T-Cube™温度コントローラー


  • Microcontroller-Based PID Temperature Controller
  • ±1 A and 4 W TEC Output
  • USB Plug-and-Play with Full Software Control Suite

TTC001

Power Supply
and TEC Cable
Included

CAB420-15

APT™ Software Included

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T-Cube TTC001の背面
(詳細は「ピン配列」タブ参照)

特長

  • コンパクトサイズのT-Cube
  • TEC出力は±1 A/4 W
  • マイクロコントローラーベースのPID温度管理
  • 5桁の LED ディスプレイ
  • 表示モードで温度とTEC電流を表示
  • 温度と電流のリミット値が設定可能
  • サーミスタAD590とセンサAD592に対応
  • USBインターフェイスを介してリモート制御可能、ボタンと調整ポットを介してローカル制御可能
  • モニタ出力端子、アナログ制御入力端子

T-Cube温度コントローラ TTC001は、小型で熱に敏感な部品を高い精度で温度管理するために設計されました。この製品は、標準型のサーミスタかICセンサに結合した外付けのペルチェ効果熱電ヒータ/クーラを駆動する設計になっています。非常に精度が高く、閉ループ制御を実現しているので、多くの用途に適しています。

温度設定値、電流リミット、温度センサータイプやPIDパラメータなどの各種パラメータは、前面パネルインターフェイスから迅速で簡単なローカル調整ができます。このユニットはUSBインターフェイスケーブルでPCに接続も可能で、付属のソフトウェアで全てのパラメータが設定できます。ディスプレイは、5桁の7セグメント表示です。表示モードは設定可能で、温度測定値、温度設定値、TEC電流とTEC電流リミットが設定できます。バイポーラ出力ステージでは、最大1 Aの電流値で冷却と加熱の両方ができます。T-Cube温度コントローラは、当社のTEC3-2.5 & TH10K のセット(TECエレメントとサーミスタの組み合わせ)と共にLM14S2高出力レーザ用マウントにも対応しています。

TTC001は付属の電源と併用して光学テーブルに直接装着すれば、単独で使用できます。この製品には使いやすいapt™ ソフトウェアが付属しています。このソフトウェアを用いれば、TTC001を迅速にセットアップして制御できるだけではなく、TTC001以外のT-Cube製品の制御にもご利用いただけます。さらに、多用途でご利用いただけるActiveXプログラミング環境では、高度なカスタム仕様の制御シーケンスのプログラムが作成できます。

接続ケーブル
T-Cube温度コントローラ TTC001を当社の半導体レーザーマウントに接続するには、CAB420-15 が必要です。長さ1.5 mのケーブルがTTC001に付属しています。追加のケーブルも下記にて別途ご注文いただけます。

Item # TTC001
Temperature Sensor
Type of SensorThermistor 20 kΩThermistor 200 kΩAD590AD592
Thermistor Sensing Current 100 µA10 µA--
Control Range10 Ω to 20.000 kΩ100 Ω to 200.00 kΩ-45 to 125 °C
Setting Measurement Resolution10 Ω100 Ω0.1 °C
Accuracy (5%)±100 Ω±1 kΩ±1 °C
Temperature Stability, 24 Hours5 Ω50 Ω< 0.5 °C
TEC Output
Control Range of the TEC Current ±1 A
Measurement Resolution TEC Current1 mA
Accuracy TEC Current±20 mA
Output Voltage (Max) 4 V
Output Power (Max) 4 W
Noise and Ripple (Typical)<1 mA
TEC Current Limit
Setting Range100 mA to 1 A
Measurement Resolution10 mA
Accuracy±1 mA
Temperature Control Input (TUNE IN)
Input Resistance2.5 kΩ
Control Voltage0 to 5 V
General Data
Warm Up Time10 Minutes for Maximum Accuracy
Power Supply 5 VDC, 2.1 mm Jack Connection
Housing Dimensions (W x D x H)60 mm x 60 mm x 47 mm (2.4" x 2.4" x 1.8")
Weight160 g (5.5 oz)

TEC出力

DB15 Female

PinConnectionPinConnection
1Not Connected9Not Connected
2Not Connected10Transducer AD592 (-ve)
3Thermistor –ve, Ground11Transducer AD592 (+ve)
4Thermistor +ve12Not Connected
5TEC (+)13TEC (-)
6TEC (+)14TEC (-)
7TEC (+)15TEC (-)
8Not Connected

チューニング入力

SMA Female

外部から、コントローラ出力を制御する時に使用します。 05 Vのアナログ入力信号を使用して設定温度の設定(PIDループによってこの指定温度に保たれます)、またはコントローラの出力電流の直接制御ができます。

PC接続用*

USB Mini-B

*USB型 Mini-BコネクタとA型接続用ケーブルが付属します。

PIDの基礎

PID回路は制御ループフィードバックコントローラとしてよく用いられており、さまざまなサーボ回路として広く使われています。 PIDとは、それぞれ比例(Proportional)、積分(Integral)、微分(Derivative)の頭文字で、PID回路の3つの制御設定を表しています。 サーボ回路の役割は、システムを長時間所定値(目標値)に保持することです。 PID回路は、出力を目標値に保持するため、主に目標値と出力値の差をエラー信号として発生させることにより、システムをアクティブ制御しています。 3つの制御は、時間依存型エラー信号に関連しています; 端的に言うと、次のように考えることができます。 比例は出力値のエラー、積分は過去の累積エラー、微分はエラーの予測によっています。 各制御の結果は、その後回路の電流を調整する加重和にフィードされます(u(t))。 この出力は制御デバイスへ送られ、その値は回路へとフィードバックされ、回路の出力を目標値に到達させ保持するようアクティブ安定化の処理が行われます。 以下のブロック図は、PID回路の動作を簡略化したものです。 システム要求や要件によって、サーボ回路に1つもしくは複数の制御を使用することができます(例: P、I、PI、PD、PID)。

PID Diagram

PID回路の適正な制御設定によって、最小限のオーバーシュート(目標値超過)とリンギング(目標値振動)で、素早い応答速度を実現できます。 ここで半導体レーザの温度安定化に用いられる温度サーボを例にとってみましょう。 PID回路は、最終的には熱電冷却素子(TEC)への電流を自動制御します(多くの場合FET回路上のゲート電圧の制御を通して行われます)。 この例では、電流は操作変数(MV)とします。 サーミスタは半導体レーザの温度モニタとして用いられ、サーミスタにかかる電圧を処理変数(PV)とします。 目標値(SP)の電圧は指定の温度に対応して設定します。 エラー信号e(t)は、SPとPVの差分を表します。 PIDコントローラはエラー信号を発生し、目標値に到達するようMVを変更させます。 例えばもし、e(t)の状態が半導体レーザの過熱を示せば、回路はTECを通してさらに電流を流すよう促します(比例制御) 。 比例制御はe(t)に比例するので、半導体レーザを十分な速度で冷却できないかもしれません。 その場合、累積エラーから判断し、目標値へ到達させようと出力を調整し、回路はTECを介してさらに電流量を増加させます(積分制御)。 SPに到達すると[e(t)が0に近づくと]、回路はSPに達するのを見越してTECを通して電流を減少させます(微分制御)。

PID回路は適切な制御を保証するものではないことにご注意ください。 不適切なPID制御の設定は、回路を著しく振動させたり、制御の不安定を引き起こす可能性があります。 正しい動作は、PIDの適正な調整によって得られます。

PID理論

PID制御回路u(t)の出力を得る方程式は以下となります;

Equation 1

Kp= 比例利得
Ki = 積分利得
Kd =微分利得
e(t)=SP-PV(t)

ここから制御ユニットは数学的定義によって定義づけることができ、個々の制御についてもう少し詳しく考察することができます。 比例制御は、エラー信号に比例します。これは、回路が発生させたエラー信号に対する直接的な応答です:

Equation 2

より大きな比例利得は、より大きな変化をエラーへの応答にもたらし、コントローラがシステムの変化に応答できる速度に影響を与えます。 比例利得の値が高いと回路の応答を素早く行えますが、あまりに高い場合は、SP値に対して振動を引き起こしてしまいます。 値が低すぎる場合は、回路はシステム変更への応答性が悪くなります。

積分制御は、比例利得よりさらに1段階ステップが進み、エラー信号の大きさだけでなく、エラーの期間にも比例しています。

Equation 3

積分制御は、比例制御のみによる定常誤差を除去するとともに、回路の応答速度向上に非常に高い効果をもたらします。 積分制御は、未修正の過去のエラーを合計し、エラーにKiを乗算することで、積分応答を出します。 従ってわずかな継続エラーに対しても、大規模な集積積分応答を実現することが可能です。 しかしながら、積分制御の高速応答に起因して、高い利得値による目標値の著しい超過が生じ、振動と不安定性を引き起こします。 低すぎる場合、回路のシステム変更への応答速度が著しく低下します。

微分制御は、比例制御および積分制御から予測される目標値超過とリンギングを低減させます。 回路が時間の経過とともにどう変化しているか(エラー信号の微分から判断)素早く決定し、Kdを乗算することで微分応答を出します。

Equation 4

比例や積分制御と異なり、微分制御は回路の応答を減速させます。 そのため、積分制御や比例制御によって引き起こされた振動を抑制したり、超過を部分的に補うことができます。 高い利得値は回路の応答性にかなりの減速を生じさせ、ノイズや高周波振動が発生しやすくなります(回路が迅速に応答するには低速すぎるため)。 低すぎると、回路はSP値を超過する傾向にあります。しかしながら、SP値を著しく超過するケースは避けなければならず、そのためより高い微分利得(より低い比例利得とともに)が用いられます。 下記の図は、個々のパラメータの利得の増加による影響を示しています。

Parameter IncreasedRise TimeOvershootSettling TimeSteady-State ErrorStability
KpDecreaseIncreaseSmall ChangeDecreaseDegrade
KiDecreaseIncreaseIncreaseDecrease SignificantlyDegrade
KdMinor DecreaseMinor DecreaseMinor DecreaseNo EffectImprove (for small Kd)

チューニング

通常、適切なサーボ制御を得るために、P、I、Dの利得値は個々で調整する必要があります。 どのシステムに対してもどの値にするべき、といった決まった一連のルールがあるわけではありませんが、基本手順に沿ったチューニングは各々のシステムや環境に合わせるのに役立ちます。 概して、PID回路はSP値の超過をわずかに起こし、その後SP値に到達させるため素早く減衰するようにします。

手動による利得設定のチューニングは、PID制御設定において最もシンプルな方法です。 しかしながらこの手順はアクティブで行われ(PIDコントローラがオンとなり、システムに正しく接続されている)、完全に設定するには多少の経験を要します。 PIDコントローラを手動で調整するには、まず始めに積分および微分利得を0に設定します。 出力に振動が現れるまで、比例利得を上げてください。 比例利得はこの値の約半分の値に設定します。 比例ゲイン利得設定後は、任意のオフセットがシステムに合わせた適切なタイムスケールに修正されるまで積分利得を上げてください。 上げすぎた場合は、SP値の著しい超過と回路の不安定性が引き起こされます。 積分利得が設定されたら、次に微分利得を上げてください。 微分利得はオーバーシュートを軽減し、システムを迅速にSP値へ収束させます。 微分利得を上げすぎると、大幅な超過が生じます(回路の応答が低速すぎるため)。利得設定を試行することにより、システムが変化へ素早く応答し、SP値の振動を効率よく減衰させるといった、PID回路の性能を最大限にすることができます。

Control TypeKpKiKd
P0.50 Ku--
PI0.45 Ku1.2 Kp/Pu-
PID0.60 Ku2 Kp/PuKpPu/8

手動によるチューニングは非常に効果的なPID回路の設定方法ですが、ある程度の経験とPID回路および応答についての理解を必要とします。 PIDチューニングのためのZiegler-Nicholsメソッドは、もう少し体系的な手引きとなっています。 再び、積分利得と微分利得をゼロ値にセットしてください。 比例利得を回路が振動するまで上げます。 この利得をレベルKuと呼びます。 振動はPuの期間です。 個々の制御回路の各利得は右の表に示しています。

当社では幅広い種類のモーションコントローラを駆動できるよう、Kinesis® ソフトウェアパッケージと従来のAPT™(Advanced Positioning Technology)ソフトウェアパッケージの2種類のプラットフォームをご用意しております。どちらのパッケージも小型で低出力のシングルチャンネルドライバ(K-Cube™やT-Cube™など)から高出力でマルチチャンネルのモジュール式19インチラックナノポジショニングシステム(APTラックシステム)まで幅広い種類のモーションコントローラをカバーするKinesisシリーズのデバイスを制御できます。

Kinesisソフトウェアには、最新のC#、Visual Basic、LabVIEW™またはその他の.NETに対応する言語を使用してカスタムプログラムを作成するサードパーティの開発者向けに、.NETコントロールが付属しています。また、.NETフレームワークを使用しない用途向けに低級言語用のDLLライブラリも付いています。センターシーケンスマネージャが、当社の全てのモーションコントロールハードウェアの統合と同期をサポートします。

Kinesis Software
KinesisのGUIスクリーン
APT Software
APTのGUIスクリーン

当社従来のAPTシステムソフトウェアプラットフォームは、C#、Visual Basic、LabVIEWまたはその他のActive-Xに対応する言語を使用してカスタムプログラムを作成するサードパーティの開発者向けに、ActiveXをベースとしたコントロールが付属しています。また、ハードウェア無しでカスタムプログラムの開発を行うためのシミュレーターモードも付いています。

これらの共通のソフトウェアプラットフォームにより、あらゆるKinesisとAPTコントローラをシングルアプリケーションに簡単に組み込むことができます。ソフトウェアツールは1セット習得するだけで共通した操作が可能です。シングルチャンネルシステムからマルチチャンネルシステムまで、あらゆるコントローラを組み合わせ、全てを1台のPCのソフトウェアインターフェイスから制御することが実現可能です。

このソフトウェアパッケージを使用するには2つの手段があります。GUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)ユーティリティを使用したコントローラとの直接対話ならびに「out of the box」コントロール、またはご選択の開発言語でカスタム統合の位置決めやアライメントソリューションを簡単にプログラムできる一連のプログラミングインターフェイスです。

APTシステムソフトウェアをよりご理解いただけるために様々なチュートリアルビデオもご用意しております。ビデオではソフトウェアの概要とAPT Configユーティリティをご説明しています。また、ソフトウェアのシミュレーターモードを利用すると、コントローラを接続しないでソフトウェアを試すことができます。その方法を説明したビデオもあります。これらのビデオは「APTチュートリアル」タブ内のリンクからご覧いただけます。

ソフトウェア

Kinesis バージョン 1.14.47

このKinesisソフトウェアパッケージには、当社のKinesisならびにAPT™システムコントローラを制御するためのGUIが含まれています。

下記もご用意しております:

  • 通信プロトコル
Software Download

ソフトウェア

APT バージョン 3.21.6

このAPTソフトウェアパッケージには、当社のAPT™およびKinesisシステムコントローラを制御するためのGUIが含まれています。

下記もご用意しております:

  • 通信プロトコル
Software Download

こちらのページでご覧いただくAPTビデオチュートリアルは、付属のATPユーティリティに関する説明と、いくつかのプログラミング環境におけるAPTシステムのプログラミングに関する説明の2つの部分から構成されています。

免責事項:これらの動画は、当初はAdobe Flashによって作成されました。2020年のAdobe Flashのサポート終了後、これらのチュートリアルは再録画されています。各動画の下にはFlash Playerの操作ボタンが見えますが、機能はしません。

APTコントローラには、APTUserユーティリティとAPTConfigユーティリティが付いています。APTUserを用いると、直感的操作が可能なグラフィック制御パネルを介して、APTで制御するハードウェアに素早く簡単に接続することができます。APTConfigは「オフライン」ユーティリティで、メカニカルステージのタイプを事前に選択し、それらを特定のモーションコントローラに対応付けるなど、システム全体のさまざまな設定を行うことができます。

APT Userユーティリティ

下の左側の動画では、APTUserユーティリティの操作概要について説明しています。シングルチャンネルコントローラのOptoDriverは、制御用のPCが無くても前面パネルのコントローラを介して操作できます。前面パネルのコントローラに保存されている操作に関する設定は、APTUserユーティリティを使用して変更することができます。そのプロセスは下の右側の動画でご覧いただけます。

APT User - 概要
APT User - OptoDriverの設定


APT Configユーティリティ

シミュレートされたハードウェア構成のセットアップや、メカニカルステージの特定のモータードライブチャンネルへの対応付けなど、APT Configユーティリティを使用してAPTシステム全体の様々な設定ができます。下の最初の動画ではAPT Configの概要をご覧いただけます。シミュレートされたハードウェア構成の作成方法やステージと対応付ける方法についての詳細は、その右側の2つの動画でご覧いただけます。

APT Config - 概要
APT Config - シミュレータのセットアップ
APT Config - ステージとの対応付け


APTのプログラミング

APTソフトウェアシステムは、ActiveXコントロールのコレクションとして実装されています。ActiveXコントロールは言語に依存しないソフトウェアモジュールで、グラフィカルユーザーインターフェイスとプログラミングインターフェイスの両方を提供します。ハードウェアユニットのタイプごとにActiveXコントロールのタイプがあります。例えば、Motor ActiveXコントロールはすべてのタイプのAPTモーターコントローラ(DCまたはステッパ)の操作に対応します。ActiveXコントロールは多くのWindowsソフトウェア開発環境やソフトウェア言語で直接サポートされており、そのようなコントロールがカスタムアプリケーションに組み込まれると、そこに含まれるすべての機能が即座にアプリケーションで利用できるようになります。下の動画では、LabVIEW、Visual Basic、Visual C++によるAPT ActiveXコントロールの基本的な使用方法について説明しています。これ以外に、LabWindows CVI、C++ Builder、VB.NET、C#.NET、Office VBA、Matlab、HPVEEなどの多数の言語でもActiveXはサポートされています。これらの言語環境についてはチュートリアルのビデオでは特に取り上げていませんが、動画内の考え方の多くは他の言語環境でも適切に使用できます。

Visual Basic

Part 1ではVisual Basicで動作するAPT ActiveXコントロールを設定する方法について説明しており、Part 2では独自の位置決めシーケンスをプログラミングする方法について説明しています。

Visual BasicによるAPTプログラミング:Part 1
Visual BasicによるAPTプログラミング:Part 2


LabVIEW

LabVIEWはActiveXをフルサポートしています。下の一連のチュートリアルビデオでは、APTによる独自のモーションコントロールシーケンスを作製する際の基本的な構成要素を示しています。まずソフトウェア開発中にオンラインヘルプを呼び出す方法をご紹介します。Part 2ではAPT ActiveXコントロールの作成方法をご紹介します。ActiveXコントロールではメソッド(機能)とプロパティ(数値設定)の両方を設定できます。Part 3と4では、ActiveXコントロールで示されたメソッドとプロパティを作成してワイヤで接続する方法をご紹介します。最後に、Part 5では全体をまとめて、独自の移動シーケンスを実行するLabVIEWのプログラム例をご紹介します。

LabVIEWによるAPTプログラミング -
Part 1:オンラインヘルプへのアクセス方法
LabVIEWによるAPTプログラミング -
Part 2:ActiveXコントロールの作成方法
LabVIEWによるAPTプログラミング -
Part 3:ActiveXのメソッドの作成方法
LabVIEWによるAPTプログラミング -
Part 4:ActiveXのプロパティの作成方法
LabVIEWによるAPTプログラミング -
Part 5:ActiveXコントロールの開始方法


下のチュートリアルビデオでは、メソッドおよびプロパティのノードを作成する別の方法について説明しています。

LabVIEWによるAPTプログラミング -
ActiveXメソッドの作成方法(別の方法)
LabVIEWによるAPTプログラミング -
ActiveXプロパティの作成方法(別の方法)


Visual C++

Part 1ではVisualC++で動作するAPT ActiveXコントロールを設定する方法について説明しており、Part 2では独自の位置決めシーケンスをプログラミングする方法について説明しています。

Visual C++によるAPTプログラミング:Part 1
Visual C++によるAPTプログラミング:Part 2


MATLAB

当社のAPTポジショナにMATLABおよびActiveXコントロールを使用する場合は、こちらの資料をご覧ください。

プログラマー向けとして、LabVIEWでAPTソフトウェアをプログラミングする方法もこちらからご覧いただけます。


Posted Comments:
Hongtu Pu  (posted 2023-05-22 11:46:07.21)
We are interested in your thermal controller TTC001 and have a question. below. Can we set a temperature cycle with this controller? e.g. from 20C to 70C in 1~2 Hz. Any suggestion of TEC and thermistor? Thanks, Hongtu
cdolbashian  (posted 2023-05-26 02:27:28.0)
Thank you for reaching out to us with this inquiry. The choice of a TEC and thermistor depends on the application and material being heated/cooled. A sequence such as you described can be accomplished fairly easily within our Kinesis software, by creating a suitable loop using our Sequencer feature. The email provided was unable to deliver, so I hope you see this response here. If you have further inquiries, please contact techsupport@thorlabs.com
Mattias Melin  (posted 2022-10-03 08:48:48.52)
Hello, is it possible to control HLD001 with this TTC001? I see there are pins avaible to read Thermistor and to feed cooler. Do you have any cabling that support this?
ksosnowski  (posted 2022-10-07 01:51:49.0)
Thanks for reaching out to Thorlabs. Unfortunately, we do not offer a cable for the HLD001, though a spare DB9 cable from the TTC001 can be modified to match the pinout. The TTC001 may limit the output of the HLD001 TEC element due to the current supply rating of the driver.
user  (posted 2022-07-15 09:54:36.507)
Hello, I want to use the TTC001 together with KINESIS software to control a laser with a 10 kohm thermistor. I only get options for the sensor within KINESIS for a 20 kohm, 200 kohm and transducer. How to make sure it works with the 10kohm thermistor?
cdolbashian  (posted 2022-07-19 02:43:55.0)
Thank you for reaching out to us with this inquiry. The 20kOhm setting works with devices up to 20kOhm. This should be fine for your 10k thermistor.
MARK BASILE  (posted 2021-05-06 11:08:15.753)
In looking at T-cube controller the software tab is displaying motion control software, Is this correct? Will the same software run both motion and temp control devices? I was also looking at the 12W TEC controller for use with a thermistor temperature monitor. The 12 W unit displays resistance instead of Temp from what I read in product description. Is this correct no T display just Resistance? Does the T cube display Temp or resistance also.
cdolbashian  (posted 2021-09-03 01:42:49.0)
Thank you for reaching out to us Mark. When a T-cube is used in kinesis, assuming the connected device has a built-in thermistor, you will be able to see the reading in units of temperature, rather than resistance.
user  (posted 2019-12-12 04:27:58.94)
Where can we download control software / drivers for linux please? It seems that Kinesis / the documentation is only offered for Windows?
asundararaj  (posted 2019-12-12 12:10:22.0)
Thank you for contacting Thorlabs. Unfortunately, we do not officially support development or usage on Linux. However, the Linux drivers needed to communicate with the Kinesis devices are available through FTDI's website. Please make sure you are using the FTDI USB2.0 drivers with VCP support. Once these are setup and working, you can use the Com Protocol from our website to send commands to the controllers: https://www.thorlabs.com/Software/Motion%20Control/APT_Communications_Protocol.pdf.
user  (posted 2015-08-24 11:43:58.297)
Hello, is there any possibility to reprogram TTC001 controller so that it starts temperature control automatically at power on? (Currently it is necessary to press "Enter" button every time the system is powered on which is very inconvenient and sometimes leads to equipment malfunction). Thank you.
besembeson  (posted 2015-09-29 05:42:16.0)
Response from Bweh at Thorlabs USA: This can only be done through a firmware update but we don't recommend this because initializing on startup is a useful safety precaution for several laser applications for example.
manuel.unternaehrer  (posted 2014-04-30 15:12:51.29)
I am not able to update the firmware (currently 1.04) using the APT firmware utility. The error message "invalid S record on line 1 in file .../Firmware/161991_01_02_010004.hex" is displayed. Has my TTC already the most recent firmware version? I'm trying to use it with a resistive heater (and a diode in order to avoid negative "cooling" current). I observe that despite a zero or slightly positive temperature difference (with PID coefficients where only P is nonzero) the current is still full at 1A. Why doesn't it regulate to zero at this moment as a proportional controller is expected to do? Kind regard, M. Unternaehrer
jlow  (posted 2014-05-08 04:04:59.0)
Response from Jeremy at Thorlabs: V1.04 is the latest firmware for the TTC001. With just the P gain, there will be an offset. You can increase the I gain a little bit more to decrease that steady-state error (or offset). I will contact you directly for more information on the PID settings.
laugh007smile  (posted 2013-04-08 11:20:50.98)
can the Thermistor Specs set as 10Kohm? cause our laser has a internal thermistor which is 10Kohm
jlow  (posted 2013-04-08 10:12:00.0)
Response from Jeremy at Thorlabs: The TTC001 can be used with a 10kOhm thermistor. Please see Appendix C of the manual (http://www.thorlabs.com/Thorcat/16000/TTC001-Manual.pdf) for the resistance ranges.
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T-Cube温度コントローラ

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
TTC001 Support Documentation
TTC001T-Cube温度コントローラ、4W、電源付属
¥119,617
Today
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使用可能な電源

USBコントローラーハブKCH301ならびにKCH601は、K-CubeまたはT-Cubeを最大3台(KCH301)または6台(KCH601)までサポートするハブと、標準的な壁コンセントとハブを繋いで、ハブとそれに接続された全てのキューブに電力を供給する電源の2つの部分から構成されています。 さらにこのハブを利用すると、ひとつのUSB接続によって、複数のK-CubeまたはT-Cubeに接続できます。

T-CubeをKCH301もしくはKCH601に取り付ける際は、別売りのアダプタープレートKAP101もしくはKAP102をお使いください。 KAP101は幅60 mmのT-Cubeを、KAP102は幅120 mmのT-Cubeをそれぞれハブに接続する際にお使いいただける設計です。詳細はこちらをご覧ください。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
KCH301 Support Documentation
KCH301USBコントローラーハブ&電源、K-CubeまたはT-Cube 3台用
¥82,012
Today
KCH601 Support Documentation
KCH601USBコントローラーハブ&電源、K-CubeまたはT-Cube 6台用
¥99,259
Today
KAP101 Support Documentation
KAP101アダプタープレート、KCHシリーズ&幅60 mm T-Cube用
¥9,512
7-10 Days
KAP102 Support Documentation
KAP102アダプタープレート、KCHシリーズ&幅120 mm T-Cube用
¥10,357
7-10 Days
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温度コントローラ用ケーブルCAB420-15

左および中央の表は、当社の半導体レーザ用温度コントローラおよびマウントの製品シリーズで一般に使用されているピン配列を示しています。右の表は、ケーブルCAB420-15の15ピンおよび9ピンの物理的なピン接続を示しています。

CAB420-15 15 Pin Diagram
1Status LED (+) (for TEC On/Off Indication)a
2TEC Voltage Measurementb
3Thermistor (-), Ground
4Thermistor (+)
5TEC (+)
6TEC (+)
7TEC (+)
8LM 135/335 (-), Grounda
9TEC Voltage Measurementb
10Transducer AD 590/592 (-), LM 135/335 (+)
11Transducer AD 590/592 (+), LM 135/335 (+)
12No Connection
13TEC (-), Status LED (-)
14TEC (-), Status LED (-)
15TEC (-), Status LED (-)
  • TTC001: 接続無し
  • TED200CシリーズおよびTTC001: 接続無し
CAB420-15 9 Pin Diagram
1Status LED (+) (for TEC On/Off Indication)a
2Thermistor (+)
3Thermistor (-), Ground
4TEC (+)
5TEC (-), Status LED (-)
6No Connection
7Transducer AD 590/592 (-), LM 135/335 (+)
8LM 135/335 (-), Grounda
9Transducer AD 590/592 (+), LM 135/335 (+)
  • TTC001: 接続無し
Pin Connections
15-Pin Side9-Pin Side
11
24
33
42
54
64
7No Connection
88
95
107
119
12No Connection
135
145
15No Connection
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
CAB420-15 Support Documentation
CAB420-15温度コントローラ用ケーブル、Dサブ15ピンコネクタ、1.5 m
¥11,963
Today