Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)アダプタ、マウント無し正方形光学素子用

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アダプタCDH30の背面にフレクシャータブで固定された単結晶ダイヤモンドDNVB14。光学素子はホルダの背面に近接して取り付けられているため、背面からは光学素子により大きな角度から接近することができます。

特長

• マウント無し正方形光学素子用の非金属製アダプタ
• 2.0 mm～4.5 mm角の正方形光学素子の保持(詳細は右表参照)
• 取付け可能な光学素子の厚さ：0.45 mm～0.55 mm
• 外径Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)のアダプタは標準的なØ12.7 mm(Ø1/2インチ)光学素子用マウントに取付け可能

これらのアダプタは、正方形光学素子の取付け用に設計されています。外径がØ12.7 mm(Ø1/2インチ)のため、当社のØ12 mm～Ø12.7 mm光学素子用固定式レンズマウント、SM05レンズチューブ、16 mmケージ部品などの標準的なØ12.7 mm用オプトメカニクス部品に取付け可能です。１辺が2.0 mm、3.0 mm、4.0 mm、4.5 mmの正方形光学素子用のアダプタをご用意しています。それぞれに対応する有効開口は右の仕様表をご覧ください。これらの光学素子用アダプタの本体はDelrin^®*製で、光学素子保持用の#0-80ネジはナイロン製です。金属製の部品がないため、高強度の電場や磁場とも干渉することがありません。

光学素子は、背面取付けプレートのフレクシャータブにより保持されます(右の写真参照)。このプレートは、ナイロン製の#0-80皿ネジ2本で本体に取り付けられます。詳細は「取付け方法」タブをご覧ください。また光学素子は、UV硬化光学素子用接着剤NOA68などのDelrin^®*に使用可能な接着剤で、本体に恒久的に固定することも可能です。

これらの光学素子用アダプタには、厚さ0.45 mm～0.55 mmの正方形光学素子を取付けられます。これには、当社の量子グレードおよび電子グレードの単結晶ダイヤモンドの全ラインナップや、当社の 4.5 mm角の表面増強ラマン分光(SERS)用基板も含まれます。

*Delrin^®はDupont Polymers社の登録商標です。

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正方形光学素子用アダプターアセンブリの分解図

正方形光学素子は、背面のフレクシャープレートに形成されているフレクシャータブで保持されます。光学素子を損傷せずに取り付けるには、下記の手順で光学素子用アダプタを組み立ててください。

1. ピンセットを使用して、光学素子をアダプタ本体の光学素子取付け部に置きます。光学素子に大きい面がある場合は、その面が本体側に接していることを確認してください。
2. 片手で、フレクシャープレートを本体に合わせて置き、両方のフレクシャーアームが光学素子に接触していることを確認します。
3. フレクシャープレートを離さずに、2.5 mmのマイナスドライバを使って、本体にネジを締め始めます。
4. フレクシャーアームがぴったりフィットし、かつフレクシャープレートの上面とほぼ同じ高さになるまで2本のネジを交互に締めます。ネジはナイロン製ですので、締め過ぎないようにご注意ください。