自動ファイバーアライメントコントローラーKinesis®シリーズK-Cube™ NanoTrak®


  • Maintain Long-Term Optical System and Fiber Alignment
  • Two Outputs for Driving Piezo Actuators
  • Visible (320 to 1000 nm) or IR (900 to 1700 nm) Detector

KNA-VIS

320 nm - 1000 nm
(Power Supply Sold Separately)

Table Mounting Plate (Included with K-Cube)

Kinesis® Software GUI Screen
Software Included with All K-Cube NanoTrak® Controllers

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用途

  • ファイバ同士のアクティブアライメント
  • ファイバ光学系と自由空間光学系のアクティブアライメント
  • 光学装置のアライメント
  • 導波路の接続
  • ファイバの特性評価
  • アクティブ・パッシブデバイスのファイバ取り付け
  • 光学系全体の高スループット維持
K-Cube NanoTrak Back View
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K-Cube NanoTrak®コントローラの背面(詳細は「ピン配列」タブをご覧ください) 
K-Cube NanoTrak Top View
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K-Cube NanoTrak®コントローラの上面

特長

  • コンパクトサイズ:121 mm x 60 mm x 47 mm 
  • 2つのピエゾコントローラ出力閉ループフィードバック
  • ディテクタは2種類ご用意
    • 320 nm~1000 nm用Siディテクタ
    • 900 nm~1700 nm用InGaAsディテクタ
  • 上面パネルまたはUSB接続によるPCソフトウェア制御
  • 光入力部はFC/PCコネクタ
  • トラッキングモードによる最適な光透過効率の維持
  • ラッチモードによる安定した位置の維持
  • Kinesis®およびAPT™制御用ソフトウェア一式が付属
  • 磁石と固定用クリップの付いた光学テーブル取付用アダプタが付属 
  • シングルならびにマルチチャンネルの電源を別途ご用意

自動ファイバーアライメントコントローラK-Cube™ NanoTrak®は、当社の新しいKinesis®シリーズのコンパクトな高性能モーションコントローラです。自動ファイバーアライメントコントローラは、ファイバ同士または光ファイバ光学系と自由空間光学系の結合効率が最大限に得られるような制御システム用に設計されています。ピエゾステージによりファイバ先端を円形の走査パターンに動かすと、コントローラはピーク出力方向を決定するために勾配探索を実施し、最大のスループットを得られる位置にファイバを配置させます。2つの高電圧出力チャンネルによりピエゾアクチュエータに電圧信号が供給されるため、ピエゾドライバを外部追加する必要はありません。当社の3軸NanoMax6軸Nanomaxステージをはじめとするピエゾ駆動の多軸ステージと組み合わせることにより、小型の自動アライメントシステムとなります(詳細は「用途」タブをご覧ください)。

小さなサイズ(121 mm x 60 mm x 47 mm)と、簡単に脱着可能な取付けプレートにより光学テーブルのK-Cubeを制御するシステムのすぐ近くにしっかり固定することができます。各コントローラにはディテクタが予め取り付けられています。KNA-VISには可視スペクトル(320 nm~1000 nm)用に最適化されたSiディテクタ、KNA-IRには赤外域(900 nm~1700 nm)用InGaAsディテクタが内蔵されています。ユニットの前面には電源スイッチが付いており、電源をオフにするとユーザ設定を保存します。上面パネルにより独立した動作が可能で、読みやすいデジタル表示によりアライメントのモニタが可能です。

USB接続によるプラグアンドプレイに対応しており、容易にPCによる操作が可能になります。また各K-Cube NanoTrakコントローラにはそのための適切なケーブル(USB 3.0 type A to USB type Micro-B)が付属しています。ソフトウェアパッケージは2種類ご用意しております。1つはKinesisソフトウェアです。新しい.NETコントロールが特長で、C、C#、LabVIEW™などの.NET互換言語を使用するサードパーティの開発者がカスタムプログラムを作成することが可能です。もう1つは従来のAPTソフトウェアです。詳細については「モーションコントロールソフトウェア」、「Kinesisチュートリアル」および「APTチュートリアル」タブをご覧ください。

光学テーブル取付用プレート
各ユニットには、モジュールのベース部分をクリップで固定できる取付プレートが付属します。プレートには2つの磁石が付いており、光学テーブルに一時的に設置する際にご使用いただけます。また、恒久的な取り付けに使用できるM6キャップスクリュ用ザグリ穴も2つ付いています。光学テーブル取付プレートの図面は「仕様」タブ、取付方法については「取付けオプション」タブをご覧ください。 

電源の選択
必要な電源(マルチチャンネルあるいはハブベース)は、その用途とお客様が対応可能な電源をお持ちかどうかによります。そのような理由と当社の環境イニシアティブの方針により、当社では電源を別売りとしています。

電源ユニットTPS002は、電流リミット値が超えないよう1台のKNA-VISまたはKNA-IRのみの電源供給にご使用ください。 USBコントローラーハブKCH301またはKCH601(下記参照)は、複数のK-CubeまたはT-Cubeを使用する用途に適しています。KCH301には3つ、KCH601には6つのコントローラ取付ベイがあります。こちらのK-Cube NanoTrakコントローラは2つの取付ベイを使用するため、複数のK-Cube NanoTrakコントローラの電源供給にはKCH601をご使用ください。対応する電源については下記をご覧ください。

Item #KNA-VISKNA-IR
Optical Power Measurement
Photodiode TypeSiInGaAs
Optical Input ConnectorFC/PC
Detector Photocurrent5 nA to 2.5 mA
Saturation Power4 mW1.5 mW
Wavelength320 to 1000 nm900 to 1700 nm
Optical Power Monitor (SMA)Multiple Ranges
Signal Phase Compensation-180° to 180°
Power Gradient Search
Circle Scanning Frequency4.4 to 87.5 Hz
Circle Position Range< 1% to > 99% Max Piezo Extension
Circle Diameter Adjustment ModesAutomatic or Manual
Piezoelectric Input/Output
HV OUT Connectors
(SMC Male)
Voltage Output: 0 to 150 VDC/Channel
Current Output: 7.5 mA/Channel
MONITOR Outputs (SMA)0 to 10 VDC
EXT IN Analog Inputs (SMA)0 to 10 VDC
Other Input/Output
I/O 1 Auxiliary Input/OutputTrigger I/O: 0 to 5 V, External Input: 0 to 2 V
I/O 2 Auxiliary Input/Output Trigger I/O: 0 to 5 V, External Output: 0 to 2 V
Input Power Requirements
Voltage+5 V (160 mA), +15 V (380 mA), -15 V (60 mA), 
Power<3 W
General
USB Connector TypeUSB 3.0
USB Connection SpeedUSB 1.1 Full Speed (12 Mbps)
Housing Dimensionsa121 mm x 60 mm x 47 mm (4.8" x 2.4" x 1.8")
Weight0.45 kg (0.99 lb)
  • 寸法には取付プレートは含まれておりません。
KNA-VIS NanoTrak Controller Mechanical Drawing
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K-Cube NanoTrak®ファイバーアライメントコントローラの図面

PC接続用コネクタ*

USB 3.0

*このUSBポートはUSB3.0対応ですが、USB2.0でもご使用いただけます。USB 2.0 を使用する際は、Micro-Bタイプコネクタを上図の網掛け部分に接続します。K-Cube NanoTrak®コントローラにはAタイプ-Micro-BタイプのUSB 3.0ケーブルが1本付属します。

I/O 1

SMAメス型

I/O 2

SMAメス型

SMA FemaleSMA Female
+5 V TTL+5 V TTL

これらのポートは2つの目的で使用されます。トリガ入力と出力の両方で使用可能です(0~5 V)。I/O 1は、外部入力(0~2 V)に使用し、入力信号を増幅させ、背面パネルのHV OUTコネクタでの駆動信号とすることもできます。I/O 2も、外部出力(0~2 V)に使用し、PINフォトダイオードのアナログモニタOUTとして使用することができます。I/O 2をI/O 1に接続し、2台のNanoTrak®セットアップ用にも使用可能です。

電源コネクタ 

ミニDINメス型

Mini-DIN

PinDescriptionPinDescription
1+5 V6Common Ground
2+5 V7Common Ground
3-15 V8Common Ground
4+15 VShieldCommon Ground
5+5 V

MONITOR 1

SMAメス型

MONITOR 2

SMAメス型

HV OUT 1

SMCオス型

HV OUT 2

SMCオス型

EXT IN 1

SMAメス型

EXT IN 2

SMAメス型

SMA FemaleSMA FemaleSMC MaleSMC MaleSMA FemaleSMA Female
これらの低電圧出力(0~+10 V)は、関連するHV OUT高電圧出力の信号のモニタ用に使用することができます。通常オシロスコープに直接接続し、波形や高電圧出力での電圧レベルのモニタに使用します。これらの出力(0~150 V、0~7.5 mA)が関連するピエゾアクチュエータに駆動信号として送られます。最大電圧(75 Vまたは150 V)は前面パネルまたはソフトウェアで設定します。ピエゾコントローラ&歪ゲージリーダKPC101などのソースからピエゾフィードバック信号を受信します。入力電圧範囲は0~+10 Vで、入力インピーダンスは10 kΩです。

K-Cube取付けオプション

K-Cubeコントローラの光学テーブルへの固定方法を2種類ご用意しております。1つは光学テーブル取付けプレートで、すべてのK-Cubeに付属しており、1台のコントローラを光学テーブルに取り付けることができます。もう1つは、3ポートあるいは6ポートのUSBコントローラーハブ(別売り)で、当社のK-Cubeコントローラを取り付け、それらに電力を供給することができます。詳細は下記をご覧ください。

光学テーブル取付けプレート
各ユニットには、コントローラのベース部分をクリップで固定できる取付けプレートが付属します(下の動画参照)。プレートには2つの磁石が付いており、光学テーブルに一時的に設置する際にご使用いただけます。また、2つのM6キャップスクリュ用ザグリ穴は、恒久的に取り付ける際にご使用ください。光学テーブル取付けプレートの図面は「仕様」タブでご覧いただけます。

Kinesis USBコントローラーハブ
USBコントローラーハブKCH301やKCH601を用いると、複数のユニットを取り付けて、それらを1台のPCに接続することができます。 コントローラーハブは、3台(KCH301)もしくは6台(KCH601)のK-CubeやT-Cubeをサポートするハブ部分と、壁コンセントに接続して電力を供給する電源部分から構成されています。K-Cubeはユニットについているクリップで簡単にハブに取り付けられますが、T-Cube(現製品および旧製品)の取り付けには、下の動画のようにアダプタープレートKAP101が必要です。 複数のコントローラをお使いになるときには、ハブをご使用になるとUSB用と電源用のケーブル本数を大幅に削減することができます。

K-Cube用光学テーブル取付けプレート

T-Cubeと違い、すべてのK-Cubeには、コントローラのベース部分をクリップで固定できる取付けプレートが付属します。プレートには2つの磁石が付いており、光学テーブルに一時的に設置する際にご使用いただけます。また、2つのM6キャップスクリュ用ザグリ穴は、恒久的に取り付ける際にご使用ください。

Kinesis USBコントローラーハブ


3ポートまたは6ポートのUSBコントローラーハブを用いると、多軸の操作をする際に複数のコントローラを1台のPCに接続することができます。K-Cubeはハブに直接取り付けられますが、T-Cubeの取り付けにはアダプタープレートKAP101が必要です。
K-Cube vs. T-Cube Feature Comparison
FeatureKNA-VIS & KNA-IR K-CubesTNA001/VIS & TNA001/IR T-Cubes
Kinesis Software CompatibilityYES!YES!
APT Software CompatibilityN/AYES!
Kinesis USB Controller
Hubs
Compatibility
YES!Requires KAP101 Adapter
TCH002 T-Cube USB
Controller Hubs Compatibility
N/AYES!
Power SwitchYES!N/A
Piezo ControlHigh Voltage Output to Drive
Piezo Actuators
Closed-Loop Feedback to
Piezo Drivers
Bidirectional SMA I/O Porta2N/A
SMA Monitor Outputa2YES!
SMA External Analog Inputa2YES!
Computer ConnectionaUSB 3.0 Micro B
(USB 2.0 Compliant)
USB 2.0 Mini-B
(USB 2.0 Compliant)
Included Mounting PlateYES!YES!
Size
(L x W x H)
121.0 mm x 60.0 mm x 47.0 mm
(4.76" x 2.36" x 1.85")
60.0 mm x 60.0 mm x 47.0 mm
(4.76" x 2.36" x 1.85")
On-Unit ControlsColor LCD Display with WheelLED Display with Buttons
Track/Latch ModesYES!YES!
Piezo Drive VoltageYES!N/A
I/O SignalYES!N/A
Screen BrightnessYES!N/A
  • 詳細は、「ピン配列」タブをご覧ください。

Kinesis®モーションコントローラのご紹介

旧世代のT-Cube™製品から大幅に改良されたK-Cube™のラインナップでは、新しいKinesisソフトウェアの導入だけでなく、物理的設計やファームウェアの全面的な見直しも行い、汎用性を高めています。

すべてのK-Cubeコントローラにはデジタルディスプレイが付いています。このディスプレイは基本的な入出力情報の表示を行うだけでなく、指定位置への移動コマンドや、ホーミング、速度制御、ジョグ動作などを含む様々なメニューオプションの選択機能も備えています。ユニットの速度ホイールとメニューボタンを使用して、利用可能な機能をスクロールしてご覧いただくことができます。またユニットの前面には電源スイッチが付いており、このスイッチで電源オフにする際と、双方向性があり、5 V TTLロジック信号を入出力する2つのSMAトリガーポートを含むすべての調整可能な設定が保存されます。

K-Cube KNA-VISおよびKNA-IRと、旧世代T-Cubeファイバーアライメントコントローラの機能の全比較については右の表をご覧ください。

NanoTrak Controller
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K-Cube Kinesis NanoTrakコントローラKNA-VIS

Kinesis USBコントローラーハブ
Kinesis USB 2.0コントローラハブは、K-Cubeコントローラの機能を補完する製品です。USBハブはK-CubeまたはT-Cube 3台、あるいは6台用の2種類ご用意しており、複数のコントローラがホストPCと通信できるよう設計されています。これらのハブはT-Cube製品との互換性があります。

K-Cubeはユニットについているクリップで簡単にハブに取り付けられますが、T-Cube(現製品および旧製品)の取り付けには、右下の動画のようにアダプタープレートKAP101が必要です。複数のコントローラをお使いになるときには、ハブをご使用になるとUSB用と電源用のケーブル本数を大幅に削減することができます。

K-Cube用光学テーブル取付プレート


T-Cubeとは異なり、すべてのK-Cubeにはコントローラをベースに固定するための取付プレートが付属します。プレートには2つの磁石が付いており、光学テーブルに一時的に設置する際にご使用いただけます。また、恒久的な取り付けに使用できるM6キャップスクリュ用ザグリ穴も2つ付いています。

Kinesis USBコントローラーハブ


3ポートまたは6ポートのUSBコントローラーハブを用いると、多軸の操作をする際に複数のコントローラを1台のPCに接続することができます。K-Cubeはハブに直接取り付けられますが、T-Cubeの取り付けにはアダプタープレートKAP101(またはKAP102)が必要です。

当社では幅広い種類のモーションコントローラを駆動できるよう、Kinesis® ソフトウェアパッケージと従来のAPT™(Advanced Positioning Technology)ソフトウェアパッケージの2種類のプラットフォームをご用意しております。どちらのパッケージも小型で低出力のシングルチャンネルドライバ(K-Cube™やT-Cube™など)から高出力でマルチチャンネルのモジュール式19インチラックナノポジショニングシステム(APTラックシステム)まで幅広い種類のモーションコントローラをカバーするKinesisシリーズのデバイスを制御できます。

Kinesisソフトウェアには、最新のC#、Visual Basic、LabVIEW™またはその他の.NETに対応する言語を使用してカスタムプログラムを作成するサードパーティの開発者向けに、.NETコントロールが付属しています。また、.NETフレームワークを使用しない用途向けに低級言語用のDLLライブラリも付いています。センターシーケンスマネージャが、当社の全てのモーションコントロールハードウェアの統合と同期をサポートします。

Kinesis Software
KinesisのGUIスクリーン
APT Software
APTのGUIスクリーン

当社従来のAPTシステムソフトウェアプラットフォームは、C#、Visual Basic、LabVIEWまたはその他のActive-Xに対応する言語を使用してカスタムプログラムを作成するサードパーティの開発者向けに、ActiveXをベースとしたコントロールが付属しています。また、ハードウェア無しでカスタムプログラムの開発を行うためのシミュレーターモードも付いています。

これらの共通のソフトウェアプラットフォームにより、あらゆるKinesisとAPTコントローラをシングルアプリケーションに簡単に組み込むことができます。ソフトウェアツールは1セット習得するだけで共通した操作が可能です。シングルチャンネルシステムからマルチチャンネルシステムまで、あらゆるコントローラを組み合わせ、全てを1台のPCのソフトウェアインターフェイスから制御することが実現可能です。

このソフトウェアパッケージを使用するには2つの手段があります。GUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)ユーティリティを使用したコントローラとの直接対話ならびに「out of the box」コントロール、またはご選択の開発言語でカスタム統合の位置決めやアライメントソリューションを簡単にプログラムできる一連のプログラミングインターフェイスです。

APTシステムソフトウェアをよりご理解いただけるために様々なチュートリアルビデオもご用意しております。ビデオではソフトウェアの概要とAPT Configユーティリティをご説明しています。また、ソフトウェアのシミュレーターモードを利用すると、コントローラを接続しないでソフトウェアを試すことができます。その方法を説明したビデオもあります。これらのビデオは「APTチュートリアル」タブ内のリンクからご覧いただけます。

ソフトウェア

Kinesis バージョン 1.14.47

このKinesisソフトウェアパッケージには、当社のKinesisならびにAPT™システムコントローラを制御するためのGUIが含まれています。

下記もご用意しております:

  • 通信プロトコル
Software Download

ソフトウェア

APT バージョン 3.21.6

このAPTソフトウェアパッケージには、当社のAPT™およびKinesisシステムコントローラを制御するためのGUIが含まれています。

下記もご用意しております:

  • 通信プロトコル
Software Download

Kinesis®ソフトウェアでは新しい.NETコントロールが使用でき、最新の最新のC#, Visual Basic, LabVIEW™、ほかの.NET対応言語を使用する開発者がカスタムにプログラムを作成することもできます。

C#
このプログラミング言語はマルチプログラミングパラダイムやマルチプログラミング言語が使用可能となるよう設計されているため、複雑な問題が簡単かつ効率的に解決できます。型付け、命令型、宣言型、関数型、ジェネリック、オブジェクト指向、そしてコンポーネント指向が含まれます。 この共通のソフトウェアプラットフォームにより、1セットのソフトウェアツールを習得するだけで、あらゆるKinesisコントローラを簡単に組み合わせることができます。このようにして1軸システムのコントローラから多軸システムのコントローラまで、様々なコントローラを組み合わせ、全てを1台のPCのソフトウェアインターフェイスから制御することが可能となりました。

Kinesisシステムソフトウェアを使用するには2つの手段があります。コントローラを直接つないで制御を行なう付属のGUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)ユーティリティ、またはご希望の開発言語でカスタム仕様の位置決めやアライメントを簡単にプログラムできる一連のプログラミングインターフェイスです。

Kinesisモーションコントロールライブラリの構築の参考となる実行可能なプロジェクト機能拡張例については下のリンクをクリックしてください。なお、Quick Startのプロジェクト例の実行には別の統合開発環境(IDE)(Microsoft Visual Studioなど)が必要です。C#のプロジェクト例はKinesisソフトウェアパッケージに付属する.NETコントロールで実行可能です(詳細は「Kinesisソフトウェア」タブをご覧ください)。

C Sharp IconClick Here for the Kinesis with C# Quick Start Guide
Click Here for C# Example Projects
Click Here for Quick Start Device Control Examples
C Sharp Icon

LabVIEW
LabVIEWは、.Netコントロールを介してKinesisまたはAPTベースのコントローラとの通信に使用できます。LabVIEWでは、ツールとオブジェクトでフロントパネルとして知られるユーザーインターフェイスを構築した後、グラフィカル表記の関数を使ってコードを追加し、フロントパネルのオブジェクトを制御します。下記のLabVIEWチュートリアルでは.Netコントロールを使用してLabVIEW内KinesisまたはAPT駆動デバイス用の制御GUIを作成するための情報をご提供しています。 LabVIEWでコントローラを制御する基本的な方法や、LabVIEW GUIを用いてデバイスを操作する前に行うべき設定の手順についても解説しています。

Labview IconClick Here to View the LabVIEW Guide
Click Here to View the Kinesis with LabVIEW Overview Page
Labview Icon

こちらのページでご覧いただくAPTビデオチュートリアルは、付属のATPユーティリティに関する説明と、いくつかのプログラミング環境におけるAPTシステムのプログラミングに関する説明の2つの部分から構成されています。

免責事項:これらの動画は、当初はAdobe Flashによって作成されました。2020年のAdobe Flashのサポート終了後、これらのチュートリアルは再録画されています。各動画の下にはFlash Playerの操作ボタンが見えますが、機能はしません。

APTコントローラには、APTUserユーティリティとAPTConfigユーティリティが付いています。APTUserを用いると、直感的操作が可能なグラフィック制御パネルを介して、APTで制御するハードウェアに素早く簡単に接続することができます。APTConfigは「オフライン」ユーティリティで、メカニカルステージのタイプを事前に選択し、それらを特定のモーションコントローラに対応付けるなど、システム全体のさまざまな設定を行うことができます。

APT Userユーティリティ

下の左側の動画では、APTUserユーティリティの操作概要について説明しています。シングルチャンネルコントローラのOptoDriverは、制御用のPCが無くても前面パネルのコントローラを介して操作できます。前面パネルのコントローラに保存されている操作に関する設定は、APTUserユーティリティを使用して変更することができます。そのプロセスは下の右側の動画でご覧いただけます。

APT User - 概要
APT User - OptoDriverの設定


APT Configユーティリティ

シミュレートされたハードウェア構成のセットアップや、メカニカルステージの特定のモータードライブチャンネルへの対応付けなど、APT Configユーティリティを使用してAPTシステム全体の様々な設定ができます。下の最初の動画ではAPT Configの概要をご覧いただけます。シミュレートされたハードウェア構成の作成方法やステージと対応付ける方法についての詳細は、その右側の2つの動画でご覧いただけます。

APT Config - 概要
APT Config - シミュレータのセットアップ
APT Config - ステージとの対応付け


APTのプログラミング

APTソフトウェアシステムは、ActiveXコントロールのコレクションとして実装されています。ActiveXコントロールは言語に依存しないソフトウェアモジュールで、グラフィカルユーザーインターフェイスとプログラミングインターフェイスの両方を提供します。ハードウェアユニットのタイプごとにActiveXコントロールのタイプがあります。例えば、Motor ActiveXコントロールはすべてのタイプのAPTモーターコントローラ(DCまたはステッパ)の操作に対応します。ActiveXコントロールは多くのWindowsソフトウェア開発環境やソフトウェア言語で直接サポートされており、そのようなコントロールがカスタムアプリケーションに組み込まれると、そこに含まれるすべての機能が即座にアプリケーションで利用できるようになります。下の動画では、LabVIEW、Visual Basic、Visual C++によるAPT ActiveXコントロールの基本的な使用方法について説明しています。これ以外に、LabWindows CVI、C++ Builder、VB.NET、C#.NET、Office VBA、Matlab、HPVEEなどの多数の言語でもActiveXはサポートされています。これらの言語環境についてはチュートリアルのビデオでは特に取り上げていませんが、動画内の考え方の多くは他の言語環境でも適切に使用できます。

Visual Basic

Part 1ではVisual Basicで動作するAPT ActiveXコントロールを設定する方法について説明しており、Part 2では独自の位置決めシーケンスをプログラミングする方法について説明しています。

Visual BasicによるAPTプログラミング:Part 1
Visual BasicによるAPTプログラミング:Part 2


LabVIEW

LabVIEWはActiveXをフルサポートしています。下の一連のチュートリアルビデオでは、APTによる独自のモーションコントロールシーケンスを作製する際の基本的な構成要素を示しています。まずソフトウェア開発中にオンラインヘルプを呼び出す方法をご紹介します。Part 2ではAPT ActiveXコントロールの作成方法をご紹介します。ActiveXコントロールではメソッド(機能)とプロパティ(数値設定)の両方を設定できます。Part 3と4では、ActiveXコントロールで示されたメソッドとプロパティを作成してワイヤで接続する方法をご紹介します。最後に、Part 5では全体をまとめて、独自の移動シーケンスを実行するLabVIEWのプログラム例をご紹介します。

LabVIEWによるAPTプログラミング -
Part 1:オンラインヘルプへのアクセス方法
LabVIEWによるAPTプログラミング -
Part 2:ActiveXコントロールの作成方法
LabVIEWによるAPTプログラミング -
Part 3:ActiveXのメソッドの作成方法
LabVIEWによるAPTプログラミング -
Part 4:ActiveXのプロパティの作成方法
LabVIEWによるAPTプログラミング -
Part 5:ActiveXコントロールの開始方法


下のチュートリアルビデオでは、メソッドおよびプロパティのノードを作成する別の方法について説明しています。

LabVIEWによるAPTプログラミング -
ActiveXメソッドの作成方法(別の方法)
LabVIEWによるAPTプログラミング -
ActiveXプロパティの作成方法(別の方法)


Visual C++

Part 1ではVisualC++で動作するAPT ActiveXコントロールを設定する方法について説明しており、Part 2では独自の位置決めシーケンスをプログラミングする方法について説明しています。

Visual C++によるAPTプログラミング:Part 1
Visual C++によるAPTプログラミング:Part 2


MATLAB

当社のAPTポジショナにMATLABおよびActiveXコントロールを使用する場合は、こちらの資料をご覧ください。

プログラマー向けとして、LabVIEWでAPTソフトウェアをプログラミングする方法もこちらからご覧いただけます。

自動ファイバーアライメントコントローラK-Cube™ NanoTrak®の用途

自動ファイバーアライメントコントローラK-Cube™ NanoTrak®は、NanoMaxフレクシャーステージを組み合わせることにより、連続したアクティブファイバーアライメントシステムが構築できます。K-Cubeの光源からの光は、ステージ可動部のファイバ接続端に取り付けられた入力ファイバから送られます。出力ファイバはステージの固定部分に設置されており、2本目のファイバを通った光がNanoTrakコントローラのパワーセンサに送られます。

NanoTrakコントローラは、ピーク出力方向を決定するために出力信号の勾配を探索します。これは、ステージを円軌道に沿って走査することで得られます。入力ファイバが円状に動作することにより、2本のファイバ間の結合パワーが変動します。NanoTrakは円周の複数の点でパワー値をサンプリングし、その後、最大の出力信号となった位置にステージを動かすようピエゾに指令を出します。このプロセスは、円の中心が最大のパワー値となり、円上のすべての点においてパワー値が等しくなるまで続けられます。

アライメントを維持するために連続的にアクティブなアライメントを続けることもでき(トラッキングモード)、また、次の組み立て作業や実験手順を実行するために勾配探索を停止することもできます(ラッチモード)。下のセットアップは、ファイバの特性評価や検査にご使用いただけます。出力ファイバの代わりにファイバーカプラの1つを接続した場合、セットアップは、ファイバーベースのセットアップ全体でパワーの高スループットを維持するためにご使用いただけます。

Fiber Auto-Alignment Application Using K-Cube NanoTrak Controller
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ファイバ-ファイバの自動アライメントのセットアップ。K-Cube NanoTrak®を使用してNanoMaxステージを制御
Suggested Components
Laser SourceKLS635 K-Cube Laser SourceKLS1550 K-Cube Laser Source
Fiber Patch CablesaTwo Fiber Patch Cables Are Required
Fiber Alignment ControllerKNA-VISKNA-IR
NanoMax Flexure Stage
(Choose One)
MAX312D(/M) 3-Axis Stage, Open-Loop Piezos
MAX311D(/M) 3-Axis Stage, Closed-Loop Piezos
MAX381(/M) 3-Axis Stage, Closed-Loop Piezosb
Extension PlatformAMA009(/M) Fixed Platform Bracket
Fiber Holder
(Two Required)
HFB001B SMA Fiber Holder for Multi-Axis Stages
HFB004W Wide Key FC/PC Fiber Holder for Multi-Axis Stages
HFB004N Narrow Key FC/PC Fiber Holder for Multi-Axis Stages
HFB005W Wide Key FC/APC Fiber Holder for Multi-Axis Stages
HFB005N Narrow Key FC/APC Fiber Holder for Multi-Axis Stages
  • KNA-VISとKNA-IRの光入力部はFC/PCコネクタです。
  • こちらのステージはステッピングモータタイプで、別途ドライバが必要になります。

Posted Comments:
Kok-Wei Bong  (posted 2023-07-28 13:19:00.443)
Can you send me a manual for the nanotrak and the strain gauge reader?
fguzman  (posted 2023-07-31 10:42:14.0)
Thanks for your enquiry. You can download the manuals from our website. For example https://www.thorlabs.com/drawings/6827c73412cd56db-B272FF13-9A89-AAD9-B8AF67C89426E359/KNA-IR-KinesisManual.pdf If you have any more questions please contact your local tech team techsupport.uk@thorlabs.com
David De Vocht  (posted 2023-07-27 17:09:55.577)
I want to order 2 nanomax stages with closed feedback controller. Can you please confirm if the following is what I need? 2x MAX311D/M NanoMax Stage 2x KNA-IR - K-Cube NanoTrak 1x TPS002 Not sure if the numbers are correct.
fguzman  (posted 2023-07-28 11:36:58.0)
Thanks for your enquiry. These items and quantities are correct. For connection please check Figs. 5.8 and 5.9 of the manual. Please note that the KNA-IR is only for 2 axes per each stage, and will only work in open loop. For closed loop you need the BPC303 or the BNT001/IR but this latter is only for two axes. We will contact you directly to check your application.
Andrew Barrette  (posted 2020-09-01 11:22:30.513)
This is a great system for aligning our pulsed laser into an optical fiber but, on it's own, the NanoTrak alignment algorithm doesn't work with our pulsed laser. We solved the problem by using a lock-in detector to convert the pulsed signal from the alignment photodiode to a CW signal. It would be nice if you could build this functionality into the NanoTrak controller. I'm imagining a "Sync" BNC port on the controller that takes a sync signal from the laser.
cwright  (posted 2020-09-03 08:19:44.0)
Response from Charles at Thorlabs: Hello Andrew and thank you for your feedback! We understand there is increasing interest in using our alignment devices with pulsed sources and your suggestion is something I will present on our internal engineering forums for future design considerations.
klee  (posted 2009-09-14 12:40:46.0)
A response from Ken at Thorlabs to emsicustomer: "apt" stands for "Advanced Positioning Technology".
emsicustomer  (posted 2009-09-14 11:45:22.0)
What does "apt" stand for?
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自動ファイバーアライメントコントローラK-Cube™ NanoTrak®

自動ファイバーアライメントコントローラK-Cube™ NanoTrak®は、光学系(ファイバ光学系、自由空間光学系)のアライメントを行う際、結合パワーをモニタし最適化します。 コントローラは2種類ご用意しております。KNA-VISは320 nm~1000 nm用Siディテクタ、KNA-IRは900 nm~1700 nm用InGaAsディテクタをあらかじめ取り付けて発送いたします。

K-Cube用の電源(別売)につきましては下記をご参照ください。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
KNA-VIS Support Documentation
KNA-VISK-Cube NanoTrak®自動ファイバーアライメントコントローラ、320~1000 nm(電源別売)
¥239,554
7-10 Days
KNA-IR Support Documentation
KNA-IRK-Cube NanoTrak®自動ファイバーアライメントコントローラ、900~1700 nm(電源別売)
¥239,554
Today
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使用可能な電源

  • ±15 V/5 V電源
    • TPS002: 最大2台までのMini-DIN入力端子付きK-Cube™またはT-Cube™*
  • USBコントローラーハブによって電源供給と通信が可能
    • KCH301: 3台までのK-CubeまたはT-Cube用
    • KCH601: 6台までのK-CubeまたはT-Cube用

TPS002では最大2台までのK-Cube*やT-Cubeに電源を供給できます。K-CubeやT-CubeをPCへ接続するには、個別のUSBケーブルが必要です。

USBコントローラKCH301は3台、KCH601は6台までのK-CubeやT-Cubeをサポートするハブ部分と、壁コンセントに差し込むだけでハブとハブに接続された全てのCubeに電力を供給する電源部分から構成されています。ハブが供給できる最大電流は10 Aですので、お使いになるCubeの合計電流が10 A以上にならないことをご確認ください。こちらのハブをご使用いただくことで、1つのUSB接続によって、複数のK-CubeやT-CubeとのUSB接続が実現します。

接続用USBコントローラーハブについての詳細は、こちらからご覧いただけます。

*電源ユニットTPS002は1台のコントローラ(KNA-VISまたはKNA-IR)、または1台のドライバKLD101にしか電力を供給できません。ユニットを追加すると電流リミット値を超える可能性があるので、そのようなご使用は避けてください。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
TPS002 Support Documentation
TPS002Mini-DIN入力端子付き±15 V/5 V電源、最大2台までのK-CubeまたはT-Cube用
¥17,576
Today
KCH301 Support Documentation
KCH301USBコントローラーハブ&電源、K-CubeまたはT-Cube 3台用
¥82,012
Today
KCH601 Support Documentation
KCH601USBコントローラーハブ&電源、K-CubeまたはT-Cube 6台用
¥99,259
Today