの高さは2インチ(50.8 mm)、Mount #2のビームの高さは3インチ(76.2 mm)です。図中の温度変化は試験の開始時と終了時の温度差であり、室温やマウントの温度変化などの要因も含んでいます。POLARIS-K05VS2Lでも同様の結果が得られます。 |
Ø25.4 mm(Ø1インチ)用モノリシックフレクシャーアーム保持方式マウント、上部2アジャスタ付き |
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Click to Enlarge Ø25.4 mm(Ø1インチ)用2アジャスタ付きPolarisミラーマウントPOLARIS-K1VS2の熱衝撃に対する位置再現性。POLARIS-K1VS2Lでも同様の結果が得られます。 |
Click to Enlarge 上のグラフは、POLARIS-K1VS2に対して連続して10回行った熱衝撃試験における、各試験後の最終的な角度位置を示しています。図中の温度変化は試験の開始時と終了時の温度差であり、室温やマウントの温度変化などの要因も含んでいます。POLARIS-K1VS2Lでも同様の結果が得られます。 |
Ø50.8 mm(Ø2インチ)用モノリシックフレクシャーアーム保持方式マウント、上部2アジャスタ付き |
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Click to Enlarge Ø50.8 mm(Ø2インチ)光学素子用2アジャスタ付きPolarisミラーマウントPOLARIS-K2VS2の熱衝撃に対する位置再現性。POLARIS-K2VS2Lでも同様の結果が得られます。 |
Click to Enlarge 上のグラフは、POLARIS-K2VS2に対して連続して20回行った熱衝撃試験における、各試験後の最終的な角度位置を示しています。図中の温度変化は試験の開始時と終了時の温度差であり、室温やマウントの温度変化などの要因も含んでいます。POLARIS-K2VS2Lでも同様の結果が得られます。 |
Zygo位相シフト干渉計を用いた光学歪みの測定
光学素子は取付けに伴う力によってその表面に歪みが生じます。光学素子の歪みは反射光の波面に作用するため、この歪みの影響を最小限に留めることが重要です。下記の上部調整機構(アジャスタ)付きマウントを含め、当社の多くのPolarisマウントでは、光学素子の歪みを最小限に抑えながら最大限の安定性が得られるように設計された、モノリシックフレクシャーアームを採用しています。
フレクシャーアームによってミラーに生じる光学歪みの大きさを調べるために、Zygo位相シフト干渉計を用いて様々なトルク値における波面歪みを測定しました(下図参照)。下に示す試験結果から、Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)光学素子用Polarisマウントには0.056~0.085 N・m(8~12 oz-in)のトルク、Ø25.4 mm(Ø1インチ)およびØ38.1 mm(Ø1.5インチ)光学素子用Polarisマウントには0.035~0.049 N・m(5~7 oz-in)のトルク、Ø50.8 mm(Ø2インチ)用Polarisマウントには0.028~0.042 N・m(4~6 oz-in)のトルクをお勧めします。
光学素子を取り付ける際の適切なトルク値は±0.014 N・m(±2 oz-in)の範囲で変化しますが、これは光学素子の厚さ、直径、公差の累積などによるものです。
手順:
広帯域誘電体ミラーをPolarisマウントの光学素子取付け穴に挿入し、止めネジ(セットスクリュ)でフレクシャーアームを締め付けて固定しました。光学歪みはZygo干渉計を用いて測定し、記録しました。それぞれの測定が終了した後、光学素子の保持力を確認するために、光学素子をマウントから押し出すのに必要な力を測定しました。ここで示されている波面歪みの値は、光学素子全体におけるPV(peak-to-valley)値で、最悪の歪みの大きさを表しています。光学素子中心部の波面歪みはエッジ部分に比べて大幅に小さくなります。
POLARIS-K05VS2 Optical Distortion Test Data | ||
---|---|---|
Torque (oz-in)a | Wavefront Distortion (Peak to Valley)b (Click for Example Zygo Screenshot) | Push-Out Force (lbf)c |
7 | 0.04λ to 0.055λ | >12 |
7.5 | 0.037λ | |
8 | 0.037λ to 0.045λ | |
8.5 | 0.042λ | |
9 | 0.042λ to 0.051λ | |
9.5 | 0.045λ | |
10 | 0.049λ to 0.052λ | |
10.5 | 0.055λ | |
11 | 0.04λ to 0.052λ | |
11.5 | 0.063λ | |
12 | 0.064λ to 0.079λ | |
12.5 | 0.079λ | |
13 | 0.042λ to 0.049λ | |
13.5 | 0.061λ | |
14 | 0.047λ to 0.069λ | |
14.5 | 0.07λ | |
15 | 0.079λ to 0.083λ | |
15.5 | 0.075λ | |
16 | 0.065λ to 0.078λ |
Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)光学素子用上部アジャスタ付きPolarisマウントの試験結果:
この試験はØ12.7 mm(Ø1/2インチ)光学素子用上部アジャスタ付きPolarisマウントPOLARIS-K05VS2を用いて行いました。POLARIS-K05VS2Lは同じ前面プレートを使用しており、同様の性能を示します。右の表に示すように、マウントの止めネジに0.056~0.085 N・m(8~12 oz-in)のトルクを負荷した場合、波面歪みのPV値は≤0.1λになりました。
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POLARIS-K05VS2に様々なトルク値で光学素子を取り付けた時の波面歪み
Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用モノリシックフレクシャーアーム保持タイプマウントの試験結果:
この試験はマウントPOLARIS-K1S4を用いて行いました。このマウントの前面プレートの保持機構は、Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用上部アジャスタ付きマウントPOLARIS-K1VS2およびPOLARIS-K1VS2Lと同じです。下の表に示すように、Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用マウントPOLARIS-K1S4の止めネジに5~7 oz-in(0.035~0.049 N・m)のトルクを負荷した場合、波面歪みのPV値は≤0.1λになりました。
POLARIS-K1S4 Optical Distortion Test Data | ||
---|---|---|
Torque (oz-in)a | Wavefront Distortion (Peak to Valley)b (Click for Example Zygo Screenshot) | Push-Out Force (lbf)c |
4.5 | 0.072λ to 0.093λ | > 12 |
5 | 0.047λ to 0.090λ | |
5.5 | 0.057λ to 0.097λ | |
6 | 0.085λ to 0.100λ | |
6.5 | 0.057λ to 0.073λ | |
7 | 0.059λ to 0.067λ | |
7.5 | 0.083λ to 0.092λ | |
8 | 0.128λ to 0.145λ | |
8.5 | 0.102λ to 0.117λ | |
9 | 0.141λ to 0.162λ | |
10 | 0.188λ to 0.224λ |
Ø38.1 mm(Ø1.5インチ)光学素子用モノリシックフレクシャーアーム保持タイプマウントの試験結果:
この試験はØ38.1 mm(Ø1.5インチ)光学素子用マウントPOLARIS-K15S4を用いて行いました。このマウントの前面プレートの保持機構は、Ø38.1 mm(Ø1.5インチ)光学素子用上部アジャスタ付きマウントPOLARIS-K15VS2およびPOLARIS-K15VS2Lと同じです。下の表に示すように、Ø38.1 mm(Ø1.5インチ)光学素子用マウントPOLARIS-K15S4の止めネジに5~7 oz-in(0.035~0.049 N・m)のトルクを負荷した場合、波面歪みのPV値は≤0.173λになりました。
POLARIS-K15S4 Optical Distortion Test Data | ||
---|---|---|
Torque (oz-in)a | Wavefront Distortion (Peak to Valley)b (Click for Example Zygo Screenshot) | Push-Out Force (lbf)c |
Unmounted | 0.083λ | > 12 |
4 | 0.108λ | |
5 | 0.165λ | |
6 | 0.137λ | |
7 | 0.173λ | |
8 | 0.175λ | |
9 | 0.281λ | |
10 | 0.302λ |
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POLARIS-K15S4の止めネジに7 oz-in(0.049 N・m)のトルクを負荷した時の波面歪み(これ以外のトルク値での波面歪みは右の表をご覧ください)。
Ø50.8 mm(Ø2インチ)光学素子用モノリシックフレクシャーアーム保持タイプマウントの試験結果:
この試験はØ50.8 mm(Ø2インチ)光学素子用マウントPOLARIS-K2を用いて行いました。このマウントの前面プレートの保持機構は、Ø50.8 mm(Ø2インチ)光学素子用上部アジャスタ付きマウントPOLARIS-K2VS2およびPOLARIS-K2VS2Lと同じです。下の表に示すように、Ø50.8 mm(Ø2インチ)用マウントPOLARIS-K2の止めネジに4~6 oz-in(0.028~0.042 N・m)のトルクを負荷した場合、波面歪みのPV値は≤0.1λになりました。
POLARIS-K2 Optical Distortion Test Data | ||
---|---|---|
Torque (oz-in)a | Wavefront Distortion (Peak to Valley)b (Click for Example Zygo Screenshot) | Push-Out Force (lbf)c |
4 | 0.075λ to 0.090λ | > 12 |
5 | 0.076λ to 0.091λ | |
6 | 0.089λ to 0.100λ | |
7 | 0.115λ to 0.121λ | |
8 | 0.128λ to 0.139λ | |
9 | 0.172λ to 0.180λ | |
10 | 0.171λ to 0.182λ |
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POLARIS-K2の止めネジに5 oz-in(0.035 N・m)のトルクを負荷した時の波面歪み(これ以外のトルク値での波面歪みは右の表をご覧ください)。
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上部アジャスタ付きPolarisマウントの設計の特長
光学系のミスアライメントには、一般にいくつかの共通要因があります。それには、ミラー位置の温度によるヒステリシス、クロストーク、ドリフト、バックラッシュなどが上げられます。Polarisミラーマウントは、特にこれらのミスアライメント要因を最小化するように設計されており、その結果として極めて高い安定性が実現されました。広範な研究、先進の設計ツールを用いた様々な設計検討、および何か月にも渡る厳格な試験の結果に基づき、極めて高い安定性が求められる実験に適したキネマティックミラーマウント用の部品を選定しました。
熱ヒステリシス
多くの実験室の室内温度は、空調、室内の人数、設備の動作状況などの影響により一定ではありません。そのため、アライメントに敏感な光学セットアップで使用されるマウントには、温度によるアライメントへの影響を最小化する設計が求められます。温度の影響は、ステンレススチールのような熱膨張係数(CTE)の小さい材料を選ぶことによって抑制できます。しかしCTEの小さい材料で作られたマウントであっても、元の温度に戻った時、ミラーは一般に元の位置には戻りません。Polarisミラーマウントの重要部品は全て組立前に熱処理され、温度ヒステリシスの原因になる可能性のある内部応力が除去されます。それにより、ミラーマウントの温度を元の温度に戻すと、光学系のアライメントも元に戻ります。
もう1つの重要な設計要素は、ミラーのマウントへの固定方法です。このPolarisマウントでは接着剤や止めネジを使用せずに優れた性能を実現しています。止めネジは、他のマウントでは光学素子を固定するのに単独で使用されるのが一般的ですが、温度が変化すると動く傾向があります。こちらのPolarisマウントでは、光学素子のエッジ部分を固定するのにモノリシックフレクシャーアームが採用されています。これにより、温度変化に対する感度と光学素子表面の歪みが低減されます。
クロストーク
クロストークは、マウントの前面プレートと背面プレートの寸法公差を注意深く調整し、ピッチとヨーのアクチュエータの動きを直交させることで最小化できます。さらに、3つの接触点には全てサファイアシートが使用されています。標準的な金属-金属の接触点は、時間の経過とともに摩耗します。Polarisマウントでは研磨されたサファイアシートが使用されているため、アクチュエータの硬化処理されたステンレススチール製先端との接触面は、時間が経過してもその良好な状態が保持されます。
ドリフトおよびバックラッシュ
ミラーマウントの位置ドリフトとバックラッシュを最小化するには、アジャスタ内のあそびと潤滑剤の量を制限する必要があります。アクチュエータを調整(操作)すると、余分な潤滑剤は絞り出されて他の部位に蓄積します。この非平衡状態にある潤滑剤はゆっくりと平衡状態に戻っていきます。それにより、マウントの前面プレートが移動する場合があります。Polarisミラーマウントでは、工業規格よりも厳しい基準で本体やブッシュと整合するアジャスタを使用しているので、アジャスタの潤滑剤はほんのわずかしか必要ありません。そのため、調整後もPolarisマウントのアライメントは極めて高い安定性を示します(詳しくは「試験データ」タブをご参照ください)。また、アジャスタは滑らかに動かすことができるので、繰り返し細かい調整を行なうことができます。
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真空対応のPolarisマウントは、すべて2重の真空バッグに封入して発送しています。
クリーンルームおよび真空への対応
こちらのページでご紹介しているPolarisマウント、着脱式ノブ、止めナットは、すべてクリーンルームや真空での使用が可能です。マウントは、Carpenter AAA不動態化処理による化学洗浄を行い、表面から硫黄、鉄、汚染物質などを除去しています。不動態化処理の後は、クリーンな(汚染されていない)環境下で組み立て、2重の真空バッグに入れてクリーンルームに搬入するまでの間に汚染されないようにしています。
サファイアシートは、NASAで認証されたアウトガスの少ない手法を用いて、所定の位置に接着されています。また、アジャスタには、DuPont社製LVP高真空対応グリースKrytox(超高真空対応のアウトガスの少ないPTFEグリース)を使用しています。このような技術により、高真空への対応とアウトガスの低減を実現しています。10-5 Torrより高い真空度で使用するときは、アウトガスによる汚染を最小限に止めるために、マウントの設置前に適切なベークアウト処理を施すことを強くお勧めします。なお、Polarisに付属しているM4キャップスクリュは、10-5 Torr以上の真空度には対応していませんのでご注意ください。
クリーンルーム対応の梱包
真空対応のPolarisマウントは、クリーンな(汚染されていない)環境下で組み立てられた後、右の写真のように2重の真空バッグに封入されます。真空気密により袋が密着するためマウントが安定し、輸送時の衝撃等による前面プレートの移動も制限されます。また、密着することで袋とマウントの摩擦も最小限に抑えられるため、袋の材料が削られてクリーンなマウントを汚染することも防げます。
真空封止の工程では、水分が含まれた空気がパッケージから排出されます。そのため、乾燥剤を使用することなく、不要な表面反応を防止できます。真空バッグは、輸送および保管中の空気や埃による汚染からマウントを保護し、さらに2重であることでクリーンルームへの入室手順をシンプルで有効性の高いものにすることができます。クリーンルームの外で外側の袋を外し、汚染されていない内側の袋に入ったマウントをクリーンなコンテナに入れてクリーンルーム内に搬入できます。この間、真空バッグの利点は保持されています。クリーンルーム内では、マウントを内側の袋から取り出して、すぐにご使用いただくことができます。
Polaris®キネマティックミラーマウントは、温度変化や振動のある環境下においても、長期の使用に耐えられるように設計されています。以下では、上部調整機構付きPolarisマウントの性能を最大限に引き出すための使用上のヒントを示します。
整合材料の使用
Polarisマウントの前面および背面プレートの材料には、熱膨張係数が比較的小さなステンレススチールが用いられています。このマウントを取付ける時は、Polarisミラーマウント用Ø25 mmポストやPolarisクランプアームなど、Polarisマウントと同じ材料から製造された製品の使用をお勧めします。
直径の大きなポストの使用
Polarisマウントの性能を十分に引き出すために、当社のPolaris用Ø25 mmポストおよびPolarisクランプアームと組み合わせてご使用ください。これらのポストはステンレススチール製であり、またマウントに対して2本の線で接触するため、周囲温度が変化してもマウント底面を安定させ、アライメントに係る問題の発生を最小限に抑えられます。
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グラフの青い網掛け部分(8~12 oz-inの範囲)は、Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)光学素子用マウントPOLARIS-K05VS2に、厚さ6 mmの光学素子を取付ける際の推奨トルクを表しています。この範囲を超えてモノリシックフレクシャーアームに過度なトルクを加えると、取り付けた光学素子表面の歪みが著しく増加する恐れがあります。
光学素子の取り付け
光学素子は取付け穴の中で動くことがあるので、Polarisマウントをセットアップから外した状態で光学素子を的確に取付け、ミスアライメントの影響を最小限に抑えるようにしてください。Polarisマウントに光学素子を取付ける際はトルクドライバの使用をお勧めします。モノリシックフレクシャーアームに推奨範囲を超える過度なトルクを加えると、取り付けた光学素子表面の歪みが著しく増加する恐れがあります(右のグラフの例を参照)。
前面プレート位置
マウントの最高性能を実現するには、前面プレートを背面プレートに対して可能な限り平行にすることをお勧めします。そうすることで高い安定性が得られます。
テーブルの表面にできるだけ近付けて設置
振動や温度変化の影響を最小限に抑えるために、光学系の高さはできるだけ低くすることをお勧めします。短いポストを使用すると温度変化によるY軸方向の動きが小さくなり、また振動による動きも小さく抑えられます。例えば、Polarisマウントをブレッドボードなどの平坦な表面にM6 x 1.0 - M4 x 0.7のネジアダプタ(AE4M6M)を用いて直接取り付けることもできます。そうすることで、ポストによる不安定さを取り除くことができます。
接触部の研磨とクリーニング
マウントとポストの接触部、およびポストとテーブルの接触部はクリーンな状態を維持し、傷や欠陥が生じないように注意してください。最も効果がある方法として、テーブル面には研磨石を、ポストの上下面とマウントの底面には研磨シート(型番LF1P)を使用してクリーニングすることをお勧めします。
Polaris用調整ツールの使用
ロック用カラーPOLARIS-LNS05で、Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)用上部アジャスタ付きマウントなどのアジャスタを固定する際は、スパナレンチPOLARIS-T3のご使用をお勧めします。長期的に固定する場合には、スパナレンチとトルクレンチTW13を組み合わせてお使いいただくことができます。ロック用カラーPOLARIS-LNS1で上部アジャスタなどを固定する際は、スパナレンチPOLARIS-T2のご使用をお勧めします。長期的に固定する場合には、スパナレンチとトルクレンチTW13を組み合わせてお使いいただくことができます。これらのレンチは化学洗浄されており、クリーンルームや真空チャンバ内でもご使用いただけます。
当社では1/4"-100ネジ付きアクチュエータを装備したマウントに取り付け可能な、ステンレススチールノブPOLARIS-N5もご用意しております。しかしノブを取り付けることで上部アジャスタ付きマウントの角度調整範囲が制限される場合があります。
推奨しない使用方法
背面プレートからアジャスタを取り外すことは、ネジに汚れが付着する場合があるため、お勧めしていません。汚れが付着すると、精密調整機能が大きく損なわれる場合があります。またアジャスタは緩めすぎないようにご注意ください。背面プレートの移動が止まった後に、アジャスタを同じ方向に回し続けると、マウントに恒久的なダメージが生じる恐れがあります。また前面プレートを引き離すような操作は避けてください。バネが作動範囲以上に伸びてしまったり、サファイアシートに亀裂が入ったりする可能性があります。上記の注意事項についてのご質問等は当社までご相談ください。
Posted Comments: | |
Fabio Barachati
 (posted 2024-05-06 14:29:39.52) Hello,
Would it be possible to build a "hybrid" mount, where a POLARIS-K1VS2L mount would be fittet with a third adjuster (regular, not top actuated)?
Thank you,
Fabio cdolbashian
 (posted 2024-05-10 04:50:47.0) Thank you for reaching out to us with this suggestion. I am interested in your idea, based on your description, and would like to know more specifics. I have contacted you directly to discuss this with you. Vladimir Schkolnik
 (posted 2023-08-11 12:15:53.44) Hi, last year during the photonics West, I was told
that you are planning to release a 1/2in vertical drive version.
When such a version will become available? cdolbashian
 (posted 2023-08-16 11:49:11.0) Thank you for reaching out to us with your interest in a future release. At the time of posting this, we expect this product to release in the near-future. |
当社では、側面固定型、SMネジ付き、低歪み、 ピエゾアジャスタ付き、上部アジャスタ付き、接着固定式などのキネマティック光学マウントのほかに、固定式モノリシックミラーマウント、固定式光学マウント、XY移動マウント、5軸キネマティックマウント、キネマティックプラットフォームマウントなど、様々なPolarisマウントをご用意しております。下の表では、当社のすべてのPolarisマウントのラインナップを、マウントのタイプ、光学素子取付け穴のサイズ、光学素子の保持方法、アジャスタの種類(固定式マウントの場合は用途)などで分類して表記しています。また、右下の表に示すように、Polarisマウント用に設計されたアクセサリもご用意しています。下の表では、簡潔に表記するために冒頭の「POLARIS」を省略し、型番末尾のみを掲載しています。下の写真をクリックすると拡大できます。
Polaris Mount Adjuster Types | |||||
---|---|---|---|---|---|
Side Hole | Hex | Adjuster Knobs | Adjuster Lock Nuts | Piezo Adjusters | Vertical-Drive Adjusters |
Polaris Kinematic Mounts for Round Optics | ||||
---|---|---|---|---|
Optic Retention Method | Side Lock | SM Threaded | Low Distortion | Glue-In |
Ø1/2" Optics | ||||
2 Side Hole Adjusters | - | - | - | -K05C4 -K05G4 |
2 Hex Adjusters | -K05S1 | -K05T1 | -K05F1 | - |
2 Adjusters with Lock Nuts | -K05S2 | -K05T2 | -K05F2 | - |
2 Piezoelectric Adjusters | -K05P2 | - | - | - |
2 Vertical Adjusters | -K05VS2 -K05VS2L | - | - | - |
3 Hex Adjusters | -K05 | - | - | - |
3 Adjusters with Lock Nuts | - | -K05T6 | -K05F6 | - |
3 Adjuster Knobs (Tip/Tilt/Z) & 2 Hex Adjusters (X/Y) | - | -K05XY | - | - |
Ø19 mm (3/4") Optics | ||||
2 Side Hole Adjusters | -K19S4 | - | -K19F4/M | -K19G4 |
Ø25 mm Optics | ||||
2 Side Hole Adjusters | -K25S4/M | - | -K25F4/M | - |
Ø1" Optics | ||||
2 Side Hole Adjusters | -K1S4 | - | - | -K1C4 -K1G4 |
2 Hex Adjusters | -K1E2 -K1-2AH | -K1T2 | -K1F2 | - |
2 Adjuster Knobs | - | -K1T1 | -K1F1 | - |
2 Piezoelectric Adjusters | -K1S2P | - | - | - |
2 Vertical Adjusters | -K1VS2 -K1VS2L | - | - | - |
3 Side Hole Adjuster | -K1S5 | - | - | - |
3 Hex Adjusters | -K1E3 -K1-H | -K1T3 | - | - |
3 Adjuster Knobs | -K1E -K1 | -K1T | -K1F | - |
3 Piezoelectric Adjusters | -K1S3P | - | - | - |
3 Adjuster Knobs (Tip/Tilt/Z) & 2 Hex Adjusters (X/Y) | - | -K1XY | - | - |
Optic Retention Method | Side Lock | SM Threaded | Low Distortion | Glue-In |
Ø1.5" Optics | ||||
2 Side Hole Adjusters | -K15S4 | - | -K15F4 | - |
2 Vertical Adjusters | -K15VS2 -K15VS2L | - | - | - |
3 Adjuster Knobs (Tip/Tilt/Z) & 2 Hex Adjusters (X/Y) | - | -K15XY | - | - |
Ø50 mm Optics | ||||
2 Side Hole Adjusters | -K50S4/M | - | -K50F4/M | - |
Ø2" Optics | ||||
2 Hex Adjusters | -K2S2 | -K2T2 | -K2F2 | - |
2 Adjuster Knobs | -K2S1 | -K2T1 | -K2F1 | - |
2 Piezoelectric Adjusters | -K2S2P | - | - | - |
2 Vertical Adjusters | -K2VS2 -K2VS2L | - | - | - |
3 Hex Adjusters | -K2S3 | -K2T3 | -K2F3 | - |
3 Adjuster Knobs | -K2 | -K2T | -K2F | - |
Ø3" Optics | ||||
2 Side Hole Adjusters | -K3S4 | - | - | - |
3 Side Hole Adjusters | -K3S5 | - | - | - |
Ø4" Optics | ||||
2 Side Hole Adjusters | - | - | -K4F4 | - |
Ø6" Optics | ||||
2 Side Hole Adjusters | - | - | -K6F4 | - |
Polaris XY Translation Mounts for Round Optics | ||
---|---|---|
Optic Retention Method | SM Threaded | Representative Photos |
Ø1/2" Optics | ||
2 Hex Adjusters (X/Y) | -05CXY | |
-05XY | ||
3 Adjuster Knobs (Tip/Tilt/Z) & 2 Hex Adjusters (X/Y) | -K05XY | |
Ø1" Optics | ||
2 Hex Adjusters (X/Y) | -1XY | |
3 Adjuster Knobs (Tip/Tilt/Z) & 2 Hex Adjusters (X/Y) | -K1XY | |
Ø1.5" Optics | ||
2 Hex Adjusters (X/Y) & 3 Adjuster Knobs (Tip/Tilt/Z)zzz | -K15XY |
Polaris Fixed Mounts for Round Optics | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
Optic Retention Method | Side Lock | Low Distortion | Glue-In | Representative Photos | ||
Ø1/2" Optics | | |||||
Optimized for Mirrors | - | -B05F | -C05G | |||
Optimized for Beamsplitters | -B05S | - | -B05G | |||
Optimized for Lenses | - | - | -L05G | |||
Ø19 mm (Ø3/4") Optics | ||||||
Optimized for Mirrors | -19S50/M | - | - | |||
Ø1" Optics | ||||||
Optimized for Mirrors | - | -B1F | -C1G | |||
Optimized for Beamsplitters | -B1S | - | -B1G | |||
Optimized for Lenses | - | - | -L1G | |||
Ø2" Optics | ||||||
Optimized for Mirrors | - | -B2F | -C2G | |||
Optimized for Beamsplitters | -B2S | - | - |
Polaris Kinematic 1.8" x 1.8" Platform Mount | ||
---|---|---|
Optomech Retention Method | Tapped Holes & Counterbores | |
2 Adjuster Knobs | -K1M4(/M) |
Accessories for Polaris Mounts | |
---|---|
Description | Representative Photos |
Ø1/2" Posts for Polaris Mounts | |
Ø1" Posts for Polaris Mounts | |
Non-Bridging Clamping Arms | |
45° Mounting Adapter |
- Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)光学素子用a
- 可変角度範囲:+3°/-2.5°
- 分解能:約11 mrad/rev
- 本体と整合した130 TPIのアクチュエータ
- 温度サイクル試験後の変化量は2 µrad以下(詳細は「試験データ」タブ参照)
- 右手系に配置されたアクチュエータ
Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)光学素子用の2アジャスタ付きPolarisキネマティックミラーマウントは、長期安定性に優れ、また上部に配置された調整機構を用いて高分解能な調整が可能です。この設計では、マウント背面のスペースが限られていて、水平方向からアジャスタを操作できないような場合でも調整が可能です。このマウントではモノリシックなフロントプレートと剛性の高いバネが使用されているため、厳しい環境下で信頼性の高い動作が要求される組み込み用途(OEM用途)にも適しています。
光学素子はモノリシック構造のフレクシャーアームで固定しますが、操作には1.3 mm(0.05インチ)六角レンチを使用します。モノリシックフレクシャーアームを採用したことで、光学素子を強く保持できる一方で、取り付けられた光学素子の波面歪みを最小限に止めることができます(詳細は「試験データ」タブ参照)。
130 TPIアジャスタには2.0 mmの六角穴が付いており、当社のつまみネジ型六角レンチHKTS-5/64や調整ツールSA1の末端の六角レンチ、あるいは一般の2.0 mm六角レンチでも調整可能です。これらのアジャスタはロック用カラーPOLARIS-LNS05を用いてロックできます。各マウントには2つのロック用カラーが予め取り付けられています(各アジャスタに1つずつ)。これらの付属のロック用カラーは、スパナレンチ POLARIS-T3を用いて容易に緩めたり締め付けたりすることができます。スパナレンチの中央には2.0 mm六角レンチを挿入できる貫通穴があり、ロック用カラーを締め付ける間、アジャスタの位置を固定しておくことができます。 長期安定性を必要とする場合には、締め付けトルクとして0.23 N•mを推奨していますが、このトルクは当社のプリセット型トルクレンチ TW13をご使用いただくと得ることができます。
ポスト取り付け用としてM4ザグリ穴が付いています。ザグリ穴は浅いので、光路を妨げずにポストに取り付けられるよう、低頭のM4と#8-32キャップスクリュが付属しています。開口の大きさは、M4キャップスクリュを使用した場合は8.6 mmに、#8-32キャップスクリュを使用した場合は9.9 mmになることにご注意ください。カスタム構成で取り付ける場合は、各ザグリ穴の両側にあるØ2 mmの位置決めピン用の穴を利用することで、取り付けの位置と角度を精密に設定できます。位置決めピンとしては、標準のDIN 7-m6のご使用をお勧めしています(詳細は型番横の赤いアイコンをクリックしてご覧ください)。このマウントには、Polarisミラーマウント用Ø25 mmポストなど、Ø2 mmの位置決めピン用の穴が付いたステンレススチール製ポストをお勧めします。
マウントはカスタマイズすることが可能で、例えば当社の低歪みマウントに用いられている前面プレートを使用したり、背面プレートの側面に取付け穴やアライメントピン用の穴を設けて、アジャスタが水平方向に向くように取付けられるようにしたりすることもできます。詳細は当社までお問い合わせください。
a. 注:このマウントはØ12.7 mm(Ø1/2インチ)光学素子用の製品です。マウントにØ12.5 mmの光学素子や外径公差が0より大きい光学素子を取付けると、性能が低下します。Ø12.5 mm光学素子用の上部アジャスタ付きマウントについては当社までお問い合わせください。
- Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用a
- 角度調整範囲:±4°
- 分解能:約7.7 mrad/rev
- 本体と整合した100 TPIのアクチュエータ
- 温度サイクル試験後の変化量は1 µrad以下(詳細は「試験データ」タブ参照)
- 右手系と左手系をご用意
Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用の2アジャスタ付きPolarisキネマティックミラーマウントは、長期安定性に優れ、また上部に配置された調整機構を用いて高分解能な調整が可能です。この設計では、マウント背面のスペースが限られていて、水平方向からアジャスタを操作できないような場合でも調整が可能です。このマウントではモノリシックなフロントプレートと剛性の高いバネが使用されているため、厳しい環境下で信頼性の高い動作が要求される組み込み用途(OEM用途)にも適しています。
光学素子はモノリシック構造のフレクシャーアームで固定しますが、その操作には1.3 mm(0.05インチ)六角レンチを使用します。モノリシックフレクシャーアームを採用したことで、光学素子を強く保持しながら、取り付けられた光学素子の波面歪みを最小限に留めることができます(詳細は「試験データ」タブ参照)。
100 TPIアジャスタには2.0 mmの六角穴が付いており、当社のつまみネジ型六角レンチHKTS-5/64や調整ツールSA1の末端の六角レンチ、あるいは他の2.0 mm六角レンチでも調整可能です。そのほか、脱着可能な薄型の調整ノブPOLARIS-N5をアジャスタにねじ込むと、感触が向上してより微細な調整がしやすくなります。ただし、機械的な角度調整範囲は狭くなる場合があります。
マウントのアジャスタはロック用カラー POLARIS-LNS1で固定できます。各マウントには2つのロック用カラーが予め取り付けられています(各アジャスタに1つずつ)。付属のロック用カラーは、スパナレンチPOLARIS-T2を用いると容易に緩めたり締め付けたりすることができます。スパナレンチの中央には2.0 mm六角レンチを挿入できる貫通穴があり、ロック用カラーを締め付ける間、アジャスタの位置を保持するのに使用できます。
2つのM4ザグリ穴にはポストを取り付けることができます。カスタム構成で取り付ける場合は、各ザグリ穴の両側にあるØ2 mmの位置決めピン用の穴を利用することで、取り付けの位置と角度を精密に設定できます。標準の位置決めピンDIN 7-m6のご使用をお勧めしています(詳細は型番横の赤いアイコンをクリックしてご覧ください)。このマウントには、Polarisミラーマウント用Ø25 mmポストなど、Ø2 mmの位置決めピン用の穴が付いたステンレススチール製ポストをお勧めします。
マウントはカスタマイズすることが可能で、例えば当社の低歪みマウントに用いられている前面プレートを使用したり、背面プレートの側面に取付け穴やアライメントピン用の穴を設けて、アジャスタが水平方向に向くように取付けられるようにしたりすることもできます。詳細は当社までお問い合わせください。
a. このマウントはØ25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用に設計されていますのでご注意ください。このマウントにØ25 mmの光学素子や外径公差が0より大きい光学素子を取付けると、性能が低下します。Ø25 mm光学素子用の上部アジャスタ付きマウントについては、当社までお問い合わせください。
- Ø38.1 mm(Ø1.5インチ)光学素子用a
- 角度調整範囲:±3°
- 分解能:約5.5 mrad/rev
- 本体と整合した100 TPIのアクチュエータ
- 温度サイクル試験後の変位量<1 µrad
- 右手系と左手系をご用意
Ø38.1 mm(Ø1.5インチ)光学素子用の2アジャスタ付きPolarisキネマティックミラーマウントは、長期安定性に優れ、また上部に配置された調整機構を用いて高分解能な調整が可能です。この設計では、マウント背面のスペースが限られていて、水平方向からアジャスタを操作できないような場合でも調整が可能です。このマウントではモノリシックフロントプレートと剛性の高いバネが使用されているため、厳しい環境下で信頼性の高い動作が要求される組み込み用途(OEM用途)にも適しています。
光学素子はモノリシック構造のフレクシャーアームで固定しますが、操作には1.3 mm(0.05インチ)六角レンチを使用します。光学素子はモノリシック構造のフレクシャーアームで固定しますが、操作には1.3 mm(0.05インチ)六角レンチを使用します。モノリシックフレクシャーアームにより、光学素子を強く保持しながら、取り付けられた光学素子の波面歪みを最小限に留めることができます(詳細は「試験データ」タブ参照)。
100 TPIアジャスタには2.0 mmの六角穴が付いており、当社のつまみネジ型六角レンチHKTS-5/64や調整ツールSA1の末端の六角レンチ、あるいは一般の2.0 mm六角レンチでも調整可能です。そのほか、脱着可能な薄型の調整ノブPOLARIS-N5をアジャスタにねじ込むと、感触が向上してより微細な調整がしやすくなります。ただし、機械的な角度調整範囲は狭くなる場合があります。
マウントのアジャスタはロック用カラーPOLARIS-LNS1で固定できます。これらの付属のロック用カラーは、スパナレンチPOLARIS-T2を用いて容易に緩めたり締め付けたりすることができます。スパナレンチの中央には2.0 mm六角レンチを挿入できる貫通穴があり、ロック用カラーを締め付ける間、アジャスタの位置を保持するのに使用できます。
ポスト取り付け用としてM4ザグリ穴が付いています。カスタム構成で取り付ける場合は、各ザグリ穴の両側にあるØ2 mmの位置決めピン用の穴を利用することで、取り付けの位置と角度を精密に設定できます。標準の位置決めピンDIN 7-m6のご使用をお勧めしています(詳細は型番横の赤いアイコンをクリックしてご覧ください)。このマウントには、Polarisミラーマウント用Ø25 mmポストなど、Ø2 mmの位置決めピン用の穴が付いたステンレススチール製ポストをお勧めします。
マウントはカスタマイズすることが可能で、例えば当社の低歪みマウントに用いられている前面プレートを使用したり、背面プレートの側面に取付け穴やアライメントピン用の穴を設けて、アジャスタが水平方向に向くように取付けられるようにしたりすることもできます。詳細は当社までお問い合わせください。
a. このマウントは外径公差が+0/-0.1 mmのØ38.1 mm(Ø1.5インチ)光学素子用に設計されておりますのでご注意ください。マウントに外径公差から外れた光学素子を取付けると、その性能は低下する場合があります。
- Ø50.8 mm(Ø2インチ)光学素子用a
- 角度調整範囲:±3°
- 分解能:約5 mrad/rev
- 本体と整合した100 TPIのアクチュエータ
- 温度サイクル試験後の変化量は2 µrad以下(詳細は「試験データ」タブ参照)
- 右手系と左手系をご用意
Ø50.8 mm(Ø2インチ)光学素子用の2アジャスタ付きPolarisキネマティックミラーマウントは長期安定性に優れ、また上部に配置された調整機構を用いて高分解能な調整が可能です。この設計では、マウント背面のスペースが限られていて、水平方向からアジャスタを操作できないような場合でも調整が可能です。このマウントではモノリシックフロントプレートと剛性の高いバネが使用されているため、厳しい環境下で信頼性の高い動作が要求される組み込み用途(OEM用途)にも適しています。
光学素子はモノリシック構造のフレクシャーアームで固定しますが、その操作には1.3 mm(0.05インチ)六角レンチを使用します。モノリシックフレクシャーアームにより、光学素子を強く保持しながら、取り付けられた光学素子の波面歪みを最小限に留めることができます(詳細は「試験データ」タブ参照)。
100 TPIアジャスタには2.0 mmの六角穴が付いており、当社のつまみネジ型六角レンチ HKTS-5/64や調整ツールSA1の末端の六角レンチ、あるいは他の2.0 mm六角レンチでも調整可能です。そのほか、脱着可能な薄型の調整ノブ POLARIS-N5 をアジャスタにねじ込むと、感触が向上してより微細な調整がしやすくなります。ただし、機械的な角度調整範囲は狭くなる場合があります。
マウントのアジャスタはロック用カラー POLARIS-LNS1で固定できます。各マウントには2つのロック用カラーが予め取り付けられています(各アジャスタに1つずつ)。付属のロック用カラーは、スパナレンチ POLARIS-T2を用いて容易に緩めたり締め付けたりすることができます。スパナレンチの中央には2.0 mm六角レンチを挿入できる貫通穴があり、ロック用カラーを締め付ける間、アジャスタの位置を保持するのに使用できます。
ポスト取り付け用として、3つのM4ザグリ穴が付いています。カスタム構成で取り付ける場合は、各ザグリ穴の両側にあるØ2 mmの位置決めピン用の穴を利用することで、取り付けの位置と角度を精密に設定できます。標準の位置決めピンDIN 7-m6のご使用をお勧めしています(詳細は型番横の赤いアイコンをクリックしてご覧ください)。このマウントにはPolarisミラーマウント用Ø25 mmポストなど、Ø2 mmの位置決めピン用の穴が付いたステンレススチール製ポストをお勧めします。
マウントはカスタマイズすることが可能で、例えば当社の低歪みマウントに用いられている前面プレートを使用したり、背面プレートの側面に取付け穴やアライメントピン用の穴を設けて、アジャスタが水平方向に向くように取付けられるようにしたりすることもできます。詳細は当社までお問い合わせください。
a.これらのマウントは外径公差が+0/-0.1 mmのØ50.8 mm(Ø2インチ)光学素子用に設計されており、ミリ規格のØ50 mmミラーには対応しておりませんのでご注意ください。Ø50 mm光学素子用の上部アジャスタ付きマウントについては当社までお問い合わせください。
- アジャスタの長期安定性を保持
- Polarisマウントに対応(一部使用できない製品あり)
- 薄型:Ø6.4 mm x 1.3 mm(厚さ)
- スパナレンチPOLARIS-T3を使用して回転軸に沿った締め付けが可能
ロック用カラーPOLARIS-LNS05 は、3/16"-130アジャスタの付いたPolarisマウントにご使用いただけます。ただし、ピエゾ駆動のマウントや低頭アジャスタのマウント(型番POLARIS-K05とPOLARIS-K05S1)には対応しておりません。このロック用カラーは、アジャスタに長期安定性を求める用途や、衝撃・振動にさらされる用途向けに設計されています。また、Polarisマウントと同様にあらかじめ高真空対応のアウトガスの少ないPTFEグリースが塗布されており、アジャスタとの整合性も試験されています。
スパナレンチPOLARIS-T3は、ロック用カラーPOLARIS-LNS05の固定用に特化して設計されています。ダブルスパナヘッドのため嵌合性に優れ、またロック用カラーをアジャスタの軸に合わせて調整することができます。スパナレンチの中心の貫通穴から2 mmボール(六角)ドライバを挿入できるため、ロック用カラーを締める際にアジャスタの位置を固定しておくことができます。
アジャスタをたびたび調整するような場合には、ロック用カラーは0.03~0.06 N·m程度のトルクで軽く締めれば十分です。 長期安定性を必要とする場合には、締め付けトルクとして0.23 N·mを推奨しています。 このトルクは、当社のプリセット型トルクレンチTW13(下記参照)とスパナレンチPOLARIS-T3を組み合わせてご使用いただくと得ることができます。ロック用カラー締付け時のクロススレッド(斜めにねじ込む状態)を防ぐために、カラーをアジャスタにセットしたら、まずカラーをアジャスタのネジの小さな段差を感じるまで緩める方向に回し、その後でアジャスタにねじ込んでください。
- アジャスタの長期安定性を保持
- Polarisマウントに対応(一部使用できない製品あり)
- Ø8.4 mm x 厚さ1.9 mmの薄型
- スパナレンチPOLARIS-T2を使用して回転軸に沿った締め付けが可能
ロック用カラーPOLARIS-LNS1は、ピエゾ駆動のマウントや低頭アジャスタ付きのマウント(型番POLARIS-K1E3とPOLARIS-K1E2)を除く、1/4"-100アジャスタが付いたPolarisマウントに対応します。アジャスタの長期安定性、または衝撃や振動にさらされる用途向けに設計されているこちらのロック用カラーには、Polarisマウントと同様、あらかじめ高真空対応のアウトガスの少ないPTFEグリースが塗布されており、またアジャスタとの適合性が試験されています。
スパナレンチPOLARIS-T2は、ロック用カラーPOLARIS-LNS1の固定用に特化して設計されています。ダブルスパナヘッドにより完全にかみ合い、またロック用カラーの調整はアジャスタと同軸上で行える設計です。スパナレンチの中心の貫通穴から2 mmボール(六角)ドライバが通るので、ロック用カラーを調整中にアジャスタを位置固定することができます。
アジャスタをたびたび調整しなければならない場合には、止めナットはおよそ0.03~0.06 N·mのトルクで軽く締め付けるだけで十分です。長期安定性を必要とする場合には、締め付けトルクとして0.23 N•mを推奨していますが、このトルクは当社のプリセット型トルクレンチTW13(下記参照)をスパナレンチPOLARIS-T2と組み合わせてご使用いただくと得ることができます。ロック用カラー締付け時のクロススレッド(斜めにねじ込む状態)を防ぐには、カラーをアジャスタの反対側に置き、カラーがアジャスタのネジにはまるまで緩める方向に回し、その後、アジャスタにねじ込んでください。
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TW13には型番とプリセットされたトルク値が刻印されています。
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トルクレンチTW13を使用して、ミラーマウントPOLARIS-K2S2のアジャスタを止めナットPOLARIS-LN1で固定
- 13 mm六角、トルクのプリセット値0.23 N·m(対応する製品は下の表を参照)
- 適切なトルクを確実に負荷できるブレークオーバー(Break-Over)型
- 長期的に固定する用途に適しています。
トルクレンチTW13のトルク値は0.23 N·mにプリセットされており、下の表に記載されている止めナットとスパナレンチにご使用いただけます。プリセットされたトルク値に達すると、右の写真のようにピボットジョイントが折れ曲がる仕組みになっています。力を抜くと、レンチの六角ヘッドは元の位置に戻ります。この設計により、止めナットに設定値以上のトルクが加わるのを防止できます。指標として刻印されている線は、定められたトルクをかけるためにレンチを回転させる角度を示しています。この線を越えてハンドルを回転させると、止めナットを締め付けすぎていることになります。レンチには、使用時に識別しやすいように、トルクのプリセット値、トルクをかける方向、レンチサイズ、および型番が刻印されています。
このレンチは、クリーンルームや真空チャンバ内でも使用可能です。Carpenter AAA不動態化処理による化学洗浄を行い、表面から硫黄、鉄、汚染物質などを除去しています。不動態化処理の後は、クリーンな(汚染されていない)環境下で組み立て、2重の真空バッグに入れてクリーンルームに搬入するまでの間に汚染されないようにしています。レンチはビードブラスト加工されているため、レーザを使用するセットアップで作業するときでも反射光が最小限に抑えられます。
なお、こちらのレンチはアジャスタを高頻度で調整するためのものではありません。そのような用途で必要とされるトルク値は、通常0.03~0.06 N·mです。
Item # | Hex | Torque | Torque Accuracy | Compatible Items |
---|---|---|---|---|
TW13 | 13 mm | 32 oz-in (0.23 N•m) | ±1.92 oz-in (0.014 N•m) | POLARIS-LN1 1/4"-100 Lock Nut POLARIS-LN4 3/8"-100 Lock Nut POLARIS-T2 Spanner Wrench for POLARIS-LNS1 Locking Collar POLARIS-T3 Spanner Wrench for POLARIS-LNS05 Locking Collar |
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光学素子を取り付けたマウントPOLARIS-K1C4と着脱式ノブPOLARIS-N5(マウントとは別売り)
Compatible Mounts |
---|
POLARIS-K25S4/M POLARIS-K25F4/M POLARIS-K1C4 POLARIS-K1G4 POLARIS-K1S4 POLARIS-K1S5 POLARIS-K15S4 POLARIS-K15F4 POLARIS-K50S4/M POLARIS-K50F4/M POLARIS-K2VS2 POLARIS-K2VS2L |
- 1/4"-100アジャスタの調整を容易に
- アジャスターネジに直接取付け
- マウントとは別売り
1/4"-100アジャスタ用Polaris®着脱式ノブを使用すると、Polarisキネマティックミラーマウントを手動で調整することが可能です。このノブは右表に記載している、一部のPolarisマウントにお使いいただけます。尚、こちらのマウントにノブをご使用の際は、アジャスターネジの側面にある貫通穴を塞ぐことになりますのでご注意ください。アジャスターネジの2 mm六角ソケットは、ノブを取り付けても使用可能です。
ノブは化学的に洗浄され、熱処理済みSUS303ステンレススチール製で、適切なベークアウトにより、25 °Cで10-9Torr(ベークアウトが行われなかった場合10-5Torr)までの真空度に対応します。
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ミラーマウントPOLARIS-K1Eに取り付けられたノブF25USK2
- 角分解能を高めるØ23.5 mm(0.925インチ)ノブ
- 六角ソケットに対応する貫通穴
取外し可能なアジャスターノブはØ25.4 mm(Ø1インチ)、Ø38.1 mm(Ø1.5インチ)およびØ50.8 mm(Ø2インチ)のPolarisキネマティックマウントとPolarisキネマティックプラットフォームマウントを含めた当社の1/4"-100アジャスタにご使用いただけます。Ø23.5 mm(Ø0.925インチ)と大型なので、標準のPolarisノブに比べて高い角分解能をご提供します。
なお、ノブF25USK2は、サイドホールタイプのアジャスタが付いたPolarisマウントには対応しません。ノブの穴はサイドホールアジャスタのネジに届くほどの深さはありません。
- 2 mm(5/64インチ)の六角レンチを使用するアクチュエータの調整に便利
- 赤色アルマイト加工の調整ノブで六角レンチのサイズが刻印
- 六角チップは取り替え可能
- 1パック4個入り
この2 mm(5/64インチ)六角レンチ型の調整用つまみネジを使用することで、2 mm六角レンチで調整するアクチュエータ(またはノブを取り外した標準タイプのアクチュエータ)が迅速に調整できます。 これは取り外し可能なノブであるため、調整の合間にネジの六角穴に取り付けたままにしておくことができて便利です(右の写真参照)。 #8-32止めネジ(2 mm六角)が取り替え可能の六角形のビットを固定します。この取り替え可能なビットは、一方の先端がつぶれてしまっても、逆向きで再利用できます。 交換用の六角レンチ型ビットが必要な場合には、当社にお問い合わせください。
つまみネジ型六角レンチには、0.050~3/16インチと2 mm~5 mmのサイズの製品があります。