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広帯域フリースペース用アイソレーター(650~1000 nm)![]()
IO-5-TIS2-HP IO-5BB-800-HP Removed IO-5BB-800-HP Shown in the Saddle (SM1RC) Mounted on an Optical Table ![]() Please Wait ![]() 当社の広帯域波長可変アイソレータでは、広いスペクトル域内のどの波長でもピークアイソレーションが最大になるようチューニングが可能です。 カスタムアイソレータ
特長
当社では、近赤外スペクトル(650~1000 nm)の広帯域用に設計されたフリースペース用光アイソレータを幅広く取り揃えております。ファラデーアイソレータとしても知られる光アイソレータは磁気光学デバイスで、光を1方向にだけ透過させ、レーザなどの光源を後方反射から保護する際に使用されます。後方反射は、強度ノイズ、周波数シフト、モードホッピングなどを引き起こし、レーザ光源を不安定にします。また、後方反射光が大きくなると、光学素子に恒久的な損傷を与える場合があります。ファラデーアイソレータの動作原理は「アイソレーターチュートリアル」タブをご参照ください。
当社では近赤外の広帯域用途向けに2種類の光アイソレータをご用意しております。1つ目は広帯域波長可変アイソレータで、偏光素子の調整機能により、200 nm以上の中心波長のチューニングと330 nmまでの幅広い波長域での動作が可能になります。2つ目は固定式広帯域アイソレータ(IO-5BB-800-HP)で、アイソレーションが748~851 nmの波長範囲内でほぼ平坦な30 dBであるため、入力パルスの時間プロファイルを維持したい場合などに役立ちます。その他の仕様の詳細や波長ごとのアイソレーションのグラフについては「アイソレータの種類」タブをご覧ください。各アイソレータの筐体には、伝播の方向を示す矢印が記されています。 各アイソレータの筐体には、伝播の方向を示す矢印が記されています。またすべてのアイソレータの入射偏光子ならびに出射偏光子にはアライメントを示す刻印が付いています。 当社では光ファイバーシステム用アイソレータや可視~赤外波長用アイソレータ(セレクションガイドの表参照)もご用意しています。標準品の中にご用途に適したアイソレータが見つからない場合は、「カスタムアイソレータ」のタブをご参照いただき、特注の製品として発注していただくことも可能です。詳細は当社までお問い合わせください。当社はアイソレータの自社製造で25年以上の実績があり、ご希望の中心波長(244 nm~4.55 µm)にチューニングしたフリースペース用アイソレータをご提供可能です。垂直統合された製造施設により光アイソレータに使用されるファラデーローテータもご提供できます。ファラデーローテータは様々な種類の標準品を取り揃えており、またご要望に応じてカスタム仕様の製品もご提供可能です。 グラフの網掛け部分はアイソレータの中心波長調整範囲です。これらのアイソレータでは、中心波長のシフトにともない、アイソレーションと透過率の曲線もシフトします。グラフに網掛け部分のないアイソレータはチューニングができない製品です。なおこれらのグラフは理論値に基づいて作成されたもので、実際のアイソレーションや透過率の値は製造ユニットごとに異なることにご注意ください。 ![]() 固定狭帯域アイソレータこのアイソレータは設計波長で偏光回転角が45°になるように設定されています。偏光子は調整不可で、設計波長でアイソレーションが最大になるように設計されています。波長が変わるにつれてアイソレーションは低下します。グラフは代表的な特性を示しています。
![]() 可変狭帯域アイソレータアイソレータは設計波長で偏光回転角が45°になるように設定されています。使用する波長を変え るとファラデ回転角も変わるので、アイソレーションが低下します。再度最大アイソレーションを得るには、出射側偏光子を再度「曲線の中心」になるように回転させます。この回転は順方向での透過損失を招きます。この損失は、使用波長と設計波長間の差に従って大きくなります。
![]() 可変広帯域アイソレータアイソレ―タは設計波長で偏光回転角が45°になるように設定されています。アイソレータ上には チューニングリングがあり、内部の磁石に挿入されて いるファラデ回転子の長さを調整します。使用する波長を変えるとファラデ回転角も変わるので、アイソレーションが低下します。最大アイソレーションは、回転角が 45°になるようにチューニングリングを調節することによって得ることができます。
![]() 固定広帯域アイソレータ45° のファラデ回転子は45°結晶石英回転子と組み合わされて、出力光では合計で90°になります。この回転子の材料は2つとも波長に依存するので平坦なアイ ソレーションが得られます。このアイソレータは設計帯域幅で動作する場合は、チューニングや調整を行なう必要がありません。
![]() タンデム型アイソレータタンデム型アイソレータは、中央の1つの偏光子を共有する2つの直列のファラデ回転子で構成されています。2つの回転子が互い相殺しあうため、出力光の最終的な回転は0°になります。当社のタンデム型設計では、狭帯域で固定型または可変型のアイソレータとなっています。
偏光子の種類、サイズおよび光パワー限界当社では何種類かの偏光子の設計と製造を行っており、その偏光子は当社の様々なアイソレータで使用されています。設計特性の詳細は下記の通りです。アイソレータの型番の末尾の文字は、内部で使用されている偏光子の種類を示します。 光アイソレータのチュートリアル機能 光アイソレータの1方向性は、ファラデ 効果により実現されます。 1842年にMichael Faradayは、光が磁場にさらされたガラス(または別の材質)を透過すると、偏光面が回転するということを発見しました。 回転の向きは光の伝播方向ではなく、磁場の方位によって決まります。したがって回転は非相反的です。 回転量βはV x B x dで表されます。ここでV、B、dはそれぞれ下記のように定義されます。
![]() 図1. ファラデーローテータの直線偏光への影響 ファラデ回転β = V x B x d V:ベルデ定数。光学物質の特性でradian/T • mで表される。 B:磁束密度でテスラで表される。 d:光学物質を通過する光路の長さで、mで表される。 光アイソレータは、入射側偏光子、マグネット付きファラデーローテータ、出射側偏光子から構成されます。 入射側偏光子は、直線偏光だけをファラデーローテータに透過するフィルタとして機能します ファラデ素子によって入射光の偏光面は45°回転させられて、その後に光はもう1つの直線偏光子から出射します。 そこで入射信号に対して出射光は45°回転していることになります。 逆方向では、ファラデ回転子は順方向においてと同じ方向に光の偏光面を回転し続けるので、光の偏光面は入射信号に対して 90°回転していることになります。 光の偏光面は、この時点で入射側偏光子の透過軸に対して垂直となり、光エネルギーは偏光子の種類によって反射または吸収されます。
![]() 図2.1段型の偏光依存型アイソレータ。逆方向に伝搬する光は、入力側偏光子によって遮断されます。 偏光依存型アイソレータ順方向モード 2段型のアイソレータでは、出射側偏光子から出力された光がさらにファラデーローテータと偏光子を通るため、1段型のアイソレータよりもアイソレーションが高くなります。 逆方向モード
![]() 図3.1段型の偏光無依存型アイソレータ。 逆方向からの光は入力ポートには結合せず、筐体で散乱・吸収されます。 偏光無依存型ファイバーアイソレータ順方向モード 2段型のアイソレータでは、1段型のアイソレータに加え、さらにファラデーローテータ、1/2波長板、複屈折性ビーム分離プリズムが追加されており、光はこれらの素子を通ってコリメートレンズに出射されるため、1段型のアイソレータよりもアイソレーションが高くなります。 逆方向モード
一般情報損傷閾値 ![]() 図4. アイソレータ IO-5-780-HP入射前と出射後のパルス分散測定値 磁石 温度 パルス分散 τ: アイソレータ入射前のパルス幅 τ(z): アイソレータ出射後のパルス幅 例: カスタムアプリケーションサービス例
非標準のカスタム品お客様のご要望に最大限にお応えするため、ご希望の多いフリースペース型とファイバーアイソレータを標準品としてご用意しております。現在では90種類を超えるアイソレータを標準品としてラインナップしています。当社ではさらに、開口サイズ、波長範囲、パッケージサイズ、偏光子の異なる非標準品のアイソレータもカスタム品としてご提供しております。また、特定の動作温度にチューニングしたアイソレータや、発熱素子や冷却素子とサーミスタを内蔵したアイソレータを製造することも可能です。 非標準品のアイソレータのお見積りにつきましては、下記フォームを当社に送信していただくか、または当社までご連絡ください。 アイソレータにつきましては、当社では長年カスタム対応を行っており、様々な組み込み製品、研究機関のご要望にお応えして製品をご提供してきた実績があり、特別な設計要求仕様に合わせた製品をお届けすることができます。さらに、カスタム仕様のアイソレータのご提供とは別に、お客様のご用途に合わせた様々なカスタムアプリケーションサービスもご提供しています(上のカスタムアプリケーションサービス例をご参照ください)。
フリースペース型アイソレータ当社では標準品以外のフリースペース型アイソレータをニーズに柔軟に対応して製造しております。お客様のニーズに対応するため、当社の標準的な製品仕様に関しては、ほぼ全ての組み合わせで対応いたします。右の表には、ご提供可能な仕様の範囲が記載されています。 狭帯域波長と広帯域波長のいずれの製品仕様も選択可能です。製品のサイズは、必要とされる最大パワー値と開口サイズによって決まりますので、特別なご要望があれば、当社までお問い合わせください。
ファラデーローテータファラデーローテータは、532 nm~1550 nmの中心波長でご用意しております。当社のアイソレータに内蔵されている部品と同じ製品で、入射偏光を45°回転させます。偏光回転角度や中心波長の異なるファラデーローテータをご希望の場合には当社までご連絡ください。
ファイバーアイソレータ当社は、光学素子、ファイバ結合デバイスやアイソレータの経験を活かし、ファイバーアイソレータに関して、総合的なソリューションをご提供しています。広範囲の仕様をカバーするために、柔軟な製品設計を行なっています。現在は、1064 nm近辺の波長で、ファイバーアイソレータの最大パワー値を高める方向で設計・開発を進めています。またASEフィルタやタップを統合したモデルもご提供可能です。当社で対応可能な仕様の範囲については、右表をご参照ください。 多くの場合、ファイバの仕様がアイソレータの対応できる最大パワーを決定します。当社は組み込み製品、研究機関などで標準的なシングルモード、マルチモード、偏波保持(PM)ファイバ、ダブル、またはトリプルクラッドファイバに加え、10 µm~30 µmのLMAファイバやPM LMAファイバなど特殊なファイバの製造でもカスタム品の実績を積んでいます。 波長633 nm以下でご利用の場合は、フリースペース型アイソレータをFiberBenchと組み合わせて、ファイバ結合コンポーネントを構成していただくことをお勧めしています。FiberBenchシステムは、良好な結合効率でフリースペース型光学素子を光ファイバーシステムとしてお使いいただけるように設計された小型ベンチタイプのモジュールです。ご要望に応じて、下の写真のように、アイソレータを2個の位置決めピンが付いた光学マウントに取り付けた状態でお届けすることも可能です。 当社では現在、光ファイバーアイソレータを可視領域まで拡張する開発に取り組んでいます。詳細については、当社までお問い合わせください。 カスタム仕様光ファイバーアイソレータカスタム仕様フリースペース型アイソレータ、波長633 nm以下![]() Click to Enlarge 2個のスチール製ピンがFiberBenchに差し込まれています ![]() Click to Enlarge マウント済みアイソレータ
受注オプション下の表では、当社が過去に製造したアイソレータやローテータの特注品に関する情報を掲載しています。当社では製造したカスタム仕様アイソレータの部品のほとんどを在庫しています。 お見積りをご希望の場合には下記のNon-Stock Isolator Worksheetをご使用ください。
カスタム品注文書カスタム仕様のアイソレータのお見積りをご希望の場合は、下記を入力して送信するか、当社まで直接ご連絡ください。
下のセレクションガイドは、当社のフリースペース型アイソレータの全ての製品が掲載されています。波長域ごとの該当製品や仕様、アイソレータの種類についての詳細は、下のカラーバーをクリックするとご覧いただけます。なお、当社ではファイバーアイソレータやカスタムアイソレータもご提供しております。 ![]() ![]()
当社の広帯域波長可変アイソレータは、200 nm以上の幅広い波長範囲においてピークアイソレーションが得られるよう、中心波長をチューニングします。広帯域固定式アイソレータ(下記参照)よりも高いアイソレーションと透過率をもたらしますが、中心波長を設定後の動作波長範囲は固定式よりも狭くなります。カスタム仕様の広帯域波長可変アイソレータも ご提供可能です。詳細は当社までお問い合わせください。 ![]()
当社の広帯域アイソレータは、中心波長が800 nmで約100 nmの幅広い動作範囲をもたらします。アイソレータのこの幅広い範囲に渡る平坦なアイソレーションと透過率は、短パルスレーザの時間波形の維持に役立ちます。このアイソレータの中心波長は固定式で、チューニングや調整は必要ありません。カスタム仕様の広帯域アイソレータもご提供可能です。詳細は当社までお問い合わせください。 ![]() ![]() 型番SM3B2は在庫がなくなり次第、販売終了となり代替品はございません。こちらの製品をライン生産でお使いの場合は当社までお問い合わせください。 こちらのアダプタは、当社の光アイソレータをSM2レンズチューブ、SM3レンズチューブ、30 mmケージシステム、Ø12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストまたはØ25 mm~Ø25.4(Ø1インチ)ポストに取り付ける際に使用いただけます。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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