Polaris®キネマティックミラーマウント、ピエゾアジャスター付き


  • Designed for Long-Term Stability
  • Minimal Temperature-Dependent Hysteresis
  • Sapphire Adjuster Seats Prevent Wear Over Time
  • Each Actuator Contains Internal Piezo Element for Fine Adjustment

POLARIS-K05P2

Ø1/2" Mirror Mount

 

POLARIS-K1S3P

Ø1" Mirror Mount,

3 Adjusters

 

POLARIS-K2S2P

Ø2" Mirror Mount

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Please Wait
Key Specificationsa
Item # Suffix-K05P2-K1S2P
-K1S3P
-K2S2P
Optic SizeØ1/2"Ø1"Ø2"
Optic Thickness (Min)0.08" (2 mm)0.14" (3.5 mm)
Mechanical Angular Range±5°±4°±3.4°
Piezoelectric Angular Range>490 µrad>500 µrad>280 µrad
AdjustersManually Adjustable 100 TPI Screws
with Integrated Piezoelectric Elements
Piezo Control Voltage0 to 150 V
Piezo ConnectorsMale SMB
(SMB-to-BNC Cables Included)
Beam Deviation after
Temperature Cyclingb
< 6 µrad< 1 µrad< 2 µrad
MountingTwo #8 (M4) CounterboresFour #8 (M4)
Counterbores
Compatible Piezo
Controllers
MDT693B Three-Axis Benchtop Controller
MDT694B Single-Axis Benchtop Controllerc
KPZ101 Single-Axis K-Cube Controllerc,d
  • 詳細については、「仕様」タブをご参照ください。
  • Polarisマウントとピエゾコントローラの接続を物理的に切断(ゼロバイアス)し、周囲温度を15°C上昇させた後に室温に戻したときの偏差。詳細は、「試験データ」タブをご参照ください。
  • 制御軸1つにつき1台のコントローラが必要です。
  • BNC(メス)-SMC(メス)アダプタが必要です。

特長

  • 熱膨張係数(CTE)が小さい熱処理済みステンレススチールより機械加工
  • 完全内蔵型のピエゾ素子が0.5 µrad単位の刻み幅を実現
  • 整合されたアクチュエータと背面プレートにより滑らかなキネマティック調整を実現
  • 高い耐久性と滑らかな動きを実現するために、硬化処理ステンレススチール製ボールとの接点にはサファイアシートを使用
  • 真空ならびに高出力レーザ共振器の用途に適した、不動態化処理済みのステンレススチール製
  • 15°温度サイクルテストにより、試験後のズレは6 μrad未満を保証(詳細については「試験データ」タブをご参照ください)。
  • カスタム仕様のマウントについては当社までお問い合わせください。

ピエゾアジャスタ付きのPolaris®キネマティックミラーマウントは、アライメントをモニタしながら、厳しい長期安定性を求める用途に適しています。当社では、ピエゾアクチュエータの駆動にはベンチトップ型もしくはKinesis® K-Cube™ピエゾコントローラの使用をお勧めしています。

このマウント用の交換用ピエゾアクチュエータは下記にて別売りでご用意しています。

光学素子保持機構
こちらのPolarisマウントは、モノリシック構造のフレクシャーアームまたはフレクシャーバネと止めネジ(セットスクリュ)の組み合わせで光学素子を保持します。この設計は光学歪みを最小限に抑えながら、高い保持力とビームポインティングの安定性をもたらします。詳細は、「試験データ」タブをご参照ください。

Polarisの光学素子保持用の穴は、温度変化や移動時の衝撃や振動など、様々な環境条件の変化に対して最良のビームポインティング安定性が得られるように精密加工されています。こちらのマウントをミリ規格のサイズのミラー(Ø12.5 mm、Ø25 mm、Ø50 mm)など、外径公差が+0/-0.1 mmより大きい光学素子に使用すると性能が低下します。ミリ規格の光学素子用のマウントをご希望の場合は、当社までお問い合わせください。

設計
熱処理済みステンレススチールから機械加工されたPolarisマウントには、精密に整合されたアジャスタやボール接触、サファイアシートなどが用いられ、滑らかなキネマティック調整が可能になっています。「試験データ」タブでご覧いただけるように、これらのマウントは様々な試験により、その高い性能が実証されています。Polarisの設計では、ビームのミスアライメントの一般的な要因に対して、すべて対応するようにしています。詳しくは「設計の特長」タブをご覧ください。

当社設計では高い調整感度のピエゾスタックを硬化ステンレススチール製のアジャスタに直接取り付けているため、それぞれの軸に沿った滑らかな粗調整ならびに微調整が可能です。これらのマウントを閉フィードバックループで使用すると、当社の標準的なPolarisキネマティックミラーマウントが有する極めて優れた熱安定性と、アクティブにビームポインティングを修正する機能を組み合わせて利用することができます(詳細については「用途」タブをご参照ください)。他の全てのPolarisマウント同様、このマウントも熱処理されたステンレススチール製で、精密に整合されたアジャスタを使用し、また全ての接点でボール接触とサファイアシートを組み合わせて使用しています。

ピエゾアジャスタ付きのPolarisマウントはスナップオン式のSMBコネクタを使用しています。このモデルのコネクタは、特にマウント作動時のケーブルのねじれを抑制するよう設計されています。またSMBケーブルは、接続したときにそれに伴ってミラーが動くことが無いように設計されています。

ポストへの取付け
Polarisミラーマウントには、ポスト取付け用のM4ザグリ穴があります。マウントによっては取付け用ザグリ穴の周りにØ2 mmのアライメント用ピンホールが付いており、その場合にはPolarisミラーマウント用ポストを使用するとより精密なアライメントが可能です。推奨する取付けの構成については「使用情報」のタブをご覧ください。

真空への対応
このページに掲載されているすべてのPolarisマウントは、クリーンルームや真空での使用にも対応する設計です。詳細は「仕様」タブならびに「設計の特長」タブをご覧ください。

Item #POLARIS-K05P2POLARIS-K1S3PPOLARIS-K1S2PPOLARIS-K2S2P
Optic Specifications
Optic SizesaØ1/2"Ø1"Ø2"
Optic Thickness (Min)0.08" (2 mm)0.14" (3.5 mm)0.14" (3.5 mm)
Optic Mounting Torque (Recommended)6 to 10 oz-in for 6 mm Thick Optics5 to 7 oz-in for 6 mm Thick Optics4 to 6 oz-in for 12 mm Thick Optics
Beam Deviation after Temperature Cyclingb<6 µrad<1 µrad<2 µrad
Adjuster Specifications
Number of Adjusters2322
Angular RangeMechanical: ±5°
Piezo: >490 µrad
Mechanical: ±4°
Piezo: >500 µrad
Mechanical: ±3.4°
Piezo: >280 µrad
Angular ResolutionMechanical: ~14 mrad/rev
Piezo: ~0.5 µrad for a 0.1 V Stepc
Mechanical: ~7.7 mrad/rev
Piezo: ~0.5 µrad for a 0.1 V Stepc
Mechanical: ~4.75 mrad/rev
Piezo: ~0.18 µrad for a 0.1 V Stepc
AdjustersManually Adjustable 100 TPI Screws with
Integrated Piezoelectric Elements and Matched Actuator/Body Pairs
Piezo Control Voltage0 to 150 V
Piezo ConnectorsMale SMB
(One SMB-to-BNC Cable Included for Each Adjuster)
Compatible Piezo ControllersMDT693B Three-Axis Benchtop Controller
MDT694B Single-Axis Benchtop Controllerd
KPZ101 Single-Axis K-Cube Controllerd,e
Physical Specifications
MountingTwo #8 (M4) CounterboresFour #8 (M4) Counterbores
Alignment Pin HolesTwo Ø2 mm Holes for DIN 7-m6 Ground Dowel Pins at Each CounterboreTwo Ø2 mm Holes for DIN 7-m6 Ground Dowel Pins at Each Mounting Face
Vacuum Compatibility10-5 Torr at 20 °C
Epoxy Meets Low Outgassing Standards NASA ASTM E595, Telcordia GR-1221
10-9 Torr at 25 °C with Proper Bake Out
10-5 Torr at 25 °C without Bake Out
Grease Vapor Pressure: 10-13 Torr at 20 °C; 10-5 Torr at 200 °C
Epoxy Meets Low Outgassing Standards NASA ASTM E595, Telcordia GR-1221
Operating Temperature-25 °C to 130 °C-25 to 85 °C
  • 最適性能を得るためには直径公差が+0/-0.1 mmまでの光学素子をご使用ください。
  • Polarisマウントとピエゾコントローラの接続を物理的に切断(ゼロバイアス)し、周囲温度を15°C上昇させた後、室温に戻したときの偏角。 詳細は、「試験データ」タブをご参照ください。
  • K-CubeコントローラKPZ101で印加電圧を0.1 V単位で増減した結果。
  • 制御軸1つにつき1つのコントローラが必要です。
  • BNC(メス)-SMC(メス)アダプタが必要です。

Polaris®ミラーマウント試験データ

Polarisキネマティックミラーマウントは、高い水準の性能を保証するために広範囲な試験を実施しております。

まずPolarisミラーマウントをØ25.4 mm(Ø1インチ)ステンレス製ポストに取り付けたのち、温度制御された環境下に置かれたステンレス製の光学テーブルに固定しました。ミラーは接着剤ではなくフレクシャーバネを使用して固定しています。取り付ける際の注意事項については「使用情報」タブをご参照ください。独立に温度制御されている半導体レーザからのビームをこのミラーで反射し、位置センシングディテクタ(PSD)に入射しました。


ピエゾアジャスタによる角度調整範囲

目的:アジャスターネジの内部に組み込まれたピエゾアクチュエータの調整可能範囲を測定する。

手順:各軸を当社の1台のシングルチャンネルK-CubeピエゾコントローラKPZ101(マニュアルモードに設定)、もしくは3軸ベンチトップコントローラMTD693Bの1つのチャンネルに接続しました。電圧を0から最大制御電圧の150 Vまで、5 Vステップで上げました(青い線)。その後電圧を150 Vから0 Vまで、5 Vステップで下げました(赤い線)。

結果:ピエゾアクチュエータによるマウントの最大偏向角が下のグラフでご覧いただけます。最大偏向角は、Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)マウントで490 µrad以上、Ø25.4 mm(Ø1インチ)マウントで500 µrad以上、Ø50.8 mm(Ø2インチ)マウントで280 µrad以上となりました。ピエゾ素子のヒステリシスも見ることができます。このヒステリシスにより、ある電圧値に印加電圧を増加させて到達した場合と、減少させて到達した場合では、偏向角は異なります。

Ø1/2" Piezoelectric Mount Angular Adjustment
Ø1" Piezoelectric Mounts Angular Adjustment
Ø2" Piezoelectric Mount Angular Adjustment

熱衝撃後の位置再現性

目的:熱衝撃により光学系のミスアライメントが生じないことを示すために、熱衝撃の前後でマウントに設置したミラーの角度を測定する。

手順:周囲温度を45分間以内に15 °C上昇させました。その後、温度を室温近くまで戻しました。このテストの間、ピエゾアクチュエータは電圧源に接続していません。この方法で得られた結果のうち、最悪であったものを下のグラフに示しています。

結果:各Polarisマウントの熱衝撃試験データが下のグラフでご覧いただけます。グラフに示すように、ミラーの最初の位置とPolarisマウントが最初の温度に戻ったときのミラーの位置との差は、Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)マウントで6 µrad以内、Ø25.4 mm(Ø1インチ)マウントで3 µrad以内、Ø50.8 mm(Ø2インチ)マウントで2 µrad以内でした。

比較のための参考情報:Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)Polarisマウントの100 TPIアジャスタをわずか0.025°(1回転の1/14400)回転させると、マウントの角度が1 μrad変わります。高度な技術を有する作業者でも、調整可能な最小角度は0.6°(1回転の1/1200)程度であり、これは12 μradに相当します。

結論:Polarisミラーマウントは、開ループのセットアップに用いても、温度変化のサイクル後にミラーを初期位置の数µrad以内に確実に戻すことができる、高性能かつ高安定なマウントです。各軸の調整範囲も広く、一般的なステップ幅の0.5 µrad(印加電圧としては0.1 Vに相当)で閉ループを構成すれば、厳しい実験状況下でも1 µrad未満の安定性が得られます。

Ø1/2" Piezoelectric Mount Thermal Shock
POLARIS-K05P2 Thermal Data
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Polaris-K05P2 Thermal Shock Tests
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上のグラフは、別のPOLARIS-K05P2に対する20回の連続熱衝撃試験後の、最終的な角度位置を示しています。図中の温度差は、試験開始時の温度と終了時の温度の差であり、室温の変動などの要素を含んでいます。これは試験の再現性を表しています。
Ø1" Piezoelectric Mounts Thermal Shock
POLARIS-K1S3P Thermal Data
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上のグラフは、別のPOLARIS-K1S3Pに対する10回の連続熱衝撃試験後の、最終的な角度位置を示しています。図中の温度差は、試験開始時の温度と終了時の温度の差であり、室温の変動などの要素を含んでいます。これは試験の再現性を表しています。
Ø2" Piezoelectric Mount Thermal Shock
POLARIS-K2S2P Thermal Data
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上のグラフは、別のPOLARIS-K2S2Pに対する10回の連続熱衝撃試験後の、最終的な角度位置を示しています。図中の温度差は、試験開始時の温度と終了時の温度の差であり、室温の変動などの要素を含んでいます。これは試験の再現性を表しています。
Motorized Kinematic Mirror Mount with Active Stabilization
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閉ループシステム内のPolarisキネマティックミラーマウント

ビーム安定化セットアップ内のPolaris®キネマティックミラーマウント

実験用途のセットアップでは、ビームドリフト(意図しないビーム偏差)を補正するため、アクティブなビームの安定化はよく行われております。ドリフトは、取り付けが不確実な光学素子や、レーザ光源の不安定性、オプトメカニクスのセットアップ内の熱変動によって起こることがあります。セットアップエラーを修正することに加えて、ビームをアクティブに安定化させることにより、レーザーキャビティにおける高出力の維持や、光学テーブル上での長距離測定が実現できます。アクティブにビーム安定化を図ることは長い光路があるセットアップに特に有効です。小さな角度偏差も長い光路の先では著しい変位につながるからです。

ビーム安定化のセットアップ例を左の概略図で示しております。光路に置かれたビームスプリッタがビームを位置センサに送ります。位置センサは、ディテクタの中央に対して変位しているビームのモニタリングを行います(安定した測定のために、ビームスプリッタはできるだけディテクタの近くに配置してください)。位置ディテクタはビーム位置に比例したXならびにY位置にエラー信号を出力します。 各エラー信号はピエゾコントローラのチャンネルに送られ、ピエゾコントローラはセンサの中央にビームを導きます。

こちらに描かれたセットアップは空間の点状のビームを安定化しています。 光路上のビームを安定化するためには、ピエゾ付きミラーマウントを2つとドライバ類が必要です。 ビーム安定化のセットアップに推奨する部品は下記の表に記載されています。

Suggested Components
DescriptionItem #
Polaris Mirror Mount with Piezo Adjusters
(Choose One)
POLARIS-K05P2, POLARIS-K1S3P,
POLARIS-K1S2P, or POLARIS-K2S2P
Piezoelectric Controller
(Choose One)
MDT693B Three-Axis Benchtop Controller,
MDT694B Single-Axis Benchtop Controllera,
or KPZ101 Single-Axis K-Cube Controllera,b
Position Sensor
(Choose One)
PDP90A (320 - 1100 nm),
PDQ80A (400 - 1050 nm),
or PDQ30C (1000 - 1700 nm)
K-Cube Position Sensor ControllerKPA101

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Polaris設計の詳細。POLARIS-K05P2は、この図にあるモノリシック構造のフレクシャーアームの代わりにフレクシャーバネと止めネジを使用しています。

光学系のミスアライメントに繋がりやすい共通の要因がいくつかあります。温度が誘因となるミラー位置のヒステリシス、クロストーク、ドリフト、バックラッシュなどです。Polarisミラーマウントは特にこれらのミスアライメントの要因が最少化されるよう設計されており、その結果として極めて高い安定性が実現しました。広範囲の研究、先進の設計ツールを用いた数多くの設計検証や何か月間にも渡る厳格なテストの結果に基づき、極めて高い安定性が求められる実験に適したキネマティックミラーマウントの部品を選定しています。

熱ヒステリシス
多くの実験室内の温度は、空調や室内にいる人数、設備の動作状況などの影響を受けて不安定です。そのため、アライメントに敏感な光学セットアップで使用されるマウントには、温度によるアライメントへの影響が最小限となる設計が求められます。温度の影響は、ステンレススチールのように熱膨張係数(CTE)が小さい材質を選ぶことによって抑えられます。しかしCTEが小さい材質で作られたマウントであっても、元の温度に戻った時、一般にミラーは元の位置に戻りません。Polarisミラーマウントの重要部品は全て組立前に熱処理が施され、温度ヒステリシスを生じさせる可能性のある内部応力が除去されています。その結果、ミラーマウントの温度をアライメントの時点での温度に戻すと、光学系のアライメントも元に戻ります。

Polarisのもう1つの重要な設計要素は、ミラーのマウントへの固定方法です。こちらのPolarisマウントは、接着剤を使用せずに優れた性能を実現しています。接着剤の代わりにモノリシックフレクシャーアームまたはフレクシャーバネを使用しており、これらは止めネジ(セットスクリュ)によってミラーのエッジに押し付けられます。止めネジで直接光学素子を固定した場合は、止めネジは温度が変化したときに動く傾向があります。これに対してPolarisの固定方法では、周囲温度が変化してもミラーの位置をしっかりと固定できます。

クロストーク
クロストークは、マウントの前面と背面のプレートの寸法公差を注意深く管理して、ピッチとヨーのアクチュエータを直交の位置関係にすることで最小化できます。当社ではさらに3つの接触点で全てサファイアシートを使用しております。標準的な金属-金属のアクチュエータの接触点では時間が経過するにつれて摩耗します。Polarisマウントでは研磨されたサファイアシートが使われており、硬化処理されたステンレススチール製のアクチュエーターチップとの間の接触面では時間が経過しても整合性が保たれます。

ドリフトならびにバックラッシュ
ミラーマウントの位置ドリフトとバックラッシュを最小限に抑えるためには、アジャスタ内のあそびと潤滑剤の量を制限することが必要です。アクチュエータが調整されると、余分な潤滑剤は絞り出されて他の部位に移動し、そこで蓄積します。潤滑剤はゆっくりと平衡状態に戻っていきますが、その過程でマウントの前面プレートが移動する場合があります。Polarisマウントでは、工業規格よりも厳しい基準で本体と整合性のあるアジャスタを使っているので、アジャスタの潤滑剤はほんのわずかしか必要ありません。結果として、調整後もPolarisマウントのアライメントは極めて高い安定性を示します(詳しくは「試験データ」タブをご参照ください)。また、アジャスタは非常に滑らかに動かすことができるので、繰り返し細かい調整を行なうことができます。

内蔵型ピエゾアクチュエータ
アクチュエータ内の各アジャスターネジの先端すぐ奥にピエゾが内蔵されています。このインライン設計により、ボール接触点と動く部品の数は最小限に抑えられ、また当社の精密加工された部品により保証された低クロストークを維持します。アジャスタは、手動で動かす場合でも、ピエゾを用いて動かす場合でも、同じようにサファイアシートと硬化スチール製の接触点を利用しており、長期にわたり精密動作が可能です。

真空環境に対応
各部品は真空に対応するよう慎重に選ばれています。サファイアシートを所定の位置に接着するエポキシについては、NASA認証のアウトガスの低減化法でベーキングしています。アジャスタには、DuPont社製LVP高真空対応グリースKrytox(超高真空対応のアウトガスの少ないPTFEグリース)を使用しています。ピエゾは薄い低溶媒アクリル樹脂材質によって覆われているため、10-5 Torrまでの真空環境をサポートします。ピエゾ素子のコネクタには非吸湿性プラスチックであるPTFEを絶縁層として選びました。全ての電気接触にはフラックスレスはんだを使用しています。

なお、ピエゾ制御電圧を真空内に導入する際には、高電圧対応のコンフラットフランジが必要となります。

Optic Distortion as a Result of Torque
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Ø25.4 mm(1インチ)Polarisマウントに取り付けられたミラーBB1-E02の光学歪み。トルク値が0の時、開口上のミラーの平坦度はλ/10でした(λ = 633 nm)。 網掛け部分は水晶トルクの範囲です。

Polaris®キネマティックミラーマウントは、温度変化や振動のある環境下においても、長期の使用に耐える設計となっています。 ここでは最適性能を引き出す使用方法についての情報を掲載します。

一般的な使用方法

整合性のある材質
熱膨張係数が比較的低いため、Polarisマウントの材料としてステンレススチールが選ばれました。 Polaris製品を取り付ける際には、同じ材料から加工された部品の使用をお勧めします。

太いポストの使用
Polarisマウントは、 Polarisマウント用Ø25 mmポストを使用すると性能が最適化されます。 このポストは熱処理済みステンレススチール製で、マウントに対して2つの接触面があることにより周囲温度が変化してもマウント底面を安定させ、アライメントの問題を最小限に抑えます。

光学素子のマウント
光学素子は取付け用の穴の中で動いてしまうことがあります。Polarisマウントに光学素子を取り付ける際には、いったん光学系から取り外すことにより、光学素子が確実に取付けられ、ミスアライメントによる影響を最小限に抑えることができます。 Polarisマウントに光学素子を取り付けるときにはトルクドライバの使用をお勧めします。 フレクシャーバネのついた光学素子固定具に過度なトルクを加えると表面に大きな歪みが生じます。 右のグラフは、Ø25.4 mm(Ø1インチ)で厚さ6 mmのミラー BB1-E02をPOLARIS-K1S3PならびにPOLARIS-K1S2Pに取り付けた状態で、トルクドライバTD24のトルク量を増大させたときの表面歪みの変化を示しています。 この試験は歪みが0.3 wave(波長)を超えるまで実施されました。

前面プレート位置
最良の性能を得るためには、前面プレートを可能な限り背面プレートに対して平行に保つことをお勧めします。 これにより、安定性が向上します。

テーブルの表面にできるだけ近い位置への取り付け
振動や温度変化の影響を最小限に抑えるために、光学系は最も低い位置での設置をお勧めします。 短いポストを使用すると温度変化によるY軸移動が低減し、振動がもたらす動きを小さく抑えられます。

接触面の研磨とクリーニング
マウントとポストの接触点、ならびにポストとテーブルの接触点は清浄に保ち、傷や損傷を受けないようにご注意ください。 最良の結果を得るためにテーブル面のクリーニングに研磨石を使用し、ポストの上面・底面とマウントの底面に研磨パッドを使用することをお勧めします。

 

ピエゾ使用方法

使用していないチャンネルの切断
アクティブ安定化が不要かつ使用していない軸はピエゾコントローラに接続しないでください。 電気接続のノイズは、ビームの意図しない動きを引き起こす可能性があります。

ケーブルの接続は電源OFF時に
印加電圧の急激な変化はピエゾスタックに大きなダメージを与える可能性があります。 損傷を防ぐために電源のOFFを確認してからSMBケーブルを接続してください。

電圧上昇は徐々に
ピエゾアクチュエータを急激に充電、放電するとピエゾ素子に大きなダメージを与える可能性があります。

0~150 Vの範囲内で制御
0 V未満(負電圧)または150 Vを超える電圧の印加はピエゾ素子に大きなダメージを与える可能性があります。

取扱い注意
ピエゾ素子はセラミック製で、一般的なオプトメカニクスに比べて壊れやすくなっております。 よって衝撃力に対して脆い性質を持っています。マウントを落としたり、防護用緩衝材のない箱に入れたりしないようご注意ください。

 

推奨しない使用方法

アジャスタをブッシュから取り出さないでください。ネジ切加工部に汚れが付着してしまう場合があります。 このことで精密調整性能が大きく損なわれる可能性があります。 また前面プレートを引きはがすような動作は避けてください。バネが作動範囲以上に伸びてしまい、サファイアシートにクラックが生じたり、ピエゾスタックが割れる可能性があります。 光学素子を所定位置に保持する板バネ(フレクシャーバネ)を固定するネジは、締め付け過ぎないようにご注意ください。光学素子の位置固定にはわずかな力で十分です。


Posted Comments:
Robin Thomm  (posted 2023-08-29 14:30:20.21)
Do the piez actuators (and mirror mounts) produce any magnetic fields, or are these nonmagnetic designs?
cdolbashian  (posted 2023-08-29 03:47:13.0)
Thank you for reaching out to us with this inquiry. These Polaris components are made of nonmagnetic stainless steel (303SS), and the piezo elements are inherently high-voltage ceramic devices. Without a ferrous material nor a flowing/changing current, we do not anticipate excessive magnetic flux, though we have not explicitly tested for it. I have reached out to you to discuss your application directly.
Alexan Grossek  (posted 2023-08-07 11:59:57.51)
Are this motorized mirror mounts from Polaris vacuum compatible? Are the isolation materials on the cables vacuum compatible? Pleas contact me at grossek@tugraz.at
jdelia  (posted 2023-08-07 02:35:40.0)
Thank you for contacting Thorlabs. These Polaris mounts are designed to be compatible with cleanroom and vacuum applications. Please see the "Specs" and "Design Features" tabs for more details on this.
user  (posted 2021-07-20 12:21:07.88)
Dear Thorlabs-Team, could you specify the conditions for a "proper bake out"? As the piezos are used in open loop configuration, do you have data on the creep of the piezos (drift after movement over several minutes timescale)?
cdolbashian  (posted 2021-09-10 11:08:36.0)
Thank you for contacting us at Thorlabs! Regarding your inquiry of a proper bakeout. We recommend the following: -Our non-Piezo Polaris mounts have a maximum operating temp at 200° listed on our website, so we can suggest a bakeout at 210°C. (Note that this should be done without any AR-coated optics installed, as the AR-coating procedure occurs around ~200°C.) -For Piezo Polaris mounts with a maximum operating temperature at 85°C, we can suggest a bakeout at 95°C. -For Polaris products without piezos, greases, or epoxies used in the assembly (such as the fixed Polaris mounts or the Polaris accessories), these can likely take a bakeout temperature >210°C, but we do not have any strict suggestions currently. Now, regarding the stability of the device in open loop configuration: In an open-loop configuration (i.e. no feedback loop), the stability would depend directly on the stability of your voltage source, as the piezo motion is directly proportional to the voltage supplied.
user  (posted 2020-12-19 02:07:03.243)
Are the piezo actuators compatible with the SM threaded polaris mounts?
llamb  (posted 2020-12-21 03:26:51.0)
Thank you for contacting Thorlabs. The SM-threaded Polaris mounts' adjuster screws do not have the same 3/8"-100 threads as the POLARIS-P20, and are thus not compatible. The POLARIS-P20 piezo actuator is intended as a replacement piezo actuator for the Ø1" and Ø2" Polaris Piezo mirror mounts sold on this page.
user  (posted 2019-10-16 11:19:28.957)
How come the new preset torque wrenches are not compatible with these mounts?
llamb  (posted 2019-11-07 03:06:43.0)
Hello, thank you for your feedback. We are looking into offering a 12 mm torque wrench for our piezos.
1611820688  (posted 2018-12-10 12:21:27.623)
Hi,I have two KPZ101,one K1S2P, one PF10-03-P01.one KPA101.can you tell me the mechanical bandwidth of K1S2P piezo actuator?Since when I control KPZ101 by labview,and I input a sine signal(40+30sin(2*pi*5*t),sampled at 50 S/s),the XDiff of KPA101 I received is not a sine shape.I guess the bandwidth is low,but the sine signal's frequency is only five.So,what's the bandwidth of K1S2P piezo actuator?
llamb  (posted 2018-12-21 11:11:57.0)
Hello, thank you for your feedback. We have not explicitly tested the Polaris piezo mounts for bandwidth or resonance, though we have done some testing on the POLARIS-K2S2P. See my feedback response below from April 9th, if the comparison may help. For your particular setup, the refresh rate from LabView to your units is likely decreasing your overall measured bandwidth. I would recommend using the External Input on the KPZ101 to apply your sine wave, and using the SMA output ports on the KPA101 with an oscilloscope for measuring your signal from your beam position detector. I have reached out to you directly as well for further troubleshooting.
2693502986  (posted 2018-11-07 10:16:58.84)
射频连接接口为公头极易损坏,针脚容易折断,在实验中造成了的严重的不便和经济损失。与KPZ101压电控制器配套使用时没有配套线缆,十分不便。
llamb  (posted 2018-11-07 09:37:28.0)
Thank you for your feedback. The SMB connectors were chosen for the Polaris piezo mounts to offer a push-fitting that will not twist or rotate as you move the manual adjuster, preventing connected cables from getting twisted. Broken connector pins are typically attributed to over-stressing the cable connections. I will reach out to you directly to troubleshoot and see if the delivered product was faulty. For connecting the cables included with the Polaris piezo mounts to the KPZ101 controller, you can use our T4292 adapter. We are looking into the possibility of providing SMB to SMC cables for future use with the KPZ101 as well. Also, you may email 'techsupport-cn@thorlabs.com' directly with future inquiries. 感谢您的反馈意见。 选择SMB连接器用于Polaris压电安装座,提供一种在您移动手动调节器时不会扭曲或旋转的推入式配件,防止连接的电缆扭曲。 断开的连接器引脚通常归因于对电缆连接的过度应力。 我会直接联系您进行故障排除,看看交付的产品是否有问题。 要将Polaris压电安装座随附的电缆连接到KPZ101控制器,您可以使用我们的T4292适配器。 我们正在研究为SMC电缆提供SMB的可能性,以便将来与KPZ101一起使用。 此外,您可以通过电子邮件直接发送电子邮件至'techsupport-cn@thorlabs.com',以便将来查询。
Matthias.Nagel  (posted 2018-08-24 14:58:10.78)
Dear Thorlabs team. Could you be so kind and tell me the max. current which is necessary to drive the POLARIS-P20 actuator? I am searching for a suitable OEM driver for my application and i couldn´t find a value for this. I am looking foward to receive your answer.
YLohia  (posted 2018-09-17 10:29:27.0)
Hello, thank you for contacting Thorlabs. Piezos are voltage-based devices and typically require very low levels of current (especially for low drive frequencies). What frequency do you plan on driving this piezo at? The capacitance of this piezo is rated to be 0.35uF. The current can be estimated via the following equation I = Pi*f*Vpp*C, where f is the drive frequency, V is the voltage supplied, and C is the capacitance of the piezo. More information can be found here: https://www.thorlabs.com/newgrouppage9.cfm?objectgroup_id=5030&tabname=Piezo%20Bandwidth.
jens.kiessling  (posted 2018-03-02 08:20:06.833)
Dear Thorlabs team, can you tell me the mechanical bandwidth of the K05P2 and K1S2P piezo actuator, i.e. where is the first resonance? What are the capacitances of the piezos? Thanks in advance Jens
llamb  (posted 2018-04-09 11:02:53.0)
Hello Jens, thank you for contacting Thorlabs. The capacitances for the -K05P2 and -K1S2P are 175 nF and 350 nF respectively. We have not explicitly tested these Polaris mounts for bandwidth or resonance, though we do have some test data for the POLARIS-K2S2P (as seen in the feedback below as well). Over a scan range of ±50 urad, we found the K2S2P to have small resonances at approximately 130 Hz and 198 Hz, and a large resonance around 370 Hz. We are looking to fully test our Polaris line for bandwidth soon, so I will reach out to you directly to discuss testing parameters.
thomas.pinoteau  (posted 2017-10-18 10:18:43.847)
Hi, I am not able to find the speed of the angular rotation of the Polaris-K1PZ, could you please provide me this information? Thanks
nbayconich  (posted 2018-01-03 02:06:13.0)
Thank you for contacting Thorlabs and suggesting this data as something that would be helpful to customers. While we have not yet done extensive testing for the angular velocity of the piezo actuated Polaris series mounts, we have done some initial testing of the Polaris-K2S2P using the MDT694B piezo controller. The first thing we notice is that there are peaks in the response which may be caused by resonance of the piezo. I'd expect these to change with the spring tension and preload, and I would recommend operating well below these frequencies. The unit tested had its first peak at about 130hz, so staying slower than that would be best. We will reach out to you with more information on how you might test an individual unit you have.
user  (posted 2017-05-05 12:43:11.14)
Hi, I would like to know the displacement provided by Piezo in unit of distance per unit volts. I am assuming that the mounts rotates about one of the hinge when voltage is applied to it. I was going through the comments and the range is mentioned to be +/-8 um. Is that correct? And, how do you get that number? Thanking you in advance.
tfrisch  (posted 2017-05-19 02:17:51.0)
Hello, thank you for contacting Thorlabs. POLARIS-K1PZ uses component piezo actuators with a 16um stroke, and that number is given by the design of the piezoelectric actuator. The travel per voltage change is difficult to give as piezo actuators suffer from hysteresis preventing a linear response. For example, going from zero to 20V may yield a different position than going from 100V to 20V. Please contact TechSupport@Thorlabs.com if you would like to discuss this.
mitch  (posted 2016-11-22 05:20:02.947)
Hi, can I use the K1Pz2 with the TIM101 controller?
tfrisch  (posted 2016-11-22 07:22:52.0)
Thank you for contacting Thorlabs. KPZ101 is the appropriate controller. TIM101 is for piezo inertial actuators, and it will not work with POLARIS-K1PZ2.
jtravs  (posted 2016-08-22 15:02:40.82)
Is it possible to get a version of the POLARIS-K1PZ2 with a larger angular range, say at least 2 or even 3 times, by using a larger stroke piezo stack?
sschaub  (posted 2016-05-30 09:12:58.063)
Can the actuators on the POLARIS-K1PZ be removed? I'd like to install some piezo actuators that can get to 10^-8 Torr vacuum levels.
besembeson  (posted 2016-06-02 11:57:21.0)
Response from Bweh at Thorlabs USA: The entire actuator itself can be removed from the mirror mount but the piezo stack is integrated with the adjuster and can't be removed for your replacement piezo. The stock versions we currently provide are rated for 10^-5 Torr but we can look into a special version that can meet your vacuum requirements. I will contact you.
ariel  (posted 2014-02-21 10:34:11.037)
Thanks for your answer. I have one more question. KC1-T-PZ/M has +- 4um linear travel, it means mirror mount maximum movement is +-4um with piezo mortor? How about POLARIS-K1PZ? Compare KC1-T-PZ/M with POLARIS-K1PZ, which can more travel? Thanks, Kangwoo, Ahn
cdaly  (posted 2014-02-25 05:39:28.0)
Response from Chris at Thorlabs: Thank you for your inquiry. The KC1-T-PZ/M uses piezoelectric actuators with an 8um stroke, giving the +/-4um travel range specification provided. The piezo stacks in the POLARIS-K1PZ have a max stroke of 16um, giving them a range of +/-8um when used together for z-axis translation.
下記の中にご用途に適合するミラーマウントが無い場合には、当社までお問い合わせください。

当社では、側面固定型SMネジ付き低歪みピエゾアジャスタ付き上部アジャスタ付き接着固定式などのキネマティック光学マウントのほかに、固定式モノリシックミラーマウント固定式光学マウントXY移動マウント5軸キネマティックマウントキネマティックプラットフォームマウントなど、様々なPolarisマウントをご用意しております。下の表では、当社のすべてのPolarisマウントのラインナップを、マウントのタイプ、光学素子取付け穴のサイズ、光学素子の保持方法、アジャスタの種類(固定式マウントの場合は用途)などで分類して表記しています。また、右下の表に示すように、Polarisマウント用に設計されたアクセサリもご用意しています。下の表では、簡潔に表記するために冒頭の「POLARIS」を省略し、型番末尾のみを掲載しています。下の写真をクリックすると拡大できます。

Polaris Mount Optic Retention Methods
Side LockSM ThreadedLow DistortionGlue-In
Polaris Mount Adjuster Types
Side HoleHexAdjuster KnobsAdjuster
Lock Nuts
Piezo AdjustersVertical-Drive Adjusters
Polaris Kinematic Mounts for Round Optics
Optic Retention MethodSide LockSM ThreadedLow DistortionGlue-In
Ø1/2" Optics
2 Side Hole Adjusters----K05C4
-K05G4
2 Hex Adjusters-K05S1-K05T1-K05F1-
2 Adjusters with Lock Nuts-K05S2-K05T2-K05F2-
2 Piezoelectric Adjusters-K05P2---
2 Vertical Adjusters-K05VS2
-K05VS2L
---
3 Hex Adjusters-K05---
3 Adjusters with Lock Nuts--K05T6-K05F6-
3 Adjuster Knobs (Tip/Tilt/Z) &
2 Hex Adjusters (X/Y)
--K05XY--
Ø19 mm (3/4") Optics
2 Side Hole Adjusters-K19S4--K19F4/M-K19G4
Ø25 mm Optics
2 Side Hole Adjusters-K25S4/M--K25F4/M-
Ø1" Optics
2 Side Hole Adjusters-K1S4---K1C4
-K1G4
2 Hex Adjusters-K1E2
-K1-2AH
-K1T2-K1F2-
2 Adjuster Knobs--K1T1-K1F1-
2 Piezoelectric Adjusters-K1S2P---
2 Vertical Adjusters-K1VS2
-K1VS2L
---
3 Side Hole Adjuster-K1S5---
3 Hex Adjusters-K1E3
-K1-H
-K1T3--
3 Adjuster Knobs-K1E
-K1
-K1T-K1F-
3 Piezoelectric Adjusters-K1S3P---
3 Adjuster Knobs (Tip/Tilt/Z) &
2 Hex Adjusters (X/Y)
--K1XY--
Optic Retention MethodSide LockSM ThreadedLow DistortionGlue-In
Ø1.5" Optics
2 Side Hole Adjusters-K15S4--K15F4-
2 Vertical Adjusters-K15VS2
-K15VS2L
---
3 Adjuster Knobs (Tip/Tilt/Z) &
2 Hex Adjusters (X/Y)
--K15XY--
Ø50 mm Optics
2 Side Hole Adjusters-K50S4/M--K50F4/M-
Ø2" Optics
2 Hex Adjusters-K2S2-K2T2-K2F2-
2 Adjuster Knobs-K2S1-K2T1-K2F1-
2 Piezoelectric Adjusters-K2S2P---
2 Vertical Adjusters-K2VS2
-K2VS2L
---
3 Hex Adjusters-K2S3-K2T3-K2F3-
3 Adjuster Knobs-K2-K2T-K2F-
Ø3" Optics
2 Side Hole Adjusters-K3S4---
3 Side Hole Adjusters-K3S5---
Ø4" Optics
2 Side Hole Adjusters---K4F4-
Ø6" Optics
2 Side Hole Adjusters---K6F4-
Polaris XY Translation Mounts for Round Optics
Optic Retention MethodSM ThreadedRepresentative Photos
Ø1/2" Optics

2 Hex Adjusters (X/Y)-05XY
3 Adjuster Knobs (Tip/Tilt/Z) &
2 Hex Adjusters (X/Y)
-K05XY
Ø1" Optics
2 Hex Adjusters (X/Y)-1XY
3 Adjuster Knobs (Tip/Tilt/Z) &
2 Hex Adjusters (X/Y)
-K1XY
Ø1.5" Optics
2 Hex Adjusters (X/Y) &
3 Adjuster Knobs (Tip/Tilt/Z)
-K15XY
Polaris Fixed Mounts for Round Optics
Optic Retention MethodSide LockLow
Distortion
Glue-InRepresentative
Photos
Ø1/2" Optics





Optimized for Mirrors--B05F-C05G
Optimized for Beamsplitters-B05S--B05G
Optimized for Lenses---L05G
Ø19 mm (Ø3/4") Optics
Optimized for Mirrors-19S50/M--
Ø1" Optics
Optimized for Mirrors--B1F-C1G
Optimized for Beamsplitters-B1S--B1G
Optimized for Lenses---L1G
Ø2" Optics
Optimized for Mirrors--B2F-C2G
Optimized for Beamsplitters-B2S--
Polaris Kinematic 1.8" x 1.8" Platform Mount
Optomech Retention MethodTapped Holes &
Counterbores
2 Adjuster Knobs-K1M4(/M)
Accessories for Polaris Mounts
DescriptionRepresentative Photos
Ø1" Posts for Polaris Mounts
Polaris Non-Bridging Clamping Arms
Polaris 45° Mounting Adapter
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Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)Polaris®キネマティックミラーマウント、2ピエゾアジャスタ型

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型番数量Description
Imperial Product List
POLARIS-K05P21Polaris® Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ミラーマウント、2ピエゾアジャスタ型、ケーブル付属
BB05-E011広帯域誘電体ミラー -Ø1/2インチ (350-400nm)
PLS-P11Polarisミラーマウント用Ø1インチポスト、#8-32取付け穴1個、長さ1インチ(インチ規格)
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型番数量Description
Metric Product List
POLARIS-K05P21Polaris® Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ミラーマウント、2ピエゾアジャスタ型、ケーブル付属
BB05-E011広帯域誘電体ミラー -Ø1/2インチ (350-400nm)
PLS-P246/M1Polarisミラーマウント用Ø25.0 mmポスト、M4取付け穴1個、長さ24.6 mm(ミリ規格)
ミラーマウントPOLARIS-K05P2の背面ならびに前面。Ø12.7 mm(Ø1/2インチ) ミラーならびにポストを取り付けています(どちらも付属品ではありません)。
  • 2つのアジャスタはピエゾならびにノブ駆動の設計
  • Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)光学素子用に設計
  • ピエゾアクチュエータPK4DMP1内蔵の100TPIネジ
  • 温度サイクル試験後のズレは<6 µrad(「試験データ」のタブをご参照ください)
  • SMB-BNCケーブルが2本付属

こちらの2つのピエゾアジャスタ付きØ12.7 mm(Ø1/2インチ)およびキネマティックミラーマウントは、閉ループシステムでのアライメントにより長期的に安定する設計となっています。 0.1 V単位のピエゾ素子調整による角分解能は約0.5 µradです。当社では、ピエゾアクチュエータの駆動にはベンチトップ型もしくはKinesis K-Cubeピエゾコントローラの使用をお勧めしています。K-CubeコントローラKPZ101には1軸につきBNC-SMCアダプタ T4292が必要です。なお、ピエゾアクチュエータには歪みゲージが付属しませんのでご留意ください。

Polarisマウントは、他製品と比べても耐久性ならびに熱的性能に優れております。 フレクシャーバネと止めネジ(セットスクリュ)の組み合わせは、温度の変動に敏感なナイロンチップ付きの止めネジとは違って、光学素子を保持する際の温度の影響が小さくできます。 フレクシャーバネを調整する止めネジには、1.5 mm六角レンチが使用可能です。 光学素子の固定にはトルクドライバの使用をお勧めします。光学表面の歪みを防ぎ、熱安定性を向上させます。

このミラーマウントには2つの調整用止めナットが付いており、アジャスターノブを押さえながら手または11 mmの薄型オープンエンド六角レンチで軽く締め付けられます。 止めナットはおよそ0.03~0.06 N·mのトルクで軽く締め付けるだけで十分です。 この止めナットは手動調整を固定するものであり、ピエゾ素子による微調整に影響を及ぼすものではありません。 ノブとロックナットが筐体の底面にぴったり重なるよう設計されているので、このマウントを光学テーブルやブレッドボードに直接取り付けることができます。

ポストを取り付けるための2つのM4ザグリ穴が、右側・左側装着用に合わせて互いに直角を成す位置に開いています。 ザグリ穴が浅いので、光路を妨げずに取り付けるための低頭のM4のキャップスクリュも付属しています。 M4キャップスクリュには2.5 mm六角レンチをお使いいただけます。 カスタム仕様にされる場合には、各ザグリ穴の両側にあるØ2 mmのアライメント用ピンホールを利用して、精密な位置と取り付け角度設定ができます。 ここで用いるピンには、標準的なDIN 7-m6位置決めピンのご使用をお勧めしています。詳細については、下の赤い資料アイコン(info icon)をクリックするとご覧いただけます。

このマウントにはケーブルPAA236Rが2本付属します。ケーブルの一端にはL型のSMBコネクタ、もう一端にはストレートのBNCコネクタが付いています。

注:POLARIS-K05P2には1/4"-100アジャスターネジが付いているため、交換用アクチュエータとして対応するのはPOLARIS-P20Aのみです(下記参照)。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
POLARIS-K05P2 Support Documentation
POLARIS-K05P2Polaris® Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ミラーマウント、2ピエゾアジャスタ型、ケーブル付属
¥131,987
Today
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Ø25.4 mm(Ø1インチ)Polaris®キネマティックミラーマウント、3ピエゾアジャスタ型

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型番数量Description
Imperial Product List
POLARIS-K1S3P1Polaris® Ø25.4 mm(Ø1インチ)ミラーマウント、3ピエゾアジャスタ型、ケーブル付属
BB1-E021広帯域誘電体ミラー -Ø1インチ (400-750nm)
PLS-P11Polarisミラーマウント用Ø1インチポスト、#8-32取付け穴1個、長さ1インチ(インチ規格)
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型番数量Description
Metric Product List
POLARIS-K1S3P1Polaris® Ø25.4 mm(Ø1インチ)ミラーマウント、3ピエゾアジャスタ型、ケーブル付属
BB1-E021広帯域誘電体ミラー -Ø1インチ (400-750nm)
PLS-P246/M1Polarisミラーマウント用Ø25.0 mmポスト、M4取付け穴1個、長さ24.6 mm(ミリ規格)
ミラーマウントPOLARIS-K1S3Pの背面ならびに前面。Ø25.4 mm(1インチ)ミラーならびにPolarisマウント用ポストを取り付けています(どちらも付属品ではありません)。
  • 3つのアジャスタはピエゾならびにノブ駆動が可能
  • Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用
  • ピエゾ素子内蔵の100 TPIネジ
  • 温度サイクル試験後のズレは1 µrad未満(「試験データ」のタブをご参照ください)
  • SMB-BNCケーブルが3本付属

こちらの3つのピエゾアジャスタ付きØ25.4 mm(Ø1インチ)キネマティックミラーマウントは、閉ループシステムでのアライメントにより長期的に安定する設計となっております。 0.1 V単位のピエゾ素子調整による角分解能は約0.5 µradです。当社では、ピエゾアクチュエータの駆動にはベンチトップ型もしくはKinesis K-Cube™ピエゾコントローラの使用をお勧めしています。K-CubeコントローラKPZ101には1軸につきBNC-SMCアダプタT4292が必要です。なお、ピエゾアクチュエータには歪みゲージが付属しませんのでご留意ください。

Polarisマウントは、他製品と比べても耐久性ならびに熱的性能に優れております。 モノリシック構造のフレクシャーアームは、温度の変動に敏感なナイロンチップ付きの止めネジ(セットスクリュ)とは違って、光学素子を保持する際の温度の影響が小さくできます。 フレクシャーアームを調整する止めネジには、1.3 mm六角レンチが使用可能です。 光学素子の固定にはトルクドライバの使用をお勧めします。光学表面の歪みを防ぎ、熱安定性を向上させます。

このミラーマウントには3つの調整用止めナットが付いており、アジャスターノブを押さえながら手または12 mmの薄型オープンエンド六角レンチで軽く締め付けられます。 およそ0.03~0.06 N·mのトルクで軽く締め付けるだけで十分です。 この止めナットは手動調整を固定するものであり、ピエゾ素子による微調整には影響を及ぼしません。

ポストを取り付けるための2つのM4ザグリ穴が、右側・左側装着用に合わせて互いに直角を成す位置に開いています。 ポストを固定するには付属のM4のキャップスクリュ1個を使用します。 M4キャップスクリュには3 mmの六角レンチが使用できます。

このマウントにはケーブルPAA236Rが3本付属します。ケーブルの一端にはL型のSMBコネクタ、もう一端にはストレートのBNCコネクタが付いています。

注:POLARIS-K1S3Pには3/8"-100アジャスターネジが付いているため、交換用アクチュエータとして対応するのはPOLARIS-P20のみです(下記参照)。



+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
POLARIS-K1S3P Support Documentation
POLARIS-K1S3PPolaris® Ø25.4 mm(Ø1インチ)ミラーマウント、3ピエゾアジャスタ型、ケーブル付属
¥174,872
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Ø25.4 mm(Ø1インチ)Polaris®キネマティックミラーマウント、2ピエゾアジャスタ型

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型番数量Description
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POLARIS-K1S2P1Polaris® Ø25.4 mm(Ø1インチ)ミラーマウント、2ピエゾアジャスタ型、ケーブル付属
BB1-E021広帯域誘電体ミラー -Ø1インチ (400-750nm)
PLS-P11Polarisミラーマウント用Ø1インチポスト、#8-32取付け穴1個、長さ1インチ(インチ規格)
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型番数量Description
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POLARIS-K1S2P1Polaris® Ø25.4 mm(Ø1インチ)ミラーマウント、2ピエゾアジャスタ型、ケーブル付属
BB1-E021広帯域誘電体ミラー -Ø1インチ (400-750nm)
PLS-P246/M1Polarisミラーマウント用Ø25.0 mmポスト、M4取付け穴1個、長さ24.6 mm(ミリ規格)
ミラーマウントPOLARIS-K1S2Pの背面ならびに前面。Ø25.4 mm(1インチ)ミラーならびにPolarisマウント用ポストを取り付けています(どちらも付属品ではありません)。
  • 2つのアジャスタはピエゾならびにノブ駆動の設計
  • Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用
  • ピエゾ素子内蔵の100 TPIネジ
  • 温度サイクル試験後のズレは1 µrad未満(「試験データ」のタブをご参照ください)
  • SMB-BNCケーブルが2本付属

この2つのピエゾアジャスタが付いたØ25.4 mm(Ø1インチ)用キネマティックミラーマウントは、上記掲載の3アジャスタ付きの製品と似ていますが、3つ目のアジャスタの代わりに硬質なスチール製のボールが付いています。 閉ループシステムでのアライメントにより長期的に安定する設計となっています。 0.1 V単位のピエゾ素子調整による角分解能は約0.5 µradです。当社では、ピエゾアクチュエータの駆動にはベンチトップ型もしくはKinesis K-Cube™ピエゾコントローラの使用をお勧めしています。K-CubeコントローラKPZ101には1軸につきBNC-SMCアダプタT4292が必要です。なお、ピエゾアクチュエータには歪みゲージが付属しませんのでご留意ください。

Polarisマウントは、他製品と比べても耐久性ならびに熱的性能に優れております。 モノリシック構造のフレクシャーアームは、温度の変動に敏感なナイロンチップ付きの止めネジ(セットスクリュ)とは異なり、光学素子を保持する際の温度の影響を小さくできます。 フレクシャーアームを調整する止めネジには、1.3 mm六角レンチが使用可能です。光学素子の固定にはトルクドライバの使用をお勧めします。光学表面の歪みを防ぎ、熱安定性を向上させます。

このミラーマウントには2つの調整用止めナットが付いており、アジャスターノブを押さえながら手または12 mmの薄型オープンエンド六角レンチで軽く締め付けられます。 およそ0.03~0.06 N·mのトルクで軽く締め付けるだけで十分です。 この止めナットは手動調整を固定するものであり、ピエゾ素子による微調整に影響を及ぼすものではありません。

ポストを取り付けるための2つのM4ザグリ穴が、右側・左側装着用に合わせて互いに直角を成す位置に開いています。 ポストを固定するには付属のM4のキャップスクリュ1個を使用します。 M4キャップスクリュには3 mmの六角レンチが使用できます。

このマウントにはケーブルPAA236Rが2本付属します。ケーブルの一端にはL型のSMBコネクタ、もう一端にはストレートのBNCコネクタが付いています。

注: POLARIS-K1S2Pには3/8"-100アジャスターネジが付いているため、交換用アクチュエータとして対応するのはPOLARIS-P20のみです(下記参照)。



+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
POLARIS-K1S2P Support Documentation
POLARIS-K1S2PPolaris® Ø25.4 mm(Ø1インチ)ミラーマウント、2ピエゾアジャスタ型、ケーブル付属
¥137,056
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Ø50.8 mm(Ø2インチ)Polaris®キネマティックミラーマウント、2ピエゾアジャスタ型

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型番数量Description
POLARIS-K2S2P1Polaris® Ø50.8 mm(Ø2インチ)ミラーマウント、2ピエゾアジャスタ型、ケーブル付属
BB2-E011広帯域誘電体ミラー -Ø2インチ (350-400nm)
PLS-P11Polarisミラーマウント用Ø1インチポスト、#8-32取付け穴1個、長さ1インチ(インチ規格)
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型番数量Description
POLARIS-K2S2P1Polaris® Ø50.8 mm(Ø2インチ)ミラーマウント、2ピエゾアジャスタ型、ケーブル付属
BB2-E011広帯域誘電体ミラー -Ø2インチ (350-400nm)
PLS-P246/M1Polarisミラーマウント用Ø25.0 mmポスト、M4取付け穴1個、長さ24.6 mm(ミリ規格)
ミラーマウントPOLARIS-K2S2Pの背面ならびに前面。Ø50.8 mmミラーならびにポストを取り付けています(どちらも付属品ではありません)。
  • 2つのアジャスタはピエゾならびにノブ駆動の設計
  • Ø50.8 mm(Ø2インチ)光学素子用
  • ピエゾ素子内蔵の100 TPIネジ
  • 温度サイクル試験後のズレは2 µrad未満(「試験データ」のタブをご参照ください)
  • SMB-BNCケーブルが2本付属

こちらの2つのピエゾアジャスタが付いたØ50.8 mm(Ø2インチ)用キネマティックミラーマウントは、閉ループシステムでのアライメントにより長期的に安定する設計となっています。0.1 V単位のピエゾ素子調整による角分解能は約0.5 µradです。当社では、ピエゾアクチュエータの駆動にはベンチトップ型もしくはKinesis K-Cube™ピエゾコントローラの使用をお勧めしています。K-CubeコントローラKPZ101には1軸につきBNC-SMCアダプタT4292が必要です。なお、ピエゾアクチュエータには歪みゲージが付属しませんのでご留意ください。

アジャスタと本体を熱整合させたPolaris®マウントは、他製品と比べても耐久性ならびに熱的性能に優れております。温度の変動に敏感なナイロンチップ付きの止めネジ(セットスクリュ)とは異なり、モノリシック構造のフレクシャーアームにより、温度に依存しない光学素子の保持力を実現しています。フレクシャーバネを調整する止めネジには、2 mmインチ六角レンチが使用可能です。光学素子の固定にはトルクドライバの使用をお勧めします。光学表面の歪みを防ぎ、熱安定性を向上させます。

このミラーマウントには2つの調整用止めナットが付いており、アジャスターノブを押さえながら手または12 mmの薄型オープンエンド六角レンチで軽く締め付けられます。止めナットはおよそ0.03~0.06 N·mのトルクで軽く締め付けるだけで十分です。この止めナットは手動調整を固定するものであり、ピエゾ素子による微調整には影響を及ぼしません。

ポストを取り付けるための4つのM4ザグリ穴が、右側・左側装着用に開いています。ポストを固定するには付属のM4のキャップスクリュ1個を使用します。M4キャップスクリュには3 mmの六角レンチが使用できます。

このマウントにはケーブルPAA236Rが2本付属します。ケーブルの一端にはL型のSMBコネクタ、もう一端にはストレートのBNCコネクタが付いています。

注:POLARIS-K2S2Pには3/8"-100アジャスターネジが付いているため、交換用アクチュエータとして対応するのはPOLARIS-P20のみです(下記参照)。



+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
POLARIS-K2S2P Support Documentation
POLARIS-K2S2PCustomer Inspired! Polaris® Ø50.8 mm(Ø2インチ)ミラーマウント、2ピエゾアジャスタ型、ケーブル付属
¥159,554
Lead Time
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ブッシュ付きピエゾアクチュエータ、交換用

Specifications
Item #POLARIS-P20A
POLARIS-P20
Manual Travel Range0.375" (9.53 mm)0.375" (9.53 mm)
Manual Travel Resolution0.26 mm/rev0.26 mm/rev
Load (Recommended)100.0 N (22 lbs)66.7 N (15 lbs)
Piezo Travel Range17.0 µm (Min)
21.0 µm (Max)
15.4 µm (Min)
19.4 µm (Max)
Piezo Travel Resolution0.013 µm for a 0.1 V Stepa0.017 µm for a 0.1 V Stepb
Piezo Drive Voltage0 to 150 V0 to 150 V
Piezo Capacitance 0.35 µF0.35 µF
Mounting Barrel Ø0.349" (Ø8.86 mm)Ø0.50" (Ø12.7 mm)
Screw Threading1/4"-1003/8"-100
Vacuum Compatibility10-9 Torr at 25 °C with Proper Bake Out
10-5 Torr at 25 °C without Bake Out
Grease Vapor Pressure: 10-13 Torr at 20 °C, 10-5 Torr at 200 °C;
Epoxy Meets Low Outgassing Standards
NASA ASTM E595 and Telcordia GR-1221
Operating Temperature-25 to 85 °C
Compatible Mount(s)POLARIS-K05P2POLARIS-K1S3P
POLARIS-K1S2P
POLARIS-K2S2P
Mechanical DrawingPOLARIS-P20A drawingPOLARIS-P20 drawing
  • 理論計算値。実際の分解能は使用する電源に依存します。
  • この値は、コントローラKPZ101を使用して電圧を0.1 Vステップで増減した後に測定されています。
  • 手動による粗調整範囲:9.5 mm
  • ピエゾアクチュエータによる微調整範囲
    • POLARIS-P20A: 17.0 µm (Min)
    • POLARIS-P20: 15.4 µm (Min)
  • ステンレススチール製ブッシュ内にアジャスタ
  • SMBオス型コネクタ(SMB-BNCケーブルは付属しません)
  • 上記のマウントに取付け可能

ピエゾアクチュエータPOLARIS-P20AおよびPOLARIS-P20は、上記マウントの交換用アジャスターネジとしてお使いいただけます。Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)マウントには1/4"-100ネジのPOLARIS-P20Aが、Ø25.4 mm(Ø1インチ)およびØ50.8 mm(Ø2インチ)マウントには3/8"-100ネジのPOLARIS-P20が対応します。アクチュエータには、13 mm(型番POLARIS-P20A)または12 mm(型番POLARIS-P20)のアジャスタ用止めネットが付いています。これらは手で締めたり緩めたりできますが、薄型のオープンエンド六角レンチを使用することも可能です。止めナットでアジャスタを固定しても、ピエゾ素子による調整機能には影響しません。なお、止めナットとしては、Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)マウントに付属しているナットのご使用をお勧めいたします。POLARIS-P20Aに付属する止めナットは大きく、マウント背面のエッジを超えてしまいます。 

これらのアジャスタでは、最大9.5 mmの手動調整が可能です。ピエゾアクチュエータによる微調整の最大移動範囲は、POLARIS-P20Aで17.0 µm~21.0 µm、POLARIS-P20で15.4 µm~19.4 µmです。アジャスターネジ、止めナットおよびブッシュはステンレススチール製で、熱膨張係数(CTE)が小さく、温度の変化が激しい環境下においても安定性が求められる用途に適しています。アクチュエータを機械加工された穴に取付ける際には、同じ材料から加工された部品の使用をお勧めします。接着剤をオーブンで硬化させる前に、必ずブッシュからアクチュエータを取り外してください。 

このピエゾアクチュエータには、SMBオス型コネクタが付いていますが、SMB-BNCケーブルは付属しておりません。当社では、ケーブルの一端にL型のSMBコネクタ、もう一端にはストレートのBNCコネクタを取り付けたケーブルPAA236Rをご提供しています。こちらのピエゾアクチュエータの駆動には、ピエゾコントローラMDT693BMDT694BまたはKPZ101のご使用をお勧めいたします。コントローラMDT693BとMTD394Bは、SMB-BNCケーブルPAA236Rを用いて直接アクチュエータに接続することができます。K-Cube™ピエゾコントローラKPZ101では、電圧出力用にオス型SMCコネクタが使われているため、アクチュエータを接続するには別途アダプタまたはケーブルが必要です。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
POLARIS-P20A Support Documentation
POLARIS-P20A1/4"-100アジャスタ付きピエゾアクチュエータ、Ø8.86 mm ステンレススチール製ブッシュ、手動移動量9.53 mm、ピエゾ移動量≥17.0 µm
¥40,607
Today
POLARIS-P20 Support Documentation
POLARIS-P203/8"-100アジャスタ付きピエゾアクチュエータ、Ø12.7 mm ステンレススチール製ブッシュ、手動移動量9.53 mm、ピエゾ移動量 ≥15.4 µm
¥39,889
Today
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3/8"-100アジャスタ用止めナット、Polarisマウント用

  • アジャスタの長期安定性を保持
  • Polarisマウントに対応(一部使用できない製品あり)

こちらの13 mm六角止めナットは当社の3/8"-100アジャスタ付きPolarisマウント用として設計されています。アジャスタの長期安定性の保持用、あるいは衝撃や振動にさらされる用途向けに作られており、Polarisマウントと同様に、あらかじめ超高真空対応のアウトガスの少ないPTFEグリースが塗布されています。また、アジャスタとの整合性も試験されています。

アジャスタをたびたび調整しなければならない場合には、止めナットは手でおよそ0.03~0.06 N·mのトルクで軽く締め付けるだけで十分です。長期安定性を必要とする場合には、締め付けトルクとして0.23 N•mを推奨していますが、このトルクは当社のプリセット型トルクレンチTW13をご使用いただくと得ることができます。止めナットを取り付ける時にクロススレッド(斜めにねじ込む状態)しないように、まず止めナットをアジャスタ部分に置き、次に止めナットがアジャスタのネジに整合するまで緩める方向に回し、その後でアジャスタに締め込むようにしてください。

注:アクチュエータPOLARIS-P20には12 mmの3/8"-100止めナットが付いており、この止めナットを外さないと止めナットPOLARIS-LN4が取付けられません。この13 mmの止めナットを使用時には、プリセット型トルクレンチTW13がご使用いただけます。

+1 数量 資料 型番 - インチ規格 定価(税抜) 出荷予定日
POLARIS-LN4 Support Documentation
POLARIS-LN43/8"-100止めナット、13 mm六角、ステンレススチール(インチ規格)
¥2,106
7-10 Days
Last Edited: Aug 20, 2013 Author: Dan Daranciang