中赤外域(MIR)用マルチモードフッ化物ファイバーパッチケーブル


  • Transmissive in the UV, Visible, NIR, and MIR
  • SMA905 or FC/PC-Compatible Connectors
  • 1 m and 2 m Lengths
  • Vacuum Compatible Patch Cables Available

MF13L1

Ø100 µm InF3
FC/PC and SMA905 Connectors

MZ41L1

Ø450 µm ZrF4
SMA905 Connectors

Included Caps

Included Caps

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Silica, Indium Fluoride, and Zirconium Fluoride Comparison
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生データはこちらからご覧いただけます。
フッ化ジルコニウム(ZrF4)ファイバは、中赤外域(MIR)においてフッ化インジウム(InF3)ファイバよりも平坦な損失特性を有しますが、InF3の方がZrF4ファイバよりも広帯域で使用できます。 パッチケーブルに一般的に使用される石英ファイバは、中赤外域には透過しません。 ロット毎のバラツキを示すプロット図については、「グラフ」タブをご参照ください。
Fiber Manufacturing

特長

  • 310 nm~5.5 µm用フッ化インジウム(InF3)ファイバおよび
    285 nm~4.5 µm用ZBLANフッ化ジルコニウム(ZrF4)ファイバ
    • InF3のコア径: Ø100 µm、Ø200 µm
    • ZrF4のコア径: Ø100 µm、Ø200 µm、Ø450 µm、Ø600 µm
  • コア径Ø100 µm InF3ファイバーケーブルは真空対応もご用意
  • 可視波長のアライメントビームに対応可能
  • 分光法、赤外線領域光妨害(IRCM)システムや医療分野で使用
  • 低いフレネル反射損失: <4%(面あたり)

当社のIRphotonics®シリーズのマルチモードフッ化物ファイバーパッチケーブルは、中赤外域で低損失透過を実現する設計となっております。フッ化インジウム(InF3)パッチケーブルは、当社のフッ化物ファイバを使用して作られており、透過波長範囲は310 nm~5.5 µmです。これに対して、ZBLANフッ化ジルコニウム(ZrF4)パッチケーブルの透過波長範囲は285 nm~4.5 µmです。右のグラフでは、ZrF4ファイバ、InF3ファイバおよび低OH石英ファイバの性能を比較しています。

フッ化物ファイバーパッチケーブルは、一般的な石英ファイバーパッチケーブルと同様の機械的柔軟性があり、環境安定性にも優れ、中赤外域において平坦な損失特性を有します(詳細は「仕様タブ」をご覧ください)。 フッ化ガラスはUV域まで透過するため、アライメント用に可視光(ファイバ出力レーザからの光など)を同じファイバ内に伝搬させることができます。 規定の波長範囲において、パッチケーブルの開口数(NA)は比較的一定です(「グラフ」タブをご覧ください)。

Fiber Draw in Space

ケーブルの両端には金属製のフェルールが付いており、それぞれSMA905またはFC/PC終端となっています。SMA905-SMA905、FC/PC-FC/PC、FC/PC-SMA905の構成でご用意しています(FC/PC対応コネクタの詳細については「FC コネクタ」タブをご覧ください)。当社では1 x 10-8 Torrまで使用可能な真空対応のコア径Ø100 µmInF3パッチケーブルをご用意しております。各ケーブルには、フェルール端を埃や他の危険から守る保護キャップが2個付属しています。 交換用のFC/PC対応コネクタ用キャップCAPF(プラスチック製)とCAPFM(金属製)や、SMA905コネクタ用キャップCAPM(ゴム製)とCAPSM(金属製)は別売りでご用意しております。

分光計や照明などの用途には、ファイバ2本の2分岐フッ化物ファイバーバンドルもご用意しています。

推奨される使用方法
フッ化物ガラスは標準的な石英ガラスよりも柔らかく、パッチケーブルのクリーニングは十分に注意して行う必要があります。フッ化物ファイバ特有の取扱いのコツについては「取扱い」タブをご覧ください。このケーブルは、コネクタが付いていることにより、ファイバ素線と比べて耐えられる出力パワーが低くなります。連続光のパワーの上限値である約300 mW以下でこのケーブルを使用することをお勧めいたします。

赤外域での用途
幅広い透過波長範囲と平坦な損失特性により、これらのパッチケーブルは、中赤外域において広帯域または単一波長で発光する量子カスケードレーザ(QCLs)とインターバンドカスケードレーザ(ICLs)に適しています。 また、可視域から中赤外域において黒体放射スペクトルを供給する安定化光源SLS202L/Mにも適しています。 コア径Ø100 µmのパッチケーブルは、当社の光スペクトラムアナライザとのご使用にはコア径Ø100 µmのパッチケーブルをお勧めいたします。 こちら以外の使用例については下の写真をご覧ください。

MIR Fiber Detection Setup
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ファイバーアダプタを使用して中赤外域用フォトディテクタにフッ化物ファイバーパッチケーブルを接続できます。
Stabilized Light Source with Patch Cable
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波長範囲310 nm~5.5 µmのInF3パッチケーブルは、安定化光源を使用した照明用途に適しています。
MIR Gas Spectroscopy
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このセットアップでは、ZrF4パッチケーブルを使用して気相分光用の試料チャンバ内に中赤外光を伝搬しています(写真のセットアップに関する詳細はこちらからご覧いただけます)。

ファイバ素線の仕様

Cable
Item #
Prefix
FiberOperating
Wavelength Rangea
Attenuation
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Core
Diameter
Cladding
Diameter
Core/Clad
Concentricity
NAbBend Radius
(Short Term/Long Term)
MF11
MF12
MF13
InF3 Multimode310 nm - 5.5 µm≤0.45 dB/m
(for 2.0 - 4.6 µm)
100 ± 2.0 µm192 ± 2.5 µm≤2.0 µm0.26 ± 0.02 @ 2.0 µm≥15 mm / ≥147 mm
MFV1InF3 Multimode310 nm - 5.5 µm≤0.45 dB/m
(for 2.0 - 4.6 µm)
100 ± 2.0 µm192 ± 2.5 µm≤2.0 µm0.26 ± 0.02 @ 2.0 µm≥50.0 mmc / ≥147 mm
MF21
MF22
InF3 Multimode310 nm - 5.5 µm≤0.3 dB/m
(for 2.0 - 4.6 µm)
200 ± 10.0 µm290 ± 10.0 µm≤3.0 µm0.26 ± 0.02 @ 2.0 µm≥40 mm / ≥200 mm
MZ11
MZ12
MZ13
ZrF4 Multimode285 nm - 4.5 µm≤0.2 dB/m
(for 2.0 - 3.6 µm)
100 ± 2.0 µm192 ± 2.5 µm≤2.0 µm0.20 ± 0.02 @ 2.0 µm≥25 mm / ≥147 mm
MZ21
MZ22
ZrF4 Multimode285 nm - 4.5 µm≤0.2 dB/m
(for 2.0 - 3.6 µm)
200 ± 10 µm290 ± 10 µm≤3.0 µm0.20 ± 0.02 @ 2.0 µm≥40 mm / ≥80 mm
MZ41
MZ42
ZrF4 Multimode285 nm - 4.5 µm≤0.2 dB/m
(for 2.0 - 3.6 µm)
450 ± 15 µm540 ± 15 µm≤5.0 µm0.20 ± 0.02 @ 2.0 µm≥50 mmc / ≥125 mm
MZ61
MZ62
ZrF4 Multimode285 nm - 4.5 µm≤0.25 dB/m
(for 2.0 - 3.6 µm)
600 ± 20 µm690 ± 20 µm≤10.0 µm0.20 ± 0.02 @ 2.0 µm≥75 mm / ≥160 mm
  • 損失が<3 dB/mの領域(1 mあたりの透過率>50%)と定義されます。
  • ほかの波長でのNAについては「グラフ」タブのプロット図をご参照ください。
  • 短時間の曲げ半径はステンレススチール製の被覆により制限されています。

こちらのタブでは、当社のフッ化物ファイバの減衰量、開口数、および屈折率の波長依存性についてのグラフがご覧いただけます。

グラフの青い網掛け部分は、ケーブルの減衰量についての仕様値が保証されている波長範囲を表しています。当社のInF3パッチケーブルの2.0~4.6 µmにおける減衰量は、Ø100 µmでは≤0.45 dB/m(1 mあたりの透過率≥90%)、Ø200 µmでは≤0.3 dB/m(1 mあたりの透過率≥93%)です。それに対してZrF4パッチケーブルの2.0~3.6 µmにおける減衰量は、コアサイズØ100 µm、Ø200 µm、Ø450 µmでは≤0.2 dB/m(1 mあたりの透過率≥95%)、コアサイズØ600 µmでは≤0.25 dB/m(1 mあたりの透過率≥94%)です。仕様帯域外における性能は、品質管理の観点から厳密にチェックされたものではなく、ロット毎にバラつきがある可能性があります。

当社では、このような新しい材料に対して、特に波長範囲の上下限におけるロット毎の性能のばらつきが少なくなるよう、製造工程の改良を継続的に進めています。お受け取りになったファイバが要件を満たさないと懸念される場合は 当社までご連絡ください。

減衰量

Indium Fluoride Attenuation
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生データはこちらからダウンロードいただけます。
このグラフは、別に線引きされたコアサイズØ100 µmの6本のInF3ファイバの減衰量(測定値)を示しています。2.0~4.6 µmの中赤外域における減衰量は製造ロットにかかわらずほぼ一定ですが、可視ならびに近赤外域においては製造ロットによる変動は大きくなります。
Indium Fluoride Attenuation
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このグラフは、別に線引きされたコアサイズØ200 µmの5本のInF3ファイバの減衰量(測定値)を示しています。
Zirconium Fluoride Attenuation
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このグラフは、別に線引きされたコアサイズØ200 µmの5本のZrF4ファイバの減衰量(測定値)を示しています。このデータは、コアサイズØ100 µm、Ø200 µm、Ø450 µmのファイバの典型値です
Zirconium Fluoride Attenuation
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このグラフは、別に線引きされたコアサイズØ600 µmの5本のZrF4ファイバの減衰量(測定値)を示しています。


開口数

Zirconium Fluoride Numerical Aperture
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これらのNAの値は下図の屈折率を用いて算出されています。
Indium Fluoride Numerical Aperture
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これらのNAの値は下図の屈折率を用いて算出されています。


屈折率

Zirconium Fluoride Refractive Indices
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屈折率はセルマイヤーの分散式を用いて算出されています。フィッティングに使用されたセルマイヤー係数は下表のとおりです。


Modified Sellmeier Equation for MIR Fiber
Sellmeier Equation

Sellmeier Coefficients
CoefficientCoreCladding
u00.55220.705674
u10.74830.515736
u21.0072.204519
u30.0430.087503
u40.1130.087505
u516.18623.80739
A0.96211

Indium Fluoride Refractive Indices
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生データはこちらからダウンロードいただけます。
屈折率はセルマイヤーの分散式を用いて算出されています。フィッティングに使用されたセルマイヤー係数は下表のとおりです。


Modified Sellmeier Equation for MIR Fiber
Sellmeier Equation

Sellmeier Coefficients
CoefficientCoreCladding
u00.476273380.68462594
u10.769368930.4952746
u25.018354971.4841315
u30.01795490.0680833
u40.118650930.11054856
u543.6454575924.4391868
A11

こちらのタブでは、フッ化物ファイバーパッチケーブルの日常的な使用方法について一般的な石英ファイバーパッチケーブルとの主な相違点を述べながら説明していきます。

物理的な取扱い

曲げ
フッ化物ファイバーパッチケーブルは、一般的なパッチケーブルよりも硬い材質の被覆で保護されています。 コア径がØ100 µmのInF3ファイバと、コア径がØ100 µmとØ200 µmのZrF4ファイバのケーブルにはプラスチック製(PVDFポリマ)の被覆、コア径がØ450 µmとØ600 µmのZrF4ファ イバのケーブルにはステンレススチール製の被覆が施されています。 被覆を無理に曲げようとしない限り、ファイバが損傷を受けることはありません。 プラスチック製の被覆は限界以上に曲げられると変色します。ステンレススチール製の被覆は、最小曲げ半径以下に曲げることができません。 曲げ半径の仕様については下の表をご覧ください。

収納
フッ化ガラスは一般的な石英ガラスに比べて柔らかいため、傷つきやすくなっております。 そのためパッチケーブルを使用していないときは付属の保護キャップで端面を守ることが特に重要です。 FC/PCコネクタ対応交換キャップCAPF(プラスチック製)ならびにCAPFM(金属製)、またはSMA905コネクタ用キャップCAPM(ゴム製)ならびにCAPMM(金属製)は別売りでご用意しております。

クリーニング
ファイバ先端の検査にはファイバ検査スコープFS201をお使いください。異物粒子が付着している場合は、まず圧縮空気を軽く吹きかけてみてください。圧縮空気で取り除けない場合には、レンズティッシュMC-5を用い光学素子クリーニングチュートリアルのドロップアンドドラッグ法を参考にエタノール、もしくはイソプロピルアルコールを用いてクリーニングすることをお勧めいたします。FCC-7020を使用してもクリーニングは可能ですが、汚れを引きずることにより、やわらかいフッ化物ファイバ端面が傷つくことがございますのでご注意ください。

なお、キムワイプ®†はファイバ先端を傷つける可能性が非常に高いので、ご使用にならないでください。

再研磨サービス
フッ化物ファイバーパッチケーブルに当社のファイバ研磨用製品をご使用になることはお勧めいたしません。ファイバ先端に傷がついてしまった場合、当社では無料で再研磨サービスを実施しております(往復の送料はお客様のご負担となります)。 サービスの詳細については当社までお問い合わせください。

使用環境

通常の環境温度と湿度であれば、ファイバの品質に影響を与えません。 長い間液体水や水蒸気に直接触れさせないようご注意ください。

使用後の廃棄

お客様が当社で購入されたフッ化物ファイバーパッチケーブルは、当社で安全に処分、廃棄いたします。 詳細は当社までご連絡ください。 お客様ご自身でパッチケーブルを廃棄する場合には廃棄する地域の法や規制に則って処分してください。フッ化ガラスは主にフッ化バリウム(BaF2)とフッ化ジルコニウム、またはフッ化インジウムで構成されています。

Kimwipes® (キムワイプ)は、Kimberly-Clark社の登録商標です。

Flat-Polished FC Connector
FCコネクタ付きフッ化物ファイバーパッチケーブルの先端はフラット研磨
FC/PC Connector with Domed Tip
一般的なFC/PCコネクタの先端はドーム状

一般的な石英ファイバーパッチケーブルを使用する場合には通常FC/PCまたはFC/APCコネクタが選ばれますが、これはPCまたはAPC研磨によりファイバの先端がドーム状になり、結合した2本のパッチケーブルのコアの物理的接触を可能にします。 この物理的接触によりケーブル同士の接続部分での損失が最小に抑えられます。

石英ガラスと同じ研磨方法でも石英ガラスより柔らかいフッ化ガラスでは先端が平坦になります。 ケーブルによっては接触するフェルールに対して先端が若干凹む場合もあります。 よってフッ化物ファイバーパッチケーブルのコネクタはFC/PC(「PC」はPhysical Contact、物理的接触の意味)でもFC/APC(「APC」はAngled Physical Contact、角度付きの物理的接触の意味)でもありません。 そのため、当社ではこのケーブルをフラット研磨PCコネクタ付きまたは角度付き研磨FCコネクタ付きと呼んでいます。

ファイバ先端がフラットであってもファイバからの出射光を自由空間に出力する用途では影響はありません。 しかしFCコネクタ付きのケーブル同士を、例えばアダプタやバルクヘッドを介して接続する場合には、ファイバのコア同士が物理的に接触していない可能性があるので透過損失が起きることがあります。 FCコネクタ付きケーブル間の隙間は、典型的なSMA905コネクタ付きケーブル(エアギャップフェルールを使用している)間の隙間と比べても小さいので、損失があってもその値は通常僅かです。

下はフッ化物ファイバーパッチケーブルの先端を2次元と3次元で表した画像です。

2D Fluoride Fiber Tip
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画像は、フラットに研磨されたFCコネクタ付きコア径Ø100 µmのフッ化物ファイバーパッチケーブル先端の2次元表面プロファイルです。 XとY軸はミクロン単位で表示されています。 点線で描かれた円や線は目安として描かれています。 金属製フェルールとケーブル内部の接続部分は、青い点線で描かれた円内の薄緑色で可視化されています。 これはフラット研磨された当社のFCコネクタ付きフッ化物ファイバーパッチケーブルの代表的なデータです。
3D Fluoride Fiber Tip
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画像は、フラット研磨されたFCコネクタ付きコア径Ø100 µmのフッ化物ファイバーパッチケーブル先端の3次元マップです。 点線で描かれた円は目安として描かれています。 金属製フェルールとケーブル内部の接続部分は、黒と青い線で描かれた円の間のくぼみで表されています。 これはフラット研磨された当社のFCコネクタ付きフッ化物ファイバーパッチケーブルの代表的なデータです。

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光ファイバ内の全反射

光ファイバ内の光の伝搬

光ファイバは光学製品を大分類すると光導波路の一部で、内部全反射(TIR)を利用して個体または液体構造内に光を閉じ込め、伝搬させます。その中でも光ファイバは数多くの用途に使用され、一般的な例としては光通信、分光、照明、センサなどがあげられます。

広く使用されているガラス(石英)ファイバの構造の1つに右の図で示しているステップインデックスファイバがあります。ステップインデックスファイバのコアは周りのクラッド層よりも屈折率の高い材料でできています。 光が周りの媒質により屈折するのではなく、コアとクラッドの界面で反射する入射角が存在します。ファイバ内で全反射する条件を満たすために、ファイバの入射角をある角度より低くしなければなりません。この角度は受光角度、θaccと定義されます。 角度を求めるにはスネルの法則が使用されます。

ここでncoreはファイバのコアの屈折率、ncladはファイバのクラッドの屈折率、nは外側の媒質の屈折率、θcritは臨界角、そしてθaccはファイバの受光角度の半角となります。開口数はファイバの製造メーカが使用する無次元数で、光ファイバの受光角度により規定されます。下記の式で表します。

大径コアのステップインデックスファイバ(マルチモード)では、この式を用いてNAが直接求められます。NAはファーフィールドビームのプロファイルをたどり、ビームの中心からビーム強度が最大の5%になる点までの角度を測ることによって、実験によっても求められます。しかし、計算式でNAを直接求めることが最も正確な値を得る方法になります。

 

光ファイバ内のモード数

光ファイバ内で光が伝搬する経路はファイバの導波モードとして知られています。コア・クラッド領域の物理的寸法、屈折率、そして波長により、1本の光ファイバ内では1から何千のモードが存在することになります。最も一般的に製造されているのは2種類で、シングルモードファイバ(単一導波モードが存在)とマルチモードファイバ(多数の導波モードが存在)があります。マルチモードファイバにおいては、低次モードではファイバのコア内に光を空間的に閉じ込める傾向があり、一方、高次モードではコアとクラッドの界面近くで光を空間的に閉じ込める傾向があります。

光ファイバのモード数(シングルモードまたはマルチモード)はいくつかのシンプルな計算により予測することができます。規格化された光の周波数(V-number)は自由空間光周波数に比例する無次元数ですが、光ファイバの導波特性を示します。V-numberは下の式で定義されます。

Vは規格化周波数(V-number)、aはファイバのコア半径、λは自由空間波長です。マルチモードファイバのV-numberは大きく、例えば、コアØ50 µm、NA0.39のマルチモードファイバのV-numberは波長1.5 µmにおいて40.8です。

V-numberが大きいマルチモードファイバにおけるモード数は下の関係式で概算します。

上記のコアØ50 µm、NA0.39のマルチモードファイバの例では、ファイバ内を同時期に伝搬するモード数は約832となります。

シングルモードファイバはV-numberが2.405未満あると定義されています。これは光がファイバの基本モードのみに結合することを表しています。この条件を満たすためにシングルモードファイバは同じ波長でのマルチモードファイバに比べてコアサイズとNAが大幅に小さくなります。1つの例として、SMF-28 Ultraのシングルモードファイバの公称NAは0.14、コアはØ8.2 µmで、1550 nmにおけるVナンバは2.404です。

 


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マクロベンドロスによる減衰

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マイクロベンドロスによる減衰

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マルチモードファイバFT200EMT透過後のビームプロファイル測定結果。旧製品LED M565F1(代替品 M565F3) の光がコアではなく、ファイバのクラッドに導かれていることが示されています。

減衰の要因

光ファイバ内の損失は減衰とも呼ばれ、ファイバの全伝送損失を予測するために特性化し、数値化されます。これらの損失の原因は通常波長に依存し、またファイバそのものに使用されている材料からファイバの曲げによるものなど様々です。減衰が生じる一般的な要因を下記に説明しております。

吸収
標準的な光ファイバ内の光はファイバ材料を介して導かれているため、光がファイバを伝搬するにつれて吸収による損失があります。標準的なファイバは溶融石英を使用して製造され、1300 nm~1550 nmで透過するよう最適化されています。これよりも長い波長(>2000 nm)だと、溶融石英内の多光子相互作用により、大幅な吸収につながります。フッ化ジルコニウム(ZrF4 )やフッ化インジウム(InF3)が主に中赤外域用ファイバの製造に使用されているのは、これらの波長で低損失だからです。ZrF4 ならびにInF3 の(多光子相互作用が起こらない)限界波長はそれぞれ約3.6 µmと4.6 µmです。

ファイバ内の異物も吸収損失の原因となります。 不純物質の1例は、1300 nmと2.94 µm付近の光を吸収する、ファイバのガラス内に閉じ込めれた水分子です。アプリケーションによっては(光通信など)はこの波長領域を利用するため、ファイバ内の水分子が信号を大幅に減衰します。

製造メーカではよくファイバーガラス内のイオンの密度を制御することでファイバの透過・減衰特性の調整を行っています。例えば、水酸化物イオン(OH-)はもともと石英に含まれていて、近赤外~赤外スペクトル域で光を吸収します。そのため、低OHのファイバは通信波長での透過に適しています。一方で高OHのファイバは通常、UV波長で透過率が増加するため、蛍光用途やUV~可視域での分光用途向けに適しています。

散乱
光ファイバの用途の多くでは、光散乱が損失の主な原因です。散乱は媒質の屈折率の変化が起きた場所で生じます。このような屈折率の変化には不純物、粒子、泡など外因的なものと、ガラスの密度、組成、相状態の変動による内因的なものがあります。散乱は光の波長に反比例しますので、UVや青色のスペクトル領域などの短い波長では大きな散乱損失が起こります。適切なファイバのクリーニング、処理、ならびに保管手順により、大きな散乱損失を招くファイバ先端の不純物を最小限に留めることができます。

曲げ損失 
光ファイバの外部ならびに内部形状の変化によって起こる損失は曲げ損失と呼ばれています。通常曲げ損失はマクロベンドロスとマイクロベンドロスの2つのカテゴリーに分けられます。

マクロベンドロスは一般的に光ファイバの物理的な曲げ、例えば細いコイルに巻くような場合に生じる損失です。右の画像のように、導波光はファイバのコアならびにクラッド領域内に空間的に分布されています。ファイバを曲げた場合、径の外側付近の光は速度を上げないことには同じ空間モードプロファイルを維持することはできません。維持できない場合、放射光として光エネルギが周囲に奪われます。曲げ半径が大きいと曲げに関わる損失は小さくなります。ただし、推奨するファイバの曲げ半径より小さい曲げ半径では大幅な曲げ損失となります。光ファイバは、短時間であれば小さい曲げ半径でも動作可能ですが、長期間保管する際の曲げ半径は推奨する値よりも大きくしてください。 適切な保管状態(温度と曲げ半径)でファイバの恒久的な損傷の可能性を下げることができます。ファイバ収納リールFSR1は高曲げ損失が最小に抑えられるよう設計されています。

マイクロベンドロスは、ファイバの内部形状、とりわけコアとクラッド層の変化により起こります。これらのファイバ構造内のランダムな変化(凹凸など)は、内部全反射に必要な条件を妨げ、伝搬する光がファイバの外に漏れる非伝搬モードに結合する原因となります(右の画像をご覧ください)。曲げ半径によるマクロベンドロスとは異なり、マイクロベンドロスはファイバの製造過程で起こるファイバの恒久的な欠陥によるものです。

クラッドモード
マルチモードファイバ内の光のほとんどはコア内の内部全反射により伝搬しますが、高次モードでは、クラッドとコーティング・バッファの界面での内部全反射によりコア層とクラッド層の両方で光を伝搬する場合があります。これはクラッドモードと呼ばれます。右のビームプロファイル測定はこの1例です。ファイバのコア内よりもクラッド内で高い強度のクラッドモードを示しています。これらは非伝搬モードの(つまり、内部全反射の条件を満たさない)場合と、ファイバをかなり長く伝搬する場合があります。クラッドモードは一般的に高次のため、ファイバの曲げや欠陥によるマイクロベンドは損失の原因となります。クラッドモードは、2本のファイバをコネクタで接続した場合、簡単に結合できないため消失します。

クラッドモードはそのビームの空間プロファイルへの影響により、用途(例:自由空間への入射)によっては望ましくない場合があります。ファイバ長が長くなると、このモードは自然に減衰します。ファイバ長が短い場合(<10 m)、希望する伝搬モードを維持しながらファイバからクラッドモードを除去する方法の1つとして、マンドレルラップを使用してクラッドモードが除去できる半径で曲げる方法があります。

 

入射状態

アンダーフィルの入射状態
幅広い開口で光を受容する大径マルチモードファイバの場合、ファイバに結合する光の状態(例:光源種類、ビーム径、NA)が透過性能に著しい影響を及ぼすことがあります。アンダーフィルの入射状態は、入射光の界面でのビーム径ならびにNAがファイバのコア径ならびにNAよりも小さいときに起こります。一般的な例としてレーザ光源を大径マルチモードファイバに入射する例があります。下の図ならびにビームプロファイル測定画面でご覧いただけるように、アンダーフィルの入射状態ではファイバの中心に光を空間的に集光する傾向があり、高次モードよりも低次モードが得やすくなります。その結果、マクロベンドの影響は少なく、クラッドモードもありません。アンダーフィルの入射状態における挿入損失の測定値は典型値よりも低い傾向にあり、またパワー密度はファイバのコアの方がより高くなります。 

アンダーフィルの入射状態を説明している図(左)とマルチモードファイバFT200EMTを透過後のビームプロファイル(右)

オーバーフィルの入射状態
オーバーフィルの入射状態は、入射光の界面でのビーム径ならびにNAがファイバのコア径ならびにNAよりも大きいときに起こる状態によって定義されます。この状態はLED光源の光を小径マルチモードファイバに入射する場合に得られます。オーバーフィルの入射状態ではファイバのコア全体とクラッドの一部に光があたり、低次モードと高次モードが均一に得られ(下の図参照)、そしてクラッドモードに結合する可能性が高くなります。高次モードの割合が高くなることにより、オーバーフィル状態のファイバは曲げにさらに敏感になります。オーバーフィルの入射状態における挿入損失の測定値は典型値よりも高い傾向にありますが、全体的な出力パワーはアンダーフィルの入射状態に比べて高くなります。 

オーバーフィルの入射状態を説明している図(左)とマルチモードファイバFT200EMTを透過後のビームプロファイル(右)

アンダーフィルとオーバーフィルの入射状態には、用途の要件によって長所や欠点があります。マルチモードファイバの基本性能を測定するには、ファイバのコア径に対して70~80%のビーム径の入射光を使用することをお勧めします。オーバーフィル状態のファイバは、短い距離では出力パワーが高くなります。しかし、長い距離(>10~ 20 m)では減衰の影響をより受けやすい高次モードが消失します。

当社で行った特性確認実験:マルチモードファイバを用いたビームプロファイルの変更

ビーム入射角がマルチモードファイバからの出力ビームプロファイルに与える影響についての測定結果をご紹介しています。いくつかの用途では、一般的な光学素子から得られる特有のガウシアン分布の代わりに、トップハット型やドーナツ型のようなビーム分布が望ましい場合があります。この実験では、マルチモードパッチケーブルへ入射する集光ビームの入射角を変化させた場合の影響について調べました。光をファイバ端面に対して垂直に集光すると、ガウシアン分布に近い出力ビームプロファイル(図1)が発生し、入射角を大きくするとトップハット型(図2)またはドーナツ型(図3)のビームプロファイルが発生します。この結果は、マルチモードファイバをどのように使用してビームプロファイルの形状を変更するかを示しています。

実験にはØ200 µm、NA 0.39のステップインデックスファイバーパッチケーブルM38L01(ファイバ素線型番 FT200EMT)をテスト用ファイバとして使用し、集光ビームを入射させました。入射光は、初期、トップ型およびドーナツ型プロファイルを形成するように、マルチモードファイバの入射面に対してそれぞれ0°、11°、15°の入射角で設定しました。入射角を変更する度に、最大の結合効率が得られるよう出力パワーをパワーメータでモニタし、入射ファイバが適切にアライメントされるようにしました。9秒の露光時間でイメージを取得し、ビームプロファイルの形状を評価しました。露光中は、結合用の光学素子(テスト用ファイバの前方)の間で1500 gritの拡散板を手動で回転させて、空間的コヒーレンスを減少させ、きれいなビームプロファイルが形成されるようにしました。

光線追跡モデルを仮定すると、マルチモードファイバに沿って伝搬する一般的な光線には次の2種類があります。毎回反射後にファイバの中心軸を通過する(a)メリジオナル光線と、ファイバの中心軸を通過しない(b)スキューレイです。下図では、この実験で観察された3種類の基本的な光線伝搬の様子を示しています。図4および6は、メリジオナル光線とスキューレイがそれぞれマルチモードファイバを伝搬する様子と、ファイバ出力時の理論的なビーム分布を示しています。図6のように、スキューレイはファイバに沿って螺旋軌道を描きながら伝搬します。その際、半径がrの内側の火面と正接しています。図5は、メリジオナル光線とスキューレイの合成ビームの伝搬と分布を示しています。マルチモードファイバに入射する光の入射角を変更することで、伝搬するメリジオナル光線とスキューレイの割合を変えることができました。その結果、出力をガウシアンに近い分布(主にメリジオナル光線、図1参照)からトップハット型(メリジオナル光線とスキューレイの合成、図2参照)、そしてドーナツ型(主にスキューレイ、図3参照)に変えることができました。図4から6で示されているビームプロファイルは、ファイバ端面から5 mm離れた場所で得たものです。このことから、標準的なマルチモードパッチケーブルを使用すれば、入力ガウシアンプロファイルを損失を最小限に抑えながらトップハット型およびドーナツ型のプロファイルへ変更することが比較的低価格に行えるということがわかります。この実験に使用された装置や実験結果のまとめはこちらをクリックしてご覧ください。

Gaussian Beam Profile
図1. 入射角0°(ファイバ端面に垂直)で得られたガウシアンに近いビームプロファイル
Donut Beam Profile
図3. 入射角15°で得られたドーナツ型ビームプロファイル
Top Hat Beam Profile
図2. 入射角11°で得られたトップハット型ビームプロファイル
Meridional Ray
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図4. ガウシアンに近いプロファイルに対応してメリジオナル光線が伝搬する様子
Skew Ray
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図6. ドーナツ型プロファイルに対応してスキューレイが伝搬する様子
Meridional and Skew Rays
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図5. トップハット型プロファイルに対応してメリジオナル光線とスキューレイが伝搬する様子

Posted Comments:
user  (posted 2021-03-11 12:01:48.627)
Could I get the raw transmission(%/m) data of MF22L1? Its only uploaded about attenuation.
YLohia  (posted 2021-03-12 03:39:17.0)
The attenuation data can be converted to transmission data using the following calculation: 10^(-[insert dB/meter here]/10) * 100[to convert to %] = %/m
Simon Hicks  (posted 2020-11-30 09:54:46.283)
Hi, I need the bandwidth of the InF3 fibers, but they only seem to come with core diameters of 100 or 200um. Can you supply them with core diameters of 400 or 600um? Thanks
YLohia  (posted 2020-12-01 10:29:51.0)
Thank you for contacting Thorlabs. Custom versions of these can be requested by emailing techsupport@thorlabs.com. We will discuss the possibility of offering this customization directly.
michael.vollero  (posted 2018-11-28 14:57:41.78)
What is the reason that the InF3 patch cables are only rated up to 90 degC?
nbayconich  (posted 2018-12-04 02:58:40.0)
Thank you for contacting Thorlabs. The temperature limitation of the patch cables will be limited by the furcation tubing, epoxy and connector ends. The bare InF3 fiber itself will typically have a lower operating temperature than bare silica fiber. I will reach out to you directly with more information.
tarabrinmike  (posted 2018-08-13 15:31:05.613)
Hello, how it's possible to launch over 2 W of MIR radiation of laser into fluoride fiber if connectors can handle only 300 mW? In that case core diameter doesn't matter
YLohia  (posted 2018-08-13 04:11:04.0)
Hello, unfortunately, it is not recommended to couple 2 Watts of power into connectorized fiber patch cables. We recommend cutting off the connector for high power coupling in this case.
alan.marchant  (posted 2017-07-17 12:27:43.277)
I'm confused by the bend curvature specifications. The minimum long-term bend radius for the 100 um core fibers are specified at 155 mm, much larger than for the 200 um core fibers (80 mm), defying intuition. Can you confirm or correct these values? To select the best fiber for my application, I need confidence in this specifications.
tfrisch  (posted 2017-08-11 10:47:49.0)
Hello, thank you for contacting Thorlabs. We are working on updating the bend radius specs since our initial values were quite conservative. 200um is the first to be corrected, and others will be listed as we gather data.
patrick.nau  (posted 2014-10-31 15:56:57.697)
Hi, I want to use this fiber in combination with a DFB diode lase. Are these fibers also available with a FC/APC connector to reduce optical feedback? Thank you very much
jlow  (posted 2014-11-03 03:51:19.0)
Response from Jeremy at Thorlabs: We do not have the FC/APC connector available for these multimode fiber because of the cladding size. However, we do have the angle polished FC available for single mode MIR fiber at https://www.thorlabs.com/newgrouppage9.cfm?objectgroup_ID=7999.

中赤外域(MIR)用InF3ファイバーパッチケーブル、コア径Ø100 µm、NA 0.26

Serialized Fiber End
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全てのフッ化物ファイバーパッチケーブルには型番、主要仕様、ならびにバッチ番号が記載されています。
  • SMA905または金属製フェルール付きFC/PC対応コネクタ
  • 標準品として1 mならびに2 m長をご用意
  • ご希望の長さのカスタムケーブルに対応(当社までお問い合わせください)
  • Ø3.0 mmの硬質プラスチック製被覆付き
  • 保護キャップが2個付属
    • SMA905コネクタ付きケーブル:ステンレススチール製のキャップ
    • FC/PC対応ケーブル:プラスチック製のキャップ
Item #
Prefix
FiberOperating
Rangea
Attenuation
(Click for Plot)
Core
Diameter
Cladding
Diameter
NAbBend Radius
(Short Term/
Long Term)
ConnectorsJacketOperating
Temp.
MF11InF3 Multimode310 nm - 5.5 µm≤0.45 dB/m
(for 2.0 - 4.6 µm)
100 ± 2.0 µm192 ± 2.5 µm0.26 ± 0.02
@ 2.0 µm
≥15 mm /
≥147 mm
SMA905Blue PVDF
(Ø3 mm)
-55 to 90 °C
MF12FC/PC-Compatiblec
MF13FC/PC-Compatiblec
to SMA905
  • 損失が<3 dB/mの領域(1 mあたりの透過率>50%)と定義されます。
  • ほかの波長でのNAについては「グラフ」タブのプロット図をご参照ください。
  • 詳細については「FCコネクタ」タブをご覧ください。
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
MF11L1 Support Documentation
MF11L1Ø100 µm, 0.26 NA InF3 Multimode Patch Cable, SMA905, 1 m
¥52,894
5-8 Days
MF11L2 Support Documentation
MF11L2Ø100 µm, 0.26 NA InF3 Multimode Patch Cable, SMA905, 2 m
¥78,497
5-8 Days
MF12L1 Support Documentation
MF12L1Ø100 µm, 0.26 NA InF3 Multimode Patch Cable, FC/PC, 1 m
¥48,533
Lead Time
MF12L2 Support Documentation
MF12L2Ø100 µm, 0.26 NA InF3 Multimode Patch Cable, FC/PC, 2 m
¥74,277
Lead Time
MF13L1 Support Documentation
MF13L1Ø100 µm, 0.26 NA InF3 Multimode Patch Cable, FC/PC to SMA905, 1 m
¥56,922
5-8 Days
MF13L2 Support Documentation
MF13L2Ø100 µm, 0.26 NA InF3 Multimode Patch Cable, FC/PC to SMA905, 2 m
¥80,600
5-8 Days

中赤外域(MIR)用InF3ファイバーパッチケーブル、コア径Ø100 µm、NA0.26、真空対応

全てのフッ化物ファイバーパッチケーブルには型番と主な仕様が刻印されています。 バッチナンバーは別途白色のスリーブに記載されています。

  • ハーメチックシールされたマルチモードステップインデックスファイバ
  • 真空レベル1 x 10-8Torrまで使用可能
  • SMA905コネクタ、金属フェルール付き
  • 標準品として1 mのケーブル長でご用意
  • Ø5.2 mm SUS304ステンレススチール製被覆
  • 保護キャップが2個付属

パッチケーブルMFV1L1の補完製品として、当社ではØ100 µm InF3マルチモードファイバを使用したKF40フランジ用ファイバーフィードスルー(型番VK4F1S)もご用意しております。パッチケーブルとファイバーフィードスルーは、ADASMAVなど真空対応のSMAアダプタにより接続できます。

Item #FiberOperating
Rangea
AttenuationCore
Diameter
Cladding
Diameter
NAbBend Radius
(Short Term/
Long Term)
ConnectorsJacketTemperature
Rating
Temperature
Ramp
MFV1L1InF3 Multimodec310 nm - 5.5 µm≤0.45 dB/m
(for 2.0 - 4.6 µm)
100 ± 2.0 µm192 ± 2.5 µm0.26 ± 0.02
@ 2.0 µm
≥50.0 mmd /
≥147 mm
SMA905Ø5.2 mm
Stainless Steel
Interlock Tubing
90 °Ce
75 °Cf
10 °C / minute
(Max)
  • ファイバの動作波長範囲は、減衰量が1 mあたり3 dB以下(50%以下)の範囲と定義されています。
  • 他の波長でのNAについては「グラフ」タブのグラフをご参照ください。
  • 超高真空用途向けにØ100 µmのInF3マルチモードファイバをKF40フランジ用ファイバーフィードスルーを取付けた製品もご用意しております(型番VK4F1S)。
  • ケーブルの補強チューブによって制限されます。
  • ベーキング温度の最大値
  • 動作温度の最大値
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
MFV1L1 Support Documentation
MFV1L1Ø100 µm, 0.26 NA InF3 Multimode Patch Cable, SMA905, 1 m, Vacuum Compatible
¥105,950
5-8 Days

中赤外域(MIR)用InF3ファイバーパッチケーブル、コア径Ø200 µm、NA 0.26

Serialized Fiber End
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全てのフッ化物ファイバーパッチケーブルには型番、主要仕様、ならびにバッチ番号が記載されています。
  • SMA905または金属製フェルール付きFC/PC対応コネクタ
  • 標準品として1 mならびに2 m長をご用意
  • ご希望の長さのカスタムケーブルに対応(当社までお問い合わせください)
  • Ø3.0 mmの硬質プラスチック製被覆付き
  • 保護キャップが2個付属
    • SMA905コネクタ付きケーブル:ステンレススチール製のキャップ
    • FC/PC対応ケーブル:プラスチック製のキャップ
Item #
Prefix
FiberOperating
Rangea
Attenuation
(Click for Plot)
Core
Diameter
Cladding
Diameter
NAbBend Radius
(Short Term/
Long Term)
ConnectorsJacketOperating
Temperature
MF21InF3 Multimode310 nm - 5.5 µm≤0.3 dB/m
(for 2.0 - 4.6 µm)
200 ± 10.0 µm290 ± 10.0 µm0.26 ± 0.02
@ 2.0 µm
≥40 mm / ≥200 mmSMA905Blue PVDF
(Ø3 mm)
-55 to 90 °C
MF22FC/PC-Compatiblec
  • 損失が<3 dB/mの領域(1 mあたりの透過率>50%)と定義されます。
  • ほかの波長でのNAについては「グラフ」タブのプロット図をご参照ください。
  • 詳細については「FCコネクタ」タブをご覧ください。
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
MF21L1 Support Documentation
MF21L1Customer Inspired! Ø200 µm, 0.26 NA, InF3 Multimode Patch Cable, SMA905, 1 m
¥56,940
Lead Time
MF21L2 Support Documentation
MF21L2Customer Inspired! Ø200 µm, 0.26 NA, InF3 Multimode Patch Cable, SMA905, 2 m
¥86,840
Lead Time
MF22L1 Support Documentation
MF22L1Customer Inspired! Ø200 µm, 0.26 NA, InF3 Multimode Patch Cable, FC/PC, 1 m
¥53,560
Lead Time
MF22L2 Support Documentation
MF22L2Customer Inspired! Ø200 µm, 0.26 NA, InF3 Multimode Patch Cable, FC/PC, 2 m
¥83,460
Lead Time

中赤外域(MIR)用ZrF4ファイバーパッチケーブル、コア径Ø100 µm、NA 0.20

Serialized Fiber End
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全てのフッ化物ファイバーパッチケーブルには型番、主要仕様、ならびにバッチ番号が記載されています。
  • SMA905または金属製フェルール付きFC/PC対応コネクタ
  • 標準品として1 mならびに2 m長をご用意
  • ご希望の長さのカスタムケーブルに対応(当社までお問い合わせください)
  • Ø3.0 mmの硬質プラスチック製被覆付き
  • 保護キャップが2個付属
    • SMA905コネクタ付きケーブル: ステンレススチール製キャップ
    • FC/PC対応ケーブル: プラスチック製キャップ
Item #
Prefix
FiberOperating
Rangea
Attenuation
(Click for Plot)
Core
Diameter
Cladding
Diameter
NAbBend Radius
(Short Term/
Long Term)
ConnectorsJacketOperating
Temperature
MZ11ZrF4 Multimode285 nm - 4.5 µm≤0.2 dB/m
(for 2.0 - 3.6 µm)
100 ± 2.0 µm192 ± 2.5 µm0.20 ± 0.02
@ 2.0 µm
≥25 mm / ≥147 mmSMA905Blue PVDF
(Ø3 mm)
-55 to 90 °C
MZ12FC/PC-Compatiblec
MZ13FC/PC-Compatiblec
to SMA905
  • 損失が<3 dB/mの領域(1 mあたりの透過率>50%)と定義されます。
  • ほかの波長でのNAについては「グラフ」タブのプロット図をご参照ください。
  • 詳細については「FCコネクタ」タブをご覧ください。
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
MZ11L1 Support Documentation
MZ11L1Customer Inspired! Ø100 µm, 0.20 NA ZrF4 Multimode Patch Cable, SMA905, 1 m
¥47,126
5-8 Days
MZ11L2 Support Documentation
MZ11L2Customer Inspired! Ø100 µm, 0.20 NA ZrF4 Multimode Patch Cable, SMA905, 2 m
¥66,962
5-8 Days
MZ12L1 Support Documentation
MZ12L1Customer Inspired! Ø100 µm, 0.20 NA ZrF4 Multimode Patch Cable, FC/PC, 1 m
¥42,765
5-8 Days
MZ12L2 Support Documentation
MZ12L2Customer Inspired! Ø100 µm, 0.20 NA ZrF4 Multimode Patch Cable, FC/PC, 2 m
¥62,602
Lead Time
MZ13L1 Support Documentation
MZ13L1Ø100 µm, 0.20 NA ZrF4 Multimode Patch Cable, FC/PC to SMA905, 1 m
¥50,714
5-8 Days
MZ13L2 Support Documentation
MZ13L2Ø100 µm, 0.20 NA ZrF4 Multimode Patch Cable, FC/PC to SMA905, 2 m
¥76,387
5-8 Days

中赤外域(MIR)用ZrF4ファイバーパッチケーブル、コア径Ø200 µm、NA 0.20

Serialized Fiber End
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全てのフッ化物ファイバーパッチケーブルには型番、主要仕様、ならびにバッチ番号が記載されています。
  • SMA905または金属製フェルール付きFC/PC対応コネクタ
  • 標準品として1 mならびに2 m長をご用意
  • ご希望の長さのカスタムケーブルに対応(当社までお問い合わせください)
  • Ø3.0 mmの硬質プラスチック製被覆付き
  • 保護キャップが2個付属
    • SMA905コネクタ付きケーブル:ステンレススチール製のキャップ
    • FC/PC対応ケーブル:プラスチック製のキャップ
Item #
Prefix
FiberOperating
Rangea
Attenuation
(Click for Plot)
Core
Diameter
Cladding
Diameter
NAbBend Radius
(Short Term/Long Term)
ConnectorsJacketOperating
Temperature
MZ21ZrF4 Multimode285 nm - 4.5 µm≤0.2 dB/m
(for 2.0 - 3.6 µm)
200 ± 10 µm290 ± 10 µm0.20 ± 0.02
@ 2.0 µm
≥40 mm / ≥80 mmSMA905Blue PVDF
(Ø3 mm)
-55 to 90 °C
MZ22FC/PC-Compatiblec
  • 損失が<3 dB/mの領域(1 mあたりの透過率>50%)と定義されます。
  • ほかの波長でのNAについては「グラフ」タブのプロット図をご参照ください。
  • 詳細については「FCコネクタ」タブをご覧ください。
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
MZ21L1 Support Documentation
MZ21L1Ø200 µm, 0.20 NA ZrF4 Multimode Patch Cable, SMA905, 1 m
¥50,220
5-8 Days
MZ21L2 Support Documentation
MZ21L2Ø200 µm, 0.20 NA ZrF4 Multimode Patch Cable, SMA905, 2 m
¥73,432
Today
MZ22L1 Support Documentation
MZ22L1Ø200 µm, 0.20 NA ZrF4 Multimode Patch Cable, FC/PC, 1 m
¥46,002
5-8 Days
MZ22L2 Support Documentation
MZ22L2Ø200 µm, 0.20 NA ZrF4 Multimode Patch Cable, FC/PC, 2 m
¥69,072
5-8 Days

中赤外域(MIR)用ZrF4ファイバーパッチケーブル、コア径Ø450 µm、NA 0.20

Fiber End, Bottom
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ファイバ端を底面側から見た図
Fiber End, Top
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ファイバ端を上面側から見た図

全てのフッ化物ファイバーパッチケーブルには型番、主要仕様が刻印されています。バッチ番号は、白いスリーブに別途記載されています。

  • SMA905または金属製フェルール付きFC/PC対応コネクタ
  • 標準品として1 m長をご用意
  • ご希望の長さのカスタムケーブルに対応(当社までお問い合わせください)
  • 最小曲げ半径50 mmのØ3.8 mmステンレススチール製被覆
  • 保護キャップが2個付属
    • SMA905コネクタ付きケーブル:ステンレススチール製のキャップ
    • FC/PC対応ケーブル:プラスチック製のキャップ
Item #FiberOperating
Rangea
Attenuation
(Click for Plot)
Core
Diameter
Cladding
Diameter
NAbBend Radius
(Short Termc/
Long Term)
ConnectorsJacketOperating
Temperature
MZ41L1ZrFMultimode285 nm - 4.5 µm≤0.2 dB/m
(for 2.0 - 3.6 µm)
450 ± 15 µm540 ± 15 µm0.20 ± 0.02
@ 2.0 µm
≥50 mm / ≥125 mmSMA905Stainless Steel
(Ø3.8 mm)
-55 to 90 °C
MZ42L1FC/PC-Compatibled
  • 損失が<3 dB/mの領域(1 mあたりの透過率>50%)と定義されます。
  • ほかの波長でのNAについては「グラフ」タブのプロット図をご参照ください。
  • ステンレススチール製のチューブによって制限されています。
  • 詳細については「FCコネクタ」タブをご覧ください。
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
MZ41L1 Support Documentation
MZ41L1Ø450 µm, 0.20 NA ZrF4 Multimode Patch Cable, SMA905, 1 m
¥83,281
Lead Time
MZ42L1 Support Documentation
MZ42L1Ø450 µm, 0.20 NA ZrF4 Multimode Patch Cable, FC/PC, 1 m
¥78,919
5-8 Days

中赤外域(MIR)用ZrF4ファイバーパッチケーブル、コア径Ø600 µm、NA 0.20

Fiber End, Bottom
Click for Details

ファイバ端を底面側から見た図
Fiber End, Top
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ファイバ端を上面側から見た図

全てのフッ化物ファイバーパッチケーブルには型番と主な仕様が刻印されています。 バッチ番号は、白色のスリーブに別途記載されています。

  • SMA905または金属製フェルール付きFC/PC対応コネクタ
  • 標準品として1 m長をご用意
  • ご希望の長さのカスタムケーブルに対応(当社までお問い合わせください)
  • 最小曲げ半径140 mmのØ8.0 mmステンレススチール製被覆
  • 保護キャップが2個付属
    • SMA905コネクタ付きケーブル:ステンレススチール製キャップ
    • FC/PC対応ケーブル:プラスチック製キャップ
Item #FiberOperating
Rangea
Attenuation
(Click for Plot)
Core
Diameter
Cladding
Diameter
NAbBend Radius
(Short Term/
Long Term)
ConnectorsJacketOperating
Temperature
MZ61L1ZrF4
Multimode
285 nm -
 4.5 µm
≤0.25 dB/m
(for 2.0 - 3.6 µm)
600 ± 20 µm690 ± 20 µm0.20 ±
0.02
@ 2.0 µm
≥75 mm / ≥160 mmSMA905Stainless Steel
(Ø8.0 mm)
-55 to 90 °C
MZ62L1FC/PC-Compatiblec
  • 損失が<3 dB/mの領域(1 mあたりの透過率>50%)と定義されます。
  • ほかの波長でのNAについては「グラフ」タブのプロット図をご参照ください。
  • 詳細については「FCコネクタ」タブをご覧ください。
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
MZ61L1 Support Documentation
MZ61L1Ø600 µm, 0.20 NA ZrF4 Multimode Patch Cable, SMA905, 1 m
¥118,450
Lead Time
MZ62L1 Support Documentation
MZ62L1Ø600 µm, 0.20 NA ZrF4 Multimode Patch Cable, FC/PC, 1 m
¥114,088
Lead Time
Last Edited: Jul 16, 2014 Author: Dan Daranciang