OCTセレクションガイド


OCTセレクションガイド


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OCTシステムの比較

当社では、光コヒーレンストモグラフィ(OCT)イメージングシステムを、基本操作に必要な部品を予め組み合わせた基本構成システム、並びに用途に合わせてベースユニットと必要部品やアクセサリを組み合わせていただけるカスタム構成でご提供しています。Telesto®とGanymede™シリーズはスペクトルドメインOCT(SD-OCT)、Vega™とAtria®シリーズは波長掃引OCT(SS-OCT)です。具体的なイメージングの要件につきましては、お気軽に当社までご相談ください。

当社のOCTシステムは、OCTベースユニット、ビーム走査システム、走査レンズキット、オプションのアクセサリで構成されるモジュール式のシステムです。OCTシステムでは、さまざまな性能仕様に相互依存性があるため、すべての用途に1台で対応することはできません。OCTのシステム設計は、全体のシステム性能を良好に保ちながら、重要なパラメータの最適化を目的に行っています。

OCTシステムの選択

OCTを含むすべての光学システムは、光学パラメータが互いに関係し合っています。OCTシステムの重要な性能パラメータのうち、相互に関係するものには、軸方向分解能とイメージング深度、横方向分解能と視野、Aスキャンレートと感度などが挙げられます。

  • 例えば、軸方向分解能を上げると、イメージング深度の最大可能値は減少します。
  • 横方向分解能を上げると視野が縮小します。
  • Aスキャンレートを上げると感度が落ちることになります。
  • 短波長の光は横方向分解能を向上させますが、細胞や組織に見られる微細構造による散乱が大きくなります。

下記では、各OCT基本構成システムがそれぞれ単一のパラメータにおいて、どのように比較できるかを示しています。各バーの左にあるOCT基本構成システムの型番リンクからは、関連製品の紹介ページをご覧いただけます。型番は、GAN=Ganymedeシリーズ、TEL=Telestoシリーズ、VEG=Vegaシリーズ、ATR=Atriaシリーズです。また標準仕様のTelestoシステムと同じ速度で偏光情報を測定するTelestoシリーズPS-OCTシステム(TEL2x1PSC1/M)もご用意しております。このページの下には、当社のOCTベースユニットの主な仕様をまとめたセレクションガイドも掲載されています。

中心波長と帯域幅

 1325 nm
 1315 nm
 1315 nm

 1300 nm
 1300 nm
 1300 nm
 1300 nm
 1300 nm



 1060 nm
 1060 nm



 880 nm

 880 nm
 880 nm

 880 nm
 880 nm
Scale

当社では、現在、880 nm、1060 nm、1300 nm、1315 nm、または1325 nmの中心波長で動作するOCTシステムをご提供しています。中心波長はシステムが可能にする実際のイメージング深度と分解能に影響します。880 nmといった短波長のOCTシステムは、中心波長が1300 nmのOCTシステムと比較すると、より高分解能なイメージングに適しています。細胞組織のような、光散乱の大きいイメージング試料に対しては、長波長のOCTシステムがお勧めです。長波長になるほど散乱による影響が少なくなるため、光は試料のより深部にまで侵達したのち反射され、検出されます。

OCT光源のスペクトル幅は、間接的にイメージングシステムの軸方向(深さ)分解能に比例します。したがって、広帯域光源をお使いいただくと、高い軸方向分解能が実現できます。

Aスキャン/ラインレート

 248 kHz
 248 kHz

 240 kHz

 200 kHz
 200 kHz

 146 kHz

 120 kHz

 100 kHz

 80 kHz

 80 kHz

 76 kHz
 76 kHz
 76 kHz

 60 kHz

 20 kHz
Scale

単一の深さプロファイル(強度vs深度)はAスキャンと呼ばれています。ABスキャンまたは2次元断面画像は横方向にOCTビームを走査し、連続的にAスキャンを収集することによって形成されます。Bスキャンにかかる速度はAスキャンまたはラインレートに依存します。Aスキャンレートと感度は、連動している光学パラメータです。Aスキャンレートが高くなると感度は低下します。

SD-OCTシステム(Ganymede、Telesto)では、Aスキャンレートは分光器内のカメラの速度で決まります。SS-OCTシステム(Vega、Atria)では、Aスキャンレートは波長掃引レーザ光源の掃引速度で決まります。

感度

 114 dB
 114 dB

 111 dB

 109 dB

 109 dB
 109 dB


 106 dB
 106 dB
 106 dB
 

 102 dB

 102 dB
 102 dB
 102 dB


 98 dB

 97 dB
Scale

OCTシステムの感度は、ノイズとの識別における、試料内での信号減衰の最大許容量を表しています。実際には、OCTシステムの感度が高いほど高コントラストの画像を取得できます。OCTシステムの感度は積算時間の増加に伴って増加するので、通常はAスキャンレートと感度の間にはトレードオフの関係があります。

イメージング深度

 20 mm

 11 mm


 8.0 mm

 7.0 mm

 6.0 mm
 6.0 mm
 6.0 mm

 3.5 mm

 3.5 mm
 3.5 mm

 3.4 mm

 3.4 mm
 3.4 mm


 1.6 mm
 1.6 mm


Scale

右のバーの目盛は空気中のイメージング深度で、上から深度が大きい順に、当社のOCT基本構成システムを掲載しています。OCTシステムのイメージング最大深度は、ベースユニットの設計に大きく依存します。イメージング深度と軸方向分解能は連動するパラメータです。当社の各ベースユニットは、この2つのパラメータを異なるバランスでご提供できるよう最適化されています。 こちらよりも大きな深度、もしくは高い解像度を必要とする用途に対しては、構成のカスタマイズをご提案しています。

尚、光の吸収や散乱による影響によって、プローブ光が試料を透過できる深さは制限されます。仕様で示されたイメージング深度でOCTイメージングを行っていただくには、実際にそのイメージング深度までプローブ光が透過できることが前提となります。OCTシステムを水性試料に使用する場合、光が水で吸収されることによる信号の減衰も考慮する必要があります。

軸方向分解能

Scale
< 3.0 µm
< 3.0 µm
 
 5.5 µm

 5.5 µm
 5.5 µm

 6.0 µm
 6.0 µm
 6.0 µm

 11 µm

 11 µm
 11 µm
 11 µm
 11 µm

 14 µm

 14 µm

OCTでは、軸方向(深さ)分解能は異なる要因に依存し、イメージング深度とは反比例します。OCTシステムの軸方向分解能は、ベースユニットの設計に大きく左右されます。他にも、試料のプローブに使用する光源の中心波長と帯域幅や、試料の屈折率にも影響を受けます。これらが大きくなると、軸方向分解能は向上します。 軸方向分解能はイメージング深度と連動します。どちらかを向上させると、もう一方のパラメータが犠牲になります。

横方向分解能

横方向分解能は、イメージングプローブの走査レンズに依存します。各OCTベースユニットは、さまざまな横方向分解能で設計された幅広いOCT走査レンズの中から1つを組み合わせて使用することができます。仕様の詳細は、各OCTシリーズの製品ページをご参照ください(下表内のリンクからご覧いただけます)。横方向分解能と視野は連動するパラメータです。

視野(FOV)

FOVの長さと幅は走査レンズの特性によって決まります。当社では、OCTのイメージング用途に特別に設計された異なるFOVの走査レンズキットをご用意しています。お選びいただける視野は6 mm x 6 mmから16 mm x 16 mmです。視野と横方向分解能は反比例するパラメータです。視野を広くすると横方向分解能は低下します。 仕様の詳細は、各OCTシリーズの製品ページをご参照ください(下表内のリンクからご覧いただけます)。

人の指のOCT断面画像

Human Finger OCT Image
Click to Enlarge

人の指のOCT断面画像。
皮膚層:E-表皮;D-真皮;BV-血管。
画像サイズ:4.9 mm×2.6 mm。Telesto OCTシステムによる取得画像。

ベースユニットのセレクションガイド

当社では幅広い用途に対応する様々な特長を備えたOCTイメージングシステムをご提供しております。お選びいただくOCTベースユニットと走査レンズキットによってOCTシステムの性能は大きく左右されます。軸方向分解能、Aスキャンレート、イメージング深度など、性能上の重要な特徴はOCTベースユニットの設計によってほぼ決まります。また、横方向分解能や視野などの性能は、選択する走査レンズキットによって決まります。下の表には、当社のOCTベースユニットの主な性能パラメータが掲載されています。下表内のOCTシリーズ名のリンクをクリックいただくと走査レンズキットを含めた製品詳細ページをご覧いただけます。具体的なイメージングの要件につきましてはお気軽に当社までご相談ください。

波長掃引OCTベースユニット

Base Unit Item #aATR206ATR220VEG210VEG220
Series Name (Click for Link)Atria®Vega™
Key Performance Feature(s)Long Imaging RangeHigh SpeedLong Imaging Range
High ResolutionGeneral PurposeHigh Speed
Center Wavelength1060 nm1300 nm
Imaging Depthb (Air/Water)20 mm / 15 mm6.0 mm / 4.5 mm11 mm / 8.3 mm8.0 mm / 6.0 mm
Axial Resolutionb (Air/Water)11 µm / 8.3 µm14 µm / 10.6 µm
A-Scan Line Rate60 kHz200 kHz100 kHz200 kHz
Sensitivity (Max)c102 dB97 dB102 dB98 dB
  • こちらはOCTベースユニットの型番です。ベースユニットに走査システム、走査レンズキット、オプションのアクセサリを組み合わせることでシステムのカスタマイズが可能です。
  • 軸方向分解能ならびに実際のイメージング深度は試料の光学特性によって異なります。
  • AtriaとVegaの値は、2光路(Dual Path)型セットアップのスキャナを使用して測定した典型値です。

スペクトルドメインOCT ベースユニット

Base Unit Item #aGAN111GAN312GAN612GAN332GAN632
Series NameGanymede™
Key Performance Feature(s)High ResolutionHigh ResolutionVery High Resolution
High SpeedVery High SpeedHigh SpeedVery High Speed
Center Wavelength880 nm
Imaging Depth(Air/Water)3.4 mm / 2.5 mm3.4 mm / 2.5 mm1.6 mm / 1.2 mm
Axial Resolutionb (Air/Water)6.0 µm / 4.5 µm6.0 µm / 4.5 µm< 3.0 µm / < 2.2 µm
A-Scan Line Rate1.5 kHz to 20 kHz1.5 kHz to 80 kHz5 kHz to 248 kHz1.5 kHz to 80 kHz5 kHz to 248 kHz
Sensitivity (Max)c106 dB106 dB102 dB106 dB102 dB
  • こちらはOCTベースユニットの型番です。ベースユニットに走査システム、走査レンズキット、オプションのアクセサリを組み合わせることでシステムのカスタマイズが可能です。
  • 軸方向分解能ならびに実際のイメージング深度は試料の光学特性によって異なります。
  • Ganymedeの値は、共通光路(Common Path)を有する参照光とサンプル光の分割比が50:50のスキャナを使用して測定した典型値です。
Base Unit Item #aTEL221TEL321TEL411TEL511TEL211PSTEL221PS
Series Name (Click for Link)Telesto®Telesto® PS-OCT
Key Performance Feature(s)High ResolutionHigh Imaging DepthHigh Imaging DepthHigh Resolution
General PurposeHigh SpeedGeneral PurposeHigh SpeedPolarization Sensitive-Imaging
Center Wavelength1300 nm1315 nm1325 nm1300 nm
Imaging Depthb (Air/Water)3.5 mm / 2.6 mm6.0 mm / 4.5 mm7.0 mm / 5.3 mm3.5 mm / 2.6 mm
Axial Resolutionb (Air/Water)5.5 µm / 4.2 µm11.0 µm / 8.3 µm11.0 µm / 8.3 µm5.5 µm / 4.2 µm
A-Scan Line Rate5.5 kHz to 76 kHz10 kHz to 146 kHz2.0 kHz to 120 kHz2.0 kHz to 240 kHz5.5 kHz to 76 kHz5.5 kHz to 76 kHz
Sensitivity (Max)111 dBc109 dBc114 dBd109 dBc
  • こちらはOCTベースユニットの型番です。ベースユニットに走査システム、走査レンズキット、オプションのアクセサリを組み合わせることでシステムのカスタマイズが可能です。
  • 軸方向分解能ならびに実際のイメージング深度はサンプルの光学特性によって異なります。
  • TEL2xx(PS)、TEL3xx(PS)の値は、共通光路(Common Path)を有する参照光とサンプル光の分割比が50:50のスキャナを使用して測定した典型値です。
  • TEL411、TEL511の値は、共通光路(Common Path)を有する参照光とサンプル光の分割比が70:30のスキャナを使用して測定した典型値です。

OCTチュートリアル

光コヒーレンストモグラフィ(OCT)は非侵襲の光学イメージング法であり、数mmの深さまでの1次元情報(深さ方向)、2次元の断層画像、および3次元のボリューム画像を、µmレベルの深さ分解能で、かつリアルタイムで取得することができます。OCTは試料内の各層からの後方散乱光を用いて、試料の構造情報を画像化します。OCTはリアルタイムで画像を取得できますが、さらに複屈折性を利用したコントラストの改善や、オプションの拡張技術を追加することで血流の機能的画像の取得も可能です。

当社では、簡単に持ち運べるコンパクト性を維持しながら、複数の波長、画像分解能、取得速度に対応した、様々なOCTイメージングシステム開発してきました。また、お客様固有のご要望にお応えするOCTイメージングシステムをご提供できるように、様々な用途に対して最適化できる、高度にモジュール化した製品の設計を進めてきました。

用途例

Art Conservation
芸術作品の保存
Drug Coatings
薬剤皮膜
3D Profiling
3次元プロファイリング
In Vivo
In Vivo
Small Animal
小動物
Biology
生物学
Tissue Birefringence
生体組織の複屈折
Mouse Lung
マウスの肺
Retina Cone Cells
網膜錐体細胞

OCTイメージングは超音波測定と類似する点がありますが、測定深度が浅くなる代わりに、非常に高い分解能が得られることが特長です(図1参照)。最大15 mmのイメージング範囲、軸方向分解能5 μm以上での画像化が可能なことにより、OCTは「超音波」測定と「共焦点顕微鏡」による測定とのちょうど中間の測定装置として位置づけられます。

高分解能で深部イメージングができるという特長に加えて、OCTには非接触、非侵襲という利点もあるため、生体組織や小動物、あるいは材料といった試料の画像取得に適しています。最近、OCT分野ではフーリエドメイン OCTと呼ばれる新しい技術が開発され、1秒間に700,000ライン以上の高速イメージングが可能になっています。1 

フーリエドメイン光コヒーレンストモグラフィ(FD-OCT、図2参照)は、光源の干渉特性を利用してサンプル中での光路長遅延を測定する、低コヒーレンス干渉法に基づいています。OCTの干渉計は、 μmレベルの分解能で断層画像を得るために、サンプルから反射光と参照アームからの反射光の光路長の差を測定するように設定されています。

FD-OCTシステムは、光源と検出方式の違いによって、スペクトルドメイン OCT(SD-OCT)と波長掃引OCT(SS-OCT)の2つに分類されます。図3に示すように、いずれのシステムでも光は干渉計のサンプルアームと参照アームに分割されます。SS-OCTシステムでは狭帯域幅のコヒーレンス光を利用し、SD-OCTシステムでは広帯域幅の低コヒーレンス光を利用します。サンプル中の屈折率の変化によって生じた後方散乱光は、サンプルアーム光路のファイバに再度結合し、さらに参照アームの固定された光路長を伝搬してきた光と重ね合わされます。その結果として得られるインターフェログラム(干渉パターン)は、干渉計の検出アームを通して測定されます。

光検出器によって測定されるインターフェログラムの周波数は、サンプル中での反射体の位置の深さに関係します。そのため、測定されたインターフェログラムをフーリエ変換することで、深さ(1次元)方向の反射率プロファイル(A-スキャン)が得られます。 サンプルアームのビームでサンプルを横断して走査すると、一連のA-スキャン情報を収集することができ、2次元断層画像(B-スキャン)が得られます。

同様に、OCTのビームを別の方向にも走査すると、連続した2次元画像を収集することができ、一組の3次元体積データが得られます。FD-OCTを用いると、2次元画像はミリ秒程度で得られ、3次元画像でも現在では1秒以下で得られます。

スペクトルドメインOCT(SD-OCT)と波長掃引OCT(SS-OCT)

SD-OCTと SS-OCTは同じ基本原理に基づいていますが、OCTのインターフェログラム生成の技術的アプローチが異なっています。SD-OCTは可動部を持たないために機械的な安定性に優れており、位相雑音が低くなります。幅広い種類のラインカメラが利用できるため、様々な画像取得速度や感度を有するSD-OCTシステムの開発が可能です。

SS-OCTシステムでは、周波数掃引光源とフォトディテクタを用いて、同様のインターフェログラムを高速で生成します。レーザ光源の波長掃引が高速なため、各波長で高いピークパワーの光をサンプルに照射することができ、光損傷のリスクをほとんど伴わずに感度を高めることができます。

フーリエドメイン OCTの信号処理プロセス

フーリエドメインOCTでは、インターフェログラムは光周波数の関数として検出されます。参照アーム内の光遅延は固定されているため、サンプルの異なる深さからの反射光により異なる周波数成分の干渉パターンが生成されます。そして、フーリエ変換により異なる深さからの反射信号を分離する事で、サンプルの深さ方向プロファイルを得ることができます(A スキャン)。

1V.Jayaraman, J. Jiang, H.Li, P. Heim, G. Cole, B. Potsaid, J. Fujimoto, and A. Cable, "OCT Imaging up to 760 kHz Axial Scan Rate Using Single-Mode 1310 nm MEMs-Tunable VCSELs with 100 nm Tuning Range," CLEO 2011 - Laser Applications to Photonic Applications, paper PDPB2 (2011).


Posted Comments:
swakin A  (posted 2023-07-13 20:34:43.697)
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xcloto  (posted 2013-02-07 09:02:39.3)
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tcohen  (posted 2013-02-07 16:10:00.0)
Response from Tim at Thorlabs: Thank you for contacting us! You can find some pricing information by clicking the links imbedded into the part numbers of the systems on this page. We will get in touch with you directly to discuss our selection of OCT systems.
jvigroux  (posted 2012-09-07 09:44:00.0)
A response from Julien at Thorlabs: thank you for your inquiry. We will contact you directly to discuss your application and see which of our devices is most suited.
xavierlescure  (posted 2012-09-07 06:54:55.0)
Hello, I learnt a lot using tutorial but I don't really know at this time which kind of product choosing for corneal checking system for any animal eyes. Would you please help me as I would like something portable too? Thanks a lot by anticipation Regards Xavier Lescure