光学筐体システム用アクセサリー

- Anodized Aluminum and High-Strength Plastic Cubes for Corners
- Black Hardboard and Aluminum Enclosure Panels
- Hardware and Kits for Adding Enclosure Lids
- Cover Plate Protects Rail End
XE25H
Hinge for Lids or
Other Openings
XE25W3
Quick-Install Corner
XE25LS
Backstop
XE25C
Cover Plate
TB4
Black Hardboard
XE25GSK
Door Opener Kit
(Not to Scale;
Screws, Brackets, and Gas Springs Included)
XE25DK1
Sliding Door Kit
(Not to Scale)
LPCE9
Laser Safety Fabric Panel
(Not to Scale)

Please Wait
XE25 25 mm Construction Rail Accessories | ||||
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Rails | Cubes and Brackets | Breadboard Mounting | Rail Joiners | Channel Insert |
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Construction Tools | T-Nuts and Screws | Enclosures | Enclosure Accessories |

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Figure 1.1 XE25C11(/M)の側面に使用されている筐体用ユーティリティパネルAEPU1(/M)
特長
- 頑丈なコーナと結合部を形成するコンストラクションキューブ
- コーナを補強する直角ブラケットとガセットプレート
- 筐体用パネル
- 不要な光を遮断する軽量な黒色ハードボードパネル
- 耐久性の高いアルミ製パネル(ブランク接続パネル付き)
- レーザ安全保護用布パネル(EN認証済み)
- 可視光透過性を有する認証済みレーザ保護パネル(レーザ遮光板)もご用意
- 既存の筐体にスライド式扉を取り付けるためのキット
- 滑らかに開閉する蓋用ヒンジ
- 筐体の蓋を開けたまま固定できる、バックストッパ、ドアオープナーキットまたは固定用ブラケット
- 移動時に便利なハンドルの取付けが可能
- レール端を覆うカバープレート
25 mmレールを用いた光学筐体システムの拡張用部品は、頑丈で使いやすく、かつ複雑な構造を構築する場合に役立ちます。高強度のプラスチックまたはアルマイト加工されたアルミニウム製のコンストラクションキューブは、最大3本のレールを結合してコーナを形成することができます。またブラケットとガセットプレートはその直角の接続部を補強するのに使用します。黒色のハードボードおよびポスターボードのパネルは迷光を遮断するのに使用されますが、これらは大きさに合わせて簡単にカットすることができます。また、XE25C9/Mのような既存の光学筐体システムにスライド式扉を追加するキットもご用意しております。さらに、当社のヒンジやストッパ、ドアオープナーキットおよび固定用ブラケットを用いて、筐体に開閉部を構築することもできます。不燃性の黒色アルマイト加工されたアルミニウム製ユーティリティパネルは、黒色ハードボードパネルよりも耐久性に優れています。一方、難燃性のレーザ安全保護用布パネルは柔軟性を必要とする場合の選択肢になります。また、レール端を保護するためのカバープレートもご用意しております。
25 mmレールで組み立てるシステムのためのアクセサリとしては、コーナーキューブ、ブラケット、Tナット、低頭チャネルネジ、ブレッドボード取付け用アクセサリ、レールジョイント、チャンネルインサートがあります。また、光学筐体、DIYツール(XE25をベースにした構成用のタップ、タップガイド、ドリルガイドなど)もご用意しております。
XE25の構築方法
XE25レールと関連部品は、特注エンクロージャを含む様々なモジュールシステムの構築部品になります。 要求の厳しい用途では、レールを用いて直角を形成する"直接接続"法をお勧めいたします。このチュートリアルでご紹介している構築部材は、XE25構築用ツールのページでご覧いただけます。
ステップ1:側面に穴を開ける

Figure 2.2 ボールドライバ差し込み用穴の穴開け
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Figure 2.3 ボールドライバ差し込み用の穴
レール端に4 mmボール(六角)ドライバを差し込むために、Figure 2.3のようなØ4.6 mm穴をあけます。
このステップでは、Ø4.6 mmドリルビットT119873、ドリルガイドXE25DG、ハンドドリルまたはボール盤、そして万力が必要になります。
ドリルガイドXE25DGは、上部の固定ネジでレールに固定します。ドリルビット用のガイド穴はレール端から12.5 mmの位置になります。Figure 2.2のようにレールに穴をあけます。
Figure 2.1にあるような3方向コーナが必要な場合、最初の穴から90°の位置に2番目の穴を開けてください。
ステップ2:中心穴にタップを切る(必要な場合)
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Figure 2.4 タップガイドブロックを使用したネジ加工
アルマイト加工済みXE25シリーズのレールは、標準品ならびに長さがカスタム仕様の製品すべてのレール端にM6タップ穴が付いています。標準品を切断する場合や、粗切押出成型レールXE25RL2を使用する場合、レール端にタップ穴を開ける必要があります。
このステップでは、M6タップ71498(1/4"-20タップ71598)、タップガイド XE25TG、ハンドタップレンチ TW25が必要になります。
タップをタップレンチ内に固定してください。タップガイドをレール端に被せてください。ガイド上部の穴により、タップを穴に一致させることができるため、ネジ加工ミスが起こりにくくなります。タップを回転させて、穴にネジを切ります(Figure 2.4参照)。
ステップ3:低頭チャネルネジを取り付ける
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Figure 2.5 ネジ穴の途中まで締めたネジ
この工程では、M6低頭チャネルネジSH6M10LP(1/4"-20低頭チャネルネジSH25LP38)と4 mmボールドライバが必要になります。
低頭チャネルネジをレール端のネジ穴に挿入して、ボールドライバで途中まで締め付けます(Figure 2.5参照)。3方向接続が必要な場合は、2本目のレールにもう1つチャネルネジをねじ込む必要があります。
ステップ4:レールを接続する
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Figure 2.6 ドライバでのチャネルネジの締付け
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Figure 2.7 3方向接続におけるチャネルネジの締付け
六角頭が穴と適合するように、チャネルネジの頭をレール溝にスライドさせます。穴にボールドライバを挿入して、チャネルネジを締め付けます(Figure 2.6参照)。3方向接続が必要な場合は、Figure 2.7のようにこの工程を3本目のレールで繰り返してください。
安定性を高めたい場合には、直角ブラケットXE25A90を使用し、コーナを補強することができます。
当社の部品を用いたカスタム仕様筐体の設計
当社が豊富に取り揃えている筐体用部品をご使用いただくと、光学筐体のDIY構築が簡単にできます。パネル、光学レール、コーナーキューブなど、当社のすべての光学筐体用部品は個別にご購入でき、またご用途に合わせてサイズをカスタマイズすることもできます。例えば、シンプルな筐体では最小で300 mm x 300 mm x 300 mmのものが構築できますが、大きい筐体であれば実験時のアクセスが容易になるようヒンジ付き扉を付けた筐体の構築も可能です。筐体用部品は互いにシームレスに組み立てられるように設計されているため、組立時間が短縮できます。
筐体の側面や寸法はすべてご用途に合わせて変更が可能です。黒色ハードボード筐体パネルは、レンズチューブなどのオプトメカニクス部品を組み込めるように、適切なサイズに切断したりドリル加工したりできます。また、ファイバや電気パネル用にドリル加工されたスロットや、SM1ネジの付いた貫通穴のある黒色アルマイト加工アルミニウム製パネルもご用意しております。
当社では、ご用途に合ったカスタム仕様筐体の製造も承ります。カスタマイズ可能な範囲は、パネルサイズや光学レールなどの筐体寸法、黒色ハードボードや黒色アルマイト加工アルミニウムなどのパネル素材、扉の数や形状などです。カスタム仕様部品のサイズの整合性や機能については当社が保証いたします。筐体が仕様に適合していることを確認したのちに、当社から部品を発送いたします。なお、カスタム仕様筐体にはアルミニウム製ブレッドボードは含まれていないため、筐体はお客様ご自身で組み立てる必要があります。
カスタム仕様筐体のご依頼や、ご自身で構築される場合の部品の組み合わせについてのお問い合わせは、当社までご連絡ください。

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Figure 3.3 カスタム仕様筐体は、当社の25 mmレールやアクセサリを使用して構築することが可能です。こちらの2枚扉付き筐体は標準品のみで構築しました。Video 3.1ではこちらの筐体を組み立てる方法を段階的に説明しています。

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Figure 3.2 2枚のハードボードTB4(必要な高さに切断済み)を黒色マスキングテープT743-2.0で貼り合わせて、筐体の背面パネルを作製できます。
カスタム仕様による筐体の例
こちらでは、 Figure 3.3のような黒色ハードボートを用いた2枚扉付き筐体の組み立て方法を詳細に説明します。この筐体の組立方法はVideo 3.1でもご覧いただけます。この筐体の寸法は1200 mm x 600 mm x 525 mm(L x W x H)です。使用した部品についてはTable 3.4と3.5をご覧ください。
筐体は600 mm x 1200 mmのアルミニウム製ブレッドボードの上に組み立てましたが、他のサイズでも構いません。左扉は幅500 mm、右扉は幅600 mmです。扉は個々に開閉が可能で、筐体内のブレッドボードにアクセスすることができます。 当社では扉と筐体のフレームは別々に組み立て、その後で筐体として組み上げることをお勧めしています。扉やフレームに使用されているレールはスロット付きコンストラクションキューブで接続されます。これらのキューブは低頭チャネルネジで固定され、筐体のコーナーから光が漏れるのを防ぎます。また、素早く組み立てる方法として、当社の3方向コーナーキューブをご使用いただくこともできます。筐体のパネルとなるハードボードTB4はカッタで適当なサイズに切断でき、25 mmレールのスロットやコンストラクションキューブのザグリ穴に直接取り付けられます。背面パネルは2枚のハードボードを適切な長さと高さに切断し、黒色マスキングテープT743-2.0で貼り合わせて作製します(Figure 3.2をご覧ください)。
扉や扉のヒンジを取り付けるために、25 mmレールを筐体の上部に沿って取り付けます。 レールは上部の2本のフレームレールにドリルで穴を開けて取り付けます。詳細はVideo 3.1をご覧ください。サポートレールを正確に配置するために上部フレームレールにドリル穴やタップ穴を加工する詳細な方法については、「構築方法」タブをご覧ください。
筐体の高さはあらゆる用途に合わせて簡単にカスタマイズできます。筐体に扉をつけるうえで最も良い方法は、接続キューブを含めた扉の高さを、筐体の高さから底部レールを差し引いた高さに一致させることです。そうしないと、扉が底部レールと重なってしまいます。扉には長さ500 mmのレール、筐体には長さ525 mmのレールをご使用になることをお勧めします。
遮光が必要な場合には、接着剤付き黒色フロック加工紙BFP1を使用して筐体のヒンジの隙間を塞ぐことができます。
Posted Comments: | |
Yannick Schroedel
 (posted 2025-03-03 15:24:57.413) I think this product does not actually work when attaching it to a 25mm with the metric low profile screw. The screw head is larger than the imperial counterpart and protrudes into the area where the moving part of the lock goes. jdelia
 (posted 2025-03-06 11:46:31.0) Thank you for contacting Thorlabs and for bringing this to our attention. We are currently looking into amending this error. Matthieu GRAU
 (posted 2024-03-27 08:15:13.02) It would be nice to have two option with this product :
One with imperial screws and one with metric screws.
Even in my cart, there is an automatic message saying I have metric and imperial products in the same time in my cart, and when I choose, "change to metric" then the message come back.
Thanks for reading,
Have a nice day. cdolbashian
 (posted 2024-03-29 02:52:14.0) Thank you for reaching out to us with this inquiry. Fortunately, since this component just adapts to the 1" extrusion via t-nuts, the threads are only interfacing with the components sold in this kit. As such there isn't really a necessity for a metric vs imperial version. That being said, perhaps we need to change the cart checkout notification to reflect that this is not an incompatibility. I have contacted you directly to discuss this further. |


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Figure 412B
コンストラクションキューブRM1Gを使用して25 mmレールを3方向に接続

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Figure 412A
スロット付きキューブRM1Sでハードボードのエンクロージャ壁を固定
- RM1G:3面にザグリ穴付き
- RM1S:3面にザグリ穴およびエンクロージャ壁取付け用スロット付き
- アルミニウムの一体構造で優れた剛性
- 平行度、直角度:0.05 mm以内
これらのコンストラクションキューブには、隣接する面に3個のM6用ザグリ穴があります。最大3本までのレールの接続が可能で、Figure 412Aと412Bのように、ザグリ穴に低頭チャネルネジ(別売り)を挿入して締め付けます。また、Figure 412Cと412Dで示すように、低頭チャネルネジはネジ頭部の高さが低いため、隣接するネジ同士の干渉を防止できます。また、キューブRM1Sには、遮光性の筐体を構築するためにポスターボードやハードボードの壁を取り付けるためのスロットがあります。どちらのキューブも単体のアルミニウムブロックから機械加工された製品であり、高い強度の構造体が求められる用途に適します。


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Figure 279A コーナーキューブXE25W3を利用して25 mmレールを3方向に接続
- 最大3本のレールを直角に接続
- 強化プラスチック製
- 低頭チャネルネジを使用
コーナーキューブXE25W3の取付け面には、25 mmレールの端部にある4つのアライメント穴に差し込むことができる突起が付いています。 この突起とアライメント穴は密着するようになっているので、コーナーキューブを手で接続することは困難です。 従って、コーナーキューブをレールに固定する際は、 低頭チャネルネジをお使いいただくことをお勧めいたします(Figure 279AとVideo 279Bをご参照ください)。
このコーナーキューブは筺体システムの構築には適していますが、レールを用いて光学部品を支持する場合には適していません。 このような用途では、上記のコンストラクションキューブRM1Gをお使いください。または、「構築方法」タブにある手法をご検討ください。


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Figure 249B コーナを補強

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Figure 249A 光学テーブルにボルトで固定された筐体
- 25 mmレールのコーナを固定、またはレールを垂直取付け
- 単体アルミニウムの切り出し構造で優れた剛性
- M6キャップスクリュを使用
直角ブラケットAB90HおよびXE25A90は、Tナット(付属していません)を使用して25 mmレール同士を接続したり、レールを光学テーブルに取り付けたりするのに使用できます。どちらもM6キャップスクリュとワッシャを使用します。AB90Hには長さ25.4 mmと12.7 mmの2つのM6対応スロットが付いており、ブレッドボード上のレールの位置決めが柔軟に行えます。XE25A90にはザグリ穴が2つ付いています。
このマウントは、当社の筐体システムを光学テーブルまたはブレッドボードに固定するのに適しています。


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Figure G4.1 2本の25 mmレールを接続しているガセットプレートXE25GP
Table G4.1 Specifications | |||
---|---|---|---|
Item # | Rail 1 | Rail 2 | Recommended # of Nut & Screw Setsa |
XE25GP | 25 mm | 25 mm | 3 |
XE50GP2 | 50 mm | 5 | |
XE75GP2 | 75 mm | 7 |
- 2本のレールを90°で接続
- 厚さ3.2 mmのアルマイト加工アルミニウム製
- M6 x 1.0低頭チャネルネジおよびTナット(別売り、Table G4.1)と組合わせて使用
こちらのガセットプレートを使用して、当社の25 mm、50 mmおよび75 mmのコンストラクションレールを90°にしっかりと接続することができます。上記の直角ブラケットと同様に補強用として使用できますが、L字型の内側の溝がオープンな状態になるため、その部分をハードボードやプレキシガラスの取付け用としても利用できます。ガセットプレートの取付け穴は、M6 x 1.0低頭チャネルネジ(最大長さ10 mmまで)とそれに対応するTナット(どちらも別売りです)を使用するように設計されています。異なるサイズのレールを取り付ける場合、もし可能であれば、剛性を高めるために小さなサイズのレールをガセットプレート底部の複数の穴に取り付けることを推奨します。
組立てる際は、まずガセットプレートにネジを挿入し、背面のナットで緩く止めます。次に、レール溝内でナットをスライドさせ、レール端を合わせます。レールの位置が定まったらチャネルネジを締め付けます。


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Figure G5.2 25 mmレールと50 mmレールを接合接続しているガセットプレートXE50GP4
Table G5.1 Specifications | |||
---|---|---|---|
Item # | End Rail(s) | Center Rail | Recommended # of Nut & Screw Setsa |
XE25GP2 | 25 mm | 25 mm | 4 |
XE50GP4 | 50 mm | 6 | |
XE75GP5 | 75 mm | 8 |
- 2本または3本のレールをT字型に接続
- 厚さ3.2 mmのアルマイト加工アルミニウム製
- M6 x 1.0低頭チャネルネジおよびTナット(別売り、Table G5.1参照)と組合わせて使用
こちらのガセットプレートを使用して、当社の25 mm、50 mmおよび75 mmのコンストラクションレールをT字型にしっかりと接続することができます。上記のL字型接続用ガセットプレートと同様に補強用として使用できますが、T字型に取り付けるために取付け穴が増えています。ガセットプレートの取付け穴は、M6 x 1.0低頭チャネルネジ(最大長さ10 mmまで)とそれに対応するTナット(どちらも別売りです)を使用するように設計されています。 異なるサイズのレールを取り付ける場合、もし可能であれば、剛性を高めるために小さなサイズのレールをガセットプレート底部の複数の穴に取り付けることを推奨します。
組立てる際は、まずガセットプレートにネジを挿入し、背面のナットで緩く止めます。次に、レール溝内でナットをスライドさせ、レール端を合わせます。レールの位置が定まったらチャネルネジを締め付けます。


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Figure G6.1 TB4パネルを用いた筐体
- 迷光を遮断
- カッタで簡単に切断可能
- TB5:厚さ1.6 mm、頑丈なボール紙パネル
- TB4:厚さ4.76 mm、合成樹脂塗装のボール紙と発砲スチロールコア
黒色パネルは遮光筐体システムの構成部品です。黒色ポスターボードTB5は厚さ1.6 mm、サイズ50.8 cm x 76.2 cmのパネルを5枚入りパックでご提供しております。カッタで切り目を入れて曲げることで遮光コーナを形成することができます。
一方、黒色ハードボードTB4の厚さは4.76 mm、サイズ61.0 cm x 61.0 cmのパネルを3枚入りパックでご提供しております。TB4は厚みがありますが、Figure G6.2のように発泡スチロールコアで作られているので、軽量ながらも吸音効果は高くなっています。四隅や接合部には、幅50 mmの黒色マスキングテープを使用して、光の侵入を遮ることをお勧めします。こちらのTB4は、当社の光学筐体システムで使用されているハードボードと同じものです。
ご要望に応じて、最大111.8 cm x 81.3 cmまでの特注サイズのTB4をご提供できます。お見積りにつきましては、当社までお問い合わせください。その他の遮光用材料も幅広く取り揃えています。

Damage Threshold Specificationsa | |
---|---|
Type | Damage Threshold |
Pulsed | 0.50 J/cm2 (532 nm, 10 ns, 10 Hz, Ø0.504 mm, 200 shots) 0.90 J/cm2 (1064 nm, 10 ns, 10 Hz, Ø1.00 mm, 200 shots) |
CW | 23.6 W/cm (532 nm, Ø1.00 mm, 60 s exposure) |

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Figure G7.1 アルミニウム製筐体に挿入されたAEPU1(/M)
- 耐久性の高いアルマイト加工されたアルミニウム製
- 4枚のブランク接続パネルと1つのSM1ネジ付き貫通穴
- コネクタ用の穴を開ける必要なし
- 安定性を向上させる除振用ゴム
- サイズ:375 mm x 300 mmまたは225 mm x 300 mm
- 厚さ:3.2 mm
こちらのアルミニウム製筐体用ユーティリティパネルにはブランクの接続パネルRBX-BLK1Fが4枚と、取り外し可能なエンドキャップSM1CP2Mの付いたSM1ネジ付き貫通穴が1つ付いています。ブランク接続パネルを取り外して、当社のファイバまたは電気接続パネルを容易に取り付けることができます。SM1ネジ付き穴を用いると、レンズチューブなどのSM1ネジ対応の部品を取り付けることができます。光学系の筐体用として設計されたユーティリティパネルには、耐久性の向上と移動時の防振のために除振用ゴムが6つ付属しています。
こちらの筐体用パネルは当社の光学系用筐体のラインナップにご使用いただけます。筐体用パネルAEPU2/Mは黒色ハードボード筐体XE25C7/MおよびXE25C8/Mに対応し、筐体パネルAEPU1/Mは黒色ハードボード筐体XE25C9/MおよびXE25C9D/M、ならびにプレキシガラス製筐体XE25C10/MおよびXE25C10D/Mに対応します。なお、AEPU1/Mは当社のアルミニウム製筐体XE25C11/M、XE25C11D/MおよびXE25C11T/Mにはすでに含まれております。
こちらのアルミニウム製筐体パネルはカスタムサイズならびにカスタム仕様でもご提供しております。詳しくは当社までお問い合わせください。

Table G8.2 Compatible Enclosures | ||
---|---|---|
Fabric Panel Item # | Dimensions | Compatible Enclosures |
LPCE9 | 10.96" x 12.99" | XE25C7 XE25C8 |
LPCE15 | 16.97" x 12.99" | XE25C7 XE25C9 |
LPCE21 | 22.97" x 12.99" | XE25C8 XE25C9 |
LPCE225/M | 275.0 x 325.0 mm | XE25C7/M XE25C8/M |
LPCE375/M | 425.0 x 325.0 mm | XE25C7/M XE25C9/M |
LPCE525/M | 575.0 x 325.0 mm | XE25C8/M XE25C9/M |

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Figure G8.1 サイド面のハードボード1枚をパネルLPCE21に交換した光学筐体。パネルを開けるためのつまみネジは、簡単に取り外すことができます。
- 光学筐体システム用の25 mmレールに取付け可能
- 難燃性
- EN 12254:2010(E)認証済み(下記の免責事項をご覧ください)
- カスタムサイズについては当社までお問い合わせください。
- ファスナは別売り(上記参照)
こちらのレーザ安全保護用布パネルは当社の光学筐体の側面パネル用に設計されています。また、このパネルは25 mmレールを使用したカスタム筐体にも取付けることができます。Table G8.2では各布パネルに対応する光学筐体がご覧いただけます。
ミリ規格のパネルの高さはすべて325.0 mmで、垂直レールとしてXE25L300/Mを使用している筐体用に設計されています。
布パネルは上記のファスナLPCEF/M (別売り)を使用して25 mmレールに取り付けることができます。
*免責事項
レーザ保護用布は、EN規格に基づいて第三者機関によって試験が行われています。詳細については製品ページ内の「規格認証」タブをご覧ください。ただし、製造バラツキ、機械的摩耗、およびレーザによる損傷によって生じたレーザ保護用布地の機能不良に関しては、当社では責任を負いかねます。布地が用途に適した製品であるかどうかについては、ご発注前に必ずお客様側でレーザ安全管理者にご相談いただくようお願いいたします。リスクを最小限に抑えるために、製品使用前に毎回必ず布地の状態をご確認ください。

- レーザ安全保護用布パネルの25 mmレールへの取り付け用
- キットLPCEF/Mには下記が含まれます。
- M4 x 0.7つまみネジ(7個)
- M4 x 0.7 Tナット(7個)
- M4 x 0.7止めネジ(7個)
- 交換用のM4 x 0.7つまみネジもご用意しております(型番LPCET/M)
ファスナーキットLPCEF/Mには、つまみネジ、Tナット、および止めネジ(セットスクリュ)が7個ずつ入っています。このファスナーキットが1パックあれば、1枚の布パネルを対応する筐体の側面に取り付けることができます。取付け手順の詳細についてはマニュアルをご参照ください。
止めネジネジは2.0 mm六角レンチまたはボール(六角)ドライバで締め付けられますが、つまみネジには六角ソケットは付いていません。
ファスナーキットの交換用つまみネジは10個入りパックで別途ご用意しております。


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Figure G10.1 ヒンジXE25Hの背面
- スイング式で開閉可能な蓋を構築
- 蓋ストッパにより、ハンドフリーで蓋を止めることが可能
- レールの溝部分を利用して取り付け
XE25Hは高強度のプラスチック成形ヒンジで、滑らかに開閉する蓋を形成することができます。 4個の低頭チャネルネジ、および4個のTナット(どちらも付属)を使用してレールの溝内に固定できます。その際は、3 mmのボール(六角)ドライバで締め付けます。 ヒンジが閉じていても、それを取り付けている2つのレールの間に隙間が残ります。そのため、遮光するには何らかの加工が必要になりますのでご注意ください。
蓋用ストッパXE25LSは、アルマイト加工済で、蓋の移動を120° までで制限し、蓋を開けたまま固定できるので筐体内でのハンドフリー操作が可能です。 限られたスペースでのセットアップや、蓋を全開にできない状況での用途に適しています。 XE25LSは、Tナット(別売り)を用いてレールの溝部分に取り付けることができ、1/4"-20キャップスクリュ、M6キャップスクリュ、座金が付属しています。


Figure G11.1 白丸の刻印は幅の広い溝を示しています。
- 25 mmレール光学筐体システム用のスライド式扉組み立てキット
- 525 mm x 300 mmのレールアセンブリ
- ハードボードTB4を用いた、迷光や不要な光を遮断するための扉
- 組み立て作業が必要
- 光学筐体XE25C9/Mに対応
スライド式扉キットXE25DK1/Mを用いて、既存の光学筐体にスライド式扉またはバリアを組み込むことができます。こちらのキットでは、525 mmと300 mmの長さのレールを用いて584 mm x 325 mmのフレームが作られています。フレームにレールを取り付けた状態で出荷されますが、扉用パネル、ハンドルおよび扉用ガイドはご自身で取り付けていただく必要があります。ハンドルを簡単に取り付けられるよう、ドリル穴は予め開けてあります。
キットに含まれるレールおよびキューブは当社の標準品とは異なりますのでご注意ください。各レールにはパネルTB4の2倍の幅の溝が付いており、2枚のパネルをスライドさせることができます。 この幅の広いレール溝は白丸の刻印で示されています(Figure G11.1参照)。この扉を取り付けた状態の筐体XE25C9D/Mもございます。詳細は製品ページをご覧ください。


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- 筐体の蓋を90°の角度で開けたまま保持
- レールの溝を使用して簡単に取り付け可能
- キットXE25GSKには以下のアイテムが含まれます:
25 mmレール筐体用ドアオープナーキットXE25GSKを使用することで、筐体の蓋を90°の角度で開けたまま固定できます。ドロップイン式TナットXE25T1を4個、ブラケットを2個、1/4"-20低頭ネジを4個(付属の1/8インチ六角レンチで締付可能)使用して、レールの溝にガススプリングを取り付けることができます(すべて付属しています)。各キットにはガススプリングが2本付属しており、蓋を開けたまましっかりと固定できるため、筐体内での作業を両手で行うことができます。このキットは、蓋を後ろまで全開にすることが困難または不可能な限られた空間でのセットアップに適しています。さらにスペースが制約される場合は、スペース効率を一層高めるための1つの選択肢として、固定用ブラケット(下記掲載)XE25LBのご使用をお勧めします。
取付方法
Figure G12.1のような構成を作成する場合は、まず、付属の六角レンチを使用して、筐体端用ブラケットを筐体のレール前方にあるコンストラクションキューブに対して上向きに取り付けます。次に、ロッド端用ブラケットをドア上にある背面ガセットプレートに取り付けます。ガススプリングソケットのロッド端を、ロッド端用ブラケットのボールスタッドに押し込みます。ガススプリングの筐体端用ソケットと筐体端用ブラケットのボールスタッドが一直線に揃うまで、筐体のドアを持ち上げます。そして、ガススプリングソケットの端を筐体端用ブラケットのボールスタッドに押し込みます。キット内のもう一本のガススプリングも同じ手順で取り付けます。詳しい取付方法は、各キットに付属するクイックスタートガイドカード(Quick Start Guide card)に記載されています。


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Figure G13.1 2つで1組のブラケットがインターロックされることで、筐体の蓋を開けたまま保持できます。

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Figure G13.3 ブラケットには、取付け時に位置合わせのガイドとなる線が刻印されています。
- 筐体の蓋を開けたまま保持
- コンパクトな設置面積
- 取付け時に位置合わせのガイドとなる線が刻印
固定用ブラケットXE25LBを使用して、25 mmレール筐体の蓋を所定の位置に固定することができます。このブラケットは、インターロック式の2つの部品で構成されています。一方はドアフレームのヒンジ部分に取り付け、もう一方はそのすぐ後方にあるエンクロージャーフレームのレールに取り付けます。2つの部品には位置合わせのガイドとなる白い線が刻印されています(Figure G13.3参照)。ブラケットは4本のキャップスクリュSH25LP38(インチ規格)と4個のドロップイン式Tナット(どちらも付属しておりません)で 25 mmレールに固定できます。
取り付けるときは、まず一方の銀色のノブの付いたブラケットを、筐体フレームの外側のレール(ドアフレームの後方)に固定します。次に、もう一方のブラケットを、ドアフレームのエッジになっているレールに取り付けます。このとき、Figure G13.3のように、それぞれのブラケットに刻印された線がぴったりと合うように位置合わせをします。ブラケットはドアのエッジ部分にあるガセットプレートの近くに取り付けることができるため、簡単にアクセスできます(Figure G13.2参照)。
ブラケットはスプリングプランジャを用いて蓋の位置をロックします。これらを取付けた後は、筐体の蓋はブラケット同士がカチリとはまるまで開きます。プランジャの端にあるピンが他方のブラケットの穴とかみ合って、ドアが開いたままになります。ブラケットのロックを解除して筐体を閉じるときは、片手で蓋を支えながらスプリングプランジャのノブを引きます。ノブを引くと、ドアは支えを失った状態になります。蓋が勢い良く閉まって筐体が破損するのを防ぐため、手で蓋を押さえておく必要があります。
スプリングプランジャのノブは、筐体から引くとピンが外れるように設計されており、回転はしないようにしてください。ノブを無理に回すとブラケットが損傷する場合がありますのでご注意ください。

- レールに取り付けるハンドル
- 光学筐体の開閉が容易
光学筐体のレールにハンドルBBH1を取り付けることで、移送や移動がしやすくなります。Figure G14.2にあるように、ハンドルを筐体の蓋に取り付けると、蓋の開閉も容易になります。ポリマ製のハンドルはガラスファイバで強化されており、適切に取り付けられている場合には250 kgまでの耐久性があります。2つの貫通穴によりTナットと標準のM6キャップスクリュ(それぞれ別売り)を使用してハンドルをレールに取り付けることができます。このハンドルはブレッドボードに直接取り付けることもできますが、そうすることでフレームやScienceDeskからの取外しが容易になります。


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Figure G15.1 カバープレート無し、およびカバープレートXE25C付きの25 mmレール
- 露出したレール端部をカバー
- 面取りを施された4隅が、同様に面取りされた25 mmレールの端部に適合
この厚さ1 mmのカバープレートは、露出した押出成形部品の端部をカバーするように設計されています。 最小サイズを保つために、カバープレートの取付けには低頭チャネルネジをお使いいただくことをお勧めいたします。 低頭チャネルネジは下でご紹介しております。

Item # | Threading | Thread Length | Hex | Head Height | Quantity | Material |
---|---|---|---|---|---|---|
SH25LP38 | 1/4"-20 | 0.38" (9.7 mm) | 1/8" | 0.13" (3.2 mm) | 100 | Steel, Black Oxide Finish |
SH25LP63 | 0.63" (15.9 mm) | 50 | ||||
SH6M8LP | M6 x 1.0 | 8 mm (0.31") | 4 mm | 4 mm (0.16") | 50 | |
SH6M10LP | 10 mm (0.39") | 100 | ||||
SH6M16LP | 16 mm (0.63") | 50 |

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Figure 244B コンストラクションキューブRM1Gに取り付けられた低頭チャネルネジ

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Figure 244A コンストラクションキューブRM1Gに取り付けられた標準的なキャップスクリュ
低頭チャネルネジは、標準的なネジに比べてネジ頭部の高さが低く、狭いスペースでもご使用いただけます。コーナーキューブXE25W3のほか、コンストラクションキューブのRM1GやRM1Sなどのように、特にネジを90°の位置に近接して取り付けなければならないときにお勧めします。
Figure 244Aと244Bでは、コンストラクションキューブRM1Gに取り付けられた標準的なキャップスクリュと低頭チャネルネジを比較しています。低頭チャネルネジはネジ頭部の高さが低いため、隣接するネジ同士の干渉を防止できます。
このネジの頭部は、こちらでご紹介しているように、XEシリーズのレール溝にも適合します。