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サイエンティフィックCCDカメラ、1.4メガピクセル![]()
Application Idea 1501M-USB Non-Cooled Monochrome Camera with C-Mount Camera Lens 1501C-GE-TE Hermetically Sealed
1501M-CL Scientific CCD Camera in a Cerna® Microscope Related Items ![]() Please Wait ![]() Click to Enlarge このラットの神経の蛍光イメージは1.4メガピクセルカメラで撮影されました。「用途」タブでは他の画像サンプルもご覧いただけます。 用途
高量子効率で低ノイズの1.4メガピクセルカメラ
当社の1.4メガピクセルサイエンティフィックCCDカメラは、40 MHzの全画素読み出しにおいて最大23フレーム/秒の処理が可能で、顕微鏡や厳しい仕様が要求されるイメージング用に特化した設計となっています。このカメラはマルチスペクトルイメージング、蛍光顕微鏡、その他の高性能イメージング技術など、高量子効率かつ低ノイズの特長を発揮できる用途に適しています。 標準パッケージまたはTE冷却素子付き密閉型カメラ当社のカメラには、コンパクトで非冷却の標準パッケージと、2段のTE冷却素子でCCDを冷却する密閉式パッケージの2つのタイプがあります。冷却ファンのない設計により、振動による画像のぼけが抑えられています。カメラを冷却すると暗電流が抑制されますが、全体の暗電流は露光時間によって変化します。高光量で露光時間が短い(1秒未満)用途には、通常非冷却タイプのカメラで十分です。一方、低光量で露光時間が1秒以上必要な用途には冷却タイプのカメラをお勧めします。カメラノイズの発生源やそれらが非冷却・冷却タイプを選択する上で与える影響などの情報については「カメラノイズ」のタブをご参照ください。 USB3.0、ギガビットイーサネット(GigE)またはCamera Linkインターフェイス当社のサイエンティフィックカメラでは、USB3.0、ギガビットイーサネット(GigE)またはCamera Linkインターフェイスをご利用いただけます。 GigEは、PCとカメラが遠く離れている場合や、同じPCで複数のカメラを操作する場合に適しています。 GigEならびにCamera LinkカメラにはそれぞれGigEまたはCamera LinkのFrame Grabberカードとケーブルが付属しています。USBカメラについてはUSB3.0がほとんどのPCでサポートされているため、カードは付属していま せんが、別途ご提供が可能です。すべてのカメラには電源やソフトウェアが付属します。 詳細については「発送リスト」タブをご覧ください。GigEまたはCamera Linkインターフェイスの場合、接続するPCには空のPCI Expressスロットが必要です。 これら3つのインターフェイスと推奨するPCの詳細については、「インターフェイス」タブをご参照ください。 カメラにはタイミングやシステム制御のカスタマイズができるよう数種類のトリガ機能が付いています。詳細については「トリガ」タブをご覧ください。 外部トリガはカメラの補助ポートへの接続が必要です。ケーブルや個々の信号を「ブレイクアウト」するためのボードなどアクセサリは下記をご覧ください。 各カメラには脱着可能なIRフィルタが付いています。透過率については「仕様」タブをご覧ください。フィルタを取り外す場合、お手持ちの厚さ4 mmまでのØ25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)フィルタや光学素子と交換可能です。詳細につきましては、下の赤い「資料」アイコンからご覧いただけるマニュアルをご参照ください。 このカメラには、標準のCマウントネジ切り加工が施されています。当社ではこのCマウントネジを様々なネジ規格に変換するネジアダプタを取り揃えております(例えば、Ø25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)レンズチューブに対応するSM1ネジアダプタ)。カメラの前面にはケージロッド用に#4-40タップ穴が開いており、当社の60 mmケージシステムに組み込むことができます。また筐体の側面に、1/4"-20タップ穴が1つずつ計4つ付いており、Ø1インチ(Ø25.4 mm)ポストに取り付けることができます。当社のサイエンティフィックカメラは、マウントの選択肢が広いため、市販の顕微鏡を用いたイメージングシステムだけでなく自作のシステムにも組み込むことが可能です。
![]() Click to Enlarge 生データはこちらからダウンロードいただけます。 この曲線はモノクロカメラセンサの量子効率を示しています。 ソフトウェアからは近赤外強化(ブースト)モードがお選びいただけます。近赤外域において最大の感度を得るためには赤外域ブロックフィルタも取り外す必要があります。なお、近赤外ブーストモードではアンチブルーミング性能が減少します。アンチブルーミングは隣接したピクセルでの露出過度なピクセルからの影響を低減する性能です。 ![]() Click to Enlarge この曲線はカラーカメラセンサの赤、緑、青のピクセルの量子効率を示しています。 ![]() Click to Enlarge 生データはこちらからダウンロードいただけます。 赤外域ブロックフィルタ(型番FESH0700)カメラから取り外し可能です。取り外し方法についてはマニュアルをご参照ください。このフィルタを取り外して、お手持ちのØ25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)フィルタなど、厚さ4 mmまでの光学素子と取り換えることが可能です。 ![]() Click to Enlarge 非冷却型カメラ ![]() Click to Enlarge 密閉冷却型カメラ 当社のサイエンス用CCDカメラは様々な用途にお使いいただけます。 下のフォトギャラリでは、当社の1.4メガピクセル、4メガピクセル、8メガピクセル、高フレームレートカメラで取得した様々な画像をご紹介しています。 画像の一部はこちらから解像度の高い16-bit TIFFファイルとしてダウンロードすることも可能です。 16-bitファイルを見るには他のビュワーが必要となる場合があります。 当社では無料でダウンロードが可能なImageJの使用をお勧めします。
マルチスペクトルイメージング右の動画は液晶チューナブルフィルタ(LCTF)をモノクロカメラの前においてマルチスペクトルイメージを取得している例です。 スライドガラス上の試料は広帯域光で照射され、試料を透過した光のうち、特定のスペクトルのみがLCTFにより透過されます。 モノクロ画像はモノクロサイエンティフィックカメラを使用して取得し、スペクトル分離した2次元画像の集合体(スタック画像)になります。このデータは割合や閾値を求めたり、スペクトルアンミキシングなどの定量的分析に使用できます。 こちらの例では、成熟したナズナの胚を当社の液晶チューナブルフィルタKURIOS-WB1(/M)を使用し、420 nm~730 nmの波長範囲で高速に走査しています。 画像はサイエンティフィックカメラ1501M-GEで取得しています。カメラは、液晶フィルタとともにCernaシリーズ顕微鏡に接続されています。 システム全体の倍率は10倍です。 最終的なスタック・復元画像は以下の通りです。 ![]() Click to Enlarge 最終的なスタック・復元画像
血栓症研究血栓症とは血管内で血の塊が形成され、循環系における血流が閉塞することです。 下は、Medical College of WisconsinのDr. Brian Cooleyによるマウスの大血管血栓症の実験研究の動画です。 3種類のレーザ(532 nm、594 nm、650 nm)を一旦拡大し、麻酔をかけたマウスの露出手術部位の顕微鏡観察視野に集光しました。 フィルターホイールを内蔵したカスタム仕様の1.4メガピクセルカメラをLeica製顕微鏡に取り付けることによって、手術部位から放射される低量の蛍光を捉えます。 詳細については下の動画と説明をご覧ください。 動脈血栓症 In the video above, a gentle 30-second electrolytic injury is generated on the surface of a carotid artery in an atherogenic mouse (ApoE-null on a high-fat, “Western” diet), using a 100-micron-diameter iron wire (creating a free-radical injury). The site (arrowhead) and the vessel are imaged by time-lapse fluorescence-capture, low-light camera over 60 minutes (timer is shown in upper left corner – hours:minutes:seconds). Platelets were labeled with a green fluorophore (rhodamine 6G) and anti-fibrin antibodies with a red fluorophore (Alexa-647) and injected prior to electrolytic injury to identify the development of platelets and fibrin in the developing thrombus. Flow is from left to right; the artery is approximately 500 microns in diameter (bar at lower right, 350 microns). Venous Thrombosis In the video above, a gentle 30-second electrolytic injury is generated on the surface of a murine femoral vein, using a 100-micron-diameter iron wire (creating a free-radical injury). The site (arrowhead) and the vessel are imaged by time-lapse fluorescence-capture, low-light camera over 60 minutes (timer is shown in upper left corner – hours:minutes:seconds). Platelets were labeled with a green fluorophore (rhodamine 6G) and anti-fibrin antibodies with a red fluorophore (Alexa-647) and injected prior to electrolytic injury to identify the development of platelets and fibrin in the developing thrombus. Flow is from left to right; the vein is approximately 500 microns in diameter (bar at lower right, 350 microns). Reference: Cooley BC. In vivo fluorescence imaging of large-vessel thrombosis in mice. Arterioscler Thromb Vasc Biol 31, 1351-1356, 2011. All animal studies were done under protocols approved by the Medical College of Wisconsin Institutional Animal Care and Use Committee. カメラ背面パネルにおけるコネクタ位置![]() Click to Enlarge 1501M-USB、1501C-USB、1501M-USB-TE、1501C-USB-TE ![]() Click to Enlarge 1501M-GE、1501C-GE、1501M-GE-TE、1501C-GE-TE
ブレイクアウトボードTSI-IOBOBおよびTSI-IOBOB2のコネクタの位置![]() Click to Enlarge TSI-IOBOB ![]() Click to Enlarge TSI-IOBOB2
補助コネクタカメラとブレイクアウトボードはいずれもメス型のコネクタで、8メガピクセルカメラには12ピンHiroseコネクタ、ブレイクアウトボードには6ピン Mini Dinコネクタが付いています。 ケーブル8050-CAB1の両端にはオス型のコネクタが付いています。カメラに接続する端には12ピンのコネクタ、ブレイクアウトボードに接続する端には6ピン Mini Dinコネクタが付いています。 ピン1、2、3、5、6はそれぞれブレイクアウトボード上のSMAコネクタの中心ピンに接続されていますが、ピン4(接地端子)は、各SMAコネクタのパッケージに接続されます。 8050-CAB1では使用されていないI/O機能をご入用の場合は、カメラがCEならびにFCCコンプライアンスに準拠するようシールドケーブルを加工する必要があります。詳しくはカメラのマニュアルをご覧ください。
ThorCam™
色付きの枠で囲まれた部分をクリックするとThorCamの特長がご覧いただけます。![]() カメラ制御およびイメージ取得カ メラ制御およびイメージ取得機能は、ウィンドウの上にあるアイコン(上の画像中のオレンジの枠内)から実行できます。カメラパラメータの設定は、ツールア イコンをクリックすると表示されるポップアップウィンドウ内で行えます。スナップショットボタンを押すと、現在のカメラ設定を使用したシングルイメージが 取得できます。 キャプチャスタート/ストップボタンを押すと、トリガイメージなどのカメラ設定に基づいたイメージキャプチャを開始します。 時系列および像系列のレビュー図 1のような時系列制御により、低速度画像の記録ができます。画像の総数とキャプチャ間の遅延時間を設定してください。出力結果は、高精度の無修正画像デー タとして保存するために、マルチページTIFFファイルとして保存されます。ThorCam内での制御で、画像のシークエンス再生やフレームごとのコマ送 り再生が可能です。 測定および注釈機能上 の画像の黄色い枠内にあるように、ThorCamには注釈および測定機能が多数内蔵されています。これは取得後の画像を分析する際に役立ちます。直線、長 方形、円およびフリーハンドによる図形を画像上に描くことができます。注釈マークを付けた位置には文字を入力できます。また、測定モードでは対象とする2 点間の距離を計測できます。 上の画像内の赤、緑、青の枠で囲まれた部分に、ライブ画像および取得済み画像に関する情報を表示させることができます。 ThorCamには計数機能も内蔵されており、画像内の対象点に印をつけてその数を計数することができます(図2参照)。画像の中心に固定されている十字のターゲットが基準点となります。 ![]() Click to Enlarge 図1: 1秒間隔で撮影された10枚の時系列画像が、マルチページTIFFファイルとして保存された様子。 ![]() Click to Enlarge 図2: ThorCamソフトウェアのスクリーンショット。計数機能によって画像内の3地点がマークされています。測定機能によって左下の直線が付加されています。直線の上には対象点間の距離がピクセル単位で表示されています。 ![]() Click to Enlarge 図3: 当社のサイエンティフィックカメラ用ImageJプラグインにより、ImageJで直接ライブ画像を見ることができます。 サードパーティアプリケーションおよびサポートThorCam には、LabVIEW、MATLAB、Metamorph、µManager/ImageJ(図3参照).などのサードパーティーソフトウェアパッケージ のサポートが付いています。LabVIEWとMATLABは32ビット版ならびに64ビット版の両方をサポートいたします。 当社カメラに付属する解説付 きのフル機能APIを使えば、カメラを効率的にフルカスタマイズできます。
Arduino用シールドTSI-IOBOB2のArduinoコード例USB 3.0の同梱例![]() Click to Enlarge 型番:1501M-USB カメラ本体のほかに以下が含まれています。
ギガビットイーサネットの同梱例![]() Click to Enlarge 型番:1501M-GE カメラ本体のほかに以下が含まれています。
Camera Linkの同梱例カメラ本体のほかに以下が含まれています。
カメラのノイズと温度概要 ノイズの原因
有効ノイズの総量 (1) ここでは、σDがダークショットノイズ、 σRが読取りノイズ (CCD ICX285ALを使用しているサイエンス用レベルのカメラでの典型値は10 e-未満ですが、このチュートリアルでは、10 e-であると仮定します)、そしてσS がフォトンショットノイズです。 σS>>≫σD であり、 σS>>σRである時、下記の数式で近似的にσeffが求められます: (2) 繰り返しますが、ここでは固定パターンノイズは考慮に入れません。そしてこのことはサイエンス用のCCDを考える上では妥当かもしれませんが、サイエンス用よりもグレードの低いセンサでは、考慮に入れなければならない場合もあると考えます。
![]() Click to Enlarge 図 1: 3つのセンサ温度において、露出時間の変化にともなうダークショットノイズと読取りノイズの変化を示したグラフです。 このグラフではxy軸はともに対数目盛です。5 sのところで縦に点線が引かれていますが、これは文章内の数式例での数値です。 ダークショットノイズとセンサ温度 (3) 暗電流は、温度の低下に伴って減少するので、これに関連したノイズはカメラの冷却で低減できます。 例えば露出時間が5秒であるとき、表で示される3つのセンサ温度でのダークショットノイズレベルは下記の数式で得られます。 (4) 図1はプロット図で、表1の3つの温度における露出時間とダークショットノイズの関係を表し、露出時間が増えるにつれてダークショットノイズが増大することがわかります。 図1には、読取りノイズの上限も示されています。 フォトンショットノイズがダークショットノイズと比較して十分に大きければ、ノイズに対する影響という意味では冷却がもたらすメリットは小さく、そのような条件でもカメラは十分に機能します。 フォトンショットノイズ (5) Sから、フォトンショットノイズ σSは下記の数式で求められます: (6) 計算例 (7) 信号対雑音比(SNR)は、画像品質を示す便利な性能指数で、下記の通り見積もられます: (8) 数式7から3つのセンサ温度におけるSNRの値は下記の数式であらわすことができます: (9) この例でわかるように、室温では非冷却タイプカメラの代わりに冷却型タイプを使うメリットはほとんどなく、この例ではフォトンショットノイズが主なノイズの原因となっています。 このような条件では、当社の標準タイプのパッケージのカメラは十分な性能を発揮することが予測されます。 しかし、光量が低いために1個のピクセルあたり900 e-の数値を達成する上で100秒の露出時間が必要な時には、ショットノイズは30 e-となります。 予測されるダークショットノイズは25 °Cで22.4 e- となり、一方で-20 °C でのダークショットノイズは3.2 e-となります。 有効な総ノイズ量は下記の数式で示すことができます。 (10) 数式8からSNR値が下記であることが導出できます。 (11)
この例では25 °Cのセンサにおけるダークショットノイズの総ノイズ量に対する影響は、-25 °Cのセンサよりも大きくなっています。 用途によって許容されるノイズ量は変化しますが、場合によっては冷却型カメラの方が有効な場合があります。 図2 は、3つの異なるセンサ温度でのダークショットノイズをはじめとした様々なノイズの要素の変化をプロットで表していますが、3種類の光量子束密度において、露出時間を変化させて比較しています。 このプロットを見ると、ダークショットノイズは総ノイズ量に大きく影響していませんが、信号レベルが低いとき(そしてその結果として露出時間が長い場合)は例外です。 図においては、計算で使われれる光量子束密度が示されていますが、各用途において冷却モデルのカメラを使用するか否かの判断では、正確な光量子束密度の値は必要ではありません。 図2をご参照いただければ、露出時間に対する数値的な目安がわかるようになっており、露出時間の予測がつけば冷却モデルのカメラが必要であるかどうかがわかります。その概要は表2にまとめてあります。 ノイズの主な原因が読取りノイズだと判明した場合、読取りノイズを低くするために、より低い20 MHzのCCDピクセルクロック速度でカメラを動作することを推奨します。 図 2: 3つの光量子束密度で、露出時間を変化させた場合の総ノイズ量(すべてのノイズ源からの合計)の推移を図示しています。(a) 低い光量子束密度(b)中程度の光量子束密度 (c) 高い光量子束密度 (c)では、露出時間が約20秒を超えると、信号電子とフォトンショットノイズが飽和状態になっています。これは、この露出時間に対応する入射光子レベルに対してピクセルが飽和状態に達するためです。 この計算では、量子効率は60% としています。 なお、これらのプロット図ではxy軸で対数目盛を使っていることにご注意ください。 その他の考慮すべき点 ![]() (a) ![]() (b) 図 3: この画像ではホットピクセルが引き起こした「星」のようなパターンを(a)標準タイプの非冷却モデルのカメラおよび (b) -20 °Cに冷却したカメラで比較しています。いずれも露出時間は10秒で、利得は32 dB です(ホットピクセルがはっきりと見えるように利得を調整しました)。 なお、ここで示されている画像は、フル解像度の16 bit画像から切り取ったものです。 フルサイズの16 bit画像を見るにはこちらからダウンロードしてください。 この画像は無料でダウンロードが可能なImageJなどでご覧いただくことができます。
当社では、サイエンティフィックカメラシリーズ用に、USB3.0、ギガビットイーサネット(GigE)ならびにCamera Linkの3種類のインターフェイスをご用意しております。視野やフレームレートなどカメラの仕様が決まりましたら、インターフェイスを1つお選びください。また、使用するPCが右表のシステム要件を満たしていることを確認する必要があります。満たさない場合、特に記憶媒体に直接カメラ画像をストリーミング保存する際、フレーム落ちが起こる可能性があります。 定義
USB 3.0USB3.0は最新のPCのほとんどに標準装備されているインターフェイスで、通常、追加のハードウェアは必要ありません。USB3.0ポートが付いていないPCをお持ちの場合には、PCIeカードを別途販売しております(下記参照)。USB3.0は320 MB/sまでのデータ転送速度および3 mまでのケーブル長に対応します。PCのUSB3.0マルチポートまたはUSB3.0ハブを使用すれば複数のカメラに対応可能です。 ギガビットイーサネットギガビットイーサネット(GigE)は、長いケーブルが必要な場合や同じPCで複数のカメラを接続する場合に適しています。GigEは、100 MB/sまでのデータ転送速度および100 mまでのケーブル長に対応します。使用するケーブルは安価ですが、GigEインターフェイスを有するPCをお使いいただく必要があります。GigEスイッチを使用することで、簡単に複数のカメラがサポート可能です。カメラに付属しているGigEカードはネットワークへの接続が可能ですが、機関によっては、承認されたデバイスしかPCへの組み込みやネットワーク接続が許可されない場合があります。GigEカードをPCに組み込む場合は、お客様の所属先のIT管理部門にご相談ください。 Camera LinkCamera Linkは、最大850 MB/sの非常に速いデータ転送速度が必要な用途に適しています。ただし、最大ケーブル長は10 mです。Camera LinkをPCに接続するには付属のCamera Linkカードとケーブルを使用する必要があります。当社の4ならびに8メガピクセルのカメラを4タップモードで操作する際には、Camera Linkでの接続が必要です。 サイエンティフィックカメラ用インターフェイスの概要
カメラのトリガ操作当社のサイエンティフィックカメラには3種類の外部トリガ操作モード(ストリーミングオーバーラップ露光、非同期トリガ取得、そしてバルブ露光)があります。作動するには外部で生成したトリガーパルスが必要です。トリガーモードは、読み出し(例:20または40 MHz;ビニング)設定や利得、オフセットとは別に動作します。下の図1~3はこれらのトリガーモードのタイミング図です。アクティブロー外部TTLトリガを想定しています。 ![]() Click to Enlarge 図1: ストリーミングオーバーラップ露光 外部トリガ信号がローになると、露光が始まり、ソフトウェアで選択した時間の間露光し、読み出されます。このシーケンスは設定された時間間隔で繰り返されます。後続の外部トリガは、カメラ動作が停止するまで無視されます。 ![]() Click to Enlarge 図2: 非同期トリガ取得モード 外部トリガ信号がローになると、プリセットされた時間の間露光がはじまり、カメラで読み出されます。読み出し時間の間、外部トリガは無視されます。 1つの読み出しが終わると、カメラは外部トリガ信号がローになったときのみ次の露光を始めます。 ![]() Click to Enlarge 図3: バルブ露光モード 外部トリガ信号がローになると露光が始まり、ハイになると露光が終わります。カメラの読み出し中のトリガ信号は無視されます。 ![]() 図4: ThorCamカメラの設定画面。赤と青の枠内ではトリガの設定を示しています。 外部トリガにより、カメラをほかの外部接続装置と同期させる必要のあるシステムに簡単に組み込むことが可能になります。ストロボ出力がハイになることにより露光を示しています。よってストロボ信号は外部機器とカメラの露光を同期させるためのシステムに使用できます。外部トリガは、カメラの補助ポートに接続させる必要があります。当社では補助ケーブル8050-CAB1を別途ご用意しております。個々の信号を「ブレイクアウト」する製品は2種類あります。TSI-IOBOBには、各信号用にSMAコネクタが付いています。また、TSI-IOBOB2には、SMAコネクタのほかにArduinoボード用のシールド機能が付いており、その他の周辺機器の制御が可能です。これらのアクセサリの詳細については下記をご覧ください。 トリガの設定はThorCamソフトウェアを使用して調整します。図4は、カメラの設定画面です。赤枠と青枠内がトリガの設定画面です。設定は以下の通り調整できます。
またトリガの極性を「HW Trigger Polarity」の枠内で(図4の赤枠内)「On High」(露光が立ち上がりエッジで開始される)または「On Low」(露光が立ち下がりエッジで開始される)に設定することができます。
サイエンティフィックカメラ用アクセサリを使用したカメラのトリガ構成例![]() 図5: システム統合と制御を容易にするTSI-IOBOB2を使用したシステム概略図 システム制御にカメラトリガを組み込んだ例が図5で示されています。図では、カメラがArduino用シールド付きブレイクアウトボードTSI-IOBOB2にケーブル8050-CAB1で接続されています。シールドのピンを利用して信号を出力することにより、光源、シャッタならびにモーションコントロールデバイスなどの周辺機器を同時制御することも可能です。制御プログラムをArduinoボードに書き出し後、ホストPCからUSB接続を取り外せば、スタンドアローンのシステム制御が可能なプラットフォームとなります。またUSBを接続したままにすればArduinoとPCの双方向通信が可能となります。外部トリガーモードはThorCamを使用し、上記説明の通り設定します。 ![]() About Thorlabs Scientific ImagingThorlabs Scientific Imaging (TSI) is a multi-disciplinary team dedicated to solving the most challenging imaging problems. We design and manufacture low-noise, high performance scientific cameras, interface devices, and software at our facility in Austin, Texas. In addition, we are leveraging the engineering experience across Thorlabs, a vertically integrated photonics products manufacturer, to bring to market a line of integrated imaging systems, including our forthcoming, patent-pending system for whole-slide scanning. A Message from TSI's General ManagerAs a researcher, you are accustomed to solving difficult problems but may be frustrated by the inadequacy of the available instrumentation and tools. The product development team at Thorlabs Scientific Imaging is continually looking for new challenges to push the boundaries of Scientific Cameras using various sensor technologies. We welcome your input in order to leverage our team of senior research and development engineers to help meet your advanced imaging needs. Thorlabs' purpose is to support advances in research through our product offerings. Your input will help us steer the direction of our scientific camera product line to support these advances. If you have a challenging application that requires a more advanced scientific camera than is currently available, I would be excited to hear from you. ![]() Sincerely,
![]() ![]() Click for Details TSI-IOBOB2によりArduinoと接続し、カスタムカメラシステムを構築。 サイエンティフィックCCDカメラやQuantalux™ sCMOSカメラの補助ポートにつなげると便利なアクセサリをご用意しました。外部からのトリガ入力やオシロスコープを使用したカメラのモニタ、またはほかのデバイスとカメラの同時制御の際にご使用になれます。 USB3.0カメラ用に、PCに接続する際のPCIe USB3.0カードと予備のケーブルもご用意しております。 補助I/Oケーブル(8050-CAB1) ブレイクアウトボード(TSI-IOBOB) ブレイクアウトボード/Arduino用(TSI-IOBOB2) 右は、カメライメージングシステムに組み込まれたTSI-IOBOB2ならびにArduinoボードの構成図です。カメラはケーブル8050-CAB1(別売り)によりブレイクアウトボードに接続しています。シールドのピンを利用して信号を送ることにより、光源、シャッタならびにモーションコントロールデバイスなどの周辺機器を同時制御することも可能です。制御プログラムをArduinoボードに書き込んだ後、ホストPCからUSB接続を取り外せば、スタンドアローンのシステム制御が可能なプラットフォームとなります。またUSBを接続したままにすればArduinoとPCの双方向通信が可能となります。TSI-IOBOB2は68.6 mm x 53.3 mmと小さいので、コンパクトなシステムが実現します。 USB3.0カメラ用アクセサリ(USB3-MBA-118ならびにUSB3-PCIE) USB 3.0用PCIeカードはIntel USB3.0コントローラ内蔵のUSB3.0コネクタを装備していないPC向けにご用意しております。比較的新しいPCにはUSB3.0ポートが複数付いているため、USB 3.0用PCIeカードはUSB3.0カメラには付属していません。カードにはA型USB3.0ポートが2つ付いております。 *8050-CAB1は、当社の旧製品1500Mシリーズカメラには対応しません。 ![]() 1500-CAB1は長さ3 mのケーブルで、旧製品の1500Mシリーズ1.4メガピクセルCCDカメラの補助コネクタに接続可能です。これを用いることにより、外部からカメラへのトリガ入力や出力信号のモニタができます。両端にはオス型の6ピンMini Dinコネクタが付いています。このケーブルは、上記のブレイクアウトボードと組み合わせて使用するのに適しています。ピンの配列については、下の図と表をご覧ください。 こちらのケーブルは当社の旧製品1500M-GE、1500M-GE-TE、1500M-CLならびに1500M-CL-TEのみに対応します。 ![]() オス型の6-Pin Mini Dinコネクタのピン配列(1500-CAB1の両端)
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