Products Home / 光ファイバーコンポーネント、光ファイバーデバイス / ファイバー用偏光コントローラー(偏波コントローラー) / 入出力ファイバー付き偏光ビームコンバイナー/偏光ビームスプリッター、SMポート1つ＆PMポート2つ入出力ファイバー付き偏光ビームコンバイナー/偏光ビームスプリッター、SMポート1つ＆PMポート2つ
- Combine or Split Orthogonal Polarizations
- 780, 980, 1064, and 1550 nm Operating Wavelengths
- Ideal for Combining Pump Laser Signals
Prior to Amplification
Single Mode
Fiber
PBC1550SM-FC
Polarization-
Maintaining Fibers
Single Mode
Fiber
Polarization-
Maintaining Fibers
PBC1064SM-APC
FC/APC
FC/PC
Please Wait
| General Specificationsa | |
|---|---|
| Return Loss | FC/PC Connectors: ≥40 dB FC/APC Connectors: ≥45 dB |
| Damage Threshold | 300 mW (CW) |
| Fiber Length | 1 m on Each Leg |
| Length Tolerance | +0.075 m / -0 m |
| Jacket | Ø900 µm Loose Furcation Tubing |
| Size | 1.38 " x Ø0.22" (35.0 mm x Ø5.5 mm) |
| Connector Keys | Narrow (2.0 mm); Aligned to Slow Axis for all PM Fiber Legs |
特長
- 光ファイバーシステム内で直交した偏光成分を合波または分波
- 高い消光比
- 双方向：シングルモード(SM)ポート1個、偏波保持(PM)ポート2個
- 1 mのØ900 µm保護チューブ付きファイバ
- コネクタはFC/PCまたはFC/APCから選択
入出力ファイバ付き偏光ビームコンバイナ(PBC)または偏光ビームスプリッタは、2つの直交した偏光を1本のシングルモードファイバに結合するか、1本のシングルモードファイバに入射された光を直交した直線偏光に分岐し、2本の偏波保持ファイバから出射させます。このページでご紹介する全てのPBCでは、方解石プリズムを挟んで、片側に2本の偏波保持(PM)ファイバ、もう片側には1本のシングルモード(SM)ファイバが設置されています。2本のPMファイバがある面では、透過率が最大となるように、スロー軸が偏光方向に合うよう調整されています。
右図の様に、当社のシングルモードPBCでは、１本のシングルモードファイバと2本の偏波保持ファイバが使用されます。シングルモードファイバ(ポート3)に入射された光は、方解石プリズムにより直交した直線偏光に分けられます。プリズムから出射した2つのビームの偏光方向は、各PMファイバのスロー軸に合っています(ポート1とポート2)。
PBCは逆方向からも使用することができます。つまり、2本のPMファイバに入射された直交した2つの直線偏光を統合し、1つのシングルモードファイバから出射させることができます。ポート1およびポート2から入射した光はスロー軸にアライメントされます。偏光方向をポート1とポート2のファスト軸に合わせて入射した光は、プリズムによりポート3と異なる方向に屈折され、ポート3からは出射されません。
これらのPBCは、2つの励起用半導体レーザからの光を1本のファイバに統合して、エルビウムドープファイバ増幅器やラマン増幅器への励起光を強める用途としてよく使われます。
その他のPBC
3本ともPMファイバを使用した入出力ファイバ付きのPCBはこちらに掲載されています。当社がご提供しているFiberBenchシステムは、ファイバーベースのシステムの途中で光を自由空間で取り扱うための製品です。この製品は特注のPBCを構築できるように、偏光子とビームスプリッターモジュールを含んでいます。組立て済みのFiberBenchベースの可変偏光ビームコンバイナ/偏光ビームスプリッタもご用意しています。
| Fiber Polarization Combiner / Splitter Selection Guide | ||||
|---|---|---|---|---|
| Fused Fiber | In-Line Micro Prism | Free-Space Polarization Beamsplitter Kits | ||
 |  |  |  |  |
| 2 PM Ports, 1 SM Port | 3 PM Ports | 1 SM Port, 2 PM Ports | 3 PM Ports | 3 FiberPort Assembly |
| Higher Power Handling and Higher Transmission | Bi-Directional, Polarizing, Larger Bandwidth | Can be Used with Multiple Fiber Types | ||
| Quick Links |
|---|
| Damage at the Air / Glass Interface |
| Intrinsic Damage Threshold |
| Preparation and Handling of Optical Fibers |
レーザによる石英ファイバの損傷
このチュートリアルではコネクタ無し(素線)ファイバ、コネクタ付きファイバ、およびレーザ光源に接続するその他のファイバ部品に関連する損傷メカニズムを詳しく説明しています。そのメカニズムには、空気/ガラス界面(自由空間結合時、またはコネクタ使用時)ならびにファイバ内における損傷が含まれます。ファイバ素線、パッチケーブル、または溶融型カプラなどのファイバ部品の場合、損傷につながる複数の可能性(例:コネクタ、ファイバ端面、機器そのもの)があります。ファイバが対処できる最大パワーは、常にそれらの損傷メカニズムの中の最小の限界値以下に制限されます。
損傷閾値はスケーリング則や一般的なルールを用いて推定することはできますが、ファイバの損傷閾値の絶対値は利用方法やユーザ定義に大きく依存します。このガイドは、損傷リスクを最小に抑える安全なパワーレベルを推定するためにご利用いただくことができます。適切な準備と取扱い方法に関するガイドラインにすべて従えば、ファイバ部品は規定された最大パワーレベルで使うことができます。最大パワーの値が規定されていない場合は、部品を安全に使用するために下表の「実用的な安全レベル」の範囲に留めてご使用ください。 パワー処理能力を低下させ、ファイバ部品に損傷を与える可能性がある要因は、ファイバ結合時のミスアライメント、ファイバ端面の汚れ、あるいはファイバそのものの欠陥などですが、これらに限られるわけではありません。特定の用途におけるファイバのパワー処理能力に関するお問い合わせは当社までご連絡ください。
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損傷のないファイバ端
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損傷のあるファイバ端
空気/ガラス界面における損傷
空気/ガラス界面ではいくつかの損傷メカニズムが存在する可能性があります。自由空間結合の時、またはコネクタで2本のファイバを結合した時、光はこの界面に入射します。高強度の光は端面を損傷し、ファイバのパワー処理能力の低下や恒久的な損傷につながる場合があります。コネクタ付きのファイバで、コネクタがエポキシ接着剤でファイバに固定されている場合、高強度の光によって発生した熱により接着剤が焼けて、ファイバ端面に残留物が残る可能性があります。
| Estimated Optical Power Densities on Air / Glass Interfacea | ||
|---|---|---|
| Type | Theoretical Damage Thresholdb | Practical Safe Levelc |
| CW (Average Power) | ~1 MW/cm2 | ~250 kW/cm2 |
| 10 ns Pulsed (Peak Power) | ~5 GW/cm2 | ~1 GW/cm2 |
ファイバ素線端面での損傷メカニズム
ファイバ端面での損傷メカニズムはバルクの光学素子の場合と同様なモデル化ができ、UV溶融石英(UVFS)基板の標準的な損傷閾値を石英ファイバに当てはめることができます。しかしバルクの光学素子とは異なり、光ファイバの空気/ガラス界面においてこの問題に関係する表面積やビーム径は非常に小さく、特にシングルモードファイバの場合はそれが顕著です。 パワー密度が与えられたとき、ファイバに入射するパワーは、小さいビーム径に対しては小さくする必要があります。
右の表では光パワー密度に対する2つの閾値が記載されています。理論的な損傷閾値と「実用的な安全レベル」です。一般に、理論的損傷閾値は、ファイバ端面の状態も結合状態も非常に良いという条件で、損傷のリスク無しにファイバの端面に入射できる最大パワー密度の推定値を表しています。「実用的な安全レベル」のパワー密度は、ファイバ損傷のリスクが極めて小さくなる値を示しています。ファイバまたはファイバ部品をこの実用的な安全レベルを超えて使用することは可能ですが、その時は取扱い上の注意事項を適切に守り、使用前にローパワーで性能をテストする必要があります。
シングルモードの実効面積の計算
シングルモードファイバの実効面積は、モードフィールド径(MFD)、すなわちファイバ内の光が伝搬する部分の断面積によって定義されます。この面積にはファイバのコアとクラッドの一部が含まれます。シングルモードファイバとの結合効率を良くするためには、入射ビーム径をファイバのモードフィールド径に合致させなければなりません。
例として、シングルモードファイバSM400を400 nmで使用した時のモードフィールド径(MFD)は約Ø3 µmで、SMF-28 Ultraを1550 nmで使用したときのモードフィールド径(MFD)はØ10.5 µmです。これらのファイバの実効面積は下記の通り計算します。
SM400 Fiber: Area = Pi x (MFD/2)2 = Pi x (1.5 µm)2 = 7.07 µm2 = 7.07 x 10-8 cm2
SMF-28 Ultra Fiber: Area = Pi x (MFD/2)2 = Pi x (5.25 µm)2 = 86.6 µm2 = 8.66 x 10-7 cm2
ファイバ端面が対応できるパワーを推定するには、パワー密度に実効面積を乗じます。なおこの計算は均一な強度プロファイルを想定しています。しかしほとんどのレーザービームでは、シングルモード内でガウス分布を示すため、ビームの端よりも中央のパワー密度が高くなります。よって、これらの計算は損傷閾値または実用的安全レベルに対応するパワーとは若干異なることを考慮する必要があります。連続光源を想定して上記のパワー密度の推定値を使用すると、それぞれのパワーは下記のように求められます。
SM400 Fiber: 7.07 x 10-8 cm2 x 1 MW/cm2 = 7.1 x 10-8 MW = 71 mW (理論的損傷閾値)
7.07 x 10-8 cm2 x 250 kW/cm2 = 1.8 x 10-5 kW = 18 mW (実用的な安全レベル)
SMF-28 Ultra Fiber: 8.66 x 10-7 cm2 x 1 MW/cm2 = 8.7 x 10-7 MW = 870 mW (理論的損傷閾値)
8.66 x 10-7 cm2 x 250 kW/cm2 = 2.1 x 10-4 kW = 210 mW (実用的な安全レベル)
マルチモードの実効面積
マルチモードファイバの実効面積は、そのコア径によって定義されますが、一般にシングルモードファイバのMFDよりもはるかに大きくなります。当社では最適な結合を得るためにコア径のおよそ70～80%にビームを集光することをお勧めしています。マルチモードファイバでは実効面積が大きくなるほどファイバ端面でのパワー密度は下がるので、より大きな光パワー(通常キロワットオーダ)を入射しても損傷は生じません。
フェルール・コネクタ付きファイバに関する損傷メカニズム
Click to Enlargeコネクタ付きシングルモード石英ファイバに入力可能なパワー処理限界値(概算)を示したグラフ。各線はそれぞれの損傷メカニズムに応じたパワーレベルの推定値を示しています。 入力可能な最大パワーは、損傷メカニズムごとに制限されるパワーのうちの一番小さな値(実線で表示)によって制限されます。
コネクタ付きファイバのパワー処理能力に関しては、ほかにも考慮すべき点があります。ファイバは通常、エポキシ接着剤でセラミック製またはスチール製のフェルールに取り付けられています。光がコネクタを通してファイバに結合されると、コアに入射せずにファイバを伝搬する光は散乱されてファイバの外層からフェルール内へ、さらにフェルール内でファイバを保持する接着剤へと伝搬します。光の強度が大きいとエポキシ接着剤が焼け、それが蒸発して残留物がコネクタ端面に付着します。これによりファイバ端面に局所的に光を吸収する部分ができ、それに伴って結合効率が減少して散乱が増加するため、さらなる損傷の原因となります。
エポキシ接着剤に関連する損傷は、いくつかの理由により波長に依存します。一般に、光の散乱は長波長よりも短波長で大きくなります。短波長用のMFDの小さなシングルモードファイバへの結合時には、ミスアライメントに伴ってより多くの散乱光が発生する可能性があります。
エポキシ樹脂が焼損するリスクを最小に抑えるために、ファイバ端面付近のファイバとフェルール間にエポキシ接着剤の無いエアギャップを有するファイバーコネクタを構築することができます。当社の高出力用マルチモードファイバーパッチケーブルでは、このような設計のコネクタを使用しております。
複数の損傷メカニズムがあるときのパワー処理限界値を求める方法
ファイバーケーブルまたはファイバ部品において複数の損傷要因がある場合(例：ファイバーパッチケーブル)、入力可能なパワーの最大値は必ずファイバ部品構成要素ごとの損傷閾値の中の一番小さな値により決まります。この値が一般的にはパッチケーブルの端面に入射可能な最大のパワーを表します(出力パワーではありません)。
右のグラフは、シングルモードパッチケーブルにおけるファイバ端面での損傷とコネクタでの損傷に伴うパワー処理限界の推定値を例示しています。 ある波長におけるコネクタ付きファイバの総合的なパワー処理限界値は、その波長に対する2つの制限値の小さい方の値(実線)によって制限されます。488 nm付近で使用しているシングルモードファイバは主にファイバ端面の損傷(青い実線)によって制限されますが、1550 nmで使用しているファイバはコネクタの損傷(赤い実線)によって制限されます。
マルチモードファイバの実効面積はコア径で定義され、シングルモードファイバの実効面積より大きくなります。その結果、ファイバ端面のパワー密度が小さくなり、大きな光パワー(通常キロワットオーダ)を入射してもファイバに損傷は生じません(グラフには表示されていません)。しかし、フェルール・コネクタの損傷による限界値は変わらないため、マルチモードファイバが処理できる最大パワーはフェルールとコネクタによって制限されることになります。
上記の値は、取り扱いやアライメントが適切で、それらによる損傷が生じない場合のパワーレベルです。また、ファイバはここに記載されているパワーレベルを超えて使用されることもあります。しかし、そのような使い方をする場合は一般に専門的な知識が必要で、まずローパワーでテストして損傷のリスクを最小限に抑える必要があります。その場合においても、ハイパワーで使用するファイバ部品は消耗品と捉えた方が良いでしょう。
ファイバ内の損傷閾値
空気/ガラス界面で発生する損傷に加え、ファイバのパワー処理能力はファイバ内で発生する損傷メカニズムによっても制限されます。この制限はファイバ自体が本質的に有するもので、すべてのファイバ部品に適用されます。ファイバ内の損傷は、曲げ損失による損傷とフォトダークニングによる損傷の2つに分類されます。
曲げ損失
ファイバが鋭く曲げられると、コア内を伝搬する光がコア/クラッド界面において反射する際に、その反射角が全反射臨界角よりも大きくなります。曲げ損失は、このように内部全反射ができなくなることにより生じる損失です。このような状況下では、光はファイバから局所的に漏れだします。漏れる光のパワー密度は一般に大きく、ファイバのコーティングや補強チューブが焼損する可能性があります。
特殊ファイバに分類されるダブルクラッドファイバは、コアに加えてファイバのクラッド(2層目)も導波路として機能するため、曲げ損失による損傷のリスクが抑えられます。クラッドと被覆の界面の臨界角をコアとクラッドの界面の臨界角より大きくすることで、コアから漏れた光はクラッド内に緩く閉じ込められます。その後、光はセンチメートルからメートルオーダーの距離に渡って漏れ出しますが、局所的ではないため損傷リスクは最小に留められます。当社ではメガワットレベルの大きなパワーにも対応するNA 0.22のダブルクラッドマルチモードファイバを製造、販売しております。
フォトダークニング
もう1つのファイバ内の損傷メカニズムとして、特にコアにゲルマニウムが添加されたファイバをUVや短波長の可視光で使用した時に起こるフォトダークニングまたはソラリゼーションがあります。これらの波長で使用されたファイバは時間の経過とともに減衰量が増加します。 フォトダークニングが発生するメカニズムはほとんど分かっていませんが、その現象を緩和するファイバはいくつか開発されています。例えば、水酸イオン(OH)が非常に低いファイバはフォトダークニングに耐性があることが分かっています。またフッ化物などのほかの添加物もフォトダークニングを低減させる効果があります。
しかし、上記の対応をとったとしても、UV光や短波長に使用したファイバはいずれフォトダークニングが生じます。よってこれらの波長で使用するファイバは消耗品としてお考えください。
光ファイバの準備ならびに取扱い方法
一般的なクリーニングならびに操作ガイドライン
この一般的なクリーニングならびに操作ガイドラインはすべてのファイバ製品向けにお勧めしております。さらに付属資料やマニュアルに記載された個々の製品に特化したガイドラインも遵守してください。損傷閾値の計算は、すべてのクリーニングおよび取扱い手順に適切に従ったときにのみ適用することができます。
(コネクタ付き、またはファイバ素線に関わらず)ファイバを設置または組み込む前に、すべての光源はOFFにしてください。これにより、損傷の可能性のあるコネクタまたはファイバの脆弱な部分に集光されたビームが入射しないようにすることができます。
ファイバやコネクタ端面の品質がファイバのパワー処理能力に直結します。ファイバを光学系に接続する前に必ずファイバ端を点検してください。端面はきれいで、入射光の散乱を招く汚れや汚染物質があってはなりません。ファイバ素線は使用前にクリーブし、クリーブの状態が良好であることを確認するためにファイバ端面の点検をしてください。
ファイバを光学系に融着接続する場合、ハイパワーで使用する前にまずローパワーで融着接続の状態が良いことを確認してください。融着接続の品質が良くないと接続面での散乱が増え、ファイバ損傷の原因となる場合があります。
システムのアライメントや光結合の最適化などの作業はローパワーで行ってください。これによりファイバの(コア以外の)他の部分の露光が最小に抑えられます。ハイパワーのビームがクラッド、被覆またはコネクタに集光された場合、散乱光による損傷が発生する可能性があります。
ハイパワーでファイバを使用するための要点
光ファイバやファイバ部品は一般には安全なパワー限界値内で使用する必要がありますが、アライメントや端面のクリーニングがとても良い理想的な条件下では、ファイバ部品のパワー限界値を上げることができる場合があります。入力または出力パワーを増加させる前に、システム内のファイバ部品の性能と安定性を確認し、またすべての安全ならびに操作に関する指示に従わなければなりません。下記はファイバ内またはファイバ部品内の光パワーをの増大させること加を検討していするときに役立つご提案です。
ファイバースプライサを使用してファイバ部品をシステムに融着接続すると、空気/ファイバ界面での損傷の可能性を最小化できます。品質の高い融着接続が実現されるよう、すべて適切なガイドラインに則って実施する必要があります。融着接続の状態が悪いと、散乱や融着接続面での局所的な加熱などが発生し、ファイバを損傷する可能性があります。
ファイバまたはファイバ部品の接続後、ローパワーでシステムのテストやアライメントを実施してください。システムパワーを必要な出力パワーまで徐々に上昇させ、その間、定期的にすべての部品が適切にアライメントされ、結合効率が入力パワーによって変動していないことを確認します。
ファイバを鋭く曲げると曲げ損失が発生し、ファイバのストレスを受けた部分から光が漏れる可能性があります。ハイパワーで使用している時は、大量の光が小さな局所領域(歪みのある領域)から流出すると局所的に加熱され、ファイバが損傷する可能性があります。使用中はファイバの曲げが生じないよう配慮し、曲げ損失を最小限に抑えてください。
また、用途に適したファイバを選ぶことも損傷防止に役立ちます。例えば、ラージモードエリアファイバは、標準的なシングルモードファイバをハイパワー光用として用いる場合の良い代替品となります。優れたビーム品質を有しながらMFDも大きいため、空気/ファイバ界面でのパワー密度は小さくなります。
ステップインデックスシングルモード石英ファイバは、一般にUV光やピークパワーの大きなパルス光には使用しませんが、これはその用途に伴う空間パワー密度が大きいためです。
| Posted Comments: | |
Alok Gupta
(posted 2022-12-15 11:55:51.097) What id the lead time for custom Fiber-Based Polarization Beam Combiners/Splitters for 488nm (PM to SM type fiber). cdolbashian
(posted 2022-12-28 10:40:19.0) Thank you fore reaching out to us with this custom request Alok. For all custom requests, please email techsupport@thorlabs.com or techsales@thorlabs.com. We, unfortunately, cannot provide such information here on the feedback portion of the website. Igor Alekseenko
(posted 2022-12-05 07:23:38.637) Dear colléagues,
I am wondering about Polarization Beam Splitters
PBS780SM-FC.
We have a single-mode linear polarized laser beam of VCSEL diode.
If we sent a single-mode linear polarized laser beam of VCSEL diode radiation in the input channel of single-mode fiber PBS780SM-FC, could we get two split orthogonally polarized single-mode beams from the output ends of the fiber?
Best regards jgreschler
(posted 2022-12-06 09:33:55.0) Thank you for reaching out to Thorlabs. Yes this is how these devices work, they accept a single mode input and output two orthogonal linearly polarized single mode outputs based on the input polarization. Victor Garcia
(posted 2021-11-20 22:27:22.813) Hi,
Is it possible to use the "Fiber-Based Polarization Beam Splitter, 3 PM Ports" in order to get H poralization and V poralization from the input signal? YLohia
(posted 2021-11-23 02:04:49.0) Hello, yes, this is possible and is the intent of the design of this product. Please see the diagram in the "Overview" tab for more details. shiyu qin
(posted 2020-10-28 17:59:39.657) Does your company have a polarization beam splitter in the visible light band? YLohia
(posted 2020-10-28 09:37:35.0) Hello, custom versions of these beam combiners/splitters can be requested by contacting your local Thorlabs Tech Support team (in your case, techsupport-cn@thorlabs.com). We will discuss the possibility of offering this customization directly. Absar Ulhassan
(posted 2020-09-21 17:56:19.337) Hi,
Is it possible to have a product where one of the two PM arms of the splitter has the connecter key aligned to the slow axis and one to the fast axis?
I actually want to have two orthogonal linear polarizations in the SM fiber to come out at right angles to each other in the two PM arms, and not aligned to the slow axes (and the FC connector keys) YLohia
(posted 2020-09-22 09:23:23.0) Thank you for contacting Thorlabs. Custom items can be requests by emailing techsupport@thorlabs.com or clicking the red "Request Quote" button above. We will contact you directly to discuss this further. Yuhang Wu
(posted 2019-09-27 11:27:12.357) Can I know what are the differences between "Fiber-Based Polarization Beam Combiners" and "Fused Fiber Polarization Combiners/Splitters"? And also, why the power threshold for the "Fiber-Based Polarization Beam Combiners" is only 300 mW while the other one is above 1 W? nbayconich
(posted 2019-10-07 01:26:05.0) Thank you for contacting Thorlabs. The fiber based polarization beam combiners/splitters are free space devices which use a micro optic assembly full of interfaces that include calcite prisms, and lenses so intrinsically they have a lower power tolerance than the fused fiber polarization combiners.
The Fused Fiber devices are continuous fibers going in-and out of the component. By tapering and fusing the fibers in the component we are able to combine the Polarization states. The light never leaves the fiber in the fused fiber devices which allows them to be used at higher power levels than the fiber based beamsplitters. The fused fiber devices have the advantage of having a higher power tolerance however the fiber based combiners/splitters have a larger spectral bandwidth. Joshua Greene
(posted 2019-03-14 17:36:05.823) Can a custom option be made using SM fiber for all 3 ports?? (i.e. not using any PM fiber?) llamb
(posted 2019-03-20 03:09:51.0) Thank you for your feedback. These beam combiners/splitters use a calcite crystal in the middle to combine/split the polarization states. If you need to split your beam into two, our 1x2 SM Fiber Couplers/Taps would be a better option than using SM fibers on this product. If you need to combine two beams into one, the calcite crystal will not work effectively to overlap randomly polarized light from SM fibers into one beam, so this custom option would not be recommended. We do not currently have a 1x2 SM Fiber Coupler made for combining beams, but you may consider our 2x2 SM Fiber Couplers/Taps instead, though the power will be reduced by 50%. ana.rakonjac
(posted 2018-11-19 18:12:45.707) Would the PBC780SM-APC work with 852 nm light? nbayconich
(posted 2018-11-19 02:25:15.0) Thank you for contacting Thorlabs. The PBC780SM-APC will not be suitable for a 852nm source however we can possibly look into providing a custom option for 852nm. I will reach out to you directly with more information about our custom capabilities. ygv7535698
(posted 2017-06-12 01:37:10.75) hi did your company have 1310nm in this product? nbayconich
(posted 2017-06-27 08:30:40.0) Thank you for contacting Thorlabs. We can provide a 1310nm Fiber-Based Polarization Beam Combiner as a custom option. I will contact you directly with more information. yusefzadib
(posted 2017-05-29 14:13:39.427) Hi
what is different between "Fiber Optic Coupler" and "Fiber-Based Polarization Beam Combiners / Splitters"? is fiber optic coupler combine and split beams? tcampbell
(posted 2017-05-30 09:28:06.0) Response from Tim at Thorlabs: thank you for your feedback. Our Fiber-Based Polarization Beam Combiners/Splitters are designed to split a beam into two beams with orthogonal polarization, or combine two beams with orthogonal polarization into a single output. In contrast, our Fiber Optic Couplers are designed to combine or split beams with various splitting ratios, regardless of the polarization. virgin
(posted 2013-08-20 18:16:42.517) I can find no spec for the total power this polaring beam splitter can handle. That blocks the purchase for me. pbui
(posted 2013-08-22 17:40:00.0) Response from Phong at Thorlabs: Thank you for your post. For the 1550 nm wavelength, the connectors from the PBC1550SM-APC should be able to accept up to 1W power. For power levels > 1W, due to possible misalignment in coupling, hot spots can form, resulting in power leaks that may cause damage to the connector's epoxy. |
| Item # | Wavelength | Insertion Loss | Extinction Ratio | Fiber Type | Connectors | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Combiner | Splitter | Splitter | Port 1 | Port 2 | Port 3 | |||
| PBC780SM-FC | 780 ± 20 nm | ≤3.1 dB | ≤6.1 dB | ≥18 dB | SM85-PS-U25D | SM85-PS-U25D | HI780C | FC/PC |
| PBC780SM-APC | 780 ± 20 nm | ≤3.1 dB | ≤6.1 dB | ≥18 dB | SM85-PS-U25D | SM85-PS-U25D | HI780C | FC/APC |
| Item # | Wavelength | Insertion Loss | Extinction Ratio | Fiber Type | Connectors | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Combiner | Splitter | Splitter | Port 1 | Port 2 | Port 3 | |||
| PBC1550SM-FC | 1550 ± 40 nm | ≤1.2 dB | ≤4.2 dB | ≥20 dB | SM15-PS-U25D | SM15-PS-U25D | SMF-28e+ | FC/PC |
| PBC1550SM-APC | 1550 ± 40 nm | ≤1.2 dB | ≤4.2 dB | ≥20 dB | SM15-PS-U25D | SM15-PS-U25D | SMF-28e+ | FC/APC |
PBSプリズム型偏光コンバイナ/スプリッタ(1SMF-2PMF)