CDA1を使用すると、当社の30 mmケージシステム部品で構築したサブアセンブリを、2枚の60 mmケージプレートの間の60 mmケージシステムに挿入することができます。この時、2つのケージシステムの軸は±0.15 mm以内でアライメントされます。 このアダプタはフレクシャークランプ機構があり、30 mmケージシステムの2本のケージロットならびに60 mmケージシステムの2本のケージロッドに確実に固定することができます。 また、サブアセンブリをケージシステムに挿抜したり、光路に配置した複数の光学アセンブリを素早く交換したりすることができます。 アダプタに施されているØ31.8 mmの円弧上のレリーフカットにより、SM1レンズチューブやその他のØ30.5 mm(1.20インチ)の筒状部品を、(アダプタに取り付けた)30 mmケージシステム内に取り付けても邪魔にならないように設計されています(上の写真参照)。

使用情報
2つのケージシステムの軸が確実に同一線上となるように、アダプタCDA1を2つ1組で(写真参照)ご使用いただくことをお勧めしています。 まず、内側の30 mmケージサブアセンブリと外側の60 mmケージシステムを構築します。 次に、2つのアダプタCDA1を内側にある2つのフレクシャ―クランプで30 mmケージアセンブリにスナップオンし、2 mmの六角レンチを用いてロッドに固定します(左下の写真参照)。 そして、それぞれのCDA1の外側にある2つのフレクシャを外側のケージロッドにスナップオンし、30 mmケージシステムを60 mmケージシステム内のご希望の位置に設置します(左から2番目の写真参照)。 外側のフレクシャも2 mmの六角レンチを用いて固定します。 CDA1はケージシステムの上部から取り付けることをお勧めいたします。ケージシステムの側面や底部にアダプタCDA1を追加すると、さらに安定性を向上させることができます。

30 mmケージサブシステムを取り外すには、まずCDA1の内側に付いている2つのフレクシャを緩めて60 mmケージから30 mmサブアセンブリを取り外します(右端の写真参照)。 アダプタCDA1は60 mmシステム上に付けたままにして、30 mmケージサブシステムを再度取り付ける際の目印とすることができます。

当社では、16 mm、30 mm、60 mmケージシステムを用いて固定式のアセンブリを構築するための豊富なケージプレートアダプタもご用意しております。またケージシステムを直角方向に取付けるアダプタもご用意しています。

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30 mmおよび60 mmケージアセンブリは別々に構築することをお勧めいたします。そして、アダプタCD1Aを30 mmケージシステムに取り付けて、60 mmケージシステムに挿入します。

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組み立て完成品。 4つのフレクシャークランプは全て2 mmの六角レンチを使用してロックおよびロック解除できます。

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サブアセンブリを取り外すには、30 mmサブシステムのフレクシャを緩めて60 mmケージシステムの底部または側面からサブシステムを取り外してください。