クイック接続ステージ、高剛性スタンド用、移動量25 mm
- Manual Positioning of Rigid Stands
- 25 mm Travel Range in One or Two Horizontal Axes
- Quick Connect Dovetails to Construct Multi-Axis Stages
XRN25C
Single-Axis Stage
XRN25P-K1
Two-Axis XY Stage
MPA1
Rigid Stand Adapter Plate
Application Idea
Mount an LPH150 Rigid Stand Post Holder on an XRN25P-K1 Stage using an MPA1 Adapter
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Stage Specifications | |
---|---|
Travel | 25 mm |
XY Stacked Orthogonality | < 25 µrad |
Angular Deviation | < 150 µrad |
Platform Size | 3.35" x 2.00" (85.0 mm x 50.7 mm) |
Mounting Holes | 17 x 1/4"-20 (M6) Taps |
Mating Dovetail Width | 2" |
Horizontal Load Capacity (Max) | 170 lbs (77.1 kg) |
Vertical Load Capacity (Max)a | 8.8 lbs (4.0 kg) |
Bearing Type | Crossed Roller Bearings |
Micrometer Specifications | |
Micrometer Item # | 150-801ME-H |
Resolution | 500 µm Per Revolution |
Travel | 25 mm |
Micrometer Barrel Size | Ø3/8" (Ø9.5 mm) |
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クイック接続型のアリ溝によって1軸ステージを2軸構成に変換できます。ステージ底部(写真では上側)の幅50.7 mmのメス型アリ溝と、別のステージのオス型アリ溝を結合させることができます。また、写真左側のメス型アリ溝は、引っ込むタイプのクランプアームによりステージを適当な位置にはめ込むことができます。
Selection Guide for Rigid Stand Translation Stages | ||
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Manual Stages with Quick Connect | Self-Contained Manual Stages | Motorized Stages |
特長
- 高剛性スタンドを1軸または2軸の水平方向に最大25 mm移動
- アダプタープレートを用いて高剛性スタンドを取り付け可能
- クイック接続のためのアリ溝により、多軸ステージの構築が可能
- クロスローラーベアリングにより、高耐荷重と小さな角度偏差を実現
- マイクロメータの搭載位置は次の2種類から選択可能
- ステージのサイドに搭載:コンパクトな設置面積
- ステージのセンターに搭載:調整が容易
- マイクロメータ位置変換キットでマイクロメータの位置を変更可能
- 光学テーブルへの取り付け用に4つのM6ザグリ穴
当社のXRN25シリーズ移動ステージおよび高剛性スタンドアダプタMPA1/Mは、当社の高剛性スタンドのラインナップとともに使用できます(一般的な顕微鏡または当社製品のCerna®の光路中に、スライドホルダ、ペトリ皿、レコーディングチャンバ、マイクロマニピュレータなどの部品類を挿入するために、高剛性スタンドが使用可能です)。また、高剛性スタンド、アダプタープレートおよび移動ステージを組み合わせてもスリムな形状なので光路上および光路周辺でも場所を取りません。そのため、スペースが確保できない顕微鏡システムなどで多くのスタンドを使用する必要がある用途に便利です。
当社の高剛性スタンド用としては、ここでご紹介しているクイック接続型の手動式移動ステージよりもさらにコンパクトなステッピングモータ内蔵の25.4 mmの電動ステージや25 mmの手動ステージもございます。
XRN25シリーズの移動ステージ
XRN25シリーズの移動ステージは本体がアルミニウム製で、クロスローラーベアリングを用いているため精密移動、高耐荷重、そして角度偏差が小さいという特長があります。詳しい仕様については右の表をご覧ください。これらのステージとアダプタープレートを一緒に使用することで、高剛性スタンドを1軸または2軸の水平方向に最大25 mm移動させることができます。上の写真のように、各ステージにはクイック接続のためのアリ溝が付いており、1軸ステージを2軸構成に変換できます。また、2軸ステージを2つの1軸ステージに簡単に分解することもできます。ステージ同士は、最大トルク1.69 N・mのアリ溝用クランプネジで固定します。
ステージは側面にあるプレートでロックすることができ、その際は2.0 mm六角レンチを使用します。各ステージの上部プレートにはM6ネジ穴(止まり穴)が配列されています。ステージ下面の4つのM6用取付スロットを使用して光学テーブルに取り付けられます。
当社では、マイクロメータがサイドまたはセンターに搭載された1軸ステージ、およびマイクロメータがサイドに搭載された2軸ステージをご用意しています。どちらのマイクロメータも1回転につき500 µmの移動が可能です。サイドのマイクロメータとロッキングプレートを交換すれば、右手系、左手系どちらのステージも構築可能です。詳しくは「マイクロメータ位置の変換」タブをご覧ください。マイクロメータ位置変換キットについては下記をご覧ください。
多軸アセンブリーキット、レールキャリア、回転アダプタ、ベースプレートなどのアクセサリのラインナップを豊富にご用意しており、様々な機能を追加することができます。
高剛性スタンド用アダプタープレート
アダプタープレートMPA1/Mは、XRN25シリーズの移動ステージに高剛性スタンドを取り付ける際に必要です。このアルミニウム製アダプタープレートはコンパクトなため、高剛性スタンドホルダのベース部分にマッチします。こちらのアダプタープレートを移動ステージと一緒に使用することで、セットアップ内の高剛性スタンドを手動で移動させることができます。
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サイドのマイクロメータとロッキングプレートを交換すれば、右手系、左手系どちらのステージも構築可能です。
マイクロメータ位置の変換
左の動画では変換キットXRN-C1を使用して、マイクロメータがセンターに搭載されているステージ(XRN25C/M)をサイド搭載型のステージに変換する方法を示しています。マイクロメータがサイドに搭載されているステージ(XRN25P/M)をセンター搭載型に変換するには、変換キットXRN-C2を使用して逆の手順で行ってください。
注:マイクロメータを取り外す前に、2 mm六角レンチを用いてスチール製のロッキングプレートの丸押さえネジを締め付け、ステージを固定します。
サイドに取り付けられたマイクロメータを反対側に取り付ける方法
右の写真のようにロッキングプレートの位置を入れ替える場合は、プレートから3つの丸押さえネジすべてを取り外す前に、マイクロメータを読み値が25 mmとなる位置まで戻してください。そうしないと、マイクロメータを取り外した際にステージが急激に初期位置に戻って、機構が破損する場合があります。
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- 高剛性スタンドを1軸の水平方向に最大25 mm移動
- アダプタープレートを用いて高剛性スタンドを取り付け可能
- マイクロメータはサイドまたはセンターに搭載
- 狭いスペースに設置する顕微鏡システムの用途に対応
当社の1軸移動ステージとアダプタープレートMPA1/Mを一緒に使用して、高剛性スタンドを25 mm移動させることができます。ステージXRN25C/Mは、マイクロメータがセンターに搭載されているため調整が容易です。一方、ステージXRN25P/Mは、マイクロメータがサイドに搭載されているため、スペースが限られている用途に適しています。各ステージの上部プレートにはオス型、底部プレートにはメス型のアリ溝が付いており、ほかの機構部品を使用することなく2つのステージを直交して積層し、2軸構成を構築できます。
アダプタープレートは高剛性スタンドの底部に対応するように設計されています。組み立てるには、最初にM6キャップスクリュを使用してアダプタープレートの4つのM6ザグリ穴を利用して移動ステージに取り付けます。そして、4つのM6タップ穴を使用して高剛性スタンドをアダプタープレートに取り付けます(右図参照)。
- 高剛性スタンドを2軸の水平方向に最大25 mm移動
- アダプタープレートを用いて高剛性スタンドに取り付け可能
- マイクロメータはサイドに搭載
- 狭いスペースに設置する顕微鏡システムの用途に対応
2軸移動ステージXRN25P-K1/MとアダプタープレートMPA1/Mを一緒に使用して、高剛性スタンドをXY方向にそれぞれ25 mm移動させることができます。このステージは、2つのステージXRN25P/Mで構成されており、サイドには2つのマイクロメータが搭載されています。
アダプタープレートは高剛性スタンドの底部に対応するように設計されています。組み立てるには、最初にM6キャップスクリュを使用してアダプタープレートの4つのM6ザグリ穴を利用して移動ステージに取り付けます。そして、4つのM6タップ穴を使用して高剛性スタンドをアダプタープレートに取り付けます(右図参照)。
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XRN-C2を用いて、マイクロメータの位置をサイドからセンターに変換
- XRN25シリーズステージに対応
- マイクロメータの位置を変換するキット
- XRN-C1:センターからサイドへ
- XRN-C2:サイドからセンターへ
XRN-C1ならびにXRN-C2はマイクロメーターヘッドを取り外し、それぞれステージのサイドまたはセンターに取り付け直します。変換方法の詳細は「マイクロメータ位置の変換」タブでご覧いただけます。