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α-BBOグランレーザ偏光子


  • Designed for High-Power Laser Applications
  • Extinction Ratio: 100,000:1
  • Laser Quality α-BBO Crystal

GLB10-UV

GLB10

GLB5-405

GLB10 Polarizer and
SM1PM10 Mount on a
PRM1 Rotation Mount

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α-BBOグランレーザ偏光子は、常光の方向を変え、(筐体の「偏光軸」にアライメントされた)異常光をまっすぐ透過させます。

Transmission
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生データはこちらからダウンロードいただけます。

特長

  • 出射ビームの消光比:100,000:1
  • 最高グレードの加工でレーザ品質のα‐BBO
  • 3つのコーティングが選択可能
    • 210~450 nm (中心波長:266 nm)、Ravg <1.5% 
    • 220~370 nm、Ravg < 0.5% 
    • 405 nmに合わせたVAR、Ravg <0.25%
  • 高い損傷閾値:5 J/cm2 (パルス:10 ns、10 Hz、スポット径:Ø0.347 mm、@ 355 nm)
  • 低散乱
  • 波面歪み:開口全体にわたり≤ λ/8(側面ポートは除く) 
  • 表面品質
    • スクラッチ-ディグ20/10(ARコーティング付きの入・出射面)
    • スクラッチ-ディグ40/20(コーティング無しの側面ポート)
  • エアスペース型設計

グランレーザα-BBO偏光子は、特別に短波長高出力レーザに対応できるように設計されています。当社のグランテーラ方解石偏光子グランレーザ方解石偏光子と同様、これらの偏光子は、非常に高い偏光純度(100,000:1)、高い損傷閾値(5 J/cm2、パルス10 ns、10 Hz、スポット径0.347 mm@ 355 nm)とUV域(210~450 nm)での用途に適しています。 側面のポートからは、全ての通常光線と一部の異常光線を含む非常に多くの反射光がエスケープします。 そのため、反射光は完全な直線偏光ではありません。高品質偏光ビームを必要とする用途には透過した異常光線のみをお使いください。

入出射面は、レーザに対応できる品質に研磨されてスクラッチ&ディグ20-10の表面仕上げになっているため、透過した入射ビームの異常偏光成分の散乱を最小限に抑えます。通常偏光成分は反射し、コーティングされていない2つの側面にあるポートの1つから61°(波長に依存)の角度で出力されます。この2つのポートにより、偏光子を双方向で使用することができます。常光線は完全に偏光されておらず、また、側面ポートの表面品質はスクラッチ&ディグ40-20と低くなっています。α-BBOは吸湿性で、空気中の水分を吸収するため、このコーティング無しの側面は時間とともに混濁し、常光線のビーム品質が更に低下する可能性があります。 

この偏光子では、3つの反射防止コーティングが選択可能です。単層のMgF2ARコーティング (SLAR-MgF2)、UV域ARコーティング、405 nmに最適化されたVコーティングがお選びいただけます。SLARコーティングの特長は、すぐれた広帯域のUV領域での特性で、210~450 nmでの反射率が低いことです(<1.5%)。一方でUV ARコーティングは、220~370 nmで反射率が非常に低くなります(<0.5%)。405 nmに対応したVコーティングの場合は、405 nmに対応したUVコーティングよりもさらに低い反射率(<0.25%)を達成します。このコーティングは、吸湿性のα-BBO材料が空気中の水分と相互作用を起こすことを防ぐ保護層としても機能します。コーティングの反射率については「グラフ」タブをご覧ください。

こちらの偏光子は当社の回転マウントほかのオプトメカニクス製品に対応するため、偏光プリズム用マウントに取付け可能です。5 mm偏光子用マウント(SM05PM5)ならびに10 mm偏光子用マウント(SM1PM10)をご用意しております。またグランテーラ偏光子もご用意しております。

Item #GLB5GLB10
Extinction Ratioa100,000:1
SubstrateLaser Quality α-BBOb
(Low Scatter)
DesignHigh Laser Damage Threshold
Air-Spaced Design
Transmission Range210 - 450 nm
Available AR CoatingscSLAR MgF2 (210 - 450 nm), Ravg< 1.5%
UV (220 - 370 nm), Ravg< 0.5%
V-Coat (405 nm), Ravg< 0.25%
Damage Thresholdd5 J/cm2 (10 Hz, Ø0.347 mm Spot Size, 10 ns Pulses @ 355 nm)
Wavefront Distortion≤ λ/8 Over Clear Aperture
Surface Quality (Input and Output Faces)20/10 Scratch/Dig
Surface Quality (Side Ports)40/20 Scratch/Dig
Clear Apertured5 mm x 5 mm10 mm x 10 mm
Prism Dimensions (W x L)6.5 mm x 7.5 mm12 mm x 13.7 mm
  • 消光比は出射光にのみ対応した値(下図参照)。 405 nmおよび355 nmで測定。消光比(ER)は、評価する上で十分な偏光比を有する直線偏光を入射したときに得られる、最大透過率の最小透過率に対する比率です。偏光子の透過軸に対して入射光の偏光方向が平行のときに最大透過率、そこから偏光子を90°回転させると最小透過率が得られます。
  • リンクをクリックすると基板の仕様がご覧になれます。
  • エスケープウィンドウ(入射面/出射面に垂直)はコーティング無し。詳細については「グラフ」タブをご参照ください。
  • ビーム径に対して偏光子の開口が十分な大きさであること、および偏光子が適切にアライメントされていることを必ずご確認ください。各偏光子は2つの分離したプリズムで構成されており、開口範囲内ではエアスペース構造ですが、開口範囲外でプリズムを接着しています。この接着部分に高出力レーザが照射されると、致命的な損傷や破壊を招く恐れがあります。
注: α-BBOは柔らかい材質であるため、クリーニングには細心の注意を払ってください。 偏光子のコーティング付きの面は、溶剤とエアを利用すれば、力を加えずにクリーニングできます。 エスケープ面(入射面に垂直なコーティング無しの面)は特に非常にデリケートで簡単に損傷を受けますので、できる限りこれらの面には触らないでください。 クリーニングはglancing angleで素早く行ってください。 これらの面を拭く必要性がある場合は、必ず溶液に浸したコットンまたは表面処理無しの化粧紙を用いてください。

FOV角度の向き

Alpha-BBO FOV
偏光子からは大量の非偏光の散乱光線がエスケープします。 結果として常光線(o光線)は、きれいに偏光されないので、偏光依存の用途の場合は、この光線は利用しないでください。

α-BBOグランレーザ偏光子の透過率と反射率の典型値を図示したのが下記のグラフです。 青色の影の領域でARコーティングが最適化されるように設計されています(詳細については「仕様」タブ内を参照)。 反射率のプロット図が表しているのはコーティング性能のみであり、偏光子の内部損失は反映されていません。 透過率のプロット図には、偏光子内部の透過率と反射率の両方が反映されています(あらゆる内部損失を含みます)。

 

下記のプロット図は、GLB10とGLB5のα-BBOグランレーザ偏光子に適用できます。

 

下記のプロット図は、GLB10-UVとGLB5-UVのα-BBOグランレーザ偏光子に適用できます。

 

下記のプロット図は、GLB10-405とGLB5-405のα-BBOグランレーザ偏光子に適用できます。

 

短波長のカットオフ波長は、α-BBOプリズムのカット角に依存し、材質の反射率や透過率には依存しません。

UV Glan-Laser Polarizer Schematic Diagram

Glan Laser Specifications

Item #GLB5GLB10
W6.5 mm12 mm
La7.5 mm13.7 mm
A9.5 mm16 mm
B12.7 mm19.2 mm
  • 各偏光子はマウント無しでの長さ(L)は個別に多少バラつきがありますが、これは偏光子としての性能に影響するものではありません。カスタム筐体やOEM筐体で特定の長さが必要な際は、当社までご相談ください。

偏光により屈折するグランレーザα-BBO偏光子


Polarization-Dependent Refraction

概要
当社のα-BBO偏光子はすべて高品質の複屈折α-BBO結晶がベースになっています。 α-BBOの複屈折性により、光軸に平行な偏光成分と光軸に垂直な偏光成分は異なる屈折率で伝搬します。 当社のグランテーラ偏光子では、この複屈折性により入射光の常偏光成分が、内部のガラス/空気界面において内部全反射します。 よって偏光子を透過する光は、残りの異常偏光成分のみです。 透過した異常光線が高い偏光度を有する一方で、反射した常光線は部分的にのみ偏光されます。

当社のグランレーザならびにグランテーラ偏光子は、反射した光の部分的に偏光された成分を取り除く偏光素子として設計されており、右の図のように2つのプリズムから構成されています。 これらの偏光子は十分にコリメートされたビームのみに対し性能を発揮します。集束ビームまたは拡散ビームでは、内部界面において適切な偏光状態と入射角度を有しません。 損傷を受けやすい柔らかい結晶なので、当社のα-BBO偏光子製品の多くは金属製の筺体に収納されています。 これらの筺体は、ネジやアダプタを使って当社のオプトメカニクス製品へ簡単に取り付けることができます。

視野(FOV)
α-BBO偏光子には、波長と入射方向によって視野範囲(FOV)が変化するという特性があります。 アライメントやコリメートの際には、このプリズムのFOVを考慮する必要があります。 波長が長くなると偏光子のエスケープウィンドウ側のFOVが狭くなります(FOV 1)。 反対側では、波長が長くなるにつれてFOVは大きくなります(FOV 2)。

視野角方向


Alpha-BBO FOV

透過率
当社の偏光プリズムには、高品質の人工α-BBOのみを使用しています。 α-BBO偏光子の透過率曲線は、「概要」タブをご参照ください。 グラフの曲線は、それぞれGLB5、GLB5-UV、GLB5-405の透過率を示しています。 α-BBO結晶の製造工程でのバラツキが、透過率曲線や損傷閾値の値に影響を与えています。

Damage Threshold Specifications
Item #Damage Threshold
GLB5-
GLB10-
5 J/cm2 (10 Hz, Ø0.347 mm Spot Size, 10 ns Pulses @ 355 nm)

当社のα-BBOグランレーザ偏光子の損傷閾値データ

右の仕様は当社のα-BBOグランレーザ偏光子に使用されているコーティングの測定値です。

ビーム径に対して偏光子の開口が十分な大きさであること、および偏光子が適切にアライメントされていることを必ずご確認ください。各偏光子は2つの分離したプリズムで構成されており、開口範囲内ではエアスペース構造ですが、開口範囲外でプリズムを接着しています。この接着部分に高出力レーザが照射されると、致命的な損傷や破壊を招く恐れがあります。

 

レーザによる損傷閾値について

このチュートリアルでは、レーザ損傷閾値がどのように測定され、使用する用途に適切な光学素子の決定にその値をどのようにご利用いただけるかを総括しています。お客様のアプリケーションにおいて、光学素子を選択する際、光学素子のレーザによる損傷閾値(Laser Induced Damage Threshold :LIDT)を知ることが重要です。光学素子のLIDTはお客様が使用するレーザの種類に大きく依存します。連続(CW)レーザは、通常、吸収(コーティングまたは基板における)によって発生する熱によって損傷を引き起こします。一方、パルスレーザは熱的損傷が起こる前に、光学素子の格子構造から電子が引き剥がされることによって損傷を受けます。ここで示すガイドラインは、室温で新品の光学素子を前提としています(つまり、スクラッチ&ディグ仕様内、表面の汚染がないなど)。光学素子の表面に塵などの粒子が付くと、低い閾値で損傷を受ける可能性があります。そのため、光学素子の表面をきれいで埃のない状態に保つことをお勧めします。光学素子のクリーニングについては「光学素子クリーニングチュートリアル」をご参照ください。

テスト方法

当社のLIDTテストは、ISO/DIS 11254およびISO 21254に準拠しています。

初めに、低パワー/エネルギのビームを光学素子に入射します。その光学素子の10ヶ所に1回ずつ、設定した時間(CW)またはパルス数(決められたprf)、レーザを照射します。レーザを照射した後、倍率約100倍の顕微鏡を用いた検査で確認し、すべての確認できる損傷を調べます。特定のパワー/エネルギで損傷のあった場所の数を記録します。次に、そのパワー/エネルギを増やすか減らすかして、光学素子にさらに10ヶ所レーザを照射します。このプロセスを損傷が観測されるまで繰返します。損傷閾値は、光学素子が損傷に耐える、損傷が起こらない最大のパワー/エネルギになります。1つのミラーBB1-E02の試験結果は以下のようなヒストグラムになります。

LIDT metallic mirror
上の写真はアルミニウムをコーティングしたミラーでLIDTテストを終えたものです。このテストは、損傷を受ける前のレーザのエネルギは0.43 J/cm2 (1064 nm、10 ns pulse、 10 Hz、Ø1.000 mm)でした。
LIDT BB1-E02
Example Test Data
Fluence# of Tested LocationsLocations with DamageLocations Without Damage
1.50 J/cm210010
1.75 J/cm210010
2.00 J/cm210010
2.25 J/cm21019
3.00 J/cm21019
5.00 J/cm21091

試験結果によれば、ミラーの損傷閾値は 2.00 J/cm2 (532 nm、10 ns pulse、10 Hz、 Ø0.803 mm)でした。尚、汚れや汚染によって光学素子の損傷閾値は大幅に低減されるため、こちらの試験はクリーンな光学素子で行っています。また、特定のロットのコーティングに対してのみ試験を行った結果ではありますが、当社の損傷閾値の仕様は様々な因子を考慮して、実測した値よりも低めに設定されており、全てのコーティングロットに対して適用されています。

CWレーザと長パルスレーザ

光学素子がCWレーザによって損傷を受けるのは、通常バルク材料がレーザのエネルギを吸収することによって引き起こされる溶解、あるいはAR(反射防止)コーティングのダメージによるものです[1]。1 µsを超える長いパルスレーザについてLIDTを論じる時は、CWレーザと同様に扱うことができます。

パルス長が1 nsと1 µs の間のときは、損傷は吸収、もしくは絶縁破壊のどちらかで発生していると考えることができます(CWとパルスのLIDT両方を調べなければなりません)。吸収は光学素子の固有特性によるものか、表面の不均一性によるものかのどちらかによって起こります。従って、LIDTは製造元の仕様以上の表面の質を有する光学素子にのみ有効です。多くの光学素子は、ハイパワーCWレーザで扱うことができる一方、アクロマティック複レンズのような接合レンズやNDフィルタのような高吸収光学素子は低いCWレーザ損傷閾値になる傾向にあります。このような低い損傷閾値は接着剤や金属コーティングにおける吸収や散乱によるものです。

Linear Power Density Scaling

線形パワー密度におけるLIDTに対するパルス長とスポットサイズ。長パルス~CWでは線形パワー密度はスポットサイズにかかわらず一定です。 このグラフの出典は[1]です。

Intensity Distribution

繰返し周波数(prf)の高いパルスレーザは、光学素子に熱的損傷も引き起こします。この場合は吸収や熱拡散率のような因子が深く関係しており、残念ながらprfの高いレーザが熱的影響によって光学素子に損傷を引き起こす場合の信頼性のあるLIDTを求める方法は確立されておりません。prfの大きいビームでは、平均出力およびピークパワーの両方を等しいCW出力と比較する必要があります。また、非常に透過率の高い材料では、prfが上昇してもLIDTの減少は皆無かそれに近くなります。

ある光学素子の固有のCWレーザの損傷閾値を使う場合には、以下のことを知る必要があります。

  1. レーザの波長
  2. ビーム径(1/e2)
  3. ビームのおおよその強度プロファイル(ガウシアン型など)
  4. レーザのパワー密度(トータルパワーをビームの強度が1/e2の範囲の面積で割ったもの)

ビームのパワー密度はW/cmの単位で計算します。この条件下では、出力密度はスポットサイズとは無関係になります。つまり、スポットサイズの変化に合わせてLIDTを計算し直す必要がありません(右グラフ参照)。平均線形パワー密度は、下の計算式で算出できます。

ここでは、ビーム強度プロファイルは一定であると仮定しています。次に、ビームがホットスポット、または他の不均一な強度プロファイルの場合を考慮して、おおよその最大パワー密度を計算する必要があります。ご参考までに、ガウシアンビームのときはビームの強度が1/e2の2倍のパワー密度を有します(右下図参照)。

次に、光学素子のLIDTの仕様の最大パワー密度を比較しましょう。損傷閾値の測定波長が光学素子に使用する波長と異なっている場合には、その損傷閾値は適宜補正が必要です。おおよその目安として参考にできるのは、損傷閾値は波長に対して比例関係であるということです。短い波長で使う場合、損傷閾値は低下します(つまり、1310 nmで10 W/cmのLIDTならば、655 nmでは5 W/cmと見積もります)。

CW Wavelength Scaling

この目安は一般的な傾向ですが、LIDTと波長の関係を定量的に示すものではありません。例えば、CW用途では、損傷はコーティングや基板の吸収によってより大きく変化し、必ずしも一般的な傾向通りとはなりません。上記の傾向はLIDT値の目安として参考にしていただけますが、LIDTの仕様波長と異なる場合には当社までお問い合わせください。パワー密度が光学素子の補正済みLIDTよりも小さい場合、この光学素子は目的の用途にご使用いただけます。

当社のウェブ上の損傷閾値の仕様と我々が行った実際の実験の値の間にはある程度の差があります。これはロット間の違いによって発生する誤差を許容するためです。ご要求に応じて、当社は個別の情報やテスト結果の証明書を発行することもできます。損傷解析は、類似した光学素子を用いて行います(お客様の光学素子には損傷は与えません)。試験の費用や所要時間などの詳細は、当社までお問い合わせください。

パルスレーザ

先に述べたように、通常、パルスレーザはCWレーザとは異なるタイプの損傷を光学素子に引き起こします。パルスレーザは損傷を与えるほど光学素子を加熱しませんが、光学素子から電子をひきはがします。残念ながら、お客様のレーザに対して光学素子のLIDTの仕様を照らし合わせることは非常に困難です。パルスレーザのパルス幅に起因する光学素子の損傷には、複数の形態があります。以下の表中のハイライトされた列は当社の仕様のLIDT値が当てはまるパルス幅に対する概要です。

パルス幅が10-9 sより短いパルスについては、当社の仕様のLIDT値と比較することは困難です。この超短パルスでは、多光子アバランシェ電離などのさまざまなメカニクスが損傷機構の主流になります[2]。対照的に、パルス幅が10-7 sと10-4 sの間のパルスは絶縁破壊、または熱的影響により光学素子の損傷を引き起こすと考えられます。これは、光学素子がお客様の用途に適しているかどうかを決定するために、レーザービームに対してCWとパルス両方による損傷閾値を参照しなくてはならないということです。

Pulse Durationt < 10-9 s10-9 < t < 10-7 s10-7 < t < 10-4 st > 10-4 s
Damage MechanismAvalanche IonizationDielectric BreakdownDielectric Breakdown or ThermalThermal
Relevant Damage SpecificationN/APulsedPulsed and CWCW

お客様のパルスレーザに対してLIDTを比較する際は、以下のことを確認いただくことが重要です。

Energy Density Scaling

エネルギ密度におけるLIDTに対するパルス長&スポットサイズ。短パルスでは、エネルギ密度はスポットサイズにかかわらず一定です。このグラフの出典は[1]です。

  1. レーザの波長
  2. ビームのエネルギ密度(トータルエネルギをビームの強度が1/e2の範囲の面積で割ったもの)
  3. レーザのパルス幅
  4. パルスの繰返周波数(prf)
  5. 実際に使用するビーム径(1/e2 )
  6. ビームのおおよその強度プロファイル(ガウシアン型など)

ビームのエネルギ密度はJ/cm2の単位で計算します。右のグラフは、短パルス光源には、エネルギ密度が適した測定量であることを示しています。この条件下では、エネルギ密度はスポットサイズとは無関係になります。つまり、スポットサイズの変化に合わせてLIDTを計算し直す必要がありません。ここでは、ビーム強度プロファイルは一定であると仮定しています。ここで、ビームがホットスポット、または他の不均一な強度プロファイルの場合を考慮して、おおよその最大パワー密度を計算する必要があります。ご参考までに、ガウシアンビームのときは一般にビームの強度が1/e2のときの2倍のパワー密度を有します。

次に、光学素子のLIDTの仕様と最大エネルギ密度を比較しましょう。損傷閾値の測定波長が光学素子に使用する波長と異なっている場合には、その損傷閾値は適宜補正が必要です[3]。経験則から、損傷閾値は波長に対して以下のような平方根の関係であるということです。短い波長で使う場合、損傷閾値は低下します(例えば、1064 nmで 1 J/cm2のLIDTならば、532 nmでは0.7 J/cm2と計算されます)。

Pulse Wavelength Scaling

 

波長を補正したエネルギ密度を得ました。これを以下のステップで使用します。

ビーム径は損傷閾値を比較する時にも重要です。LIDTがJ/cm2の単位で表される場合、スポットサイズとは無関係になりますが、ビームサイズが大きい場合、LIDTの不一致を引き起こす原因でもある不具合が、より明らかになる傾向があります[4]。ここで示されているデータでは、LIDTの測定には<1 mmのビーム径が用いられています。ビーム径が5 mmよりも大きい場合、前述のようにビームのサイズが大きいほど不具合の影響が大きくなるため、LIDT (J/cm2)はビーム径とは無関係にはなりません。

次に、パルス幅について補正します。パルス幅が長くなるほど、より大きなエネルギに光学素子は耐えることができます。パルス幅が1~100 nsの場合の近似式は以下のようになります。

Pulse Length Scaling

お客様のレーザのパルス幅をもとに、光学素子の補正されたLIDTを計算するのにこの計算式を使います。お客様の最大エネルギ密度が、この補正したエネルギ密度よりも小さい場合、その光学素子はお客様の用途でご使用いただけます。ご注意いただきたい点は、10-9 s と10-7 sの間のパルスにのみこの計算が使えることです。パルス幅が10-7 sと10-4 sの間の場合には、CWのLIDTも調べなければなりません。

当社のウェブ上の損傷閾値の仕様と我々が行った実際の実験の値の間にはある程度の差があります。これはロット間の違いによって発生する誤差を許容するためです。ご要求に応じて、当社では個別のテスト情報やテスト結果の証明書を発行することも可能です。詳細は、当社までお問い合わせください。


[1] R. M. Wood, Optics and Laser Tech. 29, 517 (1997).
[2] Roger M. Wood, Laser-Induced Damage of Optical Materials (Institute of Physics Publishing, Philadelphia, PA, 2003).
[3] C. W. Carr et al., Phys. Rev. Lett. 91, 127402 (2003).
[4] N. Bloembergen, Appl. Opt. 12, 661 (1973).


Posted Comments:
user  (posted 2019-06-20 18:01:24.933)
I would like to know transmission and extinction ratio of GLB10 up to 550 nm. Thank you.
YLohia  (posted 2019-06-21 12:31:37.0)
Hello, I have reached out to you with an extended transmission plot. Please note that in the 450nm - 550nm (and beyond), both polarizations will start leaking through and this part will no longer perform as a polarizer.
Jean Besbas  (posted 2019-05-08 14:06:04.23)
I bought a GLB5-405 last year and just discover that the outputs are different for the angle 0 deg and 180 deg. I use a 80MHz femtosecond laser @390-400nm and average power of about 1 mW. Could you tell me what the problem is.
YLohia  (posted 2019-05-20 10:29:10.0)
Hello, thank you for contacting Thorlabs. When you say 0 deg or 180 deg -- is that in regards to the entrance face of the crystal switching? Is your input beam polarized? In what way is the output different? How are you ensuring exactly 0 degrees angle of incidence on the front face of it? These type of polarizers are quite sensitive to the angle of the incident beam, so even a slight difference can affect this. These polarizers have different field of views (FOV) based on the orientation of the crystal. In some cases, depending on the mounting of the polarizer with respect to the incoming beam, rotating the polarizer by 180 degrees can kick the incoming beam out of the FOV. I have reached out to you directly to troubleshoot further.
mojtaba.moshkani  (posted 2017-03-10 00:30:52.223)
I am using a recently purchased GLB10 to polarize a 266nm beam. When adding the polarizer to the system, I can observe parallel lines added into my beam (other than interference patterns that are sometimes present). I wonder if this is normal or my polarizer is faulty?
tfrisch  (posted 2017-03-13 07:23:31.0)
Hello, thank you for contacting Thorlabs. I will reach out to you directly about your application. It would be good to see the parallel lines, and I have a few questions about your UV detector.
stepanenko  (posted 2017-03-08 04:02:09.0)
S polarized broadband femtosecond pulses will gain an angular chirp after being transmitted through the side window of the GLB polarizers. The tilted output window acts like a prism.It might be useful for the ultrafast science to have both output walls of the polarizer perpendicular to the beam. Something like shown in here:http://www.foctek.net/upfiles/image/13733467490.jpg
tfrisch  (posted 2017-03-13 07:01:53.0)
Hello, thank you for your feedback. I have posted this in our internal engineering forum, however, the reflected beam will have an extinction ratio much worse than the transmitted beam. I will reach out to you directly to discuss your application.
sinerkim  (posted 2016-06-17 16:45:20.063)
I would like to know the damage threshold at 266 nm.
besembeson  (posted 2016-06-21 04:14:52.0)
Response from Bweh at Thorlabs USA: At 266nm, with the same beam conditions we used at 355nm (10 ns pulse, 10 Hz, 0.347 mm Spot Size), the adjusted laser induced damage threshold will be under 4.3J/cm^2. The details on this estimate can be found at the following link, under the "Damage Threshold" tab: http://www.thorlabs.hk/newgrouppage9.cfm?objectgroup_id=9025
s.obyrne  (posted 2015-10-13 03:11:45.39)
Looking at the GLB10 and GLB10-UV, it seems that although the reflectivity of the GLB10-UV optic is much lower, the transmission is actually poorer at lower wavelengths than the GLB10. If the interior material is the same in both cases, I'd expect transmission to be better too. Is there some interference in the GLV10-UV that makes the transmission worse?
besembeson  (posted 2015-10-16 11:08:11.0)
Response from Bweh at Thorlabs USA: We are reviewing this and I will followup with you please.
hsynvnvural  (posted 2015-07-08 13:16:27.733)
Can you manufacture Glan Laser prisms with larger aperture? (i.e. >20 mm?)
besembeson  (posted 2015-09-23 09:58:11.0)
Response from Bweh at Thorlabs USA: I will be contacting you regarding providing this as a special.
van.rudd  (posted 2014-12-09 12:51:59.21)
I bought the GLB10 to act as a variable beamsplitter based on the specifications on your "overview" page. Once I received them I found out the "100,000:1" extinction only applies for the straight through port and the side port has awful polarization purity. Please make this clear on the "overview" page and don't bury that information as a footnote on one of the specification graphs. I expect better than this from Thorlabs. Thanks.
myanakas  (posted 2014-12-09 03:46:00.0)
Response from Mike at Thorlabs: Thank you for you feedback. I apologize for any confusion that the presentation caused. Based on your feedback we have updated the presentation to make the extinction ratio spec more clear.
rudolph  (posted 2013-05-31 05:41:53.29)
Können Sie 3 Stück a-BBO Glan-Laser Polarisatoren mit freier Apertur 5mm ohne Beschichtung anbieten?
jlow  (posted 2013-05-31 10:36:00.0)
The coating serves as protection to the alpha-BBO. We will contact you to discuss this further along with other possible solutions.

偏光子セレクションガイド

当社では、ワイヤーグリッド、フィ ルム、方解石、α-BBO、ルチル、ならびにビームスプリッタを含むさまざまな偏光子をご用意しております。 ワイヤーグリッド偏光子のラインナップは、可視域から遠赤外域にも達する波長範囲に対応します。 ナノ粒子直線フィルム偏光子は最高で100 000:1の消光比を有しています。 また、その他のフィルム偏光子は、可視域から近赤外域までの光の偏光に使用できる製品としてお手軽な価格でご提供しております。 次に当社のビームスプリッタ偏光子は反射ビームの利用や、より完全に偏光された透過ビームの使用を可能にします。 最後に、α-BBO(UV域)、方解石(可視~近赤外域)、ルチル(近赤外~中赤外域)ならびに、オルトバナジン酸イットリウム(YVO4)(近赤外域~中赤外域)偏光子は、それぞれの波長範囲で100 000:1の高い 消光比を有する製品となっております。

偏光子の種類、波長範囲、消光比、透過率、ならびにサイズについては、下の表のMore [+]をクリックしてご覧ください。

Wire Grid Polarizers
Film Polarizers
Beamsplitting Polarizers
alpha-BBO Polarizers
Calcite Polarizers
Quartz Polarizers
Magnesium Fluoride Polarizers
Yttrium Orthovanadate (YVO4) Polarizers
Rutile Polarizers
  • 透過率特性をご覧になるにはグラフのアイコンをクリックしてください。 各特性データは、ある1つの基板またはコーティングの透過率をサンプルとして示しており、その特性は保証されているものではありません。
  • 偏光軸の印付きのマウント、ネジ切り無しリング、またはシリンダに取付け済み。
  • マウント無し、または偏光軸印付きのSM05ネジ付きマウントに取付け済みのタイプをご用意。
  • マウント無し、または偏光軸印付きのSM01ネジ付きマウントに取付け済みのタイプをご用意。
  • マウント無し、またはケージシステム対応キューブに取り付け済みのタイプをご用意。
  • 方解石は天然の物質で、350 nmあたりの典型的な透過率は約75%となります(Transmission欄をご覧ください)。
  • マウント無し、またはØ12.7 mmの筐体(ネジ切りなし)に取付け済みのタイプをご用意。
  • 方解石の透過率特性は、直線偏光が偏光子筐体に記されている偏光軸とアライメントしている場合に有効です。
  • Vコーティング(1064 nm)付きの製品は、型番末尾が「-C26」となっています。
  • マウント無し、または偏光軸印付きのマウントやネジ切り無しシリンダに取付け済みのタイプをご用意。

α-BBOグランレーザ偏光子、SLARコーティング

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
GLB5 Support Documentation
GLB5α-BBOグランレーザ偏光子、開口5.0 mm、SLAR MgF2コーティング (210~450 nm)
¥93,692
3-5 Days
GLB10 Support Documentation
GLB10α-BBOグランレーザ偏光子、開口10.0 mm、SLAR MgF2コーティング (210~450 nm)
¥109,808
Today

α-BBOグランレーザ偏光子、UVコーティング

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
GLB5-UV Support Documentation
GLB5-UVα-BBOグランレーザ偏光子、開口5.0 mm、UVコーティング (220~370 nm)
¥101,067
3-5 Days
GLB10-UV Support Documentation
GLB10-UVα-BBOグランレーザ偏光子、開口10.0 mm、UVコーティング (220~370 nm)
¥117,047
Today

α-BBOグランレーザ偏光子、Vコーティング:405 nm

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
GLB5-405 Support Documentation
GLB5-405α-BBOグランレーザ偏光子、開口5.0 mm、Vコーティング (405 nm)
¥101,067
3-5 Days
GLB10-405 Support Documentation
GLB10-405α-BBOグランレーザ偏光子、開口10.0 mm、Vコーティング (405 nm)
¥117,047
3-5 Days
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