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PFM1/(M)の概略図

特長

• Ø25 mm～Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用120°クリアエッジフレクシャーマウント
• 薄さ9.1 mmのコンパクト設計
• #6-80アジャスタによる±4°のピッチ調整
• 厚さ3.8 mm～7.1 mmのØ25 mm～Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子を保持
• Ø23.5 mmの透過型開口部
• 底部のM4タップ穴によりØ12 mm～Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストに取り付け可能

クリアエッジフレクシャーマウントPFM1/Mは、Ø25 mm～Ø25.4 mm(Ø1インチ)ミラーやビームスプリッタを保持し、±4°のピッチ調整を行います。9.1 mmと薄型なため、スペースが限られている場所でも設置可能です。一体型のフレクシャー設計のためドリフトが最小限に抑えられ、ビームのレベル合わせに適しています。 光学素子のエッジが120°露出するため、当社のクリアエッジキネマティックミラーマウントのように、ビームはマウントの筐体前部でクリッピングされることなく、露出している光学素子の外径部分近くを通ることができます。ほぼ垂直に近い2つの入射ビームを束ねるとき、または2番目のビームのすぐ近くを伝搬するビームをピックオフする際に便利です。

先端がナイロン製の止めネジ(セットスクリュ)と2 mm六角レンチにより、厚さ3.8 mm～ 7.1 mmの光学素子を固定できます。通常、光はマウントのレーザ刻印がある方から入射します。しかし透過型光学素子を使用したり、またはマウントの反対側から入射したりする場合には、光学素子を保持する後ろの縁の開口はØ23.5 mmですのでご留意ください。PFM1/Mは底部のM4タップ穴によりØ12 mm～Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストに取り付け可能です。

右図でご覧いただけるように、#6-80の精密ピッチアジャスタと2 mm六角レンチにより±4°のピッチ調整が可能です。 マウントには、フレクシャーマウントの過度な変形を防ぎ、アジャスタがマウントに損傷を与えるポイントを超えないようリミットストッパーが付いています。なお、このマウントはフレクシャー設計によりピッチ調整時には少量のヒステリシスが自然に生じるのでご留意ください。

当社では固定式光学マウントのピッチ調整が可能なTPA01もご用意しております。ピッチ、チップ、ティルトの調整には様々なミラーや光学素子サイズに対応したキネマティックマウントのラインナップをご用意しております。またセットアップ内の光学素子の位置を制御する移動マウント、方向を制御する回転マウントも取り揃えております。