DIY Cerna®システム用ワイドフィールド観察モジュール


  • Trinoculars for Viewing Samples via Naked Eye
  • Camera Tubes and Double Camera Ports for Camera Attachment
  • Breadboards and Dovetail Adapters for Custom Assemblies

LAURE1

Trinoculars with
10X Eyepieces

WFA4101

0.75X Camera Tube

CSD1002

Fixed Magnification Double Camera Port

Application Idea

User-Built Epi-Illumination and Widefield Module Using a Breadboard Top, Dovetail Adapters, and Thorlabs' Optomechanics

CSA1003

D1N Dovetail Adapter with 60 mm Cage Mounting Holes

Related Items


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Trinoc and Camera Tube
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倍率10倍の接眼レンズが付いた観察用の三眼鏡筒と、落射照明での試料イメージング用に倍率1倍のカメラチューブに取り付けられたカメラ。
Mounted Condenser

Did You Know?

システムの倍率は、顕微鏡対物レンズ、チューブレンズ、接眼レンズなど、複数の光学素子の組みわせによって決まります。詳細は「倍率&視野」タブをご参照ください。

特長

  • 倍率10倍の接眼レンズならびにカメラポート付きの三眼鏡筒
  • カメラチューブにより、カメラ位置を結像面に機械的にアライメント(倍率:1倍、0.75倍、0.5倍)
  • 2台のカメラを同時に接続可能なダブルカメラポート
  • ブレッドボードとアリ溝用アダプタを利用すると、ケージシステムやSMネジ付きレンズチューブを用いて、ワイドフィールド観察用アセンブリをカスタマイズすることが可能

これらのワイドフィールド観察用モジュールアクセサリで試料画像の観察や記録が可能です。

三眼鏡筒
三眼鏡筒(正立像または倒立像)には倍率10倍の接眼レンズが付属しており、可視(VIS)および近赤外(NIR)域における画像を視覚化できます。三眼鏡筒の上部には、カメラチューブに取り付けられたカメラを接続するためのカメラポートがあり、側面には接眼レンズとカメラを切り替えるためのレバーが付いています。また、入射光を接眼レンズとカメラポート上部にフォーカスするための焦点距離200 mmのチューブレンズが内蔵されています。

三眼鏡筒LAURE1に付属する接眼レンズと赤外域ブロックフィルタは単体でもご用意しております。接眼レンズは倍率10倍で、フィルタの透過域は375 nm~650 nm、阻止域は700 nm~1400 nmです。また当社では、三眼鏡筒の接眼レンズにカスタム仕様の検出セットアップを結合するための接眼レンズ用アダプタをご用意しております。このアダプタにはØ25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)レンズチューブ用SM1内ネジ、Ø50 mm~Ø50.8 mm(Ø2インチ)レンズチューブ用SM2外ネジ、そして30 mmケージシステム用に4つの#4-40タップ穴が付いています。

カメラチューブ
カメラチューブはチューブレンズの焦点面にカメラがくるように設計されており、これによりカメラのセンサ上に視野の像ができます。カメラチューブは単独で取り付けることもありますし、三眼鏡筒やダブルカメラポートなどのアセンブリと組み合わせて取り付けることもあります。 内蔵のチューブレンズおよびカメラ用の高精度焦点アジャスタについては、付属させるかどうかをお選びいただくことが可能です。カメラに表示される視野の広さと顕微鏡の分解能のバランスをとるために、複数の異なる倍率のカメラチューブをご用意しています。倍率と画像範囲の計算方法については、「倍率&視野」のタブをご参照ください。

ダブルカメラポート
ダブルカメラポートを使用すると、最大2台のカメラと三眼鏡筒を顕微鏡システムに同時に取り付けることができ、より柔軟に実験を進めることができるようになります。 それぞれ個別に設定されたカメラに光を導くための光学素子が必要ですが、それらを付属させるかどうかは選択できます。

ブレッドボードトップ
ブレッドボード上に配列されている1/4"-20取付け用タップ穴を利用して、カスタム仕様のワイドフィールド観察用装置を構築したり、DIY Cerna®顕微鏡ボディ上部に落射照明用の光路を構築したりすることができます。350.0 mm x 275.0 mmと450.0 mm x 116.8 mmの2種類のサイズをご用意しています。大きいタイプは、より多くの取付け穴のある広い作業スペースを有しますが、一方の小さいタイプはアプローチ角度が制限されない利点があります。また、小さいタイプはØ38 mmの貫通穴の周りに#4-40タップ穴が8個付いており、30 mmおよび60 mmケージシステムが取り付けられるようになっています。

アリ溝用アダプタ
アリ溝式のインターフェイスにより、下記掲載のワイドフィールド観察用コンポーネントのようなDIY Cernaモジュールの取付けが容易です。また、CernaアセンブリをSMネジ付きレンズチューブ30 mmケージシステム60 mmケージシステムなどの当社の標準的なオプトメカニクスシステムに適合させるために、様々なアリ溝用アダプタをご用意しています。アリ溝式マウントの詳細な製品情報や仕様については、「顕微鏡のアリ溝」のタブをご参照ください。また、Cernaシリーズ製品の詳細については、「DIY Cernaのインターフェイス」タブ内の表をご参照ください。

Thorlabs Dovetail Reference a
TypeShapeOuter DimensionAngle
95 mmLinear95 mm45°
D1NCircularØ2.018"60°
D2NbCircularØ1.50"90°
D2NBbCircularØ1.50"90°
D3NCircularØ45 mm70°
D5NCircularØ1.58"90°
D6NCircularØ1.90"90°
D7NCircularØ2.05"90°
D1TCircularØ1.50"60°
D3TCircularØ1.65"90°
D1YCircularØ107 mm60°
D2YCircularØ2.32"50°
D3YCircularØ1.75"90°
D4YCircularØ56 mm60°
D5YCircularØ46 mm60°
D6YCircularØ41.9 mm45°
D1ZCircularØ54 mm60°
D2ZCircularØ57 mm60°
D3ZCircularØ54 mm45°
  • これらのアリ溝の種類に対する呼称(Dxxなど)は当社の製品にのみ使用されているものです。当社以外の顕微鏡メーカでは使用されておりませんのでご注意ください。
  • D2NとD2NBの外径と角度は、下の図に定めるとおり同じです。D2Nには高さの定義はありません。D2NBにはアリ溝の高さの定義があり、10.2 mmとなっています。
Mating Circular Dovetails
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上側は三眼鏡筒のD1Nオス型アリ溝、下側は落射照明用アームのD1Nメス型アリ溝です。
Mating Linear Dovetails
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この写真では顕微鏡ボディの95 mmのオス型アリ溝と固定式アームCSA1002の95 mmメス型アリ溝を示しています。

顕微鏡のアリ溝(ダブテール)とは

顕微鏡のアリ溝(ダブテール)は、顕微鏡コンポーネントの結合や、光学ポートのアライメントに使用されます。結合するには、コンポーネントのアリ溝をもう一方のアリ溝に差し込み、メス型アリ溝のロック用止めネジを1つ以上締め付けます。アリ溝には、直線形状と円形状の2種類があります。直線形状のアリ溝は、取り付ける部品を固定する前にスライドさせることが可能です。不要な自由度を制限しながら柔軟に位置決めができます。円形状のアリ溝は、異なるコンポーネントの光学ポートの位置を合わせ、光軸確保に必要なお客様の作業を最小化します。

当社では、自社の部品や他社の部品と、アリ溝を用いて結合できるコンポーネントを多く製造しています。対応するアリ溝を簡単に確認いただけるように、当社の部品に付いているアリ溝の種類に呼称(Dxxなど)を付けさせていただいています。この呼称は当社独自のもので、他の顕微鏡メーカに共通する呼称ではありませんのでご注意ください。当社のアリ溝の種類一覧と、その主な寸法は右表をご参照ください。

当社のCerna®顕微鏡では、対応するコンポーネントのみが結合できるよう、顕微鏡のそれぞれの部分で異なる種類のアリ溝が使用されています。例えば落射照明モジュール WFA2002のアリ溝はD1Nオス型で、顕微鏡ボディの落射照明用アームのD1Nメス型アリ溝と結合します。XY顕微鏡ステージCSS2001のアリ溝はD1Yメス型で、取付けアームCSA1051 のD1Yオス型アリ溝と結合します。

それぞれのコンポーネントのアリ溝の種類については下記の赤いアイコン(Docs Icon)をクリックし、図をご覧ください。メス型アリ溝付きのアダプタの図では、ロック用止めネジに必要な六角レンチのサイズも記載されています。なお、機械的に結合しても必ずしも光学的に適合しているとは限りません。光学的適合性については当社のウェブサイトでご確認ください。

ご自身でアリ溝を機械加工したい場合には、右表にある各アリ溝の外径や角度(下の図で定義)をご参照ください。ただし、アリ溝の高さはご自身でお決めください。また、円形状のアリ溝では、内径および内孔径もご自身でお決めいただく必要があります。これらの値は同じ種類のアリ溝でも異なります。互いに適合するように設計された部品を使用すれば、確実に結合させることができます。

摩耗を低減し、かつ接続を容易にするために、多くのアリ溝では面取りや、窪み(リセス)などの機械加工が施されています。下の図はそのいくつかの例です。

Male Microscope Dovetails
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円形状のオス型アリ溝の加工方法の2例です。
Female Microscope Dovetails
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円形状のメス型アリ溝の加工方法の2例です。
Widefield Viewing Optical Path
カメラで画像を表示する場合、システム倍率は対物レンズの倍率とカメラチューブの倍率の積です。三眼鏡筒で画像を表示する時のシステム倍率は、対物レンズの倍率と接眼レンズの倍率の積です。
Magnification & FOV Calculator
ManufacturerTube Lens
Focal Length
Leicaf = 200 mm
Mitutoyof = 200 mm
Nikonf = 200 mm
Olympusf = 180 mm
Thorlabsf = 200 mm
Zeissf = 165 mm

緑色の欄のメーカはf = 200 mmのチューブレンズを使用しておりません。

倍率と試料領域の計算方法

倍率

システムの倍率はシステム内の各光学素子の倍率の積で求めます。倍率のある光学素子には右図の通り、対物レンズ、カメラチューブ、そして三眼鏡筒の接眼レンズが含まれます。なお、各製品仕様に記載されている倍率は通常、すべて同じメーカの光学素子を使用した時のみ有効であることにご留意ください。同じメーカの光学素子を使用していない場合、システムの倍率は下記の通り、まず対物レンズの有効倍率を求めたあと算出する必要があります。

下記の例をお手持ちの顕微鏡に応用する場合には、上のMagnification and FOV Calculator(赤いボタンをクリック)をダウンロードしてご使用ください。こちらの計算用エクセルファイルはマクロを使用したスプレッドシートになっています。計算を行う際はマクロを有効にする必要があります。マクロを有効にするには、ファイルを開いて、上部にある黄色いメッセージバー上の「編集を有効にする」ボタンをクリックしてください。

例1:カメラの倍率
試料をカメラでイメージングする場合、イメージは対物レンズとカメラチューブによって拡大されます。倍率が20倍のNikon製対物レンズと倍率が0.75倍のNikon製カメラチューブを使用している場合、カメラの倍率は20倍 × 0.75倍 = 15倍となります。

例2:三眼鏡筒の倍率
三眼鏡筒を通して試料をイメージングする場合、イメージは対物レンズの倍率と三眼鏡筒内の接眼レンズによって拡大されます。倍率が20倍のNikon製対物レンズと接眼レンズの倍率が10倍のNikon製三眼鏡筒を使用している場合、接眼レンズでの倍率は20倍 × 10倍 = 200倍となります。なお、右図のように接眼レンズでの像はカメラチューブを通りません。

メーカが異なる対物レンズと顕微鏡を使用する場合

倍率は根源的な値ではなく、特定のチューブレンズの焦点距離を推定して計算し、導き出す値です。右の表のように各顕微鏡メーカはチューブレンズに様々な焦点距離を設定しています。そのため異なるメーカの光学素子を組み合わせる場合、システムの倍率を算出するには対物レンズの有効倍率を計算する必要があります。

対物レンズの有効倍率は式1で求められます。

Equation 1(Eq. 1)

ここでDesign Magnificationは対物レンズに印字されている倍率、fTube Lens in Microscopeは使用する顕微鏡内のチューブレンズの焦点距離、fDesign Tube Lens of ObjectiveはDesign Magnificationを算出するために対物レンズのメーカが使用したチューブレンズの焦点距離です。焦点距離は右表に記載されています。

Leica、Mitutoyo、Nikonならびに当社ではチューブレンズの焦点距離は同じです。これらのメーカの光学素子を組み合わせた場合、倍率の変換は必要ありません。対物レンズの有効倍率が算出されたら、上記のようにシステムの倍率が計算できます。

例3:三眼鏡筒の倍率(異なるメーカを使用)
三眼鏡筒を通して試料をイメージングする場合、イメージは対物レンズの倍率と三眼鏡筒内の接眼レンズによって拡大されます。この例では倍率が20倍のOlympus製対物レンズと接眼レンズの倍率が10倍のNikon製三眼鏡筒を使用します。

式1と右の表によりNikon製顕微鏡内のOlympus製対物レンズの有効倍率を下記の通り計算しました。

Equation 2

Olympus製対物レンズの有効倍率は22.2倍で、三眼鏡筒の接眼レンズの倍率は10倍なので、接眼レンズでの倍率は、22.2倍 × 10倍 = 222倍となります。


Image Area on Camera

カメラでイメージングする試料領域

試料をカメラでイメージングする場合、試料領域の寸法はカメラセンサの寸法とシステム倍率を使用して下の式2で求められます。

Equation 5(Eq. 2)

カメラセンサの寸法はメーカが提供しています。またシステム倍率は対物レンズの倍率とカメラチューブの倍率の積です(例1をご参照ください)。必要に応じ、対物レンズの倍率を例3のように調整します。

倍率が高くなればなるほど分解能も向上しますが、視野は狭くなります。倍率と視野の関係性については右の図でご覧いただけます。

例4:試料領域
当社のサイエンティフィックカメラ1501M-USB(旧製品)内のカメラセンサの寸法は8.98 mm × 6.71 mmです。このカメラを例1のNikon製対物レンズと三眼鏡筒に使用した場合、システム倍率は15倍となります。イメージングの領域は下記の通りになります。

Equation 6

試料領域例

下のマウス腎臓の画像はすべて同じ対物レンズとカメラを使用して取得しました。ただし、カメラチューブのみ違う製品を使用しています。左から右の画像にいくにつれカメラチューブの倍率が下がっていますが、視野が広くなる分、細部も小さくなり見にくくなることが分かります。

Image with 1X Camera Tube
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倍率1倍のカメラチューブで取得(型番 WFA4100)
Image with 1X Camera Tube
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倍率0.75倍のカメラチューブで取得(型番 WFA4101)
Image with 1X Camera Tube
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倍率0.5倍のカメラチューブで取得(型番 WFA4102)
Hyperspectral Imaging with Cerna
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ハイパースペクトルイメージングの概略図
Hyperspectral Imaging Cerna Microscope
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当社のCerna顕微鏡プラットフォーム、チューナブルバンドパスフィルタKURIOS-VB1(/M)、モノクロサイエンティフィックカメラ1501M-GE(旧製品)を使用してハイパースペクトルイメージングシステムを構築。写真内の部品には標準品の構成からカスタマイズされているものもあります。

使用例:ハイパースペクトルイメージング

ハイパースペクトルイメージングでは、スペクトル的に分離された2次元画像が取得できます。この手法は試料を素早く識別・分析できるため、顕微鏡法、生物学/生物医学イメージング、マシンビジョンの用途によく使用されています。

ハイパースペクトルイメージングで得られる画像のスペクトル分解能は、カラータイプのカメラを単独で使用した場合に比べて格段に優れています。カラータイプのカメラは3種類の比較的幅広のスペクトルチャンネル(赤、緑、青)を使用して、画像のスペクトル範囲全体を表示します。これに対し、ハイパースペクトルイメージングシステムには液晶チューナブルバンドパスフィルタや回折格子のような光学素子が内蔵されているため、非常に狭い帯域幅のスペクトルチャンネルを発生させることができます。

また、ハイパースペクトルイメージングシステムには当社のCerna顕微鏡プラットフォーム、Kurios™チューナブルフィルタ、ならびにサイエンティフィックグレードカメラを容易に取り付けることができます。Cernaプラットフォームはモジュール式の顕微鏡システムです。当社のSMシリーズレンズチューブ構築システムと統合して透過光照明をサポートします。KuriosチューナブルフィルタはSMネジ付きで、Cernaプラットフォームや当社のカメラと接続可能です。また、Kuriosフィルタにはソフトウェアと外部トリガ付きのベンチトップ型コントローラが付属し、高速で自動および同期化された波長切り替えやイメージ取得が可能になっています。

画像集積の例
下の画像および動画内のデータはハイパースペクトルイメージング手法によるものです。図1は、成熟したナズナの胚の画像をKuriosフィルターセットを使用して中心波長500 nmおよび650 nmで取得しています。これら2つの画像は、それぞれのスペクトルチャンネル毎に得た視野全体を示しています。図2は、同じ試料の画像31枚から成る動画です。中心波長420 nm~730 nmで10 nm刻みで取得しています(10 nmはスペクトル分解能ではありません。スペクトル分解能は各波長毎のFWHM帯域幅によって決まります)。図3では、各スペクトルチャンネルの画像を使用してそれぞれのピクセルの色を決定し、1つの色画像に統合しています。また、各ピクセルにおける広帯域スペクトルを取得し、視野内の試料の異なる機能を分光学的に同定しています。

Kuriosチューナブルフィルタはハイパースペクトルイメージングに多くの利点をもたらしています。角度調整タイプのフィルタを使用した場合や手動でフィルタ交換を行った場合とは異なり、Kuriosフィルタは可動部品を使用していないため、ミリ秒単位での振動の無い波長切り替えが可能です。これは、測定中にフィルタを動かしたり、交換したりしないため、画像を登録する際にデータが“画素ずれ”しないからです。当社のフィルタにはソフトウェアと外部トリガ付きのベンチトップ型コントローラも付属しており、データの取得および分析プログラムへの統合が容易です。

LCTF Spectrum
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図3: 各スペクトルチャンネルで取得した視野全体の画像を統合した、成熟したナズナの胚の色画像(図1参照)。画像内の各ピクセルのスペクトルを複数のチャンネルに渡って取得しています。
LCTF Spectrum
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図1: 2種類の異なる中心波長でそれぞれ取得した、成熟したナズナの胚の画像。各スペクトルチャンネルごとに視野全体の画像を取得しています。

図2: この動画はチューナブルフィルタKURIOS-WB1(/M)の中心波長ごとに取得した試料の画像です。420 nm~730 nmまでの中心波長を10 nm刻みで増加させています(10 nmはスペクトル分解能ではありません。スペクトル分解能は各波長毎のFWHM帯域幅によって決まります)。

カスタム顕微鏡Cerna®コンポーネントの標準インターフェイス

Cernaコンポーネントのアリ溝、光学部品用ネジ、ケージシステム用インターフェイスをご紹介しています。下表の項目にある標準的なインターフェイスを持たないDIY Cernaコンポーネントについては、表に掲載されていません。なお、機械的に結合しても必ずしも光学的に適合しているとは限りません。光学的適合性については当社のウェブサイトでご確認ください。

Item #Microscope DovetailsOptical Component ThreadsaCage Systemsb
95 mmD1ND2ND2NBD3ND5ND1TD3TD1YD5YInternalExternal
2CM1----------SM1c (1.035"-40) and SM2d (2.035"-40)SM1c (1.035"-40)60 mmd
2CM2----------SM1c (1.035"-40) and SM2d (2.035"-40)SM1c (1.035"-40)30 mmc
BSA2000e----Female--------
CEA1350MaleFemale----------60 mmd
CEA1400MaleFemale----------60 mmd
CEA1500MaleFemale----------60 mmd
CEA1600MaleFemale----------60 mmd
CFB1500Male------------
CSA1000Female------------
CSA1001Female---------SM1c (1.035"-40)-30 mmc
CSA1002Female---------SM2d (2.035"-40)-60 mmd
CSA1003-Female----------60 mmd
CSA1051Female-------Male----
CSA1200e,f------------60 mmd
CSA1400e------Female-----60 mmd
CSA1500e,g-------------
CSA2000e----Female-----SM2d (2.035"-40)-60 mmd
CSA2001----Female------SM2d (2.035"-40)-
CSA2100e----------SM2d (2.035"-40)-60 mmd
CSA3000(/M)-Male-----------
CSA3010(/M)-Male----------30 mmc and 60 mmd
Item #95 mmD1ND2ND2NBD3ND5ND1TD3TD1YD5YInternalExternalCage Systems
CSC1001----Male--------
CSC1002----Male--------
CSC2001----Male--------
CSD1001-Male & Female-Female---------
CSD1002-Male & Female---------C-Mounth-
CSE2000-Male & Female----------60 mmd
CSE2100-Male & Female-----Female--SM1c (1.035"-40)-30 mmc and 60 mmd
CSE2200-Male & Female-----Female--SM1c (1.035"-40)-30 mmc and 60 mmd
CSN100e----------M32 x 0.75-60 mmd
CSN110------Male---M32 x 0.75-30 mmc and 60 mmd
CSNK10----------M32 x 0.75-60 mmd
CSNK100e----------M32 x 0.75-60 mmd
CSN200------Male---M32 x 0.75--
CSN210------Male---M32 x 0.75--
CSN1201f----------M32 x 0.75--
CSN1202f----------M25 x 0.75--
CSS2001--------Female----
LAURE1-MaleFemale----------
LAURE2-MaleFemale----------
LCPN1----Male-----SM30 (M30.5 x 0.5)-30 mmc and 60 mmd
LCPN2-Male--------SM30 (M30.5 x 0.5)-30 mmc and 60 mmd
Item #95 mmD1ND2ND2NBD3ND5ND1TD3TD1YD5YInternalExternalCage Systems
LCPN3-Male-------FemaleSM30 (M30.5 x 0.5)-60 mmd
LCPN4-Male--------SM2d (2.035"-40)-60 mmd
LCPN5----Male-----SM2d (2.035"-40)-60 mmd
LCPN6--Female-------SM1c (1.035"-40)-30 mmc and 60 mmd
LCPY2---------MaleSM30 (M30.5 x 0.5)-30 mmc and 60 mmd
LCPY3---------Female--30 mmc and 60 mmd
OPX2400(/M)-Male & Female--------SM2d (2.035"-40)-60 mmd
SM1A70----------SM30 (M30.5 x 0.5)SM1c (1.035"-40)-
SM1A58--MaleMale------SM1c (1.035"-40)SM2d (2.035"-40)30 mmc
SM2A56-------Male---SM2d (2.035"-40)-
SM2A59-Male--------SM2d (2.035"-40)--
TC1X--Male----------
WFA0150Female------------
WFA1000------------30 mmc
WFA1010----------SM1c (1.035"-40)-30 mmc
WFA1020----------SM1c (1.035"-40)-30 mmc
WFA1051----------SM1c (1.035"-40)-30 mmc
WFA1100------------30 mmc
WFA2001-Male & Female--------SM1c (1.035"-40)SM1c (1.035"-40)-
WFA2002-Male & Female--------SM1c (1.035"-40)-30 mmc
Item #95 mmD1ND2ND2NBD3ND5ND1TD3TD1YD5YInternalExternalCage Systems
WFA4100-Male--------SM1c (1.035"-40)C-Mounth-
WFA4101-Male--------SM1c (1.035"-40)C-Mounth-
WFA4102-Male--------SM1c (1.035"-40)C-Mounth-
WFA4111-Male---------SM2d (2.035"-40)-
WFA4112---Male-------C-Mounth-
XT95RC1(/M)Female------------
XT95RC2(/M)Female------------
XT95RC3(/M)Female------------
XT95RC4(/M)Female------------
XT95P12(/M)Female------------
ZFM1020Female------------
ZFM1030Female------------
ZFM2020Female------------
ZFM2030Female------------
  • 当社の光学部品用ネジ変換アダプタを使用して、Cマウントネジ、SM1ネジ、SM2ネジを、他のネジ規格に対応させることができます。
  • 当社のケージシステム用アダプタおよびドロップイン式アダプタを使用して、16 mm、30 mm、60 mmケージシステムを異なるサイズのケージシステムに対応させることができます。 
  • 当社の30 mmケージプレートを使用して、SM1レンズチューブを30 mmケージシステムに対応させることができます。
  • 当社の60 mmケージプレートを使用して、SM2レンズチューブを60 mmケージシステムに対応させることができます。
  • 焦準モジュールZFMシリーズに取り付けるとメス型95 mmアリ溝を追加できます。
  • 取付けアームCSA1200は単対物ホルダCSN1201や2対物切換えレボルバCSN1202に対応します。
  • このブランクアームにはネジ穴がないので、業界標準以外のコンポーネント、ネジ、内孔に合わせてご自身で機械加工が可能です。
  • CマウントおよびCSマウントのネジ切り加工はいずれも1.00"-32ですが、Cマウントはフランジ-センサ間が5 mm長くなっています。

Cerna®顕微鏡の構築

Cerna顕微鏡プラットフォームの広い作業スペースとアリ溝式システムは、顕微鏡部品の接続や位置決めを容易に行うことができます。この柔軟性により光路設定済み顕微鏡はシンプルで安定したセットアップを実現しており、またその後のアップグレードや変更も簡単に行えます。下の動画では光路設定済み製品の概要とDIY Cerna顕微鏡の組立方法を例示しています。

DIY顕微鏡システムの組立方法


DIY顕微鏡システムの紹介
こちらのDIY顕微鏡ではブレッドボードトップCSA3000(/M)、アリ溝付きアダプタCSA2001、固定アームCSA1001およびCSA1002のほか、顕微鏡ボディ用アタッチメントおよび拡張部品を使用しています。これらの部品は当社のレンズチューブならびにケージシステムとのインターフェイスにより、顕微鏡に独立した2つの透過照明モジュールを取り付けたり、自作の落射照明光路やカスタム仕様の試料観察用光路を取り付けたりすることができます。
DIY顕微鏡システムの組立方法
当社のシンプルなオプトメカニクスインターフェイスにより、独自のイメージング用にカスタム仕様のDIY顕微鏡を素早く組み立てたり、さらにそれを構成し直したりすることができます。

Posted Comments:
Alex B  (posted 2023-08-14 20:20:17.163)
Hi, can you advise as to whether the tube lens for the WFA4100 works out to 1200nm? I can't appear to find the part number/transmittance data for the included optic. I am adapting a SFM/SFM2 based system to also be capable of NIR imaging and would like to know if this requires changing.
user  (posted 2023-06-08 03:32:08.457)
Are items #WFA4102 and #TTL100-A the same in optical features?
cdolbashian  (posted 2023-06-12 02:00:30.0)
Thank you for reaching out to us with this inquiry. The part featured in the WFA4102 is listed as an achromatic doublet with 100mm EFL. For the TTL100-A, we actually employ more optical elements in order to improve performance by further minimizing optical aberrations.
user  (posted 2020-03-23 13:21:31.08)
Is it possible to have CSD1002 using gold mirror that will allow the microscope to be used in IR range?
YLohia  (posted 2020-03-23 02:27:38.0)
Hello, thank you for contacting Thorlabs. Custom items can be requested by emailing techsupport@thorlabs.com. We will reach out to you directly to discuss this customization.
David Carr  (posted 2019-10-20 22:23:09.297)
You should consider correcting the note for the new eyepieces. You state that "The eyepiece features an adjustable focus that allows users to rotate the housing while not rotating the optics inside." Unless someone changed the design within the past 4 months, you are confusing this feature with one that is on the trinoc (LAUREx). The trinoc has a feature that allows the interpupilary distance to be adjusted without the right eyepiece rotating. This allows a user who has a reticle in the right eyepiece to adjust the interpupilary distance, and not have the reticle rotate relative to the sample they are viewing.
YLohia  (posted 2019-11-14 09:31:42.0)
The eyepiece has a rotatable barrel that changes the distance of optics, thus allowing you to focus so you can see the image more clearly. I believe you are referring to the adjustment on the trinoc to adjust the distance between two eyepiece to match the inter pupil distance of your eyes. We will reach out to you directly to discuss this further.

顕微鏡の各部品をクリックするとそれぞれの機能がご覧いただけます。

Explore the Cerna MicroscopeSample Viewing/RecordingSample MountingIllumination SourcesIllumination SourcesObjectives and MountingEpi-IlluminationEpi-IlluminationTrans-IlluminationMicroscope BodyMicroscope BodyMicroscope BodyMicroscope Body

顕微鏡の原理

ここではCerna®顕微鏡の一般的な機能について説明しています。右にある顕微鏡の図の各部品をクリックいただくか、下記のリンクをクリックいただくとCerna顕微鏡を組み上げて試料を可視化する方法についてご覧いただけます。

 

用語

アーム:部品を顕微鏡の光路に合わせて保持

バヨネットマウント:内ネジのL字型スロットとそれに嵌合する外ネジのタブを用いた機械的なマウント方式 

ベローズ(蛇腹):アコーディオン状のゴム製側面を持つチューブ。顕微鏡ボディと対物レンズとの間の光路を遮光しながら伸縮させることが可能です。

ブレッドボード:光学系の自作用に、タップ穴が等間隔に配列された平坦なボード

アリ溝式:多数の顕微鏡部品に採用されている機械的な取付け方式。直線形状のアリ溝は、取り付ける部品を固定する前に一定の方向に沿って柔軟に位置決めができます。これに対し、円型アリ溝は部品を1箇所に固定します。詳細については「顕微鏡のアリ溝」タブまたはこちらをご覧ください。

落射照明:観察装置と同じ向きから試料を照らす照明。落射蛍光、反射型および共焦点顕微鏡は、落射照明で使用するイメージング手法の例です。

フィルターキューブ:フィルタやその他の光学素子を正確な位置で保持する顕微鏡用のキューブ。例えば、フィルターキューブは蛍光顕微鏡法および反射型顕微鏡法に不可欠です。

ケーラー照明:様々な光学素子を使用して試料面の視野内をデフォーカスしたり視野内における光の強度を平坦にしたりする手法。この手法にはコンデンサおよび光コリメータが必要です。

対物レンズ用ホルダ(レボルバ):顕微鏡の対物レンズを光路上に固定する際に使用するアーム

光路:光が顕微鏡を透過する際にとる経路

レール高:顕微鏡ボディのサポートレールの高さ

懐深さ(作業空間の奥行き):光軸から顕微鏡ボディのサポートレールまでの間の距離。懐深さのサイズは、作業高さとともに、顕微鏡を使用する際の作業空間の大きさを決定します

透過照明:観察装置に対して反対側の面から試料を照らす照明。明視野微分干渉法(DIC)Dodt勾配コントラスト、および暗視野顕微鏡法は、透過照明を利用したイメージング手法の例です。

作業高さ:顕微鏡ボディのサポートレール高にベース高を加えた高さ。作業高さのサイズは、懐深さとともに、顕微鏡を使用する際の作業空間の大きさを決定します。

 

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Cerna顕微鏡のボディ
Body Height Comparison
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顕微鏡ボディの詳細

顕微鏡ボディ

顕微鏡ボディはあらゆるCerna顕微鏡の土台となります。 サポートレールに使用している95 mmレールは、厳しい角度公差が得られるよう加工されているため、光路のアライメントや光学テーブルへの垂直な設置が確実に行えます。サポートレールの高さは350~600 mmから選択できますが、この高さによって実験用・顕微鏡用部品を使用できる縦方向の空間の大きさが決まります。 光路からサポートレールまでの懐深さは196.5 mmあるため、広い実験用スペースが得られます。顕微鏡ボディに部品を取り付ける際はサポートレール上の直線的なアリ溝を使用しますが、部品によっては落射照明アーム上の円型アリ溝が使われます。 詳細については、「顕微鏡のアリ溝」タブまたはこちらをご覧ください。

 

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Cerna顕微鏡には、上から(黄色)または下から(オレンジ)照射するタイプの照明が使用可能です。どちらのタイプにも照明光源(緑)が付いています。

照明

Cerna顕微鏡では、試料を上から(落射照明、右図で黄色に色付けされた部品参照)または下から(透過照明、オレンジ色に色付けされた部品参照)の2方向から照射することができます。

落射照明は、観察装置と同じ側から試料を照らす照明です。したがって、照明光源(緑色に色付けされた部品参照)からの光と試料面からの光は部分的に光路を共有します。これは蛍光、共焦点および反射型顕微鏡に使用されます。落射照明モジュールは光を光路に沿って導き調節します。円型のD1Nアリ溝を使用して顕微鏡ボディの落射照明アームに取り付けます(詳細については「顕微鏡のアリ溝」タブまたはこちらをご覧ください)。複数の落射照明モジュールや、カスタマイズ用のタップ穴が等間隔で配列されたブレッドボードトップを取り付けることができます。

透過照明:観察装置に対して反対側の面から試料を照らす照明です。明視野、微分干渉法(DIC)、Dodt勾配コントラスト、斜光および暗視野顕微鏡法などのイメージング手法に使用されます。 透過照明モジュールは光を調節し(一部のモデル)、光路に沿って光を導きます。直線的なアリ溝を使用して顕微鏡ボディのサポートレールに取り付けます(詳細については「顕微鏡のアリ溝」タブまたはこちらをご覧ください)。イメージング手法によっては、ビーム特性を変更するために追加の光学素子が必要となりますが、このような光学素子は、レンズチューブケージシステムを使用して光路に簡単に組み込むことができます。また、当社では、入射したコリメート光から最適なケーラー照明を生むために使用するコンデンサもご用意しています。コンデンサは取付けアームに装着し、サポートレールから一定の距離の光路上に固定します。このアームは、コンデンサを試料と透過照明モジュールにアライメントするための焦準モジュールに取り付けます。

 

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試料面からの光は対物レンズ(右図で青色に色付けされた部品)によって集められ、三眼鏡筒または光学ポート(ピンク色に色付けされた部品)を使用して観察されます。

試料の観察/記録

照明ができたら、顕微鏡を使用して試料を観察します。顕微鏡には試料面に光を集光し(右図で青色に色付けされた部品参照)、生成した画像を可視化する(ピンク色に色付けされた部品参照)機能が必要です。

顕微鏡の対物レンズは、光を集め、試料面からの光を拡大してイメージングを行います。Cerna顕微鏡の対物レンズは対物レンズ用レボルバ(ホルダ)にネジ止めされ、顕微鏡ボディのサポートレールから一定の距離の光路上に固定します。対物レンズ用レボルバ(ホルダ)は電動焦準モジュールに固定し、対物レンズの焦点を合わせたり、試料を取り扱う際に対物レンズの位置をずらしたりすることができます。対物レンズとの間を遮光できるように、顕微鏡にはベローズが付いています(図には記載なし)。

試料観察およびデータ取得用に様々なモジュールをご用意しています。三眼鏡筒には視点が3箇所あり、カメラを使用した場合と同様に試料を直接観察できます。ダブルカメラポートが2つの観察チャンネル内で光路を変更または分岐します。カメラチューブの選択により像の倍率を低く、もしくは高くさせることができます。データ取得用に、当社ではカメラおよび光電子増倍管チューブ(PMT)をご用意しています。PMTは共焦点顕微鏡の蛍光信号を検出する際に必要です。ブレッドボードトップを使えばカスタム設計の撮像セットアップを構築できます。モジュールは円型アリ溝を使用して顕微鏡ボディに取り付けます(詳細については「顕微鏡のアリ溝」タブまたはこちらをご覧ください)。

 

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右図の高剛性スタンド(紫色)はご提供可能な試料取付けオプションの1例です。

試料/実験機器の取付け

様々な試料や機器の取付けオプションによって、顕微鏡システムの広い作業スペースを有効利用することができます。大きな試料および補助装置は取付けプラットフォームを使用して設置することができます。このプラットフォームは顕微鏡ボディの辺縁に置くことができ、タップ穴が等間隔で配列されたブレッドボードに対応しています。小さな試料は高剛性スタンド(右図の紫色に色付けされた部品)に取り付けることができます。高剛性スタンドには多様な試料調製法やデータ取得手法に対応したホルダが付属しており、たとえばスライドやウェルプレート、ペトリ皿などに対応できます。一般的な試料マウント方法の場合は、手動XYステージを使用して試料スライドを顕微鏡ボディに直接取り付けることもできます。高剛性スタンドは電動ステージ(別売り)を用いて駆動できます。また可動型取付けプラットフォームには電動または手動移動用の機構が内蔵されています。顕微鏡で複数の実験を同時に行いたい場合は、高剛性スタンドを取付けプラットフォームの上部に取り付けて、複数の装置を個別にかつ同期させて動作させることができます。

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試料観察用に三眼鏡筒、ダブルカメラポートならびにカメラチューブをご用意しています。試料面からの光はカメラ、光電子増倍管(PMT)またはブレッドボードトップを用いたカスタム仕様のセットアップによって集光されます。Cerna顕微鏡を用いた試料観察についての詳細はこちらをクリックしてください。

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Sample ViewingBreadboards
& Body Attachments
CamerasPMTs

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顕微鏡用対物レンズは、対物レンズ用レボルバ(ホルダ)によって顕微鏡の光路内に固定されます。Cerna顕微鏡を用いた試料観察についての詳細はこちらをクリックしてください

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大型または小型の実験用取付けオプションを使用して、顕微鏡の広い作業スペースを有効利用することができます。Cerna顕微鏡を用いた試料取付けについての詳細はこちらをクリックしてください。

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落射照明用の様々な光源をご用意しています。Cerna顕微鏡プラットフォーム内での機能をご確認いただくには、各製品の説明ページをご覧ください。

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落射照明:観察装置と同じ向きから試料を照らす照明。蛍光、共焦点および反射型顕微鏡などのイメージング手法で使用されます。落射照明をCerna顕微鏡に用いる際の詳細については こちらをクリックしてください。

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Epi-Illumination Web PresentationBody Attachments Light Sources
Epi-IlluminationBody AttachmentsLight Sources

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透過照明:観察装置に対して反対側の面から試料を照らす照明です。明視野、微分干渉法(DIC)、Dodt勾配コントラスト、斜光および暗視野顕微鏡法などのイメージング手法に使用されます。透過照明をCerna顕微鏡に用いる際の詳細についてはこちらをクリックしてください。

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Brightfield Web PresentationDIC Web PresentationDodt Web PresentationCondensers Web PresentationCondenser Mounting Web PresentationIllumination Kits Web PresentationOther Light Sources
BrightfieldDICDodtCondensersCondenser MountingIllumination KitsOther Light Sources

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顕微鏡ボディはあらゆるCerna顕微鏡の土台となります。ボディから対物レンズまでの距離は196.5 mmで、広い実験用スペースが確保できます。Cerna顕微鏡についての詳細はこちらをクリックしてください。

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Microscope Body Web PresentationMicroscope Body Translator
Microscope BodiesMicroscope Translator
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三眼鏡筒

Add a Camera Tube if You Purchase Trinoculars
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三眼鏡筒LAURE1をCerna落射照明モジュールに取り付ける様子
Trinoculars Drawing
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三眼鏡筒LAURE1、LAURE2の概略図
  • 裸眼で視野(FOV)の観察が可能な倍率10倍の接眼レンズ
  • 正立三眼鏡筒
  • 目を保護するための赤外域フィルタの有無は選択可能
  • 上部ポートにカメラチューブを用いてカメラの取付けが可能 
  • 眼幅調整が可能
  • 底部にD1Nオス型アリ溝付き

こちらの三眼鏡筒を用いると、付属の倍率10倍の接眼レンズを用いて裸眼で試料を観察できます。また、カメラチューブを介して上部のポートにカメラを接続して試料を観察することも可能です(カメラおよびカメラチューブは別売りです)。筐体側面のレバーで、入射光を接眼レンズまたはカメラの方向に向けることができます。

各カメラポートにはD2Nメス型アリ溝コネクタが付いており、対応するカメラチューブを取り付けるとカメラセンサは機械的に像面の位置にセットされ、また接眼レンズとの同焦性も確保されます。カメラチューブとの適合性については、下の表をご覧ください。カメラチューブを固定するときは2 mm六角レンチ(付属しておりません)を使用します。

底部のD1Nオス型アリ溝コネクタを用いて、三眼鏡筒をCerna顕微鏡ボディ落射照明モジュール、ダブルカメラポート(下記参照)などのモジュールに取り付けることができます。 カスタム仕様のシステムを構築したいときには、三眼鏡筒のD1NまたはD2Nアリ溝に直接取り付け可能なアダプタ(下記参照)を使用すると、当社の30 mmケージシステムやSMネジ付きレンズチューブが使えるようになります。

正立三眼鏡筒
三眼鏡筒LAURExを用いた時には、試料の正立像が得られます。 LAURE1には、それぞれ接眼レンズの前に近赤外光をブロックするためのフィルタが付いています。このフィルタはカメラポートに送られる近赤外光はブロックせず、またこのフィルタを取り外すことはできません。LAURE2にはブロックフィルタが付属しませんが、近赤外域ブロックフィルタTF1(下記参照)を固定リングSM30RR(付属していません)を用いて取り付けることができます。

三眼鏡筒LAURE1およびLAURE2の概略図が右でご覧いただけます。LAURExにはチューブレンズTTL200が内蔵されています。チューブレンズの焦点距離は200 mmです。像面の位置については右の図をクリックしてご覧ください。

三眼鏡筒LAURE1およびLAURE2は、次のような機能も備えています。筐体側面の赤色の振動ダンピングノブにより、キャリッジスライダの戻り止め機構を解除できます。これは接眼レンズとカメラポート間の切り替え時に生じる振動を最小化しなければならない電気生理学実験において有用です。これらの三眼鏡筒にはキャリッジの位置を示すスイッチが付いており、お客様は2.5 mmフォノジャックを介してこのスイッチにレーザのインターロック機構を接続することができます。キャリッジの位置が出射光を接眼レンズの方向に向ける位置にあるときには、レーザ用のインターロックが働いて回路を切断するように設計できます。カスタム仕様の光検出システムを構築できるよう、三眼鏡筒の上部のD2Nアリ溝コネクタには30 mmケージシステム用の#4-40タップ穴があり、底部のD1Nアリ溝には60 mm ケージシステム用の#4-40タップ穴があります。

システム倍率
システム全体の倍率は使用するコンポーネントに依存し、対物レンズの倍率と接眼レンズの倍率の積、または対物レンズの倍率とカメラチューブの倍率の積で与えられます。対物レンズに記載された倍率を得るには、200 mmチューブレンズを用いたシステム用に設計された対物レンズを使用する必要があります。接眼レンズとカメラでは、それぞれの光路で倍率が異なるため、視野も異なりますのでご注意ください。対物レンズの倍率とシステムのチューブレンズの関係や、倍率の異なる光路で生じる視野の変化などについての詳細は「倍率&視野」タブをご参照ください。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
LAURE1 Support Documentation
LAURE1Cerna三眼鏡筒、10倍接眼レンズ、正立像、IRフィルタ付き
¥586,908
Today
LAURE2 Support Documentation
LAURE2Cerna三眼鏡筒、10倍接眼レンズ、正立像、IRフィルタ無し
¥513,545
7-10 Days
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カメラチューブ

Camera Tube Adjuster
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高精度フォーカスアジャスタ(型番SM1ZM)を取り付けたカメラチューブ(型番TC1X、WFA4100、WFA4101、WFA4102の製品に取付け可能)
  • 1倍、0.75倍、0.5倍の倍率で、カメラのセンサを結像面に配置
  • チューブレンズ付きのタイプはカメラセンサ上に結像
  • チューブレンズ無しのタイプは、三眼鏡筒またはダブルカメラポートを使用したときに必要な光路長を付与
  • カメラ取付け用のCマウントネジ付き

こちらのカメラチューブは、顕微鏡システム内でカメラセンサを結像面にアライメントするのに必要な距離を設定することができます。カメラチューブの上部にはCマウント外ネジが付いており、当社のサイエンティフィックカメラほか、主要メーカのカメラを取り付けることができます。カメラに表示された視野(FOV)と顕微鏡の解像度とのバランスをとるため、当社のカメラチューブでは1倍~0.5倍までの倍率をご用意しています。倍率が高くなると解像度も高くなりますが、視野は小さくなります。詳細は「倍率&視野」のタブをご参照ください。

WFA4100、WFA4101、WFA4102にはそれぞれ焦点距離が200 mm、150 mmまた100 mmのチューブレンズが付属し、接眼レンズを必要としない用途においては三眼鏡筒の代わりにご使用いただけます。このチューブレンズと底面のD1Nオス型アリ溝により、ダブルカメラポートCSD1001およびCSD1002(下記掲載)の手前のポートや顕微鏡ボディ、または落射照明モジュールに取り付けることができます。また、こちらのカメラチューブには高精度フォーカスアジャスタSM1ZMが付属し、これをカメラとカメラチューブの間に設置して機械公差やアライメントの補正ができるようになっています。右の写真をご参照ください。

これに対し、上記以外のカメラチューブにはチューブレンズは内蔵されていません。これらのカメラチューブはスペーサとして機能し、対応する三眼鏡筒またはダブルカメラポートと組み合わせて使用することで、カメラのCCDチップを結像面の位置に設置することができます。チューブレンズが無く、また底面にD2NまたはD2NBのオス型アリ溝付きのため、ダブルカメラポートCSD1002(下記参照)の奥のポートまたは三眼鏡筒(上記参照)に取り付けることができます。また、TC1XのD2Nのアリ溝を用いてカメラチューブ用アダプタLCPN6(下記参照)を接続すると、カスタムアセンブリの構築に利用できます。 僅かな機械公差やアライメントの問題は、筐体側面に付いている3個の2 mm六角止めネジ(セットスクリュ)でカメラ位置を調整して補正できます。

適合性に関する詳細は下表をご覧ください。製品に使用されているアリ溝の詳細については「顕微鏡のアリ溝」のタブをご参照ください。

Specifications and Compatibility
Item #Magnificationa,bDovetailIncluded Tube LensIncluded Camera Focus AdjusterCompatibility with TrinocularsCompatibility with Double Camera PortsCamera Threading
WFA41001XMale D1NYes; f = 200 mm
info
Yes
(SM1ZM)
NocCSD1001 and CSD1002
Front Port
C-Mount (1.00"-32)
WFA41010.75XYes; f = 150 mm
(AC508-150-A)
WFA41020.5XYes; f = 100 mm
(AC300-100-A)
WFA41121XMale D2NBNoNoNoCSD1002 Rear Port
TC1X1XMale D2NNoYes (SM1ZM)LAURE1 and LAURE2No
  • 倍率は200 mmのチューブレンズの設計焦点距離を想定で計算されています。計算方法やチューブレンズのメーカが異なる場合の焦点距離については「倍率&視野」のタブをご覧ください。
  • 倍率が高くなると解像度も高くなりますが、視野は小さくなります。視野についての詳細は「倍率&視野」のタブをご参照ください。
  • アリ溝式の取付け部分同士が接続できない事に加え、当社の三眼鏡筒ならびにカメラチューブWFA4100、WFA4101、WFA4102には焦点距離200 mm、150 mmまたは100 mmのチューブレンズが内蔵されていることにご留意ください。
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
WFA4100 Support Documentation
WFA4100カメラチューブ、1倍、Cマウントネジ&オス型D1Nアリ溝付き
¥160,467
Today
WFA4101 Support Documentation
WFA4101カメラチューブ、0.75倍、Cマウントネジ&オス型D1Nアリ溝付き
¥107,250
7-10 Days
WFA4102 Support Documentation
WFA4102カメラチューブ、0.5倍、Cマウントネジ&オス型D1Nアリ溝付き
¥77,136
Today
WFA4112 Support Documentation
WFA4112カメラチューブ、1倍、Cマウントネジ&オス型D2NBアリ溝付き
¥48,257
7-10 Days
TC1X Support Documentation
TC1Xカメラチューブ、1倍、三眼鏡筒LAURE1 & LAURE2用、Cマウントネジ&オス型D2Nアリ溝付き
¥60,384
7-10 Days
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三眼鏡筒用接眼レンズ

Item #TE10X
Microscope ConnectionØ1.18" Eyepiece Tube
Magnification10X
Field Number22
Length2.05" (52.1 mm)
  • Cernaシリーズ三眼鏡筒(上記参照)の交換用接眼レンズ
  • 倍率10倍
  • 視野数: 22 mm

接眼レンズTE10Xは、Cernaシリーズ三眼鏡筒LAURE1およびLAURE2に付属する接眼レンズと同一製品です。倍率は10倍、視野数は22 mmです。接眼レンズの焦点は調整可能で、内部の光学素子を回転させることなく筐体を回転させることができます。レンズはレチクルを付けて使用することができ、三眼鏡筒には径の小さい端部(Ø30.0mm)を接眼レンズ用スロットに差し込みます。スロットに取り付けると、接眼レンズは筐体の3つのノッチで固定されます。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
TE10X Support Documentation
TE10XCerna顕微鏡三眼鏡筒用接眼レンズ、10倍、視野数22
¥44,018
7-10 Days
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赤外域ブロックフィルタ

  • Cernaシリーズ三眼鏡筒(上記参照)用赤外域フィルタ
  • 阻止域:ODavg > 6
  • 透過域:Tavg > 90%
  • 外径:30 mm

赤外域ブロックフィルタTF1は、Cernaシリーズ三眼鏡筒LAURE1に付属するフィルタと同一製品です。ブロックフィルタが付属しない三眼鏡筒LAURE2(上記参照)の場合、接眼レンズの前にこのフィルタを固定リングSM30RR(付属していません)を用いて取り付けることができます。1つのフィルタで両方の接眼レンズに対応します。フィルタは、375~650 nmの光を透過し、700~1400 nmの光を遮断します。Borofloat®製の基板に耐久性の高い浸漬法による誘電体コーティングが施されています。

注: Borofloat®はSchott社の登録商標です。

TF1 Transmission
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生データはこちらからダウンロードいただけます。
フィルタTF1の375~650 nm(青の網掛け領域)における平均透過率は>90%です。
TF1 Transmission
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生データはこちらからダウンロードいただけます。
フィルタTF1の700~1400 nm(青の網掛け領域)における平均光学濃度は>6です。
Item #TF1
Transmission Region375 - 650 nm
Tavg> 90%
Rejection Region700 - 1400 nm
ODavg > 6
ConstructionImmersed Dielectric
Surface Quality80-50 Scratch-Dig
Substrate MaterialBorofloat®
Diameter30.0 mm (1.18")
Diameter Tolerance±0.1 mm
Clear ApertureØ27 mm
Thickness3.3 mm (0.13")
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
TF1 Support Documentation
TF1Ø30 mm IR Blocking Filter, Transmission: 375 - 650 nm, Rejection: 700 - 1400 nm
¥90,238
Today
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三眼鏡筒接眼レンズ用アダプタ

Item #SM2N2
Microscope ConnectionØ1.18" Eyepiece Tube
(Alignment Slot, 5 Places)
SM Threading
Internal SM1 (1.035"-40)
External SM2 (2.035"-40)
Cage Compatibility30 mm Cage System
(4-40 Tap, One Side,
4 Places)
Clear ApertureØ0.90" (22.9 mm)
Adapter Profile
(Click for Drawing)

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アダプタSM2N2を2個取り付けた三眼鏡筒
  • 三眼鏡筒の接眼レンズを交換してカスタム構成が可能
  • SM1ネジ、SM2ネジ、30 mmのケージシステムに接続可能

接眼レンズ用アダプタSM2N2を使用して、カスタム仕様の光検出システムをCerna顕微鏡の三眼鏡筒の接眼レンズに取り付けることができます。こちらのアダプタは、接眼レンズのレンズ部分と交換して使用します(右写真参照)。また、5個のアライメント用スロットにより接眼レンズ内で固定され、回転しません。ドロップイン式のため、三眼鏡筒に設置する際は、取り付けた光学系が40 gの接眼レンズアダプタとの重量バランスを失わないようにご注意ください。

こちらのアダプタにはØ25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)レンズチューブに対応するSM1内ネジが付いており、アダプタ内に光学素子を固定するための固定リングSM1RRが2個付属しています。また、Ø50 mm~Ø50.8 mm(Ø2インチ)レンズチューブに対応するSM2外ネジも付いています。前面には製品型番が刻印され、30 mmケージシステムに対応する#4-40タップ穴があります。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
SM2N2 Support Documentation
SM2N2Nikon製Eclipse (Ti、Ti2、または正立)顕微鏡またはCerna顕微鏡接眼レンズポート用アダプタ、SM1内ネジとSM2外ネジ付き、30 mmケージシステム対応
¥21,539
7-10 Days
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ダブルカメラポート、光学素子内蔵


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CSD1001の前面のノブでダイクロイックミラーを制御してビーム方向を変更

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CSD1002の側面のスライダを用いて、光を2台のカメラのどちらかに誘導

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CSD1001の動作図

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CSD1002の動作図
  • 2台のカメラを同時に顕微鏡に取り付け
  • ダブルカメラポートCSD1002:
    • 倍率は固定
    • 全ての光を手前または奥のポートから出射
  • ダブルカメラポートCSD1001:
    • 側面のノブによって倍率を変更可能
    • 光を手前のポートから出射、または分岐させて手前のポートから可視光、奥のポートから近赤外光を出射

ダブルカメラポートを使用すると、顕微鏡にカメラを2台同時に取り付けられます。 2台のカメラを利用することで、サンプルからの信号を別々に検出できるため、実験の柔軟性が飛躍的に向上します。

ダブルカメラポートCSD1002の手前のカメラと奥のカメラの倍率は固定されています。右の動作図のように、このカメラポートには銀ミラーが内蔵されており、これを光路まで移動すると全ての入射光は奥のポートに向けて反射されます。

これに対し、ダブルカメラポートCSD1001では手前のカメラの倍率は固定されていますが、奥のカメラの倍率は0.35倍、2倍、4倍と変更可能です。倍率は筐体右側面にあるノブを回転して設定します。右の動作図のように、このダブルカメラポートにはダイクロイックミラーも内蔵されており、これを光路まで移動させると可視光は手前のポート方向に透過し、近赤外光は奥のポートに向けて反射されます。透過率および反射率のグラフは下記の表からご覧いただけます。また、奥のポートには近赤外域DICアナライザが内蔵されており、側面のレバーで必要に応じて光路に設置できるようになっています。


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ダブルカメラポートCSD1001の手前のポートに取り付けた三眼鏡筒LAURE1

カメラの取付け
ダブルカメラポートの手前のポートにはD1Nメス型アリ溝が付いており、視野内を観察するための光学アセンブリを取り付けられるようになっています。上図のように、各システムの手前のポートにはチューブレンズは内蔵されていません。したがって、このポートに光学系を取り付ける際は、対物レンズからの画像を結像するためのチューブレンズが必要です。奥のポートと同焦となるように、焦点距離200 mmのチューブレンズをご使用ください。当社のDIY Cernaコンポーネントにはチューブレンズ内蔵のカメラチューブや三眼鏡筒(上記掲載)がございます。チューブレンズの焦点距離がシステムの倍率に与える影響についての詳細は、「倍率&視野」のタブをご参照ください。

Add a Camera Tube if You Purchase a Dual-Camera Port

手前のポートとは対照的に、奥のポートには図のようにチューブレンズが内蔵されています。CSD1002の奥のポートには、倍率1倍のカメラチューブWFA4112(上記掲載)を取り付けられるD2NBアリ溝が付いています。このカメラチューブは、取り付けたカメラを内蔵チューブレンズの像面に機械的にアライメントします。カメラチューブに光学素子は内蔵されていません。CSD1001の奥のポートには外ネジ付きCマウントが付いており、これにサイエンティフィックカメラを直接取り付けると、手前のポートに取り付けたカメラと同焦になります(200 mmのチューブレンズを使用した場合)。

Item #CSD1002CSD1001
Top Connection InterfaceFront PortFemale D1NFemale D1N
Rear PortFemale D2NBaExternally Threaded C-Mount (1.00"-32)b
Bottom Connection InterfaceMale D1NMale D1N
Location of Internal Tube LensBefore Rear PortaBefore Rear Portb
Reflector for Rear PortSilver MirrorcDichroic Mirror
Mechanical Drawing
(Click for Details)
Fixed Magnification Double Camera PortFixed Magnification Double Camera Port
  • 倍率1倍のカメラチューブWFA4112は、取り付けたカメラを内蔵チューブレンズの像面にアライメントするように設計されています。
  • 像面は奥のポートに付属しているCマウントネジのフランジ焦点距離に位置します。カメラを像面にアライメントする際に、追加の部品は必要ありません。
  • CSD1002には銀ミラーが内蔵されており、全入射光を奥のポートから出射させることができます。
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
CSD1002 Support Documentation
CSD1002ダブルカメラポート、倍率固定
¥357,414
7-10 Days
CSD1001 Support Documentation
CSD1001ダブルカメラポート、倍率変更可能
¥1,514,302
Lead Time
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ダブルカメラポート、光学素子無し

2CM2 Mechanical Drawing
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ダブルカメラポート2CM2の図面
2CM1 Mechanical Drawing
Click for Details

ダブルカメラポート2CM1の図面
Compatible Filters
TypeDimensionsThickness
ExcitationØ25 mm5 mm
EmissionØ25 mm3.5 mm
DichroicMin25.0 mm x 35.6 mm1.0 mm
Max25.2 mm x 36.0 mm2.0 mm
Image Overlay from Two Cameras
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マウント2CM1、サイエンティフィックCCDカメラ(旧製品)とThorcamソフトウェアを用いて生成された2チャンネル合成によるライブ画像。マウスの腎臓の蛍光イメージ(ピンク色)およびDICイメージ(グレースケール)を示しています。
  • 2台のサイエンティフィックカメラで1つの観察対象を同時にイメージングできる顕微鏡アダプタ
  • 光学素子は付属しません。
    • 25 mm x 36 mmのダイクロイックフィルタまたはビームスプリッタの取付けが可能
    • 出力部に標準的なØ25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)フィルタの取付けが可能
  • 精密ピッチの回転およびXY調整による画像の位置合わせ
  • カメラを同焦点化するための焦点位置粗調整が可能
  • 当社のSM1規格のインターフェイスを使用して、多くのCerna、Olympus、Nikon正立顕微鏡に取付け可能(別売りの顕微鏡カメラポート用アダプタが必要)

こちらのマウントは標準的な顕微鏡に当社の2台のサイエンティフィックカメラを取り付けられるように設計されており、1つの観察対象を同時にイメージングできます。回転マウントに取り付けられた反射光用カメラは360°の回転調整(±8°の精密調整)が可能です。一方、透過光用カメラを取り付ける移動マウントはXY方向に4 mmの直線移動が可能です。どちらのカメラマウントもカメラを手動で移動させることにより焦点の粗調整が可能なため、両方のカメラの焦点を合わせることができます。ケージロッドを用いると、2CM1の場合は15 mmまで、2CM2の場合は11 mmまでの範囲で調整できますが、この調整範囲はカメラの前面の形状により制限される場合があります。

各マウントには当社の蛍光フィルターキューブ,が付属します。このフィルターキューブには蛍光フィルターセット(ダイクロイックミラー、励起フィルタ、吸収フィルタ)のほか、プレート型ビームスプリッタや、その他の同様なサイズの光学素子を保持できるように設計されています。取付け可能な光学素子のサイズについては右表をご覧ください。このフィルターキューブにはフィルターセットのコンポーネントを保持するキネマティック設計のインサートが付いており、取付け済みのフィルターセットを簡単に交換でき、交換後の再アライメントの必要もありません。ほかのフィルターセットを取り付けるための追加用フィルターキューブインサートDFM1T1は別売りでご用意しております。なお、これらのマウントにはチューブレンズは付属していませんのでご注意ください。

こちらのカメラポートは当社のサイエンティフィックカメラおよびThorcamソフトウェアと組み合わせて使用するのに適しています。マウント2CM1は、当社の冷却型sCMOSおよびCMOSカメラのように前面に60 mmケージシステム用タップ穴の付いたカメラ用です。マウント2CM2は2CM1と全く同じですが、当社のsCMOSおよびCMOSセンサ付きの小型サイエンティフィックカメラなど30 mmケージシステム用タップ穴に取り付けられるようケージシステム用アダプタLCP4Sが2つ付属しています。サイエンティフィックカメラに無料で付属するThorCamユーザーインターフェイスにはプラグインが付いており、複数のカメラによるライブ画像をリアルタイムの2チャンネル合成画像に重ね合わせることができるため、静止画像のオーバーレイを頻繁にアップデートする必要がありません。このライブイメージング法はカルシウムレシオイメージングや電気生理学の用途に適しています

これらのカメラポートがどの様な分野で使用され、また如何に様々なフィルタやダイクロイックミラーが使用されるかといったことが分かる用途例については、こちらのページをご覧ください。チューブレンズ内蔵のダブルカメラポートは、上記掲載のCSD1001、CSD1002をご覧ください。

顕微鏡の取付けについて

カメラポートアダプタの入力ポートにはSM1外ネジが付いており、これを用いて当社のサイエンティフィックカメラを取付けたとき、そのセンサはマウントのベースから102.9 mm~106.0 mmの位置に配置されます(右上の図面参照)。詳細は下記の説明をご覧ください。

Cerna顕微鏡システム
カメラポートは、アダプタSM1A58(下記参照)を使用して当社の倒立用三眼鏡筒(旧製品)に直接取り付けることができます。三眼鏡筒と組み合わせて使用する場合は、カメラは接眼レンズと同焦点になります。また、2台カメラマウントを支えるためにカスタム仕様のカメラチューブアセンブリを作製することもできます。その際には、アダプタWFA4111ならびにレンズチューブまたはケージシステムアセンブリが必要です。正立三眼鏡筒を使用した場合は、カメラセンサは接眼レンズとは同焦点になりません。

その他市販顕微鏡
当社では、2台カメラマウントを数多くの市販の顕微鏡に取り付けられるよう顕微鏡カメラポート用アダプタを取り揃えております。Nikon社製およびOlympus社製の倒立顕微鏡に取り付けると、カメラセンサの位置が顕微鏡の同焦点距離の外にくるため、接眼レンズと同焦である必要がない場合にのみご使用ください。マウントはNikon社製およびOlympus社製の正立顕微鏡とは同焦となります。Olympus BXおよびIX顕微鏡用には、SM1ネジ付きカメラポートアダプタSM1A51をご用意しております。Nikon Eclipse正立顕微鏡の場合は、カメラポートアダプタSM1A58を用いて三眼鏡筒のカメラポートに取り付けることができます。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
2CM1 Support Documentation
2CM12台カメラ用顕微鏡マウント、60 mmケージマウント対応
¥270,712
7-10 Days
2CM2 Support Documentation
2CM22台カメラ用顕微鏡マウント、30 mmケージマウント対応
¥282,743
7-10 Days
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顕微鏡ボディ用ブレッドボード


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カスタム仕様の落射照明、ワイドフィールド観察用装置と旧世代CCDカメラの取り付けに使用されているCSA3000(/M)

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カスタム仕様の落射照明、ワイドフィールド観察用装置とsCMOSカメラの取り付けに使用されているCSA3010(/M)
  • 底部にはCerna顕微鏡ボディに取り付けるためのD1Nオス型アリ溝
  • 2種類のサイズでご用意:350.0 mm x 275.0 mm、450.0 mm x 116.8 mm
  • M6×1.0取付け穴
Male D1N Dovetail
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ブレッドボード底部にはD1Nオス型アリ溝

こちらの黒アルマイト加工アルミニウム製ブレッドボードは、Cerna正立顕微鏡の上にカスタム設計のワイドフィールド観察用装置や落射照明路を構築する際にご使用いただけます。ブレッドボードのD1Nオス型アリ溝の中心にはØ38.1 mm(Ø1.5インチ)の穴が貫通しています。アリ溝によりブレッドボードを直接顕微鏡ボディの落射蛍光照明アームに取り付けることが可能です。またアリ溝を使用して落射照明モジュールの上にブレッドボードを重ねることもできます。アリ溝について詳細は「顕微鏡のアリ溝」タブをご覧ください。

ブレッドボードのサイズは2種類ご用意しております。大きいサイズ(型番CSA3000/M)は作業面は大きくなりますが、落射照明用アームの幅からはみ出るため、マイクロマニピュレータ使用時の対物レンズ周りのアプローチ角度を制限する場合があります。小さいサイズ(型番CSA3010/M)はアプローチ角度を制限することはありません。またØ38.1 mm(Ø1.5インチ)の貫通穴の周りに30 mmケージシステムならびに 60 mmケージシステムロッド接続用のタップ穴が8つあります。

ブレッドボードを落射照明用アームの上に直接取り付けた場合、4つのM4ザグリ穴を使用しネジ止めすれば取り付けがさらに安定します。

Item #CSA3000CSA3000/MCSA3010CSA3010/M
Dimensions (L x W)14.00" x 11.00"350.0 mm x 275.0 mm18.00" x 4.60"450.0 mm x 116.8 mm
Breadboard Thickness1/2"12.7 mm1/2"12.7 mm
Hole Size and Spacing1/4"-20 Tapped Holes
on 1" Centers
M6 x 1.0 Tapped Holes
on 25 mm Centers
1/4"-20 Tapped Holes
on 1" Centers
M6 x 1.0 Tapped Holes
on 25 mm Centers
Number of Tapped Holes
1541548789
Cage System Compatibility-Four 4-40 Taps for 30 mm Cage Systems
Four 4-40 Taps for 60 mm Cage Systems
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DovetailMale D1N
MaterialMatte Black Anodized Aluminum
+1 数量 資料 型番 - インチ規格 定価(税抜) 出荷予定日
CSA3000 Support Documentation
CSA3000ブレッドボードトップ、14.00インチ x 11.00インチ、1/4”-20タップ穴、D1Nオス型アリ溝付き(インチ規格)
¥110,891
7-10 Days
CSA3010 Support Documentation
CSA3010ブレッドボードトップ、18.00インチ x 4.60インチ、1/4”-20タップ穴、D1Nオス型アリ溝付き(インチ規格)
¥134,823
7-10 Days
+1 数量 資料 型番 - ミリ規格 定価(税抜) 出荷予定日
CSA3000/M Support Documentation
CSA3000/Mブレッドボードトップ、350.0 mm x 275.0 mm、M6 x 1.0タップ穴、D1Nオス型アリ溝付き(ミリ規格)
¥110,891
7-10 Days
CSA3010/M Support Documentation
CSA3010/Mブレッドボードトップ、450.0 mm x 116.8 mm、M6 x 1.0タップ穴、D1Nオス型アリ溝付き(ミリ規格)
¥134,823
7-10 Days
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アリ溝対応アダプタ

Cerna Camera Port Adapter
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このセットアップでは、D1N用アダプタCSA1003を使用してレンズチューブおよびケージシステムのコンポーネントを落射照明モジュールWFA2002に取り付けています。

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アダプタWFA4111またはSM2A59を用いて、当社の無限遠補正チューブレンズをCerna顕微鏡ネジ付きコンポーネントに簡単に接続することができます。
  • レンズチューブやケージシステムをDIY Cernaシステムでも使用可能にするアダプタ
  • D1N、D2N、またはD2NBアリ溝付きのDIY Cernaモジュールに対応

こちらのアリ溝付きアダプタを用いると、当社のCerna顕微鏡プラットフォームにSM1レンズチューブSM30レンズチューブSM2レンズチューブ30 mm ケージおよび60 mmケージシステムを組み込むことができます。ワイルドフィールド観察、落射照明、透過照明などのために、カスタム仕様の装置を製作するのに適しています。さらに、アダプタWFA4111およびSM2A59には、それぞれM38 x 0.5内ネジおよびSM2内ネジが付いているため、当社の無限遠補正チューブレンズを直接取り付けられます。また当社では、D5Yオス型アリ溝付きのOlympus製三眼鏡筒をDIY Cernaシステムに取り付けることができる、三眼鏡筒用ポートアダプタLCPN3をご用意しております。

各アダプタの特長については下の表、使用例については右の写真をご覧ください。アリ溝についての称呼は当社製品独自のものです。詳細は「顕微鏡のアリ溝」タブをご覧ください。

Item #DovetailaThreadingCage CompatibilityClear ApertureAdapter Profile
(Click for Drawing)
LCPN2Male D1NInternal SM30b30 mm Cage System
(4-40 Tapc, 4 Places)
60 mm Cage System
(Ø6 mm Bore, 4 Places)
Ø1.10" (27.9 mm)
LCPN3Male D1N
Female D5Y
Internal SM30b60 mm Cage System
(Ø6 mm Bore, 4 Places)
Ø1.10" (27.9 mm)
WFA4111Male D1NInternal M38 x 0.5d
External SM2
NoneeØ1.47" (37.0 mm)
SM2A59Male D1NInternal SM2fNoneeØ1.69" (43.0 mm)
LCPN4Male D1NInternal SM2g60 mm Cage System
(Ø6 mm Bore, 4 Places)
Ø1.74" (44.3 mm)
CSA1003Female D1NNone60 mm Cage System
(Ø6 mm Bore, 4 Places)
Ø1.50" (38.1 mm)
SM1A58Male D2N
Male D2NB
Internal SM1f
External SM2
30 mm Cage System
(4-40 Tap, 4 Places)
Ø1.008" (25.6 mm)
LCPN6Female D2NInternal SM1f30 mm Cage System
(4-40 Tapc, 4 Places)
60 mm Cage System
(Ø6 mm Bore, 4 Places)
Ø1.01" (25.6 mm)
LCPY3Female D5YNone30 mm Cage System
(4-40 Tapc, 4 Places)
60 mm Cage System
(Ø6 mm Bore, 4 Places)
Ø1.26" (32.0 mm)
  • アリ溝に関する詳細は「顕微鏡のアリ溝」タブをご覧ください。
  • このSM30内ネジには当社の固定リングSM30RRをご使用いただけます。固定リングSM30RRは2個付属します。
  • これらのタップ穴はアリ溝の反対側の面にのみ付いています。
  • このM38 x 0.5内ネジには当社の固定リングSM38RRをご使用いただけます。
  • SM2ネジ付きケージプレートを使用すると、SM2レンズチューブと60 mmケージシステムの接続が可能になります。
  • この内ネジには光学素子を取り付けられるほどの深さはありません。
  • このSM2内ネジには当社の固定リングSM2RRをご使用いただけます。 固定リングSM2RRは1個付属します。
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
LCPN2 Support Documentation
LCPN2Nikon製Eclipse (Ti、Ti2、または正立)顕微鏡およびCerna顕微鏡の三眼鏡筒ポート用アダプタ、D1Nオス型アリ溝、SM30内ネジ、30 mmおよび60 mmケージシステム対応
¥16,752
Today
LCPN3 Support Documentation
LCPN3Customer Inspired! Nikon製Eclipse顕微鏡(正立、Ti、Ti2)またはCerna顕微鏡の三眼鏡筒ポート用アダプタ、Olympus製顕微鏡三眼鏡筒の接続用、D1Nオス型アリ溝およびD5Yメス型アリ溝付き、SM30内ネジ付き、60 mmケージシステム対応
¥15,780
Today
WFA4111 Support Documentation
WFA4111アダプタ、オス型D1Nアリ溝、SM2外ネジ、M38 x 0.5内ネジ付き
¥14,673
Today
SM2A59 Support Documentation
SM2A59NEW!アダプタ、オス型D1Nアリ溝およびSM2内ネジ付き
¥9,590
7-10 Days
LCPN4 Support Documentation
LCPN4Nikon製Eclipse (Ti、Ti2、または正立)顕微鏡およびCerna顕微鏡の三眼鏡筒ポート用アダプタ、D1Nオス型アリ溝、SM2内ネジ、60 mmケージシステム対応
¥14,882
7-10 Days
CSA1003 Support Documentation
CSA1003アダプタ、メス型D1Nアリ溝&60 mmケージシステム用内孔付き
¥39,709
Today
SM1A58 Support Documentation
SM1A58Nikon製Eclipse正立顕微鏡およびCerna顕微鏡カメラポート用アダプタ、SM1内ネジ&SM2外ネジ付き、30 mmケージシステム対応
¥12,288
7-10 Days
LCPN6 Support Documentation
LCPN6Nikon製Eclipse正立顕微鏡およびCerna顕微鏡のカメラチューブ用アダプタ、D2Nメス型アリ溝、SM1内ネジ、30 mmおよび60 mmケージシステム対応
¥16,839
7-10 Days
LCPY3 Support Documentation
LCPY3Olympus製BXまたはIX顕微鏡三眼鏡筒用アダプタ、D5Yメス型アリ溝付き、30 mmおよび60 mmケージシステム対応
¥16,070
7-10 Days