ベースアダプター&クランプフォーク
- Base Adapters and Clamping Forks for Our Post Holders and Posts
- Flexible Positioning on an Optical Table or Breadboard
- Slots with Lengths from 0.40" to 2.12" (10.2 mm to 53.8 mm)
0.40" (10.2 mm)
Counterbored Slot
0.59" (14.9 mm) Counterbored Slot
CF125C
CF038-P5
Pack of 5
PF175B
0.63" (15.9 mm) Clearance Slot
1.24" (31.5 mm)
Counterbored Slot
with Captive Screw
1.30" (33.0 mm)
Clearance Slot
2.12" (53.8 mm)
Counterbored
Slot
MSC2
MSC3
POLARIS-CA1
RBP1
Contact Pads
Maximize Overall
Clamp Stability
Post and
Base Not
Included
0.72" (18.3 mm)
Clearance Slot
SCF1
Please Wait
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Ø25 mmならびにØ1.5インチ(Ø38 mm)ポストにベースアダプタやクランプフォークを使用すると光学テーブルに固定できます。
特長
- クランプフォークが台座タイプのマウントを光学テーブルやブレッドボードに固定
- リリーフカットを施した強固な単体構造によるクランプの高い安定性
- キャップスクリュ付きのクランプフォークもご用意
- フレクシャークランプ機構付きノンブリッジクランプアーム
- ベースアダプタを取り付けることによりポストやポストホルダが台座付きマウントに変換
- アライメントピン付きポストクランプベースで、ビームを容易に光学テーブルのネジ穴にアライメント
- RBP/M: 光学素子の反射面をポスト中心に取り付けたマウントに対応
- RBP1/M: KCB1シリーズマウント(KCB1P/Mを除く)に対応
- RBP2/M: KCB2シリーズマウントに対応
台座付きØ12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストホルダ、Ø25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)ポストホルダ、台座付きØ25.0 mmポスト、台座付きØ12 mmポスト、ミニシリーズポストホルダをブレッドボードや光学テーブルに固定する際にお使いいただけるクランプフォークをご用意しています。長さ10.2 mm~53.8 mmのスロットが付いているので、台座付きポストホルダならびにポストの周りをスイベル式に回転し、光学テーブルやブレッドボード上の1番使いやすい取付け穴を使用することができます。また、当社では必要最小限の締付けトルクで高い保持力をもたらすØ25 mmまたはØ1インチポスト用ノンブリッジクランプアームもご提供しております。アライメントピン付きポストクランプベースを用いると、対応するマウントに取り付けられた光学素子の反射面を、光学テーブルのネジ穴の上に設置することができます。そのため、レーザ光を光学テーブルのネジ穴に沿うようにアライメントする作業が容易になります。このポストクランプベースには、Ø25 mm RSシリーズポストに取り付けられた、ポスト中心に光学素子の反射面が配置されたマウント、KCB1シリーズ直角キネマティックミラーマウント(KCB1P/Mを除く)、およびKCB2シリーズ直角キネマティックミラーマウントが対応しています。
また、ベースアダプタは、当社の標準型Ø12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストホルダ、Ø25 mmポスト、またはØ38 mm(Ø1.5インチ)ポストの底にねじ込むことにより、台座付きポストとしてお使いいただけます。その後、クランプフォークをベースアダプタに使用することにより、ポストまたはポストホルダを固定することができます。
尚、クランプフォークの締め過ぎは光学テーブルの表面を変形させ、部品の位置ずれを生じさせますのでご注意ください。ノンブリッジクランプアームを使用すると、この影響を最小限にすることができます。詳細は下記をご覧ください。
Ø25 mmポストならびにØ38 mm(Ø1.5インチ)台座付きポストを固定する他の方法として、テーブルクランプCL8を2つ1組で使用する方法があります。こちらのコンパクトな部品は当社の豊富なテーブルクランプ製品の一部で、スペースが限られているところでもブレッドボードやテーブル上にポストを固定することが可能となります。
Insights:光学実験のベストプラクティス
スクロールすると下記について説明しています。
- テーブルクランプ:保持力を最大にする方法
- 光学テーブル:テーブルクランプとテーブル面の歪みについて
このほかにも実験・実習や機器に関するヒントをまとめて掲載しています。こちらからご覧ください。
テーブルクランプ:保持力を最大にする方法
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図2:L1 > L2であるため、物体を保持する力は負荷した力(FTotal)の半分よりも大きくなります。クランプCL2/Mの左側の脚の長さは、物体の高さにあわせて調整可能です。そのためクランプの上面と取付け面を平行にすることができます**
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図1:L1 < L2であるため、物体を保持する力は負荷した力(FTotal)の半分よりも小さくなります。上のクランプはCL5Aです。
クランプのスロット内の締め付けネジの位置が物体から離れすぎていると、クランプされている物体は動きやすくなります。ネジの位置を適切にすることにより、クランプされた物体の位置ずれを防止することができます。
クランプ力を最大化するためには、ネジをできるだけ物体の近くに配置してください**。
これは、CL5A(図1)やCL2/M(図2)のようなクランプを用いた場合、トルクのかかったネジによって加わる力(FTotal)は2点に分配されるためです。
クランプ力F2が物体にかかります。F2の値がFTotalの何%になるかは、以下で説明するようにL1とL2に依存します。残りの力(F1)は、クランプの反対側の端にかかります。
これらの2つの力は、次の式によって求められます。
もう一方の接点にかかる力: |
これらの式は、物体とネジ間の距離が小さくなると物体にかかるクランプ力が大きくなることを示しています。L1とL2が等しいとき、締め付けられたネジによってかかる力は、F1とF2に等しく分配されます。
**クランプ力を最大化するには、図1および図2に示すように、クランプの上面と物体に接触する面のどちらも、取付け面に対して平行でなければなりません。
クランプと物体間の接触面が取付け面に対して平行ではない場合、物体にかかる力は、物体を取付け面に押し付ける力と、取付け面に沿う方向に押す力とに分解されます。取付け面に沿う方向の力は、物体を移動せるのに十分な場合と、それほどではない場合があります。
物体の高さに対応させるために、CL2/Mのようなクランプではその一端の脚がネジになっており、高さ調整が可能になっています(図2参照)。クランプと取付け面の間のネジ山の数は物体の高さに応じて調整しますが、同時にクランプの上面が光学テーブルに対して水平になるように調整する必要があります。
最終更新日:2019年12月4日
光学テーブル:テーブルクランプとテーブル面の歪みについて
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図3:Nexusテーブル/ブレッドボードの断面図。(1)上板、(2)下板、(3)サイドパネル、(4)サイドレール、(5)ハニカムコア。ステンレススチールの上板と下板の厚さは5 mmです。
テーブルクランプ(クランプフォークも含む)は、複合構造の光学テーブルの取付け面よりも剛性が高くなっています。ネジに加えるトルクを大きくしていくと、その力でテーブルクランプの背の部分が曲がると想像するかもしれません。しかしネジがテーブルクランプを変形させる前に、テーブルの上板を上に引っ張るため、上板がフラットではなくなります。そのためコンポーネントを光学テーブルに固定する際、テーブルクランプは慎重に使用しなければなりません。クランプアームはテーブルクランプの代わりにご使用いただけるもので、下記の説明の通り、テーブルの取付け面を変形させにくい製品です。
光学テーブルの構造
複合構造の光学テーブルとブレッドボード(図3参照)は、振動を減衰させながら剛性の高い構造となるよう設計されています。厚さ5 mmのステンレススチール製の上板はフラットな面となるよう製造されていますが、局所的な力が加わると変形する可能性があります。上板が変形すると光学部品は水平に設置できなくなり、光学系のアライメントや性能に悪影響を及ぼす場合があります。
テーブルクランプ
標準的なテーブルクランプは、一端がテーブル表面上に、もう一端は物体上に置かれます(図4)。この2つの端の間には、テーブル表面からクランプまでの隙間が生じます。このブリッジ(隙間)により、1本のネジでクランプをテーブルに固定すると同時に、物体を保持する力を発生することができます。
ネジにトルクをかけることによってクランプを固定するとき、ネジはテーブルの上板を上方向に引っ張ります(図5参照)。
ネジにかけるトルクをさらに大きくすると、テーブルの上板が上に持ち上がります。テーブルの上板が持ち上がることはテーブルに恒久的なダメージを与えるリスクがあるだけでなく、クランプで固定している光学部品のアライメントも乱してしまう場合があります。テーブルの上板が持ち上がると、クランプされている物体の下の取付け面は傾きます。
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図6:クランプアームPOLARIS-CA1/Mには取付けネジを挿入するスロットと、取り付けるポストを固定するためのネジが付いています。また、上面と底面は同じ形状です。クランプアームが取付け面と接触する面はほぼループ状につながっているため、ブリッジ(隙間)による影響はほとんど生じません。
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図5:ネジにトルクをかけるとテーブルの上板を上方向に引っ張る力が発生します。上に引っ張られた板が取付け面を傾けるため、物体に角度偏差を生じさせる可能性があります。上の図では、分かりやすくするために誇張して示しています。
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図4: CL5Aのような標準的なテーブルクランプでは、一端のみがテーブル面に接触します。反対の端は固定する物体と接触します。 2つの端の間にはブリッジ(隙間)が形成されます。クランプ力を加えるネジは表示されていません。
クランプアーム
POLARIS-CA1/Mなどのクランプアーム(図6参照)は、取付け面の変形を最小限に抑制しながらポストを固定するように設計されています。
図6のクランプアームと、テーブルクランプには2つの大きな違いがあります。1つは光学テーブルに接触する面(赤で表示)で、もう1つはポストを固定する方法です。
光学テーブルに接触する面(クランプのベース周り)は、ほぼループ状につながっています。クランプをテーブルに取り付けたときの接触面は、テーブルに対してフラットな平面になります。ループとして不連続な部分は、ポストをグリップするための幅の狭いスロットのみです。
テーブルクランプで使用するネジは1本だけですが、この設計では2本のネジを使用します。1本のネジ(表示されていません)でクランプをテーブルに固定し、もう1本のネジ(表示されています)でポストをグリップします。1本のネジが両方の機能を果たす必要がないため、クランプする物体と光学テーブルの間のブリッジ(隙間)は必要なくなります。
クランプの接触面はループ状で、全表面が接触しているわけではありませんが、取付け面の変形はほとんど無視できる程度です。これは接触面の内側の空洞の部分が狭く、またクランプの両サイドで囲まれているため、テーブルを上に引っ張る力に対して抵抗できることによります。
最終更新日:2019年12月4日
Posted Comments: | |
Randall Moss
 (posted 2023-11-08 07:58:35.367) Can you update the UNSPC to 31162900 ? jdelia
 (posted 2023-11-10 10:55:45.0) Thank you for contacting Thorlabs. I have reached out to you directly to discuss this further. user
 (posted 2023-11-02 09:03:55.837) will be nice to see retainer and screw as separate products cdolbashian
 (posted 2023-11-02 12:42:45.0) Thank you for reaching out to us with this feedback! While we do not have them on the website for purchase, we are happy to assist you in locating a vendor for replacement retainers! I would recommend contacting your local tech support office. A list of our local offices can be found here on our contacts page: https://www.thorlabs.com/locations.cfm user
 (posted 2022-04-20 13:54:27.86) in many situations, the same article with a M4 thread would be really useful. Does this product already exist ?
thank you very much in advance,
best regards jdelia
 (posted 2022-04-27 08:28:07.0) Thank you for contacting Thorlabs. We unfortunately do not offer any version of the PB4(/M) with an M4 stud instead of M6. However, you could use an internal M6 - external M4 screw thread adapter like AS6M4M. I have reached out to you directly to discuss your application requirements. John West
 (posted 2020-12-18 18:41:25.717) PB4 - Studded Pedestal Base Adapter, 1/4"-20 Thread
Do you have is as a magnet ? llamb
 (posted 2020-12-23 10:51:24.0) Thank you for your feedback. We do not currently have a magnetic version of the PB4 pedestal base adapter. I have added your idea into our internal product forum for further consideration. Eleicer Ching Prado
 (posted 2020-11-22 14:14:01.89) I need:
1- CF 125C (one): 1/2" optical post.
2- PH082E (one): 1/2 Pedestal post Holder.
3- In this third optical part, I need help: It must be like a TR1 (optical post) with 1/4"-20 set screw (No a 8-32 Set screw). It is for support an optical fiber holder (spectrometer detector) with a 1/4"-20 female. (one).
The deliver address must be:
Eleicer Ching
1 Aeropost Way, PTY-86271
Miami, FL 33206-3206
United States
Phone: +1 305-592-7754
The customer address ( to bill) must be:
Eleicer Ching
Technological University of Panama
Víctor Levi Sasso Campus
Panama city, Panama
Thanks..........Eleicer YLohia
 (posted 2020-11-23 02:33:15.0) Thank you for contacting Thorlabs. We offer the RS1P, which is a 1" diameter pedestal post with 1/4"-20 threads on both ends. If you would rather use a 1/2" diameter post, you may use the AP8E25E screw thread adapter with the TR1 post. Quotes for stock items can be requested by emailing sales@thorlabs.com. We will contact you directly. user
 (posted 2020-06-02 16:31:12.933) Could you please specify the adhesion force of this magnetic base or it's magnet (BE1R/M)?
Best regards, Andreas YLohia
 (posted 2020-06-03 02:14:42.0) Hello Andreas, thank you for contacting Thorlabs. The calculated pull force for the magnet in the BE1R[/M] is 13.33 lbf. The tested slide force for the BE1R[/M] is 2 lbf. Nicholas Breslin
 (posted 2019-10-28 11:21:50.487) Is there any consideration to make a CF model between the CF038 and the CF125. For compact optical setups using a CF038 is preferable, but sometimes the range just isn't enough to find a good screw hole but the CF125 has too large of a footprint and starts to remove the ability to be compact. It would be nice to have some options between 038 and 125. Like a 075 or a 100 even llamb
 (posted 2019-10-28 05:20:47.0) Hello Nicholas, thank you for your feedback. I have added this idea for a more mid-sized clamping fork to our internal product forum for further review. avnerf
 (posted 2017-05-07 00:50:26.64) Dear Sir/Madam
Is the CF175 clamping fork made of a solid bar of 303 stainless steel (CNC processed) or from sintered stell powder ( as it used to be for the last 10 years or so)?
Thanks nbayconich
 (posted 2017-05-18 12:35:48.0) Thank you for contacting Thorlabs. The CF175 clamping fork is made from sintered 303 stainless steel. A techsupport representative will contact you directly. user
 (posted 2017-02-24 17:38:35.58) new large quantity pack for BE1 bases:
BE1-P5 jlow
 (posted 2017-03-01 04:55:34.0) Response from Jeremy at Thorlabs: Thank you very much for the suggestion. We will look into carrying this. chenav
 (posted 2016-11-16 14:42:23.88) I am sorry to say the design of the captive-screw clamps is really terrible. The idea is great, but in practice when the screw is turned the whole clamps slides back and forth as a result. It's funny at first, but very soon you realize you need three hands to use these clamps: one to hold a screwdriver, another to hold the optic being clamped, and a THIRD to hold the clamp from sliding away from the post base. Unfortunately, most people in our lab indeed do not have three hands available. Sadly we've ordered a large quantity of these clamps without testing them first, and had to give them all to a graduate student so they can remove the captive screw. We now use them as standard clamps and all is well. tmorgus
 (posted 2016-11-16 10:01:22.0) Hello Chenav, It is true that one disadvantage to the captive screw is that the clamping fork will move if not restrained as the screw is tightened. My technique for using the captive screw clamping forks is to use two fingers on the hand holding the post to pull the clamping fork into the post as I am tightening the screw with the other hand. I tend to do this even for the non captive screw version because I feel that without the restraining force on the clamp a small shift is possible just as the clamping screw gets tight. I will contact you directly as I would like to make the situation right for you. Tyler, Mechanics Business Unit Leader piksarv
 (posted 2014-11-27 17:06:24.95) It would be nice if the hex socket on the bottom of PB4/M for tightening the pedestal base adapter to a post would be also metric. cdaly
 (posted 2014-12-02 04:00:48.0) Response from Chris at Thorlabs: According to our internal machine drawings, which the PB4/M is produced from, the hex socket on the bottom accepts a 3mm hex. The drawing online is mislabeled and I will have this updated as soon as possible. Jurgen.Stampa
 (posted 2014-07-25 17:26:59.97) I had to laugh. These captive screw forks have been around for a long while - like I used them in grad school 15 years ago. Is it customer-inspired innovation or some one just recycling an old design? cdaly
 (posted 2014-08-06 06:23:34.0) Response from Chris at Thorlabs: Customer inspired indicated it was requested by our customers and as a result of their input we now offer it as a product in our catalog. cbrideau
 (posted 2014-05-09 13:17:44.31) I am constantly struggling with aligning the screws in the 'classic' forks. The new captive screw forks look much better. Great innovation! cdaly
 (posted 2014-05-22 10:28:59.0) Response from Chris at Thorlabs: Thank you for your feedback. We're glad to hear you like the newer version. |
- 台座付きØ12 mmポストまたは台座付きポストホルダをブレッドボードや光学テーブルに固定
- MSC1:M3キャップスクリュ用長さ15.9 mmのスロット
- MSC3:M4キャップスクリュ用長さ14.9 mmのスロット
- MSC2:M6キャップスクリュ用長さ15.9 mmのスロット
- スイベル式フォークで360°動かすことができるため、使いやすい取付け穴が選択可能
こちらのクランプフォークは、当社の台座付きØ12 mmポストもしくは台座付きのポストホルダに使用時、優れたクランプ力が得られるよう設計されています。 こちらのクランプフォークはミニシリーズの部品ならびに当社の幅広いオプトメカニクス製品を組み合わせたセットアップの構築に柔軟に対応します。MSC1とMSC2はアルマイト加工のアルミニウム製ですが、MSC3はより均一なクランプ力が得られる17-4PHステンレススチール製です。
ミニシリーズブレッドボードにお使いいただける設計で、MSC1はM3キャップスクリュに、 MSC3はM4キャップスクリュにそれぞれ対応します。MSC2のスロットはM6キャップスクリュに対応しているので、ミニシリーズのポストや部品をミニシリーズのブレッドボードだけではなく、標準的なブレッドボードや光学テーブル上のセットアップにも組み込むことが可能になります。
クランプフォークの底面にはパッドが付いているので、ワッシャとキャップスクリュを使用してフォークでポストを固定する際に安定性が高まります。尚、クランプフォークの過度の締め付けは、光学テーブルの表面を変形させ、部品のミスアライメントを招く場合がありますのでご注意ください。
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レンズが固定されている2本のポストに取り付けられた2つのアダプタSBE2(/M)を2つのクランプフォークSCF1で保持してコンパクトなビームエキスパンダを構築。
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クランプフォークSCF1を3つ使用して、3つの省スペース用台座ベースアダプタを近接に保持しています。ポスト間の中心距離はわずか25.4 mmです。
- アダプタSBE1/MまたはSBE2/MでØ12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストホルダやØ25 mmポストを台座付きに変換
- SBE1/M: M4 x 0.7ネジ
- SBE2/M: M4 x 0.7ネジとM6 x 1.0ネジ
- コンパクトなセットアップでオプトメカニクス部品の取付けが可能な省スペース用Ø25.0 mmベース
- 省スペース用台座ベースアダプタをブレッドボードや光学テーブルに固定する小型クランプフォーク
- 最大幅24.9 mm
- 長さ18.3 mmの取付用貫通スロット、M6キャップスクリュ使用
- スイベル式フォークで360°動かすことができるため、適切な取付穴を選択可能
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アダプタSBE2/Mは、このようにM4 x 0.7取付用ネジ(左)を使用するか、上下をひっくり返してM6 x 1.0取付け用ネジ(右)も使用可能です。
台座(ペデスタル)ベースアダプタ
25.0 mm台座ベースアダプタSBE1/MとSBE2/Mは、非磁性SUS303ステンレススチールから機械加工された薄型のアダプタで、当社の25.0 mmポストや固定式レンズマウント、Ø12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストホルダほかM4 x 0.7やM6 x 1.0ネジに対応するオプトメカニクス部品を取り付けられます。当社の25.0 mmポストの直径からはみ出さない25.0 mmのベースで、小型クランプフォークSCF1によりブレッドボードにしっかり固定できるよう設計されており、テーブルのスペースが限られた用途でお使いいただけます(右の写真参照)。
台座ベースアダプタSBE1/Mは長さが12.5 mmで、M4 x 0.7貫通穴が付いており、M4 x 0.7止めネジ(型番SS4MS12など)でM4 x 0.7ネジ付きØ25.0 mmポストを直接取り付け可能です。両端に台座ベースの付いたダブル台座ベースアダプタSBE2/Mは長さが25.0 mmで、片端には深さ7.6 mmのM4 x 0.7内ネジ、もう片端には深さ10.2 mmのM6 x 1.0内ネジが付いています。両端に台座ベースが付いていることで、ネジサイズによって上下ひっくり返してお使いいただけます(左の写真参照)。M4 x 0.7取付ネジに加えて、M6 x 1.0ネジも付いているため、M6 x 1.0止めネジ(型番SS6MS12など)でM6 x 1.0ネジ付きØ25.0 mmポストや標準的なØ12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストホルダに直接取り付けることができます。
各台座ベースアダプタの厚さ5.1 mmのベースの上には、窪み付きのØ16.5 mmピラー(柱)が付いており、当社の小型クランプフォークSCF1でクランプが可能です。すべての省スペース用台座ベースアダプタは、上記の止めネジを用いて直接ブレッドボードや光学テーブルにも取り付けられます。
クランプフォーク
小型クランプフォークSCF1は、当社の省スペース用台座ベースアダプタをしっかり光学テーブルやブレッドボードに取り付けるよう設計されています。この薄型で台座ベースアダプタ SBE1/Mと SBE2/M専用のクランプフォークはコンパクトな光学系でお使い頂けます。ベースの上部と側面をクランプする代わりに、台座ベースアダプタ上部のみに接触し、中央の窪み付きの柱(ピラー)を抱き込むようにクランプするため、ベースの直径範囲以内にクランプスペースが収まります。そのためこのクランプフォークで2本のポストを保持するとポスト間の中心距離は25.4 mmとすることができます(右の写真参照)。これに比べてクランプフォークCF125 2本を隣り合わせで配置した場合の距離は最低で36.3 mm、フォークが干渉しないような最小距離(ベースBE1(/M)を接触させて逆の位置で配置)とした場合でも31.8 mmです。クランプフォークSCF1は、アルマイト処理アルミニウム製で、3つの接触点により、テーブルに安定して取り付けることができます。長さ18.3 mmのM6キャップスクリュ(型番SH6MS20など)用貫通スロットを通じて、最も適したテーブル取付穴を選択することができます。クランプフォークの過度の締めすぎは、光学テーブルの表面を変形させ、部品のミスアライメントならびに安定性の低下につながりますのでご注意ください。
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BE1R(/M)はベースにマグネットが付いているため一時的なセットアップでも安定した設置が可能
このベースアダプタの底面には締付け用の3 mm六角ソケットが付いています。
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数種類のザグリ穴の長さをご用意
- アダプタBE1/MおよびBE1R/Mは標準的なØ12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストホルダやØ25 mmピラーポストを台座付きタイプに変換
- クランプフォークまたはテーブルクランプCL8が台座タイプのマウントをブレッドボードや光学テーブルに固定
- 3種類のクランプフォーク(M6キャップスクリュで固定)
- 10.2 mmのザグリ溝付き(CF038-P5)
- 31.5 mmのザグリ溝付き(CF125)
- 44.4 mmのザグリ溝付き(CF175)
- スイベル式フォークで360°動かすことができるため、使いやすい取付け穴が選択可能
- アダプタBE1/Mおよびクランプフォークは5個入りパックもご用意(CF038-P5は5個入りパックのみでご提供)
台座ベースアダプタ
台座ベースアダプタBE1/MとBE1R/MにはM6ネジが付いており、当社の標準的なØ12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストホルダやØ25 mmピラーポスト(右の写真参照)の底部に取り付けられます。これによりクランプフォークで固定可能な台座付きのマウントやポストに変換されます。アダプタBE1R/Mのベース部分には強力な磁石が付いており、クランプを使用しなくてもベースを光学テーブルにしっかり固定します(右上の写真をご覧ください)。外径が31.8 mmの303ステンレススチール製で、このアダプタをØ12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストホルダまたはØ25 mmピラーポストに取り付けることにより、CFシリーズのクランプフォークが使用できるようになります。またポストやポストホルダに取り付けるときには、3 mmボールドライバ等を用いて締め付けることができます。
ベースアダプタBE1/Mは5個入りパックでもご提供しております。
クランプフォーク
クランプフォークCF038-P5、CF125ならびにCF175は、BE1/Mを取り付けて台座付きタイプになったØ12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストホルダまたはØ25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)ポストに使用すると、優れたクランプ力を発揮する設計となっております。 このクランプフォークは、BE1/Mが必要ない台座付きØ12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストホルダや台座付きØ25 mmポストにも使用可能です。
クランプフォークCF038-P5、CF125ならびにCF175はSUS303ステンレススチール製で、安定性の高い3点接触によりテーブルに固定されます。 またCF038-P5には長さ10.2 mm、CF125には長さ31.5 mm、CF175には長さ44.4 mmのザグリ穴スロットが付いており、ポストアセンブリの自在な配置が可能です。 ザグリ穴スロットは3つともM6キャップスクリュが取り付けられるよう設計されています。 尚、クランプフォークの過度の締め付けは、光学テーブルの表面を変形させ、部品のミスアライメントならびに安定性の低下につながりますのでご注意ください。
これらのクランプフォークは、M6脱落防止ネジ付きのタイプもご用意しております。 詳細は下記をご参照ください。クランプフォークは5個入りのセットでもお買い求めいただけます(クランプフォークCF038-P5は5個入りパックのみでご提供しております)。
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リテーナによってスロットに保持された脱落防止ネジの裏側
- アダプタBE1/MとBE1R/Mを用いて標準的なØ12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストホルダやØ25 mmポストを台座付きに変換
- CF038、CF125やCF175と同じ設計でM6脱落防止ネジ付き
- 台座タイプのマウントをブレッドボードや光学テーブルに固定
- 3種類のクランプフォーク(M6キャップスクリュで固定)
- 10.2 mmのザグリ穴付き(CF038C/M-P5)
- 31.5 mmのザグリ穴付き(CF125C/M)
- 44.4 mmのザグリ穴付き(CF175C/M)
- 360°動かすことができるため、使いやすい取付け穴が選択可能
- 5個入りパックもご用意(CF038C/M-P5は5個入りパックのみでご提供)
当社のクランプフォークは、上記の標準型フォークと同様に当社の台座付きポストやポストホルダに対して優れたクランプ力を持ちながら、便利なM6脱落防止ネジが付いた製品になっております。 ネジは、5 mm六角レンチまたはボール(六角)ドライバを使用してブレッドボードなどに締め付けられます。 クランプフォークの過度の締め付けは、光学テーブルの表面を変形させ、コンポーネントの位置ずれを生じさせますのでご注意ください。
クランプフォークはSUS303ステンレススチール製で、高安定な3点接触によりテーブルに固定されます。 またCF038C/M-P5には長さ10.2 mm、CF125C/Mには長さ31.5 mm、CF175C/Mには長さ44.4 mmのザグリ穴スロットが付いており、ポストアセンブリの自在な配置が可能です。 ベースアダプタBE1/M(上記参照)と共に使用することにより、当社の標準型 Ø12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストホルダならびにØ25 mmピラーポストにもこれらのクランプフォークを使用することができます。 クランプフォークは当社の台座付きØ12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストホルダ、または台座付きØ25.0 mmポストに直接使用可能です。
クランプフォークは5個入りのセットでもお買い求めいただけます(クランプフォークCF038C/M-P5は5個入りパックのみでご提供しております)。
ベースアダプタPB4(/M)により、Ø38 mm(Ø1.5インチ)ポストを台座付きポストに変換できます。
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PB4R(/M)の底部には、5 mm六角ソケットが1個と磁石が4個付いています。
- Ø47.0 mmアダプタPB4/MとPB4R/MをØ25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)ポストホルダやØ38 mm(Ø1.5インチ)ポストに接続し、台座付きポストに変換
- クランプフォークにより台座付きポストをブレッドボードや光学テーブルに固定
- 外径:53.5 mm
- 3種類のザグリ穴スロット
- 21.6 mm、31.8 mm、53.8 mm
- スイベル式フォークで360°動かすことができるため、適切な取付穴の選択が可能
- 単品、または5個入りでご用意
台座(ペデスタル)ベースアダプタ
台座ベースアダプタPB4/MとPB4R/MにはM6ネジのスタッドが付いており、当社のØ38 mm(Ø1.5インチ)ポストに取り付けて台座付きポストに変換することができます。外径47.0 mmのSUS303ステンレススチール製です。このアダプタを取り付けると、ポストに対してクランプフォークが使用できるようになります。PB4/Mは、3 mm六角レンチまたはボール(六角)ドライバでポストまたはポストホルダに締め付けることができます。PB4R/Mの底部には5 mm六角ソケットと4つの強力な磁石が付いており、光学テーブルにクランプする必要なくベースの位置固定が可能です。
クランプフォーク
PF85B、PF125B、PF175Bは、特に台座ベースアダプタPB4/MまたはPB4R/M付きのØ38 mm(Ø1.5インチ)ポストを固定するときに、優れたクランプ力で保持でいるよう設計されています。これらのクランプフォークは、ベースPB4/MまたはPB4R/Mを使用しない当社のØ25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)ポストホルダや高さ調整機能付きポストBLP01/Mにもご使用いただけます。
クランプフォークはステンレススチール製で、高安定な3点接触によりテーブルに固定されます。M6キャプスクリュ用のザグリ穴スロットにより、最も適した取付穴をご選択いただけます。ポストアセンブリの位置決めが柔軟に行えるよう、当社では3種類のサイズのクランプフォークをご用意しております。PF85Bザグリ穴スロットの長さは21.6 mm、PF125Bは31.8 mm、そしてPF175Bは53.8 mmです。クランプフォークの過度の締めすぎは、光学テーブルの表面を変形させ、部品のミスアライメントならびに安定性の低下につながりますのでご注意ください。
クランプフォークは単体、あるいは5個入りパックでご用意しております。
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POLARIS-CA1/Mの保持トルクはこちらからご覧いただけます。*
ノンブリッジクランプフォークは広範囲な試験を実施することにより、高い性能が確認されています。詳細は製品紹介ページをご覧ください。
*M6 x 1.0および1/4"-20のクランプトルク値は、ポストとテーブルへのクランプ力が同じになるよう調整されています。また、#18-8ステンレススチール製ネジの推奨締め付けトルクは、M6 x 1.0ネジでは8.8 N-m、1/4"-20ネジでは75.2 in-lbsです。推奨トルク値を超えるとネジの破損につながる恐れがあります。
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アームのどちらのフラットな面もテーブル側に向けて取付けることができるため、コンパクトなセットアップも可能です。
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側面のM6ネジがクランプ内孔を締め付け
- フレクシャークランプ機構による3点接触
- Polarisマウント用Ø25 mmポストおよびØ25.4 mm固定式Polarisマウントに対応(下表参照)
- 深さ15.2 mmのクランプ部により6.4 mmまでの高さ調整が可能
- ポストは360°回転可能
- M6キャップスクリュに対応する長さ19.1 mmまたは33.0 mmのスロット
- 熱処理により応力除去されたステンレススチールによる高いクランプ力
- 両面使用可能な設計により、左右どちら向きでも使用可能(左下の写真参照)
- 高安定なためキネマティックPolarisミラーマウント用に適した製品
- 適切なベークアウトにより、25 °Cで10-9 Torrまでの真空度に対応
- 表面の平面度: ±0.02 mm
ノンブリッジクランプアームは、当社のPolarisマウント用Ø25 mmポストまたはØ25.4 mm固定式Polarisマウントを安定に取り付けるのに適した製品です。すべてのクランプアームは熱処理によって応力の除去されたステンレススチールの棒材から加工されており、取付けネジに対する最小限の締め付けトルクで極めて高い保持力が得られます(右のグラフ参照)。
クランプアームの上面と底面はフラットでブリッジ(隙間)が無く、光学テーブルやその他の取付け面に対してどちら側の面を向けても使用可能です。そのためクランプを左右どちらの向きにも配置でき、また光学部品を互いに近接して配置して設置面積を最小限に抑えることもできます(左の写真参照)。アーム両面のスロット周りにあるリリーフカットにより、平面度±0.02 mmの表面がネジやワッシャによる損傷から保護され、より安定した取付けが可能です。
クランプアームのスロットの長さとしては19.1 mmと33.0 mmの2種類をご用意しており、厳しいレーザ共振器のセットアップ等の用途にも柔軟に対応できます。下の表でご覧いただけるように、4製品はØ25.4 mmポスト用で、2製品はØ25 mmポスト用です。なお、Ø25.4 mmポスト用のアームはØ25 mmポストにはご使用いただけません。フレクシャークランプの内径が大きすぎてクランプしようとしてもポストと接触しません。
ノンブリッジ設計:業界標準のクランプフォークとノンブリッジクランプアームの比較
標準的なクランプフォークの設計では、台座付きポストやポストホルダを固定する際、図1のようなブリッジ(隙間)ができます。この設計では、取り付けたときにブリッジ(隙間)の下のプラットフォームの一部分を上に引っ張り、その部分に多少のダメージを与えます。ノンブリッジクランプアームでは、図2のように上部と底部をフラットにすることでこの問題を解決しています。
図2:ノンブリッジクランプアームを使用するとブリッジ(隙間)はできません。
左の写真にあるフレクシャークランプは側面のM6 x 1.0キャップスクリュで操作しますが、ポストは中央で360°回転できます。フレクシャークランプと取付け用のスロットは別々のネジで固定されるため、クランプフォークの位置とポストの回転は独立に調整可能です。ポストを深さいっぱいに挿入することで最良の性能が得られますが、取付け穴の深さが15.2 mmあるため、ポストの高さは6.4 mmまで調整可能です。
ノンブリッジクランプアームは広範囲な試験を実施することにより、高い性能が確認されています(右上のグラフ参照)。最適な性能を得るため、クランプアームはフレクシャークランプネジを1.75~3 N•mのトルクで締め付けることをお勧めします。また、テーブルまたはプラットフォームに取付けるときには、4.75~7 N•mのトルクで締め付けることを推奨します。なお、M6 x 1.0ネジと1/4"-20ネジの効率には差があるため、ミリ規格とインチ規格のクランプに関するトルク値は単純に単位変換したものではありませんのでご注意ください。M6 x 1.0ネジの効率は1/4”-20ネジよりも約5%低くなります。これはネジの直径とピッチの違いによるものです。最良の結果を得るためには、最大推奨トルクで締め付けてください。トルク値は、トルクドライバを使用するとダイヤルで設定可能です。
Item # | Compatible Post Size | Clamping Screw | Slot Length | Footprint |
---|---|---|---|---|
POLARIS-SCA1 | Ø1" (25.4 mm) | 1/4"-20 (3/16" Hex) | 0.75" (19.1 mm) | 2.78" x 1.60" (70.5 mm x 40.6 mm) |
POLARIS-CA1 | 1.30" (33.0 mm) | 3.33" x 1.60" (84.5 mm x 40.6 mm) | ||
POLARIS-SCA1/M | M6 x 1.0 (5 mm Hex) | 0.75" (19.1 mm) | 2.78" x 1.60" (70.5 mm x 40.6 mm) | |
POLARIS-CA1/M | 1.30" (33.0 mm) | 3.33" x 1.60" (84.5 mm x 40.6 mm) | ||
POLARIS-SCA25/M | Ø25.0 mm (Ø0.98") | 0.75" (19.1 mm) | 2.78" x 1.60" (70.5 mm x 40.6 mm) | |
POLARIS-CA25/M | 1.30" (33.0 mm) | 3.33" x 1.60" (84.5 mm x 40.6 mm) |
Click to EnlargeルーラBHM6とポストベースRBP1(/M)およびRBP(/M)を使用して、ミラーマウントKCB1(/M)とケージキューブ付き偏光ビームスプリッターキューブCCM1-PBS251を用いて構築したマッハツェンダ干渉計のアライメントをしています。
Click to EnlargeポストベースRBP1(/M)を使用して、レーザ光を光学テーブルのネジ穴に沿うようにアライメント
- レーザ光を光学テーブルのネジ穴に沿うようにアライメント
- ミリ規格の光学テーブルとØ25 mmピラーポストに対応
- アライメントピンと付属のネジにより、対応するマウントに取付けられた光学素子の反射面をテーブルのネジ穴の上に配置
- RBP/M: 光学素子の反射面をポスト中心に取付けたマウントに対応
- RBP1/M: KCB1シリーズマウント(KCB1P/Mを除く)に対応
- RBP2/M: KCB2シリーズマウントに対応
- 固定ネジを緩めるとポストは自由に回転可能
アライメントピン付きポストクランプベースを用いると、対応するマウントに取り付けられたミラーやその他の光学素子の反射面を、光学テーブルのネジ穴の上に配置することができます。そのため、レーザ光をテーブルのネジ穴に沿うようにアライメントする作業が容易になります(右上の写真参照)。 ベースRBP/Mは、ポストセンタリングプレート付きキネマティックマウントや、取り付けた光学素子の反射面をポストの穴の上に設置するキューブマウント用に設計されています。ベースRBP1/MとRBP2/Mは、それぞれ直角キネマティックマウントKCB1シリーズ(KCB1P/Mを除く)と直角キネマティックマウントKCB2シリーズに対応します。各ポストベースに対応するマウントは、下の表でご覧いただけます。
RBPx(/M) Post Base Selection Guide | |
---|---|
Item # | Compatible Mounts |
RBP(/M) | KM05CP(/M), KM100CP(/M), and KM200CP(/M) Kinematic Mirror Mounts |
Kinematic Mirror Mounts with Centering Plates: KM05(/M) with KCP05(/M), KM100 with KCP1(/M), and KM200 with KCP2(/M) | |
16 mm Cage Cubes, 30 mm Cage Cubes, and 60 mm Cage Cubes with a Centered 8-32 (M4 x 0.7) or 1/4"-20 (M6 x 1.0) Mounting Hole | |
RBP1(/M) | KCB1(/M), KCB1C(/M), KCB1E(/M), and KCB1EC(/M) Right-Angle Kinematic Mirror Mounts |
RBP2(/M) | KCB2(/M), KCB2C(/M),and KCB2EC(/M) Right-Angle Kinematic Mirror Mounts |
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ポストベースRBP1(/M)の上面(左)と底面(右)
ポストベースにはØ25 mmピラーポストを取り付けられます(右上端の写真参照)。ただし、台座付きポストは取り付けられませんのでご注意ください。ポストベースの底部にあるアライメントピンが光学テーブルのネジ穴にフィットするため、マウントを正しい位置に設置できます。ポストベースはM6 x 1.0キャップスクリュとワッシャ(付属していません)でテーブルに固定します。 ポストベースの本体はステンレススチール製で、本体に付いているアルマイト加工アルミニウム製の部品と固定ネジを用いてポストをクランプに固定します。
ピンでアライメントされたポストベースをテーブルに取付けた後は、ポストをベースに取り付け、所定の位置に回転させることができます。回転位置を決めた後は、5 mmの六角レンチまたはボールドライバで固定ネジを締め、ポストを所定の位置に固定します。ポストのクランプ機構には3点接触が採用されており、安定に取り付けことができます(右の写真参照)。ポストベースに調整ノブ付きのマウントを組み合わせて使用すると、ノブを使用してテーブルのネジ穴のライン上にレーザ光をより正確にアライメントできます。アライメントピン付きポストクランプベースを用いてレーザ光を光学テーブルのネジ穴のパターンにアライメントする際は、位置決めピンの付いた磁石付きビーム高測定用ルーラBHM6のご使用をお勧めします。このルーラを使用すると、光学テーブルの2つのネジ穴の上に配置された、高さの異なる一連のアライメント用の穴をご利用いただけます(右上の写真参照)。