フォトダイオード用トランスインピーダンスアンプ 


  • Convert Current Output of Photodiodes to Voltage
  • Available with Transimpedance up to 100 MV/A or Bandwidth up to 100 MHz
  • Input Current Noise as Low as 0.06 pA/Hz1/2
  • Adjustable Output Voltage Offset or Photodiode Bias Voltage

AMP100

Switchable Gain: 1, 10, or 100 MV/A
Bandwidth: DC - 1 kHz
Zero Adjust & Polarity Switch

AMP145

Fixed Gain: 2.5 kV/A
Bandwidth: DC - 100 MHz
Bias Adjust & Polarity Switch

AMP130

Fixed Gain: 1 kV/A
Bandwidth: DC - 100 kHz
Zero Adjust & Polarity Switch

Related Items


Please Wait

Click to Enlarge

バイアスアジャスタおよび極性スイッチは、BNC出力コネクタ側にあります(型番AMP140およびAMP145のみ)

Click to Enlarge

オフセット電圧アジャスタおよび極性スイッチは、BNC出力コネクタ側にあります(型番AMP140とAMP145以外)

用途例

  • 蛍光測定やその他の低光量光源の測定
  • オシロスコープ、ロックインアンプ、またはA/Dコンバータ用のプリアンプ

特長

  • フォトダイオードの出力電流を電圧に変換
  • 高速用または高利得用に最適化されたアンプ
  • 利得:固定型と切り替え可能型をご用意
  • オフセット電圧の調整、またはDCバイアス電圧の調整が可能なモデルをご用意
  • アンプAMP145の帯域幅はケーブル長に無依存
  • BNCを用いたコンパクトなインライン型設計、質量80 g
    • 寸法(外寸): 97 mm x 32 mm x 25 mm
  • 国内用電源と長さ1.5 mのMicro-B USBケーブルが付属

当社のトランスインピーダンスアンプは、マウント無しまたはマウント付きフォトダイオードからの出力信号を増幅するのに使用します。アンプの仕様については下表をご覧ください。接続したフォトダイオードの極性(アノード接地/AGまたはカソード接地/CG)に応じて、アンプの出力側にあるスイッチ(右の写真参照)で出力信号の符号を設定できます。AMP140とAMP145以外のすべてのモデルでは、接続したフォトダイオードの暗電流によるオフセットを、Zero Adjustネジ(右の写真の左側)で補正することができます。AMP140とAMP145(右端の写真)のネジでは、フォトダイオードに印加するDCバイアス電圧を調整します。

各種資料のご案内
info icon仕様や図面等の情報は、仕様表内のInfo欄の青いアイコンから取得可能です。
info icon型番横の赤い資料アイコンでは、各種技術資料を提供しています。

トランスインピーダンスアンプはすべてインライン型で、2本のBNCケーブル間に挿入できるように2つのメス型BNCコネクタが付いています。SMAコネクタ付きのフォトダイオードも、ケーブルCA2806を使用すれば直接接続できます。デバイスへの電力は、付属の5 V、2 A電源や、ほかのUSBポートからMicro-B USBポートを介して供給されます。増幅回路に供給される電力は増幅器内部の回路で安定化されるため、デバイスの性能に係る部分は電源のノイズから絶縁されています。

トランスインピーダンスアンプ、利得固定型、オフセット電圧調整可能

AMP110 Spectral Response
Click to Enlarge

生データはこちらからダウンロードいただけます。
上のグラフは、入力信号源の電気容量が10 nF以下のときの計算結果を示しています。
AMP120 Spectral Response
Click to Enlarge

生データはこちらからダウンロードいただけます。
上のグラフは、入力信号源の電気容量が10 nF以下のときの計算結果を示しています。

 

トランスインピーダンスアンプ、利得固定型、バイアス電圧調整可能

AMP140 Spectral Response
Click to Enlarge

生データはこちらからダウンロードいただけます。
上のグラフは、入力信号源の電気容量が100 pFのときの測定結果を示しています。電気容量が大きくならないよう、ケーブルは常にできるだけ短くしてください。青の曲線は、フォトダイオードSM05PD5AをSMA-BNCアダプタのみを使用して接続したときの周波数応答です。赤の曲線は、約100 pFの電気容量を有する300 mmのSMA-BNCケーブルを使用して接続したときの応答です

生データはこちらからダウンロードいただけます。
上のグラフは、入力信号源の電気容量が1.5 pFのときの測定結果を示しています。左のグラフは、帯域幅が入力ケーブルの長さに依存しないことを示し、右のグラフではカソード接地とアノード接地での効果を比較しています。

 

トランスインピーダンスアンプ、利得切り換え可能、オフセット電圧調整可能

AMP100 Spectral Response
Click to Enlarge

生データはこちらからダウンロードいただけます。
上のグラフは、入力信号源の電気容量が10 nF以下のときの計算結果を示しています。
AMP102 Spectral Response
Click to Enlarge

生データはこちらからダウンロードいただけます。
上のグラフは、入力信号源の電気容量が10 nF以下のときの計算結果を示しています。

入力電流コネクタ
(型番AMP130、AMP120、AMP110、AMP102、AMP100)

BNCメス型BNC Female

入力電流コネクタ
(型番AMP140、AMP145)

BNCメス型BNC Female

出力電圧コネクタ

BNCメス型BNC Female

50 Ω終端を推奨

電源コネクタ

Micro-B USBMicro-B USB

フォトダイオードのチュートリアル

動作原理

接合型フォトダイオードは、通常の信号ダイオードと似た動作をする部品ですが、接合半導体の空乏層が光を吸収すると、光電流を生成する性質があります。フォトダイオードは、高速なリニアデバイスで、高い量子効率を達成し、様々な用途で利用することが可能です。

入射光の強度に応じた、出力電流レベルと受光感度を正確に把握することが必要とされます。図1は、接合型フォトダイオードのモデル図で、基本的な部品要素が図示されており、フォトダイオードの動作原理が説明されています。

 

Equation 1
Photodiode Circuit Diagram
図1:フォトダイオードの概略図 

フォトダイオード関連用語

受光感度
フォトダイオードの受光感度は、規定の波長における、生成光電流 (IPD)と入射光パワー(P)の比であると定義できます。

Equation 2

Photoconductiveモード(光導電モード)とPhotovoltaicモード(光起電力モード)
フォトダイオードは、Photoconductiveモード(逆バイアス) またはPhotovoltaicモード(ゼロバイアス)で動作できます。 モードの選択は、使用用途で求められる速度と、許容される暗電流(漏れ電流)の量で決まります。

Photoconductiveモード(光導電モード)
Photoconductiveモードでは、逆バイアスが印加されますが、これが当社のDETシリーズディテクタの基本です。回路で測定できる電流量はフォトダイオードに照射される光の量を反映します。つまり、測定される出力電流は、入射される光パワーに対しリニアに比例します。逆バイアスを印加すると、空乏層を広げて反応領域が広くなるため、接合容量が小さくなり、良好な線形応答が得られます。このような動作条件下では、暗電流が大きくなりがちですが、フォトダイオードの種類を選ぶことで、暗電流を低減することもできます。(注:当社のDETディテクタは逆バイアスで、順方向バイアスでは動作できません。)

Photovoltaicモード(光起電力モード)
Photovoltaicモードでは、フォトダイオードはゼロバイアスで使用されます。デバイスからの電流の流れが制限されると電位が上昇します。このモードでは光起電力効果が引き起こされますが、これが太陽電池の基本です。Photovoltaicモードでは、暗電流は小さくなります。

暗電流
暗電流とは、フォトダイオードにバイアス電圧が付加されている時に流れる漏れ電流です。Photoconductiveモードで使用する場合に暗電流の値は高くなりがちで、温度の影響も受けます。 暗電流は、温度が10°C上昇するごとに約2倍となり、シャント抵抗は6°C の上昇に伴い倍になります。高いバイアスを付加すれば、接合容量は小さくなりますが、暗電流の量は増大してしまいます。

暗電流の量はフォトダイオードの材料や検出部の寸法によっても左右されます。ゲルマニウム製のデバイスでは暗電流は高くなり、それと比較するとシリコン製のデバイスは一般的には低い暗電流となります。下表では、いくつかのフォトダイオードに使用される材料の暗電流の量と共に、速度、感度とコストを比較しています。

MaterialDark CurrentSpeedSpectral RangeCost
Silicon (Si)LowHigh SpeedVisible to NIRLow
Germanium (Ge)HighLow SpeedNIRLow
Gallium Phosphide (GaP)LowHigh SpeedUV to VisibleModerate
Indium Gallium Arsenide (InGaAs)LowHigh SpeedNIRModerate
Indium Arsenide Antimonide (InAsSb)HighLow SpeedNIR to MIRHigh
Extended Range Indium Gallium Arsenide (InGaAs)HighHigh SpeedNIRHigh
Mercury Cadmium Telluride (MCT, HgCdTe)HighLow SpeedNIR to MIRHigh

接合容量
接合容量(Cj)は、フォトダイオードの帯域幅と応答特性に大きな影響を与えるので、フォトダイオードの重要な特性となります。ダイオードの面積が大きいと、接合容量が大きくなり、電荷容量は大きくなります。逆バイアスの用途では、接合部の空乏層が大きくなるので、接合容量が小さくなり、応答速度が速くなります。

帯域幅と応答性
負荷抵抗とフォトディテクタの接合容量により帯域幅が制限されます。最善の周波数応答を得るには、50 Ωの終端装置を50 Ωの同軸ケーブルと併用します。接合容量(Cj)と負荷抵抗値(RLOAD)により、帯域幅(fBW)と立ち上がり時間応答(tr)の概算値が得られます。

Equation 3

 

ノイズ等価電力
ノイズ等価電力(NEP)とは、信号対雑音(S/N)比が1であるときに生成されるRMS信号電圧の値です。NEPによって、ディテクタが低レベルの光を検知する能力を知ることができるので、この数値は便利です。一般には、NEPはディテクタの検出部の面積増加に伴って大きくなり、下記の数式で求めることができます。

Photoconductor NEP

この数式において、S/Nは信号対雑音比、Δf はノイズの帯域幅で、入射エネルギ単位はW/cm2となっています。詳細は、当社のホワイトペーパー「NEP – Noise Equivalent Power」をご覧ください。

終端抵抗
オシロスコープでの測定を可能にするためには、生成された光電流を電圧(VOUT)に変換する必要がありますが、負荷抵抗を用いて電圧変換します。

Equation 4

フォトダイオードの種類によっては、負荷抵抗が応答速度に影響を与える場合があります。最大帯域幅を得るには、50 Ωの同軸ケーブルを使用して、ケーブルの反対側の終端部で50 Ωの終端抵抗器の使用を推奨しています。このようにすることで、ケーブルの特性インピーダンスとマッチングできて共鳴が最小化できます。帯域幅が重要ではない特性の場合は、RLOADを増大させることで、所定の光レベルに対して電圧を大きくすることができます。終端部が不整合の場合、同軸ケーブルの長さが応答特性に対して大きな影響を与えます。したがってケーブルはできるだけ短くしておくことが推奨されます。

シャント抵抗
シャント抵抗は、ゼロバイアスフォトダイオード接合の抵抗を表します。理想的なフォトダイオードでは、シャント抵抗は無限大となりますが、実際の数値はフォトダイオードの材料の種類によって、10Ωのレベルから 数千MΩの範囲となる場合があります。例えばInGaAsディテクタのシャント抵抗は、10 MΩのレベルですが、GeディテクタはkΩのレベルです。このことは、フォトダイオードのノイズ電流に大きく影響を与える可能性があります。しかしながらほとんどの用途では、ある程度高い抵抗値であればその影響は小さく、無視できる程度です。

直列抵抗
直列抵抗は半導体材料の抵抗値で、この低い抵抗値は、通常は無視できる程度です。直列抵抗は、フォトダイオードの接触接続部とワイヤ接続部で発生し、ゼロバイアスの条件下でのフォトダイオードのリニアリティの主な決定要因になります。

一般的な動作回路

Reverse Biased DET Circuit
図2: 逆バイアス回路(DETシリーズディテクタ)

上図の回路はDETシリーズのディテクタをモデル化したものです。ディテクタは、入射光に対して線形の応答を得るために逆バイアス状態になっています。ここで生成された光電流の量は、入射光と波長に依存し、負荷抵抗を出力端子に接続すると、オシロスコープでモニタリングできます。RCフィルタの機能は、出力に雑音を載せてしまう可能性のある供給電力からの高周波雑音のフィルタリングです。

Amplified Detector Circuit
図3: 増幅ディテクタ回路

高利得用途でアンプとともにフォトディテクタを使用できます。動作時には、PhotovoltaicモードまたはPhotoconductiveモードのいずれも選択可能です。このアクティブ回路はいくつかの利点があります。

  • Photovoltaicモード:オペアンプで、点Aと点Bの電位が同じに維持されているので、フォトダイオードでは回路全体では0 Vに保たれています。このことで暗電流は発生しなくなります。
  • Photoconductiveモード: フォトダイオードは逆バイアス状態であるので、接合容量を低下させ、帯域幅の状態を改善します。ディテクタの利得は、フィードバック素子(Rf)に依存します。ディテクタの帯域幅は、下記の数式で計算することができます。

Equation 5

GBPが利得帯域幅積で、CDは接合容量と増幅器の静電容量の和です。

チョッパ入力周波数の影響

光導電信号は時定数の応答限界までは一定となりますが、PbS、 PbSe、HgCdTe (MCT)、InAsSbなどのディテクタにおいては、1/fゆらぎ(チョッパ入力周波数が大きいほどゆらぎは小さくなる)を持つため、低い周波数の入力の場合は影響が大きくなります。

低いチョッパ入力周波数の場合は、ディテクタの受光感度は小さくなります。周波数応答や検出性能は下記の条件の場合において最大となります。

Photoconductor Chopper Equation

Insights:光学実験のベストプラクティス

こちらのページでは実験セットアップ時の下記の注意点についてご覧いただけます。

  • 電気信号:AC結合 vs DC結合

このほかにも実験・実習や機器に関するヒントをまとめて掲載しています。こちらからご覧ください。

 

電気信号:AC結合 vs DC結合

機器にAC結合とDC結合の電気入力の選択肢がある場合、変調信号入力に対して、DC結合の方がよい選択であることが多々あります。

Modulated signal with and without a DC Offset
Click to Enlarge

図1:信号のDCオフセットは信号の平均値です。青い線(ACのみ)の平均振幅は0なので、DCオフセットはありません。赤い信号(ACとDC)は、赤い信号のACオフセットが0ではないこと以外、青い信号と同一です。DC結合は赤い信号を変化させることなく通過させます。AC結合ではDCオフセットを除去し、信号の低周波成分を減衰させます。

AC結合とDC結合
AC結合とDC結合は、入力信号と、機器のその他の電気回路の間のインターフェイスです。

DC結合は直流結合で、本質的にワイヤが信号の入力部に接続しています。この導電結合は直流成分と交流成分である信号の周波数成分すべてを伝送します。図9の赤い線の直流成分は0ではありません。

AC結合の主な特長はコンデンサを信号入力部に対して直列に配置することです。コンデンサはハイパスフィルタとして機能し、阻止コンデンサと呼ばれることもあります。AC結合ではDCならびに低周波成分が大きく減衰されます。このような静電結合は、入力信号からDCオフセットを除去し、AC成分のみを通過させるために使用されます。図1の青い線にはAC周波数成分しかありません。

可能な場合、DC入力をご使用ください
DC入力が好ましい理由は多くあります。低周波数応答性が良く、信号のDC成分をAC成分とともにモニタでき、また信号の周波数成分に影響を及ぼさないため、信号の歪みを生じさせません。

DCオフセットが大きいか、AC入力によるフィルタリングが必要な場合を除き、DC入力をお勧めいたします。DCオフセットが大きいことの問題の1つは、機器の分解能よりも低いレベルまで下げる場合があることです。極端なケースにおいてはDCオフセットにより光のクリッピングや飽和効果が生じる場合があります。

なお、DC入力であっても、信号の歪みがないことは保証されませんのでご留意ください。歪みはデバイスの帯域幅の不足や、終端でのインピーダンスの不一致などほかの理由で起こる場合があります。

Modulated signal before and after high-pass filtering
Click to Enlarge

図3: 上のグラフの青い曲線のように変調信号によってはDC成分がなくても、少なくない量の低周波成分は存在します。この信号がAC結合のハイパスフィルタによってフィルタイングされると、結果信号に歪みが生じます。緑の線はその1例です。
High Pass RC Filter Response
Click to Enlarge

図2:コンデンサがベースのハイパスフィルタの周波数応答性をモデル化しています。カットオフ周波数(Fc)は35 Hzで、図3の信号のフィルタリングに使用されました。信号の繰り返し周波数は 200 Hzです。

AC入力を使用する理由
AC結合は信号のDC成分を阻止することにより、信号の全体の振幅を減少させることができます。これにより、機器の測定分解能を向上することができ、また飽和やクリッピングの問題も克服できます。情報伝送を高周波成分で行う場合、そして低周波成分に関心がない場合、AC結合は良い結果をもたらします。また一部の通信用途などDCの周波数成分が容認されない用途においてはAC結合が好ましい場合があります。

AC入力を使用する場合
AC結合を使用した場合、AC結合がハイパスフィルタとして機能し、信号の周波数成分に影響を及ぼすことを念頭におくことが重要です。

図2で示すように、AC結合はDCオフセットを除去するだけでなく、関心のある低周波成分も減衰させる場合があります。AC結合は結果、信号の歪みにつながる場合があります。ハイパスフィルタの影響を説明するため、図3では繰り返し周波数が200 Hzのバイナリ信号を、カットオフ周波数(Fc)35 Hzのハイパスフィルタでフィルタリングする前と後のグラフを示しています。

AC結合のデジタル通信信号では、DCオフセットのないDCバランスのとれた信号を使用することによりこの問題を軽減しています。信号のDCバランスが取れていない場合、一連の信号は高い信号レベルに張り付いてしまう場合があります。これにより、信号が静電フィルタリングの影響を受け、Non-ZeroのDCレベルが生じることがあり、その結果、ビットエラーをもたらされます。

最終更新日:2019年12月4日


Posted Comments:
Rocco Vertechy  (posted 2023-07-06 12:53:33.997)
Hello, we need to measure the current flowing to/from a capacitor supplied at high voltage (from 100V to 3000V). Our idea is to use the AMP102 on the grounded wiring, so that no high voltage should be applied to the AMP102. However, in case of capacitor failure, we are afraid that some high voltage could be applied across the AMP102. What is the maximum transient input voltage that can be sustained by the AMP102 before damage? Is there a measurement problem if we place a zener diode in parallel to the AMP102 to limit possible overvoltage?
dpossin  (posted 2023-07-10 08:43:28.0)
Dear Rocco, Thank you for your feedback. I am reaching out to you to discuss your application.
Tolga Özdemir  (posted 2023-05-17 21:47:14.927)
Hello, We bought some products from your company. Can you recommend us about connection (wiring) diagram for the AMP 110 Amplifier and the SM1PD1A sensor? Kind Regards, Tolga
Jack Tanner  (posted 2021-07-29 17:07:20.083)
My lab uses a lot of the AMP series transimpedance amplifiers for our photodiodes. We've found that the USB power adapters take up a lot of space on our power strips, especially on strips that are oriented the wrong way such that one power adapter effectively covers two. I would be interested in a single hub for powering many transimpedance amplifiers at once.
MKiess  (posted 2021-08-02 10:28:06.0)
Dear Jack, thank you very much for your inquiry. Unfortunately, we do not have a corresponding hub for simultaneous power supply of multiple AMPs in our assortment. However, you can use any power supply or hub that provides 5V and 2A, via Micro-B USB, per AMP.
user  (posted 2020-05-06 01:04:40.98)
What is the input bias current of the amplifier?
dpossin  (posted 2020-05-08 04:28:52.0)
Dear Customer, Thank you for your feedback. Since the AMP102 is an transimpedance amplifier which produces an highly amplified voltage out of an input current, there is no bias specified. What we do specify instead is the maximum input current. The maximum current with respect to the amplifier settings are the following: min amplification: +/- 2mA, mid amplification: +/- 200µA, max amplification: +/- 20µA. The values can also be found in the datasheet of the AMP102.
drivers  (posted 2019-02-15 13:19:12.61)
In the AMP120 spec sheet there is a transimpedance amplifier shown in the electrical schematic. I assume the feedback resistance for the TIA in this diagram is 100kV? Additionally, how much RMS drift would you expect for the offset at a stable temperature? I ask because offset adjusts are often susceptible to drift.
nreusch  (posted 2019-02-25 02:11:14.0)
This is a response from Nicola at Thorlabs. Thank you for your inquiry. Yes, the resistance is 100 kOhm. The drift is mostly caused by temperature changes. A typical value for the AMP120 is 2.5 µV/°C.
cbrideau  (posted 2018-09-05 13:23:33.243)
So the AG/CG switch flips the polarity of the output? (depending on how the photodiode is biased?)
swick  (posted 2018-09-14 03:38:24.0)
This is a response from Sebastian at Thorlabs. Thank you for the inquiry. AG and CG is referred to the Photodiode (PD) which is either Anode- or Cathode grounded. The polarity of the output (AMP) changes when switching from AG to CG and vise versa. AMP110 (1 kHz) and AMP120 (100 kHz) have low bandwidth so they are actually designed to amplify signals from PDs without bias. Basically it would work to amplify signals from PDs with bias but the AMP would decrease the bandwidth.

トランスインピーダンスアンプセレクションガイド

Representative
Photoa
Item #Zero
Offset
PD Bias
Voltage
Bandwidth
(3 dB)
Transimpedance
Gain
Max Input
Current
Max Output
Voltage
Max PD
Capacitanceb
Power
Supply
MassDimensions
Fixed Gain, Compact
AMP110Check-1 kHz10 MV/A±200 nA±2 V10 nFUSB,
5 V @ 2 A
80 g97 mm x 32 mm x 25.4 mm
AMP120Check-100 kHz100 kV/A±20 µA±2 V10 nF
AMP130Check-100 kHz1 kV/A±2 mA±2 V10 nF
AMP140-Check10 MHz10 kV/A±350 µA±3.5 Vc200 pF96 mm x 32 mm x 25.4 mm
AMP145-Check100 MHz2.5 kV/A±1.4 mA±3.5 Vd5 pF
Switchable Gain, Compact
AMP100Check-1 kHz1 MV/A±2 µA±2 V10 nFUSB,
5 V @ 2 A
80 g97 mm x 32 mm x 25.4 mm
10 MV/A±200 nA
100 MV/A±20 nA
AMP102Check-100 kHz1 kV/A±2 mA±2 V10 nF
10 kV/A±200 µA
100 kV/A±20 µA
Switchable Gain, Benchtop with 5-Digit LED Display
PDA200CCheckCheck1 kHz100 MV/A+100 nA±10 Ve10 nF100 V, 115 V,
or 230 V
(50/60 Hz)
<3 kg320 mm x 146 mm x 77 mm
5 kHz10 MV/A+1 µA
20 kHz1 MV/A+10 µA
70 kHz100 kV/A+100 µA
250 kHz10 kV/A+1 mA
500 kHz1 kV/A+10 mA
  • Click to Enlarge
  • 周波数補償された動作をさせるうえで、フォトダイオードの静電容量として許容される最大値
  • バイアス電圧: +1.5 V~+15 V (CG)、-1.5 V ~-15 V (AG)
  • バイアス電圧: +1.2 V~+15 V(CG)、-1.2 V ~-15 V(AG)
  • 出力電圧範囲: 0~+10 V (CG)、0~-10 V (AG)。バイアス調整: 0 V~-10 V (CG)、0 V~+10 V (AG)
Back to Top

トランスインピーダンスアンプ、利得固定型、オフセット電圧調整可能

Item #InfoaBandwidthTransimpedance
Gain
Rise/Fall Time
(10% to 90%)
Input
Current Limits
Output
Voltage Range
AdjustmentOutput
Impedance
AMP110infoDC to 1 kHz10 MV/A< 300 µs±200 nA±1.0 V (50 Ω)
±2.0 V (Hi-Z)
Zero Voltage50 Ω
AMP120infoDC to 100 kHz100 kV/A< 3 µs±20 µA
AMP130infoDC to 100 kHz1 kV/A< 3 µs±2 mA
  • 仕様の詳細と周波数応答性のデータについては、青いInfoアイコンをクリックしてご覧ください。
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
AMP110 Support Documentation
AMP110Customer Inspired! トランスインピーダンスアンプ、利得10 MV/A、帯域幅1 kHz
¥41,485
7-10 Days
AMP120 Support Documentation
AMP120Customer Inspired! トランスインピーダンスアンプ、利得100 kV/A、帯域幅100 kHz
¥41,485
Today
AMP130 Support Documentation
AMP130トランスインピーダンスアンプ、利得1 kV/A、帯域幅100 kHz
¥41,485
7-10 Days
Back to Top

トランスインピーダンスアンプ、利得固定型、バイアス電圧調整可能

Item #InfoaBandwidthTransimpedance
Gain
Rise/Fall Time
(10% to 90%)
Input
Current Limits
Output
Voltage Range
AdjustmentOutput
Impedance
AMP140infoDC to 10 MHz10 kV/A< 35 ns±350 µA±1.75 V (50 Ω)
±3.5 V (Hi-Z)
DC Voltage Biasb50 Ω
AMP145infoDC to 100 MHzc2.5 kV/A< 3.5 ns±1.4 mA±1.75 V (50 Ω)
±3.5 V (Hi-Z)
DC Voltage Biasd50 Ω
  • 仕様の詳細と周波数応答性のデータについては、青いInfoアイコンをクリックしてご覧ください。
  • +1.5 V~+15 V (CG)、-1.5 V ~-15 V (AG)
  • 長さ600 mmまでの入力ケーブルは帯域幅を犠牲にすることなくご使用いただけますが、ノイズは増加します。ただし、長さ320 mm以下にすると適切なノイズ性能が得られます。詳細は青いInfoアイコンをクリックしてご覧ください。
  • +1.2 V~+15 V (CG)、-1.2 V ~-15 V (AG)
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
AMP140 Support Documentation
AMP140トランスインピーダンスアンプ、利得10 kV/A、帯域幅10 MHz
¥58,654
Today
AMP145 Support Documentation
AMP145トランスインピーダンスアンプ、利得2.5 kV/A、帯域幅100 MHz
¥62,360
Today
Back to Top

トランスインピーダンスアンプ、利得切替え可能型、オフセット電圧調整可能

Item #InfoaBandwidthTransimpedance
Gain
Rise/Fall Time
(10% to 90%)
Input
Current Limits
Output
Voltage Range
AdjustmentOutput
Impedance
AMP100infoDC to 1 kHz1 MV/A,
10 MV/A,
or 100 MV/Ab
< 300 µs±2 µA @ 1 MV/A
±200 nA @ 10 MV/A
±20 nA @ 100 MV/A
±1.0 V (50 Ω)
±2.0 V (Hi-Z)
 Zero Voltage50 Ω
AMP102infoDC to 100 kHz1 kV/A,
10 kV/A,
or 100 kV/Ab
< 3.5 µs±2 mA @ 1 kV/A
±200 µA @ 10 kV/A
±20 µA @ 100 kV/A
  • 仕様の詳細と周波数応答性のデータについては、青いInfoアイコンをクリックしてご覧ください。
  • トランスインピーダンス利得は切り替え可能です。
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
AMP100 Support Documentation
AMP100トランスインピーダンスアンプ、利得切り替え型、利得1/10/100 MV/A、帯域幅1 kHz
¥73,694
Today
AMP102 Support Documentation
AMP102トランスインピーダンスアンプ、利得切り替え型、利得1/10/100 kV/A、帯域幅100 kHz
¥73,694
Today
Back to Top

取付け用クランプ


Click to Enlarge

サイドクランプECM100を使用してØ12.7 mmポストに取り付けられたEF123

アルミニウム製クランプ、ポスト取付け可能
こちらのアルマイト加工されたアルミニウム製クランプを用いると、上記の増幅器を固定することができます。クランプはデバイスの側面にスナップオンで取り付けられ、側面の2 mm六角固定ネジでフレクシャーロックを締め付けることができます。ECM100は幅25.4 mmの面に、ECM125は幅31.8 mmの面に取り付けます。

各クランプの底面にはM4ザグリ穴があり、Ø12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストやM4タップ穴のある面に取り付けられます。クランプはデバイスを取り付ける前にポストなどに取り付ける必要があります。筐体をクランプに固定するとザグリ穴にアクセスできなくなります。

プラスチック製クランプ、2個の筐体の接続用
クランプEPS125を使用して長方形の2つの筐体を接続すると、コンパクトにセットアップできます。クランプはデバイスの幅31.8 mmの面に取り付けます。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
ECM125 Support Documentation
ECM125アルミニウム製サイドクランプ、カスタムデバイス用小型筐体、幅31.8 mm用
¥2,751
Today
EPS125 Support Documentation
EPS125プラスチック製クランプ、上下取付け可能、幅31.8 mm用、2個セット
¥959
7-10 Days