• 50°調整コーンと3箇所の90°ポジション
• サブミクロン精度のフリースペースビームステアリング
• ポスト取付けおよび固定可能
• ARコーティング:
  • A (350～700 nm)
  • B (650～1050 nm)
  • C (1050～1620 nm)
• 推奨の最大ビーム径: 4 mm

このポスト取付型光軸微調整モジュールは、ポスト用関節式マウントTRB1/Mに取り付けられた精密研磨されたARコーティング付き平行平板プレートとソケットアダプタから構成されます。 素子を自在に動かすことができるので、迅速かつ正確にビームを変位させることができます。50°調整コーンと3箇所の90°ポジションで固定が可能です。 また、10 µm単位でお好みの位置に手動調整できます。 底面のM4タップ穴を利用して Ø12 mm～Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストへ取付ける際は、放射状に配置された3つの固定ネジでボールとソケットを位置固定しますが、このネジは精密アライメントを行うためのテンションアジャスタの機能も果たしています。 固定時のビームのシフトは±2 µmとなります。 このモジュールは、水平および垂直方向へのフリースペースビームステアリングや、光システムの光軸ズレの補正に適しています。 モジュールには六角レンチが付属します。

ARコーティング付き平行平板プレートは、仕様の波長範囲において＜0.5%の平均反射率となっています。 プレートのARコーティングは、当社の標準的なA(350～700 nm)、B(650～1050 nm)、C(1050～1620 nm)のいずれかが施されています。 5種類のコーティングの反射率は「グラフ」タブ内をご参照ください。光学素子へのARコーティングの性能は入射角が30°以上になると低下します。光学コーティング性能についての一般的な情報は光学コーティングのページをご覧ください。

• FiberBenchシステム内でのビームのステアリングまたはオフセット修正用
• サブミリメートルの精度で垂直および水平方向にビームを変位
• 5種類のARコーティングe:
  • A (350 ～ 700 nm)
  • B (650 ～ 1050 nm)
  • C (1050 ～ 1620 nm)
  • D (1650 ～ 3000 nm)
  • E (2000 ～ 5000 nm)
• 0～20 dBの範囲を約0.5 dB刻みで可変減衰

FiberBenchシステム用のXY微調整モジュールは、精密研磨とARコーティングが施された平行平板プレートとそれを載せる磁性ボール、およびそれらを360°回転させるためのソケットから構成されています。このモジュールにより、ビームを光軸に対して平行に、迅速かつ正確に変位させることが可能になります。手先の器用さにもよりますが、約10 µm単位で数百µmにわたり光線位置を補正することが可能です。厚さ2.5 mmのプレートは、ほぼ全ての方向に回転させたり傾けたりすることができます。その結果、上の「概要」タブにあるように、ビームを光軸に対して平行に最大500 μm変位させることができます。ただし、光学素子のARコーティングの性能は入射角が30°以上になると低下します。 光学コーティングの性能に関する一般的な情報は「光学コーティング」のページをご覧ください。