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Polaris製品は、高性能を保証するためさまざまな熱試験が行われます。詳細は「試験データ」タブをご参照ください

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型番	数量	Description
Imperial Product List
POLARIS-K1F	1	Polaris®低歪みミラーマウント、Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用、3アジャスタ型
POLARIS-MA45	1	45°取付けアダプタ、Ø1インチ光学素子用Polarisマウント用、#8-32および1/4"-20タップ穴(インチ規格)
POLARIS-CA1	1	ノンブリッジクランプアーム、Ø1インチポスト用、ステンレス製、スロット1.30インチ、1/4"-20クランプネジ(インチ規格)
PLS-P1	1	Polarisミラーマウント用Ø1インチポスト、#8-32取付け穴1個、長さ1インチ(インチ規格)
SS25S050	1	1/4”-20ステンレス製止めネジ、長さ1/2インチ、25個入り(インチ規格)
POLARIS-LN1	3	1/4”-100止めナット、13 mm六角、ステンレススチール製(インチ規格)
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型番	数量	Description
Metric Product List
POLARIS-K1F	1	Polaris®低歪みミラーマウント、Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用、3アジャスタ型
POLARIS-MA45/M	1	45°取付けアダプタ、Ø25 mmおよびØ25.4 mm光学素子用Polarisマウント用、M4およびM6タップ穴(ミリ規格)
POLARIS-CA25/M	1	ノンブリッジクランプアーム、Ø25 mmポスト用、ステンレス製、スロット33.0 mm、M6クランプネジ(ミリ規格)
PLS-P246/M	1	Polarisミラーマウント用Ø25.0 mmポスト、M4取付け穴1個、長さ24.6 mm(ミリ規格)
SS6MS12	1	M6 x 1.0ステンレス製止めネジ、長さ12 mm、25個入り(ミリ規格)
POLARIS-LN1	3	1/4”-100止めナット、13 mm六角、ステンレススチール製(インチ規格)
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ミラーマウントPOLARIS-K1Fを45°で保持するPOLARIS-MA45(/M)。アダプタの下はØ25 mm(Ø1インチ)ポストならびにクランプアームPOLARIS-CA1(/M)。

特長

• すべてのØ25 mmおよびØ25.4 mm(Ø1インチ)のPolarisミラーマウントに対応
• ベイクアウトを行っており、25 °Cで10^-9Torrまでの真空度に対応
• 底部のM6タップ穴によりPolarisミラーマウント用Ø25 mmポストに取り付け可能
• 底部の2つのØ2 mmアライメント用ピンホールがOEMシステムでの精密な取り付けを実現
• 熱処理済みSUS303ステンレススチール製

45°取付アダプタPOLARIS-MA45/Mは、Ø25 mmのPolarisミラーマウントを光学テーブル、ブレッドボードなどの作業面に対して45°の角度で確実に取り付けます。アダプタの45°取付け面にあるM4タップ穴を利用してミラーマウントを固定できます。また底部のM6タップ穴はPolarisミラーマウント用Ø25.0 mmポスト取付け用です。タップ穴周りにある2つのØ2 mmアライメント用ピンホールがカスタム仕様またはOEMシステムへの精密で再現性の良い取り付けを可能とします(詳細は左下の図をご覧ください)。

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POLARIS-MA45(/M)の図面

当社のØ25 mm光学素子用Polarisミラーマウントを45°取付けアダプタPOLARIS-MA45/Mに適用した際のミラー中心までの高さ(アダプタの底面を基準)は50 mmです。また、ミラー中心はマウントの中心軸にアライメントされます。 なお、当社の低歪み、SMネジ付きなどその他のPolarisマウントをご使用になる場合の値は異なり、またミラーの中心もマウントの中心軸に完全にアライメントされないのでご注意ください。

アダプタは熱処理済みSUS303ステンレススチール製です。この材質は熱膨張係数(CTE)が比較的低く、また当社のすべてのPolarisミラーマウントの材質と同じです。 光学系内の材質の熱膨張係数を一致させることは最適な熱再現性を得るためには不可欠です。 材質に熱処理を施すことにより、温度に依存するヒステリシスを引き起こす原因ともなる内部応力を除去することができます。 よって取り付ける際は、同じ材料から加工された部品の使用をお勧めします。 上の写真では、同じ材料のミラーマウントPOLARIS-K1F、アダプタPOLARIS-MA45(/M)、Ø1インチ(Ø25 mm)ポストRS1、ならびにクランプアームPOLARIS-CA1(/M)のすべてを使用して取付面に対して45°の角度でミラーを取り付けています。

クリーンルームおよび真空への対応
POLARIS-MA45/Mは、クリーンルームや真空中でも使用できるように設計されています。Carpenter AAA不動態化処理による化学洗浄を行い、表面から硫黄、鉄、汚染物質などを除去してから、2重の真空バッグに封入しています。10^-6 Torrまでの真空であれば、袋から取り出してそのままお使いいただけます。追加の洗浄や処理を行うことで、さらに高い真空度で使用することも可能です。ただし、その場合でもステンレススチールからのアウトガスにより制限されます(下の表をご覧ください)。特定の真空システムに対してこの製品が適切であるかどうかは、ステンレススチールの材料特性とお客様が行われた洗浄方法によりご判断ください。

クリーンルーム対応の梱包
Polarisマウント用45°取付けアダプタは、クリーンな(汚染されていない)環境下で組み立てられた後、2重の真空バッグに封入されます。真空気密により袋は密着するため、マウントとの摩擦が最小限に抑えられ、袋の材料が削られてクリーンなマウントを汚染することも防げます。真空封止の工程で、水分が含まれた空気はパッケージから排出されます。そのため、乾燥剤を使用することなく、不要な表面反応を防止できます。

真空バッグは輸送および保管中の空気や埃による汚染からアダプタを保護し、さらに2重であることでクリーンルームへの入室手順をシンプルで有効性の高いものにすることができます。クリーンルームの外で外側の袋を外し、汚染されていない内側の袋に入ったアダプタをクリーンなコンテナに入れてクリーンルーム内に搬入できます。この間、真空バッグの利点は保持されています。クリーンルーム内では、アダプタを内側の袋から取り出して、すぐにご使用いただくことができます。

POLARIS-MA45の熱衝撃後の位置再現性

Polaris^®部品は様々な試験の実施により、高い性能が実証されています。 この試験では温度制御環境においてPolarisミラーマウントをPOLARIS-MA45に取り付けた後、ステンレススチール製の固定式プラットフォームに固定します。 そして独立に温度制御された半導体レーザからのビームを、ミラーで位置センシングディテクタ(PSD)に向けて照射します。

目的: この試験では、ミラーマウントと45°取付アダプタのシステムがヒステリシスなく、ミラーをどの程度確実に初期位置に戻すかを測定しています。 測定結果により光学システムのアライメントが熱衝撃の影響を受けないことを示します。

手順：Polarisマウントとアダプタのシステムの温度を37.5 °Cに上げます。 この熱量を約60分間維持します(熱状態については下のプロット図を参照)。 その後、ミラーマウントシステムの温度を試験開始時の温度に戻します。 試験結果は下記の通りです。

結果: 下のプロット図が示しているように、Polarisマウントとアダプタのシステムが初期の温度に戻ると、ミラーの角度位置(ピッチとヨー)は、初期位置の2μrad以内に戻っています。 さらに温度変化サイクルを繰り返しPolarisシステムの性能をテストします。 各サイクルの後に、ミラーマウントシステムの位置は確実に初期位置の2 µrad以内に戻っています。

結論: 　Polarisミラーマウントを組み合わせたPolaris 45°取付アダプタは、温度変化サイクルの後でも確実にミラーを元の位置に戻す高性能かつ超安定型のシステムであることが実証されました。 以上のことから、このシステムは長期に渡ってアライメントの安定性が必要となる用途に適しています。 またこの結果は、POLARIS-MA45を取り付けた後でもPolarisミラーマウント自体の性能が落ちないことも示しています。

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上のグラフは、取付アダプタPOLARIS-MA45とPolarisミラーマウントに熱衝撃を与える前、与えている間、そして与えた後に、位置センシングディテクタ(PSD)によって測定されたピッチとヨーの値です。

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上のグラフは10回連続して熱衝撃試験を行ったシステムの各テスト後の角度変位量です。 図中の温度変化は、開始時の温度と試験終了時の温度の差であり、室温の変動などの要素を含んでいます。