光学ブレッドボード、ダンピング特性有り、厚さ58 mm

特長

• 厚さ：58 mm
• 300 mm x 450 mm～900 mm x 1800 mmのサイズをご用意
• 上面:表面上のどの600 mm x 600 mmの領域においても±0.15 mmの平面度
• 上面および下面はステンレス製、サイドパネルはuPVC製
• 当社のハニカムコアのNexus^®ブレッドボードに比べて約25%軽量

こちらの厚さ58 mmの光学ブレッドボードは、300 mm x 450 mm～900 mm x 1800 mm(長さ×幅)の豊富なサイズでご用意しております。上面および下面のステンレス板の厚さはそれぞれ5 mmと3 mmです。精密加工されたマット仕上げで、600 mm²あたりの平面度は±0.15 mmとなっています。ミリ規格のブレッドボードには25 mm間隔でM6取付け穴があり、エッジから最初の穴までの距離は12.5 mmです。一方、インチ規格のブレッドボードには25.4 mm(1インチ)間隔で1/4"-20の取付け穴があり、エッジから最初の穴までの距離は38.1 mm(1.5インチ)です。これらの取付穴の最大ネジ深さは54 mmです(ただし、最外周の穴のみ最大深さは16 mm)。このネジ深さでは、Figure 1.1で示されているようにハニカム構造とは干渉しません。

こちらのブレッドボードはダンピング特性を有していますが、最小限の振動減衰性能で許容できる用途に適しています。厚さ0.26 mmの高精度に成形されたハニカムコア(右下の写真参照)が上面から下面まで連続していて中間層が無いため、剛性が高く、安定性に優れています。最大900 x 1800 x 58 mm(長さ×幅×厚さ)までのサイズをご用意しています。厚さ5 mmの上面と組み合わせて使用すると、優れた剛性とダンピング性能を発揮します。

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Figure 1.1  光学ブレッドボードのハニカムコアの位置。コアはネジ穴と干渉しないようになっています。

ブレッドボードのサイズが大きくなると静的たわみが増加する傾向がありますが、これは高荷重を使用した場合に顕著になります。システムの剛性を強化して静的たわみを最小限に抑えるためには、当社の厚さ110 mmのNexus ブレッドボードのような厚みのあるブレッドボードのご使用をお勧めいたします。光軸の高さのわずかな変動が問題となる場合には、この静的たわみは大変重要です。より厚みのあるブレッドボードを使用することでシステム全体の光軸高さが保持され、長い距離のアライメントが容易に行えるようになります。ブレッドボードの設計や振動減衰についての詳細はチュートリアルをご参照ください。

当社の全てのブレッドボードの比較については、「ブレッドボードセレクションガイド」タブをご参照ください。カスタムサイズやオプションなどもご提供可能ですので、当社までご相談ください。