TEC付き波長可変レーザー利得チップ


  • Wavelength Ranges Centered at 1220, 1320, 1450, 1550, or 1900 nm
  • Broadband Tunability
  • Thermoelectrically Cooled Half-Butterfly Assembly

SAF1174S

CWL = 1320 nm,
SM Fiber

SAF1550P2

CWL = 1550 nm,
PM Fiber

Related Items


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SAF Gain Chips
Half-Butterfly Assembly
CWLs from 1220 nm to 1900 nm
Chip on Submount
1220 nm CWL
1320 nm CWL
1450 nm CWL
1528 - 1568 nm (C-Band)
1568 - 1608 nm (L-Band)
1650 nm CWL
各種資料のご案内
 info icon仕様やグラフ等の情報は、仕様表内のInfo欄の青いアイコンから取得可能です。

特長

  • 外部共振器レーザに簡単に組み込めるマウント付き利得チップ
  • 熱電冷却(TEC)素子内蔵のハーフバタフライ型アセンブリ
  • ARコーティングが望ましくない反射を排除し、レーザの安定性、光出力パワー、スペクトル品質を向上
  • 1.0 m長(最短)のSMまたはPMのタイトタイプの被覆付きピグテールファイバ付き(FC/APCコネクタ付き)

当社の片面角度付き(SAF)の利得チップには、中心波長が1220、1320、1450、1550、1900 nmの光に対応した利得媒質がございます。外部共振器レーザ(ECL)に容易に組み込むことができるこの利得チップは、ARコーティング、角度付き導波路、高いパワーと広い波長可変範囲を特徴とする半導体光増幅器です。利得チップはハーフバタフライ型のパッケージに取り付けられていますが、このパッケージでは、端面からの出射光がコリメートされ、さらにFC/APCコネクタに結合されます。バタフライ型パッケージの中には、熱電冷却(TEC)素子とサーミスタがあり、付属のピンを介して制御可能(「グラフ」タブ参照)で、チューニングと動作温度の最適化が行えます。

モデルによっては、PMファイバやフリースペース用アイソレータをご提供するオプションも可能です。 お見積もりは当社までお問い合せください。

SAF利得チップを外部共振器レーザ用として使用する方法については、「外部共振器型レーザのチュートリアル」タブをご覧ください。

Spec Sheet仕様やグラフ等の情報は、仕様表内のInfo欄の青いアイコンから取得可能です。

全ての数値は典型値です。さらに詳しい情報については、スペックシート(下記リンク)をご覧ください。ECL構成で得られる典型的な性能については、「グラフ」タブ内をご覧ください。

General Specifications
Item #Spec
Sheet
Reference CavityCWLaTuning
Rangea, b
Peak
Powera
Chip GaincGain RippleR1R2Chip Length
SAF1175SSpec SheetLittmann Cavityd1220 nm90 nm10 mW17 dB1 dB (Max)0.005%10%e1 mm
SAF1174SSpec SheetTLK-L1300Rf1310 nm100 nm70 mW35 dB1 dB (Max)0.005%10%e2 mm
SAF1450S2Spec SheetTLK-L1450Rf1450 nm120 nm40 mW20 dB0.4 dB (Max)0.005%10%e1.5 mm
SAF1550S2Spec SheetTLK-L1550Rf1550 nm120 nm40 mW17 dB0.6 dB (Max)0.005%10%e1 mm
SAF1550P2Spec SheetTLK-L1550Rf1550 nm120 nm40 mW17 dB0.6 dB (Max)0.005%10%e1 mm
SAF1900SSpec SheetTLK-L1900Mf1900 nm170 nm7 mW18 dB1.5 dB (Max)0.005%20%e2 mm
  • 緑色に着色されている列の値は、「Reference Cavity」に記載されている共振器内で測定されたものです。異なる外部共振器では異なる性能仕様となります。
  • 10 dBポイント。
  • 利得曲線の中心におけるシングルパス光学利得
  • こちらの製品は現在単品では販売しておりません。
  • SAFチップの反射特性を示した図(下記)参照
ASE Specifications
Item #Center Wavelength (Typ.)3 dB Bandwidth (Typ.)ASE CurrentOperating Current (Typ.)Operating Current (Max)
SAF1175S1220 nm80 nm200 mA (Typ.)200 mA-
SAF1174S1320 nm80 nm600 mA (Typ.)500 mA800 mA
SAF1450S21450 nm100 nm500 mA (Max)-500 mA
SAF1550S21550 nm80 nm300 mA (Typ.)300 mA600 mA
SAF1550P21550 nm80 nm300 mA (Typ.)300 mA600 mA
SAF1900S1930 nm150 nm400 mA (Typ.)400 mA-

注:SAF利得チップの内部の偏光は水平です。

SAF Reflectivity Drawing

*全てのSAFシリーズのモデルではR2 = 10%。ただし、SAF1900SではR2 = 20%。

リトロウ型可変レーザーキット*を使用したSAF利得チップ発振の典型的な特性

SAF利得チップの革新的な設計により、キャビティ内の利得チップの端面から望ましくない戻り光を除去しているため、外部共振器レーザの使用に適しています。 このデバイスキットは、幅広い用途の外部共振器への組込みに適しています。下記は、典型的スペクトルとパッケージデバイスの詳細です。

*リトロウ型可変レーザーキットの販売は終了しています。

Item #Center WavelengthPower vs. CurrentPower Spectrum
SAF1175S1220 nmSAF1175S Power Versus CurrentSAF1175S Power Spectrum
SAF1174Sa1320 nmSAF1174S Power Versus CurrentSAF1174S Power Spectrum
SAF1450S21450 nmSAF1550S2 Power vs. CurrentSAF1550S2 Power Spectrum
SAF1550S21550 nmSAF1550S2 Power vs. CurrentSAF1550S2 Power Spectrum
SAF1550P21550 nmSAF1550P2 Power vs. CurrentSAF1550P2 Power Spectrum
SAF1900S1900 nmSAF1900S Power Versus CurrentSAF1900S Power Spectrum
  • 波長1350~1380nmでは水分吸収による出力の変動にご留意ください。

 

リトロウ基本構成

Basic Littrow Configuration

ファイバ結合出力SAF利得チップ

SAF Gain Chip

外部共振器型レーザ(ECL): 波長可変と狭帯域幅

レーザ動作に必要な2つの要素は(1)光信号を増幅する活性利得媒体と(2)レーザ発振を持続させるためのフィードバック(反射)機構です。ファブリペロー型レーザでは、図1に示すように、r1とr2(それぞれのパワー反射率:R1 = r12とR2 = r22)の反射係数を持つ2枚のミラーによって、光電界がフィードバックされます。

ECL Fig1

図1:ファブリペロー型レーザの構造

長さLの共振器内における光電界の往復利得は、下記の数式で表現できます。

ECL Eq1

式1: 光電界の往復利得

ここで、gは利得、αiは内部損失係数、λは真空中の波長、neffは有効屈折率、L は共振器長です。これより、最大振幅と位相条件は下記で表されます。

ECL Eq2

式2: 振幅条件

ECL Eq3

式3: 位相条件

ここで、αmはミラーの損失、Nはモード数を表します。

半導体レーザでは、順方向にバイアス電圧を印加されたダイオードの接合領域に電流を注入することによって、利得媒体が励起されます。半導体レーザの量子井戸接合内に高濃度の電子と正孔が存在することによって、光利得に必要な反転分布状態を作ることができます。

利得媒体が半導体材料の場合、チップの端面におけるフレネル反射によってファブリペロー型共振器を構成することができます。接合領域は、実効的には両端面の間の導波路です。導波路に垂直な劈開しただけのコーティング無しの面は、反射率Rが約30%です。しかしながら、端面での反射率を光学コーティングで調整することによって、このデバイスの最大出力パワーを最適化することができます。ファブリペロー型半導体レーザの最大パワーは、後側端面に高反射率(HR)コーティング、前側端面に低反射率(LR)コーティングの場合で得られます。 

ファブリペロー型半導体レーザーデバイスの発振スペクトルは、注入電流によって決まります。g > αi の閾値未満にバイアスされたとき、放射スペクトルでは、位相方程式によって定義されるファブリペロー型共振器の縦モードに相当するピークが広範囲に分布しています。注入電流が増加し、g = αi + αmに達するまでレーザ発振は起こりません。レーザ発振波長は、最初に閾値条件に達した縦モードによって決まります。出力スペクトルは、必ずしも1つのレーザ発振波長に収束するとは限らず、狭いスペクトル幅の複数の縦モードで構成されることがあります。

ECL Fig2

図2: ファブリペロー型レーザの利得曲線

このことは、5~10 nmの光帯域幅を持つInPを用いたファブリペロー型レーザに特に当てはまります。GaAsを用いたデバイスでは、波長と出力パワーに依存して、単一縦モードで動作させることが可能です。典型的には出力波長帯域は2 nm未満です。

約300 μmの長さと約4の群屈折率を持つ典型的な850 nm半導体レーザは、長さが1 mmの1550 nm半導体レーザと同じく、0.3 nmの縦モード間隔を持っています。例えば、半導体レーザを加熱や冷却し、共振器の長さ、あるいは屈折率を変えることによって、全モードをシフトさせて、その結果、出力波長を変えることが可能です。 

レーザ線幅

半導体レーザの単一縦モードの線幅(FWHM)は、線幅増大係数 αH [1]を含んだSchawlow-Townesの公式で与えられます。

ECL Eq4

式4: Schawlow-Townes-Henryレーザ線幅

ここで、hvは光子エネルギー、vgは群速度、nspは反転分布係数、Poutは一端面からの出力光強度です。この関係式は、コヒーレントレーザ発振モードに自然放出光が加わって生じる位相と振幅ゆらぎによるレーザ線幅のスペクトル空間広がりを表しています。いわゆる量子雑音ゆらぎは、レーザ線幅の下限を決定しますが、通常、機械的/音響振動的変動や熱変動によって生じる大きな雑音ゆらぎに埋もれます。

共振器長を大きくすると、相対的にαmが小さくなり(式2参照)、線幅が小さくなります。このことは、量子雑音限界の線幅の関係式(式4参照)を見ればわかります。共振器長を長くすることにより、自然放出光子数が減少(それぞれの縦モードの「cold-cavity」のスペクトル幅が減少)し、共振器内の全光子数が増加します。このため、Schalow-Townesの式に共振器長の関連項が2度現れます。

共振器長が0.3 mmの単一周波数分布帰還(DFB)型半導体レーザの典型的な発振線幅は、1~10MHzオーダです。たとえば、共振器長を3 cmにすれば、発振線幅は100分の1以下になります。半導体レーザの共振器長をより長くして、発振線幅を1 kHz未満に減少させることができた例もあります[2] 。

単一波長の動作とチューニング

多くの用途では、発振波長または周波数、あるいはその両方が調整可能な単一縦モード(単一周波数)レーザが要望されています。これを実現するため、半導体レーザに外付けされた波長選択用フィードバック素子(共振器)を用いると発振波長を選択することができます。この外部共振器レーザ(ECL)を適切に動作させるには、外付けのフィードバックと干渉しないように、半導体チップのファブリペロー型共振器からの固有の戻り光の抑制が必要となります。利得チップのファブリペロー型共振器の影響は、チップの一方の端面にAR(反射防止)コーティングを行うことにより、減少させることができます。

ECL Fig3

図3:利得チップを使った外部共振器の構造

少なくとも、チップの端面からの反射率(R1)は、外付けのフィードバック(ミラー)の反射率(R1)よりも20 dB以上小さくなければなりません。つまり、R1 < 10-2 x Rextです[3]。ARコーティングされた場合でも、ARコーティングされたファブリぺロー利得チップ端面からの反射により、特にレーザが波長可変の場合にECLの安定性、出力パワー、波長特性が制限されます。チップ端面での反射をより抑えるために、角度を付けた導波路とARコーティングの組み合わせによって、内部チップファブリペロー型共振器からのフィードバック(戻り光)の多くを取り除くことができます [4]。この片面角度付き(SAF)の利得チップにより、外部共振型レーザ(特に広帯域波長可変レーザ)はより優れた特性が得られます。

ECL Fig4

図4:片面角度付き利得チップ

外部共振器型レーザの設計

外部共振器型半導体レーザを実現するには様々なアプローチがあります [3]。いずれのアプローチにおいてもまず第1に考えなければならないのは、波長選択フィードバック素子を選ぶことです。最も一般的なフィードバック素子の1つである回折格子は、単一周波数および広範囲な可変外部共振器型レーザの両方にフィードバック素子として使用可能です。

利得チップからのコリメート光が、格子表面の垂線と角度θ、かつ回折ラインと垂直に回折格子に入射すると、回折ビームは以下の式で求められるθ'の角度で回折格子から出射します。

ECL Eq5

式5: 回折格子方程式

ここで、nは回折の次数、λは回折波長、dはグレーティング定数(溝間の距離)です。n > 0に対して、回折格子(グレーティング)は、波長に依存する角度θ'の角度で光を回折することにより、多くのスペクトルの入射光を空間的に分離します。利得チップからのスペクトル成分が空間的に分離されれば、特定波長の光を選択的に反射させて利得媒体内に戻すために様々な方法が利用できます。

外部共振型レーザ、リトロウ型構成

最も容易なアプローチの1つは、1次の回折光が利得チップに戻って再反射するように回折格子が配置されたリトロウ構成です(すなわち、上記の式(5)で、θ = θ')。

ECL Eq6

式6: 回折格子方程式、リトロウ型構成

外部共振型レーザの構成に必要な光学素子(コリメート用レンズと回折格子)の数を最小にするために、回折格子の0次反射光からレーザ出力パワーを取り出すことができます。

回折格子を回転することによって、導波路に反射される光の波長が変わり、波長をチューニングすることができます。(一定の格子定数を持つ)回折格子、コリメートレンズ、共振器長を1つの縦モードだけが導波路の受光角内で利得チップに反射で戻ってくるように選択することで、外付け共振器レーザで単一周波数レーザースペクトルを得ることができます。半導体利得チップに戻す集光スポットサイズと、回折格子への照射スポットサイズに影響するコリメートレンズの選択は重要です。この構成の短所の1つは、波長をチューニングさせるときに0次オーダの出力ビームの角度が変化することです。しかしながら、外部共振器レーザの出力がSAF利得チップの垂直面からの出力光として得る場合、この問題を避けることができます。この構成では、SAF垂直面の典型的な反射率Rを約10%程度と小さくし、レーザの出力パワーを最大にするような次数の回折光が得られる回折格子を選択し外部共振器レーザを構成します。

ECL Fig5

図5: リトロウ型外部共振器レーザ

外部共振型レーザ、リットマン型構成

外部共振型レーザのもう1つの一般的な方式は、追加の調整ミラーを使ってフィードバック波長を選択するリットマン型構成です[5]。大きな入射角で回折グレーティングを2回通過する外部共振器は、よりよい波長選択性を持ちます。結果として、リットマン型の外部共振型レーザの光出力線は、リトロウの構成の場合に比べて狭い線幅になります。リットマン型の構成では、波長を変化させても伝搬方向は固定されたままなので、レーザ出力光は通常は回折格子の0次オーダの反射です。この場合、SAFの直角面は、ECL内部の損失を最小にして出力パワーを最大にし、出力強度を最大にするために典型的には90%以上の高反射率(HR)でコーティングされます。

ECL Fig6

図6: リットマン型外部共振器レーザ

用途によっては、レーザの出力部として、SAF利得チップの垂直面の利用が望ましいこともあります。この用途に対しては、SAF利得チップの垂直面上のコーティングは、レーザの出力強度を最大にするために低反射率とする必要があります。 

リットマン型の弱点は、共振器の内部損失がリトロウの構成の場合より高く、したがって、レーザの出力強度が一般的には低いことです。内部損失が大きくなるのは、主に可変ミラーからのゼロオーダ反射光の損失および大きな入射角で光を反射させたとき、回折格子の効率が下がることです。 

外部共振器型レーザの設計について

SAF利得チップでは、外部共振器内の利得チップの端面からの望ましくない反射光によるフィードバックを除去されるため、外部共振器型レーザの使用に適しています。当社では、様々な外部共振器の構成を可能にするために、垂直面上に低反射率または高反射率コーティングの両方のSAFチップ をご提供しています。特に外部共振器型レーザ構成の性能を最適化するための特注コーティングに関しては、当社までお問い合わせください。

参考文献

(1) Henry, C. H., "Theory of the Linewidth of Semiconductor Lasers." IEEE J. of Quantum Electron QE-18, 259 (1982).

(2) Wyatt, R., Cameron, K. H., and Matthews, M. R. "Tunable Narrow Line External Cavity Lasers for Coherent Optical Communication Systems." Br. Telecom. Technol. J. 3, 5 (1985).

(3) Zorabedian, P. "Tunable External Cavity Semiconductor Lasers." Tunable Lasers Handbook Ed. Duarte, F. J. New York, Academic, 1995. Chapter 8.

(4) Heim, P. J. S., Fan, Z. F., Cho, S.-H., Nam, K., Dagenais, M., Johnson, F. G., and Leavitt, R. "Single-angled-facet Laser Diode for Widely Tunable External Cavity Semiconductor Lasers with High Spectral Purity." Electron. Lett. 33, 1387 (1997).

(5) Littman, M. G. and Metcalf, H. J. "Spectrally narrow pulsed dye laser without beam expander." Appl. Opt. 17, 2224 (1978).


Posted Comments:
cdolbashian  (posted 2024-03-15 04:19:12.0)
Thank you for your feedback. I am sorry that you feel this way about our product. I have contacted you directly to perhaps get some good comparisons within the industry, which we can aim to match.
Oguzhan Kara  (posted 2023-03-20 13:22:59.88)
Hi there, We are interested in purchasing SAF1175S with PM fiber coupled version if possible. Would you mind if you advise availability such a gain chip with PM fiber (@1220nm)? Many thanks in advance. Best regards, Ozzy
user  (posted 2023-03-01 17:09:48.047)
Hi, I know this product is discontinued, but I am really interested in this tunable laser at 1220 nm, as there's nothing else at that wavelength on the market. Would it be possible to order this as a custom or one-off product still? Thanks Jeff
ksosnowski  (posted 2023-03-02 11:39:42.0)
Thanks for reaching out to Thorlabs. Unfortunately, we are no longer able to offer this kit or the laser used in it. I have reached out directly to discuss this further.
Georgi Ynkov  (posted 2022-09-12 10:54:08.79)
Hello, What is the output light power of the (SAF1175S - Mounted SAF Gain Chip, Half Butterfly Pkg, CWL = 1220 nm, SM Fiber) and how does it change wavelength. Best Regards George Georgi Yankov PhD ISSP BAS
cdolbashian  (posted 2022-09-19 10:28:55.0)
Thank you for reaching out to us with this feedback. All information regarding the power and wavelength distribution of the ASE can be found by clicking the blue "i" next to any of the products above.
Attila Barocsi  (posted 2022-05-01 14:02:41.123)
Please advice on how to operate the SKSAS Spectroscopy Kit if the recommended TLK-L780M - Tunable Laser Kit, 770 nm is obsolete. Please suggest a reasonable alternative. Regards, Attila Barocsi
jdelia  (posted 2022-05-11 04:47:19.0)
Thank you for contacting Thorlabs. We unfortunately do not have a direct replacement to offer for TLK-L780M. I have reached out to you directly to discuss potential vendor recommendations.
user  (posted 2021-04-15 16:07:32.21)
What material six pins are made out of ?
YLohia  (posted 2021-04-15 11:56:54.0)
The pins are made of kovar and are plated with gold.
Jin Ahn  (posted 2020-11-01 08:40:15.42)
Hello, I am currently using TLK_L1550R in order to tune SAF1550S2 gain chip. However, I am currently having issue with setting 1st order diffraction maximum grating. From the manual on page 11(step12), it mentions that 1st order diffraction maximum can be set up by rotating the grating and locating its strongest diffraction with the included IR viewing card. But what does this visually mean on IR card?
YLohia  (posted 2020-11-10 04:12:41.0)
Hello, thank you for contacting Thorlabs. The strongest diffraction would be the beam that produces the brightest spot on the IR card.
JIN Ahn  (posted 2020-06-10 00:51:53.45)
Hi, I'm currently using ITC110 in order to control the TEC and laser current for SAF1550S2 gain chip. However, I'm having some issue with the thermistor on the gain chip. From multi-meter, I get open line reading on gain chip thermistor. What could be the problem here?
YLohia  (posted 2020-06-10 03:48:02.0)
Hello, thank you for contacting Thorlabs. We are sorry to hear about the issues you are experiencing. This sort of issue usually occurs due to incorrectly wiring the thermistor connections to the temperature controller or a short somewhere in your temperature sensor. I have reached out to you directly to discuss this further.
nick Yang  (posted 2020-05-26 22:03:26.033)
Hi, I'm requesting inquiry in terms of operating SAF1550S2. We have noticed that the gain chip's TEC is operated with thermistor. We wanna know the thermistor specs in order to convert resistance value in terms of Celsius. Is there a way that we can get in touch with the thermistor spec sheets?
YLohia  (posted 2020-05-27 09:27:30.0)
Hello, thank you for contacting Thorlabs. These SAFs contain a 10 kOhm thermistor with the following Steinhart Coefficients: A: 1.129241E-03; B: 2.341077E-04; C: 8.775468E-08; The theoretical Beta value is 3870 at 25 C.
guillaume.paradis  (posted 2018-08-01 12:12:19.907)
Would it be possible to have the angled facet output be pigtailed?
YLohia  (posted 2018-08-08 09:00:07.0)
Hello, thank you for contacting Thorlabs. I will reach out to you directly about our custom capabilities.
gksthf666  (posted 2017-04-24 11:50:33.363)
To whom it may concern, Greetings, I'm Hansol Jang and I'd like to get some customized SAF1550S2. Can I get a SAF1550S2 without an integrated isolator? An integrated isolator makes some problems in my research. Also, can I select reflectances of both facet? Best, Hansol Jang
tfrisch  (posted 2017-05-02 10:18:26.0)
Hello, thank you for contacting Thorlabs. I will reach out to you directly about our custom capabilities.
tcohen  (posted 2013-01-14 13:10:00.0)
Response from Tim at Thorlabs: Thank you for contacting us! We are currently working on developing a 780nm SAF gain chip, fiber-coupled in a half-butterfly package. It would be feasible to incorporate an optical isolator at this wavelength in the half-butterfly package. We will contact you directly to keep you updated.
jikim  (posted 2013-01-08 17:44:46.747)
could you manufacture a TFP780A with a fiber output together with an optical isolator? The optical isolator has small priority, but the fiber output is required. And could you produce a TFP780A with an angled facet at R1? I look forward to hearing from you soon.
Adam  (posted 2010-04-09 15:39:09.0)
A response from Adam at Thorlabs: The fiber used in the SAF1176S is SMF-28. We will correct the drawing on the website so it references the correct part number.
user  (posted 2010-04-09 14:56:57.0)
The SAF1176S autocad drawing is reffering to a SAF1175 device(1220 nm) with a 1060 fiber. What fiber is used in the SAF1176S?
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SAF利得チップ

  • リトロウ型共振器用に設計
  • SMまたはPMのタイトタイプの被覆の付いた1.0 m長(最短)のピグテールファイバ、FC/APCコネクタ

当社の片面角度付き(SAF)の利得チップは、中心波長が1220、1320、1450、1550、1900 nmの光に対応する設計です。 中心波長が1220、1320、1450または1550 nmのタイプ(SAF1175S、SAF1174S、SAF1450S2、SAF1550S2、SAF1550P2)では、ファイバへの出射側に光アイソレータが組み込まれているので、利得チップは後方反射から保護されてレーザ安定性が向上します。

個別のSAF利得チップが通電テストなどで厳しく検査されているので、製品の長期安定性と仕様への準拠が保証されています。 典型的な性能特性については「仕様」タブをご参照ください。 シリアル番号のついた個別の利得チップのパッケージに、詳しい試験報告書が添付されて納品されます。

性能仕様の詳細については下記のアイコンinfo iconをクリックしてください。

Key Specifications
Item #InfoASE Center
Wavelength
ASE 3 dB
Bandwidth
ASE CurrentPeak GainGain RippleOperating Current (Typ./Max)
SAF1175Sinfo1220 nm80 nm200 mA17 dB0.5 dB200 mA/ -
SAF1174Sinfo1320 nm80 nm600 mA35 dB0.35 dB500 mA/800 mA
SAF1450S2info1450 nm100 nm500 mA (Max)20 dB0.4 dB (Max)-/500 mA
SAF1550S2info1550 nm80 nm300 mA17 dB0.6 dB (Max)300 mA/600 mA
SAF1550P2info1550 nm80 nm300 mA17 dB0.6 dB (Max)300 mA/600 mA
SAF1900Sinfo1930 nm150 nm400 mA18 dB1.5 dB500 mA/800 mA

特別に記載がない限り、全ての値は典型値です。「グラフ」タブには外部共振器構成で得られる典型的な性能が記載されています。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
SAF1175S Support Documentation
SAF1175Sマウント付きSAF利得チップ、ハーフバタフライパッケージ、中心波長1220 nm、SMファイバ
¥420,598
7-10 Days
SAF1174S Support Documentation
SAF1174Sマウント付きSAF利得チップ、ハーフバタフライパッケージ、中心波長1320 nm、SMファイバ
¥431,112
Lead Time
SAF1450S2 Support Documentation
SAF1450S2マウント付きSAF利得チップ、ハーフバタフライパッケージ、中心波長1450 nm、SMファイバ
¥420,598
7-10 Days
SAF1550S2 Support Documentation
SAF1550S2マウント付きSAF利得チップ、ハーフバタフライパッケージ、中心波長1550 nm、SMファイバ
¥431,112
7-10 Days
SAF1550P2 Support Documentation
SAF1550P2マウント付きSAF利得チップ、ハーフバタフライパッケージ、中心波長1550 nm、PMファイバ
¥456,011
Lead Time
SAF1900S Support Documentation
SAF1900Sマウント付きSAF利得チップ、ハーフバタフライパッケージ、中心波長1900 nm、SMファイバ
¥420,598
7-10 Days